JP2870810B2 - オーブンのドアーロック装置及びドアー引込み装置 - Google Patents

オーブンのドアーロック装置及びドアー引込み装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、オーブンのドアー閉時のドアーロック装置
およびドアー引込み装置に関するものである。
従来の技術 近年オーブンでドアーロック後、セルフクリーングで
加熱室の汚れを高温で焼き切り、浄化する方法のものが
あり、ドアーを確実に閉じる必要がある。従来のドアー
ロック装置について説明する。
第7図において、ベース30上の固定ピン31にラッチハ
ンドル32とラッチレバー33を保持させ、ラッチレバー33
は固定ピン34によりベース30に装着され、溝35を形成し
ている。又、固定ピン36によりロックボルト37を装着し
一端は上下に配したボルトピン38により上は前記溝35に
はめられ、下はベース30に配した溝39にはまり込んでい
る。他端はL字状の引っかけ部40を設けている。なおラ
ッチハンドル32の移動端にはスイッチ41と、ラッチレバ
ー33の移動端には連結ピン42を介して制御板43を設け、
隣接してスイッチ44が臨んでいる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では以下の様な欠点
を有していた。
ラッチハンドル32を手動で操作し固定ピン34を支点と
して回すため途中半端な位置で止まるとスイッチ41やス
イッチ44が入らずドアーが閉じたという信号が制御部に
伝わらず誤動作を生じることになる。又、ラッチハンド
ル32は手動で不均一な力で使用されるためピン部31、3
4、38や溝部35の摩耗が激しく、ドアーロックや解除の
タイミングがずれる等の課題があった。
本発明は上記課題を解決し、駆動部にモータを用いて
一定の回転力により安定したドアーロック装置及びドア
ー引込み装置を提供し、セルフクリーニング(庫内焼き
切り、浄化)のオーブン内が高温時にドアーを確実に閉
止させることを目的としている。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため被加熱物を収納する加熱室
と、加熱室の全面開口部を開閉自在とするドアー鍵穴を
備えたドアーを設けたオーブンのドアー閉時に、制御器
によりモータを駆動させ、モータ軸に回転、ラッチレバ
ーと固定レバー係止部と移動溝で連動、連結させてドア
ー鍵穴に固定レバーを挿入し、ドアーを閉止固定したも
のである。
上記構成により、モータ軸に連結した回転レバー、ラ
ッチレバーと固定レバーを各々係止部で連結し、各々の
レバーに移動溝を設けているので、モータの一定方向の
回転動作によりモータ軸に連結した回転レバーによりラ
ッチレバーをある必要角度回転させ、ラッチレバーに連
結した固定レバーを回転運動させ、固定レバーの先端部
でドアの鍵穴に挿入し、また、固定レバーの移動溝と係
止部とラッチレバーとベースの移動溝を用いて、固定レ
バーの前後の直線運動を行うことにより、ドアー鍵穴に
挿入された固定レバーを引込むことでドアー自体をオー
ブンに密着させ、オーブン庫内からの熱気もれや空気流
入が防止できる。そしてラッチレバーに付けたアクチュ
エーターによりスイッチを動作させ、制御器からの温度
検知信号の両方を利用してモータを自動制御し、安定し
たドアーロックから解除までの動作を行い誤動作を防止
できると共に、高温時に確実にドアー閉止が行える。
実施例 以下、本発明の一実施例におけるオーブンのドアーロ
ック装置とドアー引込み装置について図面とともに説明
する。
第1図はドアーロック装置の解除(スタート位置)時
詳細図、第2図はロック初期(中間位置)時詳細図、第
3図はロック(ストップ位置)時詳細図、第4図はドア
ーロック装置の固定レバーと係止部の関連を示す要部側
面図、第5図はオーブン概略図である。なお第6表は動
作図を示す。
第1図はドアーロック前の状態を示し、モータ取付板
1にモータ2を設けたモータ軸3の径に合わせて回転レ
バー4をはめ込みモータ軸形状に加工してモータ軸3に
挿入固定し、回転レバー4の端面にピン状の係止部A5を
固定している。モータ取付板1の下部のベース1aには係
止部B6を中心軸として回転自在に装着したラッチレバー
7は、一端に係止部B6を支点とする中心軸に沿って移動
溝A8を設け前記係止部A5をはさみ込んでいる。他端は前
記支点より略放射状のフレームを形成し一部に斜めの移
動溝B9を形成しフレーム先端にスイッチ19を作動させる
アクチュエータ10を具備している。モータ取付板1の下
部のベース1aに固定されたピン状の係止部C11とは移動
溝Cを設けた固定レバー12を装着し、かつ固定レバー12
の一端にはピン状の係止部D13が固定され係止部D13は上
部はラッチレバー7に設けた移動溝9に、下部はベース
1aの移動溝14に夫々導かれるように上下一体に形成して
いる。17はドアーでラッチレバー7の回転中心となる係
止部B6と係止部C11の延長線上で固定レバー12と同位置
にドアー鍵穴18を設けている。19は前記ラッチレバー7
の放射状フレームの先端に設けたアクチエータ10により
ドアロックの完了時に接点が接触する様に設けたスイッ
チで制御器(図示せず)に接続されている。
第2図はドアーロック途中、第3図はドアーロック後
の状態を示しており、ドアーロックから解除までの動作
を説明する。操作部(図示せず)によりドアーロックを
指示すると制御器によりモータ2を駆動し回転レバー4
はモータ軸3と同一方向に回転し、回転レバー4の先端
に設けた係止部A5を移動溝A8にはめ込んだラッチレバー
7は、係止部B6を支点として係止部A5の回転運動に伴い
移動溝A8に加わる回転力を利用して回転レバー4とは逆
方向に回転する。そして、固定レバー12端面側に固定さ
れた上下一体の係止部D13はラッチレバー7に設けた移
動溝B9とベース1aに設けた移動溝D14に係合し移動しな
がら前記ラッチレバー7の回転とベース1aに固定した係
止部C11を支点として逆方向に回転する。なお、係止部D
13は移動溝B9と移動溝C14の各々の移動中間点に到達す
る。この時ドアー17の上部に配設したドアー鍵穴18に固
定レバー12の先端のL字状の引っかけ部15が引っかか
り、その後、係止部C11と嵌合している固定レバー12の
移動溝C16は係止部B6と同一軸線上に並ぶと共に、移動
溝C14も前記中間点より係止部B6と同一軸線上に第2図
に示すように一致する。そして、ドアー17をオーブン側
に密着させるために引込む場合は第3図、第4図に示す
様に継続してラッチレバー7がさらに回転すると固定レ
バー12は、係止部B6の支点に向かって係止部C11と移動
溝C16に導かれ直線運動しドアー17はドアー鍵穴18に引
っかかったまま固定レバー12と同方向に矢印に示す如く
引っ張られる。そして、アクチュータ10がスイッチ19の
接点を押して、制御器が信号を検知しモータ2の回転を
止める。
次にドアー17を開く時は、例えば制御器がオーブン庫
内が十分に冷えたことをサーミスタで検知してモータの
回転をロック時とは逆方向に動作させると、ラッチレバ
ー7は前記と逆方向に回転し、固定レバー12も前述とは
逆の動作となりドアーロックは解除される。そして、制
御器が時間を検出してモータ2の動作を停止させる。
第5図の20は被加熱物を収納する加熱室で前面に開閉
自在のドアー17を配設してオーブン21を構成している。
22は加熱室20の上部に設けたドアーロック装置である。
第1表は上記動作図を表したもので、制御器によりセ
ルフ・クリーニングの信号を受けて、モータ2を駆動さ
せ、ドアー17をロック後はアクチェータ10によるスイッ
チ19の信号によりモータを停止し、その間に加熱室20内
(又は外)に配設したヒーターにより450〜500℃の温度
に上昇させ、設定時間終了と同時にヒータ通電を停止さ
せる。その後加熱室は除冷され、ドアー17が十分に冷や
されたレベルでサーミスタ検知の信号を利用してモータ
2を回動し、固定レバー12を動かしドアー17のロックを
解除する。上記構成において、制御器によりモータ2を
回転させ、モータ軸3に直結した回転レバー4と、回転
レバーに連動したラッチレバー7と、ラッチレバーに連
動した固定レバー2が、ラッチレバー7に付いたアクチ
ェータ10と隣接したスイッチ19により、各々のレバーが
一定の回転角度と直線運動と一定のモーメントで動作す
るために、安定したドアーロック位置が得られる。ま
た、制御器の時間検出でも一定したレバー部の動作によ
り確実なドアーロックの解除がなされる。特に、固定レ
バー12をドアー17の鍵穴18に挿入後、直線運動によりド
アー17をオーブンに引込み密着させた場合には、ドアー
周囲への熱気もれや空気流入がなくなり、加熱室20内の
温度を高温(450〜500℃)に安定維持でき、加熱室20内
とドアー17の内面のセルフ・クリーニングのむらをなく
することができる。
発明の効果 以上のように本発明のオーブンのドアーロック装置に
おいては、以下の効果が得られる。
(1)制御器によりモータを駆動させ、モータの回転運
動を利用してラッチレバー、固定レバーを各々回転運動
及び直線運動に変換し、アクチェータによりスイッチか
らの信号でモータを停止させるため、常に一定の位置で
ドアーロックが行える。
(2)制御器により一定時間のモータ駆動を行うことに
より、ドアーロック位置から解除位置までのタイミング
が安定する。
(3)モータの駆動を常に一定方向に回転させると共に
均一なモーメントで各レバーに動力を伝えることができ
るため、係止部や溝部の摩耗が軽減され誤動作のない安
定したドアーのロックから解除までの動作が得られる。
(4)ドアーロック後、セルフ・クリーニングで加熱室
内の汚れを焼き切り、浄化し、ドアー部が冷却されるま
でドアーを閉止させるために加熱室が高温時にドアーが
開くこともなく、火傷を防止し、安全性を確保できる。
また、本発明のオーブンのドアー引込み装置において
は、ドアーロック後に固定レバーの直線運動により、ド
アーを引込み、ドアーとオーブンの隙間をなくすること
でセルフ・クリーニング時の熱気もれや空気流入を防止
し、ドアー機外の温度上昇をなくし、セルフ・クリーニ
ング特性の向上と安定性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるオーブンのドアーロ
ック装置及びドアー引込み装置の構成を示し、解除時の
詳細図、第2図は同装置の構成を示し、ドアーロック初
期(中間位置)時の詳細図、第3図は同装置の構成を示
し、ドアーロック(ストップ位置)時の詳細図、第4図
は同装置の要部側面図、第5図はオーブン概略構成図、
第6図は同装置の動作図、第7図は従来のオーブンのド
アーロック装置の構成図である。 2……モータ、3……モータ軸、4……回転レバー、5
……係止部A、6……係止部B、7……ラッチレバー、
11……係止部C、12……固定レバー、13……係止部D、
17……ドアー、18……ドアー鍵穴、20……加熱室。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室
    の開口部を開閉自在とするドアー鍵穴を備えたドアーを
    設けたオーブンのドアー閉時に、制御器によりモータを
    駆動させ、モータ軸に連結した回転レバー、ラッチレバ
    ーと固定レバーを係止部と移動溝で連動、連結させてド
    アー鍵穴に固定レバーを挿入し、ドアーを閉止固定して
    なるオーブンのドアーロック装置。
  2. 【請求項2】被加熱物を収納する加熱室と、前記加熱室
    の開口部を開閉自在とするドアー鍵穴を有したドアー
    と、制御器により駆動制御されるモータと、前記モータ
    軸に連結した係止部Aを有した回転レバーと、移動溝D
    を設けたベース部と、このベース部に固定された係止部
    Bを中心として前記係止部Aと係止して回動する移動溝
    Bを設けたラッチレバーと、前記ベース部に固定された
    係止部Cを介して回動可能とし、一端には上部は前記ラ
    ッチレバーの前記移動溝Bに、下部は前記ベース部の前
    記移動溝Dとに嵌合した上下一体の係止部Dが固定さ
    れ、他端には前記ドアー鍵穴との引っかけ部を有した固
    定レバーと、前記ラッチレバーにより、前記ドアーのロ
    ック完了時に作動するスイッチとを備え、前記固定レバ
    ー先端部は前記移動溝C内で前記係止部Cを支点とし、
    かつ前記係止部Dは前記移動溝Dと前記移動溝Bに導か
    れて回動して前記ドア鍵穴に挿入され、さらにラッチレ
    バーの回動により係止部Bの方向に直線移動して前記ド
    アーを閉止するドアー引込み装置。
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