JP2870366B2 - リードフレームへのフィルム貼付け装置 - Google Patents

リードフレームへのフィルム貼付け装置

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JP2870366B2
JP2870366B2 JP5166001A JP16600193A JP2870366B2 JP 2870366 B2 JP2870366 B2 JP 2870366B2 JP 5166001 A JP5166001 A JP 5166001A JP 16600193 A JP16600193 A JP 16600193A JP 2870366 B2 JP2870366 B2 JP 2870366B2
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lead frame
film
heat block
contact surface
attaching
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健一 金子
敏雄 川村
俊勝 広江
昇 今井
博之 高坂
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリードフレームへのフィ
ルム貼付け装置に関し、特に、リードフレームの反りや
撓みを低減して、品質を向上させたリードフレームへの
フィルム貼付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高密度実装を可能にしたCOL(Chip o
n Lead)やLOC(Lead on Chip)構造のリードフレー
ムには、予め半導体チップ搭載用に高耐熱ポリイミド系
フィルムの片面又は両面に接着剤(熱可塑性及び熱硬化
性接着剤等)が塗布された接着剤付フィルムを貼り付
け、プレハブリードフレームとして実用化されているも
のがある。
【0003】上記のようなリードフレームにおいて、接
着剤付フィルム(以下、フィルムという)を貼付ける場
合には、例えば、打抜き金型が使用されている。すなわ
ち、ダイに載置されたフィルムを打抜きパンチで所定の
形状に打抜き剪断した後、打ち抜いたフィルムをそのま
ま下降させ、その下のリードフレームと共にヒートブロ
ックに押し付けて挟み込むことにより、リードフレーム
の所定の位置に熱圧着により貼着している。
【0004】すなわち、熱圧着時においては、図6の
(a),(b) ,及び図7の(a),(b) に示すように、ヒートブ
ロック2でリードフレーム3の略全体を加熱してから、
リードフレーム3のフィルム貼着位置に、図示しない打
抜きパンチでフィルム1を貼付けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のリード
フレームへのフィルム貼付け装置によると、ヒートブロ
ックの上面を全てリードフレームの接触面としているた
め、フィルム貼付面積に対してヒートブロックの接触面
積が大きく、リードフレームの熱膨張が大きくなって、
フィルム貼着後、これが常温まで戻るとフィルム,或い
はリードフレームの反りや撓みが発生する。このため、
以下のような問題が生じる。 (1) LOC,COL構造に適用されるリードフレームで
は、実装工程でダイボンディング、つまり、ICチップ
の搭載ができなくなる。 (2) リード先端部の固定用として貼付けられたリードフ
レームでは、実装工程でワイヤボンディング、つまりI
C素子とリード間をAu線等で接続することができなく
なる。 (3) 実装装置にリードフレームを通すことができなくな
る上に、リードロケーション(リードの高低)にも影響
が顕れ、ワイヤボンディングができなくなる。
【0006】また、リードフレームとの接触面が大きい
と、フィルム貼着時にヒートブロックがリードフレーム
に奪われる熱量が大きくなるため、ヒートブロックの温
度が不安定になり易く、接着状態が安定しないという問
題もある。
【0007】従って、本発明の目的はリードフレームの
熱膨張を抑制して、フィルムやリードフレームの反りや
撓みの発生を低減することができるリードフレームへの
フィルム貼付け装置を提供することである。
【0008】本発明の他の目的はヒートブロックの温度
を安定させて良好なフィルム接着状態が得られるリード
フレームへのフィルム貼付け装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
み、リードフレームの熱膨脹を抑制して、フィルムやリ
ードフレームの反りや撓みを低減し、且つ、ヒートブロ
ックの温度を安定させて良好なフィルム接着状態が得ら
れるようにするため、ヒートブロックの上面をリードフ
レームと接触しない非接触面と、リードフレームのフィ
ルム貼着部とその周辺部だけ接触するように上記非接触
面との間に少なくとも0.3mm〜0.5mm以上の段
差を有して突出し、且つ、貼着されるフィルムの輪郭形
状とほぼ対応する輪郭形状を有するリードフレーム接触
面より構成したリードフレームへのフィルム貼付け装置
を提供するものである。
【0010】上記リードフレーム接触面は、非接触面と
の間に少なくとも0.3〜0.5mm以上の段差を有し
ている。
【0011】
【実施例】以下、本発明のリードフレームへのフィルム
貼付け装置について添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0012】図1には、本発明の一実施例のリードフレ
ームへのフィルム貼付け装置が示されている。このリー
ドフレームへのフィルム貼付け装置は、ダイ12に載置
されたフィルム1を所定の形状に打抜き剪断する昇降自
在の打抜きパンチ10と、打抜きパンチ10がパンチ動
作を行うとき、フィルム1を押圧するストリッパ11
と、打抜きパンチ10の下においてリードフレーム3が
載置されたヒートブロック13より構成されている。
【0013】ヒートブロック13は、図2の(a),(b) に
示すように、リードフレーム3に2本平行に貼着される
フィルム1のフィルム貼着部に対応して2本平行に設け
られたリードフレーム接触面14と、リードフレーム3
と接触しない非接触面15を有して構成されている。こ
こで、リードフレーム接触面14は非接触面15より少
なくとも0.3〜0.5mm以上の段差(高さ)tだけ
突出している。
【0014】以上の構成において、ダイ11に載置され
たフィルム1を打抜きパンチ10で所定の形状(本実施
例では、短冊状のものを2枚)に打抜き剪断した後、打
ち抜いたフィルム1をそのまま下降させ、打抜きパンチ
10でその下のリードフレーム3と共にヒートブロック
13に押し付けて挟み込むことにより、リードフレーム
3のフィルム貼着部にフィルム1を熱圧着により貼着す
る。
【0015】このとき、リードフレーム3は最低限加熱
が必要なフィルム貼着部にのみヒートブロック13のリ
ードフレーム接触面14が接触するため、リードフレー
ム3に対して過大な熱を加えることがなくなり、リード
フレーム3の熱膨張を抑えることができる。従って、リ
ードフレーム3やフィルム1の反りや撓みを防ぐことが
でき、後工程のワイヤボンディング不良やダイボンディ
ング不良を防ぐことができる。また、リードフレーム3
との接触面が小さくなるため、フィルム貼着時にヒート
ブロック13がリードフレーム3に奪われる熱量が小さ
くなり、ヒートブロックの温度を安定させることができ
る。このため、フィルムの接着状態を安定させることが
できると共に、省エネルギーをも図ることができる。
【0016】図3には、本発明の第2の実施例が示され
ている。この実施例のヒートブロック13は、ロ字形フ
ィルム1の貼付けに適用されるものであり、リードフレ
ーム3のロ字形のフィルム貼着部に相当するヒートブロ
ック13の上面位置にリードフレーム接触面14が設け
られている。
【0017】また、図4の(a),(b) に示すように、ヒー
トブロック13のリードフレーム接触面14をリードフ
レーム3の2本平行に配置されたフィルム1の間に接触
するように形成しても良く、更に、図5の(a),(b) に示
すよう、ロ字形フィルム1の中心開口部にも接触するよ
うに形成しても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリードフ
レームへのフィルム貼付け装置によると、ヒートブロッ
クの上面をリードフレームと接触しない非接触面と、リ
ードフレームのフィルム貼着部とその周辺部だけ接触す
るように前記非接触面との間に少なくとも0.3mm〜
0.5mm以上の段差を有して突出し、且つ、貼着され
るフィルムの輪郭形状とほぼ対応する輪郭形状を有する
リードフレーム接触面より構成したため、リードフレー
ムの熱膨脹を抑制して、フィルムやリードフレームの反
りや撓みを低減し、ボンディング不良を抑えることがで
きると共に、ヒートブロックの温度を安定させて良好な
フィルム接着状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のヒートブロックを示す説明
図。
【図2】本発明の一実施例のヒートブロックを示す説明
図。
【図3】本発明の第2の実施例のヒートブロックを示す
説明図。
【図4】本発明の第3の実施例のヒートブロックを示す
説明図。
【図5】本発明の第4の実施例のヒートブロックを示す
説明図。
【図6】従来のリードフレームへのフィルム貼付け装置
におけるヒートブロックを示す説明図。
【図7】従来のリードフレームへのフィルム貼付け装置
におけるヒートブロックを示す説明図。
【符号の説明】
1 フィルム 2 ヒ
ートブロック 3 リードフレーム 10 打
抜きパンチ 11 ストリッパ 12 ダ
イ 13 ヒートブロック 14 リ
ードフレーム接触面 15 非接触面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 昇 茨城県日立市助川町3丁目1番1号 日 立電線株式会社電線工場内 (72)発明者 高坂 博之 茨城県日立市助川町3丁目1番1号 日 立電線株式会社電線工場内 (56)参考文献 実開 平4−56348(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 23/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイに載置された接着性フィルムを打抜き
    パンチで所定の形状に打ち抜いて、前記ダイの下方に位
    置するヒートブロックの上面に位置したリードフレーム
    のフィルム貼着部に熱圧着するリードフレームへのフィ
    ルム貼付け装置において、 前記ヒートブロックの上面が、前記リードフレームと接
    触しない非接触面と、前記リードフレームの前記フィル
    ム貼着部とその周辺部だけ接触するように前記非接触面
    との間に少なくとも0.3mm〜0.5mm以上の段差
    を有して突出したリードフレーム接触面より構成されて
    おり、前記突出したリードフレーム接触面は貼着される
    フィルムの輪郭形状とほぼ対応する輪郭形状を有してな
    ることを特徴とするリードフレームへのフィルム貼付け
    装置。
JP5166001A 1993-06-11 1993-06-11 リードフレームへのフィルム貼付け装置 Expired - Lifetime JP2870366B2 (ja)

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