JP2881689B2 - 破つり作業用打撃工具 - Google Patents

破つり作業用打撃工具

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JP2881689B2
JP2881689B2 JP3179497A JP3179497A JP2881689B2 JP 2881689 B2 JP2881689 B2 JP 2881689B2 JP 3179497 A JP3179497 A JP 3179497A JP 3179497 A JP3179497 A JP 3179497A JP 2881689 B2 JP2881689 B2 JP 2881689B2
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潔 清水
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用動力打撃工
具に関するものであり、さらに詳しくは携帯用動力衝撃
掘削装置等に取り付けられる破つり作業用打撃工具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯用の打撃工具としては打撃工具、回
転工具、打撃穿孔工具等があり、これらは携帯用動力衝
撃穿孔/掘削装置に取り付けられて使用されている。そ
して特に、回転工具にあっては相手方(装置側)からの
トルクを伝達するために工具ホルダーに形成されたトル
ク伝達用凸条に係合するための係合溝を工具の長手方向
に形成してある。
【0003】例えば、図5に示した特公平3−4300
3号は穿孔ハンマーの駆動部材に配置される工具ホルダ
ー5に関するものであるが、該工具ホルダー5の連結ス
リーブ6にトルク伝達凸条36が形成されている。一
方、工具側では工具軸部13の長手方向に溝35が形成
されており前記トルク伝達凸条36が該溝35に嵌合し
ているので、前記2部材は回転方向に一体となってい
る。
【0004】また、図6〜図9に示した特開平2−50
3533号はトルク伝達のための手持工作機械における
装置に関するものであるが、そこに開示された図9の
(A)と(B)において最も明瞭に示されているよう
に、工具シャフト28には軸方向に溝29、30、31
が形成されており、これに対する相手方の工具受容部3
2のトルク伝達凸条34、35、36が前記溝29、3
0、31に嵌合して前記特公平3−43003と同様に
回転方向に一体となっている。
【0005】そして、図5に示す従来例ではトルクを伝
達する作用をす溝35とトルク伝達凸条36の嵌合が二
箇所において行われているのに対して、図6の従来例に
おいては3箇所(14、15、16)、図7の従来例に
おいては4箇所(18、19、20、21)、図8の従
来例においては5箇所(23、24、25、26、2
7)というように嵌合箇所を多く設けてトルクの伝達を
確実なものにしている。
【0006】
【発明が解決使用とする課題】しかるに、このような構
成は工具が回転加工を目的としている場合には有効であ
るが、破つり作業、溝切り、角だし、地固め、穴堀り等
のように加工物に対して軸方向に衝撃を与えることのみ
を目的とする打撃工具においては必須のものではない。
むしろ、工具をホルダーに装着する際に嵌合方向を正確
に位置合わせするのに作業員に過大な注意力を要求す
る。また、そればかりでなく工具ホルダーのトルク伝達
凸条の数に対応した工具、すなわち、工具ホルダーの種
類に対応した工具が必要であるために、従来の工具は汎
用性が乏しくこの点でも問題がある。
【0007】本発明は、以上のような問題を解決するた
めに工具を工具ホルダーに容易に装着でき、しかも多種
類の工具ホルダーに対しても使用することのできる汎用
性の高い破つり作業用打撃工具を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題の解決するための手段】徐上の目的を達成するた
めに、本発明にかかる破つり作業用打撃工具は、その手
段として対角線上で対向し軸方向の両側で閉じられ横断
面が略々半円形状の一対の切欠きを長手方向に形成して
球形錠止体を係合させ、該一対の切欠きの両側で軸方向
に延長し工具の基部に開放端を有する一対の溝を形成
し、該一対の溝は前記切欠きを中心にして対称的に形成
されるとともに相手方となる前記工具ホルダーの錠止体
保持手段の両側に形成されたトルク伝達凸条の全てを収
容する寸法を有していることを要旨としている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例を示す
破つり作業用打撃工具Tの斜視図である。該破つり作業
用打撃工具Tは、ブルポイントと呼ばれる先端が角錐状
に形成したものでその基部には対角線上で対向し軸方向
の両側で閉じられ横断面が略々半円形状の一対の切欠き
1が後述する球形錠止体2を係合させるために形成され
ている。
【0010】そして図1と図2に示すように前記一対の
切欠き1の両側で軸方向に延長する開放端を有する一対
の溝3が前記切欠き1を中心にして対称的に形成されて
いる。
【0011】図3は、前記ブルポイントTを相手方(装
置側)の工具ホルダーHに装着した状態を示す横断面図
である。工具ホルダーHは、全体が筒状でブルポイント
Tの前記半円形状の一対の切欠き1に各々球形錠止体2
が係合し工具ホルダーHにより保持されている。この結
果、前記球形錠止体2はブルポイントTと工具ホルダー
Hとの間で軸方向に摺動自在に嵌合されているが、前記
切欠き1は軸方向の両側で閉じられているのでブルポイ
ントTは工具ホルダHから離脱することはない。
【0012】そして、前記工具ホルダーHの内周面は前
記一対の切欠き1の一方の側で2本、他方の側で1本の
トルク伝達凸条4が形成されている。一方でブルポイン
トTの一対の溝3は前記工具ホルダーHのトルク伝達凸
条4に対向している。
【0013】一対の溝3は互いに同形状同寸法であり、
数の多い方のトルク伝達凸条4、すなわち、3本のトル
ク伝達凸条4を収納してもあまりある寸法を有してい
る。従って、ブルポイントTが180度反転して工具ホ
ルダーHに装着されても前記3本のトルク伝達凸条4
は、対向する同形状同寸法の溝3に収納されブルポイン
トTと工具ホルダーHに形成されたトルク伝達用凸状4
との相互の干渉が回避される。なおRは、装置の工具受
容部である。
【0014】図4は、本発明の破つり作業用打撃工具の
相手方の工具ホルダーH´が異なる形状である場合の嵌
合状態を示す横断面図である。図示した通り、一対の切
欠き1´の一方の側では3本のトルク伝達凸状がブルポ
イントTの溝3に臨んでおり、他方の側では2本のトル
ク伝達凸状4´が臨んでいる。
【0015】このように一般に使用されている工具ホル
ダーとして考え得る最大本数のトルク伝達凸状を収容す
るように工具Tの溝3が一対形成されているので、工具
ホルダーのトルク伝達凸状の数が異なっていても工具と
干渉することはない。
【0016】いずれにしても溝3の形状は問わず、要は
該溝3の寸法が一般に使用されている携帯用動力衝撃掘
削装置の工具ホルダーの全てのトルク伝達凸条4が前記
溝3に対向した場合に収納するのに足るものであればよ
い。
【0017】また、本発明の打撃工具の実施例としてブ
ルポイントをもって説明したが、これに限られるわけで
はなく、例えば溝切りや角出しようのコールドチズル、
溝切り用アスファルトカッター、地固め用のランマーシ
ャンク、あるいはスコップであってもよい。
【発明の効果】
【0018】以上、詳述したように本発明の汎用型打撃
工具が装着される携帯用動力衝撃掘削装置において、そ
の工具には工具ホルダーの全てのトルク伝達凸条を収納
するに足る寸法の溝が対称的に一対形成されているので
工具を装置側の工具ホルダに装着する際に180度反転
させても嵌合させることが可能で工具ホルダーへの工具
の装着が簡単に行えるという効果がある。
【0019】また、実際に使用されている工具ホルダー
の寸方形状は数種類あるが一定しており、前述したよう
に工具の前記溝が対向する工具ホルダー全てのトルク伝
達凸状を収納するだけの寸法であればよいので多種類の
工具ホルダーに使用でき汎用性の高い工具を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の破つり用打撃工具の一例であるブ
ルポイントの斜視図である。
【図2】 図1の横断面図である。
【図3】 図1の打撃工具を装置側の工具ホルダーに
装着した状態の横面図である。
【図4】 図1の打撃工具を図3と異なる工具ホルダ
ーに装着した状態の横断面図である。
【図5】 (A)は従来の工具と工具ホルダーの嵌合
状態を示す横断面図である。
【図6】 (A)は従来の工具の一例を示す側断面
図、(B)は該工具の横断面図である。
【図7】 (A)は従来の工具の他の一例を示す横断
面図、(B)は該工具の横断面図である。
【図8】 (A) は従来の工具のさらに他の一例を示
す側面図、(B)は該工具の横断面図である。
【図9】 (A)は従来の工具と相手方工具ホルダー
の嵌合状態を示す横断面図、(B)はその長手方向断面
図である。
【符号の説明】
T 打撃工具 H 工具ホルダー 1 切欠き 2 球形状錠止体 3 溝 4 トルク伝達凸条

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯用動力衝撃掘削装置の工具ホ
    ルダーに嵌合させて取り付ける打撃工具において、対角
    線上で対向し軸方向の両側で閉じられ横断面が略々半円
    形状の一対の切欠きを長手方向に形成して球形錠止体を
    係合させ、該一対の切欠きの両側で軸方向に延長し工具
    の基部に開放端を有する一対の溝を形成し、該一対の溝
    は前記切欠きを中心にして対称的に形成されるとともに
    相手方となる前記工具ホルダーの錠止体保持手段の両側
    に形成されたトルク伝達凸条の全てを収容する寸法を有
    することを特徴とする破つり作業用打撃工具。
JP3179497A 1997-02-17 1997-02-17 破つり作業用打撃工具 Expired - Lifetime JP2881689B2 (ja)

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JP3179497A JP2881689B2 (ja) 1997-02-17 1997-02-17 破つり作業用打撃工具

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JPH10225878A JPH10225878A (ja) 1998-08-25
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JPH10225878A (ja) 1998-08-25

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Effective date: 19981208