JP2884417B2 - フライ食品及びその製造法 - Google Patents
フライ食品及びその製造法Info
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- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Description
リング、ブレッタリング処理した後、油したフライ食
品及びその製造法に関する。
知られている(特開平1−265845号)。また可食外皮で
具材を包み油した食品も知られている(特公昭62−10
140号)。更にチーズをマッシュポテトを主材とする中
間層で包み、その表層部にパン粉をまぶして揚げたコロ
ッケ風ビザも知られている(実開昭61−139190号)。
グ、ブレッタリングれていない為に、ソフト感がなく、
クリスピー感に欠け、かつ生地破裂のおそれがあり、生
地剥れを生じ易いなどの問題点がある。
酵生地を用いないので、ソフト感に欠け、クリスピー感
に欠ける問題点があった。また、コロッケ風ピザはソフ
ト感及びクリスピー感に欠ける問題点があった。
み、これにバッタリング、ブレッタリング処理した後、
油するので、前記従来の問題点を悉く改善し、ソフト
感のある、しかもクリスピーなフライ食品を得たのであ
る。
生地に、バッタリング、ブレッタリング処理し、これを
油したことを特徴とするフライ食品である。また他の
発明は、具材を包み込んだピザソース入り発酵生地に、
バッタリング、ブレッタリング処理し、これを油した
ことを特徴とするフライ食品である。
ピザソース、カレーペースト、チーズ、ベーコン、サラ
ミ、ピーマン、ジャガイモ、畜肉又は魚肉の単独又は複
合物としたものである。
ソース入り発酵生地により、具材を包み込み、その外側
にバッタリングすると共に、吸油性の少ない粉でブレッ
タリング処理した後、油することを特徴としたもので
ある。また、バッタリングに用いるバッターの粘度を20
℃において2〜10ポイズとしたものである。
あり、好ましくは4〜6ポイズである。前記における粘
度が2ポイズ以下になると、パン粉がつきにくく、粘度
が10ポイズ以上になると、バッターがつきすぎて火通し
が悪くなることが認められた。
るので、ソフトな食感を保つと共に、生地合せ縁の剥れ
及び生地破裂を生じない特質がある。
用した方が油吸いが少くて好ましいが、これに限定され
るものではない。
処理するので、ソフトな、クリスピーな食感となる。ま
た、バッタリングによりバッターが生地に浸み込むこと
により、フライ時に生地破裂又は生地の剥れがなくな
る。また、具材にピザの具材を用いることによりフライ
ドピザとなる。
を得る。ついで28℃(25℃〜30℃)の温度下で30分(20
分〜90分)一次発酵させる。次に前記生地100(重量)
に対し、折り込み油脂5〜30を用いて3つ折りを数回繰
り返し、層状の生地とする。前記生地を厚さ3.0mm、
縦、横35mm×70mmに成形し、これにベーコン、ピーマン
の等量具材2を包み込み、周縁を加圧接着する。前記具
材入り生地を粘度6ポイズのバッター中に入れてバッタ
リング処理し(バッター層3を設ける)、ついでクラッ
カー粉を振りかけて均一付着させ、クラッカー層4とす
る。前記バッタリング、ブレッダリングを終了した物を
170℃の油で4分間油すれば、この発明のフライ食品
ができる。
生地で同様の処理によりフライ食品を製造した所、表−
1の結果を得た。
結果を得た。
得た。ついで30℃で30分間発酵させた後、これにチー
ズ、ベーコン、サラミ、ピーマン細片を包み込む。つい
でバッタ液を通過させた後、クラッカー粉を振りかけ、
175℃の食用油で4分間揚げるとこの発明のフライ食品
ができ上る。これを−40℃で急速冷凍して保存する。
用いる。またクラッカー粉は、ソーダクラッカータイプ
を使用し、クリスピーにすることに留意した方がよい。
少なくともウェットにならないことが必要である。
辺を5cm〜7cmとした正方形又は他辺を3.5cmとした矩形
とする。ついで、前記生地により具材を柏餅状に包み込
み、合せ目を加圧して接着する。この場合に、バッタリ
ングしてある為に合せ目の接着が強固になり、油に際
し、合せ目が剥れたり、生地破裂を生じるおそれはな
い。
ついで取り出す。ブレッタリングはクラッカー粉などを
振りかける。フライについては通常のフライと同様に16
0℃〜190℃で2〜5分揚げるのであるが、油温、形状等
によって揚げ時間は異る。
品と同様に保存する。
レンジ、オーブン又は油により解凍加温する。
を得る。ついで28℃で30分間発酵させる。次に発酵した
生地を厚さ3mmに圧延し、縦×横50mm×80mmに成形す
る。
10mm×10mm×60mm)を包み込み、周縁を加圧接着する。
以下、実施例1と同様にバッタリングとブレッタリング
を終了した。これを38℃で15分間発酵させた後、180℃
のフライ油で4分間フライすれば、この発明のフライ食
品ができる。このフライ食品は冷凍保存して、冷凍食品
として販売し、又はそのまま販売するが食用に供する際
には電子レンジ、油、オーブン又はトースターなどで
2〜3分加熱する。
酵生地又はピザソース入り発酵生地に具材を包み込み、
バッタリング、ブレッタリングしてから油するので、
ソフトでクリスピー性を有し、きわめて良好な食感のあ
る食品を得ると共に、特にピザソースに多く含まれてい
る植物繊維によりサクサクとした食感を向上し得る効果
がある。またこの発明の方法によれブレッタリングに際
し、吸油性の少ない粉(例えばクラッカー粉)を使用す
ることにより、前記食感を一層向上させることができる
効果がある。また、具材と生地との組合せにより新規な
食品ができると共に、保存性はもとより、即席性にも優
れ、従来この種食品にみられる即席性故の味覚の低下は
みられないなどの諸特質がある。
Claims (5)
- 【請求項1】具材を包み込み3層以上とした発酵生地
に、バッタリング、ブレッタリング処理し、これを油
したことを特徴とするフライ食品。 - 【請求項2】具材を包み込んだピザソース入り発酵生地
に、バッタリング、ブレッタリング処理し、これを油
したことを特徴とするフライ食品。 - 【請求項3】具材は、ジャム、クリーム、チョコレー
ト、ピザソース、カレーペースト、チーズ、ベーコン、
サラミ、ピーマン、ジャガイモ、畜肉又は魚肉の単独又
は複合物とした請求項1又は2記載のフライ食品。 - 【請求項4】3層以上とした発酵生地又はピザソース入
り発酵生地により、具材を包み込み、その外側にバッタ
リングすると共に、吸油性の少ない粉でブレッタリング
処理した後、油することを特徴としたフライ食品の製
造法。 - 【請求項5】バッタリングに用いるバッターの粘度を20
℃において2〜10ポイズとした請求項4記載のフライ食
品の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1296676A JP2884417B2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | フライ食品及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1296676A JP2884417B2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | フライ食品及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03160961A JPH03160961A (ja) | 1991-07-10 |
JP2884417B2 true JP2884417B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=17836633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1296676A Expired - Lifetime JP2884417B2 (ja) | 1989-11-15 | 1989-11-15 | フライ食品及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2884417B2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-15 JP JP1296676A patent/JP2884417B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03160961A (ja) | 1991-07-10 |
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