JP2824840B2 - キャップ付容器に対する液体充填装置およびその方法 - Google Patents

キャップ付容器に対する液体充填装置およびその方法

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JP2824840B2 JP63204905A JP20490588A JP2824840B2 JP 2824840 B2 JP2824840 B2 JP 2824840B2 JP 63204905 A JP63204905 A JP 63204905A JP 20490588 A JP20490588 A JP 20490588A JP 2824840 B2 JP2824840 B2 JP 2824840B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般に液体処理システムに関し、さらにく
わしくは、必要に応じてバルク液体供給源から液体を取
り出す方法およびこのような方法を実行するディスペン
サー装置に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
大量マーチャンダイジングにおいては、販売促進効果
を最適化することが強く望まれている。
例えば、自動車用フロントガラス洗浄液不凍剤やオイ
ル等、あるいはミルク等の食料品の様に大量に販売され
る液体製品の場合、包装した商品ストックを大量に在庫
するため場所を確保することに多くの費用がかかる。さ
らに、商品展示棚を定期的に再積載し、再構成せねばな
らず、大きな労働力が必要である。
こういった製品を販売する方法で、従来のものに代わ
り、場所の問題を解決するものとしては、店内でバルク
供給源から液体を分配処理する方法がある。このような
液体分配処理を人間が行う場合、お客あるいは小売店ス
タッフが行うことが考えられる。前者は多くの場合、実
用的な方法とは言えず、商品に関する衛生,安全,販売
上の点から制限される可能性もある。また、店員による
後者の方法も、労働力の問題で費用がかさむし、衛生,
安全,販売面でも不都合があるかもしれない。従って、
タンクトラックや同様の搬送手段により、供給源から直
接販売地点に液体物を搬送すれば大幅なコスト削減につ
ながると考えられるが、一方で、液体物を処理する際の
コスト,煩雑さ,信頼性に関しては問題が残る。
現在使用されている自動販売機は、フロアスペースや
再積載の問題を部分的にではあるが解決するものと考え
られる。しかし、自動販売機は、広範囲な商品に対応す
ることができず、液体や他の流動性製品を現場にてバル
ク処理できる経済的システムは実現されていない。
容器に液体を充填する自動装置については既知である
が、こういった装置は大量包装ラインの一環として一般
に使用されるものであり、小売販売の現場に設置するに
は不適当である。
〔発明の目的〕
従って、本発明の目的は、液体その他の流動性製品
を、必要に応じてバルク供給源から個々の容器に自動的
に分配する方法を提供することにある。この方法は、例
えば小売販売施設での現場使用に最適である。
本発明のさらなる目的は、液体その他の流動性製品
を、必要に応じてバルク供給源から個々の容器に自動的
に分配する装置の提供することである。このような装置
は、適正なサイズをもち、小売販売施設での実使用に最
適である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の一態様によると、各所定量のバルク液体を、
密閉した形態で頸部に装着されたヒンジ式開閉部を有す
る容器に分配する装置によるプロセスが提供される。該
プロセスは順に、位置をそろえて積載した複数の同タイ
プの容器の中から適当な容器を機構的に選別するステッ
プ,選別された容器とその開閉部の間に所定の指示され
た関係を保ちながら、所定の充填位置に機構的にセット
するステップ,機械的に開閉部を開け、容器にアクセス
するステップ,計量したバルク液体を開放した開閉部か
ら容器内に機構的に導入するステップ,機構的に開閉部
を閉じ容器を密閉するステップ,密閉した液体容器を機
構的に装置の分配手段へ搬送するステップから構成され
る。
本発明の別の態様によると、環状リム部とヒンジ式ふ
た部を有するヒンジ式開閉部により本発明のプロセスが
実行されるが、該開閉部開放ステップは、リム部の圧力
感応部を放射状に加圧し、ヒンジ式ふた部を最初に開放
するサブステップを含み、これにより開放力がふた部の
稼働裏面にかけられ、開閉部のヒンジ式ふた部が、所定
の距離を経て、動作可能な程度に開放される様に移動す
る。
本発明のさらに別の態様によると、該容器は垂直方向
に積載され、容器選別ステップは、容器の頸部をはさみ
込み、容器スタックから退避させることにより、スタッ
ク最上部の位置から選別された容器を移動する動作を付
加的に含む。この態様では、同様に位置決めステップ
が、選別されはさみ込まれた容器を、容器頸部を中心と
する下方回旋動作により充填位置に移動する回旋ステッ
プを含み、この充填位置において、容器は実体的に縦方
向に吊下された位置にあり、容器頸部は実体的に縦方向
に向けられている。
本発明によるプロセスのさらに別の実施例では、前記
選別容器の充填位置への回旋移動動作により、リム部の
圧力感応部が接合手段に当接する。この当接動作にて圧
力感応部を加圧し、その結果、引き続き開放動作を行う
ためヒンジ式ふた部をまず開放する。
本発明はさらに、容器内部へのアクセスを提供する口
部と、該口部上に配置可能で容器を閉じるヒンジ式ふた
部を持つ開閉部をそれぞれ有する複数の容器と共に使用
される容器充填および分配装置に関し、該装置は、適正
方向に積載された複数の容器を受け取るためのマガジン
手段,積載された容器の中から選別された1つの容器を
所定の充填位置に再配置する容器位置決め手段,選別さ
れた容器の開閉部を開放する開放手段,口部との密閉状
態を保ちながら、計量されたバルク液体を、口部を経て
選別された容器の内部に分配する液体分配手段,および
選別された容器を装置の容器受け取り口へ搬送する手段
で構成されている。
本発明のさらに別の態様に従い、容器に対し円形の開
口部を形成する頸部のおよび該頸部上に開閉部をそれぞ
れ有する複数の容器を充填分配する装置が提供される。
開閉部はそれぞれ容器頸部とはさみ込むように囲むリム
部、およびヒンジ手段により該リム部に接続され、開口
部を選択的に密閉するふた部を有する。本装置の構成
は、ハウジングを形成するキャビネット手段,該ハウジ
ング内に装備され、対向する第1および第2の縦方向に
移動可能な第一トロリー手段,該ハウジング内に位置
し、第1の縦方向に容器の頸部が実体的に突出した状態
で適正状態に整えられた複数の容器を受け取るマガジン
手段,第1トロリー手段に付設され、第1トロリー手段
の第1縦方向の動作において、選別された容器をマガジ
ン手段から退避させるため選別された容器の頸部をはさ
み込み、はさみ込んだ容器を、その頸部が一般に第1お
よび第2縦方向と交差する充填位置に回旋動作せしめる
保持手段,第一トロリー手段に付設され、第一トロリー
手段に相対的な縦方向へ移動し、第2縦方向に移動する
際、ふた部の稼働裏面とかん合し、容器開口部に干渉さ
れない開放位置に該ふた部をもたらす開放手段,ハウジ
ング内に分配ノズルを有し、該ノズルが、ふた部が開放
位置にある場合に開口部上に配置可能であり、その結果
選別された容器に計量された流動性物質を充填すること
ができ、さらに該ノズルが充填後に開閉部から退避する
充填手段,第一トロリー手段に付設され、開放手段の動
作に対応し、第一トロリー手段に相対的な第一および第
二縦方向に移動し、分配ノズルが退避した後、ふた部の
上面と接触し、開口部を密閉する閉鎖手段,ハウジング
内に位置し、選別した容器を充填し密閉した後それを保
持手段から解放する解放手段,および、充填され密閉さ
れた容器を解放地点からユーザー受け取り地点へ搬送す
る搬送手段から成る。
本発明の装置のさらなる展開においては、第一トロリ
ー手段に接合手段が付設され、選別された容器を充填位
置に回旋移動する際、該ヒンジ式開閉部のリム部の圧力
感応部に当接させることで、ふた部の前記ヒンジ式開口
部を作動させ、リム部の圧力感応部に最大級の放射状応
力をかける。
本発明の装置のさらに別の態様において、マガジン手
段は、ハウジング内に複数のマガジン手段を有し、対向
する第一および第二の側方向を形成する。該装置は、第
一トロリー手段を搭載した第二トロリー手段を付加的に
含み、前述の第一および第二縦方向にそれぞれ移動可能
に構成されている。該第二トロリー手段そのものは、ハ
ウジング内に付設されており、対向する第一および第二
側方向にそれぞれ移動可能で、複数のマガジン手段から
選択した1つに近接した位置に選択的に配置可能であ
る。これにより、選択されたマガジン手段の保持手段
が、選別された容器を適正にはさみ込むことができる。
本発明の1実施例においては、複数のマガジン手段は
それぞれ、第一トロリー手段による接触の際、休止位置
から第二縦方向に揺動可能であり、その後本来の積載状
態から選別された1つの容器を、各マガジン内で一部移
動し、保持手段によるはさみ込に供させる。さらに本実
施例では、充填手段は、前述の選別された容器への充填
を容易にするため、ノズルを開口部にかん合させるよう
相対的に移動せしめる移動手段を有する。該移動手段
は、第一トロリー手段に保持される第三トロリー手段に
付設されていることが望ましく、該第三トロリー手段
は、第一および第二縦方向にそれぞれ動くように構成さ
れている。
〔実施例〕
本発明をわかりやすく説明するため、付属の図面に言
及しながら、以下に本発明の一実施例を述べる。図1
は、図内10で明示した、マイクロプロセッサ制御の自動
販売機を示す。本発明による該装置は、略円形開口部13
を容器に対し形成する頸部12と、該頸部12上に位置する
開口部14をそれぞれ有する複数の容器11を充填し、分配
するように構成されている。図示した開閉部14として好
ましいものは、米国ポリトップ社が(ロードアイランド
州スレーターヴィル)専有的に販売している安全開閉部
である。自動車用フロントガラス洗浄液不凍剤等のよう
な有害な可能性のある物質を販売する場合、上記タイプ
の子供に対して危険性のない安全開閉部を使用すること
が一般に望ましいが、本発明の安全開閉部は上記のもの
や特殊なヒンジ式開閉部に限定されるものではなく、本
明細書の特許請求の範囲にて言及された態様である限
り、どのような開閉部を用いてもよい。
図1aに示したように、開閉部14は、頸部12をはさみ込
むように囲み、充填分配用開口部15、およびストラップ
17の形態を持つヒンジ手段により接続され、閉鎖時に選
択的に開口部15aを密閉するふた部16を有するものが好
ましい。該開口部15は、頸部12をはさみ込むように囲
み、頸部12上の干渉リムの契合するねじ山(図示せず)
あるいはスナップ式留め具(図示せず)等のような従来
方法で固定されている。さらに、図示した開閉部14(特
許権保有)は、子供に対して、危険性のない安全開閉部
であり、最大限の放射状加圧力が開口部15の圧力感応部
に加えられた際、ふた部16がヒンジによりまず開くのを
容易にする。開閉部14は、適正に耐性のあるプラスチッ
ク素材で一体的に成形されているものが望ましい。
装置10は、対向する側壁22、対向する上下壁24、後部
壁23、上前壁152、および前アクセスドア19により形成
される略立体様キャビネット手段18から成る。該アクセ
スドア19は、図1の左前端でヒンジ式に取り付けられて
おり、外側方向に開き、その結果、後述するようにキャ
ビネット手段18により形成される内部ハウジング20、お
よび本装置の各コンポーネントに対するアクセスを提供
する。
第一トロリー手段21は、ハウジング20内で第二トロリ
ー手段25に付設されており、対向する第一および第二縦
方向に移動可能である。本実施例においては、第一縦方
向はアクセスドア19に向う方向であり(図5の矢印5の
方向)、第二縦方向はキャビネット手段18の後部壁23に
対向する方向となっているが(図2aの矢印Bの方向)、
これらの2定義は特許請求の範囲において絶対的なもの
ではなく、後述する「第一側方向」および「第二側方
向」と区別するため、相対的に用いたにすぎない。
各図、特に図3からわかるように、第一トロリー手段
21は、第二トロリー手段25に付設され、4つのサイドキ
ャスター26により前述の第一および第二縦方向に移動可
能である。該サイドキャスター26は、略四角形のトップ
プレート28の四隅に近接した、第一トロリー手段21の対
向する第一ダウンプレート30および第二ダウンプレート
31上に突出する同軸状態で固定された2本の軸29に、軸
を中心とする回転可能に取り付けられている。キャスタ
ー26は、第二トロリー手段25の対向するサイドパネル33
(複数)に固定されたサイドトラック34(複数)内を滑
動する。適切にプログラムされたマイクロプロセッサ手
段35(図示せず)に制御される電動モータ手段35は、ト
ッププレート28の裏面に取り付けられており、ピニオン
36により、第二トロリー手段25のトッププレート27の裏
面に確実に取り付けられたラック手段37と駆動可能に接
続され、第一トロリー手段21を必要に応じて前記第一お
よび第二縦方向に制御し稼働することができる。
図中の数字39で示される複数のマガジン手段は、ハウ
ジング内に配置されており、対向する第一および第二側
方向を形成する。この第一および第二側方向は、前述の
第一および第二縦方向、およびアクセスドア19面に対し
て略垂直状態にある。図10に該マガジン手段39のひとつ
を詳細に示す。マガジン手段は、頸部12がマガジン手段
39から第一縦方向(アクセスドア19の方向)に実体的に
突出した状態で、適正に積載された複数の容器11を受け
取る。容器11は、低密度ポリウレタン素材のものが望ま
しく、占領するフロアスペースを少なくし、厚紙容器ス
リーブ40内で均一な積載を可能にするため、積載に先立
ち少なくとも部分的に空にされ、マガジン手段39によっ
て積み重なった形で受け取られる。
厚紙スリーブ40は、マガジン手段39内外に容易に滑動
できる大きさに構成されており、空スリーブ40を降ろ
し、積載容器11を収納した新しいスリーブを装填するこ
とができる。図10に示したように、スリーブ40の上端41
および下端42を閉じているが、前述したように突出した
積載状態の容器11の頸部12を収容する、縦方向の縦長フ
ロントスロット43を有する。容器11を装填した新しいス
リーブ40を装置10に積み込む場合、下後部プルタブ44
が、切り取り線46沿いにスリーブ40の下後部端から切り
離され、最下部にある容器11Bの後部にアクセスするこ
とができる。その後、同様の後部プルタブ45が、切り取
り線47沿いにスリーブ40の最上端角から切り離され、最
上部にある容器11aの後部にアクセスすることができ
る。切り取り線48は、切り取り線46および47に接し、ス
リーブ40のバックパネル49の中心部を走る。その機能の
詳細は後述する。マガジン手段39に挿入するに先立ち、
上端および下端も同様に切り離し、最上部の容器11aの
上面および最下部の容器11bの下面を完全に露出させる
ようにせねばらならない。プルタブと端がスリーブ40か
ら切り離されると、上下ラッチ部材51aおよび51b(矢印
C)をはずす際(下部ラッチ51がはずれていて、上部ラ
ッチ51がかかっている状態)、および矢印Dで示したよ
うに各ヒンジ部材でマガジン手段の前壁部材52を蝶番止
めし開放する際、マガジン手段39によって形成される中
央腔にスリーブが滑り込むことができる。スリーブ40は
マガジン手段39の壁よりわずかに長くなっており、ハウ
ジングに挿入された場合、スリーブ40の上端54が上端部
材55の裏側に接触する。該上端部材55は、適正な間隔を
保つマガジン手段39の上部自由端56上に近接し位置する
ように固定されている。マガジン・ハウジングに装填さ
れた時、該スリーブは上部自由端56の上面から充分に突
出し、後述するように第一縦方向に移動する際、最上部
の容器11aが上部自由端56から離脱する。
マガジン・ハウジングは、板金あるいはその他の適正
な素材で作られているものが好ましく、略四角形の形態
を呈し、後述するように、中央腔にてスリーブ40の緊密
かつ滑動可能にかみ込むように受け取ることができる、
適正な断面の大きさを与えられている。ハウジングの前
壁部材52は、厚紙スリーブ40のスロット43と適正に重な
る縦長スロット53を形成し、その結果、容器11の頸部12
が突出する。
ハウジングの前壁部材52の上端に近接する上部ラッチ
部材51aは、該ハウジング52に付設されており、ハウジ
ング構造の強度を増すだけでなく、後述するように、第
一縦方向に突出しマガジン手段39に装填された容器11の
スタックの上部から最上部の容器11を容易に離脱するた
めのプラットフォームを提供する。マガジン・ハウジン
グの前面下方向に固定された下部ラッチ部材51bも同様
に、強度を増し、ハウジングの前壁部材52の前面の後ろ
にて、第一縦方向に突出する。両ラッチは、前スロット
53と位置合せされ、積載された容器11の頸部12に添接さ
れた突出している開閉部14を自在に通過する。
図1において、一番右のマガジン手段39aのみに容器1
1が積載されており、その他のマガジン手段はすべて休
止位置にある。また図示した休止位置において、ハウジ
ング52は完全に直立した状態にはなく、第一縦方向すな
わちアクセスドア19の方向にいくらか傾斜しており、第
一および第二縦方向に回旋傾斜可能に取り付けられてい
る。この傾斜の態様は図10に明示されている。くわしく
説明すると、各マガジン・ハウジングの下部は突起59に
よって、両後部角にて固定されている。U型ブラケット
60が装置ハウジング20の後壁23に固定されており、その
サイドアーム61が、重なり合う状態で、各マガジン・ハ
ウジング39の突起59を囲む。ピボットピン62は、各アー
ム61とそれに対応する突起59を接続し、対応するマガジ
ン・ハウジングをヒンジを中心に回旋させる。マガジン
・ハウジングを第一縦方向に回旋傾斜すると、アクセス
ドア19からアクセスした場合にハウジング内に厚紙スリ
ーブ40を積み込んだり、降ろしたりしやすくなるだけで
なく、後述するように、第一トロリー手段21による接触
の際、同様に容器スタックから最上部の容器11aを離脱
することができる。
図中の番号63で一般に示される保持手段(図3参照)
は、軸ハウジング65に取り付けられたピボット軸64によ
り、第一トロリー手段21に回旋可能に取り付けられてい
る。該軸ハウジング65は、図3に示したように、第一ダ
ウンプレート30と中間ダウンプレート32の間に確実に固
定されている。ピボット軸64は、ねじ山(図示せず)に
より、ハウジング65に対し縦方向に調整可能であり、そ
の結果、ピボット軸64に取り付けられた取り付けプレー
ト84とハウジング65間の間隙を調整できることが望まし
い。保持手段63は、最上部の容器11aを頸部12にてはさ
み込み、第一トロリー手段21が第一縦方向に移動する
際、マガジン手段39から前記容器を引き出すよう構成さ
れている。この後、保持手段は、下記に示す様に、図2
の実線で示した充填位置に、選別し保持した容器(図2
および3の11z)を回動する。
保持手段63は、第一トロリー手段21にピボット軸64に
取り付けられた第一直線部67を経て、回旋可能に接続さ
れる第一保持要素で構成される。オフセット部68は、第
一ダウンプレート30(図3参照)に向う適正な角度を持
つ方向に伸び、これにより、保持手段は、第二直線部69
として、第一直線部と同方向に、ターミナルエンド部70
へと続く。該ターミナルエンド部70は、第二直線部69に
対し、垂直に交差するように構成されている。さらに、
ターミナルエンド部70は、容器頸部12を囲む第一および
第二スペースリブ71および72間にて、選別した容器11z
の頸部12をはさみ込みつつ囲むように適切な大きさを与
えられた略U型スロット(図9参照)を提供する。逆方
向直線部73は、第二直線部69に対し一般に平行な状態
で、ターミナルエンド部70に対向する端から、反対方向
に伸びている。
横断方向に曲げられたワイヤ・ベイル・ループの形態
を呈する第二保持要素74は、ピボットピン77を介して第
一保持要素66内に取り付けられており、選別された容器
11zの頸部12を確実にはさみ込み保持する。該ベイル・
ループは、図3aの動作位置にある時に、選別された容器
11zの頸部12の縦軸に対し一般に平行である第一部75a、
および同位置において、第一部75aおよび頸部12の前記
縦軸に対し一般に垂直である第二部75bを有する。ベイ
ル・ループの各端にはベイル・スプリング76が位置して
おり、各スプリングは対応するピボットピン77を中心に
丸められ、ベイル・ループの第一部75aにかん合するフ
リーエンド78、および第一保持手段66のターミナルエン
ド部70の屈曲部70aにかん合するもう一方のフリーエン
ド79を有し、ベイル・スプリング76によってもたらせる
スプリング偏位が、通常数字80に示される解放手段によ
り解放されるまで、ベイル・ループ75をターミナルエン
ド部70に対し保持状態にて偏位する。
該解放手段80は、ピボット軸64の近接端に、ボルト83
を介して確実に保持されている取り付けプレート84から
成る。該プレー84は、図3および図3aに示したように、
第一保持要素66、および取り付けピン85を中心に回旋す
る様に取り付けプレート84に回旋可能に取り付けたトリ
ップレバー81の間で、スペーサーの役割をはたす。スト
ップピン142は、第一トロリー手段21が第二縦方向に移
動する際、トリップレバー81の反時計回りの回旋運動を
制限し(図3a参照)、その結果、固定された保持手段66
が第二縦方向に回旋運動を行う際(図3aの右方向)、ベ
イル・ループの第一部75aと確実にかん合し、ベイル・
スプリング76によるベイル・ループの偏位に対抗し、後
述するように選別された容器11zを充填し密閉した後、
容器11zを保持手段から解放せしめる。
図3aからわかるように、トリップレバー81が図3aの仮
想線で示した位置にある場合、第一保持要素66がピボッ
ト軸64の中心に時計回りに回旋する際(図3a参照)、す
なわち第一トロリー手段が第一縦方向に移動する際、該
トリップレバー81がベイル・ループの第一部75a上を自
由に滑動することができ、その結果、このような動作中
および後にも保持手段が選別された容器11zを引き続き
保持することができる。
第一保持要素66の第一直線部67は、ピボット軸64の回
動取付け点を通過し、ターミナルエンド部86まで続く。
該ターミナルエンド部86は、ターミナルエンド部86の両
側に伸びる固定軸87を有する。複数のローラ88は、軸87
の各突出端において自由に回動できるように取付けられ
ており、複数の支持部材153を介して第二トロリー手段2
5に確実に固定された、対応する形状のガイドトラック8
9内で適正な動きをもたらすよう構成されている。第一
トロリー手段21および対応する保持手段63が第一および
第二縦方向に移動する際、ローラ88は、ガイドトラック
89の輪郭に沿って回転し、前述した第一保持要素66およ
び対応する保持手段63の構造部に適正な制御された動作
をもたらす。
特に図6〜9に詳しいように、図中の数字80で示さ
れ、ウェッジ手段90の態様を呈する開放手段は、第三ト
ロリー手段92の複数のパラレルアーム91の間にブリッジ
状態で位置している。該第三トロリー手段92は、そのの
下端に縦方向に適正な間隔をとって付設した同軸の一対
のローラを有するローラ手段(図6)により、前述の第
一および第二縦方向にそれぞれ駆動動作を行う様に構成
されている。第三トロリー手段は、ローラ手段93をそれ
に沿って回転させる対向する形状のガイドトラック94に
より、前述の第一および第二縦方向に導かれる。該ガイ
ドトラック94は、一般に図中の数字95で示される槽部に
確実に取付けられている。該槽部95は、ハンガーブラケ
ット96を介して第一トロリー手段21の第一ダウンプレー
ト30から下方に吊下されている。このようにして、第三
トロリー手段92が第一トロリー手段21により支持され
る。
第三トロリー手段92は、槽部95の底部プレート100内
に設けた開口部99から、その駆動ピニオン98が突出した
状態で、槽部95に取り付けた電動モータ97により、前述
の第一および第二縦方向に駆動し、その結果、第三トロ
リー手段92の底部プレート102の裏面に支持されたラッ
ク部材101に駆動的にかん合する。電動モータ97は、プ
ログラムされたマイクロプロセッサ制御手段(図示せ
ず)のタイミング制御下にある。このようにして、ウェ
ッジ手段90が、第三トロリー手段92と構造的に接続さ
れ、第一および第二縦方向に整合された動作をすること
ができる。
図6に示したように、ウェッジ手段90は、2つの側部
104間に設けられた中央ランプ部103から成り、頸部受取
リスロットを提供する。該中央部は、側部104より縦が
いくらか短くなっており、また、垂直方向にいくらか傾
斜角度が険しくなっている。該2つの側部は、中央部10
3に向って、上下方向に角度がつけられている。これに
より、開放手段80は、第三トロリー手段と共に第二縦方
向に移動する際、開閉部14のふた部16の裏面16aとかん
合する様に構成され、その結果、図8および図9に示し
たように、ふた部16を開放位置に移動する。この開放位
置において、開放手段80は容器開口部13を解放する。上
記の動作については、以下に詳しく説明する。
一般に図中の数字105が示される充填手段は、分配ノ
ズル106(図7参照)から成る。該ノズル106は、図8に
示したように、ふた部16が完全な開放位置にある時、容
器開閉部15a上に位置どり可能であり、容器11zにこぼれ
がなく充填できるようかん合することができる。図示の
実施例では、このような構造は、充填手段105の一部を
形成する移動手段を採用することで得られる。該移動手
段は、一対のピボットピン108の各端を中心に回動可能
に支持される略四角形プレート107で構成される。該ピ
ボットピン108はそれぞれ、第三トロリー手段92のプレ
ート107の一対の下向き突起109およびパラレルアーム91
の一対の上向き突起110とかん合する。一対の同軸ロー
ラ111は、プレート107の自由端113上に回転可能に支持
され、前述したように、第三トロリー手段92が電動モー
タ97の制御のもとで第一あるいは第二縦方向に移動する
際、第一トロリー手段21の槽部95の上部自由端上に形成
される平行な一対の対応形状トラック112沿いに位置す
ることができる。このような動作により、ローラ111が
トラック112の傾斜部分114を上向きに回転進行し、プレ
ート107aの自由端113が上向きに軸回旋する。その結
果、分配ノズルが、下向きに回動し、リム部15の突出し
た縁部148に密閉状態でかん合する。該縁部148は、開閉
部開口部15aを囲み、容器開口部13上に重なり、これに
より、図8および下記に示すように、保持手段62に保持
された選別した容器11zに充填することができる。
充填手段はまた、分配ノズル106に接続された充填チ
ューブ115で構成される。該チューブ115は、ソレノイド
駆動式フローバルブ154および液体流量計(図示せず)
に接続されているが、この2つの部分は、既知の方法に
て、マイクロプロセッサ制御手段(図示せず)に電気的
に接続されている。
これにより、計量した流動性物質が分配ノズル106を
通って流れ、選別された容器11zに所定量を充填するこ
とができる。充填チューブ115は、例えば近接する側壁2
2を経て装置ハウジング20から排出し、装置10から離れ
た従来のバルク貯蔵タンク(図示せず)に接続されてい
る。適正な大きさのバルク貯蔵タンク(図示せず)は、
選択的にキャビネット手段18に付加することができ、例
えば該キャビネット手段の下に容器タンクが位置するよ
うに構成することができる。バルク貯蔵タンクユニット
内の通常のフロートバルブスイッチは、マイクロプロセ
ッサ制御手段に電子信号を送り、バルク貯蔵タンクが空
に近い状態にあることを示し、タンクが再充填されるま
で装置10の動作を停止するように構成されている。
一般に図中の数字116で示される開閉部ふた閉鎖手段
は、第三トロリー手段92の2本のパラレルアーム91の上
向きターミナル部118間に回転可能に付設されたローラ
手段117の形態で第一トロリー手段上に備えられてい
る。第三トロリー手段のパラレルアーム91上に取り付け
られた該ローラ手段117は、第三トロリー手段92の前述
縦運動の際に、開放手段80および閉鎖手段116がおたが
いに干渉し合わないような間隔を保ちつつ、開放手段80
の動作に同調し、第一トロリー手段に相対的な第一およ
び第二縦方向に移動するように構成されている。さら
に、選別された容器11zが充填され、分配ノズル106が退
避した後(すなわち、ローラ111がトラック112の傾斜部
114に戻った後)、開放手段80が第一縦方向に退避する
時、開閉部14のふた部16の上面16bにかん合する様に、
上向きターミナル部118は適正な大きさに構成され、そ
の間にローラ手段117が位置している。このようにかん
合することにより、図8の折れ矢印Eの方向にふた部16
が回動し、開口部15aが密閉される。本動作は下記に詳
しく詳述する。
接合手段119(図6参照)は、第一トロリー手段21に
取り付けられ、選別された容器11zが図7に示す充填位
置に回動する時に、開閉部14の開口部15の圧力感応部38
を接触させることにより、ふた部16をヒンジ式にまず開
放させるよう構成されている。該接合手段119は、第一
トロリー手段21の槽部の各側壁121にそれぞれ固定され
た2本のアーム部120から成る。該アーム部120は、その
間に固定して設けた弾性ゴムバンパー要素122の方向
に、各取付け点から上向きにかつ垂直に構成されてい
る。バンパー要素122は丸い輪郭を持ち、アーム部120の
間から突出し、前述の回旋運動の際、圧力感応部38と接
触する。このようにして、バンパー要素は、必要な放射
状加圧力を圧力感応部にかけ、開口部15とふた部16の密
閉状態を解除し、その結果、図7に示したように、充填
位置にてヒンジ式ふた部をまず開放する。この動作によ
り、開放手段80が第二縦方向(図7の左側)に、図8に
示した作動位置へ移動する時、開放手段80がふた部16を
さらに開放することが容易になる。
図1および2に示したように、第二トロリー手段25
は、対向する第一および第二縦方向に駆動し、複数のマ
ガジン手段39より選択した1つに近接して選択的に位置
することができる。さらに、図1に示したように、第二
トロリー手段25は、「選択された」マガジン手段39aを
構成する右はしのマガジン手段に近接して位置する。こ
の位置において、最上部の容器11aは、図4および5に
示すように、保持手段62により、選択されたマガジン手
段39aからつかみ取られる。第二トロリー手段25はハウ
ジング20内に取り付けられており、第二トロリー手段25
の対向する縦端にて回転するように付設された一対の対
向するエンドローラ122によって位置決めされるように
構成されている。該ローラ122は、後壁20およびドア部
材19の上部前側にそれぞれ設けられた対応するパラレル
ガイドトラック内に取付けられている。電動モータ124
は、第二トロリー手段25上に設けられており、駆動ピニ
オン125により、その下に付設したガイドトラック123に
平行な後壁20に確実に取り付けたラック部材126とかん
合する。電動モータ124は、既知の方法でマイクロプロ
セッサ制御手段(図示せず)に配線接続されており、一
つのマガジン手段39が容器11を排出した時であり、マイ
クロプロセッサ制御手段から指令された時、第二トロリ
ー手段25を第一および第二側方向に駆動する。
図2および図10に示したように、各マガジン手段39は
その最下端内部に移動プレートを有する。該移動プレー
ト127は、中央腔をその中心にある縦軸沿い上下するよ
う構成されている。該プレートの目的は、最上部の容器
11aがスタックの一番上から選択的に離脱された後、容
器11を上方向に前進させることにあり、これにより、前
進させた後、最上部にある容器11aを引き続いて選別す
ることができる。ベースプレート127は、下後部プルタ
ブ44を切り離すことにより、厚紙スリーブ40の後部42上
から、スリーブ後部の開口部を経て、厚紙スリーブ40に
進入し、その結果、図2に示したように、スリーブは最
上部の容器11bの下に位置するとになる。
ベースプレート127は、ベース153上にて電動モータ13
0に駆動可能に接続されたウォームギヤ(図示せず)に
より従来方法でねじ軸が駆動されている時、該モータ駆
動式ねじ山付軸128によって、前記上下方向に移動する
ように構成されている。該ねじ軸128は、ベースプレー
ト128の突出した突起部132(図2)に係止されたねじ山
付きブッシング131にかん合する。該突起部は、マガジ
ン・ハウジングの後壁部中の中央部に位置する縦長後部
スロット134から突出し、ベースプレート127を支持する
ような適正な大きさに構成されている。マイクロスイッ
チ(図示せず)は、マガジン・ハウジングの上部に位置
し、厚紙スリーブ40に残った最後の容器(最下部の容器
11b)の選別を示す所定の位置に到達した時、ベースプ
レート127により作動するようになっている。このよう
にしてマイクロスイッチを作動すると、マイクロプロセ
ッサが電動モータ124を作動し、第二トロリー手段25
が、容器を満載し厚紙スリーブ40を搭載した次の近接す
るマガジン手段の所まで、両側方向に移動する。さら
に、空になったマガジン手段39の電動モータ130を同時
に反転し、ベースプレート127を下方に最下位置まで駆
動し、その後、カットアウトスイッチ(図示せず)をこ
のような下方移動を停止するように接続し、マガジン手
段39が新しい厚紙スリーブ40を受け取れるようにしても
よい。
縦型カッティング・ウェッジ133(図2)は、後部ス
ロット134に整合する突起部132の上面中央部に位置し、
さらに厚紙スリーブ40の中央切り取り線48に接触整合し
た突起部の上面の中央に位置し、ベースプレート127が
上向きに移動する時、厚紙スリーブ40の後壁を、中央切
り取り線48に沿って切り離す。このように切り離すこと
により、突起部132とそれに係止されたベースプレート1
27を上向きに移動させることができる。
下向きに傾斜する搬送シュート136の形態を呈する搬
送手段は、アクセス開口部137の後ろのアクセスドア19
に付設されており、充填および密閉の後、選別された容
器112を、保持手段から解放される地点より、アクセス
ドア19の下半分に位置するユーザー受け取り地点まで搬
送するように構成されている。搬送シュート137は、ア
クセスドア19を開放する際それと共に外側へ揺動し、そ
の結果、マガジン手段39およびハウジング20の他のコン
ポーネントに対し適正にアクセスすることができる。充
填した容器の重量および解放地点からシュート137まで
落下距離により搬送手段136にオーバーラップする逆向
きランプあるいはシュートを付加的に含み、充填済み容
器をユーザービス地点まで確実に搬送できるようにする
ことが望ましい。
実際に使用する場合、ユーザーが、アクセスドア内に
位置する従来のコイン稼働式スイッチ機構140のコイン
スロット139に、定められたコインを挿入する。該スイ
ッチ機構140は、マイクロプロセッサ(図示せず)と電
気的に配線接続されており、上記のように作動された
時、下記に記述する好ましい一連の処理を開始する。
図1,2,2aおよび3に示したように、選別された容器11
2は充填され、密閉されており、保持手段62から解放さ
れ傾斜した搬送シュート137に移動可能状態にある。こ
の傾斜した搬送シュートから、容器は、ユーザーが受け
取るユーザーアクセス地点まで滑動する。適正なコイン
の挿入によりスイッチ機構140が作動すると、マイクロ
プロセッサ制御手段(図示せず)が電動モータ35を作動
し、第一トロリー手段21およびそれに付属する充填済み
容器をはさみ込んだ保持手段62を、第二縦方向に選択さ
れたマガジン手段39aの方へ駆動する。このような走行
中において、ローラ89は、第一保持要素66がピボット軸
64を中心に回旋している状態で、呼応する形状のガイド
トラック89に導かれ、これに沿って走行する。第一保持
要素66が、図2の実線にて示した充填位置から、図2aに
示した位置へ第二縦方向にまず移動する際、ローラ88は
まずターミナル開口部141へ上向きに入り込み、ピボッ
ト軸64が軸87の真下にある時、最上部位置に到達する。
この方向に駆動運動を継続すると、ワイヤ・ベイル・ル
ープ75の第一部75aをトリップレバー81に接触させ、該
レバー81をストップピン142(図3a参照)に接触させる
ように回旋する。このようにストップピン142と接触す
ると、第一保持要素66が継続して移動する際、ワイヤ・
ベイル・ループ75をピボットピン77を中心に回旋させ、
これにより、第二部75bが容器頸部ターミナルエンド部
内のU型スロットから引っ張り出し、充填済み容器が保
持手段62から傾斜した搬送シュート136上に解放され
る。第一保持要素66から解放された充填済み容器の重量
により、軸ハウジング65の周囲に取り付けたコイルスプ
リング手段143(図3参照)が、一端が第一保持要素66
に接触し、もう一方の自由端が第一トロリー手段21の中
間ダウンプレート32に接触した状態で、第一保持要素66
およびそれに付属した各部材75,76等を中間位置(図示
せず)へと上向きに偏位させる。この位置にて、第一保
持要素66のターミナルエンド部はガイドトラック89に対
し一般に交差する方向にある。(このような一般的方向
は、本プロセスによる後の容器選別段階における図5に
示す。)第一保持要素のローラ88はターミナルランプ部
144を落下するまで、ガイドトラック89沿いに動作を継
続する。該ターミナルエンド部144は、コイルスプリン
グ143に偏位されており、第一保持要素66を図4に示し
た方向へさらに上向きに回旋される。ここにおいて、ラ
ンプ部は、次の選別された容器11aの頸部が占める位置
の上にある。
第一トロリー手段21が図4に示した位置へ第二縦方向
に移動すると、下方に突出したターミナルローラ要素14
5が、マガジンハウジングの上端部材の上向き部55aと強
制的に接触し、選択されたマガジン手段39aを、図1に
示した休止位置から、図4に示した位置へ第二縦方向に
傾斜回旋する。選択されたマガジン手段39aの傾斜回旋
が進行する時、最上部の容器11aは、第一トロリー手段2
1の接合部146に後部から接触される。該接合部146は、
上後部プルタブ45を切り離すことで形成された開口部を
経て、厚紙スリーブ40内に突出する。上記のような接触
により、最上部の容器11aは、図4に示したように、ラ
ッチ51aのレッジ部材上に頸部12がある状態で、選択さ
れたマガジン39aで外方向へ一部が偏位され、その結
果、保持手段62によるはさみ込みが容易になる。
図4に示した位置において、保持手段63は、最上部の
容器11aの頸部に好適に位置する。この時、電動モータ3
5の稼働方向が反転し、第一トロリー手段およびそれに
付属する第一保持手段が、対抗する第一縦方向に移動す
る。ランプ部144を上昇するローラ88の動きは、コイル
スプリング143による偏位に抵抗し、図5に示した位置
へ第一保持要素66を下方に回動する。また、図5の位置
では、最上部の容器11aの第二リブ72は、ベイルスプリ
ング76(複数)の補助により、第一保持要素66のターミ
ナルエンド部およびワイヤ・ベイル・ループ74の第二部
75bの間に確実に保持される。この時、特許請求の範囲
に記載した意味において、最上部の容器11aが「選別さ
れ」、「選別された容器」112となる。
最上部の容器11aを選別した後、第一トロリー手段21
は、図5の矢印Fで示したように、第一縦方向に移動を
継続し、図2の仮想線で示した第一保持要素66および選
別された容器112の位置まで移動する。第一トロリー手
段の位置決めについては、図を簡略にするためここに示
さないが、図2の実線にて示した該手段の位置よりわず
かに左側である。図2において、選別されたマガジン手
段39aは休止位置に戻り、ローラ88はガイドトラック89
の端壁に接触したところである。しかしながら、この仮
想位置において、第一保持要素66は図5と同じ一般方向
にスプリングで偏位されている。第一トロリー手段21
を、図2の実線位置へ第一縦方向に継続して移動する
と、第一保持要素66が下方に回動し、その結果、選別さ
れた容器11zは、実線で示した充填位置に再度位置す
る。この位置において、開口部14の開口部15の圧力感応
部38は、図7に示したように、接合手段119と接触す
る。このような接触により、容器のふた部16が前述およ
び図7のようにまず開放する。
選別された容器11zが図7の充填位置に到達すると、
マイクロプロセッサ手段の制御下で、電動モータ35は駆
動を停止し、かわって電動モータ97が作動し、第三トロ
リー手段92が第二縦方向に駆動する。これにより、ウェ
ッジ手段90の中央部103が、ふた部16の裏面16aに押しつ
けられ、ふた部が図8および9の開放位置に移動する。
このような動作において、ウェッジ手段90の側部104
が、ふた部16の側方を滑動通過する。開放手段80が図8
に示した位置に到達すると、電動モータ97は駆動を停止
するが、一方で充填ステップは継続する。
図8の位置決めを得るため、移動手段107上のローラ1
11はトラック112の傾斜部を上昇前進し、その結果、分
配手段のプレート107が、分配ノズル106を、開閉部14の
突出した縁部148と密閉されるように回動する。マイク
ロスイッチ(図示せず)がピボット式プレート107に接
続されて作動し、その結果、マイクロプロセッサ制御手
段ソレノイド駆動式フローバルブ154を開放し、バルク
貯蔵タンク(図示せず)から充填チューブ115を経て、
流動物質の汲み上げを開始するよう信号を送る。このよ
うにして、流量計(図示せず)によって定められた所定
量の流動物資が、選別された容器112に導入されると、
マイクロプロセッサ制御手段はソレノイド駆動式フロー
バルブ154を閉じ、流動物質の汲み上げを停止するよう
信号を送る。
この段階において電動モータ97は反転動作しており、
第三トロリー手段92を、図8の矢印8で示した第一縦方
向に移動させる。この移動動作により、その後、分配ノ
ズル106を含む充填手段105を、開閉部14と非接触の位置
まで後退させる。さらに、この方向に動作を継続する
と、ローラ117がふた部16の上面16bと接触し、その結
果、ヒンジ式ふた部16を機構的に閉じ(折れ矢印Eに示
したように)、開口部13を密閉する。ふた部16の裏面16
a上に位置するリング状密閉リップは、開口部15上の縁
部148内に適合し、確実な密閉をもたらす。
このようにして選別された容器112が充填され、密閉
されると、マイクロプロセッサ制御手段がその後、駆動
モータ97を停止し、コイン作動スイッチ140により再び
作動させられるまで待つ。再作動後は、前述した全プロ
セスが繰り返される。
本発明による自動販売機の設計や製作において、本発
明の精神や範囲を逸脱しない限り、本実施例にはない多
くの構造的変更や修正が可能なことは明らかである。さ
らに、本発明によるプロセスは、図示した実施例のもの
に限らず、違った外観を呈する様々な装置によって実行
することができる。このような装置は、本発明の基本要
素を満たす限り、本発明の精神範囲にそむくことはな
い。
例えば装置面でいうと、搬送シュート137は、複数の
マガジン手段に対応する複数の別個に間仕切りしたシュ
ートで構成してもよい。この場合、マイクロプロセッサ
制御手段は、所定数の充填済み容器が、各マガジン手段
から対応するシュートに分配収納されるようにプログラ
ムすることができる。この用意された数の容器が、ユー
ザーに取り出され各搬送シュートに備えられた重量セン
サその他のセンサにて所定の残量レベルに達したことが
感知されると、新たな容器に充填し、所定の容器数とな
るように、搬送シュートに再び分配収納することができ
る。特定のマガジン手段内に収容された空の容器がなく
なると、第二トロリー手段25が、容器を満載した次のマ
ガジン手段の位置まで前進し、充填プロセスを繰り返
す。このような場合、充填した容器の代金はユーザーに
よって小売店の支払いカウンターにて支払われるか、あ
るいは、別の選択可能な方法として、キャビネット手段
18の前部に標準コイン式ユニットアクセス技術を応用
し、適正なコインが挿入された時に、充填済み容器が1
つだけ取り出されるようにすることもできる。
さらに別の変更としては、連続ケーブルあるいはベル
ト,クランクその他従来の駆動技術を、前述したラック
・アンド・ピニオン式駆動の代わりに、第一,第二およ
び第三トロリー手段を駆動するために使用することであ
る。
さらに、図示した実施例における詳細な動作の説明
は、ユーザーがコインを投入した場合、充填済み容器が
直ちに取り出せることを前提に進められている。しか
し、図1の選別された容器112が空で、前記した充填ス
テップが適正なコインの投入により開始されるような開
始位置から、装置10を作動するようにすることも容易で
ある。さらに、このような装置の作動を、図4および5
に示した選択段階にて行うことも可能である。換言すれ
ば、本発明の装置は、本発明のプロセスにおけるすべて
の機能ステップを一環して行うよう構成されているの
で、ユーザーが実際に使用する際必要とされるのは、本
プロセスのステップが順に行われることであり、一環の
プロセス内で始動点や終了点が変ってもよい。
【図面の簡単な説明】 図1は、本発明の実施例であり、本発明のプロセスを実
行する、容器充填分配装置の一部切り欠き斜視図であ
る。 図1aは、本発明のプロセスおよび装置に使用される容器
開閉部の斜視図である。 図2は、充填位置にある選別された1つの容器を示す。
図1からの一部切り欠き縦断面図である。 図2aは、図2の詳細図であり、第一トロリー手段が、図
2に示した位置から図2の矢印Bの方向に当初の分量だ
け移動したところを示す。 図3は、図2の点線3−3に沿って切った一部断面図で
ある。 図3aは、図3に示した機構の、図3の矢印Gにおける側
面図である。 図4は、図2と同様であり、第一トロリー手段に付設さ
れた保持手段によってはさみ込まれた選別容器を示す。 図5は図4と同様であり、マガジン手段に装填された容
器スタックから、選別された容器を頸部にてはさみ込み
退避させる保持手段を示す。 図6は、第一トロリー手段の一部に付設された第三トロ
リー手段の分解組立図である。 図7は、図6に示した要素の側面図であり、開放手段に
より開放が実行される前の充填位置に選別された容器が
ある場合の、各要素の構成を示す。 図8は、図7と同様であり、選別された容器のふた部は
開放位置に移動し、該容器を充填するため、容器の開口
部上に分配ノズルが位置している。 図9は、図8の線9−9に沿った断面図である。 図10は、図1に示した複数のマガジン手段を拡大した斜
視図であり、マガジン手段に挿入される積載容器の箱を
示す。 10……自動販売機、11……容器、12……頸部、14……開
閉部、15……開口部、16……蓋部、19……アクセスド
ア、20……内部ハウジング、21……第一トロリー手段、
25……第二トロリー手段、26……キャスター、33……サ
イドパネル、37……ラック手段、39……マガジン手段、
40……空スリーブ、43……スロット、51b……下部ラッ
チ部材、53……スロット、57a……上部ラッチ部材、60
……ブラケット、63……保持手段、80……解放手段、90
……ウェッジ手段、106……分配ノズル、115……充填チ
ューブ、116……閉鎖手段、137……シュート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル・アーサー・モイヤー カナダ国,オンタリオ州,カサリーン ズ・ストリート,ダンドーク・カート11 (56)参考文献 特開 昭63−248622(JP,A) 実開 昭59−196445(JP,U) 特公 昭59−6761(JP,B2) 特公 昭56−43936(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 3/00 - 3/36 B65B 43/00 - 43/62 B65D 47/00 - 47/44

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】頸部に密閉構造でヒンジ式の略環状開閉部
    を有する容器に対する、適量のバルク液体の充填方法で
    あって、 同種容器の位置整合したスタックから特定容器を機構的
    に選別するステップと、 選別された容器の前記開閉部を所定の充填方向に向けた
    状態で、当該選別された容器を所定の充填位置に機構的
    に位置合せするステップと、 位置合せされた容器にアクセスするため、該容器の前記
    開閉部を機構的に開放するステップと、 計量したバルク液体を、開放した前記開閉部から上記容
    器に機構的に導入するステップと、 該容器を密閉するため、機構的に前記開閉部を閉鎖する
    ステップと、 上記密閉した液体入り容器を、装置の受け取り部まで機
    構的に搬送するステップと を上記ステップ順に構成したことを特徴とするキャップ
    付容器に対する液体充填方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された液体充填方法におい
    て、上記ヒンジ式開閉部が環状リム部とヒンジ式ふた部
    を有し、さらに前記開閉部開放ステップが、上記リム部
    の圧力感応部を放射状に加圧し、上記ヒンジ式ふた部を
    まず開放位置まで開放し、その後、上記ふた部の裏面に
    対し開放力をかけ、前記開閉部のヒンジ式ふた部を、適
    正な開放状態まで、所定の距離だけ移動するサブステッ
    プを含むことを特徴とする液体充填方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載された液体充填方法におい
    て、前記容器が垂直に積載され、選別ステップとして、 容器の頸部をはさみ込み、スタックから該容器を離脱さ
    せることにより、上記スタックの最上部から選別された
    容器を移動するステップを含むことを特徴とし、 さらに、位置決めステップとして、 はさみ込み保持され選別された容器を、その頸部を中心
    に下向きに回動動作し、充填位置に移動する回動移動ス
    テップを含むことを特徴とする液体充填方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載された液体充填方法におい
    て、選別された容器が、充填位置でその頸部を縦方向に
    向け、略垂直に吊下された構成であることを特徴とする
    液体充填方法。
  5. 【請求項5】請求項4に記載された液体充填方法におい
    て、上記選別された容器の充填位置への回動動作が、前
    記リム部の圧力感応部とバンパー手段を接触させ、前記
    ヒンジ式ふた部をまず開放するように上記圧力感応部を
    放射状に加圧することを特徴とする液体充填方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載された液体充填方法におい
    て、ウェッジ手段を前記ふた部裏面に対し連続的に接触
    させることにより、開放力が得られるようにしたことを
    特徴とする液体充填方法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載された液体充填方法におい
    て、充填位置で容器上に機構的に位置し、開放された前
    記開閉部と充填が可能なように嵌合した分配ノズルによ
    って、計量されたバルク液体が選別された容器に導入さ
    れることを特徴とする液体充填方法。
  8. 【請求項8】請求項7に記載された液体充填方法におい
    て、前記液体導入ステップが、計量されたバルク液体が
    選別された容器に導入された後、分配ノズルを開放され
    た前記開閉部から離脱させるように上昇させる動作を含
    むことを特徴とする液体充填方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載された液体充填方法におい
    て、前記ウェッジ手段が上記のように連続的に接触する
    方向に対向して、前記開閉部のふた部の上面に交差する
    ようにローラ手段を稼働し、選別された容器を密閉させ
    る閉鎖ステップを含むことを特徴とする液体充填方法。
  10. 【請求項10】略円形の断面を持ち、容器内部へのアク
    セスを提供する口部、および容器口部をとり囲んで固定
    する略環状リム部および容器を閉じるため口部上に位置
    決め可能なヒンジ式ふた部を有する開閉部を有する複数
    容器と共に使用され、位置を整合して積載した上記複数
    の容器を受けとるマガジン手段と、 上記選別された容器の前記開閉部を開放する開放手段
    と、 上記開放手段に対し、所定の向きに前記リム部を向けた
    状態で、積載された容器の中から選別した1つの容器
    を、所定の充填位置に再配置する容器位置決め手段と、 上記充填位置において、計量されたバルク液体を前記口
    部を経て上記選別された容器内に導入する液体導入手段
    と、 前記開閉部を閉鎖し、選別された容器と前記口部を密閉
    する閉鎖手段と、 装置の受け取り口へ上記選別された容器を搬送する手段 で構成される容器充填分配装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載された装置において、上
    記容器位置決め手段が、上記充填位置にて、前記マガジ
    ン手段から上記容器を完全に退避させ、吊下状態に位置
    決めするため、前記口部に近接して該容器をはさみ込み
    保持手段を有することを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載された装置において、前
    記各開閉部の前記リム部が、最大限の放射状加圧力がか
    けられた時に、前記ヒンジ式ふた部の最初の開放を促進
    するための圧力感応部を有し、また、充填位置に近接し
    た位置に接合部が設けられ、上記再配置の際、上記圧力
    感応部に接触して、このような加圧力をかけることを特
    徴とする装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載した装置において、上記
    開放手段が、前記ふた部裏面に接触し、前記ヒンジ式ふ
    た部を開放位置に移動するためのウェッジ手段を含むこ
    とを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】容器上に略円形の開口部を形成する頸部
    および頸部に位置する開閉部を有し、その開閉部がはさ
    み込むように頸部を囲むリム部および選択的に開口部を
    密閉するためヒンジ手段によってリム部と接続されたふ
    た部を有するように構成された各容器を充填し分配する
    装置であって、 ハウジングを形成するキャビネット手段と、 該ハウジング内に付設され、対向する第一および第二縦
    方向に移動可能な第一トロリー手段と、 前記ハウジング内に位置し、容器頸部が上記第一縦方向
    に実体的に突出した状態で、複数の載積された上記容器
    を受け取るように構成されたマガジン手段と、 前記第一トロリー手段上に回旋可能に付設され、該第一
    トロリー手段が上記第一縦方向に移動する際、前記マガ
    ジン手段から選別された1つの容器を離脱するためその
    頸部にて上記容器をはさみ込み、挟み込まれた容器を、
    その頸部を略第一および第二縦方向と交差する充填位置
    に回動させるように構成された保持手段と、 前記第一トロリー手段上に付設され、該第一トロリー手
    段に対し上記縦方向に移動し、上記第二縦方向に移動す
    る時に、上記ふた部の裏面に嵌合し、その結果、上記ふ
    た部を開放位置に強制し、その位置にて容器の前記開口
    部に干渉されないように構成された開放手段と、 前記ハウジング内に分配ノズルを有し、前記ふた部が開
    放位置にある時、そのノズルが上記開口部に位置するこ
    とができ、その結果、選別された容器に計量された流動
    性物質を充填でき、またこのような充填の後、そのノズ
    ルを前記開閉部と接触しないように退避できるように構
    成された充填手段と、 前記第一トロリー手段上に付設され、上記開放手段の動
    作に同調し、上記第一トロリー手段に対して上記第一お
    よび第二縦方向に移動し、前記分配ノズルが上記のよう
    に退避した後に前記第一縦方向に移動する時、前記ふた
    部の上面と嵌合し、前記開口部を密閉するように構成さ
    れた閉鎖部と、 前記ハウジング内に付設され、選別された容器を充填,
    密閉した後、前記保持手段から該容器を解放させるよう
    に構成された解放手段と、 充填し、密閉した容器を、解放地点からユーザー受け取
    り地点まで搬送するように構成された搬送手段から成る
    容器充填分配装置。
  15. 【請求項15】請求項14に記載された装置において、最
    大限の放射状圧力がその圧力感応部にかけられた時、前
    記ヒンジ手段により前記ふた部をまず開放する動作が容
    易に行えるように前記リム部が構成され、 前記第一トロリー手段上に付設され、選別された容器を
    充填位置に回動する時、前記開閉部の上記圧力感応部に
    接触させることで、前記ふた部を上記のようにまず開放
    し、上記の放射状圧力を応力するように構成された接合
    手段を付加的に含む装置。
  16. 【請求項16】請求項15に記載された装置において、上
    記マガジン手段が、対向する第一および第二の側方向を
    形成するように、前記ハウジング内に複数のマガジン手
    段を含み、上記第一および第二の縦方向に上記のように
    それぞれ駆動移動するように構成された上記第一トロリ
    ー手段が第二トロリー手段に付設され、その第二トロリ
    ー手段そのものは、前記ハウジング内に付設され、対向
    する第一および第二の側方向にそれぞれ移動可能であ
    り、また、上記複数のマガジン手段のうち選択された1
    つに近接する位置へ選択的に位置どり可能であり、これ
    により前記保持手段に選別された容器を保持させること
    ができるように付加的に構成された装置。
  17. 【請求項17】請求項16に記載された装置において、上
    記キャビネット手段がドア手段を含み、そのドア手段に
    上記搬送手段とユーザー取り出し部が付設され、前記ド
    ア手段と共に動き、前記ハウジングへのサービスアクセ
    スを容易にするように構成された装置。
  18. 【請求項18】請求項17に記載された装置において、上
    記複数のマガジン手段が、上記ドア手段に向かって傾斜
    可能であり、上記のように積載した複数の容器の充填を
    容易にするように構成された装置。
  19. 【請求項19】請求項18に記載された装置において、上
    記複数のマガジン手段が、上記容器を重ねた状態にて受
    け取るように構成された装置。
  20. 【請求項20】請求項19に記載された装置において、上
    記複数のマガジン手段が、それぞれ上記第一トロリー手
    段に接触された時に、休止位置から上記第二縦方向に傾
    斜可能であり、その結果、前記保持手段にて保持される
    ため選別された1つの容器を、それぞれの前記マガジン
    手段内で、積載された状態から移動させるように構成さ
    れた装置。
  21. 【請求項21】請求項20に記載された装置において、上
    記充填手段が、選別された容器を充填するため、上記ノ
    ズルを相対移動させ、上記開口部と嵌合させるように構
    成された移動手段を含む装置。
  22. 【請求項22】請求項21に記載された装置において、上
    記移動手段が第三トロリー手段上に付設され、その第三
    トロリー手段が上記第一および第二縦方向にそれぞれ駆
    動移動するように構成された装置。
  23. 【請求項23】請求項22に記載された装置において、上
    記第三トロリー手段が、上記第一トロリー手段に支持さ
    れる装置。
  24. 【請求項24】請求項23に記載された装置において、上
    記開放手段が、上記のようにふた部の裏面と嵌合するウ
    ェッジ手段を含む装置。
  25. 【請求項25】請求項24に記載された装置において、上
    記閉鎖手段が、上記のようにふた部上面と嵌合するロー
    ラ手段を含む装置。
  26. 【請求項26】請求項25に記載された装置において、上
    記ウェッジ手段およびローラ手段がそれぞれ、上記第三
    トロリー手段に構造的に接続され、上記第一および第二
    縦方向に、同調した動作を行うよう構成された装置。
  27. 【請求項27】請求項26に記載された装置において、上
    記充填ノズルが、装置本体から隔たった場所にあり、流
    動性物質を収容したバルク貯蔵タンクからその物質が流
    れ込むように構成された装置。
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