JP2855266B2 - 荷揚げ装置 - Google Patents
荷揚げ装置Info
- Publication number
- JP2855266B2 JP2855266B2 JP12111496A JP12111496A JP2855266B2 JP 2855266 B2 JP2855266 B2 JP 2855266B2 JP 12111496 A JP12111496 A JP 12111496A JP 12111496 A JP12111496 A JP 12111496A JP 2855266 B2 JP2855266 B2 JP 2855266B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unloading
- traveling
- running surface
- mounting frame
- travels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家屋等の建築現場
で建築材料を高所に荷揚げする荷揚げ装置に関する。
で建築材料を高所に荷揚げする荷揚げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来建築現場で使用材料を荷揚げするに
は大仕掛けのエレベ−タ機構のものとか、梯子状の直線
レ−ル上に載置枠を載せて走行させるものなどがある。
は大仕掛けのエレベ−タ機構のものとか、梯子状の直線
レ−ル上に載置枠を載せて走行させるものなどがある。
【0003】
【従来技術の欠点】エレベ−タ方式のものにあっては高
層ビル等の大きな建物の場合は必要であっても一般家屋
のような建築に際しては高価であるばかりか使い勝手が
悪く、又梯子方式のものにあってはレ−ルの強度を持た
せるために重量も増して現場への移動、設置に不便であ
り、終点での荷降に際しては作業者は体を外側に延ばす
ような状態で作業をするため作業者の落下事故が多く、
あまり使用されていない。
層ビル等の大きな建物の場合は必要であっても一般家屋
のような建築に際しては高価であるばかりか使い勝手が
悪く、又梯子方式のものにあってはレ−ルの強度を持た
せるために重量も増して現場への移動、設置に不便であ
り、終点での荷降に際しては作業者は体を外側に延ばす
ような状態で作業をするため作業者の落下事故が多く、
あまり使用されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、軽量
で現場への移動、運搬に便利で、且つ高所での荷降作業
に際し安全な荷揚げ装置を安価に提供しようとするもの
である。
で現場への移動、運搬に便利で、且つ高所での荷降作業
に際し安全な荷揚げ装置を安価に提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の荷揚げ
レ−ル1、1と、該レ−ル1、1上を走行する載置枠2
と駆動装置3とよりなり、荷揚げレ−ル1は、鉄板を五
面に折り曲げて断面角形の横S字型として中心走行面5
の端部左右に上部走行面4と下部走行面6を形成し、本
体部7と掛け部8と荷降部9とに順次同方向に屈曲して
連続してあり、本体部7においては継ぎ手10、ボルト
・ナット11を介して上下に分離・伸縮調節自在として
おり、掛け部8の裏側にはボルトナット当により取付位
置の調節自在な持たせ板12を設けて梁13等の隅部に
持たせかけ自在と、荷降部9には折畳自在の脚14を設
けて床15等の上に置くようになっている。
レ−ル1、1と、該レ−ル1、1上を走行する載置枠2
と駆動装置3とよりなり、荷揚げレ−ル1は、鉄板を五
面に折り曲げて断面角形の横S字型として中心走行面5
の端部左右に上部走行面4と下部走行面6を形成し、本
体部7と掛け部8と荷降部9とに順次同方向に屈曲して
連続してあり、本体部7においては継ぎ手10、ボルト
・ナット11を介して上下に分離・伸縮調節自在として
おり、掛け部8の裏側にはボルトナット当により取付位
置の調節自在な持たせ板12を設けて梁13等の隅部に
持たせかけ自在と、荷降部9には折畳自在の脚14を設
けて床15等の上に置くようになっている。
【0006】載置枠2は下端に荷受け枠16を設けてあ
って、両側の上隅部に上部走行機構17と中間に下部走
行機構18とを設けてあり、上部走行機構17は上部走
行面4の上部を走行する上部走行輪19と上部走行面4
を下方より挾んで走行する下部走行輪20と中心走行面
5を走行する振れ止め走行輪21とよりなり、下部走行
機構18は下部走行面6の上面を走行する走行輪22を
設けている。
って、両側の上隅部に上部走行機構17と中間に下部走
行機構18とを設けてあり、上部走行機構17は上部走
行面4の上部を走行する上部走行輪19と上部走行面4
を下方より挾んで走行する下部走行輪20と中心走行面
5を走行する振れ止め走行輪21とよりなり、下部走行
機構18は下部走行面6の上面を走行する走行輪22を
設けている。
【0007】駆動装置3は、荷揚げレ−ル1、1間の下
端位置に設置されていて正逆転の操作の自在な減速モ−
タによる巻取装置23と牽引索24とよりなり、牽引索
24の先端は、荷揚げレ−ル1、1間に設けた滑車2
5、25…を介して載置枠2の上端に止着してなるもの
である。
端位置に設置されていて正逆転の操作の自在な減速モ−
タによる巻取装置23と牽引索24とよりなり、牽引索
24の先端は、荷揚げレ−ル1、1間に設けた滑車2
5、25…を介して載置枠2の上端に止着してなるもの
である。
【0008】牽引索24は図示しない予備牽引索を設け
ておいて牽引索24が切断したときでも載置枠2が不用
意に落下しないようにしておくとよい。
ておいて牽引索24が切断したときでも載置枠2が不用
意に落下しないようにしておくとよい。
【0009】
【作用】本発明は以上のように構成されるものであり、
これを使用するには先ず本体部7で上下に分離して建築
現場に運搬し、梁13の高さに合わせて継ぎ手10、ボ
ルト・ナット11を調節しながら接続し、同時に持たせ
板12の位置も調節して梁13等に持たせ板12を持た
せかけ、荷降部9の脚14を床15上に立てる。
これを使用するには先ず本体部7で上下に分離して建築
現場に運搬し、梁13の高さに合わせて継ぎ手10、ボ
ルト・ナット11を調節しながら接続し、同時に持たせ
板12の位置も調節して梁13等に持たせ板12を持た
せかけ、荷降部9の脚14を床15上に立てる。
【0010】しかる後載置枠2上に板等の材料を載せ、
巻取装置23の電源を入れることにより牽引索24が巻
きとられ、載置枠2は荷揚げレ−ル1、1の本体部7、
掛け部8、荷降部9と上昇し、一定位置で停止させて載
置枠2の荷物を降ろす。降ろしたあとは巻取装置23を
逆転させて載置枠2を下降させる。
巻取装置23の電源を入れることにより牽引索24が巻
きとられ、載置枠2は荷揚げレ−ル1、1の本体部7、
掛け部8、荷降部9と上昇し、一定位置で停止させて載
置枠2の荷物を降ろす。降ろしたあとは巻取装置23を
逆転させて載置枠2を下降させる。
【0011】
【効果】本発明は叙上のように、一対の荷揚げレ−ル、
鉄板を五面に折り曲げて断面角形の横S字型としてある
ので比較的薄い鉄板で加工でき、しかも剛性も増し充分
な強度を持たせることができる。
鉄板を五面に折り曲げて断面角形の横S字型としてある
ので比較的薄い鉄板で加工でき、しかも剛性も増し充分
な強度を持たせることができる。
【0012】又中心走行面の端部左右の各々に上部走行
面と下部走行面を形成し、上部走行面の上面には載置枠
の上部走行輪を走行させ、下部走行面の上面には走行輪
を走行させてあるので、中心走行面の左右の荷重は相殺
されてセンタ−の垂直荷重となり「たわみ」が起きにく
く、鉄板も比較的薄いものでも充分な強度を有し、前述
の剛性と相俟って軽量で移動もしやすく使い勝手のよい
ものを提供できる。
面と下部走行面を形成し、上部走行面の上面には載置枠
の上部走行輪を走行させ、下部走行面の上面には走行輪
を走行させてあるので、中心走行面の左右の荷重は相殺
されてセンタ−の垂直荷重となり「たわみ」が起きにく
く、鉄板も比較的薄いものでも充分な強度を有し、前述
の剛性と相俟って軽量で移動もしやすく使い勝手のよい
ものを提供できる。
【0013】しかも載置枠の上部走行輪と走行輪を高低
差のある荷揚げレ−ルの走行面を走行させるようにして
あるのでレ−ルの本体部と掛け部、掛け部と荷降部の各
角部を通過するときでもスム−ズに通過し、荷受け枠は
比較的振れが少なく荷崩れを起こすなどの心配が無い。
差のある荷揚げレ−ルの走行面を走行させるようにして
あるのでレ−ルの本体部と掛け部、掛け部と荷降部の各
角部を通過するときでもスム−ズに通過し、荷受け枠は
比較的振れが少なく荷崩れを起こすなどの心配が無い。
【0014】荷揚げレ−ルは本体部と掛け部と荷降部と
に順次同方向に屈曲して連続するようにしてあるので、
直線部相互の接合で加工できるので作業が早くでき、且
つ荷降部は梁から床上に深く進入するので体を外側にの
り出すことなく床上で荷降作業ができ安全である。
に順次同方向に屈曲して連続するようにしてあるので、
直線部相互の接合で加工できるので作業が早くでき、且
つ荷降部は梁から床上に深く進入するので体を外側にの
り出すことなく床上で荷降作業ができ安全である。
【0015】要するに、荷揚げレ−ルとしては、H形鋼
とかC型鋼等の汎用鋼材を用いてわん曲させた汎用荷揚
げレ−ルも考えられるが、剛性に欠けるために鋼材を厚
くする必要があり、従って重量も増すようになって、運
搬、取付位置の移動等がしにくくなる。
とかC型鋼等の汎用鋼材を用いてわん曲させた汎用荷揚
げレ−ルも考えられるが、剛性に欠けるために鋼材を厚
くする必要があり、従って重量も増すようになって、運
搬、取付位置の移動等がしにくくなる。
【0016】そこで本願の荷揚げレ−ルは鉄板を五面に
折り曲げて断面角形の横S字型としてあるので比較的薄
い鉄板で容易に加工できるようにし、しかもリブ効果に
より剛性も増し軽くて充分な強度を持たせ、運搬、取付
位置の等がしやすくなるが、わん曲加工が殆どできなく
なる。
折り曲げて断面角形の横S字型としてあるので比較的薄
い鉄板で容易に加工できるようにし、しかもリブ効果に
より剛性も増し軽くて充分な強度を持たせ、運搬、取付
位置の等がしやすくなるが、わん曲加工が殆どできなく
なる。
【0017】そのため本願の荷揚げレ−ルは直線的なレ
−ル本体、掛け部、荷降部の接合による連続した屈曲状
とし、その接合部を載置枠が通過時において振れが大き
くなる虞があるが、上部走行輪と走行輪を高低差のある
荷揚げレ−ルの走行面を走行させるようにしてあるので
レ−ルの本体部と掛け部、掛け部と荷降部の各角部(接
合部)を通過するときでもスム−ズに通過し、載置枠、
荷受け枠は比較的振れが少なく荷崩れを起こすなどの心
配が無い。
−ル本体、掛け部、荷降部の接合による連続した屈曲状
とし、その接合部を載置枠が通過時において振れが大き
くなる虞があるが、上部走行輪と走行輪を高低差のある
荷揚げレ−ルの走行面を走行させるようにしてあるので
レ−ルの本体部と掛け部、掛け部と荷降部の各角部(接
合部)を通過するときでもスム−ズに通過し、載置枠、
荷受け枠は比較的振れが少なく荷崩れを起こすなどの心
配が無い。
【0018】本体部において脱着、伸縮調節とし、掛け
部の裏側には取付位置の調節自在な持たせ板を設け、荷
降部には折畳自在の脚を設けてあるので、運搬に際して
は本体部において分離することができ、又設置空間の広
狭に応じて持たせ板の位置を調節することもでき使い勝
手がよい。
部の裏側には取付位置の調節自在な持たせ板を設け、荷
降部には折畳自在の脚を設けてあるので、運搬に際して
は本体部において分離することができ、又設置空間の広
狭に応じて持たせ板の位置を調節することもでき使い勝
手がよい。
【図1】本発明の荷揚げ装置の側面説明図。
【図2】同正面説明図。
【図3】載置枠と荷揚げレ−ル及び駆動装置の部分拡大
側面図。
側面図。
【図4】載置枠の正面説明図。
【図5】図3のA−A線断面図。
【図6】図3のB−B線断面図。
1は荷揚げレ−ル 2は載置枠 3は駆動装置 4は上部走行面 5は中心走行面 6は下部走行面 7は本体部 8は掛け部 9は荷降部 10は継ぎ手 12は持たせ板 14は脚 17は上部走行機構 18は下部走行機構 19は上部走行輪 20は下部走行輪 21は振れ止め走行輪 22は走行輪 23は巻取装置 24は牽引索 25は滑車
Claims (1)
- 【請求項1】 一対の荷揚げレ−ルと、該レ−ル上を走
行する載置枠と駆動装置とよりなり、荷揚げレ−ルは、
鉄板を五面に折り曲げて断面角形の横S字型として中心
走行面の端部左右の各々に上部走行面と下部走行面を形
成し、且つ本体部と掛け部と荷降部とに順次同方向に屈
曲して連続すると共に、本体部において脱着、伸縮調節
とし、掛け部の裏側には取付位置の調節自在な持たせ板
を設け、荷降部には折畳自在の脚を設けてあり、載置枠
は下端に荷受け枠を設けてあって、両側上隅部に上部走
行機構と中間に下部走行機構とを設けてあり、上部走行
機構は上部走行面の上部を走行する上部走行輪と上部走
行面を下方より挾んで走行する下部走行輪と中心走行面
を走行する振れ止め走行輪とよりなり、下部走行機構は
下部走行面の上面を走行する走行輪を設けてあり、駆動
装置は荷揚げレ−ルの下端位置に設置されていて巻取装
置と牽引索とよりなり、牽引索の先端は荷揚げレ−ル間
に設けた滑車を介して載置枠の上端に止着してなる荷揚
げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12111496A JP2855266B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 荷揚げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12111496A JP2855266B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 荷揚げ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09278399A JPH09278399A (ja) | 1997-10-28 |
JP2855266B2 true JP2855266B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=14803238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12111496A Expired - Lifetime JP2855266B2 (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 荷揚げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2855266B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114537489A (zh) * | 2022-03-08 | 2022-05-27 | 山东信息职业技术学院 | 一种机械一体化起降堆叠装置 |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP12111496A patent/JP2855266B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09278399A (ja) | 1997-10-28 |
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