JP2824994B2 - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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JP2824994B2
JP2824994B2 JP1025750A JP2575089A JP2824994B2 JP 2824994 B2 JP2824994 B2 JP 2824994B2 JP 1025750 A JP1025750 A JP 1025750A JP 2575089 A JP2575089 A JP 2575089A JP 2824994 B2 JP2824994 B2 JP 2824994B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像処理装置に関し、特にカラー画像データ
のデータ圧縮を行うカラー画像処理装置に関する。
また本発明の画像処理装置はデータ圧縮に対応するデ
ータ伸張も含めて、広くカラー画像データの検索、通
信、編集、印刷装置に利用できる。
[従来の技術] 今日、この種の画像処理装置が扱うカラー画像には、
例えば写真等の自然画像、イラストレータの描いたイラ
スト(スケツチ)画像、文字等が中心となる文字画像が
有る。従来は、これらの画像データを単一の圧縮・伸張
アルゴリズムで処理していた。
第9図は従来の画像データ検索システムのブロツク構
成図である。図において、100は入力手段であり、各種
画像の画像データを入力する。101はマン・マシン・イ
ンタフェース(MMI)であり、オペレータがこのシステ
ムと対話するためのキーボード及びポインテイングデバ
イスから成る。102は演算手段(CPU)であり、各種画像
データの登録又は検査のための演算を行うと共に、その
周辺装置の制御を行う。103は出力手段(CRT)であり、
指令に従つて登録画像又は検索画像を表示する。104は
記録手段であり、データ圧縮した形の各種画像データ及
び該画像データを検索するためのインデツクスフアイル
等を記憶する。記録手段104は光デイスク装置や磁気デ
イスク装置から成る。105はメモリであり、画像データ
の記憶エリア及びCPU102が使用するワークエリアを有す
る。106は圧縮・伸張手段であり、単一の圧縮・伸張ア
ルゴリズムに従つて画像データの圧縮又は伸張を行う。
かかる構成により、画像の登録時は、入力手段100に
より入力した画像データは一旦メモリ105に格納され、
またMMI101を介しての対話的操作により当該画像を特定
するためのキーワードが入力される。これにより、入力
したキーワードは記録手段104のインデツクスフアイル
に登録されると共に、当該画像データは圧縮・伸張手段
106のデータ圧縮アルゴリズムに従つてデータ圧縮され
て記録手段104の前記インデツクスフアイル中のキーワ
ードに対応した名前で記録される。
また画像検索時は、MMI101を介しての対話的操作によ
り当該画像を呼び出すためのキーワードが入力される。
演算手段102は入力されたキーワードに従つて記録手段1
04から対応する画像データを読み出し、圧縮・伸張手段
106は圧縮とは逆のアルゴリズムに従つてこの画像デー
タを伸張し、出力手段103は該伸張した画像データ(例
えばカラーR,G,Bデータ)を表示する。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上述の如く単一の圧縮・伸縮アルゴリズムで
画像データの処理を行うと、画像の種類(性質)によつ
ては十分な圧縮・伸張率が得られない。また、ある画像
の種類を優先させると他の種類の画像が犠牲になる。ま
た、全種類の画像を満足させようとすると、全体として
圧縮・伸張率が上らない。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、写真等
のカラー自然画像、それらカラー自然画像よりも色数の
少ないカラー画像、文字等の単色画像の各々を符号化す
る装置において、これらの画像のそれぞれ効率良く符号
化すると共に、可逆符号化と非可逆符号化とを選択的に
使用して各画像の画質の劣化をできるだけ抑えながら、
且つ画像に応じて圧縮率を高める様に符号化するカラー
画像処理装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明のカラー画像処理装
置は以下のような構成を備える。即ち、 画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された画像データを、写真を
含むカラー自然画像として非可逆符号化する第1符号化
手段と、 前記入力手段により入力された画像データを、前記カ
ラー自然画像よりも色数の少ないカラー画像として非可
逆符号化する第2符号化手段と、 前記入力手段により入力された画像データを、文字を
含む単色画像として可逆符号化する第3符号化手段と、 前記入力手段により入力された画像データの内容に応
じて、前記第1乃至第3符号化手段のいずれかを選択的
に使用する符号化選択手段とを有することを特徴とす
る。
[作用] 以上の構成により、入力手段により入力された画像デ
ータの内容に応じて、写真を含むカラー自然画像として
非可逆符号化する第1符号化手段、前記カラー自然画像
よりも色数の少ないカラー画像として非可逆符号化する
第2符号化手段、及び文字を含む単色画像として可逆符
号化する第3符号化手段のいずれかを選択的に使用して
符号化するように動作する。
[実施例の説明] 以下、添付図面に従つて本発明による実施例を詳細に
説明する。
第1図は実施例の画像検索装置のブロツク構成図であ
る。図において、1はコントロールプロセツサユニツト
(CPU)であり、画像検索装置全体の制御を行う。2は
プログラムメモリであり、CPU1が実行する例えば第5
図、第9図の制御プログラム等を記憶している。3はパ
ラメータコントローラであり、CPUの制御下で、後述の
処理に必要な各種パラメータの初期化、設定、比較演算
等を制御する。4はパラメータメモリであり、各種パラ
メータを記憶する。5は演算器であり、各種パラメータ
の比較演算等を行う。6はパラメータ設定様I/Oであ
り、オペレータの行うパラメータ設定をインタフエース
する29,30は夫々キーボード及びデジタイザであり、パ
ラメータ設定用I/06を介して画像の登録又は検索要求等
のコマンド及びパラメータを入力する。
20はCRTであり、例えばパラメータ設定時にそのため
のメニユー内容等を表示する。オペレータはCRT20の表
示パラメータのうち最適と考えるパラメータをキーボー
ド29又はデジタイザ30によつて選択する。19はCRTコン
トローラであり、CRT20の表示制御を行う。
7はインデツクスフアイルであり、画像の登録や検索
に使用する当該画像の識別コード、属性データ等を記録
する。属性データの入力はキーボード29又はデジタイザ
30を使用したCRT20に対する選択操作によつて行われ
る。このインデツクスフアイル7は例えば磁気ハードデ
イスク上に設けられる。8はイメージフアイルであり、
インデツクスフアイル7に登録した識別コード、属性デ
ータに対応させて当該画像データを記録する。イメージ
フアイル8は例えば光磁気記録媒体上に設けられる。
22は画像圧縮器Aであり、例えばスケツチ画の如く色
数の少ない画像データを対象としてベクトル量子化法に
よりそのデータ圧縮率を最大とするように構成されてい
る。26は画像伸張器Aであり、前記画像圧縮器Aとは対
の関係にあり、画像圧縮器Aとは逆のアルゴリズムで原
画像データを復元する。23は画像圧縮器Bであり、例え
ば写真等の自然画を対象として構成されている。本実施
例ではR,G,B座標系の原画像データをY,I,Q系の画像デー
タに変換し、R,G,B各8ビツトであつたものをY=8ビ
ツト、I=5ビツト、Q=5ビツトの画像データに圧縮
する。27は画像伸張器Bであり、前記画像圧縮器Bとは
対の関係にあり、画像圧縮器Bとは逆のアルゴリズムで
原画像データを復元する。尚、画像圧縮器・伸張器Bは
ベクトル量子化法に従つて構成しても良い。24は画像圧
縮器Cであり、文字、図形等の画像を対象としてランレ
ングス法によりそのデータ圧縮率を最大とするよう構成
されている。28は画像伸張器Cであり、前記画像圧縮器
Cとは対の関係にあり、画像圧縮器Cとは逆のアルゴリ
ズムで原画像データを復元する。21は画像圧縮器切換手
段であり、CPU1の制御下で上記画像圧縮器A〜Cの何れ
か1つを選択する。25は画像伸張器切換手段であり、上
記画像伸張器A〜Cの何れか1つを選択する。こうし
て、CPU1は圧縮器Aで圧縮した場合は伸張器Aで復元
し、圧縮器Bで圧縮した場合は伸張器Bで復元し、圧縮
器Cで圧縮した場合は伸張器Cで復元するよう切換制御
する。
34は画像処理部であり、画像データの圧縮・伸張以外
の処理を行う。画像処理部34において、10は画像プロセ
ツサであり、画像処理部34の中核的処理を行う。画像プ
ロセツサ10はイメージコントローラ9及びCPUバス33を
介してCPU1と接続しており、該CPU1からの指令に従い、
後述のイメージメモリ12,13から、又は後述の画像デー
タ用I/O16を介して画像データを受けとり、各種演算処
理を行う。画像プロセツサ10はイメージメモリ12,13の
各プレーン12a,12b,12c間で、又はこれらと任意の定数
間で四則演算、ロジカル演算、最大値/最小値演算等を
行い、例えば各画素毎にR,G,Bデータ間の最大値と最小
値を検出してこれらの差を求めたり、R,G,Bデータを他
の次元(例えばH,L,SやY,I,Q座標系等)の画像データに
変換する。その演算結果はイメージメモリ12又は13に格
納される。イメージメモリ12,13は夫々が3チヤンネル
(例えばR,G,B又はH,L,S等)のフレーム(プレーン)構
成a,b,cから成つてり、CPUバス33及びビデオバス35の何
れにも接続されている。従つてCPU1はイメージメモリ1
2,13の何れをも読み書きでき、画像プロセツサ10は任意
のイメージメモリ間で画像データの演算を行える。
11はフラグマツプメモリであり、イメージメモリ12,1
3の画像データに対する各種演算の結果生じたフラグ等
を該イメージメモリ12,13に対応するアドレス上で記憶
させるメモリである。フラグマツプメモリ11はイメージ
メモリ12,13の各プレーン12a,12b,12cと同じアドレス空
間を有しており、該フラグマツプメモリ11の存在により
画像データの統計的演算(ヒストグラム演算等)が高速
で行える。
14,15は高速RAMから成るルツクアツプテーブルであ
り、その入力はイメージメモリ12,13のビデオバス35側
に接続している。該ルツクアツプテーブル14,15の各フ
レームメモリa,b,cは夫々(8ビツト×256)のアドレス
空間を有している。またルツクアツプテーブル14,15の
各フレームメモリa,b,cへのアドレス入力は夫々対応す
るイメージメモリ12,13の各プレーンa,b,cからの8ビツ
ト(256階調)出力であり、またルツクアツプテーブル1
4,15の各フレームメモリa,b,cの出力データラインはビ
デオバス35に接続している。CPU1はイメージコントロー
ラ9及び画像プロセツサ10を介してルツクアツプテーブ
ル14,15の内容を自由に読み書きできる。
17はグラフイツクコントローラであり、ビデオバス35
上のビデオデータを表示制御する。18はグラフイツクCR
Tであり、グラフイツクコントローラ17出力のビデオデ
ータを表示する。16は画像データ用I/Oであり、画像入
力装置である3管式カメラ31又はカラーCCDスキヤナ32
からの画像データ入力をインタフェースする。
かかる構成により、画像データの登録時は、イメージ
メモリ12又は13に読み込んだ原画像データを統計的に解
析して該画像の性質に応じた圧縮器を自動的に選択す
る。該選択した圧縮器のコードはインデツクスフアイル
7の属性データ中に含ませて登録し、データ圧縮した画
像データはイメージフアイル8に書き込む。
また登録画像データの検索時は、インデツクスフアイ
ル7の属性データ中から圧縮器のコードを読み出して対
応する伸張器を自動的に選択する。これにより、インデ
ツクスフアイル8の当該画像データは選択された伸張器
によつて復元され、画面に表示される。
第2図は実施例のイメージメモリ12の画像データ記憶
構造を示す図である。図において、R(i,j),G(i,
j),B(i,j)は夫々アドレス(i,j)のR,G,B画像データ
を表わす。R,G,B画像データは各8ビツトから成り、0
〜255の256階調を表現できる。またアドレス(i,j)は
(1,1)〜(512,512)まであり、1画像のサイズは(51
2×512)画素である。イメージメモリ13も同様である。
第3図(A)は実施例のインデツクスフアイル7のデ
ータ記憶構造を示す図である。画像データの登録時に
は、3管式カメラ31又はCCDスキヤナ32から入力した原
画像データはイメージメモリ12又は13に記憶されると共
にグラフイツクCRT18に表示される。オペレータはこの
表示画像を見てキーボード29により当該画像についての
タイトル及びコメントを入力し、またデジタイザ30によ
り当該画像についての属性データを入力する。CPU1はこ
れらの入力データから当該画像を識別コード71を発生す
る。またCPU1は画像処理部34に命じて当該画像データの
統計的処理を行わしめ、その結果得られた画像の性質
(圧縮器のコード)を前記属性データに含める。こうし
て得た識別コード71及び属性データ72は対となつて1つ
のレコード70を構成し、当該画像を指標するものとして
インデツクスフアイル7に登録される。
第3図(B)は実施例のイメージフアイル8のデータ
記憶構造を示す図である。図において、71はインデツク
スフアイル7に対応する識別コードであり、80は原画像
データを選択された画像圧縮器によつてデータ圧縮した
画像データである。これらの識別コード71及び画像デー
タ80は対となつて当該画像データを指標するデータフア
イル82を形成する。
第4図は実施例のレコード70の記憶フオーマツトを示
す図である。図において、レコード70は全部で94バイト
から成り、その内訳は、識別コード71=4バイト、タイ
トルレコード=24バイト、コメントコード=50バイトで
ある。更に圧縮コード、入力装置コード、人物コード、
風景コード、動物コード、植物コード、感情表現コー
ド、及び色表現コードは夫々2バイトである。タイトル
コード及びコメントコードの欄にはオペレータがキーボ
ード29により入力したキヤラクタコードを書き込む。圧
縮コードの欄にはCPU1と画像処理部34によつて原画像デ
ータを解析した結果の属性データ(選択した圧縮器等の
I/Oアドレスに相当するコード)を書き込む。本実施例
では圧縮コードとして下位3ビツトを使用し、残りは未
使用とする。下位3ビツトのうち最下位の第1ビツト目
は画像圧縮器Aと画像伸張器Aの対を表わし、下位第2
ビツト目は画像圧縮器Bと画像伸張器Bの対を表わし、
下位第3ビツト目は画像圧縮器Cと画像伸張器Cの対を
表わす。即ち、下位3ビツトは選択がAの場合は“00
1"、Bの場合は“010"、Cの場合は“100"になる。尚、
本実施例では画像圧縮器の選択がAの場合はスケツチ画
像、Bの場合は写真画像、Cの場合は文字画像の属性を
表わしていることになる。このように圧縮コードの欄の
情報は圧縮器又は伸張器の切換え、及び画像の種類を判
別する目的で兼用され、いわゆるキーワード検索を容易
ならしめている。
更に人物コード、風景コード、動物コード、人物コー
ド、感性表現コード、色表現コード等には夫々2バイト
(16ビツト)が割り当てられ、図示の如くビツト単位で
各属性の有無を記憶する。各コードの最上位ビツトは人
物〜風景等に関する属性情報が存在するか否かを示す存
在フラグであり、これらによりフラグ解析を速めてい
る。各コードの残りの15ビツトには15種類の属性フラグ
が設けられている。各種属性の概念は図示の如く属性フ
ラグビツトと対応しており、例えば「人物」に関する属
性が「子供」かつ「女」である時は属性コード=「1010
100000000000」になる。尚、人物コードの2バイトにお
ける後半の8ビツトは将来の増加に対処できるように空
になつている。以下、「風景」〜「色表現」についても
同様である。
第5図は実施例の画像登録処理手順のフローチヤート
である。尚、入力画像は「草原において女の子供と犬が
一緒に撮影されたものであり、全体として明るいシー
ン」の画像とする。これに対する属性コードの存在は
「人物」「風景」「動物」「植物」「感情表現」「色表
現」の6分類となり、この場合を説明する。
(ステツプS1) 画像データI/O16を介して原画像データを入力する。
この画像入力手順を詳細に言うと、まずCRT20に画像入
力装置の種類をアイコン等で表示し、オペレータはキー
ボード29又はデジタイザ30で所望のアイコンを指示す
る。これによりパラメータメモリ4中の不図示の入力フ
ラグ40は、例えば3管式カメラ31を選択すると“0"に、
またCCDスキヤナ32を選択すると“1"にセツトされる。C
PU1は画像プロセツサ10に指示を与え、画像プロセツサ1
0は画像データ用I/O16を介して指示の画像入力装置から
原画像データを読み込み、これらをR,G,Bデータ別に夫
々イメージメモリ12a,12b,12cに格納する。
(ステツプS2) オペレータは入力した画像データに対するタイトル及
びコメントの入力を行う。即ち、まずCRT20に当該画像
に対するタイトル及びコメントの入力要求を表示する。
オペレータはイメージメモリ12からのR,G,B画像データ
を表示しているグラフイツクCRT18を見て、キーボード2
9からタイトル及びコメントを入力する。タイトルは最
大24文字、コメントは最大50文字である。
(ステツプS3) 「人物」に関する属性を入力する。即ち、まずCPU20
に「人物」に関する属性、例えば「男」「女」「家族」
「子供」「外人」「カツプル」「複数の人」等を表示す
る。オペレータはグラフイツクCRT18の表示画像を見な
がら該当する属性を抽出し、キーボード29又はデジタイ
ザ30より選択入力する。複数の属性を選択しても良く、
また何も選ばなくても良い。本実施例では「女」と「子
供」を選択する。
(ステツプS4) 同様にして「風景」に関する属性を入力する。本実施
例では「草原」を選択する。
(ステツプS5) 「動物」に関する属性を入力する。本実施例では
「犬」を選択する。
(ステツプS6) 「植物」に関する属性を入力する。本実施例では不図
示の「雑草」を選択する。
(ステツプS7) オペレータが感じた「感情表現」に関する属性を入力
する。本実施例では不図示の「全体として明るいシー
ン」を選択する。
(ステツプS8) 「色表現」に関する属性を入力する。本実施例では不
図示の「緑」「青」「黄色」「茶色」等を選択する。
(テツプS9) 上記属性入力の確認を行う。即ち、CRT20に全入力属
性を表示してオペレータはそれを確認する。満足の場合
は次(ステツプS10)に進むことを指示し、変更したい
場合は逆(ステツプS2)に進むことを指示する。ステツ
プS2に進んだ場合は属性を再入力可能である。
(ステツプS10) イメージメモリ12のR,G,B原画像データについて画素
毎にそれらのうちの最大値MAX{R(i,j),G(i,j),B
(i,j)}を求める。即ち、画像プロセツサ10は、まず
プレーン12aのRデータとプレーン12bのGデータを画素
毎に比較して大きい方をイメージメモリ13のプレーン13
aに格納する。次にプレーン13aの画像データとプレーン
12cのBデータを画素毎に比較して大きい方をイメージ
メモリ13のプレーン13bに格納する。この結果イメージ
メモリ13のプレーン13bはR,G,B画像データの画素毎の最
大値を保持することになる。
(ステツプS11) イメージメモリ12のR,G,B原画像データについて画素
毎にそれらのうちの最小値MIN{R(i,j),G(i,j),B
(i,j)}を求める。即ち、画像プロセツサ10は、まず
プレーン12aのRデータとプレーン12bのGデータを画素
毎に比較して小さい方をイメージメモリ13のプレーン13
aに格納する。次にプレーン13aの画素データとプレーン
12cのBデータを画素毎に比較して小さい方をイメージ
メモリ13のプレーン13cに格納する。この結果イメージ
メモリ13のプレーン13cはR,G,B画素データの画素毎の最
小値を保持することになる。
(ステツプS12) R,G,B原画像データについて求めた画素毎の最大値と
最小値の差分を求める。即ち、イメージメモリ13のプレ
ーン13bの最大値とプレーン13cの最小値との差を画素毎
に求め、これをイメージメモリ13のプレーン13aに書き
込む。
(ステツプS13) 前記求めた差分データ(プレーン13a)についてヒス
トグラム(差分データ0〜255の値について夫々何個有
るかの分布)を求め、その結果をパラメータメモリ4
(第6図)に格納する。具体的に言うと、CPU1はプレー
ン13aの差分データを順次読み込み、該差分データ=
“0"の時はフラグマツプメモリ11の対応アドレスにフラ
グ“1"を立て、差分データ=“0"以外の時はフラグ“0"
を立てる。次にこの1画像につき差分データ=“0"の個
数をカウントして結果をパラメータメモリ4のHINDO
(0)のエリアに格納する。次に差分データ=“1"につ
いて同様の演算を行い、差分データ=“1"の個数をHIND
O(1)のエリアに格納する。以下同様にしてHINDO
(2)〜HINDO(255)を書き込む。
尚、差分データの値を例べえば10刻みで解析しても良
い。即ち、最初は差分データ=“0〜9"の個数を求め、
次に差分データ=“10〜19"の個数を求める如くであ
る。こうすればヒストグラムはHINDO(0)〜HINDO(2
5)のエリアに納まる。
(ステツプS14) 原画像データを圧縮するための方式(圧縮・伸張器A
〜Cの対)を選択する。このためには、まず原画像デー
タに対するステツプS13の統計的演算値に基づいて当該
画像の特性を判断する。
第7図(A)〜(C)は実施例の画像別に求めた差分
データのヒストグラムを示す図である。図において、横
軸は差分データ0〜255を10刻みで表わし、縦軸は各区
分間の個数の和の頻度を表わす。
第7図(A)はスケツチ画のヒストグラムである。ス
ケツチ画は写真画に比べて色数が少ない。従つて色合い
がはつきりしており図示の如く離散的なヒストグラムに
なる。第7図(B)は写真画のヒストグラムである。写
真画は色数も多く、ヒストグラムは図示の如くガウス的
分布になる。第7図(C)は文字画像のヒストグラムで
ある。文字画像は下地の色と文字色から成り、単色性が
強く、そのため図示の如くある頻度で極端に大きいヒス
トグラムが現われる。
第8図は実施例のステツプS14の詳細を示すフローチ
ヤートである。図において、CPU1はまずHINDO(0)〜H
INDO(255)を10刻みで加算して夫々の和を求め、次に
各加算値の最大を求めてHINDO−Xに格納する。ステツ
プS141では(HINDO−X)>(HINDO−MOJI)か否かを判
別する。ここで、HINDO−MOJIは文字画像を識別できる
ような所定値であり、本実施例では(512×512)画素の
約91.5%に当る240000である。(HINDO−X)>(HINDO
−MOJI)の時はステツプS147に進み、文字画像の選択を
行う。ステツプS148では圧縮・伸張器Cの対を選択す
る。
また(HINDO−X)>(HINDO−MOJI)でない時はステ
ツプS142に進み、(HENSA−X)>(HENSA−SHASIN)か
否かを判別する。ここで、HENSA−XはCPU1が上記ヒス
トグラムから求めた頻度の標準偏差である。但し、本実
施例では頻度の平均値を“0"としている。またHENSA−S
HASINはスケツチ画像と自然画を区別できるような所定
値(例えば40)である。
(HENSA−X)>(HENSA−SHASIN)の時はステツプS1
45に進み、自然画像の選択を行う。ステツプS146では圧
縮・伸張器Bの対を選択する。また(HENSA−X)>(H
ENSA−SHASIN)でない時はステツプS143に進み、スケツ
チ画像の選択を行う。ステツプS144は圧縮・伸張器Aの
対を選択する。このような頻度の最大値及び標準偏差に
基づく判断は比較的容易に行え、画像識別確度も極めて
良い。かようにして画像データの種類を識別し、圧縮・
伸張器のタイプを選択し、これらの情報をDATA−IDに格
納する。
(ステツプS15) CPU1は識別コード71を発生し、属性データ72を付加
し、レコード70を生成してインデツクスフアイル7に登
録する。尚、属性データ中にはDATA−IDの情報も含まれ
る。こうしてオペレータは現実のデータ圧縮・伸張を全
く意識せずに作業できる。
(ステツプS16) CPU1の指令下で、画像プロセツサ10はイメージメモリ
12のR,G,B原画像データを選択された圧縮器によりデー
タ圧縮し、結果の画像データの先頭に識別コード71を付
加し、イメージフアイル8に登録する。
尚、上述実施例では属性データの設定、画像の統計的
データの算出等に係る処理をソフトウエア的に行なつた
が、ハードウエア化できることは言うまでもない。
また上述実施例では1画像につき1種類の圧縮・伸張
器を選択したがこれに限らない。画像の領域分離技術を
導入すれば1画像の複数領域に対して夫々最適な画像圧
縮・伸張器を選択し得る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、写真等のカラー
自然画像、それらカラー自然画像よりも色数の少ないカ
ラー画像、文字等の単色画像の各々を符号化する装置に
おいて、これらの画像のそれぞれ効率良く符号化すると
共に、可逆符号化と非可逆符号化とを選択的に使用して
各画像の画質の劣化をできるだけ抑えながら、且つ画像
に応じて圧縮率を高めるように符号化できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例の画像検索装置のブロツク構成図、 第2図は実施例のイメージメモリ12の画像データ記憶構
造を示す図、 第3図(A)は実施例のインデツクスフアイル7のデー
タ記憶構造を示す図、 第3図(B)は実施例のイメージフアイル8のデータ記
憶構造を示す図、 第4図は実施例のレコード70の記憶フオーマツトを示す
図、 第5図は実施例の画像登録処理手順のフローチヤート、 第6図は実施例のパラメータメモリ4の記憶構造の一部
を示す図、 第7図(A)〜(C)は実施例の画像別に求めた差分デ
ータのヒストグラムを示す図、 第8図は実施例のステツプS14の詳細を示すフローチヤ
ート、 第9図は従来の画像データ検索システムのブロツク構成
図である。 図中、1……CPU、2……プログラムメモリ、3……パ
ラメータコントローラ、4……パラメータメモリ、5…
…演算器、6……パラメータ設定用I/O、7……インデ
ツクスフアイル、8……イメージフアイル、9……イメ
ージコントローラ、10……画像処理プロセツサ、11……
フラグマツプメモリ、12,13……イメージメモリ、14,15
……ルツクアツプテーブル、16……画像データ用I/O、1
7……グラフイツクコントローラ、18……グラフイツクC
RT、19……CRTコントローラ、20…CRT、21……画像圧縮
器切換手段、22〜24……画像圧縮器A〜C、25……画像
伸張器切換手段、26〜28……画像伸張器A〜C、29……
キーボード、30……デジタイザ、31……三管式カメラ、
32……CCDスキヤナ、33……CPUバス、34……画像処理
部、35……ビデオバスである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された画像データを、写真を含
    むカラー自然画像として非可逆符号化する第1符号化手
    段と、 前記入力手段により入力された画像データを、前記カラ
    ー自然画像よりも色数の少ないカラー画像として非可逆
    符号化する第2符号化手段と、 前記入力手段により入力された画像データを、文字を含
    む単色画像として可逆符号化する第3符号化手段と、 前記入力手段により入力された画像データの内容に応じ
    て、前記第1乃至第3符号化手段のいずれかを選択的に
    使用する符号化選択手段と、 を有することを特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記第1、第2符号化手段はベクトル量子
    化を行い、前記第3符号化手段はランレングス符号化を
    行うことにより、前記入力手段により入力された画像デ
    ータを符号化することを特徴とする請求項1に記載のカ
    ラー画後処理装置。
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