JP2827186B2 - 光ディスクの反り検出方法および光ピックアップ - Google Patents

光ディスクの反り検出方法および光ピックアップ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスクの反りを
検出する光ディスクの反り検出方法、およびこの反り検
出方式を採用した光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】図7、図8に従来の光ピックアップを示
す。同図において、レーザダイオード1を出射したレー
ザ光は回折格子2で3つの光ビームに分離され、ビーム
スプリッタ3を透過し、コリメータレンズ4で平行光線
にされ、図示略の二軸アクチュエータで制御される対物
レンズ5で集光されて光ディスク6の信号面にジッター
方向(ディスク按線方向)に並ぶ3つの光スポットを形
成し、光ディスク6の信号面で反射した戻り光は、同じ
経路を戻って対物レンズ5、コリメータレンズ4を透過
し、ビームスプリッタ3で直角方向に反射され、平凹レ
ンズ7、シリンドリカルレンズ8を透過して、光検出器
9を照射する。以上の光学部品を内蔵する光ピックアッ
プのベース10は、ディスク半径方向のガイドレール1
1でディスク半径方向に案内される。
【0003】従来は、光ディスク6の反りを検出するた
めのチルトセンサ12をベ一ス10の上面に設けてい
た。このチルトセンサ12は、発光ダイオード13のデ
ィスク半径方向の左右に受光素子14を配置し、発光ダ
イオード13から発せられた光が光ディスク6で反射し
受光素子14、15で受光される構造であり、光ディス
ク6に反りが生じた時、2つの受光素子14、15の出
力の差によりその反りを検出する。
【0004】すなわち、図10は光ディスク6に反りが
ない状態であり、この時光ディスク6で反射した反射光
は2つの受光素子14、15を均等に照射し、したがっ
て、2つの受光素子14、15の出力E、Fの差は零
で、ディスク反り信号θeは、θe=E−F=0とな
る。図9に示すように+θ方向の反り(ディスク外周側
が下がる傾斜を+θ方向の反りとする)が生じた時、反
射光はディスク外周側の受光素子15を強く内周側の受
光素子14を弱く照射し、したがって、この時のディス
ク反り信号θeは、θe=E−F<0となる。また、図
11のように−θ方向の反りが生じた時は、反射光は図
9の場合とは逆にディスク外周側の受光素子15を弱く
内周側の受光素子14を強く照射し、したがって、ディ
スク反り信号θeは、θe=E−F>0となる。こうし
て、チルトセンサ12で検出されたディスク反り信号θ
eは、メカチルト機構のメカチルトモータに伝えられ、
前記ガイドレール11を支持しているメカシャーシを傾
斜させて、光ディスク6を照射する光ビームが光ディス
ク6と垂直になるように光ピックアップを姿勢制御す
る。なお、12cm径等の小形の光ディスクでは反りが
特に間題とはならないが、例えば30cm径等の大形の
光ディスクの場合で、ディスクのたわみによるディスク
外周近傍の反りが無視できない程度に大きくなり、信号
検出にエラーを発生させることがあるので、上述のよう
に光ディスクの反りを検出して光ピックアップの姿勢制
御を行うことが必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
ディスク反り検出方法は、光ピックアップのベース10
の上面に光ディスク6に対向してチルトセンサ12を設
けるものであるから、このチルトセンサ12の分だけ光
ピックアップが大形化し、重量が大となり、コスト低減
を図る上で妨げとなっていた。また、実開平1−181
124号「光ディスクプレーヤのチルトサーボ装置」に
は、光ディスクの信号記録面にメインビームと一対のサ
ブビームを照射し、光ディスクで反射されて戻るサブビ
ームの受光形状からディスクの反りを検出するようにし
たチルトサーボ装置が開示されている。しかしながら、
このチルトサーボ装置は、光ディスクの信号記録面上に
生ずる一対の光スポットをメインビーム の光スポットに
対し前後および左右方向に偏寄させる照射パターンを採
用しており、一対のサブビームの光スポットとメインビ
ームの光スポットを結ぶ線が、光ディスクの中心から伸
びる半径線に対して斜交するものであった。このため、
サブビームの受光形状は、光ディスクの半径方向の反り
の影響だけではなく、光ディスクの接線方向の傾斜の影
響も受けてしまい、例えば光ディスクの反りがないにも
拘わらず、光ディスクの装着姿勢がディスク接線方向に
傾斜していることが原因で、恰も光ディスクに反りがあ
るかの如く錯覚してしまい、実際にはチルトサーボによ
る姿勢制御が不要であるにも拘わらず、無駄な姿勢制御
を施してしまう結果、隣接トラックからの再生信号漏れ
(クロストーク)を招くことがあるといった課題を抱え
るものであった。
【0006】本発明は、上記従来の欠点を解消するため
になされたもので、光ピックアップの姿勢制御を行うた
めに光ディスクの反りを検出するチルトセンサを別途設
けることを不要とし、光ピックアップの小形化、軽量
化、およびコスト低減を図ることを可能にする光ディス
クの反り検出方法および光ピックアップを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の光ディスクの反り検出方法は、光ピックアップのレ
ーザ光源から出射されたレーザ光をメインビームとサブ
ビームとの少なくとも2つの光ビームに分離し、前記メ
インビームとサブビームとを光スポットが光ディスク
中心から伸びる半径線上に並ぶように光ディスク信号面
に照射し、両ビームの光ディスクで反射した戻り光のう
ち、メインビームの戻り光をフォーカシングエラー検出
用の光センサで受光してフォーカシングエラー検出を行
うとともに、光ディスクに反りが生じた時に発生するサ
ブビームのディスク信号面におけるデフォーカスを前記
サブビームの戻り光を受光する反り検出用の光センサで
検出して、反り検出信号を得ることを特徴とする。
【0008】また、本発明の光ディスクの反り検出方法
は、光ピックアップのレーザ光源から出射されたレーザ
光をメインビームとその左右の2つのサブビームとの3
つの光ビームに分離し、この3つの光ビームを光スポッ
トが光ディスクの中心から伸びる半径線上に並ぶように
光ディスク信号面に照射し、光ディスクで反射した戻り
光を非点を発生させる光学部品に導き、この光学部品を
透過した3つの戻り光のうちの中央のメインビームをフ
ォーカシンエラー検出用の4分割光センサで受光すると
ともに、左右の2つのサブビームを反り検出用の2つの
4分割光センサでそれぞれ受光し、光ディスクに反りが
生じた時に発生する左右の光ビームのディスク信号面に
おける正負のデフォーカスを前記反り検出用の2つの4
分割光センサの出力より非点収差法で検出して光ディス
クの反りを検出することを特徴とする。
【0009】また、本発明の光ピックアップは、レーザ
光源から出射されたレーザ光をメインビームとその左右
の2つのサブビームとの3つの光ビームに分離する回折
格子と、この3つの光ビームを光スポットがディスク半
径方向に並ぶように光ディスク信号面に照射する手段
と、光ディスクで反射した戻り光を透過させその透過光
に非点を発生させる光学部品と、3つの戻り光のうちの
中央のメインビームを受光するフォーカシングエラー検
出用の4分割光センサと、左右の2つのサブビームをそ
れぞれ受光する反り検出用の2つの4分割光センサとを
備え、光ディスクに反りが生じた時に発生する左右のサ
ブビームのディスク信号面における正負のデフォーカス
を前記2つの4分割光センサの出力より検出するように
したことを特徴とするものである
【0010】
【作用】上記構成において、メインビームはフォーカシ
ングエラー検出用の光センサで受光され、フォーカシン
グエラー検出が行われる。メインビームがジャストフォ
ーカスの時にサブビームのデフォーカスを検出する。す
なわち、光ディスクに反りが生じていれば、メインビー
ムがジャストフォーカスの時、光ディスクの中心から伸
びる半径線上に並ぶサブビームはデフォーカスする(焦
点が光ディスク信号面から外れる)。したがって、サブ
ビームのデフォーカスを反り検出用の光センサで検出す
ることで、光ディスクの反りを検出できる。
【0011】請求項2および請求項3は、レーザ光を3
つの光ビームに分離して2つのサブビームを利用する場
合であり、かつ、メインビームによるフォーカシングエ
ラー検出およびサブビームのデフォーカスの検出をいず
れも非点収差法で行うものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図6を参照
して説明する。図1は本発明一実施例の光ピックアップ
20の内部光学系を示す正面図で、レーザ光源であるレ
ーザダイオ一ド21、このレーザダイオード21から出
射されたレーザ光をメインビームとその左右の2つのサ
ブビームとの3つの光ビームに分離させる回折格子2
2、第1のビームスプリッタ23、対物レンズ24を光
ディスク6の面と垂直な方向に直線的な配列で順に備え
ている。前記回折格子22は、光ディスク6の信号面上
に形成される3つの光スポットA、B、Cがディスク半
径方向すなわち光ディスク6の中心から伸びる半径線上
(図1、図2で左右方向)に並ぶようにレーザ光を3つ
に分離する。なお、トラッキングエラー検出法としての
3ビーム法においてもトラッキシグエラー検出用のサブ
ビームはディスク半径方向に若干ずれているが、このず
れは信号トラックに光スポットの一部がかかるような僅
かなずれで実質的には3つの光スポットがディスク接線
方向に並んでおり、本発明の場合と大きく異なる。さら
に、前記第1のビームスプリッタ23の側方に第2のビ
ームスプリッタ25と、平凹レンズ26およびシリンド
リカルレンズ27と、12分割光センサ28とを順に備
え、第2のビームスプリッタ25の下方にトラッキング
エラー検出用の2分割光センサ29を備えている。前記
12分割光センサ28は、図3等に示すように、中央の
フォーカシングエラー検出用の4分割光センサAと、そ
の両側に設けた反り検出用の2つの4分割光センサB、
Cとからなっている。4分割光センサAはA1、A2、A
3、A4の4つのエレメントからなり、4分割光センサB
はB1、B2、B3、B4の4つのエレメントからなり、、
4分割光センサCはC1、C2、C3、C4の4つのエレメ
ントからなっている。前記トラッキングエラー検出用の
2分割光センサ29は、図5に示すようにディスク半径
方向に分けられたE、Fの2つのエレメントからなって
いる。
【0013】前記光ピックアップ20において、レーザ
ダイオード21を出射したレーザ光は、回折格子22で
3つの光ビームに分離され、第1のビームスプリッタ2
3を透過し、対物レンズ24で集光され、光ディスク6
の信号面にディスク半径方向に並ぶ3つの光スポット
A、B、Cを形成する。光ディスク6で反射した戻り光
は、同じ経路を戻って対物レンズ24を透過し、第1の
ビームスプリッタ23で直角方向に反射ざれ、次いで第
2のビームスプリッタ25に入射する。第2のビームス
プリッタ25に入射した戻り光は透過光と反射光とに分
離される。第2のビームスプリッタ25を透過した3つ
の戻り光は、平凹レンズ26およびシリンドリカルレン
ズ27を透過し、12分割光センサ28を照射する。こ
の場合、図3あるいは図4に示すように、メインビーム
は中央のフォーカシングエラー検出用の4分割光センサ
Aを照射し、左右の2つのサブビームは反り検出用の2
つの4分割光センサB、Cを照射する。第2のビームス
プリッタ25で反射した3つの戻り光のうち、左右の2
つのサブビームは、2分割光センサ29の外に導き、中
央のメインビームのみが2分割光センサ29を照射す
る。
【0014】メインビームを受光する中央の4分割光セ
ンサAは非点収差法によるフォーカシングエラー検出に
用いる。図4は光ディスク6に反りがない場合の3つの
4分割光センサA、B、Cにおけるビーム形状を示すも
のて、図4(ロ)はジャストフォーカスの場合、図4
(イ)は近過ぎの場合、図4(ハ)は遠過ぎの場合であ
る。図示のように、光ディスク6に反りがないので、3
つの4分割光センサA、B、Cにおけるビーム形状はい
ずれも同じであり、ジャストフォーカスの場合は円形、
近過ぎの場合は非点収差による縦長楕円(図4(イ)の
ビーム形状を縦長と仮に呼ぶ)、遠過ぎの場合は非点収
差による横長楕円となる。フォーカシングエラー検出信
号EEは、 FE=(A1+A3)−(A2+A4) ・・・ てある。反り検出用の2つの4分割光センサB、Cはフ
ォーカシングエラー検出自体には関係しない。
【0015】左右のサブビームを受光する2つの4分割
光センサB、Cは、光ディスクの反り検出に用いる。図
3は光ディスク6に反りがある場合とない場合とにおけ
る3つの4分割光センサA、B、Cにおけるビーム形状
を示すもので、いずれもメインビームがジャストフォー
カスの場合である。ディスク反り検出はジャストフォー
カス時に行うことがてきれば十分である。同図(ロ)が
反りなしの場合、同図(イ)が+θ方向の反り(ディス
ク外周側が下がる反りを+θ方向の反りとする)の場
合、図3(ハ)が−θ方向の反りの場合てある。図3
(ロ)の反りがない場合は図4の(ロ)と全く同じもの
であり、いずれも円形となる。図3(イ)の+θ方向の
反りがある場合は、ディスク外周側の光スポット13に
対応する4分割光センサBは縦長楕円(光ディスクが近
過ぎる場合に相当)、ディスク内周側の光スポットCに
対応する4分割光センサCは横長楕円(光ディスクが遠
過ぎる場合に相当)となる。図4(ハ)の−θ方向に反
りがある場合は、2つの4分割光センサB、Cにおける
ビーム形状は+θ方向の反りの場合との縦長、横長の方
向が逆になる。このようにメインビームがジャストフォ
ーカス時の左右のサブビームのデフォーカスは正負が逆
となり、そのデフォーカス量の差で光ディスクの傾斜を
求めることができるので、ディスク反り信号θeは、 θe=(B1+B3+C2+C4)−(C1+C3+B2+B4) ・・・ で得ることができる。
【0016】第2のビームスプリッタ25で反射したメ
インビームを検出する2分割光センサ29は通常のプッ
シュプル法によるトラッキングエラー検出に用いる。ト
ラッキングエラー検出信号TEは、 TE=E−F ・・・ である。
【0017】光ディスク6に反りがある場合の光ピック
アップ20の姿勢制御について図6を参照して説明する
と、上記のようにして光ピックアップ20の2つの4分
割光センサB、Cの出力より引き算器34を経て得られ
たディスク反り信号θeを位相補償回路35を介してメ
カチルトモータ36に入力してメカチルトモータ36を
駆動し、その出力軸に固定したウォーム37でウォーム
ホイール38を回転させて、ウォームホイール38と一
体の垂直なスクリュウ39を回転させ、このスクリュウ
39が螺合するメカシャーシ40の一端を昇降させてメ
カシャーシ40を傾斜させ、これによりメカシャーシ4
0上に固定されたガイドレール41とともに光ピックア
ップ20を傾斜させる。このようにして、光ピックアッ
プ20の光ビームが光ディスク6の信号面に垂直に入射
するように光ピックアップ20の姿勢制御を行う。な
お、図6に示したメカニカルな機構自体は従来公知のも
のである。
【0018】なお、実施例では2つのサブビームを用い
てディスク反り信号θeを得るようにしているが、1つ
のサブビームのみでディスク反り信号を得ることも可能
である。例えば図3において4分割光センサBの出力の
みから得た次の信号θe’、 θe’=(B1+B3)−(B2+B4) をディスク反り信号とすることもできる。
【0019】また、本発明ではメインビームを用いてフ
ォーカシングエラー検出を行うが、フォーカシングエラ
ー検出法自体は非点収差法以外の方法によることも可能
である。また、サブビームて検出するデフォーカスにつ
いても、非点収差法以外の方法によることも可能であ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、レーザ光をメインビー
ムとサブビームとの少なくとも2つの光ビームに分離
し、メインビームでフォーカシングエラー検出を行うと
ともに、ジャストフオーカス時にサブビームのデフォー
カスを検出して、光ディスクの反りを検出するようにし
たので、チルトセンサを別途設ける必要がなくなり、光
ピックアツプの小形化、軽量化、コスト低減を実現する
ことが容易になり、しかもメインビームとサブビームと
を光スポットを光ディスクの中心から伸びる半径線 上に
並ぶように光ディスク信号面に照射するようにしたの
で、例えば光ディスクの信号記録面上に生ずる一対の光
スポットをメインビームの光スポットに対し前後および
左右方向に偏寄させる照射パターンを採用した従来の装
置のように、光ディスクの半径方向の反りの影響だけで
はなく、光ディスクの接線方向の傾斜の影響も受けてし
まい、実際にはチルトサーボによる姿勢制御が不要であ
るにも拘わらず、無駄な姿勢制御を施してしまいクロス
トークを招くといったことはなく、光ディスクの反りに
だけ対応した的確なチルト制御が可能である等の優れた
効果を奏する。
【0021】また、本発明は、メインビームとその左右
の2つのザブビームとの3つの光ビームに分離し、2つ
のサブビームをそれぞれ4分割光センサで受光して非点
収差法によりデフォーカスを検出するようにしたので、
小形化、軽量化、コスト低減を効果的に実現することが
できる等の効果を奏する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の光ピックアップの内部光学
系の正面図である。
【図2】上記光ピックアップにおける3つの光ビームが
光ディスク信号面上に形成する光スポットの位置につい
ての説明図である。
【図3】上記光ピックアップにおけるディスク反り検出
方式を説明するもので、同図(イ)は+θ方向の反りの
場合、同図(ロ)は反り無しの場合、同図(ハ)は−θ
方向の反りの場合である(いずれもジャストフォーカス
時のもの)。
【図4】上記光ピックアップにおけるフォーカシングエ
ラー検出方式を説明するもので、同図(イ)はディスク
近過ぎの場合、同図(ロ)はジャストフォーカスの場
合、同図(ハ)はディスク遠過ぎの場合である。
【図5】上記光ピックアップトラッキングエラー検出
方式を説明する図である。
【図6】上記光ピックアップを姿勢制御するメカチルト
サーボ機構の説明図である。
【図7】従来の光ピックアップの内部光学系を示す正面
図である。
【図8】同側面図である。
【図9】従来の光ピックアップのチルトセンサによるデ
ィスク反り検出方式を説明するもので、かつ光ディスク
に+θ方向の反りが生じた場合の図であり、同図(イ)
はチルトセンサにおける光ディスクでの反射光の状況を
示す図、同図(ロ)は受光素子の受光状況の説明図であ
る。
【図10】従来の光ピックアップのチルトセンサによる
ディスク反り検出方式を説明するもので、かつ光ディス
クに反りがない場合の図であり、同図(イ)はチルトセ
ンサにおける光ディスクでの反射光の状況を示す図、同
図(ロ)は受光素子の受光状況の説明図である。
【図11】従来の光ピックアップのチルトセンサによる
ディスク反り検出方式を説明するもので、かつ光ディス
クに−θ方向の反りが生じた場合の図であり、同図
(イ)はチルトセンサにおける光ディスクでの反射光の
状況を示す図、同図(ロ)は受光素子の受光状況の説明
図である。
【符号の説明】
6 光ディスク 20 光ピックアップ 21 レーザダイオード 22 回折格子 23 第1のビームスプリッタ 24 対物レンズ 25 第2のビームスプリッタ 28 12分割光センサ 29 2分割光センサ A フォーカシングエラー検出用の4分割光センサ B,C 反り検出用の4分割光センサ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップのレーザ光源から出射さ
    れたレーザ光をメインビームとサブビームとの少なくと
    も2つの光ビームに分離し、前記メインビームとサブビ
    ームとを光スポットが光ディスクの中心から伸びる半径
    線上に並ぶように光ディスク信号面に照射し、両ビーム
    の光ディスクで反射した戻り光のうち、メインビームの
    戻り光をフォーカシングエラー検出用の光センサで受光
    してフォーカシングエラー検出を行うとともに、光ディ
    スクに反りが生じた時に発生するサブビームのディスク
    信号面におけるデフォーカスを前記サブビームの戻り光
    を受光する反り検出用の光センサで検出して、反り検出
    信号を得ることを特徴とする光ディスクの反り検出方
    法。
  2. 【請求項2】 光ピックアップのレーザ光源から出射さ
    れたレーザ光をメインビームとその左右の2つのサブビ
    ームとの3つの光ビームに分離し、この3つの光ビーム
    を光スポットが光ディスクの中心から伸びる半径線上
    並ぶように光ディスク信号面に照射し、光ディスクで反
    射した戻り光を非点を発生させる光学部品に導き、この
    光学部品を透過した3つの戻り光のうちの中央のメイン
    ビームをフォーカシングエラー検出用の4分割光センサ
    で受光するとともに、左右の2つのサブビームを反り検
    出用の2つの4分割光センサでそれぞれ受光し、光ディ
    スクに反りが生じた時に発生する左右の光ビームのディ
    スク信号面における正負のデフォーカスを前記反り検出
    用の2つの4分割光センサの出力より非点収差法で検出
    して光ディスクの反りを検出することを特徴とする光デ
    ィスクの反り検出方法。
  3. 【請求項3】 レーザ光源から出射されたレーザ光をメ
    インビームとその左右の2つのサブビームとの3つの光
    ビームに分離する回折格子と、この3つの光ビームを光
    スポットが光ディスクの中心から伸びる半径線上に並ぶ
    ように光ディスク信号面に照射する手段と、光ディスク
    で反射した戻り光を透過させその透過光に非点を発生さ
    せる光学部品と、3つの戻り光のうちの中央のメインビ
    ームを受光するフォーカシングエラー検出用の4分割光
    センサと、左右の2つのサブビームをそれぞれ受光する
    反り検出用の2つの4分割光センサとを備え、光ディス
    クに反りが生じた時に発生する左右のサブビームのディ
    スク信号面における正負のデフォーカスを前記2つの4
    分割光センサの出力より検出するようにした光ピックア
    ップ。
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