JP2839298B2 - 魚釣り用リールのハンドル折畳み構造 - Google Patents

魚釣り用リールのハンドル折畳み構造

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リール本体から回転自在に片持ち延出した
ハンドル軸の外方端にハンドルレバーの基端側部分を連
結し、このハンドルレバーを、外方に突出する作用姿勢
とリール本体側に近接する格納姿勢とに亘り、連結部に
おける軸芯周りで切換揺動自在に構成してある魚釣り用
リールのハンドル折畳み構造に関する。
〔従来の技術〕
上記ハンドルレバー折畳み構造において、従来では、
例えば実開昭60−12972号公報に示されているように、
前記切換揺動軸芯はハンドルレバーの基端側部分より先
端側に位置するレバーアーム部(遊端側部分)に略沿う
方向で、かつ、前記ハンドル軸の軸芯に対して直交する
構成となっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来構造では、ハンドルレバーの基端側部分から
把手部を有する遊端側部分に亘って略全体的に効率よく
格納できるよう考慮したものである。ところが、格納時
においてはハンドルレバーはハンドル軸の軸芯と略直交
する平面上に格納されるので、ハンドル軸から離れた位
置にある遊端側把手部は、リール本体側に空領域がある
にも拘らずリール本体から所定の距離だけ離間すること
になり、未だ十分な格納状態とは言えないものであっ
た。
本発明は、ハンドルレバーをよりコンパクトに格納す
ることのできる魚釣り用リールのハンドル折畳み構造を
提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴構成は、前記ハンドルレバーにおける前
記基端側部分より先端側に遊端側部分を設け、前記切換
揺動軸芯を、前記ハンドル軸の軸芯に対して傾斜状態で
設け、かつ、前記切換揺動軸芯の前記遊端側部分に近い
側の軸芯仮想線部分を前記リール本体に近接する方向に
傾斜させてある点にあり、その作用効果は次の通りであ
る。
〔作 用〕
上記した切換揺動軸芯における遊端側部分に近い側の
軸芯仮想線部分が、リール本体側に近接する方向に傾斜
させてあるので、遊端側部分は、格納姿勢においては、
リール本体側に近接して格納される。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、ハンドルレバーはハンドル
軸の軸芯に直交する平面よりもリール本体側に近接する
位置まで姿勢変更可能となり、格納時邪魔になりやすい
遊端側部分をリール本体側の空領域に大きく入り込ませ
て格納することが可能となって、よりコンパクトに収納
できるものとなった。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図にスピニングリール型の魚釣り用リールを示し
ている。このリールは、釣り糸を巻取る為のリール本体
(1)の後部から、釣り竿への連結用取付脚(2)を一
体的に延設するとともに、前記取付脚(2)の延出方向
と略直交する方向に回転自在に片持ち延出したハンドル
軸(3)の外方端に回動操作用ハンドルレバー(4)を
連結してある。前記ハンドルレバー(4)は、ハンドル
軸(3)に取り付けられる基端側部分(4A)とその基端
側部分(4A)より屈曲形成された遊端側部分(4B)とか
らなり、外方に突出する作用姿勢とリール本体(1)側
に近接する格納姿勢とに亘り切換揺動自在に構成してあ
る。
次に、前記ハンドルレバー(4)の取付け構造につい
て説明する。第1図に示すように、前記ハンドル軸
(3)の外方軸端に一体的に固定連結した連結部材
(5)から矩形状の係合突片(6)を外方突設するとと
もに、ハンドルレバー(4)の基端側部分(4A)に形成
したコの字の係合凹部(7)に前記係合突片(6)を嵌
め込み、これらをピン(8)により枢支連結して、ハン
ドルレバー(4)を前記ピン(8)の軸芯(P1)周りで
揺動自在に構成してある。詳述すると、第4図に示すよ
うに、前記枢支ピン(8)を、前記した係合突片(6)
と係合凹部(7)との重合部分の横一側方に片寄った箇
所に配設し、かつ、ハンドルレバー(4)の基端側部分
(4A)の枢支ピン(8)配設側の角部を、該ピン(8)
の軸芯(P1)を中心とする円弧状に形成して、ハンドル
レバー(4)をピン(8)の片寄り側方向にのみ揺動格
納可能に構成し、外側方に突出する作用姿勢において
は、レバー基端部端面(9)と連結部材(5)の段差面
(10)との接当により姿勢が安定するよう構成してあ
る。更にハンドルレバー(4)の基端側部分(4A)に
は、前記ピン(8)と略直交する方向の軸芯(P2)周り
で揺動自在なロック部材(11)を枢支してあり、このロ
ック部材(11)の作用部(11a)が前記係合突片(6)
に形成した係合溝(6a)に係合してハンドルレバー
(4)を作用姿勢に位置保持するよう構成し、かつ、こ
のロック部材(11)はバネ(12)により係合方向側に揺
動付勢するとともに、ハンドルレバー(4)から外方に
突出延設した操作部(11b)を揺動操作することで前記
係合状態を解除できるよう構成してある(第2図参
照)。
そして、ハンドルレバー(4)の切換揺動軸芯である
ところの前記枢支ピン(8)の軸芯(P1)を、前記ハン
ドル軸(3)の軸芯(P3)に対して傾斜する状態で設
け、かつ、ハンドル軸(3)の軸芯方向視において、前
記ピン軸芯(P1)のハンドルレバー(4)における遊端
側部分(4B)に近い側の軸芯仮想線部分(P1a)がハン
ドルレバー(4)から遠ざかる方向でかつリール本体側
に近接する方向に傾斜させてある。つまり、前記係合突
片(6)をハンドル軸(3)の軸芯(P3)に対して所定
の角度(θ)だけハンドルレバー(4)側に傾斜させる
状態で突出形成し、前記枢支ピン(8)を係合突片
(6)の突出方向と直交する方向に貫通させてある。
このように構成すると、第3図に示すように、ハンド
ルレバー(4)の格納時には、ハンドルレバー(4)の
遊端側部分(4b)の中心線(l)がハンドル軸(3)に
直交する平面(S)から前記角度(θ)だけリール本体
(1)側に近接する状態に傾斜することになる。その結
果、収納の際に邪魔になりやすいハンドルレバー(4)
の遊端側把手部(4a)が、よりコンパクトに格納できる
ことになる。
〔別実施例〕 前記ロック部材(11)は、上記したような揺動操作
式のものに代えて、第6図に示すような、内外方向に出
退移動する構造のもの、あるいは、第7図に示すよう
に、レバー内側において、ハンドル軸(3)の軸芯
(P3)方向にスライド移動させる構造のもの等を用いて
もよい。
本発明は、スピンニングリールに限らずドラム型リ
ールにも適用できる。尚、特許請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にする為に符号を記すが、該記入により本
発明は添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明に係る魚釣り用リールのハンドル折畳み構
造の実施例を示し、第1図及び第2図は要部の平面図、
第3図はハンドル格納状態の要部平面図、第4図は揺動
枢支部の断面図、第5図はリールの全体側面図であり、
第6図及び第7図は別実施例の要部平面図である。 (1)……リール本体、(3)……ハンドル軸、(4)
……ハンドルレバー、(4A)……基端側部分、(4B)…
…遊端側部分、(P1),(P3)……軸芯。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リール本体(1)から回転自在に片持ち延
    出したハンドル軸(3)の外方端にハンドルレバー
    (4)の基端側部分(4A)を連結し、このハンドルレバ
    ー(4)を、外方に突出する作用姿勢とリール本体側に
    近接する格納姿勢とに亘り、連結部における軸芯(P1
    周りで切換揺動自在に構成してある魚釣り用リールのハ
    ンドル折畳み構造であって、前記ハンドルレバー(4)
    における前記基端側部分(4A)より先端側に遊端側部分
    (4B)を設け、前記切換揺動軸芯(P1)を、前記ハンド
    ル軸(3)の軸芯(P3)に対して傾斜状態で設け、か
    つ、前記切換揺動軸芯(P1)の前記遊端側部分(4B)に
    近い側の軸芯仮想線部分(P1a)を前記リール本体
    (1)に近接する方向に傾斜させてある魚釣り用リール
    のハンドル折畳み構造。
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