JP2834066B2 - 円形オイル阻集器 - Google Patents

円形オイル阻集器

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JP2834066B2 JP8680596A JP8680596A JP2834066B2 JP 2834066 B2 JP2834066 B2 JP 2834066B2 JP 8680596 A JP8680596 A JP 8680596A JP 8680596 A JP8680596 A JP 8680596A JP 2834066 B2 JP2834066 B2 JP 2834066B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、排水を下水管等
に排出する前に、排水中に含まれるオイルを阻集して除
去する円形オイル阻集器に関する。
【0002】
【従来の技術】従前のこの種のオイル阻集器としては、
実公昭63-2541号公報に開示されたようなものがあり、
図示するのを省略するが、これは槽本体が角形となって
いるため、スラブに設置するに際しては、スラブを構築
する際型枠によって予めこれに対応した形の据付孔をス
ラブに形成しなければならず、また一旦据付孔を形成し
た後には、その位置及び形状を変更することができない
ので、槽本体の据付位置、据付方向又は形状が限定され
てしまって、それらを変更することができないという問
題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの出願の出願
人は、このような問題を解消して、スラブを構築した後
槽本体の大きさに対応した大きさの据付孔をスラブに形
成することができ、またこの据付孔に対する槽本体の据
付孔方向を所望の方向に変更することができ、さらに排
水を長い水路中に長時間貯留させることができて、オイ
ルを効率良く分離することができるオイル阻集器とし
て、先に特願平6-240225号にかかる円形オイル阻集器を
提案している。
【0004】この円形オイル阻集器は、図14,15,16に
示すようなものであって、有底円筒形の槽本体41の上縁
に取付フランジ42を設け、槽本体41の中間に排水管44
を設け、槽本体41のほぼ中心に下端に出口46を有する集
水管47が立設され、この集水管47を囲んで渦巻状の濾過
性バッフル48を配置し、集水管47とバッフル48との間及
びバッフル48と槽本体41との間に集水管47の出口46側か
ら、バッフル48の出口側にかけて順次上下位となるよう
に複数の仕切板51−0〜7(一部は図面に現れず)を設
けている。仕切板51はその内端が集水管47及びバッフル
48に放射状に取付けられ、バッフル48に取付けられた仕
切板51の外端は槽本体41の内周に設けられた各一対の支
持板50に挿脱可能に装着されており、槽本体41の上部開
口に集水カップ53が着脱可能に設けられ、この集水カッ
プ53に濾過部材54が着脱可能に設けられている。
【0005】この発明においては、側溝60中を矢印に示
すように流れてきた排水が濾過部材54によって濾過され
て、集水カップ53を経て集水管47に流下し、その下端の
出口46からバッフル48の渦巻状流路に流出し、これを流
通する過程で仕切板51によって形成されているジグザグ
状流路を順次流通し、これによって排水はバッフル48の
渦巻状流路を上昇下降する間に、比重の差によってオイ
ルを水分から分離して水面W上に浮上させて除去し、排
水はバッフル48の出口から槽本体41内に流出し、排水管
44の下端開口52から排水管44に流入して外部に流出す
る。
【0006】この発明は、前記のような従前のオイル阻
集器のもつ問題を解消するものである。ところでこの種
のものにおいて、オイルを水分から分離するのは、それ
らの比重の差を利用するものであるから、時間をかけれ
ばかけるほど分離効果が向上する。しかしながら、この
発明の渦巻状流路は、連続した平滑な円弧状バッフル48
によって形成されているため、この流路を流れる排水は
層流となってスムーズに流れることからその流速が早く
て、両者の分離のための時間が比較的短時間となるの
で、分離効果を向上させることが困難であるという問題
がある。また複数の仕切板51−0〜7は、バッフル48に
取付けられていて、その縦方向長さがバッフル48のそれ
より短いので、その取付部分がバッフル48の全長にわた
っていないものがあり、このようなものにあってはその
取付部分の強度が脆弱になって破損し易いという問題も
ある。
【0007】この発明の目的は、前記のような既提案の
円形オイル阻集器のもつ問題を解消し、流路を流れる排
水は乱流となってスムーズに流れることがなくて流速が
低下し、オイルが水分から分離する時間が長くなって、
分離効果を向上させることができるとともに、複数の仕
切板の取付部分が長いことから、該取付部分の強度が大
きくなって、破損する恐れが少ない円形オイル阻集器を
提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、円形オイル阻集器において、
請求項1に記載の発明は、有底円筒形の槽本体を形成
し、この槽本体の上縁に取付フランジを設け、槽本体の
内部に多角形筒状の内槽を設立し、この内槽を槽本体内
に放射方向に設立され、槽本体とほぼ同じ高さとなって
いる支持板で支持し、内槽のほぼ中心に下端に出口を有
する集水カップが設けられ、この集水カップの出口を囲
んで設立された平板状の内方仕切板によって方形の流入
室を形成し、この流入室の外部に設立された複数の平板
状の外方仕切板によってその内側に内方流室を形成する
とともに外側に外方流室を形成し、この外方流室に吸水
口を有し、槽本体外に排水口を有する排水管が外槽に取
付けられ、支持板、内方仕切板及び外方仕切板には、そ
れぞれ液体流通孔が穿設されていて、集水管から流入室
に流入した液体が、内方流室及び外方流室を渦巻状に流
れて排水管16から排出されることを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、取付フランジに
取付孔を設けたことを特徴とするものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、外方仕切板は外
側面槽本体の内部の支持板に対向して配置された支持部
を有し、この支持部の外端は支持板に着脱可能に支持さ
れることを特徴とするものである。
【0011】請求項4に記載の発明は、集水カップは槽
本体の上部開口部に着脱可能に設けられ、この集水カッ
プに濾過部材が着脱可能に設けられていることを特徴と
するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜12に示すこの発明の実施形
態は、有底円筒形の槽本体1を形成し、この槽本体1の
上縁に取付フランジ2を設け、槽本体1の内部に多角形
筒状の内槽3を設立し、この内槽3を槽本体1内に放射
方向に設立され、槽本体1とほぼ同じ高さとなっている
支持板4で支持している。内槽3のほぼ中心に下端に出
口を有する集水カップ6が設けられ、この集水カップ6
の出口を囲んで設立された平板状の内方仕切板7によっ
て方形の流入室8を形成し、この流入室8の外周に設立
された複数の平板状の外方仕切板9によって内方流室11
を形成するとともに、外方仕切板9の外部に外方流室12
を形成する。
【0013】前記のものにおいて、槽本体1は有底円筒
形に形成され、その取付フランジ2には複数の取付孔10
が設けられている。そしてこのような槽本体1の内周に
円周方向に等間隔をおいて4枚の支持板4が立設され
る。なお支持板4の数はこれ以外でもよい。
【0014】内槽3は、内装と外装とによって構成さ
れ、内装は4枚の内方仕切板体7−1,2,3,4から
なる内方仕切板7によって構成され、外装は4枚の外方
仕切板体9−1,2,3,4からなる外方仕切板9とに
よって構成されている。なお内外方仕切板体の数はこれ
以外でもよい。
【0015】前記の内装についていえば、その内方仕切
板7を構成する内方仕切板体7−1,2,3,4は、図
6〜9に示すように形成されていて、いずれも平板状と
なっていて、排水の流れ方向にこの順に配置されるよう
になっており、最初の内方仕切板体7−1にはその下方
に小さい流通孔17−1が、つぎの2枚の内方仕切板体7
−2,3にはその一側上方に、中間が図7,8に鎖線で
示す水位Wとなる縦長の流通孔17−2,3が、最後の内
方仕切板体7−4にはその一側下方に小さい流通孔17−
4がそれぞれ設けられている。これらの内方仕切板体7
−1,2,3,4をそれらの中央に方形の流入室8を形
成するように組合せ、各隣接する内方仕切板体どおしを
溶接等によって連結して内装を構成する。
【0016】つぎに前記の外装についていえば、これは
外方仕切板体9−1,2,3,4をこの順に函型に建込
んで構成される。外方仕切板9−1,2,3,4は、図
10〜13に示すように形成されていて、いずれも平板状本
体20−1,2,3,4を有し、その両側縁部を山形に屈
曲させ、外方仕切板9−1,2,3,4を前記のように
建込んだ際、それらの隣接する外側縁部25−1,8;
2,3;4,5;6,7の表面どおしを当接させ、これ
らの当接する外側縁部25−1,2,3,4を溶接等によ
って連結して支持部21−1,2,3,4を構成する。こ
の際支持部21−1,2,3,4の先端に嵌合溝26が形成
され、この嵌合溝26が支持板4に挿脱可能に支持される
ことになる。
【0017】このような外側縁部25−1,2には下方に
小さい流通孔18−1が、また外側縁部25−3,4には縦
方向中間部に、その中間が水位Wとなる縦長の流通孔18
−2が、さらに外側縁部25−5,6には下方に小さな液
体流通孔18−3がそれぞれ設けられている。そして対向
する外方仕切板体9−1,3の上部には把手15が取付け
られている。
【0018】前記のようにして構成された内槽3の外装
内に内装を建込み、内装の内方仕切板体7−1,2,
3,4の各外側縁と、外装の外方仕切板9−1,2,
3,4とが当接する部位を、溶接等によって連結して内
槽3を組み立てることとなる。
【0019】また内槽3の内部に槽本体1の上部開口部
に着脱可能に設けられた集水カップ6が配置され、この
集水カップ6の上部には把手22が上下動可能に取付けら
れ、内部には把手30が取付けられている濾過部材24が着
脱可能に設けられている。排水管16は排水管継手27と、
これと直交するトラップ28とで形成され、トラップ28の
上部開口にはプラグ等の臭気止29が着脱可能に装着され
る。
【0020】このように構成されているものを、図示を
省略したスラブに装着するに際しては、すでに構築して
いるスラブをダイヤモンドカッタを用いる図示しないコ
ア抜機械を使用して、槽本体1を挿入することができる
大きさの円形孔を配筋をも含めて切断形成する。この際
この円形孔は図示しない他の厨房機器又は側溝等との相
対的な位置関係に応じて最適な位置に形成される。この
ようにして形成された円形孔に、内面に支持板4が取付
けられた槽本体1を、その設置方向が最適な方向となる
ように槽本体1を挿入し、取付フランジ2の取付孔10か
らアンカーボルト等を打込んでスラブに固定する。
【0021】そして、内槽3を把手15をもって、その支
持部21−1,2,3,4の先端に形成され嵌合溝26を、
支持板4に嵌合して下降させたうえ支持させることによ
って槽本体1に取付け、このような内槽3内に集水カッ
プ6を着脱可能に取付け、ついで従来のものと同様にし
て、外方流室12の上方に吸水口13を有し、槽本体1外に
排水口14を有する排水管16を槽本体1に装着することに
よってスラブへの装着を完了する。この場合槽本体1を
前記のようにしてスラブに固定する前に内槽3を取付
け、このように内槽3が予め取付けられた槽本体1をス
ラブに固定してもよい。
【0022】このようなものを使用するに際しては、側
溝中を流れてきた排水が濾過部材24によって濾過され
て、集水カップ6を経てその下端の出口から流入室8に
流入し、内方仕切板体7−1の下方に位置する流通孔17
−1から内方流室11に流れ、その後内方仕切板体7−
2,3,4の上下位置にある流通孔17−2,3,4を交
互に上下方向に流れたうえ外方流室12に流れ、その後
外方仕切板体9−1,2,3,4の上下位置にある流通
孔18−1,2,3を交互に上下方向に流れ、このように
して内外流室11,12内の渦巻状流路内を、横方向及び縦
方向に流れる。排水はこのような長い水路を流通するこ
とによって貯留時間が長くなり、この間比重の差によっ
てオイルが水分から効率良く分離されて水面W上に浮上
して除去され、水分は流通孔18−4から槽本体1内に流
出し、排水管16の上端の吸水口13から排水管16に流入し
て外部に流出する。
【0023】前記のようにしてオイルを阻集するに際し
て、内方流室11及び外方流室12を構成する内方仕切板体
7−1,2,3,4と外方仕切板体9−1,2,3,4
とが、いずれも平板状部材によって構成されていて、そ
れらの接合部が屈曲部を構成することとなることから、
内方流室11及び外方流室12も同様に屈曲し、これら内外
方流室11,12の屈曲部において排水が方向変換をしなけ
ればならず、そのためこの屈曲部において排水が内外方
仕切板7,9に衝突して乱流となり、その流速が低下し
て流入から排出までのオイルと水分との分離時間が長く
なり、これによってその分離効率を向上することとな
る。また内方仕切板体7−1,2,3,4と外方仕切板
体9−1,2,3,4とが、いずれも内槽3と等しい縦
方向長さとなっていて、その取付長さが長くなっている
ので、取付部が強化されてこの部分からの損傷の発生が
防止される。
【0024】この発明は、前記のようであるので、清掃
時に内槽3、集水カップ6、濾過部材24等を簡単に槽本
体1に着脱することができて、効率よくしかも完全に清
掃することができるのに加えて、それらの各構成部材の
損傷時等にそれらを簡単に取替えることができ、またそ
の構成は前記のような実施態様に限られるものではな
く、例えば内外方仕切板体7−1,2,3,4;9−
1,2,3,4は、その数がこれと相違しても、また外
方仕切板体9−1,2,3,4の支持板4への取付構造
は、ボルトナットでもよいというように変更することが
できることはいうまでもない。また図示の実施形態で
は、支持板4に流通孔が設けられていないが、大型のも
の等において必要があれば、内外方仕切板体7,9にお
けると同様に設けるものである。
【0025】
【発明の効果】この発明は、前記のようにオイル阻集器
であって、請求項1に記載の発明は、有底円筒形の槽本
体を形成し、この槽本体の上縁に取付フランジを設け、
槽本体の内部に多角形筒状の内槽を設立し、この内槽を
槽本体内に放射方向に設立され、槽本体とほぼ同じ高さ
となっている支持板で支持し、内槽のほぼ中心に下端に
出口を有する集水カップが設けられ、この集水カップの
出口を囲んで設立された平板状の内方仕切板によって方
形の流入室を形成し、この流入室の外部に設立された複
数の平板状の外方仕切板によってその内側に内方流室を
形成するとともに外側に外方流室を形成し、この外方流
室に吸水口を有し、槽本体外に排水口を有する排水管が
外槽に取付けられ、支持板、内方仕切板及び外方仕切板
には、それぞれ液体流通孔が穿設されていて、集水管か
ら流入室に流入した液体が、内方流室及び外方流室を渦
巻状に流れて排水管から排出されるので、内外方流室内
の流路を流れる排水は、該流路の屈曲部において内外方
仕切板に衝突して乱流となって流速が低下し、オイルが
水分から分離する時間が長くなって、分離効果を向上さ
せることができるとともに、複数の仕切板の取付部分が
長いことから、該取付部分の強度が大きくなって、仕切
板が破損する恐れが少ないという効果がある。
【0026】請求項2の発明は、取付フランジに取付孔
を設けたので、この取付孔を介して取付具を打設するこ
とによって槽本体を簡単にスラブに据え付けることがで
きるという効果がある。
【0027】請求項3,4に記載の発明は、外方仕切板
は外側面槽本体の内部の支持板に対向して配置された支
持部を有し、この支持部の外端は支持板に着脱可能に支
持され、集水カップは槽本体の上部開口部に着脱可能に
設けられ、この集水カップに濾過部材が着脱可能に設け
られているので、清掃時に内槽、集水カップ、濾過部材
等を簡単に槽本体に着脱することができて、効率よくし
かも完全に清掃することができるのに加えて、それらの
各部材の損傷時等にそれらを簡単に取替えることがてき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施態様の平面図である。
【図2】同上の線2−2による断面図である。
【図3】同線3−3による縦断面図である。
【図4】同上の槽本体と内槽との平面図である。
【図5】同上の内槽の平面図である。
【図6】同上の内方仕切板体の斜面図である。
【図7】同他の内方仕切板体の斜面図である。
【図8】同さらに他の内方仕切板体の斜面図である。
【図9】同さらに他の内方仕切板体の斜面図である。
【図10】同上の外方仕切板体の斜面図である。
【図11】同他の外方仕切板体の斜面図である。
【図12】同さらに他の外方仕切板体の斜面図である。
【図13】同さらに他の外方仕切板体の斜面図である。
【図14】この発明と同種の従来の円形オイル阻集器の
縦断正平面図である。
【図15】同上の平面図である。
【図16】同上のバッフルの斜面図である。
【符号の説明】
1 槽本体 2 取付フランジ 3 内槽 4 支持板 6 集水カップ 7 内方仕切板 8 流入室 9 外方仕切板 10 取付孔 11 内方流室 12 外方流室 13 吸水口 14 排水口 16 排水管 17 流通孔 18 流通孔 21 支持部 24 濾過部材 25 外側縁部 26 嵌合溝

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底円筒形の槽本体1を形成し、この槽
    本体1の上縁に取付フランジ2を設け、槽本体1の内部
    に多角形筒状の内槽3を設立し、この内槽3を槽本体1
    内に放射方向に設立され、槽本体1とほぼ同じ高さとな
    っている支持板4で支持し、内槽のほぼ中心に下端に出
    口を有する集水カップ6が設けられ、この集水カップ6
    の出口を囲んで設立された平板状の内方仕切板7によっ
    て方形の流入室8を形成し、この流入室8の外部に設立
    された複数の平板状の外方仕切板9によってその内側に
    内方流室11を形成するとともに外側に外方流室12を形成
    し、この外方流室12に吸水口13を有し、槽本体1外に排
    水口14を有する排水管16が外槽1に取付けられ、支持板
    4、内方仕切板7及び外方仕切板9には、それぞれ液体
    流通孔17,18,19が穿設されていて、集水カップ6から
    流入室8に流入した液体が、内方流室11及び外方流室12
    を渦巻状に流れて排水管16から排出されることを特徴と
    する円形オイル阻集器。
  2. 【請求項2】 取付フランジ2に取付孔10を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の円形オイル阻集器。
  3. 【請求項3】 外方仕切板9はその外側面に槽本体1の
    内部の支持板4に対向して配置された支持部を有し、こ
    の支持部の外端が支持板4に着脱可能に支持されること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の円形オイル阻集
    器。
  4. 【請求項4】 集水カップ6は槽本体1の上部開口部に
    着脱可能に設けられ、この集水カップ6に濾過部材24が
    着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の円形オイル阻集器。
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