JP2871904B2 - オクテット多重化装置 - Google Patents
オクテット多重化装置Info
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- JP2871904B2 JP2871904B2 JP19813391A JP19813391A JP2871904B2 JP 2871904 B2 JP2871904 B2 JP 2871904B2 JP 19813391 A JP19813391 A JP 19813391A JP 19813391 A JP19813391 A JP 19813391A JP 2871904 B2 JP2871904 B2 JP 2871904B2
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- Japan
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- frames
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、オクテット多重化装置
に関し、特に、非ビットスティール伝送路において、
Ｘ．５０フレームによりデータ・音声の同期をとり、且
つ音声のシグナリング位置を保証するオクテット多重化
装置に関するものである。
に関し、特に、非ビットスティール伝送路において、
Ｘ．５０フレームによりデータ・音声の同期をとり、且
つ音声のシグナリング位置を保証するオクテット多重化
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ビットスティール伝送路からの音
声信号および低速回路からのデータ信号を多重化して、
非ビットスティール伝送路を通して中継するオクテット
多重化装置では、送信側で音声のシグナリングを非ビッ
トスティール伝送路へ送出する場合、アウトチャネル方
式により、Ｘ．５０フレームパターンにシグナリングを
置き換え、受信側で、再びビットスティール伝送路へ送
出する際、Ｘ．５０フレームパターンを分解し、音声信
号の一部をシグナリングに置き換えている。
声信号および低速回路からのデータ信号を多重化して、
非ビットスティール伝送路を通して中継するオクテット
多重化装置では、送信側で音声のシグナリングを非ビッ
トスティール伝送路へ送出する場合、アウトチャネル方
式により、Ｘ．５０フレームパターンにシグナリングを
置き換え、受信側で、再びビットスティール伝送路へ送
出する際、Ｘ．５０フレームパターンを分解し、音声信
号の一部をシグナリングに置き換えている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のオク
テット多重化装置では、ビットスティール伝送路から入
力された音声信号を非ビットスティール伝送路へ伝送す
る場合、Ｘ．５０フレームパターンを構成してシグナリ
ング伝送を行うので、伝送路上にシグナリング伝送を行
うためのチャネルが必要となるため、音声信号を効率よ
く伝送できないという問題がある。
テット多重化装置では、ビットスティール伝送路から入
力された音声信号を非ビットスティール伝送路へ伝送す
る場合、Ｘ．５０フレームパターンを構成してシグナリ
ング伝送を行うので、伝送路上にシグナリング伝送を行
うためのチャネルが必要となるため、音声信号を効率よ
く伝送できないという問題がある。
【０００４】本発明の目的は、このような問題を解決
し、アウトチャネル方式のようにシグナリング伝送用の
チャネルを占有することなく、音声信号を効率よく伝送
できるようにしたオクテット多重化装置を提供すること
にある。
し、アウトチャネル方式のようにシグナリング伝送用の
チャネルを占有することなく、音声信号を効率よく伝送
できるようにしたオクテット多重化装置を提供すること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビットスティ
ール伝送路からの音声信号および低速回線からのデータ
信号を多重化して、非ビットスティール伝送路を通して
中継するオクテット多重化装置において、前記低速回線
から受信したＸ．５０フレームで多重化されたデータ信
号と、前記ビットスティール伝送路から受信した音声信
号を、Ｘ．５０マルチフレーム数とビットスティール伝
送路のマルチフレーム数との公倍数で生成したマルチフ
レーム位相に位相合わせを行うとともに、ある特定の
Ｘ．５０フレームを前記公倍数のマルチフレーム・パタ
ーンに付替えて非ビットスティール伝送路へ伝送する多
重化装置と、前記非ビットスティール伝送路より受信し
た多重化データについて、前記公倍数マルチフレームで
同期をとり、データ信号と音声信号とに分離し、データ
信号と音声信号のマルチフレームタイミングを再生し、
各マルチフレーム単位でバッファリングし、バッファリ
ングされたデータ信号に対しては、Ｘ．５０フレームパ
ターンに再生して低速回線に送出し、バッファリングさ
れた音声信号については、送出マルチフレームタイミン
グに合わせてビットスティール伝送路に送出する分離装
置と、を有することを特徴とする。
ール伝送路からの音声信号および低速回線からのデータ
信号を多重化して、非ビットスティール伝送路を通して
中継するオクテット多重化装置において、前記低速回線
から受信したＸ．５０フレームで多重化されたデータ信
号と、前記ビットスティール伝送路から受信した音声信
号を、Ｘ．５０マルチフレーム数とビットスティール伝
送路のマルチフレーム数との公倍数で生成したマルチフ
レーム位相に位相合わせを行うとともに、ある特定の
Ｘ．５０フレームを前記公倍数のマルチフレーム・パタ
ーンに付替えて非ビットスティール伝送路へ伝送する多
重化装置と、前記非ビットスティール伝送路より受信し
た多重化データについて、前記公倍数マルチフレームで
同期をとり、データ信号と音声信号とに分離し、データ
信号と音声信号のマルチフレームタイミングを再生し、
各マルチフレーム単位でバッファリングし、バッファリ
ングされたデータ信号に対しては、Ｘ．５０フレームパ
ターンに再生して低速回線に送出し、バッファリングさ
れた音声信号については、送出マルチフレームタイミン
グに合わせてビットスティール伝送路に送出する分離装
置と、を有することを特徴とする。
【０００６】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図１に、この発明によるオクテット多重化装
置の一例を示す。なお、ここではビットスティール伝送
路を伝送される音声信号は、便宜上、音声１チャネルが
６４Ｋビット／秒で符号化され、２４チャネル／フレー
ム、２４フレーム／マルチフレームの構成となっている
ものとする。また、低速回線２を伝送されるデータ信号
は、Ｘ．５０フレームで多重化されたデータ信号であ
り、Ｘ．５０フレームパターンは、２０フレーム／マル
チフレームであるものとする。
説明する。図１に、この発明によるオクテット多重化装
置の一例を示す。なお、ここではビットスティール伝送
路を伝送される音声信号は、便宜上、音声１チャネルが
６４Ｋビット／秒で符号化され、２４チャネル／フレー
ム、２４フレーム／マルチフレームの構成となっている
ものとする。また、低速回線２を伝送されるデータ信号
は、Ｘ．５０フレームで多重化されたデータ信号であ
り、Ｘ．５０フレームパターンは、２０フレーム／マル
チフレームであるものとする。
【０００７】送信側の多重化装置１０において、ビット
スティール伝送路１から入力された音声信号に対して、
フレーム同期処理部１０１により２４フレームごとに同
期が取られる。一方、低速回線２から入力されたデータ
信号に対しては、Ｘ．５０フレーム同期処理部１０２で
２０フレームごとに同期が取られる。
スティール伝送路１から入力された音声信号に対して、
フレーム同期処理部１０１により２４フレームごとに同
期が取られる。一方、低速回線２から入力されたデータ
信号に対しては、Ｘ．５０フレーム同期処理部１０２で
２０フレームごとに同期が取られる。
【０００８】そして、これら同期処理部１０１，１０２
からそれぞれ出力された音声信号およびデータ信号は、
ＴＳＩ部１０３に入力され、そこで各チャネルごとにタ
イムスロットの入れ替えが行われる。その後、信号はマ
ルチフレームパターン付替部１０４に送られ、そこでビ
ットスティール伝送路のマルチフレーム数２４とＸ．５
０マルチフレーム数２０との最小公倍数である１２０フ
レーム／マルチフレームのマルチフレーム数で生成した
マルチフレーム位相に位相合わせが行われ、そしてある
特定のＸ．５０フレームを１２０フレーム／マルチフレ
ーム構成のパターンに付替えて非ビットスティール伝送
路５に送信される。
からそれぞれ出力された音声信号およびデータ信号は、
ＴＳＩ部１０３に入力され、そこで各チャネルごとにタ
イムスロットの入れ替えが行われる。その後、信号はマ
ルチフレームパターン付替部１０４に送られ、そこでビ
ットスティール伝送路のマルチフレーム数２４とＸ．５
０マルチフレーム数２０との最小公倍数である１２０フ
レーム／マルチフレームのマルチフレーム数で生成した
マルチフレーム位相に位相合わせが行われ、そしてある
特定のＸ．５０フレームを１２０フレーム／マルチフレ
ーム構成のパターンに付替えて非ビットスティール伝送
路５に送信される。
【０００９】一方、受信側の分離装置１１では、マルチ
フレーム同期処理部１０５が、非ビットスティール伝送
路５から受け取った多重化データに対して、ビットステ
ィール伝送路のマルチフレーム数とＸ．５０マルチフレ
ーム数との最小公倍数である１２０フレーム／マルチフ
レームのマルチフレーム数で同期をとる。そして分離部
１０６は同期処理部１０５から信号を受け取り、それを
データ信号と音声信号とに分離し、それぞれデータ用マ
ルチフレーム管理バッファ部１０７および音声用マルチ
フレーム管理バッファ部１０９に出力する。バッファ部
１０７はデータ信号を受け取ると、マルチフレームタイ
ミングを再生し、２０マルチフレーム単位でバッファリ
ングする。一方、バッファ部１０９は音声信号を受け取
ると、マルチフレームタイミングを再生し、２４マルチ
フレーム単位でバッファリングする。
フレーム同期処理部１０５が、非ビットスティール伝送
路５から受け取った多重化データに対して、ビットステ
ィール伝送路のマルチフレーム数とＸ．５０マルチフレ
ーム数との最小公倍数である１２０フレーム／マルチフ
レームのマルチフレーム数で同期をとる。そして分離部
１０６は同期処理部１０５から信号を受け取り、それを
データ信号と音声信号とに分離し、それぞれデータ用マ
ルチフレーム管理バッファ部１０７および音声用マルチ
フレーム管理バッファ部１０９に出力する。バッファ部
１０７はデータ信号を受け取ると、マルチフレームタイ
ミングを再生し、２０マルチフレーム単位でバッファリ
ングする。一方、バッファ部１０９は音声信号を受け取
ると、マルチフレームタイミングを再生し、２４マルチ
フレーム単位でバッファリングする。
【００１０】そして、Ｘ．５０フレームパターン付替部
１０８は、バッファ１０７からデータ信号を受け取り、
Ｘ．５０フレームパターンのデータ信号に再生して低速
回線３に送出する。一方、マルチフレーム同期パターン
付替部１１０は、バッファ部１０９から音声信号を受け
取り、送出マルチフレームタイミングで合わせてビット
スティール伝送路４に送出する。
１０８は、バッファ１０７からデータ信号を受け取り、
Ｘ．５０フレームパターンのデータ信号に再生して低速
回線３に送出する。一方、マルチフレーム同期パターン
付替部１１０は、バッファ部１０９から音声信号を受け
取り、送出マルチフレームタイミングで合わせてビット
スティール伝送路４に送出する。
【００１１】なお、本実施例では、ＴＳＩ部１０３の出
力信号をマルチフレームパターン付替部１０４におい
て、ビットスティール伝送路のマルチフレーム数とＸ．
５０マルチフレーム数との最小公倍数である１２０フレ
ーム／マルチフレーム構成で生成したマルチフレーム位
相に位相合わせを行うとしたが、最小公倍数は一例とし
て採用したのであって、ビットスティール伝送路のマル
チフレーム数とＸ．５０マルチフレーム数との任意の公
倍数としても本発明の効果は損なわれない。
力信号をマルチフレームパターン付替部１０４におい
て、ビットスティール伝送路のマルチフレーム数とＸ．
５０マルチフレーム数との最小公倍数である１２０フレ
ーム／マルチフレーム構成で生成したマルチフレーム位
相に位相合わせを行うとしたが、最小公倍数は一例とし
て採用したのであって、ビットスティール伝送路のマル
チフレーム数とＸ．５０マルチフレーム数との任意の公
倍数としても本発明の効果は損なわれない。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明のオクテット
多重化装置によれば、Ｘ．５０マルチフレーム数とビッ
トスティール伝送路のマルチフレーム数との公倍数のマ
ルチフレーム位相に位相合わせを行うとともに、ある特
定のＸ．５０フレームを前記公倍数のマルチフレームパ
ターンに付替えて非ビットスティール伝送路へ送出する
ので、データ・音声の同期をとることができ、且つアウ
トチャネル方式のようにシグナリング伝送用のチャネル
を占有することなく音声信号を効率的に伝送できるとい
う効果を有する。
多重化装置によれば、Ｘ．５０マルチフレーム数とビッ
トスティール伝送路のマルチフレーム数との公倍数のマ
ルチフレーム位相に位相合わせを行うとともに、ある特
定のＸ．５０フレームを前記公倍数のマルチフレームパ
ターンに付替えて非ビットスティール伝送路へ送出する
ので、データ・音声の同期をとることができ、且つアウ
トチャネル方式のようにシグナリング伝送用のチャネル
を占有することなく音声信号を効率的に伝送できるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１および第２の発明による多重化装置の一例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
１，４ ビットスティール伝送路 ２，３ 低速回線 ５ 非ビットスティール伝送路 １０ 多重化装置 １１ 分離装置 １０１ フレーム同期処理部 １０２ Ｘ．５０フレーム同期処理部 １０３ ＴＳＩ部 １０４ マルチフレームパターン付替部 １０５ マルチフレーム同期処理部 １０６ 分離部 １０７ データ用マルチフレーム管理バッファ部 １０８ Ｘ．５０フレームパターン付替部 １０９ 音声用マルチフレーム管理バッファ部 １１０ マルチフレーム同期パターン付替部
Claims (2)
- 【請求項１】ビットスティール伝送路からの音声信号お
よび低速回線からのデータ信号を多重化して、非ビット
スティール伝送路を通して中継するオクテット多重化装
置において、 前記低速回線から受信したＸ．５０フレームで多重化さ
れたデータ信号と、前記ビットスティール伝送路から受
信した音声信号を、Ｘ．５０マルチフレーム数とビット
スティール伝送路のマルチフレーム数との公倍数で生成
したマルチフレーム位相に位相合わせを行うとともに、
ある特定のＸ．５０フレームを前記公倍数のマルチフレ
ーム・パターンに付替えて非ビットスティール伝送路へ
伝送する多重化装置と、 前記非ビットスティール伝送路より受信した多重化デー
タについて、前記公倍数マルチフレームで同期をとり、
データ信号と音声信号とに分離し、データ信号と音声信
号のマルチフレームタイミングを再生し、各マルチフレ
ーム単位でバッファリングし、バッファリングされたデ
ータ信号に対しては、Ｘ．５０フレームパターンに再生
して低速回線に送出し、バッファリングされた音声信号
については、送出マルチフレームタイミングに合わせて
ビットスティール伝送路に送出する分離装置と、 を有することを特徴とするオクテット多重化装置。 - 【請求項２】前記公倍数は、最小公倍数であることを特
徴とする請求項１記載のオクテット多重化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19813391A JP2871904B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | オクテット多重化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19813391A JP2871904B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | オクテット多重化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548559A JPH0548559A (ja) | 1993-02-26 |
| JP2871904B2 true JP2871904B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=16386001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19813391A Expired - Lifetime JP2871904B2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | オクテット多重化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2871904B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP19813391A patent/JP2871904B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0548559A (ja) | 1993-02-26 |
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