JP2866552B2 - コンバインの強制分草構造 - Google Patents

コンバインの強制分草構造

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JP2866552B2 JP5158396A JP15839693A JP2866552B2 JP 2866552 B2 JP2866552 B2 JP 2866552B2 JP 5158396 A JP5158396 A JP 5158396A JP 15839693 A JP15839693 A JP 15839693A JP 2866552 B2 JP2866552 B2 JP 2866552B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行機体の前部に装備
した刈取前処理部の穀稈引起こし装置の未刈りがわ側部
に、その穀稈引起こし装置より前方箇所で植立穀稈を前
記穀稈引起こし装置に導入される刈取対象穀稈と未刈り
穀稈とに梳き上げて分草する強制分草装置を配設すると
ともに、この強制分草装置を、前記刈取前処理部に配設
されたアクチュエータで揺動駆動される腰折れ可能なア
ーム部材で支持し、かつその強制分草装置の下端近くの
前後向き軸芯周りでの揺動で機体側方に出退自在に構成
してあるコンバインの強制分草構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンバインの強制分草構
造にあっては、例えば、本出願人が先に出願した実願平
4−80542号に提案されているように、強制分草装
置を支持するアーム部材を電動モータ等のアクチュエー
タで揺動させて、強制分草装置を機体に対してその下方
の前後向き軸芯周りで横外方へ出退自在に制御されるよ
うに構成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構造のものでは、例えば畦等の障害物に衝突しても、
あるいは、未刈り穀稈が密集したりして強制分草装置で
十分に梳き上げることができずにその未刈り穀稈との接
当によって強制分草装置が過負荷状態となったとして
も、その過負荷状態を解消する機構がなかったため、そ
の過負荷により強制分草装置の無端回動帯に設けた穀稈
梳き上げ移送用の係止爪が破損したり、強制分草装置自
体が機体がわに未刈り穀稈等で押されて、アーム部材や
アクチュエータを破損させたりする虞れがあった。本発
明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、強制分
草装置に対して機体がわに向かって未刈り穀稈等から不
当な外力が加わった場合でも強制分草装置等が破損しな
いように回避できるコンバインの強制分草構造の提供を
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本第1発明にかかるコン
バインの強制分草構造は、上記目的を達成するために、
冒記構造のものにおいて、前記アーム部材の腰折れ状態
を検出する検出手段を設けるとともに、前記強制分草装
置の機体寄りへの退避揺動により前記アーム部材の腰折
れ角度が所定以上になったことの前記検出手段での検出
結果に基づいて、前記アクチュエータを駆動して前記強
制分草装置を機体へ格納する強制格納手段を設けてある
ことを特徴構成とする。本第2発明にかかるコンバイン
の強制分草構造は、上記目的を達成するために、冒記構
造のものにおいて、前記強制分草装置に機体格納方向へ
の設定以上の外力が加わったことを検出可能な外力検出
手段を設けるとともに、この外力検出手段での外力検出
結果に基づいて、前記アクチュエータを駆動して前記強
制分草装置を機体へ格納する強制格納手段を設けてある
ことを特徴構成とする。かかる特徴構成による作用・効
果は次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、第1発明によれば、アーム部材の腰折れ
状態を検出する検出手段を設けるとともに、強制分草装
置の機体寄りへの退避揺動によりアーム部材の腰折れ角
度が所定以上になったことの検出手段での検出結果に基
づいて、アクチュエータを駆動して強制分草装置を機体
へ格納する強制格納手段を設けてあるから、未刈り穀稈
や障害物等によって強制分草装置が機体がわに向かって
押されてアーム部材が所定姿勢以上に腰折れした場合
に、検出手段でその腰折れの度合いが検出され、強制分
草装置等に不具合が生じないよう強制分草装置を機体が
わに自動的に収納することになる。又、第2発明によれ
ば、強制分草装置に機体格納方向への設定以上の外力が
加わったことを検出可能な外力検出手段を設けるととも
に、この外力検出手段での外力検出結果に基づいて、ア
クチュエータを駆動して強制分草装置を機体へ格納する
強制格納手段を設けてあるから、未刈り穀稈や障害物等
によって強制分草装置が機体がわに向かって押されて強
制分草装置に設定以上の外力が加わった場合に、外力検
出手段でその外力を検出するので、強制分草装置等に不
具合が生じないよう強制分草装置を機体がわに自動的に
収納することになる。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によれば、例えば畦等に
接当することによる外力によって強制分草装置が機体が
わに所定以上揺動したその揺動角度を検出することと
か、強制分草装置自体に加わった外力を検出すること
で、その検出結果に基づいて強制分草装置を機体がわに
強制的に格納するから、強制分草装置等が破損しないよ
うにできるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図5に、コンバインを示している。このコンバイ
ンは、左右一対のクローラ走行装置1,1に支持された
走行機体2に、脱穀装置3、操縦部4、原動部等を搭載
設置するとともに、走行機体2の前部に、横軸芯P周り
で昇降揺動自在に刈取前処理部5を装着して構成してい
る。
【0008】刈取前処理部5には、植立穀稈を分草する
固定デバイダ6、植立穀稈を引起こす穀稈引起こし装置
7、引起こされた穀稈の株元を切断して刈り取る刈取装
置8、刈り取られた穀稈を脱穀装置3の脱穀フィードチ
ェーン9に搬送する縦搬送装置10を備えて構成してい
る。詳述すると、走行機体2に刈取前処理部5を横軸芯
P周りで昇降揺動自在に支持し、かつ刈取前処理部5へ
の伝動ケースに兼用される支持フレーム11に前方に延
出した状態で連結したデバイダ支持杆12の先端部に前
記固定デバイダ6を固着するとともに、前記デバイダ支
持杆12と、支持フレーム11から立ち上げた引起こし
装置用伝動ケース13とによって穀稈引起こし装置7を
固着している。そして、左右に複数個並設された穀稈引
起こし装置8‥のうち最も未刈り地寄りに位置する穀稈
引起こし装置8を下部で支持するデバイダ支持杆12に
ブラケット14を介して強制分草装置15を支持すると
ともに、この強制分草装置15の後部を、前記引起こし
装置用伝動ケース13から横側そして前がわへ分岐した
状態でさらに上方へ延出した分草装置駆動用伝動ケース
16の上端部に取り付けて支持している。
【0009】強制分草装置15は、図1乃至図5に示す
ように、ブラケット14に連結した外装ケース15aの
上下両端部にスプロケット15b,15cを回転自在に
内装するとともに、それらスプロケット15b,15c
にわたってチェーン15dを巻き掛けており、チェーン
15dには、適宜間隔おきに穀稈係止用の爪15eを枢
着して、チェーン15dの上方移行経路において爪15
eが穀稈係止できるよう外装ケース15aから突出する
状態にガイドレール15fで爪15eを起立し、チェー
ン15dの下方移行経路で爪15eが外装ケース16a
内に格納される状態で倒伏するように構成している。こ
のチェーン15dの駆動はスプロケット15bでなされ
るのであって、このスプロケット15bは、前記分草装
置駆動用伝動ケース16に内装した伝動軸からの動力で
駆動される。又、このチェーン15dの駆動速度は、爪
15dの係止作用状態での前後方向での機体に対する後
方移動速度vが車速Vより低速となるように設定してい
る。これにより、未刈り穀稈の分草が機体横方へ穀稈を
押し倒すように良好に行われることになる。そして、デ
バイダ支持杆12は丸パイプ部材で構成され、そのデバ
イダ支持杆12における前記ブラケット14の取付箇所
は少し前下がり傾斜姿勢に折り曲げ形成されているとと
もに、ブラケット14は、デバイダ支持杆12に対して
その少し前下がり傾斜姿勢のその中心軸芯Q周りで回動
自在に外嵌している。一方、前記分草装置駆動用伝動ケ
ース16において分岐伝動軸が前後方向に沿う箇所の前
後向き伝動ケース16aは、引起こし装置用伝動ケース
13に連結した横向き分岐伝動ケース16bに対して前
記中心軸芯Q周りで回動自在に支持している。これによ
り、強制分草装置15が全体として前後向き軸芯として
の中心軸芯Q周りで回動操作可能となっている。そし
て、強制分草装置15をその回動操作及び所定姿勢で停
止するために、引起こし装置用伝動ケース13に連設し
た支持ブラケット17に支持したアクチュエータとして
の電動モータ18に連動するように、前記中心軸芯Qと
平行な軸芯R周りで回動可能な回動アーム19を支持
し、この回動アーム19には、第1アーム20aと第2
アーム20bとを前記中心軸芯Qと平行な軸芯S周りで
相対揺動可能に連結して構成したアーム部材20におけ
る前記第1アーム20aの端部を枢着し、第2アーム2
0bの端部を強制分草装置15の外装ケース15aに枢
着しているのである。詳述すると、支持ブラケット17
に固定設置された電動モータ18に減速機構を介して連
動連結した前後向き出力軸21のピニオンギア22は、
前記軸芯R周りで回動可能に前記回動アーム19に一体
連設した大径ギア23に歯合されている。電動モータ1
8は操縦部4に設けた調整ダイヤルの人為的な回し操作
により、調整ダイヤルの調整位置に対応した横側方への
倒れ姿勢となるように強制分草装置15を前記中心軸芯
Q周りで無段階に回動操作するのである。即ち、調整ダ
イヤルの操作角度をポテンショメータ等の角度検出手段
で検出し、その検出信号を機体に備えた制御装置27に
入力し、制御装置27は、前記前後向き出力軸21の回
転角度を検出するロータリエンコーダ28の検出結果と
対応させて、前記調整ダイヤルでの設定角度で機体横外
方へ強制分草装置15が張り出すように電動モータ18
を駆動するのである。尚、強制分草装置15に枢着した
第2アーム20bと、回動アーム19に枢着した第1ア
ーム20aとにわたって引っ張りスプリング24を架設
しているとともに、第2アーム20bにおける引っ張り
スプリング24の係止部材に、両アーム20a,20b
が外側に屈折しないように第2アーム20bに接当規制
するストッパ25を設けている。このアーム部材20の
腰折れ構造により、例えば障害物が強制分草装置15に
外側方から衝突したときに容易に強制分草装置15が障
害物から退避できるようにしている。
【0010】更に、第1アーム20aと第2アーム20
bとの相対角度が所定角度より小か否か検出するための
検出手段としてのリミットスイッチ26を設けている。
即ち、このリミットスイッチ26は第1アーム20aに
固定設置している。そして、第1アーム20aに対する
前記軸芯S周りでの相対角度がより鋭角となるがわの第
2アーム20bの横側縁部が、第1アーム20aの長手
方向と第2アーム20bの長手方向とが成す相対角度が
所定角度以上に小さな鋭角になるとスイッチング操作す
るようにリミットスイッチ26を位置設定して設けてい
るのである。前記所定角度は、障害物等により強制分草
装置15が横外方から外力が加わって前記軸芯S周りで
機体内方に引退していく際の限度を設定する角度であ
る。そして、リミットスイッチ26からの信号が制御装
置27に入力されるようにしているとともに、制御装置
27では、第1アーム20aと第2アーム20bとの相
対角度が所定角度以上に鋭角になったことによる前記リ
ミットスイッチ26からのオン信号が入力されると、前
記電動モータ18を強制分草装置15を機体内方の格納
位置、つまり機体横外方への張り出しのない位置へ強制
的に退避させるよう駆動するように構成している。尚、
格納位置に強制分草装置15が格納されたか否かは電動
モータ18をサーボ制御するための前記前後向き出力軸
21の回転角度を検出する前記ロータリエンコーダ28
からの角度信号で判断するように制御装置27を構成し
ている。ここで、制御装置27、電動モータ18、ロー
タリエンコーダ28、電動モータ18と強制分草装置1
5とを連係するアーム類、及びリミットスイッチ26等
は強制格納手段Aを構成している。
【0011】上記構成により、畦等の障害物や分草しき
れない未刈り穀稈等によって機体内方がわに押されるよ
うに強制分草装置15に外力が加わって、前記第1アー
ム20aと第2アーム20bとの相対角度がリミットス
イッチ26で検出される所定角度となるまで強制分草装
置15が機体がわに揺動すると、制御装置27は、電動
モータ18を駆動して強制分草装置15を機体がわに格
納された格納位置に強制的に退避させることになる。こ
れにより、強制分草装置15等を破損させるような外力
が作用しても、自動的にその不具合を回避できるように
強制分草装置15を機体がわに格納するのである。
【0012】次に、第2発明についての実施例を説明す
る。尚、上記第1発明の実施例と同様な構造については
説明を省略するとともに、同一符号をつけて説明する。
図6に示すように、強制分草装置15の外装ケース15
aにおける機体横外側面の上縁近くには、分草された穀
稈が外装ケース15aの上縁にすれて切断されることが
ないように、丸パイプ製の穀稈ガイド29をその上縁に
沿うように設置している。そして、この穀稈ガイド29
に対して横外方から外装ケース15aに向かって、つま
り機体内方向きに作用する外力による圧力を検出する外
力検出手段としての圧力センサ30を、穀稈ガイド29
と外装ケース15aとの間の圧力を検出できる状態で設
けている。そして、この圧力センサ30からの検出情報
は機体に備えた制御装置27に入力されるようにしてい
る。そして、この制御装置27は、機体横外方に張り出
した強制分草装置15に、この強制分草装置15を機体
内方に向けて押すような外力が作用した場合、例えば分
草の困難な密集した未刈りがわ穀稈によって強制分草装
置15が機体内方に向けて押されたような場合に、圧力
センサ30での検出結果が所定値以上の圧力を検出する
と、アクチュエータとしての電動モータ18を駆動して
格納位置を検出するロータリエンコーダ28の検出結果
に基づいて強制分草装置15を自動的に格納位置に引退
するようにしている。ここで、制御装置27、電動モー
タ18、ロータリエンコーダ28、電動モータ18と強
制分草装置15とを連係するアーム類、及び圧力センサ
30等は強制格納手段Aを構成している。
【0013】この第2発明の構成により、畦等の障害物
や分草しきれない未刈り穀稈等によって機体内方がわに
押されるように強制分草装置15に外力が加わって、圧
力センサ30で予め設定された圧力以上の外力を受けた
ことを検出すると、制御装置27は、電動モータ18を
駆動して強制分草装置15を機体がわに格納された格納
位置に強制的に退避させる。これにより、強制分草装置
15等を破損させるような外力が作用しても、自動的に
その不具合を回避できるように強制分草装置15を機体
がわに格納するのである。
【0014】本発明は次のように実施しても良い。 (イ)前記第1発明の実施例において、第1アーム20
aと第2アーム20bとの相対角度を検出する手段とし
てリミットスイッチにかえてポテンショメータやロータ
リエンコーダ等の角度検出手段を用いること。 (ロ)第2発明の別実施例として、図7に示すように、
未刈り穀稈の株元箇所を案内するように強制分草装置5
の外装ケース15aに片持ち状に設置した分草杆31が
受けた外力を検出できる圧力センサ32を設けて、その
圧力センサ32の検出結果に基づいて所定圧力以上の外
力がその分草杆31に加わると強制分草装置15を自動
的に格納姿勢にすること。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明におけるリミットスイッチがオン状態
の強制分草装置を出退する構造を示す後面図
【図2】第1発明における格納姿勢の強制分草装置(実
線)並びに張り出し姿勢の強制分草装置(仮想線)を示
すとともに、強制分草装置を出退する構造を示す後面図
【図3】強制分草装置等を示す側面図
【図4】強制分草装置等を示す正面図
【図5】コンバインの前部を示す側面図
【図6】第2発明の強制分草装置を示す側面図
【図7】第2発明における別実施例の強制分草装置を示
す側面図
【符号の説明】
2 走行機体 5 刈取前処理部 7 穀稈引起こし装置 15 強制分草装置 18 アクチュエータ 20 アーム部材 26 検出手段 30 外力検出手段 A 強制格納手段 Q 前後向き軸芯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福岡 義剛 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ堺製造所内 (56)参考文献 実開 昭55−142935(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01D 63/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体(2)の前部に装備した刈取前
    処理部(5)の穀稈引起こし装置(7)の未刈りがわ側
    部に、その穀稈引起こし装置(7)より前方箇所で植立
    穀稈を前記穀稈引起こし装置(7)に導入される刈取対
    象穀稈と未刈り穀稈とに梳き上げて分草する強制分草装
    置(15)を配設するとともに、この強制分草装置(1
    5)を、前記刈取前処理部(5)に配設されたアクチュ
    エータ(18)で揺動駆動される腰折れ可能なアーム部
    材(20)で支持し、かつその強制分草装置(15)の
    下端近くの前後向き軸芯(Q)周りでの揺動で機体側方
    に出退自在に構成してあるコンバインの強制分草構造で
    あって、前記アーム部材(20)の腰折れ状態を検出す
    る検出手段(26)を設けるとともに、前記強制分草装
    置(15)の機体寄りへの退避揺動により前記アーム部
    材(20)の腰折れ角度が所定以上になったことの前記
    検出手段(26)での検出結果に基づいて、前記アクチ
    ュエータ(18)を駆動して前記強制分草装置(15)
    を機体へ格納する強制格納手段(A)を設けてあるコン
    バインの強制分草構造。
  2. 【請求項2】 走行機体(2)の前部に装備した刈取前
    処理部(5)の穀稈引起こし装置(7)の未刈りがわ側
    部に、その穀稈引起こし装置(7)より前方箇所で植立
    穀稈を前記穀稈引起こし装置(7)に導入される刈取対
    象穀稈と未刈り穀稈とに梳き上げて分草する強制分草装
    置(15)を配設するとともに、この強制分草装置(1
    5)を、前記刈取前処理部(5)に配設されたアクチュ
    エータ(18)で揺動駆動される腰折れ可能なアーム部
    材(20)で支持し、かつその強制分草装置(15)の
    下端近くの前後向き軸芯(Q)周りでの揺動で機体側方
    に出退自在に構成してあるコンバインの強制分草構造で
    あって、前記強制分草装置(15)に機体格納方向への
    設定以上の外力が加わったことを検出可能な外力検出手
    段(30)を設けるとともに、この外力検出手段(3
    0)での外力検出結果に基づいて、前記アクチュエータ
    (18)を駆動して前記強制分草装置(15)を機体へ
    格納する強制格納手段(A)を設けてあるコンバインの
    強制分草構造。
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