JP2859057B2 - リードフレーム - Google Patents

リードフレーム

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JP2859057B2 JP31854192A JP31854192A JP2859057B2 JP 2859057 B2 JP2859057 B2 JP 2859057B2 JP 31854192 A JP31854192 A JP 31854192A JP 31854192 A JP31854192 A JP 31854192A JP 2859057 B2 JP2859057 B2 JP 2859057B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放熱板として用いる厚
板からなるアイランドと、薄板からなる外部接続リード
を有するリードフレームに関する。
【0002】
【従来の技術】パワーIC等は、半導体チップの発熱を
放散させるため半導体チップを金属厚板からなるアイラ
ンド上に搭載し、その厚板を放熱板として樹脂封止パッ
ケージの裏面に露出させ、放熱フィン等に熱を逃す構造
のものがある。このような構造の樹脂封止型半導体装置
に用いるリードフレームを図3及び図4に示す。
【0003】図3(a)は、このようなリードフレーム
の構造を示す断面図であり、図3(b)はその上面図で
ある。リードフレームは全体として半導体チップを搭載
する為のアイランド(1)、外部接続用のリード
(2)、及びこれらを保持する枠体(3)とタイバー
(4)から成り、図3(a)に示すように前記アイラン
ド(1)は金属厚板で、リード(2)を含む他の部分は
金属薄板で形成されている。前記アイランド(1)は、
枠体(3)に連結した保持リード(5)の先端の孔に、
前記アイランド(1)に形成した突出部(6)を挿入し
これをかしめることで接続固定されている。前記保持リ
ード(5)には曲げ加工が施され、これにより前記リー
ド(2)との高さに差異を形成し、ワイヤを接続するリ
ード(2)のポスト部(7)を前記アイランド(1)に
対してオーバーハング構造、即ち高さ方向に離隔し、水
平方向には前記アイランド(1)の上に張り出した構造
となっている。これにより、前記ポスト部(7)から前
記半導体チップの接続パッドまでの距離を短くし、両者
を接続するリード線の長さを短くして、樹脂封止時のワ
イヤの断線、ショート等を防止する。
【0004】しかしながら、上述したリードフレーム
は、厚板のアイランド(1)と薄板のリード(2)との
2つの部材を用意し、しかもかしめのための特別な精度
管理も必要であり、一般的なリードフレームと比較して
製造コストが高価なものとなっていた。そこで、本出願
人が先に出願した特願平04−291584に記載した
ように、板厚の異なる異形材料を用いることにより1つ
の部材で同等の構成を実現したリードフレームが考案さ
れた。
【0005】図4(a)は、斯るリードフレームを示す
断面図、図4(b)はその上面図である。同図におい
て、前記異形材料の厚板部分でアイランド(10)が形
成され、同じく異形材料の薄板部分で外部接続用のリー
ド(11)他が形成される。リード(11)は前記アイ
ランド(10)を保持するための第1リード(12)と
外部接続端子となる第2リード(13)とに分類され、
両者は共通のタイバー(14)により枠体(15)に保
持される。前記第1リード(12)には、前記アイラン
ド(10)の根元部分で90°以下の角度で緩やかに上
下に屈曲したキンク部分(16)を設け、該キンク部分
(16)により前記アイランド(10)を他の第2リー
ド(13)に対して高さ方向に離隔する様に形成してい
る。また、前記キンク部分(16)の曲げ加工により、
共通のタイバー(14)で保持された第2リード(1
3)を、前記アイランド(10)の上方に突出させてオ
ーバーハング構造を実現している。この構造によれば、
図3のカシメによって形成したオーバーハング構造のリ
ードフレームと比較して大幅に部材費及び、製造コスト
を低減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4
(a)の様に封止樹脂を表す破線(17)内に前記キン
ク部分(16)を納めると、前記封止樹脂の外形寸法と
して、前記キンク部分(16)の水平方向の長さ(図示
X)及び垂直方向の長さ(図示Y)が余分に必要とな
る。従って、前記アイランド(10)及びその搭載する
半導体チップの大きさに比べて、半導体装置の外形寸法
が大きくなる欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した従来の
欠点に鑑み成されたもので、厚板から成るアイランドと
薄板からなる外部接続リードとを板厚の異なる異形材フ
レームにより一体化して形成し、前記アイランドを枠体
に保持するための第1リードに施す曲げ加工により、前
記アイランドへのオーバーハング構造を実現したリード
フレームにおいて、前記第1リードの曲げ加工を、樹脂
封止後に切り落とされる予定の部分に施すことにより、
従来の欠点を解消したリードフレームを提供するもので
ある。
【0008】
【作用】本発明によれば、第1リード(21)の第1の
曲げ加工(24)で第2リード(22)とアイランド
(18)との高さを調整し、同じく第1リード(21)
の第2の曲げ加工(25)で前記第1リード(21)の
水平方向の長さを調整して、前記アイランド(18)に
対する第2リード(22)のオーバーハング構造を実現
している。と同時に、前記第2の曲げ加工(25)を樹
脂封止後に切り落とされる部分に施したので、半導体装
置として必要な部分に余分な曲げ加工を施さずにすむ。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照しながら説明
する。図1(a)は本発明の異形材フレームで形成した
リードフレームの断面図を示すもので、図1(b)はそ
の上面図である。図1において、(18)は半導体チッ
プ等を搭載するためのアイランド、(19)は並行に延
在する2本の枠体、(20)は外部接続用のリード、
(21)は前記リード(20)の一部であり前記アイラ
ンド(18)に連続形成した第1リード、(22)は同
じく前記リード(20)の一部であり半導体チップと外
部との電気接続を行う為の第2リード、(23)は前記
第1リード(21)と前記第2リード(22)とを前記
枠体(19)に保持する為のタイバーである。
【0010】前記アイランド(18)は板厚約2mmの
厚板で形成され、前記外部接続用のリード(20)を含
む他の部分は、板厚約0.5mmの薄板で形成されてい
る。前記第1リード(21)と前記第2リード(22)
は並行に形成されており、前記第1リード(21)のみ
が前記アイランド(18)と連続に形成され、横揺れを
防止する為に2本の前記第1リード(21)が離間して
前記アイランド(18)を連続保持している。前記第1
及び第2リード(21)及び(22)は共通の前記タイ
バー(23)で前記枠体(19)に固定されている。そ
して、前記第1リード(21)は前記アイランド(1
8)の根元部分で第1の曲げ加工(24)が施され、前
記タイバー(23)より前記アイランド(18)側で樹
脂封止後に切り落とす部分に第2の曲げ加工(25)が
施されている。前記第2リード(22)の先端部は、ワ
イヤ接続の為のポスト部(26)となり、結果、前記第
2リード(22)のポスト部(26)は、前記アイラン
ド(18)に対して高さ方向に離隔しているが、水平方
向に張り出したオーバーハング構造となっている。
【0011】次に上述した前記第1及び第2の曲げ加工
(24)及び(25)について説明する。前記第1リー
ド(21)の前記第1の曲げ加工(24)は、前記アイ
ランド(18)の水平面と前記第1及び第2のリード
(21)及び(22)の水平面とが平行になるように9
0゜以上の角度で2段階に曲げたものである。これによ
り、前記第2のリード(22)のポスト部(26)の前
記アイランド(18)に対するオーバーハングの高さを
調整することができる。前記第2の曲げ加工(25)
は、キンク形状、即ち90゜以下の角度で緩やかに上下
に屈曲した曲げ加工である。前記第2の曲げ加工(2
5)で前記第2のリード(22)のポスト部(26)
が、前記アイランド(18)の水平方向に張り出す長
さ、即ち、オーバーハングする長さを前記アイランド
(18)上に搭載する半導体チップに合わせて調整する
ことができる。尚、前記第2の曲げ加工(25)をキン
ク形状に形成するとリードにかかるストレスが最も小さ
く、通常の金型及びプレスの方法で容易に製造すること
ができる。また、プレスが可能であれば、鋸歯状波形
型、方形波形型、正弦波形型でもよい。
【0012】次に本発明のリードフレームの製造方法に
ついて説明する。図2(a)〜(d)は本発明のリード
フレームの各製造段階を示した断面図である。まず図2
(a)の様な厚板及び薄板からなる板材を用意する。こ
れをスタンピング加工で打ち抜くことにより、アイラン
ド(18)及び外部接続用のリード(20)が図2
(b)の様に形成される。前記スタンピング加工により
切り落とす部分、即ち抜きしろは薄板部分に設けて、前
記アイランド(18)と前記リード(20)のポスト部
(26)との距離が、薄板の板厚と同程度の距離になる
ようにする。この時点では前記アイランド(18)及び
前記リード(20)は、水平方向に対して一直線であ
る。次に図2(c)の様に、第1リード(21)の前記
アイランド(18)の根元部分に、プレスを用いて第1
の曲げ加工(24)を施す。前記第1の曲げ加工(2
4)により、前記アイランド(18)と、前記第2リー
ド(22)のポスト部(26)には高さ方向に差異がで
き、平行となる。最後に、前記第1リード(24)の樹
脂封止後に切り落とす部分に第2の曲げ加工(25)を
施す。前記リード(20)は全てタイバー(23)に共
通に接続されているため、前記第2の曲げ加工(25)
により前記第2リード(22)の位置は変わらない。一
方、前記第1リード(21)及びそれに連続したアイラ
ンド(18)の位置は、前記タイバー(23)側へ水平
方向に移動する。その結果、図2(d)のように前記第
2リード(22)のポスト部(26)が、前記アイラン
ド(18)上に張り出した構造、即ちオーバーハング構
造となる。
【0013】本発明のリードフレームを用いて半導体装
置を構成する場合は、前記アイランド(18)上に半導
体チップを搭載し、該半導体チップの電極パッドと前記
第2リード(22)のポスト部(26)とをワイヤで接
続し、前記アイランド(18)の裏面を露出させるよう
に図1(a)に図示する点線(27)の位置で樹脂封止
する。そして、前記第1リード(21)を図1(a)に
図示する一点鎖線(28)の位置で切断し、前記第2の
曲げ加工部分(25)を含む不要部分を切り落として半
導体装置が完成する。尚、前記第1リード(21)は、
前記アイランド(18)に接地電位(GND)を印加す
るためのGNDピンとするか、又は電気接続を取らない
N.C(ノーコンタクト)ピンとして利用する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は異形材フ
レームにより形成されたリードフレームにおいて、アイ
ランド(18)に連続形成された第1リード(21)に
第1及び第2の曲げ加工(24)及び(25)を施すこ
とにより、第2リード(22)が前記アイランド(1
8)にオーバーハングさせる構造を実現している。と同
時に、第2の曲げ加工部分(25)を樹脂封止後に切り
落とす部分に設けたので、従来の様にキンク部分を封止
樹脂内に納める必要がなくなり、前記キンク部分を有す
る為に必要以上に大きくなっていたパッケージを縮小す
ることができる。さらに異形材フレームにて形成してい
る為、通常の金型及びプレス加工により曲げ加工部分が
実現でき、前記第2リード(22)のポスト部(26)
を前記アイランド(18)にオーバーハングさせる構造
が極めて簡単な製造工程で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のリードフレームを示す断面図
(a)と上面図(b)である。
【図2】本発明の実施例のリードフレームの製造方法を
示す断面図である。
【図3】従来の異形材フレームにより形成したリードフ
レームを示す断面図(a)と上面図(b)である。
【図4】従来のカシメにより形成したリードフレームを
示す断面図(a)と上面図(b)である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚板からなるアイランドと薄板からなる
    複数の外部接続リードとが異形材フレームにより形成さ
    れたリードフレームにおいて、 前記複数の外部接続リードは、前記アイランドに連続す
    る第1リードと、前記アイランドとは分離される第2リ
    ードとを有し、 前記第1リードは、前記アイランドの根元部分で第1の
    曲げ加工が施され、且つ樹脂封止後に切り落とされる部
    分で第2の曲げ加工が施され、 前記第1と第2の曲げ加工により、前記第1リードと共
    通保持された第2リードのポスト部が前記アイランドに
    オーバーハングしていることを特徴とするリードフレー
    ム。
  2. 【請求項2】 前記第2の曲げ加工は、90°以下の角
    度で緩やかに上下に屈曲したキンク形状であることを特
    徴とする請求項1記載のリードフレーム。
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JP5623622B2 (ja) 2011-03-09 2014-11-12 パナソニック株式会社 半導体装置
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