JP2872114B2 - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP2872114B2
JP2872114B2 JP8156429A JP15642996A JP2872114B2 JP 2872114 B2 JP2872114 B2 JP 2872114B2 JP 8156429 A JP8156429 A JP 8156429A JP 15642996 A JP15642996 A JP 15642996A JP 2872114 B2 JP2872114 B2 JP 2872114B2
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JP
Japan
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communication
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handset
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transfer
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Inventor
智恵 原
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NEC Mobile Communications Ltd
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NEC Mobile Communications Ltd
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地域防災無線システ
ム等のプレストーク方式の通信システムにおいて、通信
端末に無通信状態監視タイマが備えられている通信シス
テムの転送操作に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、地域防災無線システムの構成の
概略を示す図であり、図において、1は固定局であり、
この固定局1には無線機10と制御装置11とが内蔵さ
れ、制御装置11には通信端末を構成する複数台の送受
話器3a〜3nが接続されている。また2は通信端末を
構成する移動局である。なお、移動局2を通信端末と言
うときは、一方の通信端末と言い、送受話器3a〜3n
を通信端末と言うときは、他方の通信端末と言うことと
する。また、図1では説明を簡略化するため、固定局
1,移動局2ともに、それぞれ1台のシステムとしてい
るが、一般的にはそれぞれ複数台接続されてシステムが
構成されている。
【0003】このような地域防災無線システムは、無線
資格取得等の問題から一般的にプレストーク方式が採用
されており、移動局2においては、送信か受信かをスイ
ッチを切り替えて行っている。ここで移動局2から送受
話器3aに個別通信を行う場合、送受話器3aを指定す
ることにより、制御装置11が動作して移動局2と送受
話器3aとの間に、プレストーク通信回線が接続され
る。
【0004】また移動局2と送受話器3aとの間で個別
通信中に、移動局2の通話者が送受話器3bへ転送、す
なわち通信回線を切り替えたい場合、送受話器3aの通
話者へその旨を通知し、この通話者が送受話器3aの転
送ボタン等を操作することにより、制御装置11が動作
して当該回線を送受話器3bへ切り替える動作が行われ
る。
【0005】また、この種の地域防災無線システムの通
信端末(例えば移動局2)には通常、スチッチの切り忘
れのために無駄に通信回線が占有されること及び非常時
の一斉通報等を考慮して、無通信状態監視タイマが設け
られており、無通信状態(すなわち送信,受信ともに何
の音声も入力されない場合)が一定時間(例えば10秒
間)継続した場合、無通信状態監視タイマがタイムアウ
トして自動的に通信回線を遮断する構成となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のこ
の種の通信シテムでは、通信端末に無通信状態監視タイ
マが設けられており、無通信状態が一定時間継続すると
その回線が遮断される構成となっているが、別の送受話
器へ転送を希望した場合、各送受話器3a,3bと制御
装置11との間で、送受話器3aの操作,転送先の呼
出,引き継ぎ,通話等の転送動作が行われるが、この転
送動作は転送指示から終了までに10秒以上かかってし
まう場合が多い。そして、その間は固定局1からは何も
送信されないが、通信端末(移動局2)では転送先から
の通信を受信するまで受信モードにしておく必要があ
る。従ってこの転送動作中に無通信状態監視タイマがタ
イムアウトして接続回線を遮断してしまい、転送先の送
受話器3bがオフフックされた時にはすでに通信回線が
遮断されてしまい、再度呼び出し直す必要が生じる等の
問題点があった。
【0007】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、無通信状態監視タイマが備えられて
いる場合でも転送時における通信回線の遮断を防止し、
通信回線を継続したまま転送が行える通信システムを提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる無線通信
システムは、各通信局間でプレストーク方式で無線通信
が行われ、少なくとも一方の通信局端末に無通信状態監
視タイマが設けられ、他方の通信局に複数の通信端末が
接続されて回線接続中に通信端末切り替えが可能な通信
システムにおいて、回線接続中に他方の通信端末の切り
替えを行う場合、通信端末の切り替えが終了するまでの
間は無通信状態監視タイマが回線を遮断しない構成とし
たことを特徴とする。
【0009】また、各通信局間でプレストーク方式で無
線通信が行われ、少なくとも一方の通信局端末に無通信
状態監視タイマが設けられ、他方の通信局に複数の通信
端末が接続されて回線接続中に通信端末切り替えが可能
な通信システムにおいて、回線接続中一方の通信局端末
からの指示により他方の通信局が通信端末の切り替えを
行う場合、通信端末の切り替えが終了するまで当該他の
通信局が所定の信号を定期的に一方の通信局端末に送信
することにより、当該一方の通信局端末の無通信状態監
視タイマをタイムアウトさせない構成としたことを特徴
とする。
【0010】本発明の無線通信システムは上述のような
構成とすることにより、転送先の送受話器がオフフック
された時には既に通信回線が遮断されている等の不都合
を防止でき、再度呼び出し直す手間を省け、使い勝手の
良いシステムが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は従来の技術で説明した地域防災
無線システムであるが、本発明の通信システムも無線機
10の構成と制御装置11の動作が異なるだけで、基本
的には従来の構成と同様であり、システム全体の構成に
ついてはその説明を省略する。
【0012】次に動作について説明する。図2は本実施
形態の動作を説明するためのフローチャートであり、図
において、S1〜S10は各処理ステップを示す。図1
に示す通信システムにおいて、始めに移動局2から送受
話器3aに通信呼出を行い、送受話器3aがオフフック
されて通話が開始される。そして通話中に移動局2側の
通話者が送受話器3bへこの通話回線を転送することを
決定し(ステップS1)、その旨を送受話器3aで通話
を行っている通話者に申し入れた場合、この通話者が送
受話器3aを操作することにより(ステップS2)、制
御装置11が動作して無線機10に転送が行われる旨の
情報が通知される(ステップS3)。
【0013】無線機10は、無線送受信装置の他にタイ
マおよび通話レベルと同等のレベルの所定信号を出力す
る信号出力手段とを備えており(図示せず)、このタイ
マは移動局2の無通信状態監視タイマにセットされる時
間(例えば10秒)より少し短い時間(例えば7秒)が
セットされるようになっており、制御装置11から転送
が行われる旨の情報を受け取ると、このタイマがスター
トし、カウントを開始する(ステップS4)。
【0014】また制御装置11は、転送先の送受話器3
bに対して呼び出しを行い、送受話器3bがオフフック
されるか否か監視する(ステップS5)。そして、送受
話器3bがオフフックされ、送受話器3aがオンフック
されることにより、転送が完了したものと見做し(ステ
ップS6)、その旨を無線機10に通知して無線機10
のタイマのカウントが停止され、無線機10は通常の送
受信動作に戻る(ステップS7)。
【0015】また、転送動作が完了する前に、無線機1
0のタイマがタイムアウトした場合(ステップS8)、
無線機10に備えられている信号出力手段が動作して通
話レベルと同等のレベルの所定信号を移動局2へ送信し
(ステップS9)、無線機10のタイマを再スタートす
る(ステップS10)。従って移動局2では、転送動作
が行われているときには無通信状態監視タイマがタイム
アウトする前に、通話レベルと同等の所定信号を受信す
ることにより無通信状態監視タイマがリセットされるた
め、接続されている回線が遮断されることのない、使い
勝手の良いシステムが得られる。
【0016】なお上述の実施形態では、地域防災無線シ
ステムを例に用いて説明しているが、各通信局間でプレ
ストーク方式で無線通信が行われ、少なくとも一方の通
信局端末に無通信状態監視タイマが設けられ、他方の通
信局に複数の通信端末が接続されて回線接続中に通信端
末切り替えが可能な通信システムであれば全ての通信シ
ステムに実施できることは言うまでもない。また、固定
局と移動局とのプレストーク通信でなくても固定局同士
のプレストーク通信であっても良いことは言うまでもな
い。また、固定局に接続される通信端末(送受話器)の
何れから何れへの転送であっても同様に実施できること
は言うまでもない。さらに上述の実施形態では、無通信
状態監視タイマがタイムアウトする前に、通話レベルと
同等の所定信号を受信して無通信状態監視タイマをリセ
ットする構成としたが、他の手段、例えば無通信状態監
視タイマの動作を停止させる信号を送信し、無通信状態
監視タイマをその間は動作させないような構成としても
良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通信システ
ムは、回線接続中に他方の通信端末の切り替えを行う場
合、通信端末の切り替えが終了するまでの間は無通信状
態監視タイマが回線を遮断しない構成としたので、転送
動作中に回線が遮断されるという不都合を防止でき、使
い勝手の良いシステムが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】地域防災無線システムの概略の構成を示す図で
ある。
【図2】本実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 固定局 2 移動局(一方の通信端末) 3a〜3n 送受話器(他方の通信端末) 10 無線機 11 制御装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各通信局間でプレストーク方式で無線通
    信が行われ、少なくとも一方の通信局端末に無通信状態
    監視タイマが設けられ、他方の通信局に複数の通信端末
    が接続されて回線接続中に通信端末切り替えが可能な通
    信システムにおいて、回線接続中一方の通信局端末からの指示により他方の通
    信局が通信端末の切り替えを行う場合、通信端末の切り
    替えが終了するまで当該他方の通信局が所定の信号を定
    期的に一方の通信局端末に送信することにより、当該一
    方の通信局端末の無通信状態監視タイマをタイムアウト
    させない構成としたことを特徴とする通信システム。
JP8156429A 1996-05-29 1996-05-29 通信システム Expired - Lifetime JP2872114B2 (ja)

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JPH09321716A JPH09321716A (ja) 1997-12-12
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