JP2864969B2 - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JP2864969B2
JP2864969B2 JP28979093A JP28979093A JP2864969B2 JP 2864969 B2 JP2864969 B2 JP 2864969B2 JP 28979093 A JP28979093 A JP 28979093A JP 28979093 A JP28979093 A JP 28979093A JP 2864969 B2 JP2864969 B2 JP 2864969B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真感光体に関し、
さらに詳しくは特定の変性ポリカーボネート樹脂を結着
樹脂として用いた電子写真感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真感光体は、高速、かつ高
印字品質が得られるという利点を有するために、複写機
およびレーザービームプリンター等の分野において、著
しく多く応用されている。これらの電子写真技術におい
て用いられる電子写真感光体としては、従来からセレ
ン、セレン−テルル合金、セレン−ヒ素合金、硫化カド
ミウム等の無機光導電材料を用いたものが広く知られて
いる。一方、これらの無機光導電材料を用いた電子写真
感光体に比べ、安価で製造性および廃棄性の点で優れた
利点を有する有機光導電材料を用いた電子写真感光体の
研究も活発化している。中でも、露光により電荷を発生
する電荷発生層と電荷を輸送する電荷輸送層を積層した
機能分離型の有機積層型感光体は、感度、帯電性および
その繰り返し安定性等、電子写真特性の点で優れいるの
で、種々の提案がなされ、また実用化されている。その
一方で、現在、単層型の有機感光体は、製造性、製造コ
スト面、さらに正帯電性というシステム上の利点(オゾ
ン発生低減化、均一帯電性)を有するが、一方、電気的
性能が積層型感光体に対して劣るという問題点を有し、
未だ十分に研究開発の余地が残されている。
【0003】上記のように有機積層型感光体は、上記の
電子写真特性に関しては十分な性能を持つものが開発さ
れてきているが、感光層が有機材料で構成されているた
め機械的外力に対する耐久性、すなわち、トナー、現像
剤、用紙、クリーニング部材等からの直接的負荷による
感光体表面の摩耗や傷等の発生の問題があり、また、ト
ナーフィルミング等の異物付着等によって、画質欠陥が
生じるという問題や、或いはコロナ放電により発生する
オゾン、窒素酸化物等の低抵抗物質や、コピー用紙から
生じる紙粉等が感光体表面に付着蓄積することにより引
き起こされる高湿環境下での画像流れ等の問題があり、
これらの問題が、感光体寿命を規制している。また複写
機、プリンターのカラー化、高速化に伴って、プロセス
の複雑化、高ストレス化が進みつつあり、これらの点か
らも、さらなる高耐久性が要求されている。
【0004】これら電子写真感光体における感光層の結
着樹脂について、従来から種々の材料が検討されてお
り、例えば、感光体表面層の結着樹脂として各種の変性
ポリカーボネート樹脂を用いたものが提案されている
(特開昭60−172044号、特開昭61−6203
9号、特開昭61−137157号、特開昭62−24
7374号、特開昭63−148263号、特開平1−
269942号、特開平1−269943号、特開平1
−273046号および特開平1−312548号公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来提案さ
れている樹脂を感光層の結着樹脂として用いると、比較
的良好な耐久性の電子写真感光体が得られるが、未だ十
分満足できるものではない。すなわち、それらの樹脂を
用いて形成された塗膜の機械的強度は、必ずしも十分な
ものとはいえず、複写機中で長期間繰り返し使用した場
合、感光層の表面が摩耗することによって感光体の膜厚
が薄くなり、それによって感度が変化するため、帯電電
位が低下し、またコピーにカブリが生じたり、あるいは
コピー濃度が低下したりするという問題がある。また感
光体表面が均一に削られずに傷となったり、また一方で
トナーフィルミング等の異物付着等による画質欠陥が発
生するという問題が発生する。さらにまた感光層を構成
する場合、結着樹脂に対する電荷輸送材料の相溶性も重
要であり、結着樹脂の相溶性が低いと一部の電荷輸送材
料の結晶化、析出等を発生し、電気特性および画質特性
に著しい影響を与えることが分かっているが、従来提案
されている樹脂は、相溶性の点でも不十分なものがあ
る。本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので
あって、本発明の目的は、感光層表面に傷が入りにく
く、また電荷輸送材料との相溶性がよく、耐摩耗性が向
上し、本来の優れた電気特性や優れた画質を維持するこ
とができる電子写真感光体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、感光層の
材料について鋭意研究を重ねた結果、結着樹脂として特
殊なポリカーボネート樹脂を含有することによって、電
気特性や画質を両立させて、さらに優れた耐磨耗性の向
上が達成されることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。すなわち、本発明は導電性支持体上に感光層を設け
た電子写真感光体において、その感光層が、結着樹脂と
して、下記一般式(I)で示される繰り返し構造単位を
含むポリカーボネート樹脂を含有することを特徴とす
る。
【化5】 (式中、t−Buは、tert−ブチル基を表し、1
およびX2 は、それぞれ水素原子、アルキル基、アリー
ル基、アリール置換アルキル基、またはシクロヘキシル
基を表すか、X1 とX2 が一緒になって脂環式炭素環も
しくはラクトン環を形成するに必要な原子団を表す。
【0007】以下、本発明の電子写真感光体についてさ
らに詳しく説明する。図面は、本発明の電子写真感光体
の一例の模式的断面図であって、図1は感光層が単層構
造を有する場合、図2は感光層が積層構造を有する場合
を示す。図1においては、導電性支持体4の上に下引層
5が設けられ、その上に光導電層1が形成されている。
図2においては、導電性支持体4の上に下引層5が設け
られ、その上に電荷発生層2および電荷輸送層3が形成
されている。
【0008】導電性支持体としては、アルミニウム、ニ
ッケル、クロム、ステンレス鋼等の金属類、および、ア
ルミニウム、チタニウム、ニッケル、クロム、ステンレ
ス鋼、金、バナジウム、酸化錫、酸化インジウム、IT
O等の薄膜を設けたプラスチックフィルム等あるいは導
電性付与剤を塗布、または、含浸させた紙およびプラス
チックフィルム等があげられる。これらの導電性支持体
は、ドラム状、シート状、プレート状等、適宜の形状の
ものとして使用されるが、これらに限定されるものでは
ない。さらに必要に応じて、導電性支持体の表面は画質
の影響のない範囲で各種の処理を行うことができる。例
えば、表面の酸化処理や薬品処理および着色処理等、ま
たは砂目立て等の乱反射処理等を行うことができる。
【0009】本発明においては、導電性支持体と感光層
の間に下引層を設けることが好ましい。この下引層に用
いる材料としては、公知の材料を用いることができる。
例えば、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル
樹脂、フェノール樹脂、ポリウレタン樹脂、メラミン樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエチ
レン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリカーボネート樹
脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、塩化ビニリデン樹
脂、ポリビニルアセタール樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリビニルアルコール樹脂、水溶性ポリエ
ステル樹脂、ニトロセルロース、カゼイン、ゼラチン、
ポリグルタミン酸、澱粉、スターチアセテート、アミノ
澱粉、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ジルコニ
ウムキレート化合物、チタニルキレート化合物、チタニ
ルアルコキシド化合物、有機チタニル化合物、シランカ
ップリング剤等があげられる。これらの材料は単独であ
るいは2種以上混合して用いることができる。さらに、
酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化ジル
コニウム、チタン酸バリウム、シリコーン樹脂等の微粒
子と混合することができる。下引層を形成する際の塗布
方法としては、ブレードコーティング法、マイヤーバー
コーティング法、スプレーコーティング法、浸漬コーテ
ィング法、ビードコーティング法、エアーナイフコーテ
ィング法、カーテンコーティング法等の通常使用される
方法が採用される。下引層の厚みは0.01〜10μ
m、好ましくは0.05〜2μmが適当である。
【0010】本発明の電子写真感光体において、導電性
支持体上に被覆される感光層は、単層構造であっても、
あるいは電荷発生層と電荷輸送層とに機能分離された積
層構造であってもよい。これらの感光層は、電荷発生材
料、電荷輸送材料またはそれらの両者が結着樹脂中に含
有された塗膜より構成される。感光層が積層構造の場合
には、電荷発生層と電荷輸送層の積層順序はいずれが上
層であってもよいが、電荷輸送層を上層とした場合につ
いて主として以下に述べる。
【0011】電荷発生層は、電荷発生材料を真空蒸着す
ることにより形成するか、或いは有機溶剤中の結着樹脂
に電荷発生材料を分散し、塗布することにより形成する
ことができる。本発明において使用される電荷発生材料
としては、非晶質セレン、結晶性セレン−テルル合金、
セレン−ヒ素合金、その他のセレン化合物およびセレン
合金、酸化亜鉛、酸化チタン等の無機系光導電性材料、
フタロシアニン系、スクアリウム系、アントアントロン
系、ペリレン系、アゾ系、アントラキノン系、ピレン
系、ピリリウム塩、チアピリリウム塩等の有機顔料およ
び染料があげられる。また、電荷発生層における結着樹
脂としては、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール樹
脂、ポリビニルホルマール樹脂、部分変性ポリビニルア
セタール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹
脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン
樹脂、ポリビニルアセテート樹脂、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、メラ
ミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、尿素樹脂、ポリウレ
タン樹脂、ポリ−N−ビニルカルバゾール樹脂等があげ
られるが、通常の状態で皮膜を形成し得る樹脂であれば
これらの限定されるものではない。これらの結着樹脂
は、単独あるいは2種以上混合して用いることができ
る。電荷発生材料と結着樹脂との配合比は、体積比で、
5:1〜1:2の範囲が好ましい。
【0012】塗布液を調製する際に用いられる溶剤とし
ては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、n
−ブタノール、ベンジルアルコール、メチルセルソル
ブ、エチルセルソルブ、アセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノン、クロロベンゼン、酢酸メチル、
酢酸n−ブチル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、メ
チレンクロライド、クロロホルム等の通常使用される有
機溶剤を単独あるいは2種以上混合して用いることがで
きる。塗布液の塗布方法としては、ブレードコーティン
グ法、マイヤーバーコーティング法、スプレーコーティ
ング法、浸漬コーティング法、ビードコーティング法、
エアーナイフコーティング法、カーテンコーティング法
等の通常使用される方法を用いることができる。電荷発
生層の厚みは一般的に0.01〜5μm、好ましくは
0.1〜2.0μmの範囲に設定される。
【0013】電荷輸送層に含有される電荷輸送材料とし
ては、p−ベンゾキノン、クロラニル、ブロモアニル、
アントラキノン等のキノン系化合物、テトラシアノキノ
ジメタン系化合物、2,4,7−トリニトロフルオレノ
ン等のフルオレノン化合物、サキントン系化合物、ベン
ゾフェノン系化合物、シアノビニル系化合物、エチレン
系化合物等の電子吸引性物質、トリアリールアミン系化
合物、ベンジジン系化合物、アリールアルカン系化合
物、アリール置換エチレン系化合物、スチルベン系化合
物、アントラセン系化合物、ヒドラゾン系化合物または
これらの化合物からなる基を主鎖または側鎖に有する重
合体等の電子供与性物質等があげられる。これらの電荷
輸送材料は単独または2種以上混合して用いることがで
きる。これらの電荷輸送材料の中でも、ベンジジン系化
合物、トリアリールアミン系化合物、さらにこれらの化
合物の混合物が特に好ましく使用される。
【0014】ベンジジン系化合物としては、下記一般式
(III )で示される化合物が好ましい。
【化6】 (式中、R1 およびR1 ′は、それぞれ水素原子、アル
キル基、アルコキシ基またはハロゲン原子を表し、
2 、R2 ′、R3 、およびR3 ′は、それぞれ水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基または置
換アミノ基を表し、m、m′、nおよびn′はそれぞれ
1または2の整数を意味する。)
【0015】上記一般式(III )で示されるベンジジン
系化合物の中でも、特開昭62−247374号公報に
示した下記一般式(III −i)または一般式(III −i
i)で示される化合物を使用するのが好ましい。
【化7】 (式中、R5 、R5 ′、R6 、およびR6 ′は、同一で
も異なってもよく、それぞれ水素原子またはメチル基を
表す。)
【0016】
【化8】 (式中、R7 およびR7 ′は、それぞれ炭素数2以上の
アルキル基を表し、R8およびR8 ′は、それぞれ水素
原子、アルキル基、アルコキシ基または置換アミノ基を
表す。)上記一般式(III −i)または一般式(III −
ii)で示される化合物を用いると、溶剤に対する溶解性
および前記ポリカーボネート樹脂に対する相溶性が高
く、均一な塗膜が得られる。その結果、均一な界面を形
成でき、特に高感度でかつ繰り返し安定性に優れた電子
写真感光体を作製することが可能になる。
【0017】また、トリアリールアミン系化合物として
は、下記一般式(IV)で表される化合物が好ましい。
【化9】 (式中、R4 は、水素原子またはメチル基を表し、Ar
1 およびAr2 は、それぞれ、ハロゲン原子、アルキル
基、アルコキシ基もしくは置換アミノ基を有してもよい
アリール基、またはチエニル基を表し、kは1または2
の整数を意味する。)
【0018】ここで、ベンジジン系化合物の具体例を表
1および表2に、トリアリールアミン系化合物の具体例
を表3〜6にそれぞれ列記する。
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】
【表4】
【0022】
【表5】
【表6】
【0023】本発明において、ベンジジン系化合物およ
びトリアリールアミン系化合物は表1〜6に掲載した化
合物に限定されるものではなく、例えば、表1および表
2には、便宜上R1 とR1 ′、R2 とR2 ′、R3 とR
3 ′が同一のベンジジン系化合物を掲載したが、これら
は互いに必ずしも同一ではなくともよく、さらに、
1 ′、R2 ′、およびR3 ′の置換位置もR1 、R2
およびR3 は同一でなくてもよい。また、ベンジジン系
化合物およびトリアリールアミン系化合物は単独でもあ
るいはこれらを2種以上を混合して用いてもよい。
【0024】電荷輸送層における結着樹脂としては、下
記一般式(I)で示される繰り返し構造単位を含むポリ
カーボネート系樹脂が使用される。
【化10】 (式中、t−Bu、X 1 およびX 2 は前記と同じであ
る。)
【0025】一般式(I)におけるX1 およびX2 とし
ては、次のような置換基を例示することができる。例え
ば、アルキル基としては、直鎖状または分岐鎖状であっ
てもよく、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、
オクタデシル基等があげられる。シクロアルキル基とし
ては、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘ
プチル基等があげられる。アリール基としては、フェニ
ル基、ナフチル基等があげられる。アリール置換アルキ
ル基としては、ベンジル基、フェネチル基、フェニルプ
ロピル基、フェニルブチル基、フェニルペンチル基、フ
ェニルヘキシル基、ビフェニルメチル基、ナフチルメチ
ル基等があげられるが、アルキル基は分岐鎖状であって
もよく、また、アルキル部分が炭素数2以上を有するア
リール置換アルキル基においては、アリール基は末端の
炭素に限らず他の炭素に置換することもできる。さら
に、上記アリール基およびアリール置換アルキル基のア
リール部分には、上記したハロゲン原子やアルキル基等
の置換基が1個または2個以上置換していてもよい。さ
らにX1 およびX2 が結合する炭素原子と一緒となって
形成される脂環式炭素環として、シクロペンチリデン
基、シクロヘキシリデン基、シクロヘプチリデン基、シ
クロオクチリデン基等の2価の脂環式化合物残基があげ
られる。また、同じく炭素原子と一緒になって形成され
るラクトン環としては、ブチロラクトン、バレロラクト
ン、カプロラクトン、カプリノラクトン等の2価の残基
があげられる
【0026】本発明において、前記一般式(I)で示さ
れる繰り返し構造単位を含むポリカーボネート樹脂とし
て、粘度平均分子量1万〜20万の範囲にあるものを使
用することができ、分子量分布の比較的揃ったポリカー
ボネート樹脂であれば、1万5千〜10万の範囲にある
ものが好ましい。粘度平均分子量が1万未満の場合は、
塗布液粘度が低く、必要とする膜厚が得られず、浸漬塗
布した場合の膜厚のムラを生ずる。10万より大きい場
合は、逆に塗布液粘度が高すぎて必要とする膜厚の制御
が難しくなるという問題がある。しかしながら、これら
の問題は粘度平均分子量が1万〜20万の複数のポリカ
ーボネート樹脂を適度に混合して用いることにより改善
されるため、本発明においては、異種の粘度平均分子量
を有する前記一般式(I)で示される繰り返し構造単位
よりなるポリカーボネート樹脂を混合して用いてもよ
い。また前記ポリカーボネート樹脂が奏する作用、効果
を損なわない範囲内で、異種のポリカーボネート樹脂と
混合して、あるいは共重合させたものを用いることもで
きる。
【0027】次に、本発明において使用されるポリカー
ボネート樹脂の代表的なものを、前記一般式(I)で示
される繰り返し構造単位によって例示する。
【化12】
【0028】
【0029】これらのポリカーボネート樹脂は、下記一
般式(II)で示されるフェノール系化合物を用いて、ホ
スゲンと反応させる通常の合成法によって製造すること
ができる。この合成法は特開昭62−39624号公
報、特開平1−87621号公報等に詳細が示されてお
り、その一部のポリカーボネートについては、G.Kaemp
f, D.Freitag & G. Fengler によって発表されたKunst
stoffe German Plastics,1992, Vol.82, No.5, P385 〜
390 に物性値等が掲載されている。
【化14】 (式中、t−Bu、X 1 およびX 2 は前記と同じであ
る。)なお、2種以上のフェノール系化合物を用いて共
重合する場合においては、2種以上のフェノール系化合
物を最初に同時にホスゲンと反応させる方法、1種のフ
ェノール系化合物を反応させ、時間をおいて他のフェノ
ール系化合物を加えて反応させる方法、それぞれホスゲ
ンと反応させたオリゴマーをさらに混合反応させる方法
等があり、これらから任意に選ぶことができる。
【0030】本発明の電子写真感光体における電荷輸送
層において、電荷輸送材料と結着樹脂の組成比は、重量
比で10:90〜70/30の範囲が適当であり、3
0:70〜60/40の範囲が特に好ましい。さらに電
荷輸送層を設けるときに用いる溶剤としては、アセト
ン、メチルエチルケトン等のケトン類、ベンゼン、トル
エン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロベンゼン
等のハロゲン化芳香族炭化水素類、塩化メチレン、クロ
ロホルム、塩化エチレン等のハロゲン化脂肪族炭化水素
類、テトラヒドロフラン、エチルエーテル等の環状また
は直鎖状のエーテル類等の通常の有機溶剤があげられ
る。これらの溶剤は単独あるいは2種以上混合して用い
ることができる。また、塗布方法としては、ブレードコ
ーティング法、マイヤーバーコーティング法、スプレー
コーティング法、浸漬コーティング法、ビードコーティ
ング法、エアーナイフコーティング法、カーテンコーテ
ィング法等の通常の方法を用いることができる。本発明
で用いる電荷輸送層の厚みは、一般には5〜50μm、
好ましくは10〜35μmに設定される。
【0031】また、複写機中で発生するオゾンや酸化ガ
ス、あるいは光、熱による感光体の劣化を防止する目的
で、感光層中には、酸化防止剤、光安定剤、熱安定剤等
の添加剤を添加することができる。例えば、酸化防止剤
としては、ヒンダードフェノール、ヒンダードアミン、
パラフェニレンジアミン、アリールアルカン、ハイドロ
キノン、スピロクロマン、スピロインダノンおよびそれ
らの誘導体、有機硫黄化合物、有機燐化合物等があげら
れる。光安定剤の例としては、ベンゾフェノン、ベンゾ
トリアゾール、ジチオカルバメート、テトラメチルピペ
リジン等の誘導体があげられる。
【0032】本発明における電子写真感光体の感光層が
単層構造からなる場合には、電荷発生材料および電荷輸
送材料は感光層が積層構造からなる場合と同様のものが
用いられ、結着樹脂としては、前記電荷輸送層で述べた
ポリカーボネートが用いれる。ポリカーボネート樹脂に
は、前記電荷発生層で例示した結着樹脂を50重量%未
満含有させることもできる。さらに必要に応じて上述し
たような酸化防止剤、光安定剤、熱安定剤等の添加剤が
感光層中に含ませることができる。単層型感光体におい
て、電荷発生材料の組成比は、電荷輸送材料および結着
樹脂の総量に対して、0.1〜20重量%、好ましくは
0.5〜5重量%が適量である。電荷輸送層材料と結着
樹脂の組成比は、重量比で60:40〜30:70の範
囲が好ましい。導電性支持体に感光層を被覆するには、
電荷輸送層を形成する場合に例示したような溶剤中に上
記の構成成分を均一に溶解または分散させた後、前述の
通常の塗布方法によって塗布し、乾燥すればよい。単層
型感光体の厚みは、一般的には5〜50μm、好ましく
は、10〜25μmが適当である。本発明の電子写真感
光体においては、単層型感光体の場合には感光層上に、
また、積層型感光体の場合には電荷輸送層上に、保護層
を形成してもよい。
【0033】
【実施例】以下に、実施例によって本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明がこれらに限定されるものでは
ない。なお、実施例および比較例における「部」は重量
部を意味する。 実施例1 ドラム状アルミニウム基体上にジルコニウム化合物(商
品名:オルガチックスZC540、マツモト製薬社製)
10部およびシラン化合物(商品名:A1110、日本
ユニカー社製)1部とi−プロパノール40部およびブ
タノール20部からなる溶液を浸漬コーティング法で塗
布し、150℃において10分間加熱乾燥して、膜厚
0.1μmの下引層を形成した。次に三方晶系セレン
(米国ゼロックス社製)90部、ポリビニルブチラール
樹脂(エスレックBM−S、積水化学社製)10部、n
−ブチルアルコール300部からなる混合物を分散さ
せ、得られた分散液1部に対してn−ブチルアルコール
2部の割合で希釈した塗布液を、上記下引層上に塗布
し、120℃において10分間加熱乾燥して、膜厚0.
2μmの電荷発生層を形成した。次に電荷輸送材料とし
て前記例示化合物No.III−27で示されるベンジジ
ン系化合物8部と、結着樹脂として前記I−で示され
る繰り返し構造単位よりなるポリカーボネート樹脂12
部(粘度平均分子量Mv:20,500)とを、モノク
ロロベンゼン20部とテトラヒドロフラン80部の混合
溶剤に溶解した。得られた塗布液を上記電荷発生層上に
浸漬コーティング法で塗布し、135℃において60分
間加熱乾燥して、膜厚約26μmの電荷輸送層を形成
し、塗布膜の状態を目視により観察した。上記のように
して作製された電子写真感光体を複写機(Vivace
500、富士ゼロックス社製)のクリーニングブレード
の感光体に対する接地圧力を通常の3倍にした改造機に
装着し、3万枚までのコピー走行試験を実施し、3万枚
コピー後の画質欠陥および摩耗量を評価した。その結果
を表7に示す。
【0034】実施例2 実施例1における電荷輸送層の電荷輸送材料として、例
示化合物No.III −27のベンジジン系化合物の代わ
りに例示化合物No.III −15のベンジジン系化合物
を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体
を作製し、同様の試験を行った。その結果を表7に示
す。 実施例3 実施例1における電荷輸送層の電荷輸送材料として、例
示化合物No.III −27のベンジジン系化合物の代わ
りに例示化合物No.IV−28のトリアリールアミン系
化合物を8重量部用いた以外は、実施例1と同様にして
電子写真感光体を作製し、同様の試験を行った。その結
果を表7に示す。 実施例4 実施例1におけるポリカーボネート樹脂(I−)の代
わりにI−で示される繰り返し構造単位よりなるポリ
カーボネート樹脂(粘度平均分子量Mv:18,00
0)と電荷輸送層の電荷輸送材料として、例示化合物N
o.III −27のベンジジン系化合物の代わりに例示化
合物No.IV−50のトリアリールアミン系化合物を用
いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作
製し、同様の試験を行った。その結果を表7に示す。 実施例5 実施例4における電荷輸送層の電荷輸送材料として、例
示化合物No.III −27のベンジジン化合物2部と、
例示化合物No.IV−5のトリアリールアミン化合物6
部とを用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感
光体を作製し、同様の試験を行った。その結果を表7に
示す。
【0035】実施例6〜7 実施例1および実施例2における電荷輸送層の結着樹脂
として、前記I−で示される繰り返し構造単位よりな
るポリカーボネート樹脂の代わりに、前記I−で示さ
れる繰り返し構造単位よりなるポリカーボネート樹脂
(粘度平均分子量Mv:20,000)を用いた以外
は、すべて実施例1および実施例2の方法と同様にして
電子写真感光体を作製し、同様の試験を行った。その結
果を表7に示す。 実施例8 実施例1における電荷輸送層の結着樹脂として、前記I
で示される繰り返し構造単位よりなるポリカーボネ
ート樹脂の代わりに、前記I−で示される繰り返し構
造単位よりなるポリカーボネート樹脂(粘度平均分子量
Mv:20,000)を11部、電荷輸送材料として前
記例示化合物No.III −27のベンジジン系化合物の
代わりに、例示化合物No.IV−7のトリアリールアミ
ン系化合物を9部用いた以外は、すべて実施例1の方法
と同様にして電子写真感光体を作製し、同様の試験を行
った。その結果を表7に示す。 実施例9 実施例8における電荷輸送材料として、前記例示化合物
No.IV−7のトリアリールアミン系化合物の代わりに
例示化合物No.IV−64で示されるトリアリールアミ
ン系化合物を用いた以外は、すべて実施例8の方法と同
様にして電子写真感光体を作製し、同様の試験を行っ
た。その結果を表7に示す。 実施例10 実施例8における電荷輸送材料として、前記例示化合物
No.IV−7のトリアリールアミン系化合物の代わりに
例示化合物No.III −27で示されるベンジジン系化
合物を1.8部、前記例示化合物No.IV−28で示さ
れるトリアリールアミン系化合物を7.2部用いた以外
は、すべて実施例8の方法と同様にして電子写真感光体
を作製し、同様の試験を行った。その結果を表7に示
す。
【0036】比較例1〜2 実施例1および実施例2における前記I−で示される
繰り返し構造単位よりなるポリカーボネート樹脂の代わ
りに、下記構造式(V)で示される繰り返し構造単位よ
りなるポリカーボネート樹脂(粘度平均分子量Mv:2
0,000)を用い、モノクロロベンゼンの代わりにジ
クロロメタンを用いた以外は、実施例1〜2と同様にし
て電子写真感光体を作製し、同様の試験を行った。その
結果を表7に示す。
【化15】
【0037】比較例3 実施例4における前記I−で示される繰り返し構造単
位よりなるポリカーボネート樹脂の代わりに、下記構造
式(VI)で示される繰り返し構造単位よりなるポリカー
ボネート樹脂(粘度平均分子量Mv:20,000)を
用い以外は、実施例4と同様にして電子写真感光体を作
製し、同様の試験を行った。その結果を表7に示す。
【化16】
【0038】比較例4〜5 実施例9および実施例10における電荷輸送層の結着樹
脂として、前記I−で示される繰り返し構造単位より
なるポリカーボネート樹脂の代わりに、下記構造式(VI
I )で示される繰り返し構造単位よりなるポリカーボネ
ート樹脂(粘度平均分子量Mv:21,000)を用い
た以外は、すべて実施例9および実施例10の方法と同
様にして電子写真感光体を作製し、同様の試験を行っ
た。その結果を表7に示す。
【化17】
【0039】
【表7】
【0040】実施例11 ドラム状アルミニウム基体上にジルコニウム化合物(オ
ルガチックスZC540:マツモト製薬社製)10部お
よびシラン化合物(A1110:日本ユニカー社製)1
部とi−プロパノール40部、ブタノール15部および
蒸留水5部からなる溶液を浸漬コーティング法で塗布
し、150℃において10分間加熱乾燥して、膜厚0.
1μmの下引層を形成した。次に電荷輸送材料として前
記例示化合物No.III −27のベンジジン系化合物1
0部と、結着樹脂として前記I−で示される繰り返し
構造単位よりなるのポリカーボネート樹脂(粘度平均分
子量Mv:18,000)12部とをモノクロロベンゼ
ン20部とテトラヒドロフラン80部の混合溶剤に溶解
し、次に電荷発生材料としてチタニルフタロシアニンを
1部加え、ガラスビーズと共にサンドミルで1時間処理
して分散した後、得られた塗布液を、上記した下引層上
に浸漬コーティング法にて塗布し、120℃において6
0分間加熱乾燥して、膜厚約30μmの単層型電子写真
感光体を形成した。このようにして得られた電子写真感
光体をレーザービームプリンンター(XP−11、富士
ゼロックス社製)改造機に装着し、紙送りを行わずに、
すなわち用紙への転写は行わず、3万枚相当までのプリ
ント走行試験を実施し、その画質の評価および摩耗量を
測定した。その結果を表8に示す。 比較例6 実施例11における結着樹脂として、前記I−で示さ
れる繰り返し構造単位よりなるポリカーボネート樹脂の
代わりに、前記構造式(VI)で示される繰り返し構造
単位よりなるポリカーボネート樹脂(粘度平均分子量M
v:20,000)を用いた以外は、実施例11と同一
の条件でドラム型電子写真感光体を作製し、実施例11
と同様の評価を行った。その結果を表8に示す。
【0041】
【表8】
【0042】
【発明の効果】本発明の電子写真感光体においては、感
光層の結着樹脂として、前記一般式(I)で示される繰
り返し単位よりなるポリカーボネート樹脂を用いたか
ら、形成された感光層の塗膜は、極めて高い強度を有し
ており、したがって本発明の電子写真感光体は、複写機
およびプリンター中で長期間繰り返し使用しても優れた
画質のコピー画質を長期間にわたって得ることができ
る。すなわち、本発明の電子写真感光体は、上記比較か
らも明らかなように、優れた繰り返し安定性を維持し
て、かつ耐磨耗性を有するという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子写真感光体の一例の模式的断面
図である。
【図2】 本発明の電子写真感光体の他の一例の模式的
断面図である。
【符号の説明】
1…光導電層、2…電荷発生層、3…電荷輸送層、4…
導電性支持体、5…下引層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 5/05 101

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を設けた電子写
    真感光体において、該感光層が、結着樹脂として、下記
    一般式(I)で示される繰り返し構造単位を含むポリカ
    ーボネート樹脂を含有することを特徴とする電子写真感
    光体。 【化1】 (式中、t−Buは、tert−ブチル基を表し、1
    およびX2 は、それぞれ水素原子、アルキル基、アリー
    ル基、アリール置換アルキル基、またはシクロヘキシル
    基を表すか、X1 とX2 が一緒になって脂環式炭素環も
    しくはラクトン環を形成するに必要な原子団を表す。)
  2. 【請求項2】 前記感光層が、電荷輸送材料として、下
    記一般式(III )で示されるベンジジン系化合物を少な
    くとも1種含有する請求項1に記載の電子写真感光体。 【化2】 (式中、R1 およびR1 ′は、それぞれ水素原子、アル
    キル基、アルコキシ基またはハロゲン原子を表し、
    2 、R2 ′、R3 、およびR3 ′は、それぞれ水素原
    子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基または置
    換アミノ基を表し、m、m′、nおよびn′はそれぞれ
    1または2の整数を意味する。)
  3. 【請求項3】 前記感光層が、電荷輸送材料として、下
    記一般式(IV)で示されるトリアリールアミン系化合物を
    少なくとも1種含有する請求項1に記載の電子写真感光
    体。 【化3】 (式中、R4 は、水素原子またはメチル基を表し、Ar
    1 およびAr2 は、それぞれ、ハロゲン原子、アルキル
    基、アルコキシ基もしくは置換アミノ基を有してもよい
    アリール基、またはチエニル基を表し、kは1または2
    の整数を意味する。)
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