JP2851211B2 - 入力バッファ回路 - Google Patents

入力バッファ回路

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JP2851211B2
JP2851211B2 JP4214341A JP21434192A JP2851211B2 JP 2851211 B2 JP2851211 B2 JP 2851211B2 JP 4214341 A JP4214341 A JP 4214341A JP 21434192 A JP21434192 A JP 21434192A JP 2851211 B2 JP2851211 B2 JP 2851211B2
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0008Arrangements for reducing power consumption
    • H03K19/0013Arrangements for reducing power consumption in field effect transistor circuits

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力バッファ回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置等において、外部から入
力された信号を増幅する入力バッファ回路が設けられて
いる。従来の入力バッファ回路は、図3に示されるよう
な構成を備えていた。外部入力端子INに、第1のイン
バータIV11の入力端が接続され、この第1のインバ
ータIV11の出力端にノードNAが接続されている。
このノードNAは第2のインバータIV12の入力端に
接続され、出力端はこの回路の外部出力端子OUTに接
続されている。
【0003】第2のインバータIV12において、Pチ
ャネルトランジスタP11のゲートとNチャネルトラン
ジスタN11のゲートとが、ノードNAに接続されてい
る。PチャネルトランジスタP11のソースは、抵抗R
11を介して電源電圧Vcc端子に接続され、ドレインは
NチャネルトランジスタN11のドレインに接続されて
いる。NチャネルトランジスタN11のソースは、抵抗
R12を介して接地電圧Vss端子に接続されている。さ
らに、PチャネルトランジスタP11のドレインとNチ
ャネルトランジスタN11のドレインは、外部出力端子
OUTに共通接続されている。
【0004】外部入力端子INに、外部より論理「1」
レベルの信号が入力されると、第1のインバータIV1
1の出力端のノードNAの論理レベルは「0」となる。
ノードNAの論理レベルが「0」になると、第2のイン
バータIV12におけるPチャネルトランジスタP11
はオンし、NチャネルトランジスタN11はオフして、
外部出力端子OUTからは論理「1」レベルの信号が出
力される。
【0005】逆に、外部入力端子INに論理「0」レベ
ルの信号が入力されると、第1のインバータIV11の
出力端のノードNAの論理レベルは「1」となる。これ
により、PチャネルトランジスタP11はオフし、Nチ
ャネルトランジスタN11はオンして外部出力端子OU
Tの論理レベルは「0」となる。
【0006】外部入力端子INに、論理「1」と論理
「0」の中間の不安定なレベルの信号が入力されると、
第1のインバータIV11の出力端のノードNAのレベ
ルも不安定なものとなる。このノードNAのレベルが論
理「1」と論理「0」の中間になると、Pチャネルトラ
ンジスタP11の閾値電圧Vtpよりも低く、Nチャネル
トランジスタN11の閾値電圧Vtnよりも高くなり、共
にオン状態になる。この結果、外部出力端子OUTから
は不安定なレベルの信号が出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、外部入
力端子INに不安定なレベルの信号が入力されると、直
列に接続されたPチャネルトランジスタP11とNチャ
ネルトランジスタN11とが共にオンする。このため、
電源電圧Vcc端子と接地電圧Vss端子との間に貫通電流
が流れ、論理「1」又は「0」レベルの信号が入力され
た場合よりも、消費電力が増加するという問題があっ
た。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、不安定なレベルの信号が入力された場合にも、消費
電力を低減させることができる入力バッファ回路を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部入力端子
と外部出力端子との間に第1のインバータと第2のイン
バータが直列に接続された入力バッファ回路であって、
前記外部入力端子に入力された信号のレベルが論理的に
不安定である場合、このことを検出するレベル検出回路
と、このレベル検出回路が前記信号のレベルは論理的に
不安定であると検出した場合、前記外部出力端子のレベ
ルを検出してこのレベルの出力が維持されるように、前
記第1のインバータと前記第2のインバータとを接続し
ているノードのレベルを制御する出力レベル保持回路と
を備えたことを特徴としている。
【0010】ここで、前記第2のインバータは一端が電
源電圧端子に接続された第1の抵抗と、ソースが前記第
1の抵抗の他端に接続され、ドレインが前記外部出力端
子に接続され、ゲートが前記第1のインバータの出力端
子に接続された第1のPチャネルトランジスタと、ドレ
インが前記外部出力端子に接続され、ゲートが前記第1
のインバータの出力端子に接続された第1のNチャネル
トランジスタと、一端が前記第1のNチャネルトランジ
スタのソースに接続され、他端が接地電圧端子に接続さ
れた第2の抵抗とを有し、前記レベル検出回路は一端が
前記第1のNチャネルトランジスタのソースに接続され
た第3の抵抗と、一端が前記第3の抵抗の他端に接続さ
れ、他端が接地電圧端子に接続された第1の容量と、ソ
ースが電源電圧端子に接続され、ドレインが第1のノー
ドに接続され、ゲートが前記第3の抵抗の他端に接続さ
れた第2のPチャネルトランジスタと、ドレインが前記
第1のノードに接続され、ソースが接地電圧端子に接続
され、ゲートが前記第3の抵抗の他端に接続された第2
のNチャネルトランジスタとを有し、前記出力レベル保
持回路は入力端子が前記外部出力端子に接続された第3
のインバータと、入力端子が前記第3のインバータの出
力端子に接続された第4のインバータと、前記第3のイ
ンバータの出力端子と接地電圧端子との間に接続された
第2の容量と、入力端子が前記第1のノードに接続され
た第5のインバータと、ソースが電源電圧端子に接続さ
れ、ゲートが前記第1のノードに接続された第3のPチ
ャネルトランジスタと、ソースが前記第3のPチャネル
トランジスタのドレインに接続され、ドレインが前記第
1のインバータの出力端子に接続され、ゲートが前記第
4のインバータの出力端子に接続された第4のPチャネ
ルトランジスタと、ドレインが前記第1のインバータの
出力端子に接続され、ゲートが前記第4のインバータの
出力端子に接続された第3のNチャネルトランジスタ
と、ドレインが前記第3のNチャネルトランジスタのソ
ースに接続され、ソースが接地電圧端子に接続され、ゲ
ートが前記第5のインバータの出力端子に接続された第
4のNチャネルトランジスタとを有するものであっても
よい。
【0011】
【作用】外部入力端子に入力された信号のレベルが論理
的に不安定であると、レベル検出回路によりこのことが
検出され、出力レベル保持回路により外部出力端子のレ
ベルが検出され、このレベルの出力が維持されるよう
に、第1のインバータと第2のインバータとを接続して
いるノードのレベルが制御される。これにより、第2の
インバータは、論理的に安定した信号が外部入力端子に
入力されているときの動作状態となり、貫通電流が流れ
ず消費電力が低減される。
【0012】また、外部入力端子に論理的に不安定なレ
ベルの信号が入力されると、第1のインバータから不安
定なレベルの信号が出力され、この信号が第2のインバ
ータに入力される。これにより、第2のインバータが有
する第1のPチャネルトランジスタ及び第1のNチャネ
ルトランジスタがともに一旦オンし、第1のNチャネル
トランジスタのソースのレベルが上昇する。このレベル
がレベル検出回路の第2のPチャネルトランジスタトラ
ンジスタ及び第2のNチャネルトランジスタのゲートに
入力される。これにより、第2のPチャネルトランジス
タはオフし、第2のNチャネルトランジスタはオンする
ため、第1のノードがロウレベルになる。出力レベル保
持回路において、第1のノードにゲートが接続された第
3のPチャネルトランジスタがオンし、第1のノードに
第5のインバータを介してゲートが接続された第4のN
チャネルトランジスタがオンする。従って、電源電圧端
子と接地端子との間にそれぞれの両端が直列に接続され
た第3及び第4のPチャネルトランジスタと第3及び第
4のNチャネルトランジスタのうち、第3のPチャネル
トランジスタと第4のNチャネルトランジスタがオンす
るため、第4のPチャネルトランジスタと第3のNチャ
ネルトランジスタのドレインとが共通接続された第1の
インバータの出力端子のレベルは、第4のPチャネルト
ランジスタと第3のNチャネルトランジスタのゲートが
第3、第4のインバータを介して接続された外部出力端
子のレベルによって決定されることになる。外部出力端
子がロウレベルのときは、第4のPチャネルトランジス
タがオンして第3のNチャネルトランジスタがオフす
る。このため、第1のインバータの出力端子はハイレベ
ルとなる。外部出力端子がハイレベルのときは、第4の
Pチャネルトランジスタがオフして第3のNチャネルト
ランジスタがオンするため、第1のインバータの出力端
子はロウレベルとなる。このように、第2のインバータ
における第1のPチャネルトランジスタと第1のNチャ
ネルトランジスタとはいずれか一方のみがオンするので
貫通電流は流れず、消費電力が低減される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。本発明の第1の実施例による入力バッフ
ァ回路の構成を、図1に示す。本実施例の回路は、図3
に示された回路の他に、レベル検出回路1と出力レベル
保持回路2を備えている。レベル検出回路1は、Nチャ
ネルトランジスタN11のソースと抵抗R12とを接続
するノードNBに入力端が接続されており、出力端は出
力レベル保持回路2の制御端子に接続されている。出力
レベル保持回路2の入力端は、外部出力端子OUTに接
続されており、出力端はPチャネルトランジスタP11
とNチャネルトランジスタN11のゲートに共通接続さ
れている。他の図3に示された要素と同一のものには、
同一番号を付して説明を省略する。
【0014】このような構成を備えた第1の実施例は、
次のように動作する。外部入力端子INに、論理「1」
又は「0」レベルの信号が入力された場合には、ノード
NBから抵抗R12には殆ど電流は流れず、ノードNB
のレベルは限りなく接地電圧Vss、即ち論理「0」レベ
ルに近い。レベル検出回路1は、ノードNBのレベルが
ほぼ接地電圧Vssであることを検出し、この場合には外
部入力端子INに正常な信号が入力されたとして、出力
レベル保持回路2は動作しないように制御する。これに
より、PチャネルトランジスタP11とNチャネルトラ
ンジスタN11のゲートの電位には何等影響が及ばず、
図3に示された従来の回路と同様な動作を行う。
【0015】入力端子INに、論理「1」と「0」の中
間の不安定なレベルの信号が入力された場合の動作は、
以下のようである。入力端子INに不安定レベルの信号
が入力されると、ノードNAも不安定なレベルとなる。
これにより、PチャネルトランジスタP11とNチャネ
ルトランジスタN11が、一旦共にオンして貫通電流が
流れる。ノードNBより抵抗R12に電流が流れるた
め、ノードNBのレベルがやや論理「1」レベルへ上昇
する。
【0016】ノードNBのレベルが上昇すると、レベル
検出回路1がこのノードNBのレベルが変化したことか
ら、不安定なレベルの信号が外部入力端子INに入力さ
れたことを検出する。そしてレベル検出回路1は、出力
レベル保持回路2が出力レベルの保持を行うように制御
する。出力レベル保持回路2は、外部出力端子OUTの
この時点におけるレベルを検出し、この出力レベルを維
持するように、反転したレベルの信号をPチャネルトラ
ンジスタP11とNチャネルトランジスタN11のゲー
トに与える。これにより、PチャネルトランジスタP1
1とNチャネルトランジスタN11は、不安定なレベル
の信号が外部入力端子INに入力される前の論理「1」
または「0」レベルの信号が入力されていたときの、い
ずれか一方のみがオンしている状態となる。このため、
PチャネルトランジスタP11とNチャネルトランジス
タN11とに貫通電流は流れなくなり、消費電力の増大
が防止される。
【0017】次に、本発明の第2の実施例による入力バ
ッファ回路について、図2を参照して説明する。この実
施例は、第1の実施例をより具体化したものに相当す
る。第1の実施例と対比すると、レベル検出回路1が抵
抗R1、容量C1、NチャネルトランジスタN1及びP
チャネルトランジスタP1を有し、出力レベル保持回路
2がインバータIV1〜IV3、容量C2、Nチャネル
トランジスタN2,N3、及びPチャネルトランジスタ
P2,P3を有したものに相当する。
【0018】レベル検出回路1において、Nチャネルト
ランジスタN11のソースと抵抗R12とを接続するノ
ードNBには、抵抗R1の一端が接続され、この抵抗R
1の他端はNチャネルトランジスタN1のゲートとPチ
ャネルトランジスタP1のゲートとに接続されている。
また、抵抗R1の他端とNチャネルトランジスタN1の
ゲートとを接続するノードNEには、容量C1の一端が
接続され、この容量C1の他端は接地されている。Nチ
ャネルトランジスタN1のドレインとPチャネルトラン
ジスタP1のドレインは共にノードNCに接続され、N
チャネルトランジスタN1のソースは接地電圧Vss端子
に接続され、トランジスタP1のソースは電源電圧Vcc
端子に接続されている。
【0019】ノードNCは、出力レベル保持回路2の制
御端子に接続されたノードに相当し、インバータIV3
の入力端が接続されている。外部出力端子OUTには、
インバータIV1及びIV2が直列に2段接続され、イ
ンバータIV2の出力端はノードNDに接続されてい
る。また、インバータIV1の出力端とインバータIV
2の入力端との間には容量C2の一端が接続され、この
容量C2の他端は接地されている。
【0020】電源電圧Vcc端子と接地電圧Vss端子との
間には、PチャネルトランジスタP2及びP3、Nチャ
ネルトランジスタN2及びN3が直列に接続されてい
る。PチャネルトランジスタP2のゲートは、ノードN
Cに接続されている。PチャネルトランジスタP3とN
チャネルトランジスタN2のゲートは、ノードNDに接
続されている。NチャネルトランジスタN3のゲート
は、インバータIV3の出力端に接続されている。
【0021】尚、図2に示された従来の回路と同一の要
素には、同一の番号を付して説明を省略する。
【0022】この第2の実施例の入力バッファ回路は、
次のように動作する。外部入力端子INに、論理「1」
又は「0」レベルの信号が入力された場合は、第1の実
施例において述べたように、ノードNBのレベルは限り
なく接地電圧Vss、即ち論理「0」レベルに近い。よっ
て、ノードNEのレベルもほぼ論理「0」レベルであ
り、NチャネルトランジスタN1はオフし、Pチャネル
トランジスタP1はオンする。これにより、ノードNC
のレベルは論理「1」となりPチャネルトランジスタP
2とNチャネルトランジスタN3は共にオフする。この
ため、PチャネルトランジスタP11とNチャネルトラ
ンジスタN11の動作には何等影響を与えず、図3に示
された従来の回路と同様に動作する。
【0023】外部入力端子INに、論理「1」と「0」
の中間の不安定なレベルの信号が入力されると、ノード
NAも不安定なレベルとなり、Pチャネルトランジスタ
P11とNチャネルトランジスタN11が一旦共にオン
して貫通電流が流れる。ノードNBより抵抗R12に電
流が流れるため、ノードNBのレベルがやや論理「1」
レベルへ上昇する。
【0024】ノードNBのレベルが上昇すると、抵抗R
1に流れた電流が容量C1に充電され、ノードNEのレ
ベルが上昇して論理「1」に近くなる。このノードNE
の電圧がゲートに入力されてNチャネルトランジスタN
1がオンし、PチャネルトランジスタP1がオフして、
ノードNCのレベルは論理「0」となる。
【0025】これにより、PチャネルトランジスタP2
とNチャネルトランジスタN3は共にオンする。このP
チャネルトランジスタP2とNチャネルトランジスタN
3の間に直列に接続されたPチャネルトランジスタP3
とNチャネルトランジスタN2は、ノードNDのレベル
に応じていずれか一方がオンする。
【0026】このノードNDのレベルは、前に外部出力
端子OUTより出力されていた信号のレベルによって決
定される。この出力信号が論理「1」レベルのときは、
インバータ列IV1,IV2を介して所定時間遅延さ
れ、ノードNDのレベルは論理「1」となる。よって、
PチャネルトランジスタP3はオフし、Nチャネルトラ
ンジスタN2はオンするため、ノードNAは論理「0」
となる。これにより、外部出力端子OUTのレベルは前
の出力信号と同一レベルの論理「1」が維持される。
【0027】逆に、前の出力信号が論理「0」レベルの
ときはノードNDのレベルは論理「0」となり、Pチャ
ネルトランジスタP3はオンしNチャネルトランジスタ
N2はオフする。このため、ノードNAのレベルは論理
「1」となる。これにより、外部出力端子OUTから
は、前の出力信号とやはり同一の論理「0」レベルの信
号の出力が維持される。
【0028】このように、本実施例によれば不安定なレ
ベルの信号が入力された場合にも、前の出力信号の出力
が維持され、PチャネルトランジスタP11とNチャネ
ルトランジスタN11のいずれか一方のみがオンする。
従って、PチャネルトランジスタP11とNチャネルト
ランジスタN11には貫通電流が流れない。この結果、
従来不安定なレベルの信号が入力された場合に生じてい
た消費電力の増大を防止することができる。
【0029】上述した実施例はいずれも一例であり、本
発明を限定するものではない。例えば、第1の実施例に
おけるレベル検出回路1、あるいは出力レベル保持回路
2は、第2の実施例によるものと異なっていてもよい。
即ち、レベル検出回路1が入力信号のレベルが不安定で
あることを検出し、このとき出力レベル保持回路2が出
力端子のレベルを維持するように動作するものであれば
よい。また、図2に示された抵抗R1と、容量C1及び
C2は素子として設けてもよく、あるいは配線に寄生す
る要素として素子としては付加しないものであってもよ
い。
【0030】また、第2の実施例において、インバータ
IV1とインバータIV2は、回路を誤動作なく安定し
て動作させために、外部出力端子OUTのレベルがPチ
ャネルトランジスタP3とNチャネルトランジスタN3
のゲートに入力されるタイミングを遅延させるために設
けられている。しかし、この出力端子OUTとPチャネ
ルトランジスタP3及びNチャネルトランジスタN2の
ゲートとを接続する信号線に寄生する容量及び抵抗によ
り、必要な遅延時間が生じる場合には、インバータIV
1及びIV2を設ける必要はない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の入力バッ
ファ回路は、外部入力端子に不安定なレベルの信号が入
力された場合、レベル検出回路によりこのことが検出さ
れ、出力レベル保持回路により外部出力端子のレベルが
検出され、このレベルの出力が維持されるように、第1
のインバータと第2のインバータとを接続しているノー
ドのレベルが制御され、第2のインバータは論理的に安
定した信号が外部入力端子に入力されているときの動作
状態となって貫通電流が流れず、消費電力が低減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による入力バッファ回路
の構成を示した回路図。
【図2】本発明の第2の実施例による入力バッファ回路
の構成を示した回路図。
【図3】従来の入力バッファ回路の構成を示した回路
図。
【符号の説明】
IN 入力端子 OUT 出力端子 IV1〜IV3,IV11 インバータ P1〜P3,P11 Pチャネルトランジスタ N1〜N3,N11 Nチャネルトランジスタ R1,R11,R12 抵抗 C1,C2 容量

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部入力端子と外部出力端子との間に第1
    のインバータと第2のインバータが直列に接続された入
    力バッファ回路において、 前記外部入力端子に入力された信号のレベルが論理的に
    不安定である場合、このことを検出するレベル検出回路
    と、 前記レベル検出回路が前記信号のレベルは論理的に不安
    定であると検出した場合、前記外部出力端子のレベルを
    検出してこのレベルの出力が維持されるように、前記第
    1のインバータと前記第2のインバータとを接続してい
    るノードのレベルを制御する出力レベル保持回路とを備
    えたことを特徴とする入力バッファ回路。
  2. 【請求項2】前記第2のインバータは、 一端が電源電圧端子に接続された第1の抵抗と、ソース
    が前記第1の抵抗の他端に接続され、ドレインが前記外
    部出力端子に接続され、ゲートが前記第1のインバータ
    の出力端子に接続された第1のPチャネルトランジスタ
    と、ドレインが前記外部出力端子に接続され、ゲートが
    前記第1のインバータの出力端子に接続された第1のN
    チャネルトランジスタと、一端が前記第1のNチャネル
    トランジスタのソースに接続され、他端が接地電圧端子
    に接続された第2の抵抗とを有し、 前記レベル検出回路は、 一端が前記第1のNチャネルトランジスタのソースに接
    続された第3の抵抗と、一端が前記第3の抵抗の他端に
    接続され、他端が接地電圧端子に接続された第1の容量
    と、ソースが電源電圧端子に接続され、ドレインが第1
    のノードに接続され、ゲートが前記第3の抵抗の他端に
    接続された第2のPチャネルトランジスタと、ドレイン
    が前記第1のノードに接続され、ソースが接地電圧端子
    に接続され、ゲートが前記第3の抵抗の他端に接続され
    た第2のNチャネルトランジスタとを有し、 前記出力レベル保持回路は、 入力端子が前記外部出力端子に接続された第3のインバ
    ータと、入力端子が前記第3のインバータの出力端子に
    接続された第4のインバータと、前記第3のインバータ
    の出力端子と接地電圧端子との間に接続された第2の容
    量と、入力端子が前記第1のノードに接続された第5の
    インバータと、ソースが電源電圧端子に接続され、ゲー
    トが前記第1のノードに接続された第3のPチャネルト
    ランジスタと、ソースが前記第3のPチャネルトランジ
    スタのドレインに接続され、ドレインが前記第1のイン
    バータの出力端子に接続され、ゲートが前記第4のイン
    バータの出力端子に接続された第4のPチャネルトラン
    ジスタと、ドレインが前記第1のインバータの出力端子
    に接続され、ゲートが前記第4のインバータの出力端子
    に接続された第3のNチャネルトランジスタと、ドレイ
    ンが前記第3のNチャネルトランジスタのソースに接続
    され、ソースが接地電圧端子に接続され、ゲートが前記
    第5のインバータの出力端子に接続された第4のNチャ
    ネルトランジスタとを有することを特徴とする請求項1
    記載の入力バッファ回路。
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