JP2837097B2 - 回転把手装置 - Google Patents

回転把手装置

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JP2837097B2
JP2837097B2 JP6190195A JP19019594A JP2837097B2 JP 2837097 B2 JP2837097 B2 JP 2837097B2 JP 6190195 A JP6190195 A JP 6190195A JP 19019594 A JP19019594 A JP 19019594A JP 2837097 B2 JP2837097 B2 JP 2837097B2
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央 江本
雅彦 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家屋の床の点検口の蓋体
等に装備する回転把手装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に家屋の床下には、電力線、通信
線、その他、ガス管、水道管、空調ダクト等が配線ある
いは配管され、これらの配線、配管を点検できるよう
に、床には点検口が設備され、前記点検口の蓋体には回
転把手装置が設けられている。
【0003】以下従来の回転把手装置について、図3お
よび図4を参照して説明する。図において21は床板で
あり、開口22を有している。前記開口22には四角状
の固定枠23を嵌めこみ、この固定枠23をビス24で
床板21に固定している。なお、図中の25は根太であ
る。前記固定枠23に嵌め込まれる蓋体26は蓋枠27
とこれに装着したボード28よりなっている。
【0004】前記蓋体26のボード28には細長い孔2
9を設けるとともに、その孔29に上面側より把手ケー
ス30を嵌め込んでいる。前記把手ケース30は細長い
把手孔31を有し、この把手孔31にアルミダイカスト
よりなる回転把手32をはめ込むとともに回転把手32
を把手ケース30の側板に結合した支軸33で回転自在
に支持している。さらに詳しく述べると回転把手32は
一端に環状把手部34を有し、他端に押圧部35を設
け、支軸33を前記押圧部35に近い部分に位置させて
いる。また把手ケース30は背部に固定ボス36を有
し、ボード28の背面側に設けた押え板37を貫通する
ビス38を前記固定ボス36にねじ込んで把手ケース3
0をボード28に固定する構成となっている。
【0005】上記構成において、蓋体26を開放する場
合、回転把手32の一端の押圧部35を押すと、回転把
手32は図示点線のように回動して他端側の環状の把手
部34がボード28上に突出し、点検者はこの環状の把
手部34をもって蓋体26を引き開ける。また、蓋体2
6を閉じた場合、回転把手32は支軸33が押圧部側に
片寄っているので、環状の把手部34はその重みで下方
に降り、ボード28の上面には回転把手32が突出しな
い状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の回転把手装
置の構成では、その回転把手32がアルミダイカスト等
の金属で形成されているため、製造コストの面で高くな
り、また、支軸33の軸受構造も簡単でない。一方、回
転把手32を合成樹脂で形成することも考えられるが、
全体として軽るく、回転把手32が重みで自動復帰する
動作が円滑にできないという問題がある。
【0007】本発明は前記従来の問題に留意し、ボード
の背面に当接し、把手ケースの固定ボスの先端を結合す
る。これら把手ケースと回転把手と押え板よりなる回転
把手装置の構成とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、把手嵌挿孔を形成した面板の背部に嵌合胴と
固定ボスを有し、前記嵌合胴の両内側に小突起状の把手
支軸を設け、ボードの孔に嵌挿される把手ケースと、一
端に押圧部を有し、他端側に把手部をもち、前記押圧部
に近い位置に枢支孔を有し、前記枢支孔の近くに下方に
延びるボスを設け、前記把手ケースの把手嵌挿孔に挿入
され、枢支孔に把手ケースの把手支軸を嵌合して回転自
在に枢支される合成樹脂製の回転把手と、ボードの背面
に当接し、把手ケースの固定ボスの先端を結合する押え
板よりなり、前記回転把手は、枢支孔を含む一端部で、
かつ両側面間に切り割りを形成したことを要旨とするも
のである。また本発明は、把手嵌挿孔を形成した面板の
背部に嵌合胴と固定ボスを有し、前記嵌合胴の両内側に
小突起状の把手支軸を設け、ボードの孔に嵌挿される把
手ケースと、一端に押圧部を有し、他端側に把手部をも
ち、前記押圧部に近い位置に枢支孔を有し、前記枢支孔
の近くに下方に延びるボスを設け、前記把手ケースの把
手嵌挿孔に挿入され、枢支孔に把手ケースの把手支軸を
嵌合して回転自在に枢支される合成樹脂製の回転把手
と、ボードの背面に当接し、把手ケースの固定ボスの先
端を結合する押え板よりなり、前記押え板は、把手ケー
スの固定ボスが挿入され、かつ挿入長さを調整できる深
い凹部を有することを要旨とするものである。
【0009】
【作用】上記構成において、回転把手の押圧部を押圧す
ると把手部が上方に突き出て、この把手部をもってボー
ド、すなわち回転把手を装備した蓋などの開閉を行な
う。把手部より手をはなすと、回転把手は軽い合成樹脂
製であるにもかかわらず、重錘体の重みにより円滑に自
動復帰することとなる。回転把手を合成樹脂製としても
支障なく回転復帰し、しかも組み立てやすい回転把手装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例の回転把手装置を図面
を参照して説明する。図1は本実施例の回転把手装置の
要部断面図、図2は同分解斜視図である。
【0011】図において、1は床点検口の蓋体のボード
であり、図示していないが、外縁には蓋枠が設けられ、
床板に設けられた固定枠に嵌め込まれるものである。前
記ボード1には細長の孔2が形成され、上面側より把手
ケース3が嵌め込まれている。前記把手ケース3は面板
4と、その背部に一体に設けた嵌合胴5を有し、面板4
には細長い形状の把手嵌挿孔6を有成してあり、嵌合胴
5の両内側には小突起状の把手支軸7を突設している。
また、把手ケース3の面板4の背部の両側にはボード1
を貫通する長さで、かつねじ込み孔8をもつ固定ボス9
を一体に設けている。そして把手ケース3はボード1の
背面側に突出した固定ボス9の先端を、押え板10の凹
部11に嵌め合わせ、押え板10を貫通するボルト12
を前記固定ボス9のねじ込み孔8にねじ込むことによっ
て固定される。なお、この押え板10は後述の回転把手
13の回転を許す逃がし孔14を有し、また、種々の厚
みのボード1に対応できるように凹部11の深さは深く
形成されている。
【0012】回転把手13は合成樹脂材よりなり、面板
4と同面となる上面部14を有し、一端に片寄り、かつ
上面部14に近い位置に枢支孔15を有する。そして回
転把手13は、前記枢支孔15より遠い方の端部側に環
状の把手部16を有し、枢支孔15より近い端部を押圧
部17とするとともに、先端には上動ストッパー18を
設けてあり、また、枢支孔15の近くには下方に延び、
かつボス19を設け、このボス19に金属のねじよりな
る重錘体19aを着脱自在にしている。さらに前記枢支
孔15を含む一端部で、かつ両側面間には切り割り20
を形成している。この回転把手13は、把手ケース3の
把手嵌挿孔6に挿入され、その枢支孔15に把手支軸7
を嵌合させて回転自在に支持される。
【0013】上記構成において、回転把手13は、ボス
19の重みにより、その一端のストッパー18が把手ケ
ース3の把手嵌挿孔6の縁に当たる位置、すなわち、回
転把手13の上面部14が把手ケース3の面板4と同面
となるように位置している。ここで蓋体を引き上げる場
合は、回転把手13の一端の押圧部17を上方より押圧
することにより、図1点線で示すように、把手部16が
上方に突出し、この把手部をもって所要の蓋体の引上げ
作業ができる。そして、蓋体を閉じた場合には、回転把
手13はその突出した把手部16がボス19の重さによ
って引っ込むように回動復帰する。なお、ここで重錘体
19aを付加すれば、その動作があり確実になる。
【0014】この実施例において、回転把手13は合成
樹脂によって形成され、全体が軽いので回転復帰しにく
いのを、ボス19あるいは重錘体19aの付加によっ
て、その回転復帰動作が十分に行なわれる。また、前記
回転把手13は枢支孔15を含む部分に切り割り20を
形成しているので、前記枢支孔15を含む部分が厚み方
向に弾性を有し、したがって把手ケース3の把手支軸7
を枢支孔15に嵌合させるとき、前記回転把手13の枢
支孔15部の厚みを押し縮めることができるので、把手
支軸7の枢支孔15への嵌合作業が容易にでき、また、
嵌合状態が安定する。さらに、押え板10は固定ボス9
の先端が嵌まる凹部11の深さを十分に大きくしている
ので、ボード1の厚みが小さいものでも、固定ボス9の
凹部11へのはまり合いが深くなって押え板10はボー
ド1の背面に密着し、把手ケース3の固定を確実にす
る。
【0015】なお、前記実施例においては、床点検口の
蓋体に回転把手を設けたものについて説明したが、本発
明の回転把手装置は床下収納庫の蓋体、その他の装置に
適用できるものである。
【0016】
【発明の効果】前記実施例の説明より明らかなように、
本発明の回転把手装置の回転把手は合成樹脂製であり、
成型が容易であること、材料的にコスト安となることは
当然のことであるが、肉厚のボスを付加しているので回
動復帰動作が円滑にできる。また、回転把手に形成した
切り割りによって、回転把手の枢支孔を把手支軸に嵌め
込む作業が容易であること、押え板の凹部の深さを大に
したことにより、把手ケースを取り付けるボードの厚み
が変化しても十分に対応できる等の利点を有し、その効
果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回転把手装置の断面図
【図2】同回転把手装置の分解斜視図
【図3】従来の回転把手装置を設けた床点検口の蓋体の
断面図
【図4】同回転把手装置の要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ボード 3 把手ケース 4 面板 5 嵌合胴 6 把手嵌挿孔 7 把手支軸 9 固定ボス 10 押え板 11 凹部 12 ボルト 13 回転把手 14 上面部 15 枢支孔 16 把手部 17 押圧部 18 上動ストッパー 19 ボス 19a 重錘体 20 切り割り
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−206178(JP,A) 実開 昭60−157841(JP,U) 実開 昭55−118852(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 5/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手嵌挿孔を形成した面板の背部に嵌合
    胴と固定ボスを有し、前記嵌合胴の両内側に小突起状の
    把手支軸を設け、ボードの孔に嵌挿される把手ケース
    と、一端に押圧部を有し、他端側に把手部をもち、前記
    押圧部に近い位置に枢支孔を有し、前記枢支孔の近くに
    下方に延びるボスを設け、前記把手ケースの把手嵌挿孔
    に挿入され、枢支孔に把手ケースの把手支軸を嵌合して
    回転自在に枢支される合成樹脂製の回転把手と、ボード
    の背面に当接し、把手ケースの固定ボスの先端を結合す
    る押え板よりなり、前記回転把手は、枢支孔を含む一端
    部で、かつ両側面間に切り割りを形成した回転把手装
    置。
  2. 【請求項2】 把手嵌挿孔を形成した面板の背部に嵌合
    胴と固定ボスを有し、前記嵌合胴の両内側に小突起状の
    把手支軸を設け、ボードの孔に嵌挿される把手ケース
    と、一端に押圧部を有し、他端側に把手部をもち、前記
    押圧部に近い位置に枢支孔を有し、前記枢支孔の近くに
    下方に延びるボスを設け、前記把手ケースの把手嵌挿孔
    に挿入され、枢支孔に把手ケースの把手支軸を嵌合して
    回転自在に枢支される合成樹脂製の回転把手と、ボード
    の背面に当接し、把手ケースの固定ボスの先端を結合す
    る押え板よりなり、前記押え板は、把手ケースの固定ボ
    スが挿入され、かつ挿入長さを調整できる深い凹部を有
    する回転把手装置。
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