JP2854040B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

Info

Publication number
JP2854040B2
JP2854040B2 JP1295937A JP29593789A JP2854040B2 JP 2854040 B2 JP2854040 B2 JP 2854040B2 JP 1295937 A JP1295937 A JP 1295937A JP 29593789 A JP29593789 A JP 29593789A JP 2854040 B2 JP2854040 B2 JP 2854040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
time
fee
clothes
dryer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1295937A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03156593A (ja
Inventor
和雄 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Sanyo Denki Co Ltd
Priority to JP1295937A priority Critical patent/JP2854040B2/ja
Publication of JPH03156593A publication Critical patent/JPH03156593A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2854040B2 publication Critical patent/JP2854040B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Coin-Freed Apparatuses For Hiring Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、有料の衣類乾燥機に関する。
(ロ)従来の技術 従来における有料の衣類乾燥機は、例えば実公昭63−
15496号公報に見られる如く、硬貨を投入することによ
って使用できるコイン式のものであり、通常、かかるコ
イン式の衣類乾燥機は、使用開始時に投入した金額に応
じて乾燥運転時間が決定され、その乾燥運転時間が経過
すると自動的に乾燥運転を停止するものであった。
ところで、このような有料の衣類乾燥機の使用者は、
その乾燥終了までの時間中常にその乾燥機のそばに常に
ついていることは少なく、乾燥運転時間中にその場を離
れることが比較的多い。そのため、乾燥運転時間が終了
しても、使用者がその場に戻ってくるまでは、乾燥機の
中に衣類を入れたままの状態となりがちである。
かかる状態は、設置者の側から見ると、他の利用者が
その乾燥機を使用することができず、乾燥機の稼動率が
悪くなり、十分な収益を上げることができないものであ
った。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、有料の衣類乾燥機であって、稼働率を高
め、十分な収益を上げることができる衣類乾燥機を提供
するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、被乾燥物を収容する乾燥室と、この乾燥室
内で被乾燥物を乾燥させる乾燥機構とを備えるととも
に、前記乾燥機構の運転時間に応じた運転時間料金を微
収する衣類乾燥機において、前記乾燥機構による運転が
終了してから前記乾燥室より被乾燥物が取り出されるま
での乾燥機の使用時間に応じた使用時間料金を算出する
使用時間料金算出手段を備え、この使用時間料金算出手
段で算出した使用時間料金を微収することを特徴とす
る。
(ホ)作用 乾燥機構による運転の終了後すぐに乾燥室より被乾燥
物が取り出されない場合、取り出されるまでの乾燥機の
使用時間に応じて使用時間料金が微収される。
(ヘ)実施例 第1図乃至第5図は本発明の第1の実施例であって、
所謂プリペイドカード(以下、単にカードと称する)の
ような記憶部材を使用できる、有料の衣類乾燥機を示
す。
1は衣類乾燥機の本体であって、その内部には乾燥室
を構成する回転ドラム(図示せず)や、該回転ドラムの
内部に熱風を供給する熱風発生装置などよりなり、回転
ドラム内に収容される衣類などを乾燥させる周知の乾燥
機構が収納されている。2は本体1の前面に設けられ乾
燥室に衣類を出し入れする出入口、3はこの出入口2を
開閉するドア、4はドア3に回動可能に設けられた開放
取っ手である。開放取っ手4には本体1と係合する爪5
が形成され、バネ6によって係合方向に付勢されてい
る。また爪5部分には、ピン7を爪5に貫通させてドア
3を閉塞状態で施錠する電磁石8、バネ9よりなる施錠
手段が設けられている。10は本体1の前面に設けられた
操作部、11はかかる操作部に設けられ乾燥動作時間等を
表示する表示部、12は数字を入力するためのテンキーな
どからなるキーボード、13は後述するカードを挿入する
ための挿入口である。
14は前払い料金分の金額情報を記憶した磁気カードで
あり、挿入口13を介してその内部に設けられた装着機構
15に着脱自在に装着されるとともに、装着機構15とを併
せて設けられた磁気ヘッド等からなる読み書き機構16に
より、金額情報の読み込み及び書き込みが可能となって
いる。17はキーボード12や読み書き機構16等と情報をや
りとりし、それらや前述した乾燥機構18のモータやヒー
タ、表示部11等の制御を行う制御装置で、具体的には日
本電気(株)製のマイクロコンピュータD70008Cが使用
される。19は乾燥時間等のデータを記憶したROMやその
他のデータを一時的に記憶するRAMからなる記憶手段、2
0は乾燥時間等を計測するタイマ、21・22は前記乾燥室
と前記熱風発生装置とをむすぶ熱風風路に配置された温
度センサ、23は後述の如く単位時間当りの料金を設定す
るディップスイッチである。
而して、制御装置17に組み込まれたプログラムの流れ
図を示す第1図を参照して、本実施例の動作を以下に説
明する。
磁気カード14には、カード購入時に支払われた前払い
料金分の金額情報が書き込まれている。
衣類の乾燥を開始するため、乾燥室内に衣類を収容す
るとともに、挿入口13に磁気カード14を挿入し装着機構
15に装着すると、読み書き機構16によってその金額情報
が読み出されて記憶装置19に記憶される。そのカードが
適正なカードであり、且つ金額情報が0でなければ、そ
の金額情報分で使用可能な乾燥運転動作時間が算出さ
れ、表示部11に表示される。そして同時に、かかる表示
時間が乾燥運転動作時間であることを示すために、表示
部11の「運転時」ランプが点灯する。
次に、キーボード12から暗証番号の入力と「#」キー
の入力がなされると、かかる暗証番号が記憶装置19に記
憶され、続いてタイマ20によって運転時間のカウントを
開始するとともに、施錠手段の電磁石8に通電がなさ
れ、ピン7が引きつけられて爪5に貫通してその移動を
阻止しドア3を施錠し、乾燥機構18を駆動して乾燥運転
動作が開始される。
乾燥運転動作は、温度センサ21・22の検知結果を参照
して衣類の乾燥が終了したか否かを判断しつつ実行され
る。かかる判断の具体的な方法については、特公昭61−
26397号、特開昭58−163400号等の公報に詳述されてい
るので、ここでは省略する。
乾燥が終了していないと判断すると、制御装置17は記
憶装置19に記憶された金額情報とタイマ20にカウントさ
れた運転時間から残りの金額情報を算出する。かかる算
出は、記憶装置19に記憶された金額情報から、単位時間
あたり運転時間料金A(例えば10円/3分)とタイマ20に
カウントされた運転時間との積を減算することによりな
される。即ち、このプログラム上の動作が運転時間料金
算出手段に相当する。そして、算出された残りの金額情
報が0でなければ、その金額情報を単位時間あたりの運
転時間料金Aで割って残りの運転可能時間を算出し、そ
の運転可能時間を表示部11に表示して運転を継続する。
残りの金額情報が0であれば、挿入された磁気カード14
の金額情報を使い果たしたことになるので、乾燥運転を
停止してドア3の施錠を解除するとともに、磁気カード
14に金額情報として0を書き込んでかかるカードを使用
者に返却する。
温度検知の結果、乾燥が終了したと判断すると、制御
装置17は乾燥機構18の駆動を停止して乾燥運転を終了
し、以下に述べるように乾燥した衣類を保管する動作を
行う。
まず、乾燥機の状態が運転中ではなく停止中であるこ
とを示すために、表示部11の「運転時」ランプを消灯
し、「停止時」ランプを点灯する、そして、タイマ20を
リセットしてそのタイマ20によって乾燥機の非運転時の
使用時間のカウントを開始する。
続いて、ドア3の解放のための暗証番号が入力された
か否かを判断する。入力がなければ、乾燥終了時の残り
の金額情報とタイマ20にカウントされた保管時間から残
りの金額情報を算出する。かかる算出は、乾燥終了時の
金額情報から、単位時間あたりの使用時間料金B(例え
ば10円/12分)とタイマ20にカウントされた保管時間と
の積を減算することによりなされる。即ち、このプログ
ラム上の動作が使用時間料金算出手段に相当する。そし
て、算出された残りの金額情報が0でなければ、その金
額情報を単位時間あたりの使用時間料金Bで割って残り
の使用可能時間を算出し、その使用可能時間を表示部11
に表示して保管動作を継続する。残りの金額情報が0で
あれば、挿入された磁気カード14の金額情報を使い果た
したことになるので、保管動作を停止してドア3の施錠
を解除するとともに、磁気カード14に金額情報として0
を書き込んでかかるカードを使用者に返却する。
衣類の保管動作中に、ドア3の解放のために、使用者
がキーボード12から暗証番号の入力を行うと、その入力
された暗証番号が運転開始時に入力され記憶装置19に記
憶された暗証番号と一致するか否かが判断される。一致
が確認され、続いて「#」キーを入力すると、制御装置
17は電磁石8への通電を切ってドア3の施錠を解除する
とともに、残りの金額情報を磁気カード14に書き込んで
かかるカードを使用者に返却する。
以上の構成によれば、乾燥動作終了後にも、使用時間
に応じて料金が微収されるので、使用者が乾燥後の衣類
を速やかに取り出すのを促し稼働率を高め、それととも
に非運転時間にも料金を微収することで、高い収益を上
げることができる。また、乾燥運転時間に応じて微収さ
れる運転時間料金の単位時間あたり料金Aと、使用時間
に応じて微収される使用時間料金の単位時間あたりの料
金Bとを別個に設定することができるので、料金Aを料
金Bよりも高くするなど、適正な料金を設定することが
できる。尚、これらの料金A,Bは、設定者が本体内のデ
ィップスイッチ23を適宜操作することにより自由に設定
できる。
更に本実施例では、磁気カード14の金額情報がある範
囲内では、乾燥終了後もドア3を開けることはできず、
乾燥動作開始時に入力された暗証番号の一致を確認して
から、ドア3の施錠を解除するので、衣類の盗難などの
虞がない。
尚、本実施例では、磁気カード14は円単位の金額情報
を記憶したものであったが、例えば単なる度数を金額情
報として記憶し、運転時間料金算出手段と使用時間料金
算出手段とで、その度数の減算の時間比率を変えてもよ
い。また本発明は必ずしもプリペイドカードを使用する
ものに限らず、例えば企業の社員寮に設置した衣類乾燥
機を、ICカード化して社員番号等を記憶した社員証で使
用できるようにして、算出した運転時間料金と使用時間
料金の合計をその社員の給与から天引するような構成と
することもできる。その場合には、衣類乾燥機の制御装
置17を企業の給与計算用のコンピュータを接続し、その
コンピュータに対して合計料金を請求することとすれば
便利である。更に、本実施例では乾燥終了の判断のため
に温度センサ21・22を用いているが、それらに代えて例
えば湿度センサを用いてもよく、また乾燥検知をしない
手動タイマを用いる構成に本発明を適用することもでき
る。
(ト)発明の効果 本発明によれば、乾燥機構による運転の終了後すぐに
乾燥室より被乾燥物が取り出されない場合、取り出され
るまでの乾燥機の使用時間に応じて使用時間料金が微収
されるので、使用者が乾燥後の被乾燥物を速やかに取り
出すのを促し、衣類乾燥機の稼働率が高くなり、高い収
益を上げることができる。
また、非運転時間にも料金を微収することで、更に高
い収益を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は制御を示す流
れ図、第2図は正面図、第3図は要部断面図、第4図は
施錠機構を示す要部断面図、第5図は回路ブロック図で
ある。 14……磁気カード、15……装着機構、16……読み書き機
構、18……乾燥機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被乾燥物を収容する乾燥室と、この乾燥室
    内で被乾燥物を乾燥させる乾燥機構とを備えるととも
    に、前記乾燥機構の運転時間に応じた運転時間料金を微
    収する衣類乾燥機において、 前記乾燥機構による運転が終了してから前記乾燥室より
    被乾燥物が取り出されるまでの乾燥機の使用時間に応じ
    た使用時間料金を算出する使用時間料金算出手段を備
    え、この使用時間料金算出手段で算出した使用時間料金
    を微収することを特徴とする衣類乾燥機。
JP1295937A 1989-11-14 1989-11-14 衣類乾燥機 Expired - Lifetime JP2854040B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1295937A JP2854040B2 (ja) 1989-11-14 1989-11-14 衣類乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1295937A JP2854040B2 (ja) 1989-11-14 1989-11-14 衣類乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03156593A JPH03156593A (ja) 1991-07-04
JP2854040B2 true JP2854040B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=17827044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1295937A Expired - Lifetime JP2854040B2 (ja) 1989-11-14 1989-11-14 衣類乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2854040B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020099437A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. コインランドリーの利用料金徴収方法
JP2021045640A (ja) * 2020-12-22 2021-03-25 株式会社Tosei コインランドリー

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6384854B2 (ja) * 2014-04-21 2018-09-05 シャープ株式会社 洗濯機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63147783U (ja) * 1987-03-18 1988-09-29

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020099437A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 青島海爾洗衣机有限公司QingDao Haier Washing Machine Co.,Ltd. コインランドリーの利用料金徴収方法
JP7364178B2 (ja) 2018-12-20 2023-10-18 青島海爾洗衣机有限公司 コインランドリーの利用料金徴収方法
JP2021045640A (ja) * 2020-12-22 2021-03-25 株式会社Tosei コインランドリー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03156593A (ja) 1991-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5036966A (en) Newspaper vending rack coin box incorporating a retrofit electronic coin mechanism
CA2213953C (en) A security lock and method for locking a laundry appliance
JP2755735B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2854040B2 (ja) 衣類乾燥機
JP4175524B2 (ja) 遊技用装置
JP6384854B2 (ja) 洗濯機
JP2008113879A (ja) コインランドリの洗濯装置
JP2714187B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2000011052A (ja) レジャーホテル料金精算システム
JP2001204945A (ja) 遊技用装置
JP2018026075A (ja) 硬貨作動機器のための売上締上支援装置
JP2002312847A (ja) コインランドリーシステム
JP2000189650A (ja) 遊技用記録媒体処理装置および遊技用記録媒体
JPH07299235A (ja) 遊技用装置
JP3859741B2 (ja) 遊技機
JP2004000768A (ja) 業務用ゲーム機の管理および課金装置
JP2000167218A (ja) 遊技用管理装置
JPH0485000A (ja) 集中制御ランドリー
JP2000271336A (ja) 遊技用管理装置
JPS5851592B2 (ja) カ−ドを用いた貸しロツカ−の施錠解除方法
JP2000157708A (ja) 遊技装置
JPH08120986A (ja) 電子ロックシステム
JPH02277189A (ja) キーカード機能付き自動取引装置
JP2547545B2 (ja) 遊技場用装置
JP3737839B2 (ja) 集中制御式貸ロッカー装置