JP2873392B2 - ラジアントチューブバーナー - Google Patents

ラジアントチューブバーナー

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JP2873392B2 JP20780190A JP20780190A JP2873392B2 JP 2873392 B2 JP2873392 B2 JP 2873392B2 JP 20780190 A JP20780190 A JP 20780190A JP 20780190 A JP20780190 A JP 20780190A JP 2873392 B2 JP2873392 B2 JP 2873392B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工業炉において被加熱物を輻射熱によって
間接加熱する加熱源として用いられるラジアントチュー
ブバーナーに関する。
〔従来の技術〕
近年、ラジアントチューブバーナーにおいて、ラジア
ントチューブを金属製からセラミック製にすることが行
われている。
セラミック製ラジアントチューブは、耐熱性、耐酸化
性に優れている反面、加工が困難で、直管状のものしか
できず、金属製のもののようにU字形又はW字形として
チューブ長を大きくし、熱効率の向上を図ることができ
ない問題がある。
かかる問題に対処するため、従来、熱処理炉に複数の
セラミック製のラジアントチューブを平行に貫設し、炉
壁から突出したいずれか一方の相隣る外端部同志を接続
耐火物を介して接続したラジアントチューブバーナーが
知られている(特開昭58−126918号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のラジアントチューブバーナ
ーにおいては、単一のラジアントチューブを用いたもの
に比して熱効率を向上し得るものの、接続部分が炉外と
なるため、この部分からの熱放散による熱損失が生じる
一方、炉の幅が接続部分を含めたものとなり、炉の占有
面積に対する炉内面積の割合が低下する等の問題があ
る。
そこで、本発明は、熱効率および占有面積に対する炉
内面積の割合を一層向上し得るラジアントチューブバー
ナーの提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、第1の発明のラジアントチ
ューブバーナーは、炉壁を貫通して複数のセラミック製
のラジアントチューブを炉内に平行に挿入し、これらの
内端部をこれらと直角をなし、両端部を閉塞したセラミ
ック製ラジアントチューブに気密に挿着したものであ
る。
又、第2の発明のラジアントチューブバーナーは、炉
壁を貫通して複数のセラミック製ラジアントチューブを
炉内に平行に挿入し、これらの内端部を短U字状のセラ
ミック製のラジアントチューブにより気密に接続したも
のである。
〔作用〕
上記各手段においては、複数の平行なセラミック製ラ
ジアントチューブの内端部同志がこれらと直角をなすセ
ラミック製ラジアントチューブ又は短U字状のセラミッ
ク製ラジアントチューブによって炉内で接続される。
ラジアントチューブを形成するセラミックスとして
は、SiC(炭化けい素)質、Si(けい素)含浸SiC質その
他の熱伝導率、強度、耐熱性および耐酸化性に優れたセ
ラミックが用いられる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は第1実施例のラジアントチューブバーナーの
平断面図で、第2図は第1図におけるII−II線断面図で
ある。
図中、1,1′はSi含浸SiC質セラミックスからなる2本
のラジアントチューブで、加熱炉2における内張耐火物
3aと鉄皮3bとからなる炉壁3を貫通して炉内4へ水平か
つ平行に挿入されており、外端部に設けたフランジ1a,
1′aにより炉壁3に取り付けられている。そして、一
方(第1図においては下方)にラジアントチューブ1の
外端部には、気体又は液体燃料を燃焼するバーナーノズ
ル5が連設されている。
各ラジアントチューブ1,1′の内端部には、相対向す
る斜めの切断面1b,1′bが形成され、かつねじ部1c,1′
c(第3図参照)が外周に形成されている。そして、こ
れらの内端部は、これらと直角をなし、かつ両端部を気
密に閉塞したSi含浸SiCセラミックスからなるラジアン
トチューブ6に、無定形接着剤(図示せず)を塗布した
ねじ部1c,1′cにより気密に挿着されている。
なお、各ラジアントチューブ1,1′の内端部を、直角
方向のラジアントチューブ6に気密に挿着するには、ね
じ部1c,1′cを用いる場合に限らず、例えば第4図に示
すように、各ラジアントチューブ1,1′の内端部にフラ
ンジ1d,1′dを形成し、これらのフランジ1d,1′dとラ
ジアントチューブ6との間に無定形接着剤(図示せず)
を介在して気密に挿着するようにしてもよい。
第1図において7は炉壁3に取り付けた耐火物製のブ
ラケットで直角方向のラジアントチューブ6を支持する
ものである。
上記構成のラジアントチューブバーナーにおいて、バ
ーナーノズル5で燃焼された燃焼ガスは、図示矢印のよ
うに、一方のラジアントチューブ1から直角方向のラジ
アントチューブ6を経て他方のラジアントチューブ1′
に至り、この間の有効な熱放散によって温度低下した状
態で、他方のラジアントチューブ1′の外端部から排ガ
スとなって放出される。
第5図は第2実施例のラジアントチューブバーナーの
平断面図である。
この実施例のラジアントチューブバーナーは、第1実
施例のものと同様にSi含浸SiC質セラミックスからなる
3本のラジアントチューブ11,11′,11″を加熱炉2の炉
壁3を貫通して炉内4へ水平かつ平行に挿入し、中央の
ラジアントチューブ11の外端部にバーナーノズル5を連
接する一方、これらの内端部をこれらと直角をなし、両
端部を気密に閉塞したSi含浸SiC質セラミックスからな
るラジアントチューブ61に気密に挿着したものである。
中央のラジアントチューブ11の内端部には、軸方向と直
角な切断面11bを形成してあると共に、両側のラジアン
トチューブ11′,11″の内端部には、相対向する斜めの
切断面11′b,11″bを形成してあり、中央のラジアント
チューブ11の他端部と対向する直角方向のラジアントチ
ューブ61の内側には、この部分における火災による局部
的な酸化を防止し、かつ燃焼ガスを分配する耐火物製の
熱風分配ブロック8が取り付けられている。
他の構成は、第1実施例のものとほぼ同様であるの
で、同一の構成部材等には同一の符号を付し、その説明
を省略する。
上記構成のラジアントチューブバーナーにおいて、バ
ーナーノズルで燃焼された燃焼ガスは、図示矢印のよう
に、中央のラジアントチューブ11から直角のラジアント
チューブ61を経て両側のラジアントチューブ11′,11″
に至り、この間の有効な熱放散によって温度低下した状
態で、両側のラジアントチューブ11′,11″の外端部か
ら排ガスとなって放出される。
ここで、ラジアントチューブ11,11′,11″のチューブ
長が、実質的に第1実施例のそれの約1.5倍となるの
で、熱効率の一層の向上又はバーナーノズル5の火力の
向上を図ることができる。
第6図は第3実施例のラジアントチューブバーナーの
平断面図である。
この実施例のラジアントチューブバーナーは、第1実
施例のものと同様にSi含浸SiC質セラミックスからなる
2本のラジアントチューブ1,1′を加熱炉2の炉壁3を
貫通して炉内4へ水平かつ平行に挿入し、一方(図にお
いて下方)のラジアントチューブ1の外端部にバーナー
ノズル5を連接し、かつこれらの内端部をSi含浸SiC質
セラミックスからなる短U字状のラジアントチューブ62
により気密に接続したものである。
他の構成及び作用効果は、第1実施例のものとほぼ同
様であるので、同一の構成部材等には同一の符合を付
し、その説明を省略する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、複数の平行なセラミッ
ク製のラジアントチューブの内端部同志がこれらと直角
をなすセラミック製ラジアントチューブ又は短U字状の
セラミック製ラジアントチューブによって炉内で接続さ
れるので、従来のもののように炉外の接続部分からの熱
放散による熱損失を生じることがなく、熱効率を一層向
上することができると共に、炉の占有面積に対する炉内
面積の割合の低下を来すことがない。又、熱効率の向上
の度合いに比し、製造が非常に容易にとなる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は第1実施例のラジ
アントチューブバーナーの平断面図で、第2図は第1図
におけるII−II線断面図、第3図は第1実施例のものの
要部の拡大図で、第4図はその他の実施例の拡大図、第
5図は第2実施例のラジアントチューブバーナーの平断
面図である。第6図は第3実施例のラジアントチューブ
バーナーの平面図である。 1,1′……ラジアントチューブ、3……炉壁 4……炉内、5……バーナーノズル 6……ラジアントチューブ 11,11′,11″……ラジアントチューブ 61,62……ラジアントチューブ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炉壁を貫通して複数のセラミック製のラジ
    アントチューブを炉内に平行に挿入し、これらの内端部
    をこれらと直角をなし、両端部を閉塞したセラミック製
    ラジアントチューブに気密に挿着したことを特徴とする
    ラジアントチューブバーナー。
  2. 【請求項2】炉壁を貫通して複数のセラミック製ラジア
    ントチューブを炉内に平行に挿入し、これらの内端部を
    短U字状のセラミック製ラジアントチューブにより気密
    に接続したことを特徴とするラジアントチューブバーナ
    ー。
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