JP2865697B2 - エクスチャ分離方法 - Google Patents

エクスチャ分離方法

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JP2865697B2 JP1066122A JP6612289A JP2865697B2 JP 2865697 B2 JP2865697 B2 JP 2865697B2 JP 1066122 A JP1066122 A JP 1066122A JP 6612289 A JP6612289 A JP 6612289A JP 2865697 B2 JP2865697 B2 JP 2865697B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、2種類のテクスチャ(細かな模様)が混在
している全体領域をそれぞれのテクスチャ種類ごとの領
域に分離する、特に、新聞や雑誌等の印刷物の背景模様
のある見だし領域から文字を自動分離するのに最適なテ
クスチャ分離方法に関するものである。
【従来の技術】
最近、パソコンやワープロの普及と記録媒体の低価格
化に伴い、文書のデータベース化や印刷物の電子ファイ
ル化がオフィスオートメーションの重要な位置を占めつ
つある。特に、新聞や雑誌や公文書等の印刷文書に含ま
れる情報を蓄積し、そのなかから必要な情報のみを検索
できる文書自動登録検索システムの構築が望まれてい
る。登録時、このシステムでは、先ず、画像処理にて文
書を見だし領域、本文領域、写真領域等に自動分割し、
前者2つの領域では文字認識による文字部のコード化を
行なった後、文字コード列や写真画像データを登録する
必要がある。このような形で登録されたファイルは、文
書全体を画像としてそのまま蓄積しておく場合より、蓄
積や伝送のためのコストが低く、内容の検索も容易であ
る。そのため、このようなシステムの開発を目標に、例
えば、電子通信学会論文誌,'86/8,Vol.J69−D,No.8,
「周辺分布、線密度、外形矩形特徴を併用した文書画像
の領域分割」等、多くの研究や開発が行なわれている。
【発明が解決しようとする課題】
上記システムに於いて、特に、見だし領域内の文字列
は、本文内容のキーワードを含んでいるため、そのコー
ド化による蓄積が重要な意味を持つ。すなわち、キーワ
ードとして本文データに付加しておくことで、内容検索
が容易となる。このように、見だし領域内の文字抽出
は、重要なものであるが、1つの困難な課題を含んでい
る。それは、新聞等の重要記事のみだしには、注意を引
くための模様(テクスチャ)が文字の背景にあることで
ある。従って、例えば、上記従来技術等で見だし領域を
検出できても、その領域から文字列のみを抽出するの
は、単純な処理では困難である。何故なら、単純は濃淡
レベルの2値化処理では、文字と共に背景模様も同時に
抽出されてしまうからである。この種のテクスチャー分
離方法としては、例えば、「電子通信学会論文誌,'84/
1,Vol.J67−D,No.1、自己組織化法によるテクスチャ解
析、等があるが、この方法では、テクスチャの要素の大
きさが既知でなければならない。しかも、見だし領域の
背景模様は見出しごとに異なるのが普通であり、予め幾
つかの模様を想定した最適な分離処理を設計しておくこ
ともできない。 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、如何なる背景模様の見だしからも文字のみを確実に
分離できる方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、見だし領域内
の濃淡画像の投影分布を解析することで、見だし領域内
の周辺部の背景模様のみの領域に学習領域A,中心部の背
景模様と文字を含んだ領域に学習領域Bを自動設定する
第1ステップと、見だし領域内のある注目画素がいずれ
の領域に含まれるかを判別するための、注目画素の近傍
の複数個の画素濃淡値を用いた特徴量を変数として持つ
判別関数を、学習領域Aの各位置での判別関数の各出力
値が値Vaを中心とした分布に、学習領域Bの各位置での
各出力値が値Vbを中心とした分布になり、しかも、両分
布の分散値の和が一定値以下となるように決定する第2
のステップと、見だし領域内の各画素ごとに判別関数の
出力値が値Vaに近いか、もしくは、値Vbに近いかで、そ
の画素が背景模様と文字のどちらの領域に含まれるかを
決定して見だし領域をそれぞれの領域に分離する第3の
ステップを有することを特徴とする。
【作用】
以上述べたステップで、テクスチャ分離のための判別
関数を各見だし領域毎に自動的に設計できるので、如何
なる模様が背景にある見だしに対しても、適応的な文字
分離が可能となる。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第2図に、本発明に係わるテクスチャ分離方法を採用
した文書自動登録検索システムの全体構成を示す。先
ず、新聞等の印刷物1の画像情報は、スキャナ6により
デジタル信号1sに変換され、一端、画像メモリ2に2次
元画像として格納される。次に、計算機3を用いて、画
像メモリ2内の画像を、見だし領域、本文領域、写真領
域等に分割する。これは、前述した公知例における周辺
分布、線密度、外形矩形特徴を用いた技術等で可能であ
る。そして、見だし領域からは本テクスチャ分離方法を
用いて文字部を分離した後、文字認識により文字列をコ
ード化する。コード化されたデータ群は、各記事毎にフ
ァイリングされ、メモリ4に蓄積される。CRT5は、登録
時や検索時に人間が計算機3に作業内容を指示するため
のものである。 次に、本発明に直接係わる、見だし領域からの文字の
分離方法を第1図(a)を用いて説明する。最終目標
は、第1図(b)に示したように、背景に模様Tがある
見だし領域Mから、文字部Cを分離することである。先
ず、第1ステップで、抽出された見だし領域内の周辺部
の背景模様のみの学習領域Aと中央部の背景模様と文字
を含んだ学習領域Bを、第1図(b)に示したように設
定する。印刷物の背景模様のある見だし領域内は、その
周辺部に、通常、模様のみの領域が存在するので、後述
する方法でこれらの領域を自動的に設定できる。第2ス
テップで、領域Aの各位置での判別関数fの各出力値が
値Vaを中心とした分布に、領域Bの各位置での判別関数
の各出力値が値Vbを中心とした分布になり、しかも両分
布の分散値との和が一定値S以下となるように、注目画
素の近傍の複数個の画素濃淡値を用いた特徴量を変数と
してもつ判別関数fを決定する。このようにすれば、領
域Bの全体の出力平均値がVbに規定されているにも係わ
らず、領域Bのなかの背景模様部のみはVaを中心とした
分布となるため、残された文字部は、異なる値を持つ分
布を形成することになる。従って、両者の分離が可能と
なる。第3図に、これらの分布の関係を示す。第3ステ
ップで、見だし領域全体の各位置毎に、その位置での判
別関数の出力値がどちらの分布に入るかで、文字部の分
布に入る場合は1、模様部の分布に入る場合は0を出力
することで、第1図(b)の文字部Cが求まる。第4ス
テップでは、文字部Cの画像データから、投影分布解析
等による1文字切り出しと文字認識を行ない、文字部C
を文字コード列に変換する。 第4図は、第1図(a)の第1ステップの学習領域A
とBの具体的な設定方法を示したものである。この図の
第1ステップでは、見だし領域内のX及びY方向の濃淡
投影分布を求め、適度のスムージング処理を各分布に施
す。第5図にその結果を示す。一般に、背景模様を伴っ
た見だしでは、見出し内周辺部には、背景模様のみの領
域が存在する。従って、X方向またはY方向濃淡投影分
布のいずれかのこの部分の分布は凹凸の少ないものとな
り、文字部領域では凹凸の激しい分布となる。そこで、
第2ステップで、見だし領域の周辺で凹凸の少ないX方
向またはY方向の濃淡投影分布を有する範囲Laを、投影
分布の閾処理等でみつける。第3ステップで、第2ステ
ップで求めた範囲から第1図(b)に示すような学習領
域Aを設定する。なお、学習領域Bは、分布上で凹凸の
激しい範囲とすればよい。 第6図は、第3図(a)の第2ステップの判別関数を
決定する具体的な方法を示したものである。第1ステッ
プでは、先ず、世代番号nを0とし、分離すべき画像P
naとPnbをそれぞれ領域Aと領域B内の画像自体とす
る。第2ステップでは、後述する方法を用いて、第n判
別関数fn(x,y)を、画像Pnaの各位置(x,y)での関数の
各出力値が値Vaを中心とした分布に、画像Pnbの各位置
(x,y)での関数の各出力値が値Vbを中心とした分布に
なり、しかもそれぞれの分布の分散値の和がSnが最小と
なるように、決定する。第3ステップでは、Sm>Sn>S
(ただし、m=n−1)の場合には次ステップ、その他
の場合は最終ステップに行くようにする。第4ステップ
では、世代を更新(n=−n+1)し、分離すべき画像
PnaとPnbを第m判別関数fm(x,y)の領域Aでの出力値と
領域Bでの出力値とする。そして、第2ステップに戻
る。最終ステップでは、得られた判別関数f0………fn
用いて、最終的な判別関数f=fn(fm(……(f0
…))を再構成する。 第6図のステップ2における第n判別関数fn(x,y)の
求め方を、第7図(a)を用いて説明する。第1ステッ
プでは、注目画素を中心とした一定の大きさの近傍エリ
アより、一定個数の特徴量c1……ckを求める。それは、
例えば、第7図(b)や(c)に示したような近傍エリ
アに含まれるサブエリアr1……rk内の各平均値又は濃淡
値そのものでよい。第2ステップでは、各特徴量の組合
せ(ci,cj)ごとに、式(1)のSijが最小となり、し
かも、式(2)が成立するような、式(3)の形式で表
現された第0基本判別関数f′0ij(x,y)の各未知係数
a0,a1,a2,a3をラグランジェの未知係数法で求める。 ただし、Sa,Sbは領域AとBの面積 第3ステップでは、各sijの最小値がS以下の場合に
は最終ステップに、その他の場合には次ステップに行く
ようにする。第4ステップでは、各sijが小さな値の特
徴量の組合せ((i0,j0)、(i1,j1)…)での第0基
本判別関数f′0ij(x,y)をk個選び、その各出力を次ス
テップへの入力画像とする。ここで、iとjをまとめて
1(ただし、1≦l≦kでl=1のとき(i0,j0)、l
=2のとき(i1,j1)…とする)、入力画像をf′
nl(x,y)(ただし、0≦n)と表現する。第5ステップ
では、入力画像の組合せ(f′ni(x,y),f′nj(x,y))ご
とに、式(4)のsmijが最小となり、しかも、式(5)
が成立するような、式(6)の形式で表現された第m基
本判別関数f′mij(x,y)(ただし、m=n+1)の各未
知係数am0,am1,am2,am3をラグランジェの未定係数法
で求める。 第6ステップでは、smijの最小値がS以下の場合、又
は、smijの最小値がsnijの最小値以上の場合には、最終
ステップに、その他の場合には次ステップに行くように
する。第7ステップでは、各smijが小さな値を持つ第m
基本判別関数f′mij(x,y)をk′個を選び、その各出力
を、再び、第5ステップへの入力画像f′ml(x,y)(た
だし、l=k′)とする。このように第5図ステップを
繰り返して、徐々に分散値smijを小さくしていき、収束
したところで最終ステップに行くようにする。最終ステ
ップでは、smij又はsijの最小値がS以下の場合には、
その最小値を持つ第m基本判別関数f′mij(x,y)から逆
に、親である基本判別関数をたどっていくことで求める
判別関数を再構成し、smijの最小値がsnijの最小値以上
の場合には、その最小値を持つ第n基本判別関数f′
nij(x,y)から逆に、親である基本判別関数をたどってい
くことで求める判別関数を再構成する。そして、このル
ーチン(第7図(a))を終了する。ここで求めた判別
関数は、注目画素を中心とした限られた大きさの近傍エ
リア内の一定個数の特徴量c1……ckの多次元多項式とな
っている点に特徴がある。 以上をまとめると、領域Aの各位置での判別関数fの
各出力値が値Vaを中心とした分布に、領域Bの各位置で
の判別関数の各出力値が値Vbを中心とした分布になり、
しかも両分布の分散値との和が一定値S以下となるよう
に、注目画素の近傍エリアからの複数個の濃淡値を変数
としてもつ判別関数fを決定するのに、第6図と第7図
(a)に示したようなステップを用いる。第7図(a)
のステップでは、両分布の分散値との和が最小となるよ
うに、注目画素を中心とした一定の大きさの近傍エリア
内の一定個数の特徴量c1……ckの多次元多項式の形の判
別関数fnを求めている。第6図のステップでは、判別関
数fnに対して、第2ステップを再度作用させて両分布の
分散値との和が小さくなるようにしている。すなわち、
第6図のステップでは、第2ステップを繰り返すことで
近傍エリアを徐々に拡大しながら、テクスチャの分離が
可能となる(分散値がS以下となる)、複数個の特徴量
とそれからなる判別関数を求めていることになる。この
ようにすれば、第3図(b)に示すように、領域Aのな
かの背景模様部はVaを中心とした分散値の小さな分布と
なる。そのため、領域Bのなかの背景模様部はVaを中心
とした分布であることから、残された文字部は、異なる
値を持つ分布を形成することになり、両者の分離が可能
となる。文字抽出結果を第1図(c)に示す。 なお、本実施例においては、印刷文書内の見だし領域
からの文字抽出を用いて本発明を説明したが、生体組織
画像からの特定組織の抽出や航空写真画像からの特定エ
リアの抽出等も、学習領域AとBを設定し本発明の判別
関数を得ることで実現できる。
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、2つのテクスチ
ャ(細かな模様)領域毎に学習領域AとBを自動的に設
定し、それらの領域を学習することで最適なテクスチャ
分離用の判別関数を得ている。このようにすることで、
たとえ、未知のテクスチャからなるパターンに遭遇して
も、適応的に、テクスチャ分離が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1(a)図は本発明の文字抽出方法を説明するための
図、第1(b)図は本発明の文字抽出方法における学習
領域A及び学習領域Bの設定を示す図、第1(c)図は
本発明の文字抽出方法による文字抽出の結果を示す図、
第2図は本発明を採用した文書自動登録検索システムの
全体構成図、第3図は判別関数の出力状態を示した図、
第4図は学習領域AとBを設定方法を説明するための
図、第5図は投影分布の一例を示した図、第6図は判別
関数を求める方法を示した図、第7図は第6図における
第n判別関数を求める方法を示した図である。 符号の説明 1…印刷物、2…画像メモリ、3…計算機、4…メモ
リ、5…CRT、6…スキャナ、M…見だし領域、C…文
字部、T…模様、r…近傍エリアのサブエリア。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 7/00 - 7/60

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のテクスチャ(細かな模様)が混在し
    ている全体領域から、ある1つのテクスチャ種類の領域
    を分離する方法において、 全体領域内に、分離すべきテクスチャ種類のみ含まない
    で、他の全てのテクスチャ種類を含むような学習領域A
    と、複数のテクスチャ種類すべてを含むか、または、分
    離すべきテクスチャ種類のみを含むような学習領域Bを
    設定する第1のステップと、 全体領域内のある注目画素が分離すべきテクスチャ種類
    の領域に含まれているかを判定するための判別関数を、
    学習領域AとBの濃淡画像情報から決定する第2のステ
    ップと、 全体領域内の各画素ごとに判別関数の出力値により、分
    離すべきテクスチャ種類の領域に含まれるか否かを決定
    する第3のステップ を有することを特徴とするテクスチャ分離方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のテクスチャ分離方法におい
    て、 全体領域内のある注目画素がいずれの領域に含まれるか
    を判別するための、注目画素の近傍の複数個の画素濃淡
    値を用いた特徴量を変数として持つ判別関数を、学習領
    域Aの各位置での判別関数の出力値が値Vaを中心とした
    分布に、学習領域Bの各位置での出力値が値Vbを中心と
    した分布になり、しかも両分布の分散値の和が一定値以
    下となるように決定すること を特徴とするテクスチャ分離方法。
  3. 【請求項3】2種類のテクスチャ(細かな模様)が混在
    している全体領域をそれぞれのテクスチャ種類ごとの領
    域に分離する方法において、 いずれかの1つのテクスチャ種類のみを含む学習領域A
    と、他方のテクスチャ種類のみ、又は、両テクスチャ種
    類を含む学習領域Bを全体領域内に設定する第1のステ
    ップと、 全体領域内のある注目画素がいずれの領域に含まれるか
    を判別するための、注目画素の近傍の複数個の画素濃淡
    値を用いた特徴量を変数として持つ判別関数fを、学習
    領域Aの各位置での判別関数fの出力値が値Vaを中心と
    した分布に、学習領域Bの各位置での出力値が値Vbを中
    心とした分布になり、しかも両分布の分散値の和が一定
    値以下となるように決定する第2のステップと、 全体領域内の各画素ごとに判別関数fの出力値が値Vaに
    近いか、もしくは、値Vbに近いかで、その画素がどちら
    の領域に含まれるかを決定して全体領域をそれぞれの領
    域に分離する第3のステップ、 を有することを特徴とするテクスチャ分離方法。
  4. 【請求項4】新聞や雑誌等の印刷物画像内の背景模様を
    持っているを文字領域と背景模様領域とに分離する方法
    において、 見だし領域内の濃淡画像情報を用いて、見だし領域内の
    周辺部の背景模様のみの領域に学習領域A、中心部の背
    景模様と文字を含んだ領域に学習領域Bを見だし領域内
    に設定する第1のステップと、 見だし領域内のある注目画素がいずれの領域に含まれる
    かを判別するための、注目画素の近傍の複数個の画素濃
    淡値を用いた特徴量を変数として持つ判別関数fを、学
    習領域Aの各位置での判別関数fの各出力値が値Vaを中
    心とした分布に、学習領域Bの各位置での各出力値が値
    Vbを中心とした分布になり、しかも両分布の分散値の和
    が一定値以下となるように決定する第2のステップと、 見だし領域内の各画素ことに判別関数fの出力値が値Va
    に近いか、もしくは、値Vbに近いかで、その画素が背景
    模様と文字のどちらの領域に含まれるかを決定して見だ
    し領域をそれぞれの領域に分離する第3のステップ、 を有することを特徴とする文字分離方法。
  5. 【請求項5】新聞や雑誌等の印刷物画像の内容を記録す
    る方法において、 背景模様を持った見だし領域を印刷物画像から抽出する
    第1のステップと、 請求項2記載のテクスチャ分離方法により、見だし領域
    内の文字のみを抽出する第2のステップと、 各文字を、文字認識によりコード情報する第3のステッ
    プ、 コード情報を検索用のキーワードとして他の情報に付加
    する第3のステップ、 を有することを特徴とする内容記録方法。
  6. 【請求項6】2種類のテクスチャ(細かな模様)が混在
    している全体領域において、ある注目画素がいずれのテ
    クスチャ領域に含まれるかを判別するための、注目画素
    の近傍の複数個の画素濃淡値を用いた特徴量を変数とし
    て持つ多項式の判別関数fを、いずれかの1つのテクス
    チャ種類のみを含む学習領域Aの各位置での判別関数f
    の出力値が値Vaを中心とした分布に、他方のテクスチャ
    種類のみ、又は、両テクスチャ種類を含む学習領域Bの
    各位置での出力値が値Vbを中心とした分布になり、しか
    も両分布の分散値の和が一定値S以下となるように決定
    する方法において 注目画素の近傍の複数個の画素濃淡値を用いた特徴量を
    変数として持つ第n多項式判別関数fn(x,y)を、画像Pna
    の各位置(x,y)での関数の各出力値が値Vaを中心とし
    た分布に、画像Pnbの各位置(x,y)での関数の各出力値
    が値Vbを中心とした分布になり、しかもそれぞれの分布
    の分散値の和Snが最小となるように、ラグランジェの未
    定係数法で決定する第1のステップ(ただし、世代番号
    nが0の場合は画像PnaとPnbを領域Aと領域B内の画像
    自体とする)、Sm>Sn>S(ただし、m=n−1、n=
    0のときはSn>Sの判定)の場合には次ステップ、その
    他の場合は最終ステップに行くようにした第2のステッ
    プと 世代を更新(n<−n+1)し、分離すべき画像PnaとP
    nbを第m多項式判別関数fm(x,y)(ただし、m=n−
    1)の領域Aでの出力値と領域Bでの出力値とた後、第
    1ステップに戻るようにした第3のステップと 得られた多項式判別関数群f0………fnを用いて、最終的
    な多項式判別関数f=fn(fm(……(f0)…))を再構
    成する最終ステップ、 を有することを特徴とするテクスチャ判別用多項式判別
    関数fの決定方法
  7. 【請求項7】画像の学習領域Aの各位置での多項式判別
    関数f′の各出力値が値Vaを中心とした分布に、学習領
    域Bの各位置での多項式判別関数f′の各出力値が値Vb
    を中心とした分布になり、しかも両分布の分散値の和が
    最小となるように、注目画素の一定の大きさの近傍のエ
    リアからの複数個の画素濃淡値を用いた特徴量を変数と
    して持つ多項式判別関数f′を決定する方法において 注目画素を中心とした一定の大きさの近傍エリアより、
    近傍エリアに含まれるサブエリアr1……rk内の濃淡平均
    値を特徴量c1……ckとして求める第1ステップと、 各特徴量の組合せ(ci,cj)ごとに、式(1)のSij
    最小となり、しかも、式(2)が成立するような、式
    (3)の形式で表現された第0基本判別関数f′0ij(x,
    y)の各未知係数a0,a1,a2,a3をラグランジェの未定係
    数法で求める第2ステップと、 ただし、SaとSbは学習領域AとBの面積 sijの最小値がS以下の場合には最終ステップに、その
    他の場合には次ステップに行くようにする第3ステップ
    と、 各sijが小さな値の特徴量の組合せでの第0基本判別関
    数f′0ij(x,y)をk個((i0,j0),(i1,j1)…)を
    選び、その各出力を次ステップへの入力画像とする第4
    ステップと、 ここで、iとjをまとめてl(ただし、1≦l≦kでl
    =1のとき(i0,j0)、l=2のとき(i1,j1)…)と
    し、入力画像をf′nl(x,y)(ただし、0≦n)と表現
    した時、入力画像の組合せ(f′ni(x,y),f′nj(x,y))
    ごとに、式(4)のsmijが最小となり、しかも、式
    (5)が成立するような、式(6)の形式で表現された
    第m基本判別関数f′mij(x,y)(ただし、m=n+1)
    の各未知係数am0,am1,am2,am3をラグランジェの未定
    係数法で求める第5ステップと、 ただし、SaとSbは学習領域AとBの面積 smijの最小値がS以下の場合、又はsmijの最小値がsnij
    の最小値以上の場合には、最終ステップに、その他の場
    合には次ステップに行くようにする第6ステップと、 各smijが小さな値を持つ第m基本判別関数f′mij(x,y)
    をk′個選び、その各出力を、再び、第5ステップへの
    入力画像f′ml(x,y)(ただし、l=k′)とする第7
    ステップと、 smij又はsijの最小値がS以下である場合には、その最
    小値を持つ第m基本判別関数f′mij(x,y)から逆に、親
    である基本判別関数をたどっていくことで求める判別関
    数f′を再構成し、smijの最小値がsnijの最小値以上の
    場合には、その最小値を持つ第n基本判別関数f′
    nij(x,y)から逆に、親である基本判別関数をたどってい
    くことで求める判別関数f′を再構成する最終ステッ
    プ、 を有することを特徴とする判別関数f′の決定方法。
  8. 【請求項8】請求項6記載の判別関数fの決定方法にお
    いて、第2ステップの第n判別関数fnの決定に請求項7
    記載の判別関数f′の決定方法を用いることを特徴とす
    る判別関数fの決定方法
  9. 【請求項9】請求項2又は3記載のテクスチャ分離方法
    又は請求項4記載の文字分離方法において、第2ステッ
    プの判別関数fの決定に請求項8記載の判別関数fの決
    定方法を用いることを特徴とするテクスチャ分離方法及
    び文字分離方法。
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