JP2830486B2 - 通信装置 - Google Patents
通信装置Info
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- JP2830486B2 JP2830486B2 JP2619591A JP2619591A JP2830486B2 JP 2830486 B2 JP2830486 B2 JP 2830486B2 JP 2619591 A JP2619591 A JP 2619591A JP 2619591 A JP2619591 A JP 2619591A JP 2830486 B2 JP2830486 B2 JP 2830486B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バックボードに施設さ
れた通信バスにコネクタを介して接続される複数の通信
局からなる通信装置に関し、さらに詳しくは、通信バス
に複数の通信局が接続され、それぞれの通信局にはその
通信局を代表するアドレスを設定するためのアドレス設
定回路を備えた通信装置に関する。
れた通信バスにコネクタを介して接続される複数の通信
局からなる通信装置に関し、さらに詳しくは、通信バス
に複数の通信局が接続され、それぞれの通信局にはその
通信局を代表するアドレスを設定するためのアドレス設
定回路を備えた通信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】通信バスに複数の通信局が接続される場
合、それぞれの通信局にはその通信局を指定するための
アドレスが設定される。従来、各通信局にアドレスを設
定するための方式として各通信局（装置）にスイッチを
設け、そのスイッチによりアドレスを設定する方式、装
置内部に不揮発性のメモリを設け、そこにアドレスを書
き込んでおく方式等がある。
合、それぞれの通信局にはその通信局を指定するための
アドレスが設定される。従来、各通信局にアドレスを設
定するための方式として各通信局（装置）にスイッチを
設け、そのスイッチによりアドレスを設定する方式、装
置内部に不揮発性のメモリを設け、そこにアドレスを書
き込んでおく方式等がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の方式とも、個別に各通信局に対してアドレスを設定す
るという作業が必要で、通信バスに多数の通信局が接続
されるような場合、そのアドレス設定の作業は容易では
ない。本発明は、この様な点に鑑みてなされたもので、
その目的は、各通信局をバックボードに装着するという
作業で、自動的にバックボード側からその通信局固有の
アドレスが設定できるようにすると共に、バックボード
への装置の装着不具合や、アドレス設定回路の故障など
による誤動作に対して影響を受けない通信装置を実現す
ることにある。
の方式とも、個別に各通信局に対してアドレスを設定す
るという作業が必要で、通信バスに多数の通信局が接続
されるような場合、そのアドレス設定の作業は容易では
ない。本発明は、この様な点に鑑みてなされたもので、
その目的は、各通信局をバックボードに装着するという
作業で、自動的にバックボード側からその通信局固有の
アドレスが設定できるようにすると共に、バックボード
への装置の装着不具合や、アドレス設定回路の故障など
による誤動作に対して影響を受けない通信装置を実現す
ることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
本発明は、通信機能を有する複数の通信局と、この通信
局がコネクタを介して装着されるバックボードとを有す
る通信装置において、バックボード側に、各通信局が装
着される複数のコネクタ端子を共通電位に接続するか，
しないかの組合わせでそれぞれ異なったアドレス情報が
設定されると共に、いずれか１つのコネクタ端子に当該
アドレス信号のパリティ情報が設定された複数のコネク
タを設け、各通信局側に、当該通信局をバックボードに
装着したとき複数のコネクタ端子から入力されるアドレ
ス情報とパリティ情報とを受け、アドレス情報のパリテ
ィチェックを行うパリティ検査回路と、このパリティ検
査回路からアドレス情報とそのアドレス情報が正常であ
るか異常であるかを示す信号を受け、異常である旨の信
号を受けたときは通信機能を停止する通信インターフェ
イスとを設けたことを特徴とする。
本発明は、通信機能を有する複数の通信局と、この通信
局がコネクタを介して装着されるバックボードとを有す
る通信装置において、バックボード側に、各通信局が装
着される複数のコネクタ端子を共通電位に接続するか，
しないかの組合わせでそれぞれ異なったアドレス情報が
設定されると共に、いずれか１つのコネクタ端子に当該
アドレス信号のパリティ情報が設定された複数のコネク
タを設け、各通信局側に、当該通信局をバックボードに
装着したとき複数のコネクタ端子から入力されるアドレ
ス情報とパリティ情報とを受け、アドレス情報のパリテ
ィチェックを行うパリティ検査回路と、このパリティ検
査回路からアドレス情報とそのアドレス情報が正常であ
るか異常であるかを示す信号を受け、異常である旨の信
号を受けたときは通信機能を停止する通信インターフェ
イスとを設けたことを特徴とする。
【０００５】
【作用】バックボードの複数のコネクタには、あらかじ
めコネクタごとに異なったアドレス情報が、コネクタ端
子を共通電位に接続するか、しないかの組合わせで設定
されている。通信局をバックボードのコネクタに実装す
ると、それと同時にその通信局には、コネクタにあらか
じめ設定してあるアドレス情報が印加されるようにな
り、パリティ検査回路は、印加されたアドレス情報とパ
リティ情報に基づいてパリティチェックを行い、通信イ
ンターフェイスでの機能を制御する。
めコネクタごとに異なったアドレス情報が、コネクタ端
子を共通電位に接続するか、しないかの組合わせで設定
されている。通信局をバックボードのコネクタに実装す
ると、それと同時にその通信局には、コネクタにあらか
じめ設定してあるアドレス情報が印加されるようにな
り、パリティ検査回路は、印加されたアドレス情報とパ
リティ情報に基づいてパリティチェックを行い、通信イ
ンターフェイスでの機能を制御する。
【０００６】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図１は、本発明装置の構成概念図である。
複数の通信局（この例ではプロセスからの信号を入力し
たり、プロセスに対して信号を出力したりする複数の入
出力装置を想定している）１がバックボード２に実装で
きるように構成されている。バックボード２に通信局１
をコネクタ３により実装すると、コネクタ３を介してア
ドレス情報と、パリティ情報とが印加されると共に、通
信データの送受信が行えるように構成されている。ここ
で、アドレス情報は、各コネクタごとに異なったものが
設定されている。図２は、本発明の一実施例を示す構成
ブロック図である。バックボード２側において、３はコ
ネクタであり、通信局がバックボード１に実装されたと
きに、両者のコネクタ端子相互間が接触するようになっ
ている。このコネクタ３において、Ａ０〜Ａ４は複数の
コネクタ端子で、各端子を共通電位点（グランドライ
ン）に接続するか，しないかの組合わせでそれぞれ異な
ったアドレス情報が設定されている。この例では、５個
のコネクタ端子を用いて５ビットで形成されるアドレス
情報が設定されるようになっていて、コネクタ端子Ａ
０，Ａ２，Ａ４をグランドに接続し、Ａ１，Ａ３をオー
プンにすることで、アドレス「２１」が設定されてい
る。Ｐ０は、アドレス情報のパリティ情報が設定された
コネクタ端子で、この例ではオープンとすることで、奇
数パリティ情報を生成するようになっている。
に説明する。図１は、本発明装置の構成概念図である。
複数の通信局（この例ではプロセスからの信号を入力し
たり、プロセスに対して信号を出力したりする複数の入
出力装置を想定している）１がバックボード２に実装で
きるように構成されている。バックボード２に通信局１
をコネクタ３により実装すると、コネクタ３を介してア
ドレス情報と、パリティ情報とが印加されると共に、通
信データの送受信が行えるように構成されている。ここ
で、アドレス情報は、各コネクタごとに異なったものが
設定されている。図２は、本発明の一実施例を示す構成
ブロック図である。バックボード２側において、３はコ
ネクタであり、通信局がバックボード１に実装されたと
きに、両者のコネクタ端子相互間が接触するようになっ
ている。このコネクタ３において、Ａ０〜Ａ４は複数の
コネクタ端子で、各端子を共通電位点（グランドライ
ン）に接続するか，しないかの組合わせでそれぞれ異な
ったアドレス情報が設定されている。この例では、５個
のコネクタ端子を用いて５ビットで形成されるアドレス
情報が設定されるようになっていて、コネクタ端子Ａ
０，Ａ２，Ａ４をグランドに接続し、Ａ１，Ａ３をオー
プンにすることで、アドレス「２１」が設定されてい
る。Ｐ０は、アドレス情報のパリティ情報が設定された
コネクタ端子で、この例ではオープンとすることで、奇
数パリティ情報を生成するようになっている。
【０００７】通信局１において、Ｒは各コネクタ端子に
一端が接続されたプルアップ用の抵抗、ＢＦは各コネク
タ端子からのアドレス情報と、パリティ情報とを入力す
るバッファである。１１は各バッファＢＦを介して入力
されるアドレス情報とパリティ情報とを受け、アドレス
情報のパリティチェックを行うパリティ検査回路、１２
はパリティ検査回路１１からアドレス情報とそのアドレ
ス情報が正常であるか異常であるかを示す信号を受け、
異常である旨の信号を受けたときは通信機能を停止する
通信インターフェイスである。この通信インターフェイ
ス１２は、アドレス情報が正常である旨の信号を受け
て、通信データのやり取りをコネクタ３を経て行う。
一端が接続されたプルアップ用の抵抗、ＢＦは各コネク
タ端子からのアドレス情報と、パリティ情報とを入力す
るバッファである。１１は各バッファＢＦを介して入力
されるアドレス情報とパリティ情報とを受け、アドレス
情報のパリティチェックを行うパリティ検査回路、１２
はパリティ検査回路１１からアドレス情報とそのアドレ
ス情報が正常であるか異常であるかを示す信号を受け、
異常である旨の信号を受けたときは通信機能を停止する
通信インターフェイスである。この通信インターフェイ
ス１２は、アドレス情報が正常である旨の信号を受け
て、通信データのやり取りをコネクタ３を経て行う。
【０００８】この様に構成した装置の動作を、次に説明
する。バックボード２において、各コネクタ３の複数の
コネクタ端子Ａ０〜Ａ４には、あらかじめ各コネクタ固
有のアドレス情報が設定されている。また、コネクタ端
子Ｐ０には、設定したアドレス情報に対応するパリティ
情報が設定されている。 通信局１をバックボード２に
実装すると、コネクタの各端子が接触した時点で、その
実装位置に固有のアドレス情報とパリティ情報とが、各
バッファＢＦを経てパリティ検査回路１１に印加され
る。パリティ検査回路１１は、この様なアドレス情報
と、パリティ情報とを受け、パリティのチェックを行
い、その結果が正常であれば、アドレス正常を示すアク
ティブ信号とアドレス情報とを通信インターフェイス１
２に出力する。通信インターフェイス１２は、パリティ
検査回路１１からアドレス正常を示すアクティブ信号を
受け、これがアクティブの間通常の通信動作、すなわ
ち、コネクタ３を介して送られてくるアドレス信号と、
パリティ検査回路１１から出力される自分の局に割り付
けられたアドレス情報との照合や、その他の通信データ
のやり取りなどを行う。パリティ検査回路１１からアド
レス異常を示すインアクティブ信号を受けると、通信イ
ンターフェイス１２は、通信動作の全てを停止する。こ
の状態は、パリティ検査回路１１からアドレス正常を示
すアクティブ信号を受けるまで維持される。
する。バックボード２において、各コネクタ３の複数の
コネクタ端子Ａ０〜Ａ４には、あらかじめ各コネクタ固
有のアドレス情報が設定されている。また、コネクタ端
子Ｐ０には、設定したアドレス情報に対応するパリティ
情報が設定されている。 通信局１をバックボード２に
実装すると、コネクタの各端子が接触した時点で、その
実装位置に固有のアドレス情報とパリティ情報とが、各
バッファＢＦを経てパリティ検査回路１１に印加され
る。パリティ検査回路１１は、この様なアドレス情報
と、パリティ情報とを受け、パリティのチェックを行
い、その結果が正常であれば、アドレス正常を示すアク
ティブ信号とアドレス情報とを通信インターフェイス１
２に出力する。通信インターフェイス１２は、パリティ
検査回路１１からアドレス正常を示すアクティブ信号を
受け、これがアクティブの間通常の通信動作、すなわ
ち、コネクタ３を介して送られてくるアドレス信号と、
パリティ検査回路１１から出力される自分の局に割り付
けられたアドレス情報との照合や、その他の通信データ
のやり取りなどを行う。パリティ検査回路１１からアド
レス異常を示すインアクティブ信号を受けると、通信イ
ンターフェイス１２は、通信動作の全てを停止する。こ
の状態は、パリティ検査回路１１からアドレス正常を示
すアクティブ信号を受けるまで維持される。
【０００９】ここで、パリティ検査回路１１で、パリテ
ィエラーが検出される要因としては、以下のものがあ
る。(a) バックボードのアドレス信号配線の断線、(b)
コネクタ３の接触不良、(c) 通信局側のアドレス信号の
入力バッファＢＦの故障、(d)プルアップ抵抗の故障、
(e) パリティ検査回路１１の故障。なお、この実施例で
は、コネクタ３を介して伝送される信号は、アドレス情
報，パリティ情報，通信データなどであるが、通信局に
供給する電源の供給ラインや、その他の信号伝達をこの
コネクタを介して行うようにしてもよい。
ィエラーが検出される要因としては、以下のものがあ
る。(a) バックボードのアドレス信号配線の断線、(b)
コネクタ３の接触不良、(c) 通信局側のアドレス信号の
入力バッファＢＦの故障、(d)プルアップ抵抗の故障、
(e) パリティ検査回路１１の故障。なお、この実施例で
は、コネクタ３を介して伝送される信号は、アドレス情
報，パリティ情報，通信データなどであるが、通信局に
供給する電源の供給ラインや、その他の信号伝達をこの
コネクタを介して行うようにしてもよい。
【００１０】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、通信局をバックボードに装着するという作業だ
けで、自動的にバックボード側からその通信局固有のア
ドレスが設定できると共に、バックボードへの装置の装
着不具合や、アドレス設定回路の故障などによる誤動作
がシステム全体に影響しない信頼性の高い通信装置を提
供することができる。
よれば、通信局をバックボードに装着するという作業だ
けで、自動的にバックボード側からその通信局固有のア
ドレスが設定できると共に、バックボードへの装置の装
着不具合や、アドレス設定回路の故障などによる誤動作
がシステム全体に影響しない信頼性の高い通信装置を提
供することができる。
【図１】本発明装置の構成概念図である。
【図２】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
る。
１ 通信局 ２ バックボード ３ コネクタ １１ パリティ検査回路 １２ 通信インターフェイス Ａ０〜Ａ４，Ｐ０ コネクタ端子 Ｒ プルアップ抵抗 ＢＦ 入力バッファ
Claims (1)
- 【請求項１】通信機能を有する複数の通信局と、この通
信局がコネクタを介して装着されるバックボードとを有
する通信装置において、バックボード側に、各通信局が
装着される複数のコネクタ端子を共通電位に接続する
か，しないかの組合わせでそれぞれ異なったアドレス情
報が設定されると共に、いずれか１つのコネクタ端子に
当該アドレス信号のパリティ情報が設定された複数のコ
ネクタを設け、各通信局側に、当該通信局をバックボー
ドに装着したとき複数のコネクタ端子から入力されるア
ドレス情報とパリティ情報とを受け、アドレス情報のパ
リティチェックを行うパリティ検査回路と、このパリテ
ィ検査回路からアドレス情報とそのアドレス情報が正常
であるか異常であるかを示す信号を受け、異常である旨
の信号を受けたときは通信機能を停止する通信インター
フェイスとを設けたことを特徴とする通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2619591A JP2830486B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2619591A JP2830486B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04363931A JPH04363931A (ja) | 1992-12-16 |
| JP2830486B2 true JP2830486B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=12186711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2619591A Expired - Fee Related JP2830486B2 (ja) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | 通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2830486B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2759232B1 (fr) * | 1997-01-31 | 2001-10-12 | Canon Kk | Procede et dispositif de diffusion de symboles d'information et procede et dispositif de reception de symboles d'information diffuses |
-
1991
- 1991-02-20 JP JP2619591A patent/JP2830486B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04363931A (ja) | 1992-12-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080925 Year of fee payment: 10 |
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