JP2836253B2 - Icカードデータ転送システム - Google Patents
Icカードデータ転送システムInfo
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- JP2836253B2 JP2836253B2 JP2403445A JP40344590A JP2836253B2 JP 2836253 B2 JP2836253 B2 JP 2836253B2 JP 2403445 A JP2403445 A JP 2403445A JP 40344590 A JP40344590 A JP 40344590A JP 2836253 B2 JP2836253 B2 JP 2836253B2
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Description
に用いられるICカード読取りに利用するICカードデ
ータ転送方式に関する。
ィシステムにおいては、特定の禁止領域に立入りを許さ
れた特定の人達のみにICカードを持たせ、領域に立ち
入る場合には該ICカードをICカードリーダに読み取
らせ、立入り資格を検査して,ICカードの内容が正し
いときのみドアのロックを解除して入場を許可してい
た.図4は従来のICカードによるセキュリティシステ
ムの説明をする図である。図において11は禁止領域に
入ろうとする入場者、12は入場者11の入場資格を示す
ICカード、13はICカード12を読み取るICカード
リーダ、14は禁止領域に入るドアである。このときの
入場の操作手順は以下の通りである。 入場者11は所持しているICカード12を,ポケット
などから取り出す。 ICカード12をICカードリーダ13へ挿入する。 ICカード12の内容がチェックされる。 ICカード12の内容が正しい時,ドア14のロックが
解除される。 ICカード12をICカードリーダ13から取る。 ICカード12を,ポケットなどへ戻す。
では煩わしく、より操作の容易なセキュリティシステム
が求められている。たとえば、上記のシステムにおい
て、 入場者11は所持しているICカード12を,ポケ
ットなどから取り出す。 ICカード12をICカードリーダ13へ挿入する。 ICカード12をICカードリーダ13から取る。 ICカード12を,ポケットなどへ戻す。の各ステッ
プをはぶいてより操作性の良いシステムにするという要
望がある。
ティシステムでは、操作が面倒であるという問題があっ
た。本発明はこのような点にかんがみて、操作が容易な
セキュリティシステムを提供することを目的とする。
に構成されたICカードデータ転送方式によって解決さ
れる。
は、電源を内蔵するICカードリーダと、該ICカード
リーダより転送されたデータを受信するICカード外部
機器とを有するICカードデータ転送システムであっ
て、 ICカードリーダ27に設けられ、ICカード21から
データを読み取る読取部23と、読み取ったICカードデ
ータを変調する第一の変調部24と、変調された信号を送
出する第一の端子26と、第一の端子26からの変調された
信号を復調する第一の復調部54と、復調された信号から
指令を解析し実行する第一の制御部15と、 ICカード外
部機器30に設けられ、変調された信号を受けるための第
二の端子29と、第二の端子29からの変調された信号を復
調する第二の復調部28と、第二の端子29への接触を検知
する検知手段を有し該接触を検知したとき電源投入指令
を発するとともに前記復調されたICカードデータを受
け取る第二の制御部20と、該指令を変調して第二の端子
29に出力する第二の変調部52と、を備える。
ド外部機器30の第二の端子29とを導体または半導体31
(人体等)で接続すると、ICカード外部機器30の第二
の制御部20より電源投入指令がICカードリーダ27に発
せられ、この指令に基づきICカードリーダ27は第一の
変調部24の電源を投入して所定のICカードデータをI
Cカード21より読み取り変調して第一の端子26に出力す
る。これにより、所望のICカードデータが第一の端子
26から第二の端子29経由でICカード外部機器30に転送
される。 このように、第一の端子26と第二の端子29と
を、例えば人体で接続することによりICカードデータ
が転送されるので、操作性が改善されるとともに、第一
の端子26と第二の端子29とが接続された時点で第一の変
調部24の電源が供給されるので、導体又は半導体接続後
に変調信号が出力されることになり、空中に直接電波を
放出することがなくICカードリーダ同志の混信を防止
できる等の効果を奏する。
Cカード内の情報をセキュリティシステムに転送するた
めに、次のアイデアを基本とする。
ガヘルツから100メガヘルツの帯域を対象とする)を
利用して、端子に手を触れることにより伝送路を形成
し、混信防止をはかる。
持つ半導体であり、信号の伝送路となり得る。図2は本
発明の実施例の構成図である。図において、21は持ち
主の資格を証明するICカード、23はICカードを読
み取る読取部、24は読み取ったICカードのデータを
高周波で変調する第一の変調部、26は外部と信号の送
受を行う端子A、54は端子からの信号を復調する第一
の復調部、15は第一の復調部54からの指令により、読
取部23と第一の変調部24を制御する第一の制御部、16
はICカードリーダ27に電力を供給する電源部、17は
電源部16をICカードリーダ27に接続するスイッチSW
1、18は電源部16を読取部23と第一の変調部24に接続
するスイッチSW2、19は一定時間経過すると信号を
だしてSW2を切断するタイマ、27は読取部23と第一
の変調部24と端子A26と第一の復調部54、第一の制御部
15、電源部16、SW1、SW2、タイマ19からなるIC
カードリーダである。
行い、ICカードリーダ27に指令を出し、ドアロック開
閉制御を行う第二の制御部、52はICカードリーダ27
への指令符号を変調し端子Bに送る第二の変調部、29
は外部と信号の送受を行う端子B、28は端子Bからの
信号を復調する第二の復調部、53はセキュリティシス
テム50に電力を供給する第二の電源部、50はドアロッ
クの管理を行うセキュリティシステムである。PL1 と
PL2は表示灯である。
を制御されるドアロック、11はドアロックを通過しよ
うとする入場者である。以下に図3の本発明の実施例の
動作フローチャートを用いて説明する。準備動作とし
て、次の設定を行う。
る。 (2) ICカードリーダ27の電源部のSW1 17 をONに
する。 これにより、第一の復調部54と第一の制御部15のみ電力
が供給される。
この時、端子A26を手に触れるようにする。以上により
準備が完了し、セキュリティシステム50によって管理さ
れているドアロック35に向かう。
持者である入場者11は、セキュリティシステム50の端子
B29にタッチする。この時、SW3 36 がONとなる。
(ICカードリーダ27所持者は、ドアロック解除まで端
子B29に触れたままになる) (5) SW3 36 のONにより、POW ON指示が第二
の制御部20からICカードリーダ27に対して発せられ
る。
周波f2で変調され、端子B29、入場者11を経由しIC
カードリーダ27の端子A26に届き、第一の復調部54で復
調され、第一の制御部15に届く。第一の制御部15に届い
た指示は、第一の制御部15で解析/実行される。
をONとし、タイマ19を起動し、ICカード21、読取部
23、第一の変調部24へ電力を供給する。第一の制御部15
はSW2 18 をONにした後、POW ON完了応答を発す
る。
高周波f1で変調され、端子A26、入場者11を経由し、
セキュリティシステム50の端子B29に届き、第二の復調
部28で復調され第二の制御部20に届く。
ことを示すため、PL1が点灯される。 (10) 第二の制御部20は、ICカードリーダ27へデータ
転送を要求する。その要求には、データの種別(セキュ
リティデータなど)を指定できる。データ転送の要求
は、(6) の手順でデータ転送の要求を指示することによ
り行う。
送要求されたデータをICカード21から取り出し、デー
タを送信する。 (12)第二の制御部20は、転送されたデータの内容をチェ
ックし正しい場合、ドアロック35の解除を行う。この
時、ドアロック解除動作をおこなったことを示すため、
PL2を点灯する。一定時間後、PL1とPL2は滅灯
する。
W2 18 をOFFとし、ICカード21、読取部23、第一
の変調部24への電力供給を停止する。以上動作を説明し
たように本発明によりセキュリティシステムの操作が非
常に容易になる。
ステム50との通信は第一の端子、第二の端子、とその間
を接続する導体又は半導体( これは人体であってもよ
い) 、を直接接続しているので、空中に電波を放射する
必要がなく、わずかのエネルギーで通信が可能である。
人体に与える影響がない。
れる。 −所持しているICカードを、ポケットなどから取り出
す必要がない。 −ICカードをICカードリーダへ挿入する必要がな
い。 高周波を空中に輻射する(電波)必要がないため、微
弱な高周波を用いることができる。 −使用電力が少なくて済む。 −空中へ輻射される電界強度が弱いため、電波法上無許
可で使用できる領域での高周波の使用で済む。端子
A,端子Bから直接入力される高周波を用いている。 −当発明による各ICカードリーダ同士の混信がないの
で一人、一人のICカードデータを正しく転送できる。 −当発明による各ICカードリーダで使用する高周波の
周波数を同一にできるので、ICカードリーダ、セキュ
リティシステムの同調周波数の調整が容易である。 −外来信号(同一周波数の電波など)による影響が少な
い。
れば簡単な操作によるセキュリティシステムが構築でき
る、という著しい工業的効果がある。
部 21 ICカード 23 読取部 24 変調部又は第一の変調部 26 第一の端子
又は端子A 27 ICカードリーダ 28 復調部又は
第二の復調部 29 第二の端子又は端子B 30 ICカード
外部機器 31 導体又は半導体 35 ドアロック 36 SW3 50 セキュリティシステム 52 第二の変調部 53 第二の電源
部 54 第一の復調部
Claims (1)
- 【請求項1】 電源を内蔵するICカードリーダと、該
ICカードリーダより転送されたデータを受信するIC
カード外部機器とを有するICカードデータ転送システ
ムであって、 該ICカードリーダに設けられ、ICカードからデータ
を読み取る読取部と、読み取ったICカードデータを変
調する第一の変調部と、変調された信号を送出する第一
の端子と、第一の端子からの変調された信号を復調する
第一の復調部と、復調された信号から指令を解析し実行
する第一の制御部と、 該ICカード外部機器に設けられ、変調された信号を受
けるための第二の端子と、第二の端子からの変調された
信号を復調する第二の復調部と、第二の端子への接触を
検知する検知手段を有し該接触を検知したとき電源投入
指令を発するとともに前記復調されたICカードデータ
を受け取る第二の制御部と、該指令を変調して第二の端
子に出力する第二の変調部と、 を備え、前記第一の端子と第二の端子とを導体又は半導
体で接続することにより、該接続を検知したICカード
外部機器がICカードリーダに電源投入指令を出力し、
その指令に基づき該ICカードリーダが第一の変調部24
の電源を投入して読み取ったICカードデータを転送す
る ことを特徴とするICカードデータ転送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2403445A JP2836253B2 (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | Icカードデータ転送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2403445A JP2836253B2 (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | Icカードデータ転送システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04217086A JPH04217086A (ja) | 1992-08-07 |
JP2836253B2 true JP2836253B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=18513179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2403445A Expired - Lifetime JP2836253B2 (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | Icカードデータ転送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2836253B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007226560A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Icカードシステム |
JP5320694B2 (ja) * | 2007-06-25 | 2013-10-23 | 株式会社村田製作所 | 解施錠制御システム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6146639A (ja) * | 1984-08-11 | 1986-03-06 | Matsushita Electric Works Ltd | 情報伝送装置 |
JPH0540003Y2 (ja) * | 1987-09-03 | 1993-10-12 | ||
JPH0622030B2 (ja) * | 1988-10-03 | 1994-03-23 | 富士通株式会社 | 取引の正当性確認方式 |
-
1990
- 1990-12-19 JP JP2403445A patent/JP2836253B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04217086A (ja) | 1992-08-07 |
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Legal Events
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