JP2837863B2 - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JP2837863B2
JP2837863B2 JP1057145A JP5714589A JP2837863B2 JP 2837863 B2 JP2837863 B2 JP 2837863B2 JP 1057145 A JP1057145 A JP 1057145A JP 5714589 A JP5714589 A JP 5714589A JP 2837863 B2 JP2837863 B2 JP 2837863B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、通信制御装置に関し、特に、二つの回線を
ファクシミリ装置等のホスト装置に択一的に切り換えて
使用するとともに、二つの回線のうち少なくとも一つの
回線を電話器と共用する通信制御装置に関する。
(従来の技術) 近時、情報化社会において、ファクシミリ装置が普及
し、また、パーソナルコンピュータ等に通信機能をもた
せることが多くなっている。このような場合、ファクシ
ミリ装置やパーソナルコンピュータ等のホスト装置専用
に新たな電話回線を引かず、切換器等を備えた通信制御
装置を用いて従来から使用している電話用の回線と共用
することが普通である。
このような通信制御装置としては、例えば2回線をフ
ァクシミリ装置に択一的に切り換えて使用するものもあ
り、その2回線における通信形態は1回線がファクシミ
リ専用で1回線がファクシミリ装置と電話器で共用する
もの、2回線共ファクシミリ装置と電話器とで共用する
もの等があり、回線の有効利用およびファクシミリ装置
等の便宜性の向上を図っている。これらの通信制御装置
においては、各回線から呼出信号を検出した場合、呼出
音によって着呼をオペレータに知らせている。
従来のこの種の通信制御装置としては、特開昭63−13
9454号公報に記載ものがあり、この装置では2回線を電
話器で共用した場合、一方の回線が通信中に他方の回線
に着信があったとき、この着信に対して留守番応答を行
うかあるいはキャッチホン応答を行うかをオペレータが
選択でき、2回線の有効利用を図っている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の通信制御装置にあっ
ては、二つの回線をファクシミリ装置または電話器に対
して択一的に切り換えるとともに、一方の回線が通信中
に他方の回線にファクシミリ装置から通信要求があった
場合、呼出信号によってその回線の電話器が鳴るが、こ
のときオペレータが電話器の受話器をオフフックしても
発呼側が非音声端末であるので受話器からはトーン信号
しか聞こえない。このため、オペレータは受話器を再び
オンフックして着信があった回線を開放するしかなかっ
た。これは、回線の利用効率および便宜性を低下させ
る。また、電話器で通話中に呼出音が鳴ると通話の妨げ
となる。
(発明の目的) そこで、請求項1記載の発明は、一方の回線が通信中
に他方の回線にファクシミリ装置等からの通信要求があ
ったとき、電話器がオフフックされると、その回線を閉
結し、発呼側が保留状態にある間に一方の回線の通信が
終了するとき、通信要求があった回線をホスト装置に切
り換えることにより、二つの回線を有効に活用できるよ
うに切換制御を行って、利用性および便宜性を一層向上
させる通信制御装置を提供することを目的としている。
また、請求項2記載の発明は、一方の回線が電話器で
通話中に他方の回線にファクシミリ装置等から通信要求
があったとき、可視的にその着呼を知らせることによ
り、オペレータの通話を妨げずに着呼表示を行って、通
信制御装置の便利性を一層向上させることを目的として
いる。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、二
つの回線を一つのホスト装置に択一的に切り換えて接続
するとともに、二つの回線のうち少なくとも一つの回線
を電話器と共用する通信制御装置において、前記二つの
回線毎に設けられ回線を閉結する閉結手段と、各回線を
ホスト装置に対して択一的に切り換えて接続する切換手
段と、回線からの呼出信号を検出する呼出信号検出手段
と、呼出信号を検出した回線の前記電話器のオフフック
を検出するオフフック検出手段と、回線のトーン信号を
検出するトーン信号検出手段と、を設け、一方の回線が
通信中、他方の回線に着信があったとき、該回線の電話
器がオフフックされると、トーン信号検出手段により検
出されるトーン信号によって発呼側が非音声端末である
か否かを判別し、非音声端末であると、閉結手段によっ
てその回線を閉結し、発呼側が送信を保留している間に
一方の回線の通信が終了すると、切換手段により他方の
回線をホスト装置に接続して受信処理を行うことを特徴
とし、 また、請求項2記載の発明は、少なくとも二つの回線
を一つのホスト装置に択一的に切り換えて接続するとと
もに、該回線を一つの電話器に択一的に切り換えて接続
する通信制御装置において、前記回線毎に設けられ回線
を閉結する閉結手段と、各回線をホスト装置に対して択
一的に切り換えて接続する第1切換手段と、各回線を電
話器に対して択一的に切り換えて接続する第2切換手段
と、回線からの呼出信号を検出する呼出信号検出手段
と、呼出信号を検出した回線をオフフックするフックス
イッチと、フックスイッチのオフフックを検出するオフ
フック検出手段と、回線のトーン信号を検出するトーン
信号検出手段と、回線が通信中、他の回線に着呼があっ
たときその回線を可視的に表示する表示手段と、呼出信
号検出手段の出力に応じて呼出音を発生する鳴動素子
と、を設け、一方の回線が電話器により通信中、他方の
回線に着信があったとき、表示手段によって可視的に着
呼を知らせるとともに、該回線のフックスイッチがオフ
フックして、トーン信号検出手段により検出されるトー
ン信号によって発呼側が非音声端末であるか否かを判別
し、非音声端末であると、閉結手段によってその回線を
閉結し、第1切換手段により該回線をホスト装置に接続
して受信処理を行うことを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第4図は請求項1記載の発明の一実施例を示
す図であり、ファクシミリ装置に適用したものである。
第1図において、1はホスト装置としてのファクシミ
リ装置であり、ファクシミリ装置1はその本体1aに原稿
テーブル2および操作部3を備えている。ファクシミリ
装置1には外付の電話器4が接続されており、電話器4
は本体4aと、送受話器4bと、を備えている。電話器4は
ファクシミリ装置1から離れたオペレータの机の上等に
設置される。
原稿テーブル2は送信する原稿(図示せず)の設置台
であり、複数枚の原稿を集めてセットできる。操作部3
は例えばスタート・キー、テン・キー、コピー・キー、
各種コントロール・スイッチおよび表示部等を備えてお
り、ファクシミリ装置1の各部を制御するための指令信
号を入力する。
ファクシミリ装置1は、第2図に示すように、原稿読
取部11、記録部12、A/D変換図13、バッファメモリ14、
データ圧縮・再生部15、変・復調部16、網制御部17、制
御部18および操作部3を備えている。
原稿読取部11は図示しないラインイメージセンサおよ
び原稿搬送手段等を備えており、前記原稿テーブル2上
にセットされた原稿を原稿搬送手段で1枚づつ搬送しな
がら、ラインイメージセンサにより原稿の画情報を1ラ
イン毎に読み取り、光電変換して、A/D変換部13に出力
する。
A/D(Analog/Digital)変換部13はアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するものであり、原稿読取部11から出
力された画情報(アナログ信号)をデジタル信号に変換
する。
バッファメモリ14はA/D変換部13によりデジタル化さ
れた画情報を所定ライン(例えば、1ライン)毎に蓄
え、データ圧縮・再生部15に送出する。
データ圧縮・再生部15は画情報の伝送時間の短縮と効
率化を図るものであり、送信時には画情報を圧縮(コー
ド化)し、また受信時には、圧縮(コード化)された画
情報を原情報に再生する。
変・復調部16は一般にモデムと称されているものであ
り、データ圧縮・再生部15で圧縮された原稿の画情報を
外部回線を通して伝送するために変調するとともに、外
部回線から入力された変調信号を復調してデジタル信号
を抽出する。
制御部18はCPU、ROM、RAM等を備えており、ROMに格納
されたプログラムに従ってファクシミリ装置1としての
シーケンスを実行するとともに、後述する網制御部17の
各部を制御して、本発明の通信制御装置としての回線切
換処理を実行する。
記録部12は図示しないサーマルヘッド、搬送手段、イ
ンクシートおよび記録紙等を備えており、バッファメモ
リ14からの入力される画情報および制御信号に基づいて
記録紙上に画像を記録する。
網制御部17は一般にAA−NCUと称されているものであ
り、宛先を自動的に発呼し、また外部回線からの送信に
対して自動的に着呼を行うとともに、ファクシミリ専用
回線およびファクシミリと電話器4を共用する回線をフ
ァクシミリ装置1に対して択一的に接続する通信制御装
置としての処理を行う。すなわち、網制御部17は、第3
図に示すように、リレー21、22、23、24、オフフック検
出回路25、26、呼出信号検出回路27、28、トーン検出用
トランス29、30、トーン検出回路31、2W−4W変換器32等
を備えており、網制御部17にはファクシミリ専用回線
L1,L2(以下、専用回線L1,L2という)およびファクシミ
リ、電話器4共用回線L3,L4(以下、共用回線L3,L4とい
う)の2回線が接続されている。
リレー21、22はそれぞれオン/オフして専用回線L1,L
2および共用回線L3,L4を閉結しており、閉結手段を構成
している。リレー23はその接片23aを常閉接点23b側に倒
したとき、専用回線L1,L2をファクシミリ装置1側であ
る変・復調部16に接続し、接片23aを常開接点23cに倒し
たとき、共用回線L3,L4を変・復調部16に接続する。す
なわち、リレー23は専用回線L1,L2および共用回線L3,L4
をファクシミリ装置1に対して択一的に切り換えて接続
する切換手段を構成している。リレー24は接片24aを回
線毎に設けられたトーン検出用トランス29、30を切り換
えてトーン信号をトーン検出回路31に出力する。これら
リレー21、22、24は制御部18からの制御信号Cont1〜4
により駆動されて切り換わる。
オフフック検出回路25、26はフォトカプラ等を備えて
おり、オフフック時、専用回線L1,L2および共用回線L3,
L4から電話器に流れる電流をフォトカプラで検出してオ
フフック信号HOOK1,HOOK2を制御部18に出力する。但
し、本実施例では、電話器4を共用回線L3,L4に接続し
ているだけなのでオフフック信号HOOK2のみを検出して
いる。すなわち、オフフック検出回路25、26は専用回線
L1,L2および共用回線L3,L4に着信があったとき、電話器
がオフフックされたか否かを検出するオフフック検出手
段を構成している。
呼出信号検出回路27、28はそれぞれ専用回線L1,L2
よび共用回線L3,L4に常時接続され、専用回線L1,L2およ
び共用回線L3,L4から送られてくる呼出信号を検出して
リング信号RING1およびRING2を制御部18に出力する呼出
信号検出手段を構成している。
トーン検出回路31は回線毎に設けられたトーン検出用
トランス29および30を介して着信があった回線をリレー
24により択一的に切り換えて回線から送られてくるトー
ン信号を検出するトーン信号検出手段を構成している。
2W−4W変換器32はトランス33、34、受信フィルタ35、
36および送信フィルタ37、38を備えており、専用回線
L1,L2および共用回線L3,L4から送られてくる情報を受信
フィルタ35、36によって変・復調部16へ出力するととも
に、ファクシミリ装置1から送信する情報を送信フィル
タ37、38によって専用回線L1,L2および共用回線L3,L4
出力する。なお、受信フィルタ35、36および送信フィル
タ37、38はオペアンプ等から構成されている。
次に、作用を説明する。
本発明はファクシミリ装置1に収容された二つの外部
回線の一方がファクシミリ通信中に他方の回線に着信が
あってオペレータが電話器4をオフフックした場合の処
理にその特徴がある。以下、この処理について第4図に
示すフローチャートに基づいて説明する。
ファクシミリ装置1は初期状態において、その網制御
部17のリレー21、リレー22、リレー23およびリレー24
は、第3図に示す状態、すなわち、リレー21およびリレ
ー22がオフ、リレー23の接片23aが常閉接点23b側に接し
ている状態、リレー24の接片24aが共用回線L3,L4側に接
している状態となっている。
この初期状態において、専用回線L1,L2からの呼出信
号を呼出信号検出回路27が検出してリング信号RING1を
制御部18に出力すると、制御部18はリレー21およびリレ
ー24に制御信号Cont4、Cont2を出力し、リレー21をオ
ン、リレー24の接片24aを専用回線L1,L2側に切り換え
る。この状態でホスト装置であるファクシミリ装置1は
ファクシミリ通信を行う。
いま、専用回線L1,L2がファクシミリ通信中である
と、制御部18はファクシミリと電話器4の共用回線L3,L
4に呼出があるか否かをチェックし(ステップP1)、呼
出があると、電話器4の送受話器4bがオフフックされた
かどうかをチェックする(ステップP2)。このとき、制
御部18は制御信号Cont2を出力してリレー24の接片24aを
共用回線L3,L4側に切り換える。
ファクシミリ通信中に電話器4の送受話器4bがオフフ
ックされると、トーン検出回路31は発呼側のトーン信号
を検出し、このトーン信号が発呼側がファクシミリ装置
(非音声端末)であることを示すCNG信号であるか否か
を判別する(ステップP3)。CNG信号であれば制御部18
は制御信号Cont3を出力してリレー22をオンさせ、共用
回線L3,L4を閉結する(ステップP4)。このとき、オペ
レータによって電話器4の送受話器4bがオフフックされ
ても共用回線L3,L4の閉結状態は維持され、回線を開放
することはない。
一方、共用回線L3,L4が閉結されると、それまで発呼
側へ返送されてきていたリングバックトーンが停止さ
れ、このリングバックトーンが停止されると、発呼側は
被呼側からのCED信号(被呼端末識別信号)を待つ待状
態に入る。発呼側はこの待状態を一般にCCITT(電信電
話諮問委員会)の勧告で規定されている所定の保留時間
だけ保持する。また、被呼側の制御部18はこの保留時間
に専用回線L1,L2のファクシミリ通信が終了するか否か
をチェックし(ステップP5)、専用回線L1,L2のファク
シミリ通信が終了すれば制御信号Cont1によってリレー2
3の接片23aを常開接点23c側に切り換えて変・復調部16
を共用回線L3,L4に接続する(ステップP6)。そして、
通常の受信フローへ処理を移行する(ステップP7)。一
方、保留時間中に専用回線L1,L2のファクシミリ通信が
終了していないときは共用回線L3,L4がラインビジーで
あるか否かをチェックし(ステップP8)、ラインビジー
になったときはリレー22をオフして(ステップP9)、共
用回線L3,L4を開放する。すなわち、共用回線L3,L4がビ
ジーであるということは発呼側が回線が開放したという
ことである。その後、再び呼出信号RING2のチェック
(ステップP1)に戻る。その結果、専用回線L1,L2がフ
ァクシミリ通信中に共用回線L3,L4にファクシミリ装置
からの着信があり、共用する電話器4の送受話器4bが近
くにいたオペレータによってオフフックされた後、再び
オンフックされても、共用回線L3,L4の閉結状態は維持
され、発呼側が保留中に専用回線L1,L2の通信が終了す
れば直ちに共用回線L3,L4の受信処理が開始される。し
たがって、従来のようにオペレータの電話器操作に伴う
回線利用率の低下を抑えて、二つの回線を有効に活用す
ることができ、ファクシミリ装置1の利用性、便利性が
より一層向上する。
なお、上記実施例では一つの回線をファクシミリ専用
としたが、この回線が電話器と共用であってもその効果
が同様に発揮されることは勿論である。
また、上記実施例ではホスト装置がファクシミリ装置
である場合について述べたがこれに限定されるものでは
なく、パーソナルコンピュータ等であっても同様に適用
することができる。
第5図、第6図は請求項2記載の発明の一実施例を示
す図であり、ファクシミリ装置に適用したものである。
第5図はファクシミリ装置の網制御部の構成を示す図
であり、上記請求項1記載の発明による実施例と同一の
構成部分については同一番号を付してその説明を省略す
る。また、本実施例のファクシミリ装置の全体構成は上
記実施例と略同一であるため、その図示は省略する。
第5図において、網制御部41には回線l1,l2および回
線l3,l4の2回線が接続されている。網制御部41はフッ
クスイッチ42、43、CNG信号検出回路(トーン信号検出
手段)44、45およびリレー46を備えており、フックスイ
ッチ42、43はそれぞれ制御部18の制御信号HS1,HS2によ
って制御され、オフフックするとオフフック検出信号HO
OK1,HOOK2を出力し、CNG信号検出回路44、45は回線l1,l
2および回線l3,l4から入力されるCNG信号(コーリング
トーン信号)を検出してCNG検出信号CNG1,CNG2を出力す
る。リレー(第2切換手段)46は制御部18の制御信号Co
nt1によって制御され、回線l1,l2および回線l3,l4を択
一的に電話器47に接続する。48はファクシミリ送受信部
であり、所定のファクシミリ制御信号や画情報の送受信
を行う。49は指示入力部であり、通話中の回線の保留や
保留中の回線を通話に戻す指示信号TEAを出力する。50
は着信を知らせるベル(鳴動素子)であり、制御部18の
制御信号BELL1,BELL2によって鳴動音を発生する。51、5
2は着信を知らせるLED(表示手段)であり、制御部18の
制御信号LED1,LED2によって点滅する。
次に、作用を説明する。
本発明は一方の回線が電話器あるいはファクシミリ装
置等のホスト装置で通信中に他方の回線に着信があった
場合、その着信の知らせ方および回線の切換処理にその
特徴がある。
以下、この処理について第6図に示すフローチャート
に基づいて説明する。
網制御部41は初期状態において、第5図に示す状態、
すなわち、リレー21、22がオフ、リレー(第1切換手
段)23の接片23aが常閉接点23b側に接している状態、フ
ックスイッツチ42,43がオフ、リレー46が回線l3,l4側に
切り換られている状態となっている。
この初期状態において、まず、回線l1,l2に呼出があ
るか否かを呼出信号検出回路27のリンギング検出信号RI
NG1によってチェックし(ステップP11)、呼出がある
と、制御部18は制御信号BELL1を出力してレベル50を鳴
動させて回線l1,l2の着信をオペレータに知らせるとと
もに(ステップP12)、制御信号HS1を出力してフックス
イッチ42をオフフックし(ステップP13)、フックスイ
ッチ42はオフフック検出信号HOOK1を出力する。このと
き、オペレータが電話器47のハンドセット47bをオフフ
ックしてからオンフックしてもフックスイッチ42はオフ
フックのままである。次いで、回線l1,l2の発呼側がフ
ァクシミリ装置(非音声端末)であるか否かをCNG信号
検出回路44の検出信号CNG1によってチェックし(ステッ
プP14)、検出信号CNG1を検出すると、制御部18は制御
信号Cont1,Cont2,Cont4を出力してリレー46を回線l3,l4
側とし、リレー23の接片23aを回線l1,l2側とするととも
に、リレー21をオンして(ステップP15)、回線l1,l2
ファクシミリ受信処理へ移る(ステップP16)。その
後、回線l1,l2のファクシミリ通信が終了したか否かを
チェックし(ステップP17)、終了した場合はステップP
11の処理に戻り、終了しないで回線l1,l2がファクシミ
リ通信中のときは(ステップP18)回線l3,l4に呼出があ
るか否かを呼出信号検出回路28のリンギング検出信号RI
NG2によってチェックする(ステップP19)。呼出がある
と制御部18は制御信号BELL2をベル50に出力して鳴動さ
せて(ステップP20)、回線l3,l4の着信をオペレータに
知らせるとともに、制御信号HS2を出力してフックスイ
ッチ43をオフフックし、回線l3,l4を閉結する(ステッ
プP21)。このとき、フックスイッチ43はオフフック検
出信号HOOK2を出力し、オペレータが電話器47のハンド
セット47bをオフフックしてからオンフックしてもフッ
クスイッチ43はオフフックのままである。次いで、回線
l3,l4の発呼側が非音声端末であるか否かをCNG信号検出
回路45の検出信号CNG2によってチェックする(ステップ
P22)。検出信号CNG2を検出しないときは、発呼側は電
話器(音声端末)であるのでリレー22はオフフックのま
まとし(ステップP23)、オペレータがハンドセット47b
をオフフックすると回線l3,l4における通話が可能とな
る(ステップP24)。また、検出信号CNG2を検出したと
きは(ステップP22)、制御部18は制御信号Cont3を出力
してリレー22をオンして(ステップP25)、回線l1,l2
通信が終了するか否かをチェックする(ステップ
P26)。回線l1,l2の通信が終了すると制御部18は制御信
号Cont2を出力してリレー23の接片23aを常開接点23c側
へ切り換えて(ステップP27)、回線l3,l4をファクシミ
リ受信処理へ移る(ステップP26)。
一方、回線l1,l2のCNG信号検出回路44で検出信号CNG1
が検出されないときは(ステップP14)、制御部18は制
御信号Cont1〜Cont3を出力してリレー46を回線l1,l2
切り換え、リレー23の接片23aを常開接点23c側へ切り換
え、リレー22をオンして(ステップP29)、回線l1,l2
おける通話が可能となる(ステップP30)。このとき、
オペレータはハンドセット47bをオフフックするだけで
通話が可能となる。次いで、回線l1,l2の通話が終了し
たか否なかをチェックし(ステップP31)、終了したと
きはステップP11の処理に戻る。一方、回線l1,l2が通話
中のときは(ステップP32)、回線l3,l4の呼出を呼出検
出回路28のリンギング検出手段RING2によってチェック
し(ステップP33)、リンギング検出手段RING2を検出し
たときは制御部18は制御信号LED2を出力してLED51を点
滅させて(ステップP34)、回線l3,l4の着呼をオペレー
タに知らせる。次いで、制御部18は制御信号HS2および
制御信号Cont3を出力してフックスイッチ43をオフフッ
クし、リレー22をオンして回線l3,l4を自動的に閉結す
る(ステップP35)。次いで、回線l3,l4の発呼側が非音
声端末であるか否かをCNG信号検出回路45の検出信号CNG
2によってチェックし(ステップP36)、検出信号CNG2を
検出しないときは発呼側が電話器であるのでリレー22を
オフする(ステップP37)。次いで、指示入力部49の指
示信号TEAによって回線l3,l4の着信に対して対応するか
否かを判別する(ステップP38)。指示入力部49の指示
信号TEAが応答しないという指示の場合は回線l1,l2の通
話が終了したか否かをチェックし(ステップP39)、終
了すると、制御部18は制御信号Cont1を出力してリレー4
6を回線l3,l4側へ切り換えて(ステップP40)、回線l3,
l4における通話が可能となる(ステップP41)。一方、
指示信号TEAの指示が応答するという指示の場合は、制
御部18は制御信号Cont1を出力してリレー46を回線l3,l4
側へ切り換えて(ステップP42)、回線l1,l2のフックス
イッチ42はオフフックのままとして保留状態とし(ステ
ップP43)、回線l3,l4における通話が可能となる(ステ
ップP44)。
一方、回線l3,l4のCNG信号検出回路45が検出信号CNG2
を検出したときは(ステップP36)、リレー22はオンの
ままとし(ステップP45)、回線l3,l4を自動的にファク
シミリ受信処理に移る(ステップP46)。
したがって、一方の回線が電話器によって通話中に他
方の回線に着信があった場合、LED51およびLED52の点滅
によって着信を知らせ、その着信がファクシミリ装置か
らのものであれば自動的に着信があった回線をファクシ
ミリ受信に切り換えているので、オペレータの通話を妨
げずに着呼を知らせることができ、オペレータによる手
動操作を必要とせず自動的に回線切換手段を適切に行う
ことができる。また、その着信が電話器からのものであ
れば通話中の回線を保留して着信のあった回線に応答す
るか否かを選択することができ、さらに、ファクシミリ
通信中の電話器からの着信であればハンドセットをオフ
フックするだけで即通話が可能となるので回線l1,l2
よび回線l3,l4を電話器に対しても有効に活用すること
ができる。その結果、通信制御装置の便利性をより一層
向上させることができる。
なお、上記実施例では二つの回線をファクシミリ装置
に接続する場合を示したが、これに限らず二つ以上の複
数回線をコンピュータ等のホスト装置接続する場合に対
しても適用可能であることは勿論である。
(効果) 請求項1記載の発明によれば、一方の回線が通話中に
他方の回線にファクシミリ装置等からの通信要求があっ
て電話器がオフフックされると、その回線を閉結し、発
呼側が保留状態にある間に一方の回線の通信が終了した
とき、通信要求があった回線をホスト装置に切り換える
ことができ、二つの回線を有効に活用することができ
る。その結果、二つの回線を電話器と共用するファクシ
ミリ装置等の利用性、便宜性を向上させることができ
る。
また、請求項2記載の発明によれば、一方の回線が電
話器で通話中に他方の回線にファクシミリ装置等からの
通信要求があったとき、可視的にその着呼を知らせると
ともに、その回線を閉結してホスト装置に接続し受信処
理を行うので、オペレータの通話を妨げずに、着呼表示
と共に受信処理を行うことができ、二つの回線を有効に
活用することができる。その結果、二つの回線を電話機
と共用するファクシミリ装置等の利用性、便宜性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は請求項1記載の発明の通信制御装置の
一実施例を示す図であり、第1図はその通信制御装置を
適用したファクシミリ装置の外観斜視図、第2図はその
ファクシミリ装置の回路ブロック図、第3図はそのファ
クシミリ装置の網制御回路および制御回路のブロック
図、第4図はその回線切換処理プログラムを示すフロー
チャートである。 第5図、第6図は請求項2記載の発明の通信制御装置の
一実施例を示す図であり、第5図はその通信制御装置を
適用したファクシミリ装置の網制御回路および制御回路
のブロック図、第6図はその回線切換処理プログラムを
示すフローチャートである。 1……ファクシミリ装置、 4、47……電話器、 17、41……網制御部(通信制御装置)、 18……制御部(通信制御装置)、 21……リレー(閉結手段)、 22……リレー(閉結手段)、 23……リレー(切換手段、第1切換手段)、 25……オフフック検出回路(オフフック検出手段)、 26……オフフック検出回路(オフフック検出手段)、 42……フックスイッチ(オフフック検出手段)、 43……フックスイッチ(オフフック検出手段)、 27……呼出信号検出回路(呼出信号検出手段)、 28……呼出信号検出回路(呼出信号検出手段)、 31……トーン検出回路(トーン信号検出手段)、 44……CNG信号検出回路(トーン信号検出手段)、 45……CNG信号検出回路(トーン信号検出手段)、 46……リレー(第2切換手段)、 50……ベル(鳴動素子)、 51……LED(表示手段)。 52……LED(表示手段)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−227270(JP,A) 特開 昭60−79860(JP,A) 特開 昭62−131661(JP,A) 特開 昭61−176242(JP,A) 特開 平2−186761(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 H04N 1/00 H04N 1/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの回線を一つのホスト装置に択一的に
    切り換えて接続するとともに、二つの回線のうち少なく
    とも一つの回線を電話器と共用する通信制御装置におい
    て、前記二つの回線毎に設けられ回線を閉結する閉結手
    段と、各回線をホスト装置に対して択一的に切り換えて
    接続する切換手段と、回線からの呼出信号を検出する呼
    出信号検出手段と、呼出信号を検出した回線の前記電話
    器のオフフックを検出するオフフック検出手段と、回線
    のトーン信号を検出するトーン信号検出手段と、を設
    け、一方の回線が通信中、他方の回線に着信があったと
    き、該回線の電話器がオフフックされると、トーン信号
    検出手段により検出されるトーン信号によって発呼側が
    非音声端末であるか否かを判別し、非音声端末である
    と、閉結手段によってその回線を閉結し、発呼側が送信
    を保留している間に一方の回線の通信が終了すると、切
    換手段により他方の回線をホスト装置に接続して受信処
    理を行うことを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】少なくとも二つの回線を一つのホスト装置
    に択一的に切り換えて接続するとともに、該回線を一つ
    の電話器に択一的に切り換えて接続する通信制御装置に
    おいて、前記回線毎に設けられ回線を閉結する閉結手段
    と、各回線をホスト装置に対して択一的に切り換えて接
    続する第1切換手段と、各回線を電話器に対して択一的
    に切り換えて接続する第2切換手段と、回線からの呼出
    信号を検出する呼出信号検出手段と、呼出信号を検出し
    た回線をオフフックするフックスイッチと、フックスイ
    ッチのオフフックを検出するオフフック検出手段と、回
    線のトーン信号を検出するトーン信号検出手段と、回線
    が通信中、他の回線に着呼があったとき、その回線を可
    視的に表示する表示手段と、呼出信号検出手段の出力に
    応じて呼出音を発生する鳴動素子と、を設け、一方の回
    線が電話器により通信中、他方の回線に着信があったと
    き、表示手段によって可視的に着呼を知らせるととも
    に、該回線のフックスイッチがオフフックして、トーン
    信号検出手段により検出されるトーン信号によって発呼
    側が非音声端末であるか否かを判別し、非音声端末であ
    ると、閉結手段によってその回線を閉結し、第1切換手
    段により該回線をホスト装置に接続して受信処理を行う
    ことを特徴とする通信制御装置。
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JPS6079860A (ja) * 1983-10-06 1985-05-07 Oki Electric Ind Co Ltd 自動受信方式
JPS63227270A (ja) * 1987-03-17 1988-09-21 Fujitsu Ltd フアクシミリ装置

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