JP2870861B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2870861B2
JP2870861B2 JP1252728A JP25272889A JP2870861B2 JP 2870861 B2 JP2870861 B2 JP 2870861B2 JP 1252728 A JP1252728 A JP 1252728A JP 25272889 A JP25272889 A JP 25272889A JP 2870861 B2 JP2870861 B2 JP 2870861B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は各被空調室への風量を制御することにより
室温制御するダクト式の空気調和機に関するものであ
る。
従来の技術 最近のビルやマンションでは、その省エネルギー性か
ら、個別空調方式が多くとられるようになり、その中で
も、各被空調室へ供給する風量を調整し室温を制御する
可変風量ユニットを用いたダクト方式の空気調和機がよ
く使用されている。
以下図面を参照に従来例について説明する。
第4図は従来の空気調和機の一例を示す構成概略図で
ある。1は室内機本体で、内部に回転数可変式の室内側
送風機2、前記室内側送風機2の回転数を制御する送風
機用制御器2a,室内側熱交換器3、冷媒を膨張させる室
内側電動膨張弁4を具備している。5は室外機本体で内
部に圧縮機6,室外側熱交換器7,室外側送風機8,室外側電
動膨張弁9を具備している。また圧縮機6の回転数を制
御する圧縮機制御器10と室内側電動膨張弁4,室外側電動
膨張弁9の開度を制御する電動膨張弁制御器11とをもっ
た能力制御器12を具備している。
前記室内側送風機2からは分岐チャンバー13までメイ
ンダクト14を配設し、前記分岐チャンバー13からは各被
空調室15,16,17まで分岐ダクト18,19,20をそれぞれ配設
している。前記分岐ダクト18,19,20の途中にはそれぞれ
可変風量ユニット21,22,23が取付けられている。前記可
変風量ユニット21,22,23はそれぞれ内部にダンパー21a,
22a,23aと前記ダンパー21a,22a,23aを駆動させるモータ
21b,22b,23bと、前記モータ21a,22a,23aを制御する風量
制御器21c,22c,23cを具備している。また前記被空調室1
5,16,17内には、内部に室内温度設定器24a,25a,26aと室
内温度検出器24b,25b,26bをも有した温度コントローラ2
4,25,26を配設している。
前記分岐チャンバー13内には温度検出器27と機外静圧
を検出する圧力検出器28が具備されており、また、設定
温度を冷房時,暖房時でそれぞれ一定に設定する温度設
定器27aと圧力設定器28aが具備されている。また起動
時、運転開始後の一定時間、分岐チャンバー13内の設定
温度を、通常運転時における冷房時および暖房時でそれ
ぞれ常時一定である設定温度より、冷房時には所定温度
だけ下げ、暖房時には所定温度だけ上げるタイマー付温
度設定器31を備えている。そして、起動時からの所定時
間内の圧縮機の最高回転数と、現在の回転数を比較し、
現在の回転数が所定値以下であれば信号を出力する比較
器32と、比較器の出力によりタイマー付温度設定器31の
タイマーをOFFするタイマー制御装置33を具備してい
る。
次に動作について説明する。
前記室内機本体1及び室外機本体5は接続されて衆知
の冷凍回路を構成しており、前記室内機本体1より吹き
出さた温風又は冷風は前記メインダクト14を通過し、前
記分岐チャンバー13で分流された後、各被空調室15,16,
17まで分岐ダクト18,19,20で導かれる。また分岐ダクト
18,19,20の途中に設けられている可変風量ユニット21,2
2,23は、温度コントローラ24,25,26内の室内温度設定器
24a,25a,26aにて設定された温度と、室内温度検出器24
b,25b,26bにて検出された温度との差により風量制御器2
1c,22c,23cを介してモータ21b,22b,23bを駆動させダン
パー21a,22a,23aの開度を変化させ通過風量を変化させ
るものである。
前記可変風量ユニット21,22,23にて風量が変化する
と、前記分岐チャンバー13内の機外静圧が変化し、前記
圧力検出器28により変化をとらえ前記送風機用制御器2a
により機外静圧を圧力設定器28aによる設定値にしよう
と、室内側送風機2の回転数を制御する。
機外静圧が一定に復帰した時、風量変化にともない分
岐チャンバー13内の温度が変化するが、その温度変化を
温度検出器27にて検出し、運転中は常時一定である温度
設定器27aの設定値にしようと、前記能力制御器12内の
圧縮機制御器10により圧縮機6の回転数を制御する。ま
た前記電動膨張弁制御器11により、室内機本体1内の室
内側電動膨張弁4と室外機本体5内の室外側電動膨張弁
9のそれぞれの弁開度を制御し、そのときの最適システ
ムとなるよう冷媒循環量を制御する。
次に起動時の制御及び基本動作について説明する。
第4図は前記被空調室15を例にとり、冷房時の前記室
内温度検出器24bの検出値t1(H2)が前記室内温度設定
器24aの設定値t2に達するまでの、前記可変風量ユニッ
ト21の通過風量、前記室内側送風機2及び前記圧縮機6
の回転数の変化を示したものである。室内温度検出器24
bの検出値が室内温度設定器24aの設定値に近づくにつれ
て、前記ダンパー21aの開度が変化し、可変風量ユニッ
ト21の通過風量Z(H2)は減少する。通過風量が減少す
ると前記分岐チャンバー13内の機外静圧が高くなり、前
記圧力検出器28により変化をとらえ前記送風機用制御器
2aにより機外静圧を圧力設定器28aによる設定値にしよ
うと、室内側送風機2の回転数Y(H2)を低くする。ま
た風量減少にともない分岐チャンバー13内の温度が高く
なるため、この温度を一定とするよう圧縮機6の回転数
X(H2)は低くなる。そして、t1がt2に達した時には、
X(H2),Y(H2),Z(H2)は、それぞれの最大値に対し
て、X(H2)=Xmax(H2)/α,Y(H2)=Ymax(H2)/
β,Z(H2)=Zmax(H2)/γとなる。前記比較器32で、
X(H2)=Xmax(H2)/αを検出、信号を出力し、前記
タイマー制御装置33で、比較器32の出力をうけ、前記タ
イマー付温度設定器31のタイマーをOFFすることによ
り、分岐チャンバー13内の設定温度を起動後の所定時間
の間、所定温度だけ変化させて行っている急速運転を中
止する制御を行う。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、起動時に、室内
機本体側で行う急速運転を、室外機本体の回転数制御式
の圧縮機の回転数により、通常運転にもどすため、室外
機本体から室内機本体へ、急速運転の終了を検知させる
手段が必要であり、システムが複雑になるという課題を
有していた。
本発明は、上記課題に鑑み、可変風量式の空気調和機
の起動時の急速運転及び急速暖房の制御を、室内機本体
側の状態により通常運転にもどす機能を有する空気調和
機を提供するものである。
課題を解決するための手段 そこで本発明の空気調和機では、室内側送風機の運転
状態を検出し現在の回転数と現在に至るまでの最高回転
数を比較する比較器と、起動時に運転開始後の所定時
間、温度設定値を変化させるタイマー付温度設定器のタ
イマーを、比較器の出力によりオフするタイマー制御装
置を備えたものである。
作用 以上の構成により、室内機本体の運転状態により、起
動後の所定時間内に被空調室の室温が設定値に達したこ
とを検知し、分岐チャンバー内の温度設定値を通常運転
時の値にもどして起動時の急速運転を終了するため、室
外機本体から室内機本体側へ急速運転の終了を検知させ
る手段が必要なくなる。
実 施 例 第1図は本発明の一実施例を示す構成概略図である。
以下図面にしたがって説明する。従来例と同一の構成の
ものについては、同一の番号を付与し、詳細な説明は省
略する。
本発明の一実施例では、従来例と比べて、起動時から
の所定時間内の室内側送風機の最高回転数と、現在の回
転数を比較し、現在の回転数が所定値以下であれば信号
を出力する比較器34を具備している。
次にその動作について説明する。なお、起動時の前記
タイマー付温度設定器31のタイマー時間内で、被空調室
の室温が設定値に達した後の制御を除き、起動から被空
調室の室温が設定値に達するまで、及び通常運転時の制
御、基本動作は従来例と同一なので説明を省略する。
従来例で第2図について説明したように、前記室内温
度検出器24bの検出値t1(H2)が前記室内温度設定器24a
の設定値t2に達した時には、前記室内側送風機2の回転
数Y(H2)は、その最大値Ymax(H2)に対して、Y
(H2)=Ymax(H2)/βとなる。前記比較器34で、Y
(H2)≦Ymax(H2)/βを検出、信号を出力し、前記タ
イマ制御装置33で、比較器34の出力をうけ、前記タイマ
ー付温度設定器31のタイマーをOFFすることにより、分
岐チャンバー13内の設定温度を起動後の所定時間、所定
温度だけ変化させて行っている急速運転を終了する制御
を行う。
第3図は起動時の制御を示すフローチャートである。
まず起動時、運転がスタートするとステップ41にて、
冷房運転か暖房運転かを選択する。冷房運転の場合はス
テップ42にて前記タイマー付温度設定器31の設定値を通
常運転時の設定値T1(℃)よりt(℃)下げてT2(℃)
にし、ステップ43にてタイマー付温度設定器31のタイマ
ーをスタートさせる。そしてステップ44にてタイマーが
OFFでない場合には、分岐チャンバー13内の温度X
(℃)を温度検出器27にて検出し、ステップ46〜49にて
温度X(℃)と設定値T2(℃)との差により圧縮機6の
回転数を選択する。そしてステップ56にて起動後の室内
側送風機2の最大回転数Ymax(H2)と現在の回転数Ynow
(H2)を比較器34で比較し、Ynow(H2)>Ymax(H2)の
場合にはステップ57にてYnow(H2)をYmax(H2)とし、
ステップ44に戻る。また、Ymax(H2)≧Ynow(H2)の場
合には、ステップ58にてYmax(H2)/βとYnow(H2)の
比較を行い、Ymax(H2)/β≧Ynow(H2)の場合にはス
テップ59にてタイマーをオフし、ステップ44に戻り、再
びタイマーがオフかどうかの確認を行う。以上の制御
を、起動後、タイマー付温度設定器31のタイマー時間が
経過するか、あるいは圧縮機の回転数がYnow(H2)≦Y
max(H2)/βとなってタイマーがオフするまで繰り返
す。タイマーがオフとなった場合はステップ44からステ
ップ50に進み、従来例に示した通常運転時の制御を行
う。なお暖房時においては、起動時タイマー付き温度設
定器31の設定値を通常運転時の設定値よりも所定温度上
げ、以降冷房時と同様の制御を行う。
以上のように本発明は、比較器とタイマー制御装置に
より、可変風量式で通常運転時は被空調室への吹出し温
度を一定に制御し、起動時には一定時間急速運転制御を
行う方式の空気調和機において、起動後の急速運転時間
中に被空調室の温度が設定温度に達したことを、室内機
本体の運転状態により検知し、急速運転から通常運転状
態に切換えることを可能とするものである。
発明の効果 本発明の比較器を備えた空気調和機によれば、起動後
の急速運転時間中に、室温が所定値に達すれば、急速運
転から通常運転に切換え、被空調室の吹出し温度を通常
運転時の設置値にもどす、という動作を室内機本体側の
運転状態の変化により行えるため、室外機本体側から室
内機本体側へ急速運転の終了を検知させる手段が必要な
く、より簡単な構成で急速運転中の吹出し温度が熱すぎ
る、あるいは冷たすぎるといった不快な時間を短くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による空気調和機の構成概念
図、第2図は被空調室の温度変化による空気調和機の各
部の動作の一例を示すタイムチャート、第3図は起動時
の分岐チャンバー内の温度制御の一例を示すフローチャ
ート、第4図は従来の空気調和機の構成概念図である。 1……室内機本体、2……室内側送風機、3……室内側
熱交換器、4……室内側電動式膨張弁、5……室外機本
体、6……圧縮機、7……室外側熱交換器、8……室外
側送風機、9……室外側電動式膨張弁、13……分岐チャ
ンバー、14……メインダクト、15,16,17……被空調室、
18,19,20……分岐ダクト、21,22,23……可変風量ユニッ
ト、28……圧力検出器、27……温度検出器、28a……圧
力設定器、31……タイマー付温度設定器、34……比較
器、33……タイマー制御装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に室内側熱交換器,回転数制御式の室
    内側送風機,室内側電動膨張弁を有するダクト接続式の
    室内機本体と、 回転数制御式の圧縮機,室外側熱交換器,室外側送風
    機,室外側電動膨張弁を有する室外機本体と、 前記室内機本体から冷風又は温風を本体外に導くメイン
    ダクトと、 前記メインダクトの室内機本体の反対側の開口部に接続
    された分岐チャンバーと、 前記分岐チャンバーから冷風又は温風を複数の被空調室
    に導く複数の分岐ダクトと、 前記分岐ダクト内に前記各被空調室の室温により風量を
    可変する風量可変ユニットと、 前記冷風又は温風の通路で共通通路部分の圧力を検知す
    る圧力検出器と、 温度を検出する温度検出器と、 前記共通通路部分の圧力を設定する圧力設定器と、 温度を設定し時間によりその設定値を変更できるタイマ
    ー付温度設定器と、 前記回転数制御式の室内側送風機の回転数を検出し最高
    回転数を記憶し現在の回転数と最高回転数を比較する比
    較器と、 前記タイマー付温度設定器のタイマーを制御するタイマ
    ー制御装置とを備え、 前記圧力検出器の検出値と圧力設定器の設定値との圧力
    差により前記室内側送風機の回転数を制御し送風量を可
    変すると共に、通常運転時には前記温度検出器の検出値
    と前記タイマー付温度設定器の設定値との温度差により
    前記圧縮機の回転数と室内側電動式膨張弁及び室外側電
    動膨張弁の弁開度を制御して冷凍能力を可変し、かつ起
    動時に所定時間前記タイマー付温度設定器の設定値を、
    通常運転時の冷房時および暖房時でそれぞれ決められた
    常時一定の設定値より、所定温度だけ、冷房時には下
    げ、暖房時には上げるとともに、 所定時間内に前記比較器において、前記回転数制御式の
    室内側送風機の起動時から現在に至るまでの最高回転数
    と、現在の回転数を比較し、現在の回転数が最高回転数
    の所定値以下であれば、前記タイマー制御装置により前
    記タイマー付温度設定器のタイマーを制御し、設定値を
    常時一定の値にもどすよう構成したことを特徴とする空
    気調和機。
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