JP2855102B2 - 人体の特徴認識による取引処理システム - Google Patents
人体の特徴認識による取引処理システムInfo
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Landscapes
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は，金融機関の自動取
引装置の操作待ち顧客の並び順を人体の特徴データを取
得し、顧客の操作開始に先立ち予めホストコンピュータ
から当該顧客の口座情報を取得し、当該顧客が自動取引
装置に接近し、取引科目を選択したとき、前記口座情報
から必要情報を表示入力部に表示し取引処理時間の短縮
を図ることを目的とする取引処理システム及び取引処理
方法に関する。
引装置の操作待ち顧客の並び順を人体の特徴データを取
得し、顧客の操作開始に先立ち予めホストコンピュータ
から当該顧客の口座情報を取得し、当該顧客が自動取引
装置に接近し、取引科目を選択したとき、前記口座情報
から必要情報を表示入力部に表示し取引処理時間の短縮
を図ることを目的とする取引処理システム及び取引処理
方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来，顧客操作型の自動取引装置では，
取引科目選択後，支払い取引であれば、暗証番号と金
額、振込取引であれば、振込先の金融機関名、支店名、
科目、口座番号及び受取人名等の振込先情報、更に自己
の名称、氏名、電話番号等の依頼人情報等を入力しこれ
らと、取引科目及び口座番号をホストコンピュ−タに送
信しホストコンピュ−タによる所定の処理の後、前記自
動取引装置により取引科目に応じた入力処理が行われ
る．従来取引例として、図１３に従来の支払取引例、図
１４に従来の振込取引例を図示する。
取引科目選択後，支払い取引であれば、暗証番号と金
額、振込取引であれば、振込先の金融機関名、支店名、
科目、口座番号及び受取人名等の振込先情報、更に自己
の名称、氏名、電話番号等の依頼人情報等を入力しこれ
らと、取引科目及び口座番号をホストコンピュ−タに送
信しホストコンピュ−タによる所定の処理の後、前記自
動取引装置により取引科目に応じた入力処理が行われ
る．従来取引例として、図１３に従来の支払取引例、図
１４に従来の振込取引例を図示する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】自動取引装置が設置さ
れている金融機関等のコ−ナ−は，複数台の自動取引装
置が設置され，繁忙日や繁忙時間においては自動取引装
置の操作待ち顧客の待ち行列が形成されることが一般的
である．また，定期預金，口座開設等の新業務が自動取
引装置で取引可能となり一層の利用者の増大が予想され
る．そこで，自動取引装置の設置台数をいたづらに増や
すことなく顧客の操作待ち時間を短縮させるためには，
自動取引装置における科目取引当たりの操作時間を短縮
させなければならない．
れている金融機関等のコ−ナ−は，複数台の自動取引装
置が設置され，繁忙日や繁忙時間においては自動取引装
置の操作待ち顧客の待ち行列が形成されることが一般的
である．また，定期預金，口座開設等の新業務が自動取
引装置で取引可能となり一層の利用者の増大が予想され
る．そこで，自動取引装置の設置台数をいたづらに増や
すことなく顧客の操作待ち時間を短縮させるためには，
自動取引装置における科目取引当たりの操作時間を短縮
させなければならない．
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は，自動取引装置の操作待ち行列の顧客を取引開
始に先立って、識別し、ホストコンピュータの保有する
口座情報を予めターミナルコントローラ又は自動取引装
置に取込み、待ち行列の先頭顧客が科目を選択したと
き、前記の受信した口座情報から所定の情報を抽出し表
示入力部に表示し、支払取引であれば暗証入力、振込取
引であれば振込先の金融機関名、支店名、科目、口座番
号、受取人名又は依頼人名、電話番号等の入力を省略
し、取引時間の短縮を図ることとした．本願発明では、
人体の特徴を抽出し個人を特定する技術すなわち特公平
５−８４１６６「虹彩認識システム」、特開平２ー２２
４１８５「個人識別方法及び装置」、特開平７ー６５１
４９「人物認識装置」で開示された技術を前提に、一定
距離にいる人体の特徴を抽出し個人を特定することが可
能であることを前提としている。又、取引開始の操作に
先立って、本人確認及び入力情報の自動表示を行う方法
が、本願発明の関連発明として、特願平７ー３４５８６
５が本願と同一の出願人により、出願されている。
本発明は，自動取引装置の操作待ち行列の顧客を取引開
始に先立って、識別し、ホストコンピュータの保有する
口座情報を予めターミナルコントローラ又は自動取引装
置に取込み、待ち行列の先頭顧客が科目を選択したと
き、前記の受信した口座情報から所定の情報を抽出し表
示入力部に表示し、支払取引であれば暗証入力、振込取
引であれば振込先の金融機関名、支店名、科目、口座番
号、受取人名又は依頼人名、電話番号等の入力を省略
し、取引時間の短縮を図ることとした．本願発明では、
人体の特徴を抽出し個人を特定する技術すなわち特公平
５−８４１６６「虹彩認識システム」、特開平２ー２２
４１８５「個人識別方法及び装置」、特開平７ー６５１
４９「人物認識装置」で開示された技術を前提に、一定
距離にいる人体の特徴を抽出し個人を特定することが可
能であることを前提としている。又、取引開始の操作に
先立って、本人確認及び入力情報の自動表示を行う方法
が、本願発明の関連発明として、特願平７ー３４５８６
５が本願と同一の出願人により、出願されている。
【０００５】
【発明の実施の形態】金融機関等の自動取引システムに
おいては，支払取引の場合、取引の正当性を保証するた
め通常，入力された暗証デ−タとホストコンピュ−タに
登録された暗証デ−タを比較し本人確認を行っている．
暗証による本人確認が完了すると口座番号，金額等のデ
−タをもとにホストコンピュ−タで所定の処理がなされ
当該の取引が進行する．振込取引であれば、振込先の金
融機関名、支店名、科目、口座番号、受取人名等の振込
先情報及び自己の名称、氏名、電話番号等の依頼人情報
等を入力し、これらと、取引科目及び口座番号をホスト
コンピュ−タに送信しホストコンピュ−タによる所定の
処理の後、前記自動取引装置により取引科目に応じた入
力処理が行われる．前記の特公平５−８４１６６「虹彩
認識システム」、特開平２ー２２４１８５「個人識別方
法及び装置」及び特開平７ー６５１４９「人物認識装
置」の発明によれば，暗証方式に比べ短時間にかつ操作
者が装置に近付いた時点で本人確認が可能であり，本願
発明は，この事実に基づき，操作者の取引の開始に先立
ち顧客が操作待ちの待ち行列に並んでいるときに本人確
認を行い，直ちにホストコンピュ−タの保持する顧客情
報から必要情報を抽出し，ターミナルコントローラ又は
自動取引装置に送り込むことにより取引時間の短縮化と
操作の単純化を実現することを特徴とする．
おいては，支払取引の場合、取引の正当性を保証するた
め通常，入力された暗証デ−タとホストコンピュ−タに
登録された暗証デ−タを比較し本人確認を行っている．
暗証による本人確認が完了すると口座番号，金額等のデ
−タをもとにホストコンピュ−タで所定の処理がなされ
当該の取引が進行する．振込取引であれば、振込先の金
融機関名、支店名、科目、口座番号、受取人名等の振込
先情報及び自己の名称、氏名、電話番号等の依頼人情報
等を入力し、これらと、取引科目及び口座番号をホスト
コンピュ−タに送信しホストコンピュ−タによる所定の
処理の後、前記自動取引装置により取引科目に応じた入
力処理が行われる．前記の特公平５−８４１６６「虹彩
認識システム」、特開平２ー２２４１８５「個人識別方
法及び装置」及び特開平７ー６５１４９「人物認識装
置」の発明によれば，暗証方式に比べ短時間にかつ操作
者が装置に近付いた時点で本人確認が可能であり，本願
発明は，この事実に基づき，操作者の取引の開始に先立
ち顧客が操作待ちの待ち行列に並んでいるときに本人確
認を行い，直ちにホストコンピュ−タの保持する顧客情
報から必要情報を抽出し，ターミナルコントローラ又は
自動取引装置に送り込むことにより取引時間の短縮化と
操作の単純化を実現することを特徴とする．
【０００６】以下に図面の構成につて説明する．図１は
本発明に係る自動取引装置の一例を示す図である．図２
は本発明の全体を示すシステム構成図である．図３はホ
ストコンピュータの主要ファイル関連図である。図４は
ターミナルコントローラが保持する待ち行列管理テーブ
ルである。図５は、ホストコンピュータからのターミナ
ルコントローラへの受信データである。図６は、本発明
の動作フロー１である。図７は、本発明の動作フロー２
である。図８は、本発明の動作フロー３である。図９
は、本発明の動作フロー４である。図１０は、待ち行列
管理テーブルの状態遷移である。図１１は、本発明によ
る支払取引である。図１２は、本発明による振込取引で
ある。図１３は、従来の支払い取引例である。図１４
は、従来の振込取引例である。図１、図２及び図３で，
１は自動取引装置であり，２は近接センサ，３はカメ
ラ，４は表示入力部，５は紙幣挿入排出口，６はカ−ド
挿入排出口，７は伝票排出口，８は通帳挿入排出口，１
１は中央処理装置、１２は基準記述子テーブル、１３は
顧客情報ファイル、１４は通信制御装置、１５はホスト
コンピュータ、１６は通信回線、１７はターミナルコン
トローラ、１８は特徴データ取得部、１９ー１〜１９ー
５は自動取引装置、２０ー１、２０ー２は操作待ち顧
客、２１は操作待ち顧客待ち行列、３１はＣＩＦ（顧客
情報ファイル）、３２は基準記述子テーブル、３３は普
通預金マスタファイルである。図４において、４１は、
有効／無効識別子で待ち行列管理テーブルに登録された
情報の有効／無効を、４２は、基準記述子がホストコン
ピュータに存在したか否かを、４３は、操作待ち顧客の
待ち行列の並び順を、４４は、顧客のＩＤを、４５は、
１８特徴抽出部で導出した記述子を、４６は、ホストコ
ンピュータから口座情報を受信したか否かを、４７は、
口座情報の記憶してあるメモリのアドレスを示す。図５
において、５１、５３は、顧客ＩＤを、５２、５４は、
口座情報又は当該顧客に対応する基準記述子が存在しな
いことを示す。
本発明に係る自動取引装置の一例を示す図である．図２
は本発明の全体を示すシステム構成図である．図３はホ
ストコンピュータの主要ファイル関連図である。図４は
ターミナルコントローラが保持する待ち行列管理テーブ
ルである。図５は、ホストコンピュータからのターミナ
ルコントローラへの受信データである。図６は、本発明
の動作フロー１である。図７は、本発明の動作フロー２
である。図８は、本発明の動作フロー３である。図９
は、本発明の動作フロー４である。図１０は、待ち行列
管理テーブルの状態遷移である。図１１は、本発明によ
る支払取引である。図１２は、本発明による振込取引で
ある。図１３は、従来の支払い取引例である。図１４
は、従来の振込取引例である。図１、図２及び図３で，
１は自動取引装置であり，２は近接センサ，３はカメ
ラ，４は表示入力部，５は紙幣挿入排出口，６はカ−ド
挿入排出口，７は伝票排出口，８は通帳挿入排出口，１
１は中央処理装置、１２は基準記述子テーブル、１３は
顧客情報ファイル、１４は通信制御装置、１５はホスト
コンピュータ、１６は通信回線、１７はターミナルコン
トローラ、１８は特徴データ取得部、１９ー１〜１９ー
５は自動取引装置、２０ー１、２０ー２は操作待ち顧
客、２１は操作待ち顧客待ち行列、３１はＣＩＦ（顧客
情報ファイル）、３２は基準記述子テーブル、３３は普
通預金マスタファイルである。図４において、４１は、
有効／無効識別子で待ち行列管理テーブルに登録された
情報の有効／無効を、４２は、基準記述子がホストコン
ピュータに存在したか否かを、４３は、操作待ち顧客の
待ち行列の並び順を、４４は、顧客のＩＤを、４５は、
１８特徴抽出部で導出した記述子を、４６は、ホストコ
ンピュータから口座情報を受信したか否かを、４７は、
口座情報の記憶してあるメモリのアドレスを示す。図５
において、５１、５３は、顧客ＩＤを、５２、５４は、
口座情報又は当該顧客に対応する基準記述子が存在しな
いことを示す。
【０００７】以下、図面を用いて発明の詳細を説明す
る。図２において１９ー１から１９ー５は、自動取引装
置で壁面に沿って横一列に配置されている。２０ー１、
２０ー２は、自動取引装置の操作を待つ顧客で、現在、
金融機関のキャッシュサービスコーナで採用さるように
単一のキューを形成している。１８は、特徴データ取得
部で前記自動取引装置列の上部方向に設置され操作待ち
顧客の人体像を捕らえ、その特徴を抽出し、コード化デ
ータを導出し、ターミナルコントローラに送る。前記１
８特徴データ取得部は、上下左右の首振り機能を有して
おり、ターミナルコントローラの指示により（図６Ｓ
１）、カメラを左限界に向け（図７Ｓ３２）、操作待ち
顧客の待ち行列の先頭の顧客の人体像及び眼の像を捕ら
えこれを所定の方法で特徴抽出及びコード化を行う（図
７Ｓ３３、Ｓ３４、Ｓ３５）。以下順次、前記１８特徴
データ取得部を右回転させ（図７Ｓ３７）、次の顧客の
人体像を捕らえこれを所定の方法で特徴抽出及びコード
化を行う。以上を繰り返し右限界の顧客まで人体像のコ
ード化が完了すると（図７Ｓ３６）、一連のコード化さ
れた記述子をターミナルコントローラに送る（図７Ｓ３
８）。ここで、人体像の特徴抽出は、眼の像であっても
よいし、顔の特徴であってもよい。
る。図２において１９ー１から１９ー５は、自動取引装
置で壁面に沿って横一列に配置されている。２０ー１、
２０ー２は、自動取引装置の操作を待つ顧客で、現在、
金融機関のキャッシュサービスコーナで採用さるように
単一のキューを形成している。１８は、特徴データ取得
部で前記自動取引装置列の上部方向に設置され操作待ち
顧客の人体像を捕らえ、その特徴を抽出し、コード化デ
ータを導出し、ターミナルコントローラに送る。前記１
８特徴データ取得部は、上下左右の首振り機能を有して
おり、ターミナルコントローラの指示により（図６Ｓ
１）、カメラを左限界に向け（図７Ｓ３２）、操作待ち
顧客の待ち行列の先頭の顧客の人体像及び眼の像を捕ら
えこれを所定の方法で特徴抽出及びコード化を行う（図
７Ｓ３３、Ｓ３４、Ｓ３５）。以下順次、前記１８特徴
データ取得部を右回転させ（図７Ｓ３７）、次の顧客の
人体像を捕らえこれを所定の方法で特徴抽出及びコード
化を行う。以上を繰り返し右限界の顧客まで人体像のコ
ード化が完了すると（図７Ｓ３６）、一連のコード化さ
れた記述子をターミナルコントローラに送る（図７Ｓ３
８）。ここで、人体像の特徴抽出は、眼の像であっても
よいし、顔の特徴であってもよい。
【０００８】図４は、待ち行列管理テーブルである。
ターミナルコントローラは、１８特徴データ取得部から
送られてきた記述子と前記テーブルの４５記述子を比較
し（図６Ｓ３）、一致するものがないときは、顧客ＩＤ
を付与し（図６Ｓ６）、受信した記述子の順番を４３並
び順にセットする（図６Ｓ７）。一致するものがあると
きは、当該の４３並び順に受信した記述子の順番をセッ
トし（図６Ｓ５）、当該の４１有効／無効識別子を有効
とする（図６Ｓ８）。以下、図６Ｓ３からＳ８を繰返
し、前記待ち行列管理テーブルの今回受信のなかった記
述子の４１有効／無効識別子を無効とする（図６Ｓ
９）。次にターミナルコントローラは、前記待ち行列管
理テーブルの、有効かつ未受信の顧客ＩＤと記述子を抽
出し（図６Ｓ１１）、ホストコンピュータに送信する。
ホストコンピュータは、図３の基準記述子テーブルと受
信した前記記述子を突合わせ、一致するものがあるとき
は、その口座情報を読みだし顧客ＩＤとの対を作り、一
致するものがないときは、当該の顧客ＩＤにその旨のメ
ッセージを付加し、図５の電文を編集してターミナルコ
ントローラに送信する。ターミナルコントローラは、ホ
ストコンピュータから図５の電文すなわち顧客ＩＤと口
座情報又は顧客ＩＤと対応基準記述子なしを受信し、図
４の待ち行列管理テーブルの４０区分を受信済みとし
（図６Ｓ１３）、口座情報アドレスをセットする（図６
Ｓ１４）。ターミナルコントローラは、一定時間経過
後、１８特徴データ取得部にスキャン開始を指示する
（図６Ｓ１５、Ｓ１）。
ターミナルコントローラは、１８特徴データ取得部から
送られてきた記述子と前記テーブルの４５記述子を比較
し（図６Ｓ３）、一致するものがないときは、顧客ＩＤ
を付与し（図６Ｓ６）、受信した記述子の順番を４３並
び順にセットする（図６Ｓ７）。一致するものがあると
きは、当該の４３並び順に受信した記述子の順番をセッ
トし（図６Ｓ５）、当該の４１有効／無効識別子を有効
とする（図６Ｓ８）。以下、図６Ｓ３からＳ８を繰返
し、前記待ち行列管理テーブルの今回受信のなかった記
述子の４１有効／無効識別子を無効とする（図６Ｓ
９）。次にターミナルコントローラは、前記待ち行列管
理テーブルの、有効かつ未受信の顧客ＩＤと記述子を抽
出し（図６Ｓ１１）、ホストコンピュータに送信する。
ホストコンピュータは、図３の基準記述子テーブルと受
信した前記記述子を突合わせ、一致するものがあるとき
は、その口座情報を読みだし顧客ＩＤとの対を作り、一
致するものがないときは、当該の顧客ＩＤにその旨のメ
ッセージを付加し、図５の電文を編集してターミナルコ
ントローラに送信する。ターミナルコントローラは、ホ
ストコンピュータから図５の電文すなわち顧客ＩＤと口
座情報又は顧客ＩＤと対応基準記述子なしを受信し、図
４の待ち行列管理テーブルの４０区分を受信済みとし
（図６Ｓ１３）、口座情報アドレスをセットする（図６
Ｓ１４）。ターミナルコントローラは、一定時間経過
後、１８特徴データ取得部にスキャン開始を指示する
（図６Ｓ１５、Ｓ１）。
【０００９】自動取引装置に人が近づくと自動取引装置
は近接センサにより人体の接近を検知しターミナルコン
トローラに通知する（図８Ｓ５１、Ｓ５２）。ターミナ
ルコントローラは、前記待ち行列管理テーブルの先頭顧
客の待ち行列管理情報を取り出し（図９Ｓ７２）、口座
情報又は、基準記述子なしを自動取引装置に通知する
（図９Ｓ７３、Ｓ７４、Ｓ７５）。更に、当該の４１有
効／無効識別子を無効とし、４３並び順を順次繰り上げ
る（図９Ｓ７６、Ｓ７７）。当該自動取引装置では、口
座情報を受信し取引科目が選択されると、前記口座情報
を用い本人確認を行う。本人確認の方法は、選択された
取引科目によって異なり、支払取引のときは読み取った
カードの磁気ストライプの店番、口座番号と前記口座情
報の店番、口座番号とを比較することでなされる。振込
取引のときは、前記口座情報の依頼人名を４表示入力部
に表示し顧客がこれを確認することでなされる（図８Ｓ
５３、Ｓ５４、Ｓ５５）。本人確認がなされると、前記
口座情報から入力ガイダンスに必要な情報を抽出し、４
表示入力部に表示する（図８Ｓ５８）。顧客による入力
が完了するとホストコンピュータに取引電文を送信する
（図８Ｓ５９、Ｓ６０）。
は近接センサにより人体の接近を検知しターミナルコン
トローラに通知する（図８Ｓ５１、Ｓ５２）。ターミナ
ルコントローラは、前記待ち行列管理テーブルの先頭顧
客の待ち行列管理情報を取り出し（図９Ｓ７２）、口座
情報又は、基準記述子なしを自動取引装置に通知する
（図９Ｓ７３、Ｓ７４、Ｓ７５）。更に、当該の４１有
効／無効識別子を無効とし、４３並び順を順次繰り上げ
る（図９Ｓ７６、Ｓ７７）。当該自動取引装置では、口
座情報を受信し取引科目が選択されると、前記口座情報
を用い本人確認を行う。本人確認の方法は、選択された
取引科目によって異なり、支払取引のときは読み取った
カードの磁気ストライプの店番、口座番号と前記口座情
報の店番、口座番号とを比較することでなされる。振込
取引のときは、前記口座情報の依頼人名を４表示入力部
に表示し顧客がこれを確認することでなされる（図８Ｓ
５３、Ｓ５４、Ｓ５５）。本人確認がなされると、前記
口座情報から入力ガイダンスに必要な情報を抽出し、４
表示入力部に表示する（図８Ｓ５８）。顧客による入力
が完了するとホストコンピュータに取引電文を送信する
（図８Ｓ５９、Ｓ６０）。
【００１０】＜具体例１＞次に、本発明による支払取引
について、図８及び図１１を用い説明する。顧客が自動
取引装置に近づいたとき、自動取引装置は、近接センサ
により人体の接近を知りターミナルコントローラから待
ち行列の先頭顧客の口座情報を受信する（図８Ｓ５１、
Ｓ５２、Ｓ５３）。支払取引が選択され、カードの読取
りが行われると、カードの磁気ストライプの店番、口座
番号と前記口座情報の店番、口座番号が比較され、一致
すれば本人とみなし、不一致又は５４基準記述子なしの
ときは、従来取引を行う（図１１Ｓ９１、Ｓ９２、Ｓ９
３、Ｓ９４）。一致のときは、前記口座情報から残高を
４表示入力部に表示し、支払金額の入力を促し、支払金
額の入力により自動取引装置において新残高を計算しホ
ストコンピュータに送信する（図１１Ｓ９５、Ｓ９
７）。
について、図８及び図１１を用い説明する。顧客が自動
取引装置に近づいたとき、自動取引装置は、近接センサ
により人体の接近を知りターミナルコントローラから待
ち行列の先頭顧客の口座情報を受信する（図８Ｓ５１、
Ｓ５２、Ｓ５３）。支払取引が選択され、カードの読取
りが行われると、カードの磁気ストライプの店番、口座
番号と前記口座情報の店番、口座番号が比較され、一致
すれば本人とみなし、不一致又は５４基準記述子なしの
ときは、従来取引を行う（図１１Ｓ９１、Ｓ９２、Ｓ９
３、Ｓ９４）。一致のときは、前記口座情報から残高を
４表示入力部に表示し、支払金額の入力を促し、支払金
額の入力により自動取引装置において新残高を計算しホ
ストコンピュータに送信する（図１１Ｓ９５、Ｓ９
７）。
【００１１】＜具体例２＞次に、本発明による振込取引
について説明する。顧客が自動取引装置に近づいたと
き、自動取引装置は、近接センサにより人体の接近を知
りターミナルコントローラから待ち行列の先頭顧客の口
座情報を受信する（図８Ｓ５１、Ｓ５２、Ｓ５３）。振
込取引が選択されると、前記口座情報から依頼人名、電
話番号、住所を４表示入力部に表示し、顧客にそれが正
当であるか否かを４表示入力部のキー効果により選択さ
せる。不正当であれば、従来取引を行う（図１２Ｓ１１
１、Ｓ１１２、Ｓ１１３、Ｓ１１４、Ｓ１１６）。正当
であれば、前記口座情報から振込先情報を４表示入力部
に表示する（図１２Ｓ１１５）。表示された振込先が顧
客の意図する振込先と異なるときは、顧客による４表示
入力部の操作により次の振込先情報を４表示入力部に表
示する（図１２Ｓ１１５、Ｓ１１７、Ｓ１１８、Ｓ１２
０）。以下、金額を入力し、従来取引と同様の処理を行
う。
について説明する。顧客が自動取引装置に近づいたと
き、自動取引装置は、近接センサにより人体の接近を知
りターミナルコントローラから待ち行列の先頭顧客の口
座情報を受信する（図８Ｓ５１、Ｓ５２、Ｓ５３）。振
込取引が選択されると、前記口座情報から依頼人名、電
話番号、住所を４表示入力部に表示し、顧客にそれが正
当であるか否かを４表示入力部のキー効果により選択さ
せる。不正当であれば、従来取引を行う（図１２Ｓ１１
１、Ｓ１１２、Ｓ１１３、Ｓ１１４、Ｓ１１６）。正当
であれば、前記口座情報から振込先情報を４表示入力部
に表示する（図１２Ｓ１１５）。表示された振込先が顧
客の意図する振込先と異なるときは、顧客による４表示
入力部の操作により次の振込先情報を４表示入力部に表
示する（図１２Ｓ１１５、Ｓ１１７、Ｓ１１８、Ｓ１２
０）。以下、金額を入力し、従来取引と同様の処理を行
う。
【００１２】
【発明の効果】壁面に沿って横一列に配列された自動取
引装置と、人体の特徴データを取得する特徴データ取得
部と、操作待ち顧客の待ち行列の状態を管理する待ち行
列管理テーブルを備え、前記自動取引装置および特徴デ
ータ取得部を収容しかつ、ホストコンピュータと通信回
線で接続されるターミナルコントローラと顧客の特徴デ
ータを予め登録した基準記述子管理テーブルと顧客情報
ファイルと口座情報を備えたホストコンピュータからな
る取引処理システムにおいて、前記特徴データ取得部に
より、操作待ち顧客の最前列の顧客の人体像を順次捕ら
え、その人体の特徴データを取込みこれを、所定のタイ
ミングで一括してホストコンピュータに送信し、ホスト
コンピュータは、受信した記述子と前記基準記述子管理
テーブルの基準記述子を比較し、所定のアルゴリズムに
より一致とみなされる基準記述子が存在したときは、前
記顧客情報ファイルから口座情報を取り出し前記ターミ
ナルコントローラに各顧客ＩＤとの対応付けをして返送
する。一致とみなされる基準記述子が存在しないとき
は、当該顧客ＩＤについてその旨を前記ターミナルコン
トローラに返送し、前記自動取引装置の一つに顧客が接
近したとき、前記自動取引装置に内蔵される近接センサ
によりこれを検知し、この情報をターミナルコントロー
ラに通知し、ターミナルコントローラは、前記待ち行列
管理テーブルで管理する操作待ち顧客の先頭の顧客の口
座情報を当該の前記自動取引装置に送信し、前記口座情
報を受信した前記自動取引装置は、顧客により取引科目
が選択されると、受信済みの前記口座情報から当該の科
目の情報を選択し、表示入力部に表示し、顧客の入力を
促す。以上により、入力操作が簡略化され操作時間が短
縮される。
引装置と、人体の特徴データを取得する特徴データ取得
部と、操作待ち顧客の待ち行列の状態を管理する待ち行
列管理テーブルを備え、前記自動取引装置および特徴デ
ータ取得部を収容しかつ、ホストコンピュータと通信回
線で接続されるターミナルコントローラと顧客の特徴デ
ータを予め登録した基準記述子管理テーブルと顧客情報
ファイルと口座情報を備えたホストコンピュータからな
る取引処理システムにおいて、前記特徴データ取得部に
より、操作待ち顧客の最前列の顧客の人体像を順次捕ら
え、その人体の特徴データを取込みこれを、所定のタイ
ミングで一括してホストコンピュータに送信し、ホスト
コンピュータは、受信した記述子と前記基準記述子管理
テーブルの基準記述子を比較し、所定のアルゴリズムに
より一致とみなされる基準記述子が存在したときは、前
記顧客情報ファイルから口座情報を取り出し前記ターミ
ナルコントローラに各顧客ＩＤとの対応付けをして返送
する。一致とみなされる基準記述子が存在しないとき
は、当該顧客ＩＤについてその旨を前記ターミナルコン
トローラに返送し、前記自動取引装置の一つに顧客が接
近したとき、前記自動取引装置に内蔵される近接センサ
によりこれを検知し、この情報をターミナルコントロー
ラに通知し、ターミナルコントローラは、前記待ち行列
管理テーブルで管理する操作待ち顧客の先頭の顧客の口
座情報を当該の前記自動取引装置に送信し、前記口座情
報を受信した前記自動取引装置は、顧客により取引科目
が選択されると、受信済みの前記口座情報から当該の科
目の情報を選択し、表示入力部に表示し、顧客の入力を
促す。以上により、入力操作が簡略化され操作時間が短
縮される。
【図１】本発明に係る自動取引装置の一例を示す図であ
る．
る．
【図２】本発明の全体を示すシステム構成図である．
【図３】ホストコンピュータの主要ファイル関連図であ
る。
る。
【図４】ターミナルコントローラが保持する待ち行列管
理テーブルである。
理テーブルである。
【図５】ホストコンピュータからのターミナルコントロ
ーラへの受信データである。
ーラへの受信データである。
【図６】本発明の動作フロー１である。
【図７】本発明の動作フロー２である。
【図８】本発明の動作フロー３である。
【図９】本発明の動作フロー４である。
【図１０】待ち行列管理テーブルの状態遷移である。
【図１１】本発明による支払取引である。
【図１２】本発明による振込取引である。
【図１３】従来の支払い取引例である。
【図１４】従来の振込取引例である。
１ 自動取引装置 ２ 近接センサ ３ カメラ ４ 表示入力部 ５ 紙幣挿入排出口 ６ カ−ド挿入排出口 ７ 伝票排出口 ８ 通帳挿入排出口 １１ 中央処理装置 １２ 基準記述子テーブル １３ 顧客情報ファイル １４ 通信制御装置 １５ ホストコンピュータ １６ 通信回線 １７ ターミナルコントローラ １８ 特徴データ取得部 １９ー１〜１９ー５ 自動取引装置 ２０ー１、２０ー２ 操作待ち顧客 ２１ 操作待ち顧客待ち行列 ３１ ＣＩＦ（顧客情報ファイル） ３２ 基準記述子テーブル ３３ 普通預金マスタファイル ４１ 有効／無効識別子 ４２ 基準記述子がホストコンピュータに存在したか否
かの識別子 ４３ 操作待ち顧客の待ち行列の並び順 ４４ 顧客のＩＤ ４５ １８特徴抽出部で導出した記述子 ４６ ホストコンピュータから口座情報を受信したか否
かを示す識別子 ４７ 口座情報の記憶してあるメモリのアドレス ５１、５３ 顧客ＩＤ ５２、５４ 口座情報又は当該顧客に対応する基準記述
子が存在しないことを示す識別子
かの識別子 ４３ 操作待ち顧客の待ち行列の並び順 ４４ 顧客のＩＤ ４５ １８特徴抽出部で導出した記述子 ４６ ホストコンピュータから口座情報を受信したか否
かを示す識別子 ４７ 口座情報の記憶してあるメモリのアドレス ５１、５３ 顧客ＩＤ ５２、５４ 口座情報又は当該顧客に対応する基準記述
子が存在しないことを示す識別子
Claims (5)
- 【請求項１】 壁面に沿って横一列に配列された自動取
引装置と、前記自動取引装置の少なくとも一人以上の操
作待ち顧客を識別するための人体の特徴データを取得す
る特徴データ取得部と、操作待ち顧客の待ち行列の状態
を管理する待ち行列管理テーブルを備え、前記自動取引
装置と特徴データ取得部を所定のインタフェースで収容
しかつ、ホストコンピュータと通信回線で接続されるタ
ーミナルコントローラと顧客の特徴データを予め登録し
た基準記述子管理テーブルと顧客情報ファイルと口座情
報を備えたホストコンピュータからなる取引処理システ
ム． - 【請求項２】 請求項１の取引処理システムにおいて、
前記特徴データ取得部により、操作待ち顧客の最前列の
少なくとも一人以上の顧客の人体像を順次捕らえ、その
人体の特徴データを取込みこれを所定の方法でコード化
した記述子を導出しターミナルコントローラに送り、タ
ーミナルコントローラは、時系列的に受信した記述子を
前記待ち行列管理テーブルに書き込み、受信した記述子
に顧客ＩＤを付与しその後、一定の周期で前記特徴デー
タ取得部により操作待ち顧客の最前列の顧客の人体の特
徴データを取込み、コード化をした後、ターミナルコン
トローラに送信し、ターミナルコントローラは、受信し
た記述子へ顧客ＩＤを付与し、常時、最前列の操作待ち
顧客の並び順を監視、補足することを特徴とする取引処
理方法． - 【請求項３】 請求項２の方法において、前記待ち行列
管理テーブルに登録された記述子と顧客ＩＤを、所定の
タイミングで一括してホストコンピュータに送信し、ホ
ストコンピュータは、受信した記述子と請求項１記載の
基準記述子管理テーブルの基準記述子を比較し、所定の
アルゴリズムにより一致とみなされる基準記述子が存在
したときは、請求項１記載の顧客情報ファイルから口座
情報を取り出し前記ターミナルコントローラに各顧客Ｉ
Ｄとの対応付けをして返送する。一致とみなされる基準
記述子が存在しないときは、当該顧客ＩＤについてその
旨を前記ターミナルコントローラに返送することを特徴
とする取引処理方法。 - 【請求項４】 請求項３において、前記待ち行列管理テ
ーブルに、前記口座情報を受信したか未受信かの区分を
設け、前記待ち行列管理テーブルに登録された記述子と
顧客ＩＤを、所定のタイミングで一括してホストコンピ
ュータに送信するとき、前記区分が未受信のもののみを
送信することを特徴とする取引処理方法。 - 【請求項５】 請求項１の取引処理システムにおいて、
前記自動取引装置の一つに顧客が接近したとき、前記自
動取引装置に内蔵される近接センサによりこれを検知
し、この情報をターミナルコントローラに通知し、ター
ミナルコントローラは、前記待ち行列管理テーブルで管
理する操作待ち顧客の先頭の顧客の口座情報を当該の前
記自動取引装置に送信し、前記口座情報を受信した前記
自動取引装置は、顧客により取引科目が選択されると、
受信済みの前記口座情報から当該の科目の情報を選択
し、表示入力部に表示し、顧客の入力を促すことを特徴
とする取引処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12463396A JP2855102B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 人体の特徴認識による取引処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12463396A JP2855102B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 人体の特徴認識による取引処理システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09305767A JPH09305767A (ja) | 1997-11-28 |
| JP2855102B2 true JP2855102B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=14890250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12463396A Expired - Fee Related JP2855102B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 人体の特徴認識による取引処理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2855102B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002189863A (ja) * | 2000-12-21 | 2002-07-05 | Fuji Xerox Co Ltd | ジョブ処理装置及びジョブ処理方法 |
| WO2020070821A1 (ja) * | 2018-10-03 | 2020-04-09 | 富士通株式会社 | 生体認証装置、生体認証方法、及び生体認証プログラム |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP12463396A patent/JP2855102B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09305767A (ja) | 1997-11-28 |
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