JP2867877B2 - 泥漿供給システム - Google Patents

泥漿供給システム

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JP2867877B2
JP2867877B2 JP6126190A JP12619094A JP2867877B2 JP 2867877 B2 JP2867877 B2 JP 2867877B2 JP 6126190 A JP6126190 A JP 6126190A JP 12619094 A JP12619094 A JP 12619094A JP 2867877 B2 JP2867877 B2 JP 2867877B2
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藤 秀 美 古
田 末 友 内
生 泰 一 麻
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B13/00Feeding the unshaped material to moulds or apparatus for producing shaped articles; Discharging shaped articles from such moulds or apparatus
    • B28B13/02Feeding the unshaped material to moulds or apparatus for producing shaped articles
    • B28B13/0215Feeding the moulding material in measured quantities from a container or silo
    • B28B13/0275Feeding a slurry or a ceramic slip

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  • Ceramic Engineering (AREA)
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  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛生陶器等を製造する
成形装置に泥漿を供給するための泥漿供給システムに係
り、特に鋳込み型に安定した性状の泥漿を供給すること
ができる泥漿供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、衛生陶器を泥漿鋳込みして製造
する生産設備の一例を示すもので、原料調製室1で調合
・精製された泥漿は、送泥設備3により泥漿供給本管4
を通して成形室2に移送される。泥漿供給本管4は、成
形室2内で分岐して各成形機5の流込管6と連結されて
おり、泥漿供給本管4および流込管6の末端部は、それ
ぞれ行き止まり構造となっている。
【0003】図7は、泥漿供給本管4から流込管6への
泥漿配管構成および成形機5内の配管構成を示すもの
で、成形機5には、複数の型7が搭載されており、各型
7は、流込弁9を有する流込ホース8を介して流込管6
に接続されている。送泥設備3により移送された泥漿
は、ヘッドタンク補充弁10を介して成形機5内のヘッ
ドタンク11に一旦補充され、ヘッドタンク11から泥
漿供給弁12,流込管6,流込弁9,および流込ホース
8を介して各型7に供給される。なお、流込管6の末端
部には、排泥工程で生じる未着泥漿を回収するための泥
漿タンク13が、排泥弁14を介し成形機5毎に設けら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した泥漿供給シス
テムにおいて、石膏型を使用した泥漿鋳込み成形の一サ
イクルは1〜3時間と長いため、次のサイクルの鋳込み
に使用する泥漿供給本管4内の泥漿の温度が低下して、
粘性,着肉速度等の泥漿の基本性状が変化する。この変
化した性状の泥漿で成形すると、成形品の着肉の厚さが
変化したり、成形品を石膏型から脱型するときに、変形
したり亀裂が発生するという問題がある。そしてこの傾
向は、長時間停止した後に成形する際、すなわち始業時
に顕著に現われる。
【0005】また、夜間,休日で泥漿を長時間滞溜させ
ておくと、配管内壁に泥漿が徐々に付着して泥漿の固着
物を形成し、付着が進行するに従って配管の泥漿の通過
断面積が小さくなって配管抵抗が大きくなり、石膏型へ
の泥漿の供給時間が長くなって成形サイクルが延びると
いう問題がある。
【0006】また、固着物が鋳込み時に泥漿の圧力によ
って配管内壁から剥離し、泥漿とともに型内に供給され
て成形品の欠陥の発生要因となっている。特に、図7に
示す成形機5の流込管6は、排泥により配管内が空にな
るため、配管内壁に付着した泥漿が乾燥して付着し易い
という問題がある。
【0007】さらに、成形機5を長時間休止の状態で放
置すると、配管内の泥漿が完全に固形化して配管が閉塞
し、成形機5の流込管6や泥漿供給本管4を再使用でき
なくなるおそれがある。
【0008】本発明は、このような点を考慮してなされ
たもので、配管内の泥漿の固着を防止して鋳込み型に安
定した性状の泥漿を供給し、品質の安定した成形品を得
ることができる泥漿供給システムを提供することを目的
とする。
【0009】本発明の他の目的は、配管抵抗を少なくす
ることができ、また成形室を有効利用できる泥漿供給シ
ステムを提供するにある。
【0010】本発明の他の目的は、複数の成形設備に安
定性状の泥漿を供給することができる泥漿供給システム
を提供するにある。
【0011】本発明の他の目的は、泥漿流込配管が多数
ある場合であっても、泥漿置換作業にバラツキが生じる
おそれがない泥漿供給システムを提供するにある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、成形設備を長
時間休止しても、配管の詰まりが発生するおそれのない
泥漿供給システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、泥漿供給手段からの泥漿を成形設備に供給す
るとともに、成形設備からの泥漿を泥漿供給手段に回収
する環状泥漿供給配管と、前記環状泥漿供給配管の途中
に設けられた遮断弁と、一端が前記遮断弁の上流側に接
続されるとともに、他端が遮断弁の下流側に接続される
成形設備の泥漿流込配管とをそれぞれ設け、前記遮断弁
を、泥漿供給手段からの泥漿を環状泥漿供給配管に供給
してその内部の泥漿を置換する際に開にするとともに、
泥漿供給手段からの泥漿を泥漿流込配管に供給してその
内部の泥漿を置換する際に閉にすることを特徴とする。
【0014】本発明はまた、泥漿供給手段からの泥漿を
成形設備に供給するとともに、成形設備からの泥漿を泥
漿供給手段に回収する複数の環状泥漿供給配管と、前記
各環状泥漿供給配管の途中にそれぞれ設けられた遮断弁
と、一端が任意の環状泥漿供給配管の遮断弁の上流側に
接続されるとともに、他端が他の環状泥漿供給配管の遮
断弁の下流側に接続される成形設備の泥漿流込配管とを
それぞれ設け、前記各遮断弁を、泥漿供給手段からの泥
漿を各環状泥漿供給配管に供給してその内部の泥漿を置
換する際に開にするとともに、泥漿供給手段からの泥漿
を泥漿流込配管に供給してその内部の泥漿を置換する際
に閉にすることを特徴とする。
【0015】本発明はまた、泥漿流込配管の上流端およ
び下流端に、入側開閉弁および出側開閉弁をそれぞれ設
け、これら両開閉弁を、環状泥漿供給配管内の泥漿置換
の際に閉にするとともに、泥漿流込配管内の泥漿置換の
際に開にするようにしたことを特徴とする。
【0016】本発明はまた、泥漿流込配管を、環状泥漿
供給配管に複数並列に接続するようにしたことを特徴と
する。
【0017】本発明はまた、泥漿流込配管を、任意数の
泥漿流込配管を単位として複数のブロックに分け、泥漿
流込配管内の泥漿置換を、前記各ブロック毎に行なうよ
うにしたことを特徴とする。
【0018】本発明はさらに、各配管内の泥漿置換を周
期的に行なうようにしたことを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明に係る泥漿供給システムにおいては、環
状泥漿供給配管の途中に遮断弁が設けられている。そし
て、この遮断弁を開にすることにより、泥漿供給手段か
らの泥漿は環状泥漿供給配管に供給され、その内部の泥
漿が置換される。一方、遮断弁を閉にすることにより、
泥漿供給手段からの泥漿は泥漿流込配管に供給され、そ
の内部の泥漿が置換される。このため、配管内への泥漿
の固着を防止して、鋳込み型に安定した性状の泥漿を供
給することが可能となる。
【0020】また、本発明においては、環状泥漿供給配
管が複数設けられている。このため、1本の環状泥漿供
給配管の長さが短くなって配管抵抗が少なくなり、また
成形設備の規模,配置が自在となって成形室を有効利用
とすることが可能となる。
【0021】また、本発明においては、泥漿流込配管の
上流端および下流端に、入側開閉弁および出側開閉弁が
それぞれ設けられ、これら両開閉弁は、環状泥漿供給配
管内の泥漿置換の際には閉じられている。このため、環
状泥漿供給配管の長さが長い場合であっても、その内部
の泥漿置換を確実かつ短時間で行なうことが可能とな
る。
【0022】また、本発明においては、泥漿流込配管
が、環状泥漿供給配管に複数並列に接続されている。こ
のため、複数の成形設備に安定性状の泥漿を供給するこ
とが可能となる。
【0023】また、本発明においては、泥漿流込配管が
複数のブロックに分けられ、泥漿流込配管内の泥漿置換
は、このブロック毎に行なわれるようになっている。こ
のため、泥漿流込配管数が多い場合であっても、泥漿置
換作業にバラツキが生じることがない。
【0024】さらに本発明においては、配管内の泥漿置
換が周期的に行なわれる。このため、成形設備を長時間
休止しても配管の詰まりが発生しない。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0026】図1および図2は、本発明の第1実施例に
係る泥漿供給システムを示すもので、図中、符号21は
原料調製室、符号22は成形室である。原料調製室21
内には、泥漿を調合,精製する送泥設備23が設けられ
ている。この送泥設備23は、回収した泥漿を貯蔵し性
状調整する再精設備23aと、精製した泥漿を成形室2
2に移送する圧送手段23bとを備えている。
【0027】成形室22には、複数の成形機25が設置
されており、これら各成形機25には、それぞれ複数の
鋳込み型26が搭載されている。
【0028】原料調整室21と成形室22との間には、
送泥設備23で精製された泥漿を成形室22に移送する
ための環状泥漿供給配管24が配設されており、この環
状泥漿供給配管24は、成形室22内を巡回後再び送泥
設備23に戻るループ管となっている。
【0029】この環状泥漿供給配管24は、一次側配管
24aと二次側配管24bとを遮断弁27を介し直列に
接続して構成されており、遮断弁27は、後述する泥漿
置換の際に開閉制御されるようになっている。そして、
成形機25の流込配管28は、一端が一次側配管24a
に接続されるとともに他端が二次側配管24bに接続さ
れ、相互に並列をなしている。
【0030】図3は、成形機25内の配管接続の詳細を
示すもので、流込配管28は、環状泥漿供給配管24の
一次側配管24aに、入側開閉弁29を介し接続される
とともに、二次側配管24bに、出側開閉弁30を介し
て接続されている。
【0031】また、ヘッドタンク31は、流込圧力を均
一安定化するために成形機25毎に設けられており、ヘ
ッドタンク供給配管32が、入側開閉弁29の一次側か
ら分岐して、ヘッドタンク補充弁33を介しヘッドタン
ク31に接続され、また立下がり管34が、ヘッドタン
ク31から泥漿供給弁35を介して入側開閉弁29の二
次側に接続されている。
【0032】泥漿タンク36は、排泥工程で生じる余剰
泥漿を回収するため成形機25毎に設けられており、こ
の泥漿タンク36は、流込配管28末端の出側開閉弁3
0の一次側から分岐する排泥分岐管37および排泥弁3
8の下方側に設置されている。
【0033】また、各鋳込み型26は、前記立下がり管
34の合流部34aと排泥分岐管37の合流部37aと
の間に、流込弁39を有する流込ホース40を介して流
込配管28に接続されている。
【0034】次に、本実施例の作用について説明する。
【0035】鋳込み型26に泥漿を供給する前に、環状
泥漿供給配管24内および流込配管28内の泥漿置換を
行なう。
【0036】環状泥漿供給配管24内の泥漿置換に際し
ては、まず各流込配管28の両開閉弁29,30を閉じ
るとともに、遮断弁27を開き、その後圧送手段23b
により、0.1MPa〜1.0MPaの圧力を泥漿に加
えて環状泥漿供給配管24に送る。送られた泥漿は、環
状泥漿供給配管24内を通って再精設備23aに回収さ
れ、これにより環状泥漿供給配管24内が泥漿置換され
る。
【0037】次に、流込配管28内の泥漿置換に際して
は、まず遮断弁27を閉じた後、圧送手段23bにより
0.1MPa〜1.0MPaの圧力を環状泥漿供給配管
24の一次側配管24aに加える。その後、各弁33,
35,38,39を閉じた状態で、流込配管28の両端
の各開閉弁29,30を開く。すると、一次側配管24
a内の泥漿が流込配管28内を通って二次側配管24b
に排出され、流込配管28内が泥漿置換される。
【0038】このように圧送された泥漿が、各配管2
4,28の内壁に付着、固形化した泥漿を剥ぎ取るとと
もに、配管24,28内に滞留して性状が変化した古い
泥漿を、精製直後の新しい泥漿と置換することになる。
このため、鋳込み型26に安定した性状の泥漿を供給し
て品質の安定した成形品を得ることができる。
【0039】ところで、流込配管28内の泥漿置換は、
全成形機25を同時に行なうことも可能であるが、同時
に多数の流込配管28に泥漿を通すと、泥漿置換作業に
バラツキが生じるおそれがある。このため、多数の流込
配管28を1本または複数本単位でブロックに分け、こ
れら各ブロック毎に泥漿置換作業を順次行なうようにす
ることが好ましい。
【0040】また、成形機25を長時間休止する場合に
は、両配管24,28内の泥漿置換を周期的に行ない、
配管24,28内に詰まりが発生しないようにすること
が好ましい。
【0041】なお、流込配管28は、泥漿をヘッドタン
ク31に供給し、これを泥漿タンク36に抜き捨てて泥
漿置換することも可能であるが、ヘッドタンク31のヘ
ッド圧は0.01MPa〜0.02MPaと低いため、
充分な置換効果が得られず、また泥漿タンク36内に排
出した泥漿処理のための作業負荷が増加し実用的でな
い。
【0042】図4および図5は、本発明の第2実施例に
係る泥漿供給システムを示すもので、環状泥漿供給配管
を複数設け、流込配管内の泥漿置換の際に、一方の環状
泥漿供給配管から供給した泥漿を、他方の環状泥漿供給
配管に排出するようにしたものである。
【0043】すなわち、原料調製室21と成形室22と
の間には、環状泥漿供給配管24に加え、環状泥漿供給
配管44が設けられており、この環状泥漿供給配管44
は、一次側配管44aと二次側配管44bとを遮断弁4
7を介し直列に接続して構成されている。そして、各流
込配管28は、その一端が入側開閉弁29を介し環状泥
漿供給配管24の一次側配管24aに接続されていると
ともに、他端が出側開閉弁30を介し環状泥漿供給配管
44の二次側配管44bに接続され、相互に並列をなし
ている。
【0044】なお、その他の点については、前記第1実
施例と同一構成となっている。
【0045】次に、本実施例の作用について説明する。
【0046】各環状泥漿供給配管24,44内の泥漿置
換に際しては、まず遮断弁27,47を開くとともに、
各流込配管28の両開閉弁29,30を閉じる。そし
て、圧送手段23bにより両環状泥漿供給配管24,4
4に泥漿を圧送する。これにより、両環状泥漿供給配管
24,44内が泥漿置換される。
【0047】次に、各流込配管28内の泥漿置換に際し
ては、まず遮断弁27,47を閉じるとともに、環状泥
漿供給配管24の一次側配管24aに泥圧をかけ、その
後各流込配管28の両開閉弁29,30を開く。する
と、一次側配管24a内の泥漿が、各流込配管28内を
通って環状泥漿供給配管44の二次側配管44bに排出
され、流込配管28内が泥漿置換される。
【0048】このように、前記第1実施例のように、1
本の環状泥漿供給配管24で泥漿供給と回収とを兼用す
る場合には、設備費は安価になるが、成形機25への泥
漿供給口が、図2に示すように工場の片側に片寄り、成
形機25の配置に制約を受けることになる。これに対し
て本実施例のように、複数の環状泥漿供給配管24,4
4を用いて、工場内全域で泥漿取出しが可能となるよう
にすることにより、1本の環状泥漿供給配管の長さが短
くなって配管抵抗が少なくなるとともに、成形機25の
規模,配置が自在となり、成形室22を有効利用でき
る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、環状泥漿
供給配管の途中に遮断弁を設け、環状泥漿供給配管内の
泥漿置換の際には遮断弁を開にするとともに、泥漿流込
配管内の泥漿置換の際には遮断弁を閉にするようにして
いるので、配管内の泥漿の固着を防止して、鋳込み型に
安定した性状の泥漿を供給し、品質の安定した成形品を
得ることができる。
【0050】本発明はまた、環状泥漿供給配管を複数設
けるようにしているので、1本の環状泥漿供給配管の長
さが短くなって配管抵抗が少なくなり、また成形設備の
規模,配置が自在となって成形室を有効利用することが
できる。
【0051】本発明はまた、泥漿流込配管の上流端およ
び下流端に、入側開閉弁および出側開閉弁をそれぞれ設
け、これらを泥漿置換の際に開閉制御するようにしてい
るので、配管内の泥漿置換を、短時間で確実に行なうこ
とができる。
【0052】本発明はまた、泥漿流込配管を、環状泥漿
供給配管に複数並列に接続しているので、複数の成形設
備に安定性状の泥漿を供給することができる。
【0053】本発明はまた、泥漿流込配管を複数のブロ
ックに分け、泥漿置換を各ブロック毎に行なうようにし
ているので、泥漿流込配管が多数ある場合でも、泥漿置
換作業にバラツキが生じることがない。
【0054】本発明はさらに、配管内の泥漿置換を周期
的に行なうようにしているので、成形設備を長時間休止
しても、配管の詰まりが発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る泥漿供給システムを
示す平面図。
【図2】図1の要部斜視図。
【図3】成形機内の配管構成を示す説明図。
【図4】本発明の第2実施例に係る泥漿供給システムを
示す平面図。
【図5】図4の要部斜視図。
【図6】泥漿供給システムの一例を示す平面図。
【図7】成形機内の配管構成の一例を示す説明図。
【符号の説明】
21 原料調整室 22 成形室 23 送泥設備 23a 再精設備 23b 圧送手段 24,44 環状泥漿供給配管 24a,44a 一次側配管 24b,44b 二次側配管 25 成形機 26 鋳込み型 27,47 遮断弁 28 流込配管 29 入側開閉弁 30 出側開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 麻 生 泰 一 福岡県北九州市小倉北区中島二丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−182729(JP,A) 特開 平4−97802(JP,A) 実開 昭61−177808(JP,U) 特公 昭48−17842(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B28B 1/26 102 B28B 13/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】泥漿供給手段からの泥漿を成形設備に供給
    するとともに、成形設備からの泥漿を泥漿供給手段に回
    収する環状泥漿供給配管と、 前記環状泥漿供給配管の途中に設けられた遮断弁と、 一端が前記遮断弁の上流側に接続されるとともに、他端
    が遮断弁の下流側に接続される成形設備の泥漿流込配管
    と、 を備え、 前記遮断弁は、泥漿供給手段からの泥漿を環状泥漿供給
    配管に供給してその内部の泥漿を置換する際に開となる
    とともに、泥漿供給手段からの泥漿を泥漿流込配管に供
    給してその内部の泥漿を置換する際に閉となることを特
    徴とする泥漿供給システム。
  2. 【請求項2】泥漿供給手段からの泥漿を成形設備に供給
    するとともに、成形設備からの泥漿を泥漿供給手段に回
    収する複数の環状泥漿供給配管と、 前記各環状泥漿供給配管の途中にそれぞれ設けられた遮
    断弁と、 一端が任意の環状泥漿供給配管の遮断弁の上流側に接続
    されるとともに、他端が他の環状泥漿供給配管の遮断弁
    の下流側に接続される成形設備の泥漿流込配管と、 を備え、 前記各遮断弁は、泥漿供給手段からの泥漿を各環状泥漿
    供給配管に供給してその内部の泥漿を置換する際に開と
    なるとともに、泥漿供給手段からの泥漿を泥漿流込配管
    に供給してその内部の泥漿を置換する際に閉となること
    を特徴とする泥漿供給システム。
  3. 【請求項3】泥漿流込配管は、その上流端に入側開閉弁
    を有するとともに下流端に出側開閉弁を有し、これら両
    開閉弁は、環状泥漿供給配管内の泥漿置換の際に閉とな
    るとともに、泥漿流込管は管内の泥漿置換の際に開とな
    ることを特徴とする請求項1または2記載の泥漿供給シ
    ステム。
  4. 【請求項4】泥漿流込配管は、環状泥漿供給配管に複数
    並列に接続されていることを特徴とする請求項1,2ま
    たは3記載の泥漿供給システム。
  5. 【請求項5】泥漿流込配管は、任意数の泥漿流込配管を
    単位として複数のブロックに分けられ、泥漿流込配管内
    の泥漿置換は、前記各ブロック毎に行なわれることを特
    徴とする請求項4記載の泥漿供給システム。
  6. 【請求項6】環状泥漿供給配管内および泥漿流込配管内
    の泥漿置換は、周期的に行なわれることを特徴とする請
    求項1,2,3,4または5記載の泥漿供給システム。
JP6126190A 1994-06-08 1994-06-08 泥漿供給システム Expired - Fee Related JP2867877B2 (ja)

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JP6126190A JP2867877B2 (ja) 1994-06-08 1994-06-08 泥漿供給システム
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