JP2840153B2 - 電動調理器 - Google Patents

電動調理器

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JP2840153B2
JP2840153B2 JP4016748A JP1674892A JP2840153B2 JP 2840153 B2 JP2840153 B2 JP 2840153B2 JP 4016748 A JP4016748 A JP 4016748A JP 1674892 A JP1674892 A JP 1674892A JP 2840153 B2 JP2840153 B2 JP 2840153B2
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敦之 高山
彰司 星野
博 鵜沢
隆次 坂口
透 谷川
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J43/00Implements for preparing or holding food, not provided for in other groups of this subclass
    • A47J43/04Machines for domestic use not covered elsewhere, e.g. for grinding, mixing, stirring, kneading, emulsifying, whipping or beating foodstuffs, e.g. power-driven
    • A47J43/07Parts or details, e.g. mixing tools, whipping tools
    • A47J2043/0744Means for storing the power cord

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  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、切削手段を回転させ
て容器内の被調理物を調理する電動調理器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、本体の上部に載置された容器内に
位置し本体内の電動機により回転駆動される切削撹拌カ
ッターを備え、電動機の作動を制御するスイッチの操作
により切削撹拌カッターを回転させて容器内の被調理物
を調理する電動調理器としてのミキサーが知られてい
る。
【0003】ミキサーの例えば後端部からは、電源コー
ドが本体外に延び出ており、ミキサーの不使用時には、
電源コードを束ねる等により邪魔にならないようにして
いたが、束ねた部分が本体外に露出することに変わりは
なく、邪魔になるのと共に見栄えが悪いのは避けられな
かった。
【0004】そこで、電源コードを本体内に格納するこ
とが考えられる。
【0005】この場合、電源コードを層状に捲回した状
態でケース内に収納してコードリールユニットを形成
し、本体内に格納することにより、電源コードを本体外
に露出させずに、容易に使用することができると共に見
栄え良く装着することができる。
【0006】コードリールユニット内の電源コードは、
差込みプラグが取り付けられた一端側が最外周に位置す
ると共に、電動機に接続される接続端子を有する他端側
が最内周であるケースの略中心部に位置しており、接続
端子は一方のケース外側面略中央部に露出させている。
【0007】ところで、コードリールユニットを本体内
に格納するに際して、電動機の上下方向で設置可能な下
方への配置は、ミキサー全体を上下方向に伸ばすことと
なり、重心位置が高くなって安定性が劣ってしまうた
め、電動機の周囲である側方に配置することが望まし
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電動機
の側方に配置する場合、接続端子が露出している一方の
ケース外側面を電動機側に位置させると、電動機との絶
縁距離及びリード線の引き回しスペース等の確保のため
にコードリールユニットと電動機との間に一定の距離を
おかなければならず、コードリールユニット設置方向へ
の拡大が避けられず本体が大型化してしまい、ミキサー
の設置及び収納に広いスペースを必要とすると共にコス
トアップを招くという問題点があった。
【0009】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、電源コードをコ
ードリールユニット化して本体内へと格納すると共に本
体の小型化を図り、設置及び収納に広いスペースを必要
としない上にコストダウンが可能な電動調理器を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る電動調理器は、本体に載置された容
器内に前記本体内の電動機により回転駆動される切削手
段を備え、前記電動機の作動を制御するスイッチの操作
により前記切削手段を回転させて前記容器内の被調理物
を調理する電動調理器において、電源コードが層状に巻
回されると共に外側面に給電端子が設けられたコードリ
ールユニットを、前記電動機の側方に、前記給電端子が
設けられた外側面を前記電動機側の反対側に位置させて
縦置き状態に配置したことを特徴としている。
【0011】
【作用】この発明に係る電動調理器は、調理に際し、本
体内のコードリールユニットから電源コードを引き出
し、本体に装着された容器内に被調理物を入れた後スイ
ッチを操作してモータを駆動させる。モータの駆動によ
り、切削手段が回転して容器内の被調理物が調理され
る。調理終了時、電源コードは、コードリールユニット
に巻き取ることで本体内に格納される。
【0012】コードリールユニットは、電動機の側方
に、一対の給電端子を電動機側の反対側に位置させて縦
置き状態に配置されているので、電動機との絶縁距離の
確保が不要となり電動機に接近させて配置することがで
きる。
【0013】
【実施例】以下、この発明に係る電動調理器の実施例
を、図面を参照しつつ説明する。
【0014】図1及び図2に示すように、電動調理器と
してのミキサー10は、本体ケース11と、本体ケース
11の上面に装着された容器12を有している。
【0015】本体ケース11は、上ケース13と下ケー
ス14を上下に組み合わせて形成されており、本体ケー
ス11内には、スイッチユニット15、モータ(電動
機)16及びコードリールユニット17が組み込まれて
いる。
【0016】上ケース13は、図3に示すように、矩形
状の開口により底部が開放された逆カップ状に形成され
ており、外表面前部に、前端が下方に傾斜する傾斜面1
8を有すると共に、外表面後部に、容器12を載置する
ための略平坦な円形の上面19からなる取付部20を有
している。
【0017】上ケース13の内面側には、図4及び図5
に示すように、上面19の裏面21側に位置して筒状の
フランジ22が形成されると共に、後述する三個の開口
48の両外側に二組のリブ23,24が、フランジ22
の後方に二組のリブ25,26が、それぞれ突設されて
おり、更に、フランジ22の周囲に四個のボス27が底
部に向けて突設されている。
【0018】二組のリブ23,24は、スイッチユニッ
ト15の取付板15aを載置する一対のリブ23、及び
取付板15aの両側から挟持する一対のリブ24からな
り、直交する位置に配置されている。
【0019】また、二組のリブ25,26は、コードリ
ールユニット17の厚み分離間して対向する一対のリブ
25、及びコードリールユニット17の横幅分離間して
対向する一対のリブ26からなり、直交する位置に配置
されている。
【0020】フランジ22には、直径位置に二箇所のボ
ス28が形成されている。
【0021】下ケース14は、図6及び図7に示すよう
に、皿状に形成されており、底部外表面に、略四隅に位
置する四個の脚部29と後端に位置する一個の脚部30
を有すると共に、底部前端部と底部略中央部に、底部表
裏面を貫通する通気孔31が複数個開けられており、更
に、底部後端角部に、後述する電源コード46を出し入
れするための開口32が形成された凹所33を有してい
る。
【0022】なお、各脚部29は、後述する各ボス35
の裏面側に位置しており、前方の二個の脚部29には、
滑べり止めのためのゴム足29aが埋設されている。
【0023】下ケース14の内面14a側には、上ケー
ス13との組合わせ時両リブ23に対応する位置に二個
のリブ34が、同様に四個のボス27に対応する位置に
四個のボス35が、それぞれ突設されており、更に、凹
所33の近傍に、コードリールユニット17の厚み分離
間して対向する一対のリブ36が形成されている。
【0024】傾斜面18の裏面側には、二組のリブ2
3,24により取付板15aが挟持されてスイッチユニ
ット15が設置されており、上面19の裏面21側に
は、フランジ22に上部が挿入されたモータ16が設置
されている(図1,5参照)。
【0025】スイッチユニット15は、取付板15aの
上部に並設された、モータ16の作動を制御する三個の
スイッチ摘み37a,37b,37cを有しており、
(図1,2参照)スイッチ摘み37a,37cは、押圧
自在にコイルスプリング等の付勢手段により常時突出状
態に付勢され、スイッチ摘み37bは、突出・押圧状態
を選択可能にコイルスプリング等の付勢手段により付勢
されている。
【0026】スイッチ摘み37aは、押圧時のみモータ
16を作動させるフラッシュ(断続)運転を行い、スイ
ッチ摘み37bは、押圧状態でモータ16を作動させる
連続運転を行い、スイッチ摘み37cは、押圧すること
でスイッチ摘み37bを突出状態にしてモータ16の作
動を停止する。
【0027】モータ16は、図8に示すように、縦軸中
心に位置すると共にフィールド組立38に内包された駆
動軸39を有しており、フィールド組立38は、上部フ
レーム40と下部フレーム41により上下両側から挟持
されている。
【0028】上部フレーム40は、低熱伝導率の耐熱性
部材である耐熱性樹脂によりキャップ状に形成されてお
り、上面40a中心から駆動軸39を突出させてモータ
16の上部外郭を形成している(図1参照)。上部フレ
ーム40の外周縁には、上面40aに開口すると共に上
面40aの直径位置に位置する二箇所のネジ穴42が形
成されており、上面40aには、駆動軸39の周囲に四
個の貫通穴(図示せず)が形成されている。
【0029】下部フレーム41は、両側部が開放された
枠状に形成されており、下面41a中心に駆動軸39を
回動自在に保持してモータ16の下部外郭を形成してい
る(図1参照)。下部フレーム41の側部には、下面4
1a側に開口すると共にネジ穴42に連通する二個のネ
ジ穴43が形成されている。
【0030】このモータ16は、ネジ穴42にボス28
を挿入し、ネジ穴43から挿入したネジSをボス28に
ネジ止めすることにより、上部フレーム40と下部フレ
ーム41がフィールド組立38を挟持してモータ16が
形成されると同時に、上面19の裏面21との間に間隙
aを有して、フランジ22に上部フレーム40の上部が
挿入された状態で固着され上ケース13に取り付けられ
る(図8参照)。
【0031】コードリールユニット17は、図9に示す
ように、上部カバー44により下部カバー45の上面開
口が塞がれたやや厚みのある円盤状に形成されており、
電源コード46が、回転部(図示せず)に引き出し或は
巻き取り自在に層状に巻回されて下部カバー45内に横
置きに収納されている((a)参照)。
【0032】電源コード46は、一端が上部カバー44
の中心部外側面に突設された一対の給電端子47に接続
されると共に、他端がコードリールユニット17の取出
し口17aから露出させた差込みプラグ46aに接続さ
れている((b)参照)。
【0033】コードリールユニット17内には、電源コ
ード46を巻き取り方向に付勢するゼンマイ等の付勢部
材(図示せず)と、電源コード46の引き出し或は巻き
取り時に回転部を停止或は回動させる作動制御部材(図
示せず)とからなる自動巻き取り機構が備えられてい
る。
【0034】この自動巻き取り機構により、コードリー
ルユニット17は、電源コード46を引き出した際に、
引き出しを止めると戻ることなく停止し、次に引き出す
と停止することなく巻き取られ、この停止或は巻き取り
動作を順次繰り返すことができる。
【0035】従って、ミキサー10の使用に際しては、
コードリールユニット17外に露出させた差込みプラグ
46aを持って電源コード46を取出し口17aから引
き出すことにより、任意の長さだけ伸ばすことができ、
ミキサー10の不使用時には、電源コード46を自動的
にコードリールユニット17内に巻き取ることができ
る。
【0036】コードリールユニット17は、一対のリブ
25に厚み方向を一対のリブ26に横幅方向をそれぞれ
挟持させることにより、一対の給電端子47が設けられ
た外側面である上部カバー44側を、モータ16側の反
対側である上ケース13の後端側に位置させて、モータ
16の後方に縦置き状態に配置固定されている(図1,
5参照)。
【0037】そして、一対の給電端子47をモータ16
側の反対側に位置させることにより、モータ16との絶
縁距離の確保のためにコードリールユニット17とモー
タ16との間に一定の距離を置く必要がなく、モータ1
6に接近させてコードリールユニット17を配置するこ
とができる(図5参照)。
【0038】傾斜面18は、スイッチ摘み37a,37
b,37cをそれぞれ突出させる三個並んで開けられた
楕円形の開口48を有している(図2,3参照)。
【0039】取付部20は、上面19の中心に、周縁に
段部49aが突設された円形の開口49を有しており、
上面19の周縁から離間した内側には、周縁に沿うと共
に等間隔離間して六個の係合爪50が突設されている。
【0040】また、上面19の周縁には、隣接する係合
爪50間に位置し且つ係合爪50の外側に、角棒状の台
部51aと円筒状の台部51bとが三個ずつ交互に突設
されている(図2,3参照)。
【0041】開口49の略中心には、モータ16の駆動
軸39が上端を段部49a上方から突出させて位置して
いる(図1,8参照)。
【0042】そして、上ケース13と下ケース14を上
下に組合わせると共に脚部29からボス35に挿入した
ネジをボス27にネジ止めすることにより、上ケース1
3の底面開口が塞がれて本体ケース11が形成されると
共に、両リブ23と両リブ34の間にスイッチユニット
15が挟持固定される。
【0043】更に、両リブ25,26に上端部が挟持固
定されたコードリールユニット17の下端部が、リブ3
6及び下ケース14の内面14aに挟持固定されること
となり、コードリールユニット17は、モータ16の側
方である後方に、縦置き状態に配置される(図1,5参
照)。
【0044】従って、スイッチユニット15とコードリ
ールユニット17は、モータ16を挟んで前後に位置す
ることとなり、本体ケース11の正面側である傾斜面1
8に正対した状態で、スイッチユニット15の横幅方向
の中心と、モータ16の横幅方向の中心と、コードリー
ルユニット17の横幅方向の中心とが、本体ケース11
の横幅方向中心線上に位置する。
【0045】つまり、スイッチ摘み37a,37b,3
7cと、モータ16と、縦置き状態に設置されたコード
リールユニット17とが、本体ケース11の前後方向に
一列に配置されることとなる(図5参照)。
【0046】この際に、コードリールユニット17の取
出し口17aから突出させた差込みプラグ46aを、下
ケース14の開口32を通って本体ケース11の後端角
部に位置する凹所33に位置させる。
【0047】本体ケース11の上面に突出する駆動軸3
9の上端には、駆動カップリング52が着脱自在にねじ
込まれており、駆動カップリング52には、円盤の上面
に係合突起52aが、下面に送風羽根52bが、それぞ
れ複数個放射状に突設されている(図1参照)。
【0048】取付部20には、容器12が装着される。
【0049】容器12は、上端53aと下端53bが開
口された円筒状の容器本体53と、容器本体53下部に
装着された円筒状のボトルサポート54とを有している
(図1,2参照)。
【0050】容器本体53は、側部に形成された取手5
5を有すると共に上端53aの開口を塞ぐ蓋56を有し
ており、下端53bの外周面に形成されたネジ部57を
介して、ボトルサポート54に着脱自在に取り付けられ
る。
【0051】ボトルサポート54は、筒体内部を上下に
仕切って形成された隔壁58を有すると共に、外周壁5
4aから離間して隔壁58下面側に突設された内周壁5
4bを有している。また、外周壁54aの上部内面に
は、ネジ部59が形成されている。
【0052】隔壁58には、上面の周縁に段差部58a
が形成されると共に表裏面を貫通する回動軸60が調整
ライナー60aに内装されて回動自在に装着されてい
る。段差部58aには、ゴムリング61が装着されてお
り、回動軸60には、上部にカッター62が取り付けら
れると共に下部に従動カップリング63が取り付けられ
ている(図1参照)。
【0053】カッター62は、図10に示すように、上
下に離間する切削撹拌刃64と破砕刃65を有してお
り、両端が上方に傾斜した切削撹拌刃64により被調理
物を切削撹拌し、破砕刃65により被調理物を破砕する
ことができる((a)、図1参照)。
【0054】切削撹拌刃63と破砕刃64は、それぞれ
の刃部64aと刃部65aを直交させて配置されている
((b)参照)。
【0055】従動カップリング63は、下面に係合突起
63aが複数個放射状に突設された円盤状に形成されて
いる(図1参照)。
【0056】そして、ネジ部57にネジ部59を螺合さ
せて、容器本体53にボトルサポート54を一体的に装
着することにより、容器12は、上端53aの開口が蓋
56により閉塞可能であると共に、下端53bの開口が
ゴムリング61を介してボトルサポート54により塞が
れ、且つカッター62を容器本体53内下部に位置させ
たボトル状となる。
【0057】更に、容器本体53と一体化したボトルサ
ポート54を、内周壁54bの外側に係合爪50を係合
状態に嵌合させて取付部20の上面19に載置すること
により、係合突起52aと係合突起63aが係合し、駆
動カップリング52と従動カップリング63が噛合状態
に連結される(図1参照)。
【0058】従って、モータ16の回転が、駆動軸39
を介して駆動カップリング52から従動カップリング6
3に伝達され、カッター62を回転させる。
【0059】この際、上面19に載置されたボトルサポ
ート54は、両台部51a,51bにより下端部54c
と上面19との間に間隙を形成することとなり、駆動カ
ップリング52の回転による送風羽根52bの回転によ
り、間隙から上ケース13外へと送り出されるモータ1
6を冷却するための送風路が形成される。
【0060】つまり、送風羽根52bが回転して間隙a
内の空気を排出することにより、下ケース14の通気孔
31から入り、モータ16の下部フレーム41からフィ
ールド組立38を通って上部フレーム40の貫通穴を抜
け、上部フレーム40と裏面21との間の間隙aに達
し、更に、開口49から下端部54cと上面19との間
の間隙を通って本体ケース11外へと抜け出る送風路が
形成される。
【0061】なお、ボトルサポート54には、容器本体
53の代りに小型のカップ65を着脱自在に取り付ける
ことができる。このカップ65は干物等を切削するとき
に使用するものである。
【0062】カップ65は、上部開口の外周面に容器本
体53と同様のネジ部57が形成されており、逆さにし
てネジ部57をネジ部59に螺合させることにより、ボ
トルサポート54の上方に、カッター62が突設された
隔壁58を底部とする閉空間が形成される(図1参
照)。
【0063】次に、上記構成を有する電動調理器の作用
を説明する。
【0064】先ず、ミキサー10をテーブル等に置き、
下ケース14の凹所33から露出している差込みプラグ
46aを持って、電源コード46を必要な長さ分コード
リールユニット17から引き出す。
【0065】引き出しを止めることにより、電源コード
46は戻ることなく引き出された状態で停止することか
ら、差込みプラグ46aを電源コンセントに接続する。
【0066】差込みプラグ46aを電源コンセントに接
続することにより、モータ16への通電可能状態とな
る。
【0067】続いて、容器本体53にボトルサポート5
4を一体的に装着することにより、カッター62を容器
本体53内下部に位置させてボトル状に形成された容器
12を、本体ケース11の取付部20に装着する。
【0068】本体ケース11に装着された容器12内に
被調理物を入れた後蓋56をして、スイッチ摘み37
a,37bを操作し、モータ16を駆動させる。
【0069】モータ16の駆動により、カッター62が
回転して容器12内の被調理物が撹拌切削及び破砕さ
れ、調理される。
【0070】調理に際しては、調理方法に応じて、スイ
ッチ摘み37aによりフラッシュ(断続)運転、或はス
イッチ摘み37bにより連続運転を行う。連続運転は、
スイッチ摘み37cにより止めることができる。
【0071】調理終了時には、差込みプラグ46aを引
き出すことにより、電源コード46は停止させることな
くコードリールユニット17に巻き取られる。
【0072】ところで、コードリールユニット17は、
一対の給電端子47をモータ16側の反対側に位置させ
てモータ16の後方に縦置き状態に配置されることによ
り、モータ16との絶縁距離及びリード線Lの引き回し
スペース等の確保が不要となり、モータ16に接近させ
て配置することができる。
【0073】従って、電源コード46をコードリールユ
ニット化して本体ケース11内へと格納すると共に、本
体ケース11の小型化を図ることができることから、設
置及び収納に広いスペースを必要としない上にコストダ
ウンが可能となる。
【0074】特に、スイッチユニット15、モータ16
及びコードリールユニット17が、本体ケース11の前
後方向に一列に配置されることにより、本体ケース11
の左右の横幅寸法より本体ケース11の前後の奥行き寸
法を大きくすることができ、本体ケース11の前面部に
位置して前後方向に押圧操作するスイッチ摘み37a,
37b,37cの、操作時における安定感を高めること
ができる。
【0075】また、スイッチ摘み37a,37b,37
cの操作時における安定感を高めるために、前方の二個
の脚部29には滑べり止めのためのゴム足29aが埋設
されているが、本体ケース11の前後の奥行き寸法を大
きくしたことにより、スイッチ操作時の押圧方向が前後
の脚部29間に位置することとなって、前方の脚部29
に下方への回動力が作用するため、前方の脚部29のみ
にゴム足29a設けるだけで効果的に滑べり止めを行う
ことができる。
【0076】更に、モータ16は、フランジ22に上部
フレーム40の上部が挿入された状態で固着されてお
り、上ケース13との間に耐熱性樹脂により形成された
上部フレーム40を介在させていることにより、発熱体
であるフィールド組立38が発する熱が上ケース13に
伝わり難くなる。
【0077】従って、開口49から駆動軸39を突出さ
せている上ケース13の熱変形が生じず、上面19に載
置するボトルサポート54の従動カップリング63の中
心と駆動軸39の駆動カップリング52の中心のズレが
生じない。
【0078】また、上ケース13の熱対策が不要となる
ことから、上ケース13に耐熱性樹脂を使用する必要が
なくより安価な一般的な材料を用いることができること
から、外観部品である上ケース13の設計上の自由度が
狭められない上に部品としての上ケース13が大形化す
ることもなく、コストアップの要因とならない。
【0079】加えて、上部フレーム40と下部フレーム
41を組み立てると同時に上ケース13に取り付け固定
されることから、モータ16の組み込み工程が簡略化さ
れることとなり、コスト低減をもたらす。
【0080】なお、コードリールユニット17は、自動
巻き取り機構を備えたものに限らずハンドル等の巻き取
り手段による手動巻き取り機構を有するものでもよい。
この場鴻、伝達手段を介して巻き取り手段を上ケース1
3外に露出させることにより、一対の給電端子47をモ
ータ16の反対側に位置させることができ、自動巻き取
り機構を備えた場合と同様の効果を得ることができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る電
動調理器は、本体に載置された容器内に前記本体内の電
動機により回転駆動される切削手段を備え、前記電動機
の作動を制御するスイッチの操作により前記切削手段を
回転させて前記容器内の被調理物を調理する電動調理器
において、電源コードが層状に巻回されると共に外側面
に給電端子が設けられたコードリールユニットを、前記
電動機の側方に、前記給電端子が設けられた外側面を前
記電動機側の反対側に位置させて縦置き状態に配置した
ことを特徴としている。
【0082】このため、電源コードをコードリールユニ
ット化して本体内へと格納すると共に本体の小型化が図
られ、設置及び収納に広いスペースを必要としない上に
コストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るミキサーの全体構成を示す説明
図である。
【図2】ミキサーの斜視図である。
【図3】上ケースの斜視図である。
【図4】上ケースの断面図である。
【図5】下ケースを外した状態のミキサーの底面図であ
る。
【図6】下ケースの斜視図である。
【図7】下ケースの側面図である。
【図8】モータが装着された状態の上ケースを後端側か
ら見た断面図である。
【図9】コードリールユニットを示しており、(a)は
上部カバー側の斜視図、(b)は下部カバー側の斜視図
である。
【図10】カッターを示しており、(a)はボトルカバ
ーの斜視図、(b)はボトルカバーの平面図である。
【符号の説明】
10 ミキサー 11 本体ケース(本体) 12 容器 16 モータ(電動機) 17 コードリールユニット 37,37b,37c スイッチ摘み(スイッチ) 46 電源コード 47 給電端子 62 カッター(切削手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂口 隆次 神奈川県秦野市堀山下43番地東京電気株 式会社秦野工場内 (72)発明者 谷川 透 神奈川県秦野市堀山下43番地東京電気株 式会社秦野工場内 (56)参考文献 実公 昭50−8212(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 43/046 B02C 18/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に載置された容器内に前記本体内の
    電動機により回転駆動される切削手段を備え、前記電動
    機の作動を制御するスイッチの操作により前記切削手段
    を回転させて前記容器内の被調理物を調理する電動調理
    器において、 電源コードが層状に巻回されると共に外側面に給電端子
    が設けられたコードリールユニットを、前記電動機の側
    方に、前記給電端子が設けられた外側面を前記電動機側
    の反対側に位置させて縦置き状態に配置したことを特徴
    とする電動調理器。
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