JP2864063B2 - 粉粒体用自動計量機の付着防止装置 - Google Patents

粉粒体用自動計量機の付着防止装置

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JP2864063B2
JP2864063B2 JP3323132A JP32313291A JP2864063B2 JP 2864063 B2 JP2864063 B2 JP 2864063B2 JP 3323132 A JP3323132 A JP 3323132A JP 32313291 A JP32313291 A JP 32313291A JP 2864063 B2 JP2864063 B2 JP 2864063B2
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automatic weighing
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隆之 天羽
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  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計量タンクにより計量
されて袋に充填するために下方に放出される粉粒体がそ
の下方のシュート部に付着するのを防止できる粉粒体用
自動計量機の付着防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、特公昭53−2704号公報や
実公昭54−18933号公報に見られるように、粉粒
体を定量供給する供給弁部の下方にはロードセルの検出
などにより計量できるとともに下部に開閉シャッタを有
する計量タンクを設け、該計量タンクの下方には下部に
袋詰め側の小径の充填シュートを有する倒截頭円錐形シ
ュートを垂設して構成する粉粒体用自動計量機におい
て、計量タンクから放出される粉粒体がシュート部に付
着して、袋に充填される粉粒体の量が少なくなって計量
精度にバラツキが生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのために、シュート
をバイブレータやエアシリンダなどの振動装置により振
動させることが考えられるが、シュートを程良く振動さ
せるためには、振動装置も複雑な構造となって大幅なコ
ストアップとなり、また、シュートの内周面に、摩擦係
数の少ないテフロンや強化プラスチックのユニライトな
どを張着することも考えられるが、とくに、平均粒度約
100μで松やにが混合されて発塵性と付着性が高くな
る路面表示の塗料用粉粒体の場合では、どうしても付着
してしまって効果がない、といった不具合を呈してい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、簡単な構造にしていかなる粉粒体でも確
実に付着を防止できるように工夫したものであり、その
ため、粉粒体を定量供給する供給弁部の下方にはロード
セルの検出により計量できるとともに下部に開閉シャッ
タを有する計量タンクを設け、該計量タンク直下に傾斜
内周面が位置するように下部に袋詰め側の小径の充填シ
ュートを有する倒截頭円錐形シュートを設け、前記シュ
ートをゴム製にするとともに、該シュートの上下自然長
り10mm程の僅かな張力をかけて前記傾斜面の上下
部を上下の支持金にそれぞれ取付けて構成したものであ
【0005】
【作用】したがって、計量された粉粒体が計量タンクに
より放出されてシュートの傾斜内周面上に落下すると、
その落下の衝撃力により例えば振幅が約15mm位とな
る振動が発生することになって、その振動により粉粒体
はシュートに付着することなく、しかも弾撥されながら
落下を促進されることになり、また、袋の開口側を保持
して開口へ粉粒体を誘導する充填シュートの内周面から
は高圧エアを噴出しながら、充填シュートに付着するの
を防止するとともに落下を促進させることができる。
【0006】
【実施例】図2は粉粒体用自動計量機を概略示した正面
図であり、上部機体10の内部には、ロードセル2の検
出により計量できるとともに下部に両開閉シャッタ3,
3をそれぞれ有する両計量タンク4,4を架設し、該両
計量タンク4,4の上方には、上方の補助ホッパー11
に貯溜した粉粒体Aを下方の供給筒12を通して両側で
定量にしながら下部のシャッタ1aを開いて両計量タン
ク4,4にそれぞれ定量を供給できる両供給弁部1,1
を架設し、両計量タンク4,4の下方に垂設する倒截頭
円錐形シュート6はゴム製にするとともに、該シュート
6の上下方向長さLをその上下方向自然長より10mm程
の僅かな張力をかけた長さにしてその上下部を上下の支
持金7,8にそれぞれ取付け、前記シュート6の下部に
は袋詰め側の小径の充填シュート6の上部を連結する
が、該充填シュート6は図3に示すように周囲が空胴と
なるリング状にして内周面には多数の噴気孔13を形成
するとともに、外周に設けた吸気口14にはコンプレッ
サ側からのエアホース15を連通連設して高圧エアを給
送可能にし、また、充填シュート5の下部側外周には袋
Bの開口部を嵌装して取付けることができるクランプ装
置9を設けて構成する。
【0007】したがって、図1に示すように、袋Bの開
口部をクランプ装置9に嵌装して取付けておくと、開閉
シャッタ3,3が開いて、計量された粉粒体Aが一方の
計量タンク4より下方へ放出されてシュート6の内周面
上に落下すると、その落下の衝撃力により、図1に両点
線で示すようにシュート6は振幅が約15mm位となって
振動し、その振動により粉粒体はシュート6に付着する
ことなく、しかも弾撥されながら落下を促進されること
になり、また、袋Bの開口側を保持して開口へ粉粒体A
を誘導する充填シュート5の内周面からは高圧エアを各
噴気孔13より矢印で示すように噴出して、粉粒体が充
填シュート5の内周面に付着するのを防止するとともに
落下を促進させることができる。
【0008】
【発明の効果】このように本発明は、計量された粉粒体
Aが計量タンク4より放出されてシュート6の内周面上
に落下すると、その落下の衝撃力により、例えば振幅が
約15mm位となる振動が発生することになって、その振
動により粉粒体Aはシュート6に付着することなく、し
かも弾撥されながら落下を促進されることになり、ま
た、袋Bの開口側を保持して開口へ粉粒体Aを誘導する
充填シュート5の内周面からは高圧エアを噴出しなが
ら、充填シュート5に付着するのを防止するとともに落
下を促進させることができることになり、発塵性や付着
性が高い粉粒体であってもシュート部に付着するのを確
実に防止できることになって、計量精度の良い袋詰めが
できることになり、シュート部をコストアップの少ない
簡単な構造の振動構造にすることができて好適に実施で
きる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部を示した断面図である。
【図2】自動計量機全体を概略示した断面図である。
【図3】充填シュートを示した断面図である。
【符号の説明】
A 粉粒体 1 供給弁部 2 ロードセル 3 開閉シャッタ 4 計量タンク B 袋 5 充填シュート 6 シュート 7,8 支持金 9 クランプ装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体Aを定量供給する供給弁部1の下
    方にはロードセル2の検出により計量できるとともに下
    部に開閉シャッタ3を有する計量タンク4を設け、該計
    量タンク4の直下に傾斜内周面が位置するように下部に
    袋B詰め側の小径の充填シュート5を有する倒截頭円錐
    形シュート6を設け、前記シュート6をゴム製にすると
    ともに、該シュート6の上下自然長より10mm程の僅
    かな張力をかけて前記傾斜面の上下部を上下の支持金
    7、8にそれぞれ取付けて構成したことを特徴とする粉
    粒体用自動計量機の付着防止装置。
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JP5786210B2 (ja) 2010-09-03 2015-09-30 株式会社タカゾノテクノロジー ホッパー及びこれを備えた薬剤供給装置
JP5803075B2 (ja) * 2010-09-03 2015-11-04 株式会社タカゾノテクノロジー 薬剤供給装置
ES2684403B1 (es) * 2017-03-31 2019-07-09 Farm Rovi Lab Sa Procedimiento para el llenado gravimetrico en condiciones esteriles de solidos en un contenedor farmaceutico y contenedor farmaceutico utilizable en el mismo

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