JP2864199B2 - プロテクタ - Google Patents

プロテクタ

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JP2864199B2
JP2864199B2 JP5117597A JP11759793A JP2864199B2 JP 2864199 B2 JP2864199 B2 JP 2864199B2 JP 5117597 A JP5117597 A JP 5117597A JP 11759793 A JP11759793 A JP 11759793A JP 2864199 B2 JP2864199 B2 JP 2864199B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D13/00Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
    • A41D13/05Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches protecting only a particular body part
    • A41D13/0512Neck or shoulders area

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  • Otolaryngology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身体に局部的な荷重が
作用した場合に、その身体への負担を軽減して身体を保
護するプロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、身体に局部的に加わる荷重に対し
て、身体を適切に保護する簡易なプロテクタは見あたら
ない。
【0003】身体に作用する局部荷重としては、たとえ
ば、図21に示すように、ショルダーバッグ,リュック
サック,器材ボックス,スポーツ用具等の重量物100
を肩にかけて運ぶ際に、肩に当たるベルト101の部分
から肩に加わるような荷重Fがある。
【0004】ショルダーバッグ等の重量物100の重さ
によって、ベルト101が肩に食い込み肩に過度の負担
がかかる。特に、ベルト101を通じて荷重が集中して
作用するために、筋肉の痛みが発生したり、内出血や末
梢神経の麻痺等の障害がでるおそれもある。
【0005】このような不具合を解消するために、従来
から、ベルト101の肩にあたる部分の裏面に厚地の毛
織物を重ねたり、皮などの幅広とした肩当てを設けたり
しているものが見られるが、何れも充分ではなく、肩の
痛み等の不具合を効果的に解消するものではなかった。
【0006】また、肩掛けベルト101の場合には、負
荷する重量Fがたとえ大きくない場合でも、肩は首の付
け根から左右に向かって下向きに傾斜しているために、
歩行中の上下動に伴ってベルト101が徐々に肩からず
れ落ちるおそれがある。そのため、常にベルト101を
掛けた側の肩を上げていなければならず、肩の周囲にお
ける筋肉が疲労しやすく、肩こりや肩の痛みの原因とな
っているという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、局部的な荷
重が作用した際の人体への負担を可及的に軽減させ得る
プロテクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、身体に作用する局部荷重を受け
るべく身体にあてがわれるプロテクタ本体を具備し、
ロテクタ本体は局部荷重をプロテクタ本体の接触面前面
に分散させることが可能な剛性を有することを特徴とす
る。
【0009】 プロテクタ本体の身体との接触面を、身
体に密着するように身体形状に合致した形状としたこと
を特徴とする。
【0010】プロテクタ本体の身体との接触部に緩衝部
材を介在させたことを特徴とする。
【0011】 プロテクタ本体を部分的に屈曲可能と
、屈曲可能部を介して剛性のある複数の本体ピースに
分割したことを特徴とする。
【0012】プロテクタ本体を長さ調整可能であること
を特徴とする。
【0013】プロテクタ本体は衣服に一体的に装着され
ていることを特徴とする。
【0014】局部荷重は、たとえば肩,首,胸等に加わ
る荷重である。
【0015】特に局部荷重はベルトを介して身体に作用
する荷重である場合に好適である。
【0016】ベルトを用いる場合には、プロテクタ本体
にベルト受けを設けることが好ましい。さらに、好まし
くは、プロテクタ本体にはベルト押えが設けられる。
【0017】また、プロテクタ本体は肩に当てがわれる
もので、ベルトのずれを防止するべくベルト受けの外側
部を高くすることが好適であり、その外側部の高さを調
整可能とすることが好ましい。
【0018】
【作用】本発明の特徴は、従来品にはない医学的,人間
工学的なアプローチによる発案,設計に基づき実際の効
果が期待できることである。
【0019】すなわち、プロテクタ本体に作用した荷重
は、高剛性のプロテクタ本体の身体との接触面全面に分
散して作用し、身体に作用する単位面積当たりの荷重は
小さくなり、身体への負担が軽減される。
【0020】特に、プロテクタ本体の接触面の形状を身
体形状に合致させておけば、プロテクタ本体が身体に隙
間なく密着し、荷重が均一に分散される。
【0021】また、プロテクタ本体の接触部に緩衝部材
を介在させておけば、身体への当たりが柔らかく心地良
さを確保できる。また、緩衝材によって身体へ伝わる衝
撃荷重等の動的な荷重が緩和され身体への負担が軽減さ
れる。
【0022】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0023】図1乃至図4は、本発明の第1実施例に係
るプロテクタを示している。この第1実施例は、ショル
ダーバッグ,リュックサック,器材ボックス,スポーツ
用具等の重量物200を肩にかけて運ぶ際の肩当てに適
用した例を示している。この肩当て用プロテクタは、バ
ッグ等の重量物200を軽くすることができないので、
プロテクタを装着することによって、肩が受ける負担を
軽くして、できるだけ快適にするためのものである。
【0024】図1において、Pはプロテクタ全体を示す
もので、このプロテクタPは、概略、プロテクタ本体と
しての肩当て基板1と、この肩当て基板1の裏面に設け
られた緩衝部材2と、緩衝部材2表面に設けられた滑り
止め部材3と、肩当て基板1上に設けられるベルト受け
4と、から構成されている。
【0025】肩当て基板1は、肩掛けベルト201を通
じて肩に作用する局部荷重を受けるべく身体の肩にあて
がって用いられるもので、局部荷重を肩当て用基板1の
接触面全面に分散させて肩に加わる負担軽減を図ったも
のである。
【0026】肩当て基板1の大きさは、少なくともショ
ルダーバッグなどの肩掛けベルト201の幅より大きい
横幅を有するものであり、肩を充分に覆う程度に大きい
ことが好ましい。ただ、大き過ぎると体裁の問題が生ず
るので、プロテクタPが大きい時には、蝶番継手などに
よって折り畳み自在に形成しておくことが好ましい。肩
当て基板1は、荷重を分散させるために必要な程度の剛
性を有するように、材料,形状,寸法等が適宜選択され
る。材料としては、ある程度強度のあるものなら種々の
材料を利用することができる。例えば、金属,セルロイ
ド,ビニール系樹脂,フェノール系樹脂,尿素樹脂,ポ
リエチレン,ポリプロピレン,ポリアミド,ガラス繊維
強化プラスチック(FRP),炭素繊維強化プラスチッ
ク(CFRP),ABS樹脂,ウレタン樹脂等の合成樹
脂,布,ゴム,皮,木,紙等を利用することができ、必
要に応じて表面を塗装し、或いは、合成樹脂,皮,布な
どによって被覆してもよい。
【0027】肩当て基板1の形状は、特に身体との接触
面を身体形状に倣った形状に成形しておくことが好適で
ある。その意味から、曲げ延ばし可能な成形性に優れた
材料を用いて、個々の身体形状に応じて調整可能として
おくことが好適である。図示例では、肩の形状に合わせ
て湾曲させている。
【0028】緩衝部材2は、肩に対して肩当て基板1が
よくフィットし、併せて、外力を緩衝し良好な使用感を
得るために、肩当て基板1の下面全面にわたって設けら
れている。この緩衝部材2の材質としては、ウレタンフ
ォームなどのスポンジ類,軟質ゴム,軟質合成樹脂,シ
リコンラバー,或いは液体や気体を封入したクッション
材等が適宜使用される。
【0029】滑り止め部材3は肩に載置された肩当て基
板1の滑り止めのために設けられるものであり、緩衝部
材2の表面に張設される。もっとも緩衝部材2自体に滑
り止め作用のある材料を使用する時には特に設ける必要
はなく、また、緩衝部材2の表面を粗面として滑り止め
作用を与えてもよい。
【0030】ベルト受け4は、肩当て基板1の上側面に
設けられるもので、肩当て基板1の上側面から上方に突
出している。このベルト受け4は、肩当て基板1の中心
軸方向に沿って全長に渡って延びていて、その上面を外
側に向かって徐々に高くなるように傾斜させて外側部5
を高くし、肩掛けベルト201のずり落ちを防止してい
る。
【0031】上記構成の肩当て用プロテクタにあって
は、図2に示すように、プロテクタPを肩に当てがい、
その上に肩掛けベルト201をかけてバッグ等の重量物
200を支える。
【0032】肩掛けベルト201が掛かる位置はほとん
ど僧帽筋におおわれており、肩当て基板1は僧帽筋の上
縁部にあてがわれることになる。僧帽筋の下層には肩甲
挙筋などいくつかの筋肉があるが、肩にかかる荷重のほ
とんどはこの二つの筋肉及びこれらが付着する肩甲骨と
鎖骨によって負担されていると考えられる。
【0033】肩掛けベルト201を通じて肩当て基板1
に作用する集中荷重Wは、肩当て基板1の肩との接触面
全面に分散され、図1(b)に示すように、身体に作用す
る単位面積当たりの荷重w0は小さくなる。したがっ
て、重量物200の荷重は僧帽筋の上縁部に分布荷重と
してバランスよく作用することになり、筋肉に痛みが発
生したり、皮膚炎,内出血あるいは末梢神経の麻痺等の
障害を防止することができる。特に、肩当て基板1の接
触面の形状を身体形状に合致させておけば、肩当て基板
1が肩に隙間なくフィットして爽快な使用感を得ること
ができる。
【0034】この実施例の場合には、さらに肩当て基板
1の接触面に緩衝部材2が介在されているので、身体へ
の当たりが柔らかく心地良さを確保できる。
【0035】特に、使用者は重量物を肩に掛けた状態で
運動するので、重量物200が上下左右に揺れてプロテ
クタに加わる荷重は動的な荷重となっている。特に、激
しい動きをした場合には衝撃的な荷重が作用することに
なるが、緩衝部材2によって衝撃が吸収される。図1
(c)は、動的荷重を緩衝する機構をモデル的に示したも
のであり、緩衝部材2はダッシュポットを有するばね系
として表示できる。
【0036】もっとも、この緩衝部材2は必ずしも必要
ではなく、図1(b)にモデル的に示したように荷重を分
散させるだけで肩への負担を大きく軽減できる。
【0037】また、本実施例の場合には、ベルト受け4
の外側部5を高くしているので、肩を持ち上げなくても
肩掛けベルト201が肩の外側へずれるのを防止でき、
肩の疲れを飛躍的に軽減することができる。このベルト
受け4における外側部5の高さを自由に調節できるよう
にしておけば、怒り肩の人からなで肩の人まで、或い
は、男性,女性から子供まで、一個のプロテクタを幅広
く使用することができる。
【0038】図3は高さ調節装置の一例を示している。
図示例は、紐受け4における外側部5を、肩当て基板1
に案内筒体6を植設し、その上下方向に掛止孔7,7・
・・を配設すると共に、紐受け4の先端部には案内筒体
6に嵌合する弾性調節杆8が設けられている。この弾性
調節杆8には掛止孔7に対向する掛止突起9が設けら
れ、掛止孔7に選択的に掛止することにより、外側部5
の高さが調節される。この高さ調節装置は適宜なものを
採用できる。
【0039】また、肩掛けベルトのベルト受け4の上面
には、ベルト受け4上に乗せた肩掛けベルトが脱落しな
いように、ベルト押え10を設けてもよい。例えば、図
4に示すように、ベルト押え10の基端をベルト受け4
の一側に固定し、他端に掛止球11を設けて、ベルト受
け4の他側に設けた弾性掛止部12に掛脱自在としたも
のなど、適宜なものを採用することができる。たとえ
ば、面状ファスナのようなものを採用するのが簡単で効
果的である。このようなベルト押え10を設ければ、ベ
ルト押え10によってベルト201のずれを防止できる
ので、必ずしも外側部5を高くしておく必要はない。
【0040】なお、本発明はプロテクタを別体構成とし
たが、ベルトとプロテクタを一体成形としてもよい。
【0041】図5乃至図15は、上記実施例のプロテク
タの各種変形例を示している。
【0042】図5(a),(b)に示す例は、ベルト押えと
して、可撓性の面状ファスナ13を用いたものであり、
面状ファスナ13の係止部13aを、ベルト受け4の外
側部5の側面と首側に位置する端部の2箇所に設けてい
る。
【0043】図6(a)〜(c)に示す例は、肩当て基板1
の平面形状を略I字形状に成形したもので、肩の上縁部
に沿って直線的に延びる直線状部1Aと、この直線状部
1Aの両端から肩の前後方向に張り出すフランジ部1B
と、から構成されている。フランジ部1Bの形状に倣っ
て下向きに湾曲させている。このようにすれば、フラン
ジ部1Bを肩の形状に合わせて曲げるだけでよいので、
成形が極めて容易である。フランジ部1Bは、図6(d)
に示すように、3つあるいはそれ以上設けてもよい。な
お、この例についても、図5と同様に、ベルト押さえと
して面状ファスナ13が用いられている。
【0044】図7(a),(b)に示す例は、ベルト受け5
の幅をほぼ肩当て基板1の幅程度に拡げてベルト201
の安定性を高めたものである。この例では特に、プロテ
クタPを肩に固定するための面状ファスナ14が設けら
れている。すなわち、衣服の肩の部分に面状ファスナ1
4の係止部を設けておいて、プロテクタPを固定可能と
したものである。
【0045】図8に示す例は、ベルト受け4を幅広とす
る共に、その上面についても湾曲した形状にして、掛け
たベルト201の安定性を高めたものである。この例で
も、ベルト押えとして面状ファスナ13が用いられてい
る。
【0046】図9(a),(b)に示す例は、図8と同じよ
うにベルト受け4を幅広に成形すると共に、上面を湾曲
面とし、さらに、面状ファスナ13によって肩掛けベル
ト201を巻き付けるようにして押さえるものである。
【0047】図10は、ベルト受け4全体を漫画の主人
公や動物など適宜なキャラクターの形などに構成したも
のである。
【0048】図11に示す例は、肩当て基板1の上面に
ベルト201が嵌り込むガイド溝15を設けたものであ
る。さらに、このガイド溝15を覆ってベルト201を
押さえる可撓性のベルト押え16が設けられている。こ
のベルト押え16の一端は肩当て基板1の一側に固定さ
れ、他端がベルト201を押さえるように肩当て基板1
に巻き付けられ、肩当て基板1の他側に対して取り外し
可能に固定される。
【0049】図12に示す例は、ベルト受け4と肩当て
基板1とを、断面V字状に所定の角度で一体的に剛結し
たものである。このベルト受け4と肩当て基板1の剛結
部4aの肉厚は、図12(e)に示すように必要に応じて
厚肉に設定される。また、ベルト受け4上面にはベルト
押え10が取り付けられている。このベルト押え10に
は、図中斜線で示した部分17を開口させてベルト20
1が見えるように構成してもよい。また、ベルト押え1
0自体パイプ材で構成したもよい。
【0050】さらに、ベルト押え10とベルト受け4に
よってベルト201を締め付ける機構を設けてもよい。
同図(f)は、ねじ式の締め付け機構70の例で、ダイヤ
ル71にねじ部材72を螺合し、ダイヤル71を回転方
向には可動で且つ軸方向には固定状態に支持してある。
このダイヤル71の支持は、ダイヤル71が少なくとも
ベルト受け4から軸方向に離れる方向に移動しないよう
に、たとえば肩当て基板1を利用して支持しておけばよ
い。そして、ねじ部材71の一端をベルト受け4に結合
し、ダイヤル71を回動操作することにより、ねじ部材
を介してベルト受け4を移動させ、ベルト受け4とベル
ト押え10間の間隔を調整する。もっとも、締め付け機
構としては、ねじ式の他にばね力を用いてもよく、要す
るにベルト201を挟み込んで締め付け得る種々の機構
を適用することができる。
【0051】図13に示す例は、高剛性の肩当て基板1
に、部分的に屈曲可能部を設け、身体の形状に倣って変
形可能としたものである。
【0052】図示例では、肩当て基板1を複数の本体ピ
ース1P,1P,・・・に分割し、これら本体ピース1
P,1P,・・・の間を屈曲可能部を構成する変形自在
の連結部材18,18,・・・を介して連結したもので
ある。各本体ピース1Pの身体との当接部には、それぞ
れ緩衝部材2Pが設けられている。
【0053】また、各本体ピース1P上にはベルト20
1を押さえるためのベルト押え10Pが取り付けられ、
ベルト201を本体ピース1Pとベルト押え10との隙
間に差し込むようになっている。
【0054】このように分割構成とすれば、図13
(d),(e)に概略的に示すように、身体の曲面形状に倣
って各本体ピース1P,1P,・・・間の連結部材1
8,18,・・・の部分が屈曲して身体に当接する。
【0055】図14に示す例は、肩当て基板1を長さ調
整自在に構成したものである。
【0056】この例は、左右の本体ピース1L,1R
と、本体ピース1L,1Rを連結する連結片19と、か
ら構成されており、連結片19の左右両端がそれぞれ左
右の本体ピース1L,1Rにスライド自在に挿入されて
いる。
【0057】図15に示す例は、肩当て基板1に取り付
けられる緩衝部材2としてエアバックを用いたものであ
る。この例では、それぞれ大きさの異なるエアバッグ2
P1,2P2,2P3が設けられ、使用時に各エアバッ
グ2P1,2P2,2P3に空気を吹き込んで使用する
ものである。
【0058】図16は、片側の肩だけでなく、両肩乃至
首を保護するようにしたプロテクタを示している。カメ
ラマン等は、通常器材を両肩及び首にぶら下げて作業を
するために、首や肩の疲労度が非常に高い。そこで、こ
のようなカメラマン等に適したプロテクタを案出して疲
労軽減を図るようにしたものである。このように、両肩
と首部を本発明のプロテクタによって保護することによ
り、疲労や疼痛を劇的に軽減することができる。
【0059】このプロテクタPaは、左右の肩当て用プ
ロテクタ20,30と、中央の首当て用プロテクタ40
とから構成される。
【0060】左右の肩当て用プロテクタ20,30は、
図1〜15に記載されるようなプロテクタと基本的に同
一であり、プラスチックなどの比較的強度のある素材で
形成した高剛性の肩当て基板21,31と、その内側の
スポンジ等の緩衝部材22,32とによって構成され
る。そして、肩当て基板21,31上に設けたベルト受
け24,34の外側25,35が高くなるように角度を
つけて、ベルト201がすべり落ちないようにしてい
る。
【0061】さらに、首当て用プロテクタ40は、首の
後面に当てがわれる首当て基板41と、この首当て基板
41の接触面と首との間に介装される緩衝部材42と、
から構成されている。首当て基板41は首の後面の形状
に倣って湾曲状に成形されており、首に対する接触面積
を首に掛け回されるベルト201の荷重作用面積よりも
大きくして、首に加わる荷重を接触面全体に分散させて
いる。
【0062】この首当て基板41は、左右の肩当て基板
21,31と互いに連結されている。したがって、首当
て用プロテクタ40は、左右の肩当て用プロテクタ2
0,30を介して両肩に支えられており、首当て用プロ
テクタ40に作用する荷重は、首部だけでなく、左右の
肩当て用プロテクタ20,30を介して両肩によっても
負荷するようになっている。
【0063】なお、首当て基板41と左右の肩当て基板
21,31とは、肩の動きを阻害しないように、ヒンジ
部46,46を介して連結されている。もっとも、肩当
て用プロクテクタ20,30と首当て用プロテクタ40
は必ずしも一体的に連結しておく必要はなく、それぞれ
別体構成としてもよい。特に、シャツやチョッキ等の衣
類に内蔵する場合には衣類に保持させればよい。
【0064】衣類に内蔵する場合には、たとえば、図1
6(e)に示すように、衣類の布地202を肩当て基板3
1とベルト受け34の間挟みこんで固定するようにして
もよいし、縫い込んでもよいし、接着固定してもよい
し、種々の方法で固定される。もちろん、衣類の外ある
いは内側いずれに設けてもよい。
【0065】図17は、このような肩当て用プロテクタ
20,30と、首当て用プロテクタ40を装着した衣服
の一例を示している。もちろん、各プロテクタ20,3
0,40を衣服から取り外し自在に構成してもよい。
【0066】このようなプロテクタPaを用いることに
より、肩を挙げなくてもすむようになること、部分的な
ベルトの食い込みがなくなること、首の負担も減ること
などにより、疲労及び肩,首のこりあるいは痛みが劇的
に軽減される。
【0067】また、このプロテクタPaでは、両肩と首
のを三カ所を保護する場合を例示しているが、片方の肩
と首の2カ所を保護するようにしてもよいし、首のみを
保護するようにしてもよい。
【0068】図18は、本発明のプロテクタをゴルフバ
ッグの肩掛けに適用した例を示している。
【0069】ゴルフバッグ300は大きいので、ベルト
301を安定して支持するために、プロテクタ50も肩
全体を覆うような大きさにしておくことが好ましい。
【0070】図示例では、プロテクタ50の肩当て基板
51は、首の付け根から肩の先まで肩のほぼ全幅を覆う
ようになっている。
【0071】また、移動の際の揺れが大きいので、緩衝
部材52を厚くして衝撃吸収性を大きくしておくことが
好適である。
【0072】そして、図18(c)に示すように、チョッ
キ等の衣服303の内側に、肩当て基板51と緩衝部材
52がくるようにし、衣服の外側にプロテクタ上面のベ
ルト受け54がくるようにして衣服と一体化することが
好適である。プロテクタ50の肩当て基板51とベルト
受け54は一体成形としても、別々にして後で互いに面
状ファスナ等により固定してもよいし、また衣類に内蔵
してもよい。
【0073】プロテクタ50は片側だけでもよいが、ゴ
ルフバッグを担ぎ直す場合を考慮して両肩に設けること
が好ましい。
【0074】図19は、本発明のプロテクタを、戦闘等
の防護用の装具に適用したものである。
【0075】このプロテクタ60は、基本的には図1に
示した肩当て用プロテクタと同様に、高剛性の硬い肩当
て基板61と柔らかく身体にフィットするスポンジ等の
緩衝部材62とから構成されるが、主要な使用方法とし
ては、図19(d)に示すように、銃床400の当て具と
して用いたり、図19(e)に示すように、携行品等の重
量物401を肩に担ぐ際の肩の保護具として用いられ
る。
【0076】肩当て基板61の素材としては、戦闘時の
安全性を考慮して、図19(c)に示すようにの防弾構造
となり得る強度の高いものを用いることが望ましい。具
体的には、たとえば、カーボンファイバ,アラミッド繊
維を用いたもの、またそれらの三軸織物等の軽量素材が
好適である。三軸織物としては、たとえば図19(f),
(g)に示すようなものが一般的である。もちろん、図示
例は三軸織物の一例にすぎず、他の種々の織り方を適用
することができる。
【0077】本実施例のプロテクタ60は、さらに肩峰
から上腕部三角筋付近を防護する外側部65が設けられ
ている。この外側部65は、動作の妨げとならないよう
に可撓性のヒンジ部66を介して肩当て基板61に連結
して可動性のある構造としている。もっとも、ヒンジ部
66を用いないで外側部65自体を柔軟な素材とするこ
ともできる。
【0078】図20には、本発明のプロテクタを自動車
や航空機等のシートベルトの身体への当接部に用いた例
を示している。
【0079】図20(a)はシートベルト500が胸部に
掛け回される場合であり、衝突時の衝撃がシートベルト
500を通じて胸部に作用する。そこで、シートベルト
500の胸部当接部にプロテクタPbをあてがい、荷重
を分散させて身体に作用する衝撃を緩和する。プロテク
タPbの構成は、図1乃至図19に示したものと同様で
あり図示しないが、基本的に胸部の形状に合致させた高
剛性の胸当て基板を有し、当接部に適宜緩衝部材を介在
させればよい。特に、図20(b)に示すように、プロテ
クタPbの上面は高く設定し、プロテクタPbに対して
シートベルト500の張力Tの分力Tbが作用するよう
に構成しておくことが好ましい。このようにすれば、こ
の張力の分力Tbによって、プロテクタPbが身体に対
して適度に圧接され安定して保持される。
【0080】一方、図20(c)はシートベルト501が
腰部に掛け回される場合であり、シートベルト501の
腰部当接部にプロテクタPcがあてがわれる。このプロ
テクタの構成も、図示しないが、基本的に腰部の形状に
合致させて形成した高剛性の腰当て基板を有し、当接部
に適宜緩衝部材が介在される。
【0081】また、プロテクタPb,Pcは、シートベ
ルトが当接する衣服内部あるいは衣服と一体的に設ける
ようにしてもよい。
【0082】シートベルトとしては、図示例以外に、4
点式,6点式等種々のタイプのシートベルトに適用可能
である。
【0083】また、応用例としては、その他、図示しな
いが、乳幼児を背負う際の背負い紐の当接部等に用いる
ことができる。特に、乳幼児を前に抱く際に用いる抱き
紐は、一方の肩から他方の腰に向けて斜めに掛けられ、
肩から胸部にかけて圧迫されるので、肩だけでなく胸部
の圧迫部についてもプロテクタを用いることが好まし
い。この胸部用のプロテクタについても、上記図20
(b)に示したシートベルト用のプロテクタと同様に、プ
ロテクタに対してシートベルトの張力の分力が作用する
ように紐掛け面の高さを高く設定しておけば、肩に加わ
る力を分散でき、かつプロテクタが身体に対して密着し
て安定して保持できる。
【0084】上記各実施例では、本発明を首,肩,胸部
あるいは腰部に作用する荷重を受ける場合を例にとって
説明したが、これに限定されるものではなく、頭部,胴
部,肘,手の甲,拳,膝,足等、局部荷重が作用する種
々の身体部位の保護に適用することが可能である。
【0085】
【発明の効果】本発明は以上の構成および作用を有する
もので、高剛性のプロテクタ本体を設け、局部荷重をプ
ロテクタ本体の身体接触面全面に分散させたので、身体
の身疲労や痛みを劇的に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明をショルダバッグ等の肩掛け用プ
ロテクタに適用した実施例を示しており、同図(a)は概
略斜視図、同図(b),(c)は荷重負荷状態を模式的に示
す図である。
【図2】図2(a)は図1(a)のプロテクタの使用状態を
示す正面図、同図(b)は同図(a)の平面図である。
【図3】図3は図1(a)に示した肩掛け用プロテクタの
ベルト受けの調節機構の一例を示す概略断面図である。
【図4】図4は図1(a)に示した肩掛け用プロテクタの
ベルト押えの構成例を示す概略断面図である。
【図5】図5は図1の肩掛け用プロテクタの他の態様を
示すもので、同図(a)は使用状態の要部正面図、同図
(b)は概略斜視図である。
【図6】図6は図1の肩掛け用プロテクタの他の態様を
示すもので、同図(a)は正面図、同図(b)は平面図、同
図(c)は斜視図、同図(d)はさらに他の態様を示す概略
斜視図である。
【図7】図7は図1の肩掛け用プロテクタの他の態様を
示すもので、同図(a)は使用状態の平面図、同図(b)は
正面図である。
【図8】図8は図1の肩掛け用プロテクタの他の態様を
示す正面図である。
【図9】図9は図1の肩掛け用プロテクタの他の態様を
示すもので、同図(a)はベルト押えとしての面状ファス
ナの開いた状態の斜視図、同図(b)は面状ファスナを固
定した状態の斜視図である。
【図10】図10は図1の肩掛け用プロテクタの他の態
様の使用状態を示す正面図である。
【図11】図11は図1の肩掛け用プロテクタの他の態
様を示すもので、同図(a)は平面図、同図(b)は正面
図、同図(c)は斜視図、同図(d)は側面図である。
【図12】図12は図1の肩掛け用プロテクタの他の態
様を示すもので、同図(a)は正面図、同図(b)は斜視
図、同図(c)は上面図、同図(d)は側面図、同図(e)は
さらに他の態様を示す正面図、同図(f)はベルト締付手
段の構成例を示す図である。
【図13】図13は図1の肩掛け用プロテクタの他の態
様を示すもので、同図(a)は平面図、同図(b)は正面
図、同図(c)は側面図、同図(d)は同図(a)の原理的構
成を示す斜視図、同図(e)は同図(d)の使用状態を示す
斜視図である。
【図14】図14は図1の肩掛け用プロテクタの他の態
様を示すもので、同図(a)は縮小状態の平面図、同図
(b)は側面図、同図(c)は伸張状態の平面図、同図(d)
は同図(c)の正面図である。
【図15】図15は図1の肩掛け用プロテクタの他の態
様を示すもので、同図(a)は平面図、同図(b)はエアバ
ッグ収縮状態の正面図、同図(c)はエアバッグ拡張状態
の正面図、同図(d)は同図(b)の側面図、同図(e)は同
図(c)の側面図である。
【図16】図16はカメラマン等の両肩及び首部を保護
するプロテクタを示すもので、同図(a)は使用状態の正
面図、同図(b)はプロテクタの概略斜視図、同図(c)は
平面図、同図(d)は正面断面図、同図(e)は衣服を挟ん
だ状態の肩当て用プロテクタ部の断面図である。
【図17】図17は図16のプロテクタを一体的に取り
付けた衣服の一例を示す図である。
【図18】図18は本発明のプロテクタをゴルフバッグ
の肩当て用プロテクタとして用いた例を示すもので、同
図(a)は使用状態の正面図、同図(b)はプロテクタの斜
視図、同図(c)は衣服に一体的に取り付けた状態の説明
図である。
【図19】図19は本発明のプロテクタを戦闘用のプロ
テクタとして用いた例を示すもので、同図(a)は使用状
態の一例を示す正面図、同図(b)はプロテクタの構成例
の概略斜視図、同図(c)は防弾機能を付与したプロテク
タの概略斜視図、同図(d)は銃器使用状態の説明図、同
図(e)は他の作業状態の説明図、同図(f),(g)は三軸
織物の一例を示す図である。
【図20】図20(a)乃至(c)はシートベルトのプロテ
クタとして用いる実施例を示す概略図である。
【図21】図21は従来の重量物を肩に掛けた場合の問
題点を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1,21,31 肩当て基板 2,22,32 緩衝部材 4,24,34 ベルト受け 5,25,35 外側部 10 ベルト押え 13 面状ファスナ 20,30 肩当て用プロテクタ 40 首当て用プロテクタ 41 首当て基板 42 緩衝部材 P プロテクタ
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−67874(JP,U) 実開 昭54−153512(JP,U) 実開 昭55−143018(JP,U) 実開 平4−24854(JP,U) 実開 昭57−178531(JP,U) 実公 昭30−11625(JP,Y1) 国際公開91/5495(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A45F 3/12 A45C 13/30 B60R 22/12

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】身体に作用する局部荷重を受けるべく身体
    にあてがわれるプロテクタ本体を具備し、該プロテクタ
    本体は、身体との接触面の形状が身体に密着するように
    身体形状に合致した形状を有すると共に、局部荷重をプ
    ロテクタ本体の接触面全面に分散させることが可能な剛
    性を有することを特徴とするプロテクタ。
  2. 【請求項2】 プロテクタ本体の身体との接触部に緩衝
    部材を介在させたことを特徴とする請求項1に記載のプ
    ロテクタ。
  3. 【請求項3】 プロテクタ本体は部分的に屈曲可能と
    、屈曲可能部を介して剛性のある複数の本体ピースに
    分割構成したことを特徴とする請求項1またはに記載
    のプロテクタ。
  4. 【請求項4】 プロテクタ本体を長さ調整可能とした請
    求項1,2または3に記載のプロテクタ。
  5. 【請求項5】 プロテクタ本体は衣服に一体的に装着さ
    れている請求項1,2,3または4に記載のプロテク
    タ。
  6. 【請求項6】局部荷重は肩に加わる荷重である請求項
    1,2,3,4または5に記載のプロテクタ。
  7. 【請求項7】 局部荷重は首に加わる荷重である請求項
    1,2,3,4または5に記載のプロテクタ。
  8. 【請求項8】 局部荷重は胸に加わる荷重である請求項
    1,2,3,4または5に記載のプロテクタ。
  9. 【請求項9】局部荷重はベルトを介して身体に作用する
    荷重である請求項1,2,3,4,5,6,7または8
    に記載のプロテクタ。
  10. 【請求項10】 プロテクタ本体にはベルト受けが設け
    られる請求項に記載のプロテクタ。
  11. 【請求項11】 プロテクタ本体にはベルト押えが設け
    られている請求項または10に記載のプロテクタ。
  12. 【請求項12】 プロテクタ本体は肩に当てがわれるも
    ので、ベルトのずれを防止するべくベルト受けの外側部
    を高くした請求項10に記載のプロテクタ。
  13. 【請求項13】 ベルト受けの外側部高さを調整可能と
    した請求項12に記載のプロテクタ。
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