JP2842907B2 - モータアクチュエータの配線の製造方法 - Google Patents

モータアクチュエータの配線の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車の空調用ドアその他のドアなどの
開閉を制御するために用いられるモータアクチュエータ
の配線の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
この種のモータアクチュエータには、モータの回転を
制御するための電気配線が必要であり、電気絶縁性のプ
ラスチック板にプリント配線を施したプリント基板を用
いるのが一般的である。
しかしプリント基板は、モータアクチュエータの部品
としては非常に高価なものとなる。そこで従来、電気配
線を形成する複数の導電片を、プラスチックモールドで
形成される外装ケースにインサートしてプリント基板を
用いる必要性を無くし、製造コストを低減したものがあ
る(特開昭63−28715)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし一般に、導電片としては、電気的に互いに独立
した5ないし10個程度の導電片が必要となる。したがっ
て導電片を外装ケースにインサート成形する際に、金型
へのセットに非常に手間がかかって製造コストがかか
り、また、各導電片相互間の位置精度に狂いが生じ易
く、その結果、モータの回転角度検出に誤差が発生する
等の欠点があった。
本発明は、そのような従来の欠点を解消し、製造コス
トを大幅に引き下げることができ、しかも導電片を高精
度に位置決めしてセットすることができる、モータアク
チュエータの配線の製造方法を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明のモータアクチュ
エータの配線の製造方法は、電気絶縁性のプラスチック
モールドにより形成された外装ケース内に、モータと、
上記モータの駆動力を伝達するための駆動力伝達機構
と、上記モータの回転を制御するための電気配線とを設
けたモータアクチュエータの配線の製造方法において、
まず、複数の導電片が一体に繋がった状態の導電板を形
成し、次に、上記導電板をインサートして上記外装ケー
スをプラスチックモールド成形し、その後、上記導電板
の繋がり部を切除して、上記導電板を電気的に互いに独
立した複数の導電片に分離するようにしたことを特徴と
する。
〔作用〕
電気配線は、まず複数の導電片が一体的に繋がった状
態の導電板を、一つの部品として形成する。
そして、その導電板を一部品の状態でインサートして
外装ケースをプラスチックモールド成形し、その後で導
電板の繋がり部を切除して、導電板を電気的に互いに独
立した複数の導電片に分離する。
〔実施例〕
図面を参照して実施例を説明する。
第2図はモータアクチュエータの全体的構成を分解し
て示しており、図中、1は、電気絶縁性のプラスチック
モールドにより形成された外装ケース。2は、同じ材料
で形成された蓋体である。
外装ケース1内には、減速歯車群3を構成する各歯車
を回転自在に軸支する軸4と、駆動用モータ5を支える
受け部6と、出力軸7を回転自在に支える軸孔8とが形
成されている。
また、外装ケース1の外側面の一部は、長方形の筒状
断面で外方に開口して形成され、その中に、導電性の複
数(例えば4本)の接点ピンが平行に整列して配置され
て、外部との電気的接続を行うためのコネクタ部20を形
成している。
第2図は分解斜視図なので、モータアクチュエータの
内部に収容される各部品等が取り外されて立体的に示さ
れている。図中、12は、駆動用のモータ5を取り付ける
取付板であり、受け部6に差し込んで支えられて外装ケ
ース1内に固定される。そして、モータ5の駆動軸に取
着されるウォームギヤ11が、減速歯車群3の第1の歯車
3aと咬み合い、減速歯車群3の最終の小歯車3bが、大径
の出力歯車10と咬み合うように配置されている。
出力歯車10には、出力軸7が圧入連結又は一体成形さ
れ、その出力軸7の端部には、蓋体2の外側において、
アーム9が一体に回転するように取着される。したがっ
て、モータ5が回転すると、その回転が減速歯車群3で
減速されてアーム9が回動する。そしてこのアーム9
が、図示されていない空調用のドア等に連結され、その
ドア等の開閉が制御される。
第2図において、31は、出力軸7の回転角検出などを
行うための導電パターン、32は、モータ5に電力を供給
するためにモータ5に接続される一対の給電端子であ
り、これらについては、以下においてさらに詳細に説明
をする。16は、導電パターンに接触するように出力歯車
に固着される導電ブラシである。
第3図は、電気配線を行うために、一枚の金属板から
プレスによって、一繋がりに打ち抜かれた導電板30を示
しており、素材としては、導電性の良い黄銅板などが用
いられる。
導電板30は、4つの導電片が軸孔8を中心にして同芯
状に配置された導電パターン31部と、一対の給電端子32
部と、4本の接点ピン33部とに大別され、導電パターン
31と接点ピン33とは3組が一体のものとして連続的に形
成され、一対の給電端子32は、一方が導電パターン31の
導電片一つに連続して形成され、もう一方は接点ピン33
の一つと連続して形成されている。そして、導電板30を
形成する個々の導電片は、隣り合う導電片と、細い繋が
り部35によって数カ所で繋がっている。
したがって、導電板30は、複数の導電片が一部品とし
て一体に繋がって形成されている。そして、各導電片の
位置は、モータアクチュエータ完成時の位置に合致する
ように形成されている。
第4図は、次に、外装ケース1をプラスチックモール
ド成形した状態を示している。即ち、導電板30を、一体
に繋ぎ合わせた一部品の状態のままで上記外装ケース1
の所定の位置に配置して、外装ケース1をプラスチック
モールド成形する。これによって、すべての導電片が所
定位置に同時に固定される。
なお、第4図におけるハッチッグは、導電板30が外装
ケース1の表面に露出した部分を示しており、破線で示
された部分は、外装ケース1を形成するプラスチック内
に、導電板30が完全に埋め込まれている。給電端子32部
は、外装ケース1から真直に突出している。
導電板30の各繋がり部35に対向する外装ケース1の外
壁部は、小孔40が穿設されている。これらの小孔40は、
後に繋がり部35を切除する際に利用される。
また、第5図にも示されるように、コネクタ部20にお
いては、外装ケース1によって矩形の筒状に形成された
カプラ20a内に、接点ピン33が突出するように配置され
る。
第1図は、次に導電板30の繋がり部35を切除し、給電
端子32を直角に折り曲げた状態を示している。繋がり部
35は、外装ケース1に穿設された小孔40内に挿通される
プレス型(図示せず)によって切除される。これによっ
て、導電板30を形成していた各導電片は分離されて、電
気的に互いに独立する。
また、一対の給電端子32は、第5図にも示されるよう
に、直角に上方に折り曲げられて、モータ5の後面に穿
設された電力入力用の一対の接点(図示せず)に係合す
る。なお、各端子32の頭部の溝はY字状に口元が広がっ
て形成されているので、モータ5の接点と容易に係合
し、またその後で行うはんだ付けの作業性が良い。
〔発明の効果〕 本発明のモータアクチュエータの配線の製造方法によ
れば、プリント基板を廃することによるコストダウンを
行うことができるだけでなく、複数の導電片が一体に繋
がった状態の導電板を一つの部品として形成して、その
まま一つの部品として取扱って外装ケースにインサート
するので、モールド成形時に導電板を金型に簡単にセッ
トすることができて製造コストを大幅に下げることが可
能となり、しかも各導電片の位置を正確にセットするこ
とができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は外装ケースにインサートされた後の迫加工が終
了した状態の導電板の平面図、 第2図は実施例のモータアクチュエータの分解斜視図、 第3図は部品状態の導電板の平面図、 第4図は外装ケースにインサートされた状態の導電板の
平面図、 第5図はV−V線切断面図である。 1……外装ケース、5……モータ、30……導電板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−28715(JP,A) 特開 昭63−265542(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02K 5/00 - 5/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気絶縁性のプラスチックモールドにより
    形成された外装ケース内に、モータと、上記モータの駆
    動力を伝達するための駆動力伝達機構と、上記モータの
    回転を制御するための電気配線とを設けたモータアクチ
    ュエータの配線の製造方法において、 まず、複数の導電片が一体に繋がった状態の導電板を形
    成し、 次に、上記導電板をインサートして上記外装ケースをプ
    ラスチックモールド成形して、その外装ケースには、イ
    ンサートされた上記導電板を切除すべき位置に孔を形成
    しておき、 その後、上記外装ケースに形成された孔の位置で上記導
    電板の繋がり部を切除して、上記導電板を電気的に互い
    に独立した複数の導電片に分離するようにしたことを 特徴とするモータアクチュエータの配線の製造方法。
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