JP2838839B2 - 光通信方式 - Google Patents

光通信方式

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JP2838839B2
JP2838839B2 JP2242615A JP24261590A JP2838839B2 JP 2838839 B2 JP2838839 B2 JP 2838839B2 JP 2242615 A JP2242615 A JP 2242615A JP 24261590 A JP24261590 A JP 24261590A JP 2838839 B2 JP2838839 B2 JP 2838839B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 マイクロ波の周波数多重信号を用いた光変調による光
通信方式である、いわゆるSCM(Subcarrier Multiplexi
ng)光通信方式に関し、 大容量の周波数多重光伝送を容易に、かつ低コストで
実現することができ、しかも、1つの受信機で多数のチ
ャンネルを同時に受信できるようにすることを目的と
し、 複数チャンネルの伝送信号の各々に別々のマイクロ波
の周波数を割り当て、該各々の周波数のキャリアに前記
伝送信号で変調をかける変調器と、該変調器の前段ある
いは後段に前記伝送信号で変調をかけられたキャリアの
主成分のみを抽出するように帯域を制限するフィルタを
備え、帯域制限及び変調された各伝送信号を足し合わせ
てマイクロ波の周波数多重信号を生成し、該多重信号で
光周波数変調器に周波数変調をかけ、その光周波数変調
信号を光伝送し、該光伝送された光信号を検波して電気
信号に変換した後、帯域フィルタにより各チャンネル毎
に選別した信号を復調するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、マイクロ波の周波数多重信号を用いた光変
調による光通信方式である、いわゆるSCM(Subcarrier
Multiplexing)光通信方式に関する。
SCM光通信方式は、ディジタル/アナログのあらゆる
種類の変調信号を同時に大量に伝送可能であるという優
れた特長を有している。本発明は、このSCM光通信方式
において、光変調として、半導体レーザの直接変調等に
よるFM変調を用いるものであり、従来の光通信システム
はもとより、光CATVネットワークや画像情報を中心とす
る広帯域伝送システム、更には将来のISDN等あらゆる情
報通信ネットワークへの適用が可能である。
〔従来の技術〕
従来、光通信において信号多重伝送(特に大容量の信
号多重伝送)を行う場合には、主に波長多重伝送が行わ
れてきた。これは、異なる波長(或いは光周波数)の光
をキャリアとして多チャンネル伝送しようとするもので
ある。この波長多重伝送は、強度変調/直接検波(IM/D
D)方式の場合であれば、光フィルタを用いてチャンネ
ルを区別できる程度の波長差(数nm程度)のチャンネル
間隔が必要であり、また、コヒーレント光通信方式の場
合には、隣接チャンネル間のクロストークの抑制に限り
があるため、今のところ、ビット・レートの十数倍程度
のチャンネル間隔が必要である。従って、例えばギガビ
ット程度の高速伝送の多重伝送を行う場合には、チャン
ネル間隔が20GHz程度になってしまい、その全てのチャ
ンネルを同時に検波できるだけの受信機が実現できない
ため、送信側でどんなに多重数を増やしても、一度に受
信できるのはそのうちの1チャンネルだけである。
一方、従来のSCM光通信においては、光変調方式とし
ては主に半導体レーザの直接変調による強度変調方式を
用い、受信方式としてはPINフォトダイオード或いはAPD
を用いた直接検波方式が用いられてきた。
一例として、従来の光FDM(周波数分割多重)方式の
構成と、従来のTDM(時分割多重)光伝送方式の構成と
を、それぞれ第13図と第14図に示す。いずれも、4チャ
ンネル−622Mb/s信号のコヒーレント伝送の場合であ
り、光伝送容量は2.5Gb/sである。
光FDM方式では、第13図に明らかなように、互いに異
なる周波数fs1〜fs4の光キャリアを有するチャンネル数
分(ここでは4個)の光変調器1−1〜1−4により、
各チャンネル毎に光変調信号を生成した後、これらを光
カプラ2で合波して光周波数多重信号を生成し、これを
光伝送ファイバ3を介して伝送する。受信側では、伝送
されてきた光信号を、局発光源(半導体レーザ)4、受
光器5及び増幅器6等を用いて光ヘテロダイン検波して
電気信号に変換した後、バンドパスフィルタ7により所
望の1つのチャンネルの信号のみを通過させ、これを復
調器8で復調する。
TDM光伝送方式では、第14図に明らかなように、各チ
ャンネルの伝送信号をマルチプレクサ装置(MUX)11で
時分割多重し、この多重信号により光変調器12に変調を
かけ、その変調信号を光伝送ファイバ13を介して伝送す
る。受信側では、伝送されてきた光信号を、局発光源
(半導体レーザ)14、受光器15及び増幅器16等を用いて
光ヘテロダイン検波して電気信号に変換した後、バンド
パスフィルタ17で全チャンネルの中間周波信号(帯域は
25GHz×2)を通過させ、これを復調器18で復調し、そ
の後に、デマルチプレクサ装置(DEMUX)19で各チャン
ネル毎の信号を選別する。
〔発明が解決しようとする課題〕
第13図に示したような従来の光周波数多重伝送方式に
おいては、信号多重時のチャンネル間隔をビット・レー
トの十数倍に広くとる必要があるため、受信側で多重信
号を同時に検波することができないという問題があつ
た。これは、どんなに送信側で多重数を増やしていって
も、実際に検波できるのはその内の限られたチャンネル
だけということであり、特にディジタルの高速伝送(ギ
ガビット伝送)においては、1つの受信機で同時に検波
可能なのはただ1チャンネルのみということになってし
まう。また、多重可能なチャンネル数が局発レーザのチ
ューニング可能帯域によって制限されてしまうことにも
なる。
また、第14図に示したような従来の光時分割多重伝送
方式においては、時分割多重のためのマルチプレクサ装
置と、各チャンネルを選別するためのデマルチプレクサ
装置とが必要であり、これらの装置はいずれも非常に高
価なものであって、これらを使用することによりシステ
ム全体の高価格化が招来され、望ましくない。しかも、
ヘテロダイン検波器の復調帯域としては、チャンネル数
倍の広い帯域が必要となる。
また、前述した従来のSCM光通信方式においては、半
導体レーザの強度変調に対する光出力の直線性が必要で
あるために、変調帯域に制限があり、現状では1〜2GHz
程度の帯域がせいぜいである。従って、広帯域情報の伝
送においては、信号歪の影響を受け易く、伝送情報の容
量も制限されてしまうことになり、将来の大容量通信の
要求に対応することが難しい。しかも、検波方式として
直接検波方式しか用いることができないため、充分な受
信感度を達成することが難しく、伝送距離や信号の分配
数に制限を生じている。
本発明は、大容量の周波数多重光伝送を容易に、かつ
低コストで実現することができ、しかも、1つの受信機
で多数のチャンネルを同時に受信できるようにすること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は従来のSCM光通信方式を改良したものであ
り、その原理構成を第1図及び第2図に示す。
まず、第1図に示すように、送信側では、複数チャン
ネル(ここではチャンネル数をk個とする)のデータ信
号D1〜Dkの各々に別々のマイクロ波の周波数f1〜fkを割
り当て、各変調器(MOD)31−1〜31−kにより、上記
各々の周波数f1〜fkのキャリアにデータ信号D1〜Dkで変
調をかけ、それぞれ帯域フィルタ32−1〜32−kを通過
させる。その後、帯域フィルタ32−1〜32−kを通過し
た各々の信号を足し合わせてマイクロ波の周波数多重信
号を生成し、この多重信号で光周波数変調器33に周波数
変調をかけ、その光周波数変調信号を光伝送ファイバ34
を介して光伝送する。
受信側では、光伝送されてきた光信号を光検波器35で
検波して電気信号に変換した後、帯域フィルタ36−1〜
36−kにより各チャンネル毎に選別し、そのそれぞれを
復調器(DEMOD)37−1〜37−kで復調する。
また、第2図においては、送信側が複数(ここではn
個とする)の光周波数変調信号生成部A1〜Anを有し、そ
の各々が第1図の送信機(変調器31−1〜31−k、帯域
フィルタ32−1〜32−k及び光周波数変調器33)と同一
構成である。ただ、光周波数変調信号生成部A1〜Anのそ
れぞれに含まれる各光周波数変調器33は、互いに異なる
周波数fs1〜fsnの光キャリアを有している。そして、各
光周波数変調信号生成部A1〜An毎に、第1図の場合と同
様な方式により光周波数変調信号を生成し、その各々の
光周波数変調信号を光合波器38で合波して光周波数多重
信号を生成し、これを光伝送ファイバ34を介して光伝送
する。
受信側では、光伝送されてきた光信号を光検波器35で
検波して電気信号に変換した後、全チャンネル数または
一部のチャンネル数に相当するm個の帯域フィルタ36−
1〜36−mにより各チャンネル毎に選別し、そのそれぞ
れを復調器(DEMOD)37−1〜37−mで復調する。
上記第1図及び第2図の構成において、変調器31−1
〜31−kによる変調方式としては、アナログ/ディジタ
ルのいかなる変調方式をも採用可能であり、例えば、AM
変調信号を用いるもの、FM変調信号を用いるもの、PM変
調信号を用いるもの、強度変調信号を用いるもの、ASK
信号を用いるもの、FSK信号を用いるもの、PSK信号を用
いるもの等がある。なお、各チャンネル毎の変調器31−
1〜31−kの全てが同一の変調方式を採用する必要はな
く、複数の変調方式の組み合わせであってもよい。
光周波数変調器33としては、例えば半導体レーザ(特
には、広帯域のDFB型半導体レーザが望ましい)を用
い、そのバイアス電流の直接変調により光周波数変調を
行うことが可能である。
光検波器35による検波方式としては、局発光を用いた
光ヘテロダイン又は光ホモダイン検波方式や、光フィル
タを用いた直接検波方式、或いは光周波数弁別器を用い
た検波方式等を採用可能である。なお、光フィルタを用
いて直接検波する場合は、電気的な帯域フィルタ36−1
〜36−kは不要になり、その代わり、チャンネル数分の
光フィルタと、そのそれぞれの後段に設けられた復調器
とが必要となる。また、検波方式として光ヘテロダイン
検波方式を用いた場合は、その局発光源の発振周波数を
調節することによりチャンネル選択することも可能であ
り、このようにした場合は、光検波器35の後段の帯域フ
ィルタ及び復調器はチャンネル数にかかわらず1組だけ
設ければよい。
また、上記第1図や第2図に示した光通信方式を利用
して、光交換システムや光スイッチシステムを実現する
ことも可能である。すなわち、上記光通信方式において
復調した信号を、送信チャンネル数と同数の入出力ポー
トを持つ電気交換機に入力させて、任意のチャンネル交
換を行うことにより、光交換システムが実現される。ま
た、上記光通信方式において伝送された光信号を、光分
岐路で送信チャンネル数と同数の光信号に分岐し、この
分岐された各々の光を別々の局発光源を用いて光ヘテロ
ダイン検波して任意のチャンネルを選択することでチャ
ンネル交換することによっても、光交換システムが実現
される。
〔作用〕
本発明では、前述したように、まず各チャンネルに割
り振られた異なる周波数f1〜fkのキャリアに、各データ
信号D1〜Dkで変調をかけ、それぞれ帯域フィルタ32−1
〜32−kを通過させた後、これらを合成(周波数多重
比)する。この場合の周波数軸上のチャンネル配置を第
3図に示す。ここで、各チャンネルの間隔及び各帯域フ
ィルタ(BPF)32−1〜32−kの帯域は、隣接チャンネ
ルの信号が漏れこまないように選択されている。
一般に、変調信号のスペクトルはキャリア周波数の周
囲にデータ信号の倍周波数を中心とする高次ベッセル関
数の成分がのった、例えば第4図のような波形をしてい
る(なお、第4図の波形は、周波数fcのキャリアに速度
Bの変調をかけた場合である)。よって、各帯域フィル
タ32−1〜32−kの帯域は、上記成分のうち、隣接チャ
ンネルの帯域にかかるものを取り除けるように選ぶこと
になる。実際には、チャンネル数を増やす(多重数を多
くする)ためには、できるだけ狭帯域の帯域フィルタを
用いるのがよい。例えば第4図の場合であれば、信号の
主成分である、いわゆるメイン・ローブと言われている
fc−Bからfc+Bの範囲の成分を通過させるのが普通で
ある。従って、帯域フィルタの帯域としては、fc−B<
f<fc+Bの範囲とすることが可能となる。このことか
ら、帯域フィルタ32−1〜32−kを通過させた信号を合
成して得られる周波数多重信号におけるチャンネル間隔
としては、例えばディジタル信号であればデータ信号速
度(ビットレート)の2倍まで接近させることができ、
よって、高密度の周波数多重信号を容易に生成すること
が可能となる。
ところで、上記では各チャンネルの信号のフィルタリ
ングとして、変調された信号にBPFを用いる方法を述べ
たが、もともとのデータ信号に低域フィルタLPFをかけ
てから変調をかける方法を用いてもよい。
すなわちデータ信号(ベースバンド信号)は、例えば
速度Bのディジタル信号であれば第3図(a)のような
ベーセル関数状のスペクトルをもっているから、このう
ちのメインロープ(0<f<B)のみをLPFで抽出した
後キャリアに変調をかければ、第3図(b)に示すよう
に上記でBPFをかけた場合と同様の変調信号が得られ
る。
こうした信号をたし合わせれば第3図(c)のような
SCM信号を得ることができる。
本発明では、このようにして電気段で周波数多重信号
を生成した後、この周波数多重信号で光周波数変調器33
に周波数変調をかけて変調光を作成するので、光変調器
はただ1個で済む。
また、上述したように送信側でビットレートの2倍程
度までチャンネル間隔を狭めることが可能であるため、
受信側では、広帯域の受信機を用いて、全てのチャンネ
ル或いは複数のチャンネルを一括して受信することが可
能となり、受信可能チャンネル数の飛躍的な向上をもた
らすものである。
更に、本発明では、周波数多重化を、マイクロ波のカ
プラ等のような安価なマルチプレクサで実現でき、従来
のような時分割多重のための高価なマルチプレクサ装置
等が不要なので、極めて低コスト化が期待できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第5図は、本発明の光通信方式の第1の実施例の構成
図である。本実施例は、受信側の検波方式として光ヘテ
ロダイン検波方式を用いたものである。
同図において、送信側では、まず各チャンネルに割り
振られた異なる周波数f1〜fkのキャリアに、各変調器31
−1〜31−kにより各データ信号D1〜Dkで変調をかけ、
それぞれ帯域フィルタ32−1〜32−kを通過させる。こ
こで、変調器31−1〜31−kによる変調方式としては、
例えば、AM変調信号を用いるもの、FM変調信号を用いる
もの、PM変調信号を用いるもの、強度変調信号を用いる
もの、ASK信号を用いるもの、FSK信号を用いるもの、PS
K信号を用いるもの等を使用する。ここで,各チャンネ
ル間で伝送信号に対応して異なる変調を行っても使用可
能である。また、各チャンネルの間隔と帯域フィルタ32
−1〜32−kの各帯域は、第3図(c)及び第4図にお
いて示したように、多重信号中で隣接チャンネルの信号
が漏れこまないように選択されており、特に帯域フィル
タ32−1〜32−kの各帯域はfc−B<f<fc+Bの範囲
に狭く設定されている。
また帯域フィルタの代わりにデータ信号をLPFを通過
させた信号で変調をかけてもよい。
その後、帯域フィルタ32−1〜32−kを通過した各信
号をマルチプレクサ41で合成して、周波数多重信号を生
成する。マルチプレクサ41としては、単に電気信号を足
し算する程度の機能を持っていればよく、例えばマイク
ロ波のカプラ等のような簡易かつ安易なものを使用でき
る。このようにして得られた多重信号を用いて、光周波
数変調器33に周波数変調をかけ、この変調光を光伝送フ
ァイバ33を介して伝送する。光周波数変調器33としては
半導体レーザを用いており、そのバイアス電流の直接変
調により光周波数変調を行う。
次に、受信側では、光検波器35として、局発光源(半
導体レーザ)42、受光器43及び増幅器44等からなる光ヘ
テロダイン検波器を備え、これにより、送信側から伝送
されてきた光信号を光ヘテロダイン検波する。この場合
の光ヘテロダイン検波後のIF段での周波数配置は、例え
ば第6図に示すようになる。その後、この検波によって
得られた電気信号をチャンネル数分だけ分岐し、そのそ
れぞれを帯域フィルタ36−1〜36−kを通過させて、第
6図に示した各チャンネルの信号をそれぞれ取り出して
から、復調器37−1〜37−kで復調する。
本発明は、従来のSCM−AM(IM)変調方式と比べて光
ヘテロダイン検波等のコヒーレント検波との相性が良
く、本実施例のように光ヘテロダイン検波が可能になる
ので、容易に高い受信感度を実現可能である。また、そ
ればかりでなく、受光器43の帯域内のチャンネルを同時
に全て受信可能である。これは、例えば従来のコヒーレ
ント光通信システムにおける光周波数多重伝送におい
て、一度に受信できるのは1チャンネルに限られていた
のに比べて、大きなメリットである。従って、伝送距離
の拡大だけでなく、受信可能チャンネル数の飛躍的な向
上をもたらすことができる。
そこで、本実施例の作用・効果を明確にするため、第
7図に示すように、4チャンネル−622Mb/s信号伝送を
行う場合を考え、これと第13図及び第14図に示した従来
のコヒーレント伝送とを比較してみる。なお、いずれの
場合も、チャンネル数、ビットレート、光伝送容量(2.
5Gb/s)は同じである。
まず、本実施例と第13図の光FDM方式とを比較する
と、同じ2.5Gb/sの情報を伝送するのに、本実施例では
1つの光変調器があればよいのに対して、光FDM方式に
おいてはチャンネルの個数だけの光変調器が必要とな
る。ただし、本実施例の場合の方が、より広帯域の光変
調器を必要とする。この帯域としては、第7図の場合は
ほぼ8GHz程度あればよく、例えば多電極のDFB型半導体
レーザを用いれば充分に実現可能である。従って、一個
の光変調器で伝送可能であるという、本実施例の効果は
大きい。
また、本実施例では、前述したように送信側でビット
レートの2倍程度までチャンネル間隔を狭めることが可
能であるため、広帯域(10GHz程度)の受信器を用い
て、全ての(或いは複数の)チャンネルを一括して受信
することが可能である。もちろん、光FDM方式の場合と
同様に1つのチャンネルのみを選択受信することも可能
である。
次に、本実施例と第14図のTDM光伝送方式とを比較す
ると、本実施例では周波数多重をマイクロ波のカプラ等
のマルチプレクサで容易に実現できるのに対して、TDM
光伝送方式では時分割多重のための高価なマルチプレク
サ装置が必要である。更に、光ヘテロダイン検波器の復
調帯域としては、本実施例では各チャンネルの帯域程度
でよいのに対して、TDM光伝送方式ではそのチャンネル
数倍の帯域が必要となる。しかも、各チャンネルを選別
するのにも、高価なデマルチプレクサ装置が必要とな
る。
このように、本実施例を用いることにより、従来の多
重光伝送方式と比べて格段に簡易で低コストで、しかも
大容量の光伝送システムが実現可能となる。
次に、第8図は、本発明の光通信システムの第2の実
施例における受信機側の構成図である。
同図に示すように、本実施例では、第5図に示したよ
うな送信機側から光伝送ファイバ34を介して伝送されて
きた光信号を、光分岐路51によりチャンネル数分だけ分
岐した後、その分岐された光信号から、光フィルタ52−
1〜52−kにより各チャンネルの光信号を選別し、それ
ぞれ受光器53−1〜53−kで直接検波して、電気信号に
変換する。
本実施例によっても、従来の多重光伝送方式に比べて
格段に簡易で低コストで、しかも大容量の光伝送システ
ムを実現できる。
次に、第9図は、本発明の光通信システムの第3図の
実施例における受信機側の構成図である。
本実施例では、第5図に示したような送信機側から光
伝送ファイバ34を介して伝送されてきた光信号を、光分
岐路51によりチャンネル数分だけ分岐した後、その分岐
された光信号から、光周波数弁別器61−1〜61−kによ
り各チャンネルの光信号を選別し、直接検波を行う。光
周波数弁別器61−1〜61−kの構成は周知であり、数多
く考えられるが、その一例として、ここでは光遅延回路
を用いたものを示す。すなわち、入力された光信号(コ
ヒーレント光)Iを2分岐し、そのそれぞれの光信号
I1、I2を光路71、72を通過させることにより、一方の光
信号I1に対してもう一方の光信号I2を時間τだけ遅延さ
せた後、光合波器73で再び合成し、それを受光器74で光
電変換するものである。この場合における周波数弁別の
原理を、第10図を用いて以下に述べる。
入力された光信号Iの周波数をfsとすると、 I=cos(2πfst+φs(t)) …(1) と表すことができるので(なお、φs(t)は位相)、
分岐比をA:Bとすると、 I1=Acos(2πfst+φs(t)) …(2) I2=Bcos(2πfs(t−τ)+φs(t−τ)) …(3) となる。
従って、合成光の受光後の光電流Jは、そのうちの一
定値及び高次周波数成分を除いて、 J=C+2ABcos(2πfsτ+φs(t)−φs(t−
τ)) …(4) と表すことができる。
上記(4)式より、Jのfsに対する変化の様子を描く
と、第10図に示すように周期1/τの変化を示す。この関
係から、例えば、図中のX点(周波数fs0)を設定点と
し、Y点からZ点の範囲の周波数を弁別することができ
る。上記の複数の光周波数弁別器61−1〜61−kでは、
そのそれぞれの設定点の周波数fs0を異ならせることに
より、各チャンネルに対応した周波数弁別を行う。
次に、第11図は、本発明の光交換システムの第1の実
施例の構成図である。
本実施例は、第5図に示した光通信システムにおける
受信側の復調器37−1〜37−kの後段に、送信チャンネ
ル数(k個)と同数の入出力ポート(k×k)を持つ電
気交換機81を配置して、任意のチャンネル交換を行うよ
うにしたものである。すなわち、復調器37−1〜37−k
で復調した各信号を電気交換機81で適宜交換することに
より、チャンネルの交換を行う。
このように、本発明の光通信システムにおける復調器
の後段に電気交換機を置くだけで、容易に光交換システ
ムを実現することができる。なお、第11図の構成におい
て、電気交換機81の代わりに電気スイッチを配置して、
信号を適宜切り換えるようにすることにより、任意のチ
ャンネル切り換えの可能な光スイッチングシステムを実
現することができる。
次に、第12図は、本発明の光交換システムの第2の実
施例の構成図である。
本実施例は、受信機側に、別々の局発光源を用いた光
ヘテロダイン検波器をチャンネル数分だけ揃えることに
より、k×kのコヒーレント光交換システムを実現した
ものである。すなわち、第5図に示した送信機側から伝
送された光信号を、光分岐路91で送信チャンネル数(k
個)と同数の光信号に分岐し、その分岐された各々の光
を、別々の周波数(fL1〜fLkの局発光源を用いた光検波
器(光ヘテロダイン検波器)92−1〜92−kでヘテロダ
イン検波して、任意のチャンネルを選択することにより
チャンネル交換を行う。
第11図では電気交換機81を用いてチャンネル交換を実
現したが、本実施例では、光ヘテロダイン検波器92−1
〜92−kのそれぞれの局発光源の発振波長をチューニン
グして所望のチャンネルを選別することによりチャンネ
ル交換を実現している。本実施例においても、任意のチ
ャンネル切り換えを行うようにすることにより、光スイ
ッチングシステムを実現可能である。
なお、以上に示した各実施例における送信機は、第1
図に示した送信機の原理を採用したものであるが、この
代わりに、第2図に示した送信機の原理を採用すること
により、より多くのチャンネルの伝送を実現することも
できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、周波数多重をマイクロ波のカプラ等
により容易に実現でき、しかも、その多重化された信号
を一個の光変調器を用いて光変調可能であるため、大容
量の周波数多重光伝送を容易に、しかも低コストで実現
可能である。また、周波数多重化する際に各チャンネル
の信号を電気の(帯域)フィルタでフィルタリングする
ことができるので、従来の光周波数多重方式に比べて、
格段にチャンネル間隔を狭めることができ、その結果、
1つの受信器で多数のチャンネルを同時に受信可能とな
る。更に、受信方式としては、光ヘテロダイン方式等の
高感度受信が可能であるため、高い受信感度による長距
離伝送あるいは多分配ネットワークを容易に実現可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の光通信方式の原理図、 第3図(a)〜(c)は本発明の光通信方式におけるチ
ャンネル配置を示す図、 第4図は一般的な変調信号のスペクトルを示す図、 第5図は本発明の光通信方式の第1の実施例の構成図、 第6図は上記第1の実施例における光ヘテロダイン検波
後のIF段での周波数配置を示す図、 第7図は上記第1の実施例による4チャンネル−622Mb/
s信号伝送を行う場合の具体的構成図、 第8図は本発明の光通信システムの第2の実施例におけ
る受信機側の構成図、 第9図は本発明の光通信システムの第3の実施例におけ
る受信機側の構成図、 第10図は上記第3の実施例における周波数弁別の原理を
説明するための図、 第11図は本発明の光交換システムの第1の実施例の構成
図、 第12図は本発明の光交換システムの第2の実施例の構成
図、 第13図は従来の光FDM方式による4チャンネル−622Mb/s
信号伝送を行う場合の具体的構成図、 第14図は従来のTDM光伝送方式による4チャンネル−622
Mb/s信号伝送を行う場合の具体的構成図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−29325(JP,A) 特開 昭60−90483(JP,A) 特開 昭56−144589(JP,A) 特開 平1−111389(JP,A) 特開 昭64−10797(JP,A) 特開 昭62−181539(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のチャンネルのデジタル伝送信号の各
    々に異なるマイクロ波の周波数を割り当て、該各々の周
    波数のキャリアに前記デジタル伝送信号で周波数変調を
    かける周波数変調器(31)と、 該周波数変調器の前段に前記デジタル信号で周波数変調
    をかけられたキャリアのメインローブのみを抽出するよ
    うに帯域を制限するフィルタ(32)を備え、 帯域制限及び周波数変調された各デジタル伝送信号を足
    し合わせてマイクロ波の周波数多重信号を生成し、該多
    重信号で光周波数変調器(33)に周波数変調をかけ、そ
    の光周波数変調信号を光伝送し、該光伝送された光信号
    を検波して電気信号に変換した後、帯域フィルタ(36)
    により各チャンネル毎に選別した信号を復調することを
    特徴とする光通信システム。
  2. 【請求項2】互いに異なる周波数の光キャリアを有する
    複数の光周波数変調器(33)を設け、各光周波数変調器
    毎に、請求項1記載の光通信システムにより光周波数変
    調信号を生成し、その各々の光周波数変調信号を合波し
    て光周波数多重信号を生成して光伝送し、該光伝送され
    た光信号を各光キャリア毎に検波して電気信号に変換し
    た後、帯域フィルタ(36)により、電気信号に変換され
    た各光キャリアに含まれる各チャンネル毎に選別した信
    号を復調することを特徴とする光通信システム。
  3. 【請求項3】マイクロ波の周波数多重信号を用いた光変
    調器による光通信システムにおける光送信機において、 複数のチャンネルのデジタル伝送信号の各々に異なるマ
    イクロ波の周波数を割り当て、該各々の周波数のキャリ
    アに前記デジタル伝送信号で周波数変調をかける周波数
    変調器(31)と、 該周波数変調器の前段に前記デジタル伝送信号で周波数
    変調をかけられたキャリアのメインローブのみを抽出す
    るように帯域制限するフィルタ(32)を備え、 帯域制限及び変調された各デジタル伝送信号を足し合わ
    せてマイクロ波の周波数多重信号を生成し、該多重信号
    で光周波数変調器(33)に周波数変調をかけ、その光周
    波数変調信号を光伝送することを特徴とする光送信機。
  4. 【請求項4】マイクロ波の周波数多重信号を用いた光変
    調による光通信システムにおける光送信機において、 請求項3記載の光送信機に相当する光周波数変調信号生
    成部(A1〜An)を複数備えると共に、各光周波数変調信
    号生成部内の光周波数変調器(33)に互いに異なる周波
    数の光キャリアを持たせ、各光周波数変調器毎に光周波
    数変調信号を生成し、その各々の光周波数変調信号を合
    波して光周波数多重信号を生成して光伝送することを特
    徴とする光送信機。
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