JP2823845B2 - 動的形状解析装置 - Google Patents

動的形状解析装置

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JP2823845B2
JP2823845B2 JP8331178A JP33117896A JP2823845B2 JP 2823845 B2 JP2823845 B2 JP 2823845B2 JP 8331178 A JP8331178 A JP 8331178A JP 33117896 A JP33117896 A JP 33117896A JP 2823845 B2 JP2823845 B2 JP 2823845B2
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秀雄 岸本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体の形状の計測
を動的、且つ、非接触で行う動的形状解析装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、側わん症等の医療分野におい
て利用される、人体の形状を非接触で計測する装置とし
て、図15に示すような光スポット式の形状測定装置が
知られている。
【0003】図15に示す従来の光スポット式形状測定
装置200は、土台201、踏み台202、回転アーム
203、カメラ204、投光部205、握持部206、
支柱207、パーソナルコンピュータ208などにより
構成されていて、投光部205から発せられる複数(例
えば、10個)の光ビームを被験者に投射させると、そ
の光の当たっている輝点と投光部205との距離が被験
者の表面形状に応じて変化するので、その輝点を投光部
205と別位置でカメラ204により撮影することによ
りその表面形状に応じた画像データが得られ、この画像
データをパーソナルコンピュータ208で解析する装置
である。
【0004】そして、この光スポット式形状測定装置2
00には、360゜回転する回転アーム203、踏み台
202に乗った被験者が動かないようにするための握持
部206が設けられていて、投光部205とカメラ20
4を回転させることにより人体の外的形状を立体的に計
測することが可能である。この光スポット式形状測定装
置200は、光(例えば、発光ダイオードなど)を使用
しているため、レントゲン装置のように人体に害を及ぼ
すことがないことが特徴である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の光スポット式形状測定装置200では、以下に示す
ような問題点があった。
【0006】(1)人間の立体形状を解析しようとする
場合、静止している状態より動いている状態での解析の
方がより精確であるが、上記従来の光スポット式形状測
定装置200では動いている状態での計測が出来ないと
いう問題点があった。
【0007】(2)また、計測中に、腕が邪魔になるた
め、脇の下から上、例えば、首等の部分を計測すること
が出来ないという問題点があった。
【0008】(3)体の周囲を投光部が回転するという
機構上の問題により、持ち運びにくいという問題点があ
った。
【0009】(4)測定中は棒に掴まっているものの全
く動かずにいることは難しく、測定上誤差が生じてしま
うという問題点があった。
【0010】そこで、本発明は上記事情を鑑みてなされ
たものであって、物体の立体形状をより広い範囲で動的
に求めることが出来て、物体の形状解析がより精確に行
える動的形状解析装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、動的形状解析装置におい
て、縞状の光パターンを発生する複数の投光部と、動的
物体に対し投光した前記縞状の光パターン投影像を撮像
してアナログ画像信号を出力する複数のビデオカメラ
と、前記複数のビデオカメラから入力した前記アナログ
画像信号を同期させてデジタル画像データに変換する画
像データ変換手段と、この各デジタル画像データをフレ
ーム単位で所定の圧縮方式で水平方向に所定の倍率で圧
縮し、この圧縮した各デジタル画像データを合成して1
フレームの合成デジタル画像データを生成する画像合成
手段と、この画像合成手段により合成した合成デジタル
画像データを所定の圧縮方式で順次圧縮して取り込む画
像取り込み手段と、この画像取り込み手段により取り込
まれた合成デジタル画像データを順次メモリに蓄積し、
この蓄積した合成デジタル画像データを順次読み出して
分離し、この分離した各デジタル画像データを伸張して
1フレームのデジタル画像データとし、この伸張したデ
ジタル画像データを所定の演算処理によりつなぎ合わせ
て立体的な画像データに合成する立体画像合成手段と、
この立体画像合成手段により合成した立体的な画像デー
タに基づいて前記動的物体の動的な重心線を算出する重
心線算出手段と、 この重心線算出手段による算出結果を
出力する出力手段と、を備えていることを特徴としてい
る。
【0012】請求項1記載の発明によれば、投光部から
発する縞状の光パターンを投影した動的物体の形状が複
数のビデオカメラよりアナログ画像信号として出力さ
れ、画像データ変換手段によりこのアナログ画像信号が
同期されてデジタル画像データに変換され、画像合成手
段によりこの各デジタル画像データがフレーム単位で所
定の圧縮方式で圧縮され、この圧縮された各デジタル画
像データが1フレームのデジタル画像データに合成さ
れ、画像取り込み手段によりこの合成されたデジタル画
像データが所定の圧縮方式で順次圧縮して取り込まれ、
立体画像合成手段によりこの取り込まれた合成デジタル
画像データが順次メモリに蓄積され、この蓄積された合
成デジタル画像データが順次メモリから読み出されて分
離され、この分離された各デジタル画像データが伸張さ
れ、この伸張されたデジタル画像データが所定の演算処
理により立体的な画像データに合成され、重心線算出手
段により合成した立体的な画像データに基づいて前記動
的物体の動的な重心線が算出され、出力手段によりこの
算出結果が出力される。
【0013】したがって、物体(例えば、人間)の立体
的な形状が動的に把握出来ることとなって、従来の立体
的な形状を静的にしか捉えることが出来なかった場合に
比べ、種々の解析がより精確に出来る。
【0014】また、複数のビデオカメラで同時に撮像さ
れるので、例えば、人間を撮像する場合、全身の立体的
形状を計測することが出来ることとなって、従来のよう
な、限られた部分しか計測出来ないものに比べて、多方
面(例えば、整形外科の分野)への応用が可能となる。
【0015】また、複数のカメラで同時にある瞬間の立
体的形状を撮像することができるので、例えば、被験者
はある範囲で自由に動くことが出来ることとなって、従
来のような、計測中はじっと動かないで静止しなければ
ならないのに比べて、被験者の負担が軽くなるととも
に、計測の誤差が極めて小さくなる。
【0016】また、従来のような、計測のため投光部を
回転させる設備等を設ける必要ないので、比較的持ち運
びが便利な装置となる。
【0017】
【0018】また、例えば、人間の動的な立体形状を撮
像した場合には、その算出した重心線から背骨の動的な
形状を推定することが出来ることとなって、側わん症等
の診療を更に精確に行うことができる。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】請求項記載の発明は、請求項記載の動
的形状解析装置において、前記投光部で使用される光
は、赤外光であることを特徴としている。
【0023】請求項記載の発明によれば、投光部から
発せられる光は、赤外光であるので、例えば、顔面を測
定する場合などは、ハロゲンランプ等を用いるよりも眩
しくないこととなって、通常状態での顔面の動きを計測
することが出来る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図14を参照して本
発明に係る動的形状解析装置の実施の形態について詳細
に説明する。
【0025】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る動的形状解析装置の要部構成を示
すブロック図である。
【0026】図1に示す動的形状解析装置1は、撮像装
置2、画像データ編集装置3、パーソナルコンピュータ
4、CRT(Cathod Ray Tube)5、カラープリンタ6
等で構成されている。
【0027】撮像装置2は、更に格子プロジェクター2
1(図2)、ビデオカメラ22(図2)等で構成され、
第1の実施の形態の動的形状解析装置1においては、3
台の撮像装置2を具備している。
【0028】格子プロジェクター21は、図示しない
が、格子スリットと光源発生装置を有し、この光源発生
装置(図示省略)から出力される光(例えば、ハロゲン
光)が格子スリット(図示省略)を通過することによ
り、水平方向の縞状の光パターンを発生する装置であ
る。
【0029】ビデオカメラ22は、同期を取るためのケ
ーブルが相互に接続されており、この同期ケーブルを介
して撮影の開始タイミングの同期を図る信号を授受し
て、撮影動作を同期することができるようになってい
る。ビデオカメラ22は、例えば、撮像素子として所定
解像度のCCD(Charge Coupled Device :電荷結合素
子)が搭載されて、撮影中の映像信号を出力する外部端
子を備えたものを使用し、それぞれ測定対象物を撮影す
る所定位置に配置され、その撮影位置での撮影映像を、
NTSC(National Television System Committee)方
式のアナログ映像信号として画像データ編集装置3に出
力する。
【0030】具体的には、図2に示すように、格子プロ
ジェクター21から縞状の光パターンを計測対象物に投
影させてこれを投影方向とは異なる点で観察すると、こ
のパターンが計測対象物の表面形状に応じて変形し、こ
の変形画像をビデオカメラ22により撮影し、その映像
をアナログ映像信号として画像データ編集装置3に出力
する。
【0031】画像データ編集装置3は、図示しないが、
ビデオカメラ22から入力されたNTSC方式のアナロ
グ映像信号をデジタル画像データに変換するA/D変換
回路と、このデジタル画像データをフレーム単位でそれ
ぞれ記憶するフレーム画像メモリと、このフレーム画像
メモリに記憶した各フレーム画像データを表示画面内の
右1/3画面、中1/3画面、左1/3画面で表示する
ように1/3に圧縮する画像圧縮回路と、この画像圧縮
回路で圧縮した各1/3画像データを1フレームの画像
に合成する画像合成回路と、この画像合成回路で合成し
た1フレームのデジタル画像データを合成NTSCアナ
ログ画像信号に変換してパーソナルコンピュータ4に出
力するD/A変換回路などで構成されている。
【0032】パーソナルコンピュータ4は、その内部に
ビデオキャプチャーボード41、ハードディスク42、
CPU(Central Processing Unit )43を備えるとと
もに、図示しないプログラムメモリ及び展開メモリを備
えている。
【0033】ビデオキャプチャーボード41は、画像デ
ータ編集装置3から入力される合成NTSCアナログ映
像信号をA/D変換してデジタル画像データとし、この
デジタル画像データを所定の圧縮方式(例えば、MPE
G(動画圧縮方式))により圧縮し、この圧縮された画
像データをAVI(Audio Video Interleaving)データ
に変換して、パーソナルコンピュータ4のハードディス
ク42に順次書き込ませる制御等の機能を有する。
【0034】ハードディスク42は、ビデオキャプチャ
ーボード41から入力されるAVIデータが順次書き込
まれる。プログラムメモリ(図示省略)は、PROM等
から構成され、動的形状解析処理に必要な各種制御プロ
グラムを書き換え可能に格納する。展開メモリ(図示省
略)は、RAM等で構成され、指定された動的形状解析
モードに応じてプログラムメモリ(図示省略)から対応
する制御プログラムを読み出して展開するとともに処理
中のデータを一時的に格納する。
【0035】CPU43は、プログラムメモリ(図示省
略)に格納された各種制御プログラムを読み出して展開
メモリ(図示省略)に展開し、記憶装置42に格納され
ているAVIデータについて各種の動的形状解析処理を
実行して、その処理結果をCRT5に表示したり、或い
はカラープリンタ6に印字出力させたりする。
【0036】CRT5は、パーソナルコンピュータ4に
より動的形状解析処理された処理結果を表示する。
【0037】カラープリンタ6は、パーソナルコンピュ
ータ4により動的形状解析処理された処理結果を印字出
力する。
【0038】次に、第1の実施の形態の動的形状解析装
置1による動的形状解析処理の動作を説明する。
【0039】まず、画像データ編集装置3において行わ
れる画像信号処理の流れを図3に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0040】この画像信号処理では、まず、ステップS
1で、ビデオカメラ22で撮像したNTSC方式のアナ
ログ画像信号を同期させる処理を行い、同期させたNT
SC方式のアナログ画像信号をデジタル画像データにA
/D変換して(ステップS2)、このデジタル画像デー
タを、フレーム単位のフレーム画像メモリに記憶する処
理(ステップS3)を行って、ステップS4に移行す
る。
【0041】ステップS4では、フレーム画像メモリに
記憶された各フレーム画像データを表示画面の水平方向
に1/3圧縮する処理を行った後、ステップS5に移行
する。
【0042】ステップS5では、圧縮した1/3画像デ
ータを1フレームに合成する画像合成処理を行った後、
この合成したデジタル画像データを合成アナログ信号に
D/A変換(ステップS6)し、ビデオキャプチャーボ
ード41に出力する処理(ステップS7)を行った後、
本画像信号処理を終了する。
【0043】次に、図3のステップS1〜3において、
画像データ編集装置3により行われる画像信号の同期処
理、A/D変換処理、フレーム画像メモリ記憶処理の流
れを図4を用いて説明する。
【0044】図4において、3ch分の画像入力チャン
ネルを有する画像データ編集装置3は、ビデオカメラ2
2から各画像入力チャンネルch1、ch2、ch3に
入力される各NTSCアナログ画像信号の奇数フィール
ドの起点を検出し、その起点を検出したNTSCアナロ
グ映像信号をA/D変換したデジタル画像データとして
チャンネルch1、ch2、ch3別にフレーム画像メ
モリに書き込む。
【0045】次いで、図3のステップS4において、画
像データ編集装置3により行われる画像データの圧縮処
理の流れを図5を用いて説明する。
【0046】図5において、画像データ編集装置3は、
フレーム画像メモリに書き込んだフレーム単位のデジタ
ル画像データを読み出して、表示画面内の左1/3詰み
と中1/3詰みと右1/3詰みで表示するように、チャ
ンネルch1側のフレーム画像データを左1/3詰みに
圧縮し、チャンネルch2側のフレーム画像データを中
1/3詰みに圧縮し、チャンネルch3側のフレーム画
像データを右1/3詰みに圧縮する。そして、この1/
3に圧縮した各フレーム画像データを左1/3詰み、中
1/3詰み、右1/3詰みで再びフレーム画像メモリに
書き込む。
【0047】次いで、図3のステップS5〜6におい
て、画像データ編集装置3により行われる圧縮した画像
データの合成処理の流れを図6を用いて説明する。
【0048】図6において、画像データ編集装置3は、
フレーム画像メモリに書き込んだ左詰み、中詰み、右詰
みの各1/3フレームのデジタル画像データを読み出
し、この読み出した各1/3フレームのデジタル画像デ
ータを1フレームに合成処理し、この合成した1フレー
ムの合成デジタル画像データを再度フレーム画像メモリ
に書き込む。そして、フレーム画像メモリに書き込んだ
フレーム単位の合成デジタル画像データを読み出してD
/A変換し、合成NTSCアナログ映像信号としてパー
ソナルコンピュータ4に出力する。
【0049】次に、パーソナルコンピュータ4で行われ
る入力した合成NTSCアナログ映像信号に基づく画像
データ処理について図7のフローチャートを用いて説明
する。
【0050】この画像データ処理が行われると、まず、
ステップS10で、ビデオキャプチャーボード41にお
いて、画像データ編集装置3から入力した合成NTSC
アナログ映像信号をA/D変換して合成デジタル画像デ
ータとし、この合成したデジタル画像データを所定の圧
縮方式で圧縮してAVIデータに変換し(ステップS1
1)、このAVIデータをハードディスク42に記憶す
る処理(ステップS12)を行った後、ステップS13
に移行する。
【0051】ステップS13では、CPU43により、
ハードディスク42に書き込まれたAVIデータを順次
読み出して解凍処理して1フレームの合成ビットマップ
データとする処理を行った後、この解凍処理された1フ
レームの合成ビットマップデータを画像分離処理(ステ
ップS14)して、1フレーム内で3分割されたビット
マップデータとし、各々の3分割ビットマップデータを
画像伸張処理(ステップS15)して、それぞれ1フレ
ームのビットマップデータとした後、ステップS16に
移行する。
【0052】ステップS16では、3つの1フレームの
ビットマップデータをつなぎ合わせる処理(例えば、ス
プライン関数等を用いた演算処理による)を行って立体
的なビットマップデータを合成する処理を行った後、ス
テップS17に移行する。
【0053】ステップS17では、立体的なビットマッ
プデータに対し、PROM等に記憶された各種解析処理
を行った後、解析結果をCRT5或いはカラープリンタ
6への出力処理(ステップS18)を行い、本処理を終
了する。
【0054】次に、図7のステップS10〜12におい
て、パーソナルコンピュータ4で行われる画像データの
A/D変換処理、圧縮処理、記憶処理の流れを図8を用
いて説明する。
【0055】図8において、パーソナルコンピュータ4
のビデオキャプチャーボード41は、画像データ編集装
置3から入力される合成NTSCアナログ画像信号をA
/D変換してデジタル画像データとし、このデジタル画
像データを所定の圧縮方式(例えば、MPEG(動画圧
縮方式))により圧縮し、この画像データをAVIデー
タに変換して、パーソナルコンピュータ4内のハードデ
ィスク42に順次書き込む。
【0056】次に、図7のステップS13〜15におい
て、パーソナルコンピュータ4で行われる画像データの
解凍処理、分離処理、伸張処理の流れを図9を用いて説
明する。
【0057】図9において、パーソナルコンピュータ4
のCPU43は、ハードディスク42に書き込まれたA
VIデータを順次読み出して解凍処理(MPEGに基づ
く複号化処理)して1フレームの合成ビットマップデー
タとし、この1フレームの合成ビットマップデータを画
像分離処理して、1フレーム内で、左1/3詰みビット
マップデータ、中1/3詰みビットマップデータ、右1
/3詰みビットマップデータとする。次いで、これらの
分離したビットマップデータを、それぞれ画像伸張処理
し、各々1フレームのビットマップデータとする。
【0058】次に、図7のステップS16〜18におい
て、パーソナルコンピュータ4で行われるビットマップ
データの立体的画像への繋ぎ合わせ処理、解析処理、解
析結果の出力処理の流れを図10を用いて説明する。
【0059】図10において、パーソナルコンピュータ
4のCPU43は、プログラムメモリ(図示省略)に格
納した立体的画像の繋ぎ合わせプログラムを読み出して
展開メモリ(図示省略)に展開し、ステップS15で生
成した3つの1フレームのビットマップデータの立体的
画像への繋ぎ合わせ処理を行って、得られた立体的なビ
ットマップデータに対し、プログラムメモリ(図示省
略)に格納した各種の解析プログラムに従って解析処理
し、得られた解析結果をCRT5或いはカラープリンタ
6に出力する。
【0060】次に、第1の実施の形態の動的形状解析装
置1により実行される被験者の動的な立体形状の解析処
理について以下に説明する。
【0061】まず、3台の格子プロジェクター21とビ
デオカメラ22を1ユニットとした撮像装置2を被験者
の周囲にほぼ等角度、且つ、同じ高さで3ユニット配置
する。そして、図2に示すように、格子プロジェクター
21から縞状の光のパターンを計測対象物である被験者
に投影させると、この縞状の光パターンが被験者の表面
形状に応じて変形する。この変形した縞状の光パターン
映像をビデオカメラ22で撮像して、撮像したNTSC
方式のアナログ映像信号を画像データ編集装置3に出力
する。
【0062】続いて、画像データ編集装置3において、
ビデオカメラ22から入力したNTSC方式のアナログ
映像信号をA/D変換回路(図示省略)で同期を取りな
がらデジタル画像データに変換し、このA/D変換した
デジタル画像データをフレーム単位のフレーム画像メモ
リ(図示省略)にそれぞれ記憶し、この記憶した各フレ
ーム画像データを画像圧縮回路(図示省略)により表示
画面内の右1/3画面、中1/3画面、左1/3画面で
表示するように1/3に圧縮し、この圧縮した1/3画
像データを画像合成回路(図示省略)で1フレームの合
成デジタル画像データに合成し、この合成した合成デジ
タル画像データをD/A変換して合成NTSCアナログ
画像信号とし、パーソナルコンピュータ4内のビデオキ
ャプチャーボード41に出力する。
【0063】そして、ビデオキャプチャーボード41で
は、取り込んだデジタル画像データを所定の圧縮方式
(例えば、MPEG(動画圧縮方式))により圧縮し、
この画像データをAVIデータに変換して、パーソナル
コンピュータ4内のハードディスク42に順次記憶させ
る。
【0064】続いて、パーソナルコンピュータ4内のC
PU43は、ビデオキャプチャーボード41によりハー
ドディスク43に書き込まれたAVIデータを順次呼び
出して解凍処理(例えば、MPEGに基づく複合化処
理)してフレーム単位の合成ビットマップデータとし、
この合成ビットマップデータを画像分離処理して、1フ
レーム内で左1/3画面に圧縮された分離ビットマップ
データ、中1/3画面に圧縮された分離ビットマップデ
ータ、右1/3画面に圧縮された分離ビットマップデー
タを、それぞれ画像伸張処理し、それぞれフレーム単位
のビットマップデータを生成する。このビットマップデ
ータに基づくCRT5画面上の映像の例を図11に示
す。
【0065】そして、パーソナルコンピュータ4内のC
PU43は、画像伸張処理した3つのフレーム単位のビ
ットマップデータを、プログラムメモリ(図示省略)か
ら取り出したプログラムに従い、スプライン関数等を用
いて繋ぎ合わせる処理を行い、1つの立体的なビットマ
ップデータを生成する。このビットマップデータに基づ
くCRT5画面上の画像の例を図12に示す。
【0066】そして、この立体的なビットマップデータ
に対し、プログラムメモリに格納された各種動的形状解
析処理に対応する制御プログラムに従って、1フレーム
ずつデジタイズ処理したり、また、この立体的なビット
マップデータから個々の断面の重心を図16の(a)の
重心を算出する計算式(1)、(2)、又は、図16の
(b)のOTG重心を算出する計算式(3)、(4)で
求めて、それを繋いだ重心線を作成したりする。
【0067】
【数1】
【0068】そして、個々の断面の重心を別紙の計算式
で計算した結果をつなぎ合わせると図13に示すような
重心線となる。この重心線から背骨との関係が対応づけ
ることが出来ることとなってコブ角(φ)等が算出でき
る。そして、従来の静止した状態のみの解析だけでな
く、動的な状態での解析が出来ることとなる。
【0069】以上説明した第1の実施の形態の動的形状
解析では、格子プロジェクター21(投光部)から発す
る縞状の光パターンを投影した動的物体の形状が複数の
ビデオカメラ22で撮像され、撮像された画像はアナロ
グ画像信号として出力され、画像データ編集装置3(画
像データ変換手段)により複数のビデオカメラ22から
出力されるアナログ画像信号が同期されてデジタル画像
データに変換され、画像データ編集装置3(画像合成手
段)によりこの各デジタル画像データがフレーム単位で
所定の圧縮方式で圧縮され、この圧縮された各デジタル
画像データが1フレームのデジタル画像データに合成さ
れ、ビデオキャプチャーボード41(画像取り込み手
段)によりこの合成されたデジタル画像データが所定の
圧縮方式で順次圧縮して取り込まれ、CPU43(立体
画像合成手段)によりこの取り込まれた合成ビットマッ
プデータが順次メモリに蓄積され、この蓄積された合成
ビットマップデータが順次メモリから読み出されて各ビ
ットマップデータに分離され、この分離された各ビット
マップデータは1フレームの各ビットマップデータに伸
張され、この伸張されたビットマップデータが所定の演
算処理(例えば、スプライン関数を用いた演算処理)に
より立体的なビットマップデータに合成され、解析手段
により動的物体の形状が解析され、出力手段としてのC
RT5或いはカラープリンタ6によりこの解析結果が出
力される。
【0070】したがって、物体(例えば、人間)の立体
的な形状が動的に把握出来ることとなって、従来の立体
的な形状を静的にしか捉えることが出来なかった場合に
比べ、種々の解析がより精確に出来る。
【0071】また、複数のビデオカメラ22で同時に撮
像されるので、例えば、人間の場合、全身の立体的形状
を計測することが出来ることとなって、従来のような、
限られた部分しか計測出来ないものに比べて、多方面で
の応用(例えば、整形外科の分野でも利用できる)が可
能となる。
【0072】また、複数のビデオカメラ22で同時にあ
る瞬間の立体的形状を撮像することができるので、例え
ば、被験者はある範囲で自由に動くことが出来ることと
なって、従来のような、計測中はじっと動かないで静止
しなければならないのに比べて、被験者の負担が軽くな
るとともに、計測の誤差が極めて小さくなる。
【0073】また、従来のような、計測のため格子プロ
ジェクター21(投光部)を回転させる設備を設ける必
要がないので、比較的持ち運びが便利な装置となる。
【0074】また、立体的なビットマップデータに基づ
いて動的物体の動的な重心線を算出する重心線算出手段
が含まれているので、例えば、人間の動的な立体形状を
撮像した場合には、その算出した重心線から背骨の動的
な形状を推定することが出来ることとなって、側わん症
等の診療が更に精確に行うことができる。
【0075】なお、撮像装置2は、上記第1の実施の形
態のように、3台以上が望ましいが、立体画像データを
求めるには、最低2台あればよい。
【0076】また、上記第1の実施の形態の動的形状解
析装置1においては、ビデオキャプチャーボード41へ
画像データを取り込む場合、アナログ画像信号とした
が、デジタル画像データでもよいことは無論である。
【0077】また、上記第1の実施の形態の動的形状解
析装置1においては、ハードディスクの記憶量の負荷を
低減するため、画像データの合成処理或いは圧縮処理等
を行っているが、ハードディスクの記憶容量に余裕があ
る場合には、それらの処理の1部或いは全部を省略して
もよい。
【0078】[第2の実施の形態]次に、第2の実施の
形態に係る動的形状解析装置について説明する。
【0079】この第2の実施の形態に係る動的形状解析
装置の基本構成は、第1の実施の形態に係る動的形状解
析装置とほぼ同じであるが、第2の実施の形態の動的形
状解析装置の場合、撮像装置を1台のみ使用し、更に投
光部で使用される光として赤外光を使用する点において
異なる。
【0080】図14は、本発明を適用した第2の実施の
形態に係る動的形状解析装置の要部構成を示すブロック
図である。
【0081】図14に示す第2の実施の形態に係る動的
形状解析装置100は、撮像装置110、画像変換装置
120、パーソナルコンピュータ130、CRT14
0、カラープリンター150等で構成されている。
【0082】撮像装置110は、更に格子プロジェクタ
ー111、ビデオカメラ112等で構成され、第2の実
施の形態の動的形状解析装置100においては、1台の
撮像装置110を具備している。
【0083】格子プロジェクター111は、図示しない
が、格子スリットと光源発生装置を有し、この光源発生
装置(図示省略)から出力される光が格子スリット(図
示省略)を通過することにより、水平方向の縞状の光の
パターンを発生する装置である。ここで、光源発生装置
(図示省略)から出力される光として、赤外光を用い
る。
【0084】ビデオカメラ112は、例えば、撮像素子
として所定解像度のCCDが搭載されて、撮影中の映像
信号を出力する外部端子を備えたものを使用し、それぞ
れ測定対象物を撮影する所定位置に配置され、その撮影
位置での撮影映像を、NTSC方式のアナログ映像信号
として画像変換装置120に出力する。
【0085】画像変換装置120は、図示しないが、ビ
デオカメラ112から入力したNTSC方式のアナログ
映像信号をデジタル画像データに変換するA/D変換回
路と、このA/D変換されたデジタル画像データをフレ
ーム単位でそれぞれ記憶するフレーム画像メモリと、フ
レーム単位のデジタル画像データをNTSCアナログ画
像信号に変換してパーソナルコンピュータ130に出力
するD/A変換回路などで構成されている。
【0086】パーソナルコンピュータ130は、その内
部にビデオキャプチャーボード131、ハードディスク
132、CPU133を備えるとともに、図示しないプ
ログラムメモリ及び展開メモリを備えている。
【0087】ビデオキャプチャーボード131は、画像
変換装置120から入力されるNTSCアナログ映像信
号をA/D変換して1フレーム単位のデジタル画像デー
タとし、このA/D変換されたデジタル画像データを所
定の圧縮方式(例えば、MPEG(動画圧縮方式))に
より圧縮し、この圧縮された画像データをAVIデータ
に変換して、パーソナルコンピュータ130のハードデ
ィスク132に順次書き込む等の機能を有する。
【0088】ハードディスク132は、ハードディスク
132等により構成され、ビデオキャプチャーボード1
31から入力されるAVIデータが順次書き込まれる。
プログラムメモリ(図示省略)は、PROM等から構成
され、動的形状解析処理に必要な各種制御プログラムを
書き換え可能で、書き換えたプログラムを格納する。展
開メモリ(図示省略)は、RAM等で構成され、指定さ
れた動的形状解析モードに応じてプログラムメモリ(図
示省略)から対応する制御プログラムを読み出して展開
するとともに処理中のデータを一時的に格納する。
【0089】CPU133は、プログラムメモリ(図示
省略)に格納された各種制御プログラムを読み出して展
開メモリ(図示省略)に展開し、ハードディスク132
に格納されているAVIデータについて各種の動的形状
解析処理を実行して、その処理結果をCRT140に表
示するとともにカラープリンタ150に印字出力させ
る。
【0090】CRT140は、パーソナルコンピュータ
130により動的形状解析処理された解析結果を表示す
る。
【0091】カラープリンタ150は、パーソナルコン
ピュータ130により立体動作解析処理された処理結果
を印字出力する。
【0092】次にこの第2の実施の形態の動的形状解析
装置100により実行される動的形状解析処理の動作に
ついて説明する。
【0093】まず、格子プロジェクター111とビデオ
カメラ112を1ユニットとした撮像装置110を配置
し、図14に示すように、格子プロジェクター111か
ら縞状の光のパターンを計測対象物である被験者の顔面
に投影させると、この縞状の光パターンが被験者の顔面
の形状に応じて変形する。この変形した縞状の光パター
ン画像をビデオカメラ112で撮像して、撮像したNT
SC方式のアナログ映像信号を画像変換装置120に出
力する。
【0094】続いて、画像変換装置120において、ビ
デオカメラ112から入力したNTSC方式のアナログ
映像信号をA/D変換回路(図示省略)でデジタル画像
データに変換し、このA/D変換したデジタル画像デー
タをフレーム単位のフレーム画像メモリ(図示省略)に
それぞれ記憶し、このフレーム単位のデジタル画像デー
タをD/A変換してNTSCアナログ画像信号とし、パ
ーソナルコンピュータ130内のビデオキャプチャーボ
ード131に出力する。
【0095】そして、ビデオキャプチャーボード131
では、取り込んだデジタル画像データを所定の圧縮方式
(例えば、MPEG(動画圧縮方式))により圧縮し、
この画像データをAVIデータに変換して、パーソナル
コンピュータ130内のハードディスク132に順次記
憶させる。
【0096】続いて、パーソナルコンピュータ130内
のCPU133は、ビデオキャプチャーボード131に
よりハードディスク132に書き込まれたAVIデータ
を順次呼び出して解凍処理(例えば、MPEGに基づく
複合化処理)してフレーム単位のビットマップデータと
する。
【0097】そして、パーソナルコンピュータ130内
のCPU133は、プログラムメモリ(図示省略)に格
納した各種解析プログラムから必要とする解析プログラ
ム(例えば、顔面の左右の対称度を解析するプログラ
ム)を取り出して展開メモリ(図示省略)で展開して、
フレーム単位のビットマップデータの解析を行う。その
解析結果は、CRT140或いはカラープリンタ150
に出力される。
【0098】以上説明した第2の実施の形態に係る動的
形状解析装置によれば、格子プロジェクター111(投
光部)から発する縞状の赤外光パターンを投影した物体
の動的な形状がビデオカメラ112により撮像され、画
像変換装置120(画像データ変換手段)によりビデオ
カメラ112から出力されるアナログ画像信号がデジタ
ル画像データに変換され、ビデオキャプチャーボード1
31(画像取り込み手段)によりこのデジタル画像デー
タが所定の圧縮方式で順次圧縮されて取り込まれ、この
ビデオキャプチャーボード131(画像取り込み手段)
により取り込まれたデジタル画像データが順次メモリに
蓄積され、この蓄積されたデジタル画像データが順次読
み出されて所定の解析手法でCPU133(解析手段)
解析され、出力手段としてのCRT140或いはカラー
プリンタ150により解析結果が出力される。
【0099】したがって、1方向から撮影した物体の動
的な形状を計測することが出来ることとなって、完全な
立体形状を必要としない場合、例えば、顔面の動的な形
状変化を計測したい場合等では、ビデオカメラが1台と
なる他、画像合成手段や立体画像合成手段を設ける必要
がなく更に簡易な設備で計測することができる。
【0100】また、投光部から発せられる光は、赤外光
であるので、例えば、顔面を測定する場合などは、ハロ
ゲンランプ等を用いるよりも眩しくないこととなって、
通常状態での顔面の動きを計測することが出来る。
【0101】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、物体(例
えば、人間)の立体的な形状が動的に把握出来ることと
なって、従来の立体的な形状を静的にしか捉えることが
出来なかった場合に比べ、種々の解析がより精確に出来
る。
【0102】また、複数のビデオカメラで同時に撮像さ
れるので、例えば、人間の場合、全身の立体的形状を計
測することが出来ることとなって、従来のような、限ら
れた部分しか計測出来ないものに比べて、多方面での応
用(例えば、整形外科の分野でも利用できる)が可能と
なる。
【0103】また、複数のカメラで同時にある瞬間の立
体的形状を撮像することができるので、例えば、被験者
はある範囲で自由に動くことが出来ることとなって、従
来のような、計測中はじっと動かないで静止しなければ
ならないのに比べて、被験者の負担が軽くなるととも
に、計測の誤差が極めて小さくなる。
【0104】また、従来のような、計測のため投光部を
回転させる設備を設ける必要がないので、比較的持ち運
びが便利な装置となる。
【0105】また、例えば、人間の動的な立体形状を撮
像した場合には、その算出した重心線から背骨の動的な
形状を推定することが出来ることとなって、側わん症等
の診療を更に精確に行うことができる。
【0106】
【0107】請求項記載の発明によれば、投光部から
発せられる光は、赤外光であるので、例えば、顔面を測
定する場合などは、ハロゲンランプ等を用いるよりも眩
しくないこととなって、通常状態での顔面の動きを計測
することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る動的形状解析
装置の要部構成を示すブロック図である。
【図2】撮像装置による対象物の撮影の一実施例を示し
た模式図である。
【図3】画像データ編集装置3において行われる画像信
号処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS1〜3において、画像データ
編集装置3により行われる画像信号の同期、A/D変
換、フレーム画像メモリ処理の流れを示す図である。
【図5】図3のステップS4において、画像データ編集
装置3により行われる画像データの圧縮処理の流れを示
す図である。
【図6】図3のステップS5〜6において、画像データ
編集装置3により行われる圧縮した画像データの合成処
理の流れを示す図である。
【図7】パーソナルコンピュータ4で行われる入力した
合成NTSCアナログ映像信号に基づく画像データ処理
のフローチャートである。
【図8】図7のステップS10〜12において、パーソ
ナルコンピュータ4で行われる画像データのA/D変換
処理、圧縮処理、記憶処理の流れを示す図である。
【図9】図7のステップS13〜15において、パーソ
ナルコンピュータ4で行われる画像データの解凍処理、
分離処理、伸張処理の流れを示す図である。
【図10】図7のステップS16〜18において、パー
ソナルコンピュータ4で行われる画像データの立体的画
像への繋ぎ合わせ処理、解析処理、解析結果の出力処理
の流れを示す図である。
【図11】画像伸張処理されたフレーム単位のデジタル
画像データに基づくCRT5画面上の映像の一実施例で
ある。
【図12】3つのフレーム単位のデジタル画像データを
繋ぎ合わせ処理した後の合成デジタル画像データに基づ
くCRT5画面上の映像の一実施例である。
【図13】図12の個々の断面の重心をつなぎ合わせた
重心線のCRT5画面上の映像の一実施例である。
【図14】本発明を適用した第2の実施の形態に係る動
的形状解析装置の要部構成を示すブロック図である。
【図15】従来の光スポット式の形状測定装置の要部構
成を示すブロック図である。
【図16】任意の平面図形を座標で表した図である。
【符号の説明】
1 動的形状解析装置 2 撮像装置 3 画像データ編集装置(画像データ変換手段、画像
合成手段) 4 パーソナルコンピュータ 5 CRT(出力手段) 6 カラープリンタ(出力手段) 21 格子プロジェクター 22 ビデオカメラ 41 ビデオキャプチャーボード(画像取り込み手
段) 42 ハードディスク 43 CPU(立体画像合成手段) 100 動的形状解析装置 110 撮像装置 120 画像変換装置(画像データ変換手段) 130 パーソナルコンピュータ 140 CRT(出力手段) 150 カラープリンタ(出力手段) 111 格子プロジェクター 112 ビデオカメラ 131 ビデオキャプチャーボード(画像取り込み手
段) 132 ハードディスク 133 CPU (解析手段)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縞状の光パターンを発生する複数の投光
    部と、 動的物体に対し投光した前記縞状の光パターン投影像を
    撮像してアナログ画像信号を出力する複数のビデオカメ
    ラと、 前記複数のビデオカメラから入力した前記アナログ画像
    信号を同期させてデジタル画像データに変換する画像デ
    ータ変換手段と、 この各デジタル画像データをフレーム単位で所定の圧縮
    方式で水平方向に所定の倍率で圧縮し、この圧縮した各
    デジタル画像データを合成して1フレームの合成デジタ
    ル画像データを生成する画像合成手段と、 この画像合成手段により合成した合成デジタル画像デー
    タを所定の圧縮方式で順次圧縮して取り込む画像取り込
    み手段と、 この画像取り込み手段により取り込まれた合成デジタル
    画像データを順次メモリに蓄積し、この蓄積した合成デ
    ジタル画像データを順次読み出して分離し、この分離し
    た各デジタル画像データを伸張して1フレームのデジタ
    ル画像データとし、この伸張したデジタル画像データを
    所定の演算処理によりつなぎ合わせて立体的な画像デー
    タに合成する立体画像合成手段と、この立体画像合成手段により合成した立体的な画像デー
    タに基づいて前記動的物体の動的な重心線を算出する重
    心線算出手段と、 この重心線算出手段による算出結果を出力する出力手段
    と、 を備えていることを特徴とする動的形状解析装置。
  2. 【請求項2】 前記投光部で使用される光は、赤外光で
    あることを特徴とする請求項1記載の動的形状解析装
    置。
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