JP2873956B1 - 防護マスク用水筒 - Google Patents

防護マスク用水筒

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JP2873956B1
JP2873956B1 JP10014286A JP1428698A JP2873956B1 JP 2873956 B1 JP2873956 B1 JP 2873956B1 JP 10014286 A JP10014286 A JP 10014286A JP 1428698 A JP1428698 A JP 1428698A JP 2873956 B1 JP2873956 B1 JP 2873956B1
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JP
Japan
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water bottle
protective mask
water
tube
cap
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JP10014286A
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Inventor
純一 相川
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防衛庁技術研究本部長
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Abstract

【要約】 【課題】 着用者が防護マスクを着用したままで容易に
水を飲みやすくした水筒を提供する。 【解決手段】 水筒1のキャップ2の中央部にチューブ
挿入用孔3を設け、該キャップ2に伸縮自在な蛇腹部6
を設けた防護マスク用水筒であって、前記チューブ挿入
用孔3にチューブ4を挿入し、飲水時、蛇腹部6の収縮
によって水筒1の内積を減らして水筒1内の内圧の低下
を防止したことを特徴とする防護マスク用水筒である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水飲み装置を有す
る防護マスクに使用される防護マスク用水筒に関する。
【0002】
【従来の技術】全面タイプの防護マスクの中には着用者
がマスクを着用したままで水が飲める装置を有する防護
マスクがある。即ち、防護マスクを長時間にわたって着
用する必要がある場合、着用者は防護マスクを着用した
まま水分を補給しなければならず、そのため防護マスク
に水飲み装置を付与してある。
【0003】従来、この種のマスクとしては、防護マス
クのほぼ中央部に設けられている有害物質の吸収缶が取
り付けられている面口部の側部にマスクの内外面を貫通
して貫通孔を設け、これに柔軟性を有するパイプが気密
状態で取り付けられており、パイプの一端はマスク外側
にある水筒に連り、他端はマスク内側で着用者の飲み口
を構成し、このパイプを通して着用者は飲水している。
【0004】そして、通常水筒の材質が硬質材料によっ
て作られている場合、水を吸飲するにしたがって、水筒
内が負圧状態になり、飲水に大きな吸飲力を必要として
いた。このため、従来は水筒の位置を上方にかかげて重
力の作用によって水筒内の水が下がるのを利用して飲水
していた。この状態を図3に示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の事情に鑑み、よ
り容易に飲水しうるように種々検討した結果、本発明を
完成したもので、本発明の目的は防護マスクを着用した
ままで従来の方法に比べてより容易に飲水できるような
防護マスク用水筒を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、水筒キ
ャップの中央部にチューブ挿入用孔を設け、該キヤップ
に伸縮自在な蛇腹部を設けた防護マスク用水筒であっ
て、前記チューブ挿入用孔にチューブを挿入し、飲水
時、蛇腹部の収縮によって水筒の内積を減らして水筒内
の内圧の低下を防止したことを特徴とする防護マスク用
水筒である。
【0007】即ち、本発明にかかる防護マスク用水筒は
着用者がチューブの一端をくわえて吸うと、水筒内の水
は吸飲されて水筒内の水が減り空間容積が増加する。従
って、水筒内は負圧状態となるが、本発明においては水
筒キャップ内に設けた蛇腹部が収縮して水筒内の容積を
減少させ、水筒内の圧の低下を防止する。次に着用者が
息をつぐとチューブより空気が導入されてもとの状態に
戻り、再び同様にして吸飲することが出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図面をもって具体的に述
べる。図1は本発明の防護マスク用水筒を防護マスクと
接続した状態の説明図であり、図2は吸飲時の防護マス
ク用水筒の説明図である。
【0009】図において水筒1のキャップ2は水筒1の
水差し口1aをパッキング8等を介して適宜塞ぐように
構成されている。このキャップ2はキャップ本体2A
と、ケーシング2Bとを備えている。
【0010】キャップ本体2Aは、水筒1の水差し口1
aに螺合等によって取り付けられ、その上部中央には上
側に開口突出する管状の固定管2Aaが一体形成されて
いる。
【0011】ケーシング2Bは、キャップ本体2Aの上
部に取り付けられて上側が開放する筒状をなしている。
なお、ケーシング2Bはキャップ本体2Aに対して一体
成形されていてもよい。
【0012】このようなキャップ2において、ケーシン
グ2Bの内周部位には蛇腹部6が配置されている。蛇腹
部6は、その内部が中空に形成されており、上下に連続
する多段の蛇腹部分を有して上下方向に伸縮自在に構成
されている。そして、蛇腹部6の下端はキャップ本体2
Aの固定環に対して嵌合固定されていて、蛇腹部6の上
端は閉塞されて中央部にチューブ挿入用孔3が設けられ
ている。
【0013】チューブ挿入用孔3には、防護マスク側に
連なるチューブ4の一端が挿入されている。このチュー
ブ4の他端は防護マスクに設けられていて防護マスクの
内側と繋がるカプラ部5に接続している。チューブ4の
一端は、チューブ挿入用孔3に直接挿入されて水筒1内
底に延びていても良いが、この実施の形態では、蛇腹部
6の内側よりチューブ挿入用孔3から延出されたジョイ
ント管9の一方に対してチューブ4の一端が取り付けら
れ、蛇腹部6内のジョイント管9の他方に対して水筒1
内底に延びる吸飲管10が取り付けられた構成とされて
いる。
【0014】なお、蛇腹部6は、水筒1の水差し口1a
より上方に延出するように構成され、その中央部にチュ
ーブ挿入用孔3が設けられたキャップ2の周面に一体と
されて、上下方向に伸縮自在に構成されていても良い。
【0015】このような水筒1において、防護マスク着
用者が飲水すると水筒1内の水位は下がり空間部分の容
積は増加するが、蛇腹部6が収縮して水筒1内の空間の
容積は減少して水筒1内の圧の低下を防止することが出
来る。
【0016】そして、着用者が息をつぐとチューブ4よ
り空気が導入されて蛇腹部6がもとの状態に戻り、再び
同様にして吸飲することが出来る。
【0017】また、キャップ2に設けられたケーシング
2Bにより、蛇腹部6を外部の衝撃から保護することが
出来る。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明においては水
筒のキャップ内に蛇腹部を設け、これによって吸飲時に
おける水筒内の負圧状態を解消し、従って従来のように
水筒の位置を上げることなく容易に吸飲することが出来
ので、例えば水筒を腰に携行した状態で飲水することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水筒を防護マスクに接続した場合の説
明図。
【図2】本発明の水筒の吸飲時の説明図。
【図3】従来の防護マスクに水筒を接続した状態の斜視
図。
【符号の説明】
1…水筒、1a…水差し口、2…キャップ、2A…キャ
ップ本体、2Aa…固定管、2B…ケーシング、3…チ
ューブ挿入用孔、4…チューブ、5…カプラ部、6…蛇
腹部、7…水、8…パッキング、9…ジョイント管、1
0…吸飲管。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水筒キャップの中央部にチューブ挿入用
    孔を設け、該キャップに伸縮自在な蛇腹部を設けた防護
    マスク用水筒であって、前記チューブ挿入用孔にチュー
    ブを挿入し、飲水時、蛇腹部の収縮によって水筒の内積
    を減らして水筒内の内圧の低下を防止したことを特徴と
    する防護マスク用水筒。
JP10014286A 1998-01-27 1998-01-27 防護マスク用水筒 Expired - Lifetime JP2873956B1 (ja)

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