JP2856222B2 - ブレーキ倍力装置 - Google Patents

ブレーキ倍力装置

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JP2856222B2
JP2856222B2 JP3038101A JP3810191A JP2856222B2 JP 2856222 B2 JP2856222 B2 JP 2856222B2 JP 3038101 A JP3038101 A JP 3038101A JP 3810191 A JP3810191 A JP 3810191A JP 2856222 B2 JP2856222 B2 JP 2856222B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブレーキ倍力装置に関
し、より詳しくはブレーキ倍力装置が作動された中間負
荷状態においてサーボ比を変更することが可能なブレー
キ倍力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブレーキ倍力装置が作動された中
間負荷状態においてサーボ比を変更できるように構成し
たブレーキ倍力装置として、特開昭56−8749号公
報のブレーキ倍力装置が知られている。この特開昭56
−8749号公報に開示されたブレーキ倍力装置では、
弁プランジャにおけるリアクションディスクとの当接面
に凸部を形成することで、中間負荷状態におけるサーボ
比を2段階に変更できるようにしている。そして、この
ようにサーボ比を2段階に変更することによって、サー
ボバランスが得られる状態すなわち中間負荷状態の全域
にわたって良好なブレーキフィーリングが得られるよう
にしている。なお、上記特開昭56−8749号公報の
ブレーキ倍力装置に開示された弁プランジャと類似した
構成を備えたブレーキ倍力装置として、特公昭37−1
5959号公報、特開昭54−111061号公報等も
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した特
開昭56−8749号公報に開示されたブレーキ倍力装
置においては弁プランジャを単一の部材から構成してあ
り、ブレーキ倍力装置を製造する際には、所要のサーボ
比とサーボ比の変曲点が得られるように弁プランジャの
各部の寸法および凸部の寸法を決定するようにしてい
る。しかるに、最近はブレーキ倍力装置を搭載する車種
の違いに応じてブレーキフィーリングを異ならせること
が要求されることがあり、そのためにサーボ比の変曲点
を車種の違いに応じて異ならせる場合がある。しかしな
がら、上述した特開昭56−8749号公報のブレーキ
倍力装置では、弁プランジャを単一の部材から製造して
いるので、ブレーキ倍力装置の組立時にサーボ比の変曲
点を調整することは困難であった。なお、上記特開昭5
6−8749号公報のブレーキ倍力装置において、車種
の違いに応じて弁プランジャの凸部の寸法を異ならせて
製造すれば、ブレーキフィーリングを異ならせることが
できるが、その場合には弁プランジャの製造作業とブレ
ーキ倍力装置の組立作業が煩雑なものとなる。したがっ
て、本発明の目的は、ブレーキ倍力装置の組立時にサー
ボ比の変曲点を容易に調整できるブレーキ倍力装置を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、シ
ェル内に摺動自在に設けたバルブボディと、このバルブ
ボディに摺動自在に嵌合されて入力軸に連動する弁プラ
ンジャと、上記バルブボディに基部を摺動自在に設けら
れて上記弁プランジャに対向させた出力軸と、この出力
軸の基部と上記弁プランジャとの間に設けられて出力軸
に作用する出力の反力を上記弁プランジャを介して入力
軸に伝達するリアクションディスクとを備えたブレーキ
倍力装置において、上記弁プランジャを、入力軸が連結
される弁プランジャ本体とこの弁プランジャ本体におけ
るリアクションディスク側となる端部に不完全ねじを介
して連結した調整部材とから構成し、さらに上記調整部
材には、該調整部材を回転させる治具が係合する係合部
が形成されていることを特徴とするブレーキ倍力装置を
提供するものである。
【0005】
【作用】このような構成によれば、弁プランジャ本体に
おけるリアクションディスク側となる端部に上記調整部
材によって実質的な凸部を形成することができる。した
がって、ブレーキ倍力装置が作動された中間負荷状態に
おけるサーボ比を2段階に変更することができる。ま
た、ブレーキ倍力装置を搭載する車種の違いに応じてブ
レーキフィーリングを変更するために、中間負荷状態に
おけるサーボ比の変曲点を調整する必要があるときに
は、ブレーキ倍力装置の組立の際に弁プランジャ本体に
連結する調整部材の螺合量を適宜調整するだけでよい。
このように、ブレーキ倍力装置の組立時においてサーボ
比の変曲点を調整することが可能となり、しかもその調
整作業をきわめて容易に行うことができる。
【0006】
【実施例】以下、図示実施例について本発明を説明する
と、図1は基本的に従来公知の構成からなる負圧式ブレ
ーキ倍力装置のシェル1内の要部を示したものである。
この図1において、2はシェル1内に摺動自在に設けた
バルブボディであり、このバルブボディ2の軸部には段
付孔2Aを穿設している。段付孔2Aにおける右方側の
小径孔2aには、弁機構3を構成する弁プランジャ4を
摺動自在に嵌合してあり、この弁プランジャ4の一端に
図示しないブレーキペダルと連動する入力軸5を連結し
ている。一方、上記バルブボディ2における段付孔2A
の段部には環状突起2bを形成してあり、その環状突起
2bの外周部に出力軸6の基部に形成した凹陥部6aを
摺動自在に嵌装している。出力軸6の凹陥部6a内に
は、円盤状のリアクションディスク7を収納してあり、
該リアクションディスク7は、上記凹陥部6aの底部と
バルブボディ2側の環状突起2bの端面とによって挟持
されている。そして、図1に示したブレーキ倍力装置の
非作動状態では、リアクションディスク7の右方側の端
面7aとそれに対向する弁プランジャ4の左方側の端部
との間には、わずかな間隙が維持されている。上述した
構成とそれに基づく作動は、従来公知の負圧式ブレーキ
倍力装置のものと変わるところはない。
【0007】然して、本実施例では、上記弁プランジャ
4を、弁プランジャ本体11とその弁プランジャ本体1
1に不完全ねじを介して螺着した調整部材12とから構
成したものである。すなわち、鋼材からなる弁プランジ
ャ本体11は、基本的に従来公知の弁プランジャと同様
の形状をしており、その右方側の端部に上記入力軸5を
連結する一方、左方側の端部外周はバルブボディ2の小
径孔2aに摺動自在に嵌合している。そして、この弁プ
ランジャ本体11における左方側の端面11aの軸部に
不完全ねじからなる雌ねじ部11bを形成してあり、そ
こに調整部材12を螺着するようにしている。他方、調
整部材12は、軸方向の一端に設けたフランジ状の当接
部12aと、この当接部12aの軸部から軸方向に伸び
る軸方向部分とを備えており、その軸方向部分の外周部
全域は不完全ねじからなる雄ねじ部12bとしている。
調整部材12における雄ねじ部12bの軸方向寸法は、
上記弁プランジャ本体11側の雌ねじ部11bの軸方向
寸法よりも少し短く設定している。調整部材12も弁プ
ランジャ本体11と同じく鋼材から製造してあり、この
調整部材12の雄ねじ部12bを弁プランジャ本体11
側の雌ねじ部11bに螺着することで、両部材11、1
2を一体に連結するようにしている。そして、このよう
にして調整部材12を弁プランジャ本体11に螺着する
ことによって、弁プランジャ本体11における端面11
aに調整部材12の当接部12aによって、リアクショ
ンディスク7と対向する実質的な凸部を形成するように
している。
【0008】また、本実施例では、図2に示すように、
調整部材12の当接部12aの形状は、リアクションデ
ィスク7に近接する側の外径が縮径した截頭円錐形状に
している。そして、上記当接部12aの先端となる端面
にはー型の溝からなる係合部12cを形成してあり、こ
の係合部12cに図示しないドライバの先端を係合させ
て回転させることによって、調整部材12の雄ねじ部1
2bを弁プランジャ本体11側の雌ねじ部11bに螺着
させることが出来るようにしている。なお、上記では雌
ねじ部11bと雄ねじ部12bを共に不完全ねじとして
いるが、いずれか一方を不完全ねじとしてもよい。以上
の構成において、図1に示すように、組立が完了して車
両に搭載した後のブレーキ倍力装置の非作動状態では、
リアクションディスク7の右方の端面7aと弁プランジ
ャ4の先端となる当接部12aの端面との間には、わず
かな間隙が維持されている。
【0009】このブレーキ倍力装置の非作動状態から入
力軸5が前進されると、バルブボディ2に設けた流体回
路が弁機構3によって切り換えられるので、ブレーキ倍
力装置が作動される。これに伴って弁プランジャ4が前
進して調整部材12の当接部12aがリアクションディ
スク7の右方の端面7aに当接する。この時点は、図3
の特性線図においてAで示される点になり、時点A以後
の中間負荷状態においては、リアクションディスク7に
当接するバルブボディの環状突起2bの端面の面積をS
1とし、調整部材12の当接部12aの端面の面積をS
2とすると、(S1+S2)/S2のサーボ比で出力は
時点Bまで上昇する。一方、時点A以後の出力軸6に作
用する出力の反力は、上記リアクションディスク7、弁
プランジャ4および入力軸5を介して図示しないブレー
キペダルに伝達される。このブレーキペダルを介して運
転者に伝達されるブレーキ反力の変化がブレーキフィー
リングとして運転者に感知される。さらに時点以後の
入力値が上昇されることに伴って、リアクションディス
ク7の端面7aは、弁プランジャ本体11の端面11a
にむけて徐々に膨出するので、上記当接部12aの端面
だけでなく、該当接部12aの傾斜面にも徐々に当接し
て、やがて弁プランジャ本体11の端面11aにも当接
するようになる。したがって、図3に示すように、この
時点Bからサーボ比が変更されるようになり、この変曲
点Bから全負荷点Cまでは、弁プランジャ本体11の端
面11aの面積(弁プランジャ本体の断面積)をS3と
すると(S1+S3)/S3のサーボ比で出力は上昇す
る。ここで、S2<S3なので変曲点B以後のサーボ比
は変曲点以前のサーボ比より小さな値となる。なお、本
実施例では、弁プランジャ4側の当接部12aの形状を
截頭円錐形状にしているので、変曲点Bでサーボ比が切
り換わる際の出力上昇は、急激に切り換わるのではなく
徐々に切り換わる。そのため、ブレーキペダルを介して
運転者に伝達されるブレーキ反力の変化は、滑らかな変
化として感知されるようになる。したがって、上記当接
部12aの形状を単純な円柱状とした場合に比較する
と、本実施例の場合には、変曲点Bにおいて運転者のブ
レーキフィーリングが阻害される可能性を減少させるこ
とができる。また、本実施例では、弁プラジャ本体11
に調整部材12を螺着することで上記弁プラジャ4を構
成しているので、ブレーキ倍力装置を組立てる際に、ブ
レーキ倍力装置を搭載する車種の違いに応じてサーボ比
の変曲点Bをきわめて容易に調整することができる。つ
まり、ブレーキ倍力装置を組立てる際には、要求される
サーボ比の変曲点Bが得られるように、弁プラジャ本体
11の雌ねじ部11bに対する調整部材12の雄ねじ部
12bの螺合量を調整することができる。それによっ
て、弁プラジャ本体11の端面11aから左方側に突出
する調整部材12における当接部12aの端面の突出量
Lを調整することができ、したがって、サーボ比の変曲
点Bをきわめて容易に調整することができる。
【0010】図4ないし図8は、上記調整部材12にお
ける当接部12aの他の実施例を示したものである。図
4に示す調整部材112は、上記図2に示す調整部材1
2を前提として、当接部112aに設ける係合部112
cの形状を+型の溝にしたものである。図5に示す調整
部材212は、当接部212aを軸方向に短い円柱状に
形成するとともに、該当接部212aの端面には、図2
の実施例と同様に−型の溝からなる係合部212cを形
成している。図6に示す調整部材312は、図5に示す
調整部材212を前提として、その当接部312aの端
面に+型の溝からなる係合部312cを形成している。
図7に示す調整部材412は、当接部412aの形状を
一般的なボルトと同様に六角柱として、その当接部41
2aを係合部412cとして兼用している。図8に示す
調整部材512は、当接部512aの形状を四角柱とし
て、その当接部512aを係合部512cとして兼用す
るようにしている。上記図4ないし図8に示した弁プラ
ンジャであっても、上記図1に示した弁プランジャ4と
同様に、ブレーキ倍力装置の組立時にサーボ比の変曲点
を調整出来るとともに、その調整作業をそのきわめて容
易に行うことができることは明らかである。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ブレー
キ倍力装置の組立時においてサーボ比の変曲点を調整す
ることが可能となり、しかもその調整作業をそのきわめ
て容易に行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図
【図2】図1に示す部材の要部の斜視図
【図3】図1に示す実施例の入出力の関係を示す図
【図4】図2に示す部材の他の実施例を示す斜視図
【図5】図2に示す部材の他の実施例を示す斜視図
【図6】図2に示す部材の他の実施例を示す斜視図
【図7】図2に示す部材の他の実施例を示す斜視図
【図8】図2に示す部材の他の実施例を示す斜視図
【符号の説明】
4 弁プランジャ 7 リアクションディスク 11 弁プランジャ本体 11b 雌ねじ部 12 調整部材 12b 雄ねじ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−163952(JP,A) 特開 昭58−202146(JP,A) 特開 昭59−227554(JP,A) 特開 昭60−18439(JP,A) 実開 昭61−157057(JP,U) 実開 平2−59065(JP,U) 実開 平2−102869(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60T 13/52 - 13/577

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェル内に摺動自在に設けたバルブボデ
    ィと、このバルブボディに摺動自在に嵌合されて入力軸
    に連動する弁プランジャと、上記バルブボディに基部を
    摺動自在に設けられて上記弁プランジャに対向させた出
    力軸と、この出力軸の基部と上記弁プランジャとの間に
    設けられて出力軸に作用する出力の反力を上記弁プラン
    ジャを介して入力軸に伝達するリアクションディスクと
    を備えたブレーキ倍力装置において、 上記弁プランジャを、入力軸が連結される弁プランジャ
    本体とこの弁プランジャ本体におけるリアクションディ
    スク側となる端部に不完全ねじを介して連結した調整部
    材とから構成し、 さらに上記調整部材には、該調整部材を回転させる治具
    が係合する係合部が形成されていることを特徴とするブ
    レーキ倍力装置。
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