JP2852582B2 - 赤外線式人体検知器 - Google Patents

赤外線式人体検知器

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JP2852582B2 JP4164891A JP16489192A JP2852582B2 JP 2852582 B2 JP2852582 B2 JP 2852582B2 JP 4164891 A JP4164891 A JP 4164891A JP 16489192 A JP16489192 A JP 16489192A JP 2852582 B2 JP2852582 B2 JP 2852582B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体から発する赤外線
を検出することにより人体の存在を検知し、室内の照明
や空調等の各種設備を制御させるような用途に適用され
る赤外線式人体検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線検知素子として焦電素子を
用いたタイプの赤外線式人体検知装置が開発されてい
る。かかるタイプの人体検知装置では、近赤外線を投光
させてその反射光の変化量を検出する方式のものとは異
なり、発光器を必要とせず、また集光器の光学系の条件
を変えることによって、異なった検知領域の設定が容易
に行えるため、防犯用侵入検知用途以外として、照明器
具のスイッチ制御用途等にも利用できる。但し、上記赤
外線式人体検知装置では、温度の変化を赤外線検知素子
で捉える方式であるから、人体が動いている場合には検
知信号を継続して出力させることができるものの、人体
が一定領域に停止し、又はその動きが少ない等の理由に
より、人体検知装置の検知ビームを遮らない場合には、
もはや所望の高出力の検知信号を出力させることができ
ない。従って、人体が存在するにも拘わらず、室内の照
明が消灯する等の不具合を生じる虞れがある。
【0003】そこで、従来では、上記不具合を解消する
策として、赤外線検知素子から人体検知による赤外線の
検知信号が一度出力されたときには、この信号を引延し
回路を利用して一定時間引き延すことにより、人体検知
状態が一定時間保持され、次の検知信号が出力されなく
ても直ちには人体不在と判断されないようにしたものが
提案されている。また、他の解決策としては、赤外線検
知信号が人体検知によるものか否かを判断するための閾
値を非常に小さく設定しておくことにより、人体の比較
的小さな動作であっても、それによって得られる低出力
レベルの検知信号を人体検知として判断できるようにし
たものも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の前者のもの
では、引延し回路に設定した検知信号の引き延し時間内
に、検知ビームが遮られて高出力レベルの検知信号が引
き続き出力されないと、人体が存在しないものと判断さ
れる。従って、検知信号の引き延し時間を短くしたので
は、人体の動作が少ない場合に、もはや短時間で人体が
存在しないものと判断されて照明が消灯される等の不具
合を生じる。これを解消するには、その引き延し時間を
長く設定する必要があるが、そうした場合には、人体が
退出した場合であっても、その後長時間に設定された引
き延し時間内においては人体が存在するものと判断され
ることとなる。その結果、人体が退出した後にあっても
照明が無駄に長時間点灯し続けることとなり、かなりの
無駄が生じていた。
【0005】一方、上記従来の後者のものでは、出力の
小さい検知信号であっても、これを人体検知であると判
断するため、検知領域の急激な温度変化等に原因する検
知信号に対しても人体検知と判断し、人体検知の過誤が
多発するという難点が生じていた。
【0006】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、人体が検知領域外へ退出した場合に、人体の存在が
検知されているのと同様な状態が長時間続くことを防止
すると共に、検知領域の温度変化等に原因する低出力の
検知信号を人体検知信号として過誤判断するような虞れ
をも無くすることができる赤外線式人体検知器を提供す
ることを、その目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1に記載の本発明に係る赤外線式人
体検知器は、検知領域からの赤外線を受光してその受光
量の変化分に応じた出力レベルの検知信号を出力する赤
外線検知素子と、この赤外線検知素子から出力される検
知信号を所定の閾値と比較する比較手段とを備え、閾値
を超える出力レベルの検知信号が出力されてから所定の
一定時間内に、閾値を超える出力レベルの検知信号が継
続して赤外線検知素子から出力されないときには、人体
が不在であると判断し、外部に所定の信号を出力すべく
構成された赤外線式人体検知器であって、赤外線の検知
信号と比較される出力レベルの閾値が少なくとも2種類
設定されて、検知領域内に人体が不在と判断されている
通常設定状態時には、前記2種類の閾値のうち高出力レ
ベル側の閾値が赤外線の検知信号と比較されると共に、
その高出力レベル側の閾値を超える赤外線の検知信号が
出力された後には、低出力レベル側の閾値が赤外線の検
知信号と比較されるように構成されている。
【0008】上記請求項1の構成において、閾値を超え
る出力レベルの検知信号が赤外線検知素子から所定の一
定時間内に継続して出力されないことを判断するための
具体的な手段としては、本発明は、請求項2に記載の通
り、閾値を超える出力レベルの赤外線検知信号を一定時
間だけ引き延ばして出力させる引延し回路を具備させ
て、この引延し回路からの信号出力が継続しているとき
は人体が存在するものと判断すると共に、その信号出力
が中断されたときは、人体が不在であると判断する手段
が適用される。また、かかる請求項2とは異なる手段と
して、本発明は、請求項3に記載の通り、赤外線検知素
子から所定の閾値を超える出力レベルの検知信号が出力
される都度タイマー回路をリセットさせて時間計測を行
い、その計測時間が所定の一定時間に達した時点で人体
が存在しないものと判断する手段も適用可能である。
【0009】
【作用】上記構成を特徴とする請求項1記載の本発明に
係る赤外線式人体検知器においては、検知領域内に人体
が不在と判断されている通常設定状態時には、2種類の
閾値のうち高出力レベル側の閾値が検知信号と比較され
る。従って、かかる高出力レベル側の閾値を、例えば検
知領域内の単なる温度変化等に原因して出力される低出
力レベルの検知信号よりも高い出力レベルにすれば、人
体検知以外の単なる温度変化等に原因して出力される検
知信号を人体検知信号として判断することを回避でき
て、人体検知の過誤判断を適切に防止することができ
る。
【0010】一方、検知領域内に人体が侵入し、高出力
レベル側の閾値を超える赤外線の検知信号が出力された
後にあっては、上記の場合とは異なり、2種類の閾値の
うち低出力レベル側の閾値が赤外線の検知信号と判断さ
れる。かかる低出力レベル側の閾値であれば、人体の動
きが少ない場合であっても、その動作により低出力レベ
ル側の閾値を超える赤外線の検知信号を短い時間間隔で
頻繁に出力させることができる。従って、人体が検知領
域内に存在するにも拘わらず、人体が不在として判断さ
れるようなことが防止できるばかりか、人体検知の信号
が中断することにより人体の不在と判断するための設定
時間を短縮しても、人体が検知領域に存在し多少の動作
を行っている限りは、人体の不在として判断される虞れ
を無くすることができる。その結果、人体が検知領域か
ら実際に退出した後には、人体が不在である旨を短時間
で判断できることとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係る赤外線式人体検知器K
のハード構成の一例を示すブロック図である。同図に示
す赤外線式人体検知器Kは、フレネルレンズ等の集光器
1を介して赤外線を受光する赤外線検知素子2、この赤
外線検知素子2から出力される赤外線の検知信号を増幅
させる増幅部3、この増幅部3で増幅された検知信号の
うち不要な周波数成分を除去する帯域フィルタ回路4を
備えている。また、それら以外として、帯域フィルタ回
路4の後段には、比較回路5、引延し回路6、出力制御
部7、2つの閾値を設定可能な閾値設定回路8a、8
b、及び閾値選択処理部9等も具備している。
【0012】上記各部のうち、赤外線検知素子2の一例
としては、赤外線受光によって電圧値が変化する焦電素
子を使用したタイプのものが適用され、赤外線の受光量
の変化分に応じた出力レベルの検知信号を出力するよう
に構成されている。赤外線検知素子2及び集光器1は、
検知領域内に多数の検知ビームが幅狭のピッチで得られ
るように構成されることが好ましい。
【0013】閾値設定回路8a、8bは、出力レベルが
高低異なる2種類の閾値H、Lを設定するためのもの
で、高出力レベル側の閾値Hとしては、赤外線検知素子
2の検知ビームを人体が遮ったときに帯域フィルタ回路
4から出力される赤外線の検知信号の出力レベルよりも
やや低いが、検知領域内の急速な温度変化等に原因して
出力される検知信号の出力レベルよりは高い値が適用さ
れる。一方、低出力レベル側の閾値Lとしては、前記高
出力レベル側の閾値Hよりも低い値が適用されるが、人
体が同一箇所に留まった状態で適当な動作を行った際に
出力される検知信号の出力レベルよりもやや低い値が適
用さる。閾値設定回路8a、8bは、このような2種類
の閾値H、Lとして所望の具体的な値が任意に設定で
き、また好ましくはその値が適宜増減変更できるように
構成されている。
【0014】比較回路5は、前記閾値設定回路8a、8
bに設定された2種類の閾値のうち、切換スイッチ10
で切換出力される何れか一方の閾値と、帯域フィルタ回
路4から出力される赤外線の検知信号の出力レベルとを
比較するものである。引延し回路6は、比較回路5にお
ける比較の結果、赤外線の検知信号が所定の閾値を超え
る場合には、その検知信号を予め設定された一定時間T
だけ引き延して出力させるためのものである。出力制御
部7は、引延し回路6から所定の出力信号を受信したと
きには、制御対象の一例としての照明器具を点灯させる
ためのリレー信号を出力する一方、引延し回路6からの
継続した出力信号の受信が途絶えたときには、その時点
で照明器具を消灯させるためのリレー信号を出力するも
のである。即ち、本実施例に係る赤外線式人体検知器K
は、引延し回路6から継続した信号出力があるときには
人体が検知領域に存在するものと判断するが、その信号
出力が中断すると、その時点で人体が検知領域から退出
し、人体が不在になったものと判断するように構成され
ている。
【0015】閾値選択処理部9は、2つの閾値設定回路
8a、8bから何れか一方の適当な側の閾値H、Lを比
較回路5に入力させるように選択するものである。即
ち、この閾値選択処理部9は、先ず検知領域内に人体が
不在と判断されている通常設定状態時には、一方の閾値
設定回路8a側に設定された高出力レベル側の閾値Hを
選択するものの、かかる状態時においてその閾値を超え
る赤外線の検知信号の出力があったときには、その時点
で他方の閾値設定回路8b側に設定された低出力レベル
側の閾値Lを選択するように切換スイッチ10を切換制
御するものである。また、他方の閾値設定回路8b側に
設定された低出力レベル側の閾値Lを選択している状態
において、引延し回路6からの継続した信号出力が中断
されたときには、元の閾値設定回路8a側に設定された
高出力レベル側の閾値Hを選択するように切換制御する
ように構成されている。
【0016】次に、上記構成の赤外線式人体検知器Kの
作用について説明する。先ず、その使用に際しては、例
えば図2に示すように、赤外線式人体検知器Kを室内の
天井面等に取付けて、室内の略全域を検知ビームbでカ
バーできるように設定する。また、オン・オフ制御対象
となる照明器具Rの電源スイッチのリレー(不図示)に
は、人体検知器Kの出力制御部7からリレー信号が送信
できるようにしておく。
【0017】上記設定の後に、人体検知を行う際の初期
状態にあっては、2つの閾値設定回路8a、8bのうち
一方の閾値設定回路8a側が選択され、比較回路5に入
力される閾値として高出力レベル側が選択されている。
従って、検知領域内に人が存在しない状態において、検
知領域内が例えば温度変化を生じる等しても、それによ
って赤外線検知素子2から出力される検知信号は、図3
(a)のAに示すように、出力が低く、高出力レベル側
の閾値Hを超えることはない。従って、かかる高出力レ
ベル側の閾値Hが選択されて赤外線の検知信号と比較さ
れる通常時にあっては、人体検知以外の単なる室温の変
化等に基づく検知信号を人体検知の信号として過誤判断
する虞れはない。
【0018】次いで、上記状態において、検知領域内に
実際に人が侵入し、検知ビームを遮ったときには、図3
(a)のBに示すように、高出力レベル側の閾値Hを超
える赤外線の検知信号が出力される。従って、その時点
で引延し回路6からは信号出力が開始されることによ
り、出力制御部7からは図3(d)に示すように照明器
具Rを点灯させるためのリレー信号が出力され、照明器
具Rは点灯する。
【0019】また、上記と同時に、閾値選択処理部9
は、切換スイッチ10を切換えて他方の閾値設定回路8
b側の低出力レベル側の閾値Lを選択し、以後はこの閾
値を検知信号の比較対象とする。従って、検知領域に侵
入してきた人体がその後室内で大きく移動せず、その動
作が小さい場合であっても、図3(a)のC1〜C3に
示すように、それに原因する赤外線の検知信号は、低出
力レベル側の閾値Lを超えることとなり、人体検知を適
切に行うことができる。引延し回路6からの信号出力
は、図3(a)のC1〜C3における各検知信号の出力
時期の間隔t1、t2・・が、引延し回路6による一定
の引延し時間T内である限りは、図3(c)のように継
続した状態となる。従って、人体が室内に存在し、図3
(a)のC1〜C3の検知信号が出力されているにも拘
わらず、人体が不在であると判定されることはない。
【0020】一方、上記状態において、人体が室外へ退
出すると、図3(a)のDに示すような高出力レベルの
検知信号が一旦出力された後は、低出力レベルの閾値を
超える検知信号がもはや継続的に出力されることがなく
なる。すると、引延し回路6からの信号出力は、上記D
の検知信号の出力があったときから、一定の引き延し時
間Tが経過した時点で中断する。その結果、出力制御部
7からは、照明器具Rを消灯させるためのリレー信号が
出力されて、適切に消灯がなされる。尚、人体が室外へ
退出する以前に、室内で人体が大きく移動した場合に高
出力レベルの検知信号が出力される可能性があるが、検
知信号の出力レベルに関係なくL側の閾値を越えるよう
な信号が、T秒の間に無かった場合に閾値レベルがL側
からH側に選択される構成となっているので、人体の移
動による高出力レベルの検出信号が出力されたとして
も、閾値レベルがL側からH側に直ちに切り換わるよう
なことはない。
【0021】而して、引延し回路6における引き延し時
間Tは、既述した通り、人体が存在するときに短時間の
間隔で頻繁に検知される検知信号の引き延された信号を
中断させない程度の短い時間でよいものとなる。従っ
て、かかる引き延し時間Tを短い時間に設定すれば、人
体退出後において照明器具Rを消灯させる迄の時間も、
それと同様に非常に短くすることが可能となる。尚、人
体が退出した後に引延し回路6からの信号出力が中断さ
れた後にあっては、閾値選択処理部9が再度高出力レベ
ル側の閾値Hを選択し、元の初期状態に復帰させるか
ら、やはりその後に人体検知以外の低出力レベルの検知
信号を人体検知として過誤判断することが防止される。
【0022】尚、上記実施例では、引延し回路6からの
信号出力が中断されたときに人体が不在であると判断さ
せている(請求項2に対応)が、これ以外の手段とし
て、例えば閾値を超える検知信号が出力される都度タイ
マー回路をリセットさせる等して、その後の時間計測を
行い、かかるタイマー回路等で所定の一定時間が計測さ
れる間に次の検知信号が出力されないときに、人体が存
在であるとして判断させるようにしてもよい(請求項3
に対応)。また、上記実施例では、閾値の設定を閾値設
定回路8a、8bで行わせ、此処に設定された値を比較
回路5に入力させるようにハード処理させた場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、
2種類の閾値の設定や出力レベルの比較処理をCPU等
を用いた信号処理手段を用いてソフトプログラムで処理
させるようにしても何ら構わない。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る赤外線式人体検知器によれば、人体の少ない動
きについては高低2種類の閾値のうち、低出力レベル側
の閾値をもって検知判断することができるために、検知
信号の出力が中断することにより人体の不在と判断する
ための設定時間を短縮することができて、人体が検知領
域から退出した後に人体が不在であると判断する迄の時
間を短くでき、その結果人体退出後に例えば照明器具が
長時間点灯し続けるような無駄を極力排除することがで
きるという格別な効果が得られる。しかも、本発明によ
れば、人体検知時以外の状態時にあっては、高出力レベ
ル側の閾値を赤外線の検知信号と比較させるために、人
体検知以外の例えば検知領域内の温度変化に原因する低
出力レベルの検知信号を人体検知として過誤判断する虞
れをも無くすることができ、人体検知の信頼性を高める
ことができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る赤外線式人体検知器のハード構成
の一例を示すブロック図。
【図2】本発明に係る赤外線式人体検知器の使用状態の
一例を示す説明図。
【図3】本発明に係る赤外線式人体検知器における各種
出力信号を示すタイムチャート。
【符号の説明】 1 集光器 2 赤外線検知素子 5 比較回路 6 引延し回路 7 出力制御部 8a,8b 閾値設定回路 9 閾値選択処理部 K 赤外線式人体検知器 R 照明器具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01P 13/00 G01V 9/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検知領域からの赤外線を受光してその受光
    量の変化分に応じた出力レベルの検知信号を出力する赤
    外線検知素子と、この赤外線検知素子から出力される検
    知信号を所定の閾値と比較する比較手段とを備え、閾値
    を超える出力レベルの検知信号が出力されたときには人
    体が存在するものと判断する一方、その検知信号の出力
    後一定時間内に閾値を超える出力レベルの検知信号が継
    続して出力されないときには人体が不在であると判断
    し、外部に所定の信号を出力するように構成された赤外
    線式人体検知器であって、 赤外線の検知信号と比較される出力レベルの閾値が少な
    くとも2種類設定されて、 検知領域内に人体が不在と判断されている通常設定状態
    時には、前記2種類の閾値のうち高出力レベル側の閾値
    が赤外線の検知信号と比較されると共に、 その高出力レベル側の閾値を超える赤外線の検知信号が
    出力された後には、低出力レベル側の閾値が赤外線の検
    知信号と比較されるように構成されていることを特徴と
    する赤外線式人体検知器。
  2. 【請求項2】請求項1において、閾値を超える出力レベ
    ルの赤外線検知信号を一定時間だけ引き延ばして出力さ
    せる引延し回路を備え、この引延し回路からの信号出力
    が継続しているときは人体が存在するものと判断すると
    共に、その信号出力が中断されたときは、人体が不在で
    あると判断するように構成されていることを特徴とする
    赤外線式人体検知器。
  3. 【請求項3】請求項1において、赤外線検知素子から所
    定の閾値を超える出力レベルの検知信号が出力される都
    度タイマー回路をリセットさせて時間計測を行い、その
    計測時間が所定の一定時間に達した時点で人体が存在し
    ないものと判断するように構成されていることを特徴と
    する赤外線式人体検知器。
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