JP2860005B2 - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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JP2860005B2
JP2860005B2 JP20673292A JP20673292A JP2860005B2 JP 2860005 B2 JP2860005 B2 JP 2860005B2 JP 20673292 A JP20673292 A JP 20673292A JP 20673292 A JP20673292 A JP 20673292A JP 2860005 B2 JP2860005 B2 JP 2860005B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ブラシを有する電気
掃除機の吸込口体に係り、特に回転ブラシの水洗い可能
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の吸込口体51は図9乃至図10に
示すように本体52内に、電動機等の駆動装置53を設
けるとともに、床面に対向する吸込開口54を設けた回
転ブラシ室55を形成し、この回転ブラシ室55に回転
ブラシ56を配置し駆動装置53と、前記回転ブラシ5
6の一端部に設けた歯車の被伝達部57とを伝達手段で
あるベルト58で連動している。
【0003】なお回転ブラシ56は両端に回転軸60を
具備し、該回転軸60は軸受支持部61に支持されてい
る軸受62に軸支されている。軸受62は内部に軸受メ
タル62aを有しており、回転軸60を回転自在に保持
している そして、駆動装置53の回転力によって、前記回転ブラ
シ56を回転させ、じゅうたん等の床面の塵埃をかき上
げて、塵埃を吸込むものであるが、ごみの種類によって
あるいは長期間の使用によって、回転ブラシ56のブラ
シ毛56aに糸屑や綿ごみが絡み付く。特に糸屑が絡み
付くと回転ブラシが回転しなくなる場合がある。そのよ
うなときに、絡み付いたゴミを取り除くことができるよ
うに、本体の上部に形成された蓋体58取り外すことに
よって開口部59から、回転ブラシ56が回転ブラシ室
55から着脱できるようになっている。
【0004】回転ブラシ56を取り外す場合は、蓋体5
8を取外したあと、被伝達部57および軸受け62、6
2を装着したままの回転ブラシ56を持って、ベルト5
8の反対側を持ちあげて、ベルト58より被伝達部57
を離脱させる。離脱させた回転ブラシ56はブラシ毛5
6aに付いた糸屑や綿ごみ等を手もしくは歯ブラシ等で
除去するようしていた。
【0005】なお、回転ブラシ56に付着した砂や泥は
除去しにくいので、簡単に除去するために水洗いをして
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の吸込口体に
おいて、回転ブラシを水洗いすると、回転ブラシ56の
両端に軸受メタル62aを有しているため、回転軸60
と軸受メタル62aとの嵌合部に水が侵入して錆が発生
し、回転軸60と軸受メタル62aとの隙間が無くなる
ため回転ブラシ56が回転しなくなる問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として本発明は、電動機と電動機の回転を伝達す
るベルトと、このベルトの回転を回転ブラシに伝達する
駆動部と該駆動部と連結する連結手段を収納するととも
に、清掃面に対向する開口を有する本体と、この本体内
に前記開口に沿って回転自在に軸支され、その軸方向に
反転可能、かつ着脱可能とするとともに、一端部に前記
連結手段と嵌合する被連結部を有し、他端に軸受と一方
が閉塞された軸受ホルダーから成る軸受手段とを備えた
回転ブラシを有する電気掃除機の吸込口体において、前
記回転ブラシの軸受ホルダーの閉塞側に軸受を、その手
前にオイルシール設け、前記軸受ホルダーの開口側周壁
に貫通穴を設けるものである。
【0008】
【作用】回転軸にオイルシールを設けているので、回転
ブラシを水洗いすることができる。
【0009】また軸受部に水抜きの穴を設けているので
水洗いによって軸受ホルダー内部に侵入した水を速く排
出できるため水洗い後の乾燥時間が短縮できる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1及至図8は本発明の一実施例を示す図で、吸込
口本体1は上ケース5、下ケース6により外観を構成
し、後端部に上下回動自在な駆動パイプ8を備え、さら
に、該駆動パイプ8の先端に回転自在な吸口パイプ9を
連設する。下ケース6はじゅうたん用のソリとして作用
するもので、その下面前部に横長の吸塵開口部10を形
成し、かつ該開口部10の後方にゴム制のシール材11
を横方向に配設している。
【0011】また下ケース6は下面前部に前車輪12
を、後部に後車輪13を備え、これらの車輪12、13
によって下ケース6の下面と床面との間に一定の隙間が
生じるように成っている。
【0012】吸込口本体1の内部には、上ケース5と下
ケース6との結合により回転ブラシ室14と該ブラシ室
14を駆動パイプ8側に連通させる連絡路15を形成す
ることによって吸塵開口部10から吸口パイプ9に至る
吸塵通路を形成する。
【0013】吸込口本体1の内部両側には機構室16、
17を形成し、かつこの内側で連絡路15の両側には電
動機室18とコンセント(あるいは制御回路基板)収納
室19を形成しており、この各室16及至19は上記吸
塵通路に対しそれぞれ区画されている。
【0014】21はバンパーで、上下両ケース5、6間
に挟着され、吸込口本体1の外周に位置するもので上下
両ケース5、6の結合面の密閉作用と障害物に対する緩
衝作用と成すものである。
【0015】回転ブラシ2は外周面にアジテータ22お
よびブラシ毛23を1条または複数条螺旋条に設けた構
造であり、回転ブラシ室14内にあって、一方側の軸2
4を機構室17に突出し、該機構室17内で軸受け組品
25により回転自在に軸支されている。
【0016】上記軸受組品25は軸受26、オイルシー
ル26a、軸受ホルダー27よりなり機構室17内にお
いて上下自在に保持されている。すなわち、機構室17
を構成する下ケース6側において対向する一対のリブ2
9、29を一体に形成し、この両リブ29、29の溝3
0内に軸受組品25を位置させて、該軸受組品25が溝
30内に沿って上下動出来るようになっている。
【0017】また軸受組品25は回転ブラシ2の軸受組
品25側に固着されているブラシホルダー2aに回動自
在に取り付けられるとともに回転ブラシ軸24方向に対
しては、軸受ホルダー27の先端の外周に設けられた突
起27aと、該突起27aと対向しブラシホルダー2a
の内周に設けられた突起2bにて外れないように取り付
けられている。
【0018】なお、軸受ホルダー27にオイルシール2
6aと水抜き用の穴27bを設けているので、回転ブラ
シ2を水洗いしても軸受メタル26への水の侵入が防止
されるとともに、さらにブラシホルダー2aと軸受ホル
ダー27の間に入った水は、容易に上記水抜き用の穴2
7aから水を抜くことができ、水洗いから再使用までの
時間短縮が計れるものである。
【0019】また回転ブラシ2の他端には、被伝達部4
0と嵌脱する従動軸継手41が固着されている。前記被
伝達部40は軸24aに前記従動軸継手41と嵌脱する
主動軸継手40aおよび軸受28、歯車35、軸受26
が順に圧入軸支されている。そして、主動軸継手40a
側の軸受28は、機構室16の下ケース6に一体に形成
されたリブ39、39内に保持され、他端の軸受組品2
5は同じく下ケース6に一体に形成されたリブ29、2
9間の溝30内に保持されている。
【0020】なお、下ケース6の両端に保持された軸受
組品25は下ケース6の側壁との間に介在された板バネ
42に内側に付勢されている。また、スプリング31が
上ケース5の位置を形成している蓋体5aと軸受組品2
5との間に設けられて、軸受組品25は常に下方に付勢
させられている。
【0021】なお、回転ブラシ2と被伝達部40とは前
記従動軸継手41の突起41aと主動軸継手40aの溝
40bとが嵌脱状態で結合されていて、回転ブラシ室1
4と機構室16、17間の区画壁には、回転ブラシ2の
端部が挿通し、かつ回転ブラシ2の上下動を許す程度の
開口部32が設けられている。
【0022】電動機3は直流マグネットモーターであ
り、電動機室18内に設置され、その回転軸33を機構
室16内に突出し、該機構室16内において、前記被伝
達部14の歯車35と圧入固着された歯車34とがベル
ト36で連結され電動機3の回転が回転ブラシ2に伝達
されている。
【0023】なお、電動機3の外周には防振ゴム3aが
巻着されており、該防振ゴム3aは下ケース6に設けら
れたリブ6aと上ケース5のリブ(図示せず)によって
押圧されている。また、本体1後部に設けられた吸気口
(図示せ)から吸気された外気は矢印の方向に流れ、電
動機室18から電動機3の内部を通過して電動機3を冷
却している。
【0024】また、電動機3の回転軸33は、下ケース
6に一体形成区画されたリブ43内に設けられた軸受組
品37に軸支されている。
【0025】前記電動機3は図示しない電気掃除機本体
に給電コード(図示せず)を介して電気的に接続されて
いる。
【0026】次に蓋体5aについて説明する。この蓋体
5aの上面の両端には長手方向に摺動自在なつまみ44
が設けられ、このつまみ44には図示しない係合突起が
一体的に設けられており、このつまみ44の操作によっ
て前記図示しない係合突起を本体1に設けられた図示し
ない係合部に着脱される。
【0027】上記のように構成された吸込口体の回転ブ
ラシ2を掃除する際には、蓋体5aを取り外し、まず、
回転ブラシ2をベルト36と反対側にスライドさせる
と、板バネ42が圧縮され、その圧縮分だけ回転ブラシ
2がスライドすることによって、回転ブラシ2に設けた
従動軸継手41と被伝達部40との係合が外れて、回転
ブラシ2を上方へ持ち上げることによって下ケース6よ
り外すことができる。
【0028】このようにして外した回転ブラシ2から巻
き付いた糸屑や絡み付いた綿ごみなどを歯ブラシなどの
小さいブラシで除去し、さらに付着した砂や泥は、水洗
いで除去することができる。
【0029】
【発明の効果】本発明は以上のような構成となっている
ので以下のような効果を奏する。回転ブラシの軸にオイ
ルシールと軸受ホルダーに水抜き用の穴を設けているの
で、軸受メタル部への水の侵入がを防止されるととも
に、ブラシホルダー内部に侵入した水は前記穴から容易
に排出することができるので、回転ブラシの水洗いから
再使用までの時間短縮が計れるものである。
【0030】そのため、常に回転ブラシを水洗いするこ
とができるので、砂や泥の付着の少ない回転ブラシを使
用することができ、掃除面をより美しく掃除することが
できる波及効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸込口体の要断面図である。
【図2】本発明の第一実施例で上ケースを取りはずした
平面図(部分断面)である。
【図3】同じく図2における電動機側の要部拡大図であ
る。
【図4】同じく図2における矢視A−A断面図である。
【図5】同じく図2における軸受ホルダー側の要部拡大
図である。
【図6】軸受ホルダーの要部拡大図である。
【図7】本発明の軸受けホルダーの外観図である。
【図8】主動及び従動継手の外観斜視図である。
【図9】従来の吸込口体の本体上部を除いた平面図であ
る。
【図10】同じく図9の分解斜視図である。
【符号の説明】
2 回転ブラシ 2a ブラシホルダー 3 電動機 5 上ケース 5a 蓋体 6 下ケース 25 軸受組品 26 軸受 26a オイルシール 27 軸受ホルダー 27b 穴

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機と電動機の回転を伝達するベルト
    と、このベルトの回転を回転ブラシに伝達する駆動部
    と、該駆動部と連結する連結手段とを収納するととも
    に、清掃面に対向する開口を有する本体と、この本体内
    に前記開口に沿って回転自在に軸支され、かつ着脱可能
    とするとともに、一端部に前記連結手段と嵌合する被連
    結部を有し、他端に軸受と一方が閉塞されたホルダーか
    ら成る軸受手段とを具備した回転ブラシを有する電気掃
    除機の吸込口体において、前記回転ブラシの軸受ホルダ
    ーの閉塞側に軸受を、その手前にオイルシール設け、前
    記軸受ホルダーの開口側周壁に貫通穴を設けたことを特
    徴とする電気掃除機の吸込口体。
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