JP2851315B2 - 2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents

2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法

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JP2851315B2 JP21039489A JP21039489A JP2851315B2 JP 2851315 B2 JP2851315 B2 JP 2851315B2 JP 21039489 A JP21039489 A JP 21039489A JP 21039489 A JP21039489 A JP 21039489A JP 2851315 B2 JP2851315 B2 JP 2851315B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 液晶表示素子は低消費電力のフラットパネルディスプ
レイとして広く応用されている。中でも、スイッチング
素子を各画素に作り込んで駆動するアクティブマトリク
ス方式は大容量高品質の表示素子としてテレビ、情報端
末等に用いられつつある。スイッチング素子としては3
端子型のTFT(薄膜トランジスタ)と2端子型のダイオ
ードやMIM等の非線形抵抗素子が使われる。商品化は3
端子型のTFTが先行したが、2端子型は製造が3端子型
に対して簡単であり、今後が期待されている。
本発明は2端子型のスイッチング素子を用いた2端子
型アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動方法に関す
る。
〔従来技術とその課題〕
第2図および第3図に従来の2端子型スイッチング素
子を用いたアクティブマトリクス液晶表示素子の画素の
基本配置を示す。
第2図はフィリップス社(PHILIPS)により出願され
た方式(特開昭64−33534号公報、特開昭64−33532号公
報)である。C1、C2、C3はデータ線5、R1、R2、R3は走
査線6であり、その交点に対応して液晶表示画素10とダ
イオード群20、21からなる2端子型スイッチング素子が
配置されている。個々のダイオード22は通常アモルファ
スシリコンのpin接合かショットキイ接合で構成され
る。
第3図は本出願人より出願した方式である。(特願平
1−88911号)データ線(或は走査線)5と走査線(或
はデータ線)6の交点に液晶表示画素10と1個のダイオ
ード13から構成される2端子型スイッチング素子が設け
られている。
第2図、第3図の方式で用いられる走査信号を第4図
に示す。
走査信号φ、φ、φはそれぞれのフィールドTA
及びTBの区間TA1、TA2、TA3及びTB1、TB2、TB3で線順次
を選択される信号である。走査信号φについて見る
と、第1の書き込み区間TW1では第1の書き込み電圧VW1
が第2の書き込み区間TW2では第2の書き込み電圧V
W2が、第1の保持区間TH1では第1の保持電圧VH1が第2
の保持区間TH2では第2の保持電圧VH2が印加される。こ
の走査信号の特徴は第1の書き込み区間の直前にリセッ
ト電圧VRが印加されるリセット区間TRが設けられている
事である。
従来の走査信号を供給するための動作電圧はVR−VW2
となる。
第4図Zは第4図の走査信号群の各タイミングでの最
大電圧41と最小電圧42を示している。本実施例ではいわ
ゆる行毎反転法を用いているため、走査信号の書き込み
電圧の極性に応じて最大電圧41、最小電圧42が変動す
る。書き込み電圧が第1の書き込み電圧の書き込み区間
のタイミングでは最大電圧と最小電圧の差はVH1−VW1
第2の書き込み電圧の書き込み区間のタイミングではVR
−VW2となる。
駆動回路の動作電圧を節約するには、駆動回路の動作
電圧をこの最大電圧と最小電圧の差に設定できる事が公
知である。しかし、第2の書き込み電圧の書き込み区間
のタイミングではこの最大電圧と最小電圧の差が前述の
如くVR−VW2となり、走査信号のピーク対ピーク電圧と
等しく動作電圧の節約にはならない。
本発明は従来方式の欠点の解決を目的としている。即
ち、走査信号を供給する駆動回路の動作電圧を大幅に節
約する事の可能な2端子型アクティブマトリクス液晶表
示装置の駆動方法を提供する事が本発明の目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は走査信号に工夫を加える事により、従来にお
ける2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置の駆動
方法を改善している。即ち、従来連続していたリセット
区間と書き込み区間の間に第3の保持区間を設けた走査
信号を用いる事を特徴としている。
〔実施例〕
以下、実施例に基づき本発明を説明する。
第1図は本発明の2端子型アクティブマトリクス液晶
表示装置の駆動方法に於ける走査信号波形の実施例であ
る。
走査信号φ 、φ 、φ はそれぞれのフィー
ルドTA及びTBの区間TA1、TA2、TA3及びTB1、TB2、TB3
線順次に選択される信号である。走査信号φについて
見ると、第1の書き込み区間TW1では第1の書き込み電
圧VW1が、第2の書き込み区間TW2では第2の書き込み電
圧VW2が、第1の保持区間TH1では第1の保持電圧V
H1が、第2の保持区間TH2では第2の保持電圧VH2が、リ
セット区間TRではリセット電圧VRが印加される。この走
査信号の特徴はリセット区間と第1の書き込み区間の間
に第3の保持区間が設けられている事である。
第1図Zは第1図の走査信号群の各タイミングでの
最大電圧11と最小電圧12を示している。本実施例ではリ
セット区間と第1の書き込み区間との間に第3の保持区
間を設けている。その結果従来はリセット区間は他の走
査線に印加される異極性の走査信号の第1の書き込み区
間に対応していたのに対し、本発明ではリセット区間は
他の走査線に印加される同極性の走査信号の第1の書き
込み区間に対応させる事が可能となった。このために、
走査信号の最大電圧であるリセット電圧と最小電圧であ
るVW2が同時に発生しない。その結果本実施例では第1
の書き込み電圧の書き込み区間のタイミングでは最大電
圧と最小電圧の差はVR−VW1、第2の書き込み電圧の書
き込み区間のタイミングではVH1−VW2となる。従来例と
異なり、この最大電圧と最小電圧の差は走査信号のピー
ク対ピーク電圧よりも低く駆動回路の動作電圧の節約が
可能である。
第5図は第1図の実施例の走査信号を用いて動作電圧
の節約を行った変調後の走査信号の他の実施例である。
第1図Zから可能な最大変調振幅は第1と第2の選択
電圧の差VW1−VW2である。第5図では第1と第2の保持
電圧のの差VH1−VH2で変調を行った。VH1−VH2はVW1−V
W2よりはやや小さい事もあるが、本実施例のように同じ
に設定してもよい。第5図Xで示したVH1−VH2=aでの
変調信号を第1図の走査信号から差し引くと第5図の走
査信号φ **、φ **、φ **となり、動作電圧
がVW1−VW2=VH1−VH2分だけ節約出来る。
尚、前記第3の保持区間に印加される第3の保持電圧
VH3は第1の保持電圧VH1或は第2の保持電圧VH2とほぼ
等しくすれば駆動回路上やり易く本実施例ではVH1と同
じにしてある。しかしもちろん他の電圧としても構わな
い。
〔発明の効果〕
以上述べた如く本発明では従来の走査信号のリセット
区間と第1の書き込み区間の間に第3の保持区間を設け
ることにより、走査信号の最大電圧であるリセット電圧
VRと最小電圧である第2の書き込み電圧VW2が同時に存
在する事を回避出来る。その結果走査信号を供給する回
路の動作電圧を大幅に節約する事が可能になる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の2端子型アクティブマトリクス液晶表
示装置の駆動方法の実施例に於ける走査信号を示す波形
図、第2図および第3図はいずれも2端子型アクティブ
マトリクス液晶表示装置の基本構成を示す回路図、第4
図は従来技術に係る2端子型アクティブマトリクス液晶
表示装置の駆動方法に於ける走査信号を示す波形図、第
5図は本発明の駆動方法の走査信号の他の実施例を示す
波形図である。 5……データ線、 6……走査線、 10……液晶表示画素、 φ 、φ 、φ ……走査信号。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリクス配置されたデータ線及び走査線
    と、該データ線及び走査線の交点に対応して設けられた
    液晶表示画素と少なくとも1つの2端子型スイッチング
    素子とを有し、前記走査線に印加される走査信号と前記
    データ線に印加されるデータ信号により液晶表示画素が
    駆動される2端子型アクティブマトリクス液晶表示装置
    の駆動方法に於て、 該走査信号は第1の書き込み区間と第1の保持区間と第
    2の書き込み区間と第2の保持区間とリセット区間と第
    3の保持区間を有し、 リセット区間は他の走査線に印加される同極性の走査信
    号の第1の書き込み区間に対応する 事を特徴とする2端子型アクティブマトリクス液晶表示
    装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】第3の保持区間に印加される第3の保持電
    圧は第1の保持電圧或いは第2の保持電圧とほぼ等しい 事を特徴とする請求項1記載の2端子型アクティブマト
    リクス液晶表示装置の駆動方法。
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