JP2876631B2 - 水洗便器用薬剤注入装置 - Google Patents

水洗便器用薬剤注入装置

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英二 竹村
暢章 宮腰
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水洗式便器の水洗水フラッシュ配管から分
枝して設置される水洗式便器用薬剤注入装置に係り、更
に詳しくは洗浄剤、尿石防止剤等の薬剤を水洗水中に定
量供給できる薬剤容器を上記装置内に設けた水洗式便器
用薬剤注入装置に関する。
〔従来の技術〕
水洗式便器の水洗水フラッシュ配管から分枝して設置
する水洗式便器用薬剤注入装置として、フロート弁によ
り水の流出入を制御し、液状薬剤を水に溶解して便器に
注入する装置が、英国特許1,069,213号明細書に開示さ
れており、カルミックの商品名で市販されている。
内部に設置された薬剤容器は、下端の開口部にスポン
ジ状の栓を装着し、このスポンジ状の栓を通して薬剤を
徐々に浸出させるようにしたものであった(第2図参
照)。
しかしながら、容器内の薬剤は、水と置換して希釈さ
れてゆくため、便器への薬剤の実質的な注入量は次第に
減少し、便器の防汚及び殺菌効果が低下するという欠点
があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、薬剤容器内の薬剤(例えば、尿石防止剤
等)を常に定量的に水洗水中に溶解し便器に供給するこ
とのできる薬剤容器を備えた水洗式便器の水洗水フラッ
シュ配管に分枝して設置される薬剤注入装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、水洗式便器の水洗水フラッシュ配管から分
枝して設置され、便器の水洗時に水洗水が接続管(14)
を通して水が供給され液面が一定の深さになった時点で
水の流入が停止し水洗の終了時の水の流入圧が低下した
時点から内部の水が便器へ流出する薬剤注入装置の本体
(10)内に、固形の薬剤を定量的に水洗水に溶解し便器
に供給できる上端部に上蓋(4)が設けられ、該上蓋
(4)が密着して空気がもれない筒状の構造となってお
り側壁下部に薬剤放出口(3)を有し固形の薬剤を収納
している薬剤容器(1)を設置したことを特徴とする水
洗式便器用薬剤注入装置である。
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。
水洗式便器用薬剤注入装置は、接続管(14)により水
洗式便器の水洗水フラッシュ配管に接続されている。
注入装置の本体(10)は、薬剤容器(1)を収容でき
る空間容積を有すれば、その形状等に特に制限はない
が、便器の近くに壁等に取り付けて使用することを考慮
すれば、背面が平面となていることが好ましい。
装置の本体(10)底部には弁室が設けられ、当該弁室
は弁座(12)により本体と、接続管(14)により水洗水
配管と連通している。弁室内には弁体(13)があり、当
該弁体(13)は弁座を通してフロート(11)に直結して
いる。便器の水洗時に水洗水が接続管を通して本体内に
供給され、本体内の液面が一定の深さになった時点で水
の流入が停止し、水洗の終了時の水の流入圧が低下した
時点から本体内の水が便器へ流出する。
尚、薬剤注入装置と水洗水配管との間の水の流出入の
機構は、例えば、本願出願人の出願に係る特願平1−44
829号に記載のような構造であっても良い。
また装置の本体の内部には、薬剤容器(1)用ガイド
を設けるのが好ましい。当該ガイドは、薬剤容器(1)
の本体(10)内での移動、転倒などによるトラブルの防
止可能な構造であればよく、例えばUボルト型、Uベル
ト型などのものが挙げられる。
本体(10)には、上蓋が設けられ、上蓋には、空気出
入口となるスリットが設けられる。スリットは、固定し
た開口面積を有するものでもよいが、本体(10)に収容
する薬剤として昇華性物質、芳香性物質を含有する薬剤
を使用する場合には、それらの揮散速度を調節するため
に開口面積を調節可能な構造、例えば2枚のスリット板
からなり、一方をスライドさせて開口面積を調節する構
造、2枚のスリット板の間隔を変えて開口面積を調節す
る構造、スリット部にスイング板を取りつけ開口面積を
調節する構造などとすることが好ましい。
第1図は、薬剤が特に成形した固形物である場合に適
した薬剤容器(1)を設置した水洗式便器用薬剤注入装
置である。
薬剤容器(1)は、筒状で、側壁下部に薬剤放出口
(3)を有しており、上端部には上蓋(4)が設けられ
る。薬剤放出口(3)の形状はスリット、網目、小孔等
種々のものが採用され、その数は薬剤の種類、供給量等
に応じて適宜設定される。上蓋(4)は薬剤容器(1)
と密着しており空気がもれない構造となっている。
〔作用〕
(1)第1図の如き薬剤容器を使用する場合 水洗水をフラッシュすることにより、水洗水の一部は
接続管(14)を通って弁室に入り、弁座(12)を通って
本体(10)内に入る。
水洗水が本体(10)内に流入すると共に、水洗水は薬
剤容器(1)の薬剤放出口(3)より薬剤容器内に一定
の高さまで流入し、水洗水に浸っている部分の薬剤を溶
出させる。
本体内の液面が上昇するにつれてフロート(11)が押
上げられ、それにつれて弁体(13)が押上げられて弁座
(12)を閉じ、水洗水の本体(10)への供給が停止す
る。
水洗水がフラッシュ終期になると、弁室内の圧力が低
下して弁体(13)が降下し、本体内の水洗水は弁座を通
って流出する。この時、薬剤容器(1)内の薬剤を溶解
した水洗水は開口(5)と貫通孔(2)を通って流出す
るが、液面が貫通孔(2)まで降下すると、薬剤容器内
の水洗水の流出は停止する。こうして、薬剤容器内の開
口(5)と貫通口(2)の間の薬剤を溶解した水洗水が
常に便器に供給されることとなる。
この様に、薬剤容器内には上部が密封されているため
封入された空気の作用で水洗水が常に一定の高さまでし
か流入しないため水洗水と接触した固形薬剤が溶解する
と上部の薬剤が降下してくるので水洗水と接触する薬剤
量は常に一定となり、溶出する薬剤量も常に一定量とな
る。
〔発明の効果〕
一定量の薬剤を水洗水のフラッシュごとに供給するこ
とができるため、便器内はいつも清潔に保つことができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様を模式的に示した断面図で
ある。第2図は従来の例を模式的に示す断面図である。 〔使用符号〕 1……薬剤容器 2……スポンジ 3……薬剤放出口 4……上蓋 10……本体 11……フロート 12……弁座 13……弁体 14……接続管 A……薬剤 n.l.……本体標準液面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03D 9/00 - 9/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水洗式便器の水洗水フラッシュ配管から分
    枝して設置され、便器の水洗時に水洗水が接続管(14)
    を通して水が供給され液面が一定の深さになった時点で
    水の流入が停止し水洗の終了時の水の流入圧が低下した
    時点から内部の水が便器へ流出する薬剤注入装置の本体
    (10)内に、固形の薬剤を定量的に水洗水に溶解し便器
    に供給できる上端部に上蓋(4)が設けられ、該上蓋
    (4)が密着して空気がもれない筒状の構造となってお
    り側壁下部に薬剤放出口(3)を有し固形の薬剤を収納
    している薬剤容器(1)を設置したことを特徴とする水
    洗式便器用薬剤注入装置。
JP1194876A 1989-07-27 1989-07-27 水洗便器用薬剤注入装置 Expired - Fee Related JP2876631B2 (ja)

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JPS6263726A (ja) * 1985-09-13 1987-03-20 清水 正一 水洗トイレの洗浄水供給装置

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