JP2822502B2 - 材料試験機 - Google Patents

材料試験機

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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、同一生産単位(ロット)当りの供試体の荷
重−変位特性を精度良く求めることができる材料試験機
に関する。
B.従来の技術 従来から、例えば第5図に示すようにテーブル1上に
一対のねじ棹2を立設し、そこにクロスヘッド3を横架
し、モータ4によりねじ棹2を回転してクロスヘッド3
を昇降させることにより供試体TPを負荷する材料試験機
が知られている。供試体TPを圧縮または引張負荷しなが
らロードセル5と伸び計6(あるいはパルスエンコーダ
7)によって供試体の負荷荷重に対する変位を所定時間
間隔でサンプリングし、そのサンプリングした負荷荷重
と変位データに基づいて供試体の荷重−変位特性を測定
する。
C.発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の材料試験機においては、同
一生産単位における複数の供試体の荷重−変位特性の平
均値を求める場合、サンプリング順番号を共通基準とし
て同じサンプリング順番号における変位と荷重のデータ
を平均して同一生産単位における供試体の荷重−変位特
性の平均値を求めている。このため、同一生産単位であ
っても変位量の増加速度にばらつきがある場合、同一の
サンプリング順番号の変位の値がばらつき、同一生産単
位における変位に対する荷重の平均値が正確に測定でき
ないという問題点があった。また、各供試体ごとの荷重
−変位曲線から任意の変位に対する荷重を平均すると上
述の方式で得られたデータと合致しなくなる。
本発明の技術的課題は、同一生産単位における供試体
の荷重−変位特性の平均値を正確に測定することにあ
る。
D.課題を解決するための手段 本発明は、供試体を負荷する負荷機構と、供試体に働
く負荷荷重を検出する荷重検出手段と、負荷時の供試体
の変位を検出する変位検出手段とを備え、所定の時間間
隔でサンプリングされる両検出手段の検出データに基づ
いて荷重−変位特性を求めるようにした材料試験機に適
用される。そして、上述の技術的課題は、荷重または変
位の検出データが予め定めたデータサンプル開始基準値
を越えているか判定する第1の判定手段と、荷重または
変位の検出データが予め定めた基準値に基づいて決定さ
れる複数を越えているか否かを判定する第2の判定手段
と、前記第1の判定手段により検出データが前記データ
サンプリング開始基準値を越えていると判定された後、
検出データが前記それぞれの値を越えていると判定され
ると荷重および変位の検出データを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶されている複数の供試体の検出
データに基づいて、前記複数の供試体の同一変位に対す
る荷重または同一荷重に対する変位の平均値を演算する
平均値演算手段とを備えることで解決される。
E.作用 例えば予め定めた変位間隔でデータをサンプリングす
る場合を例にして説明する。サンプルした荷重が予め定
めたデータサンプリング開始基準値を越えていると第1
の判定手段が判定した後、第2の判定手段により、サン
プリングした変位が予め定めた基準値に基づいて決定さ
れる値を越えていると判定されると、その変位と荷重の
検出データを記憶手段に記憶する。記憶手段に複数の供
試体のデータを記憶し、平均値演算手段により、同一変
位に対する荷重の平均値を算出する。このように予め指
定した変位間隔で同一生産単位の供試体の変位および荷
重の検出データをサンプリングすれば、各供試体の検出
データ相互間のバラツキは最悪でも1サンプリング周期
内のバラツキに抑えることができる。したがって、ロッ
トごとの荷重−変位特性の平均値が正確に測定できる。
F.実施例 第1図は本発明を適用する材料試験機のデータ処理部
の一実施例を示すブロック図である。基本的には供試体
に働く荷重測定用のロードセル11,供試体の歪み測定用
の伸び計12,AD変換器13および14,中央処理装置(CPU)1
5,メモリ16,CRTディスプレイ装置17,プリンタ18とから
構成されている。また、クロスヘッドのストロークを検
出するパルスエンコーダ19と、このパルスエンコーダ19
の出力パルスをカウンタすることによってクロスヘッド
のストローク値を中央処理装置15に入力するストローク
カウンタ20が設けられている。
供試体の荷重−変位特性の通常測定動作についてまず
説明する。
供試体(図示せず)に負荷を加え始めると、その負荷
荷重がロードセル11によって検出されるとともに、負荷
による供試体の変位(伸び)が伸び計12によって検出さ
れる。検出された負荷荷重および変位の信号はアナログ
信号であるため、それぞれAD変換器13,14でデジタル値
に変換される。デジタル値の負荷荷重および変位は中央
処理装置15によって所定時間間隔でサンプリングされ、
そのサンプリング順にメモリ16に格納される。メモリ16
に格納された負荷荷重および変位のデータは試験を終了
した段階で読出され、CRTディスプレイ装置17に荷重−
変位特性としてグラフ化されて表示されるとともに、必
要に応じてプリンタ18で印刷出力される。
次に、同一生産単位における供試体の荷重−変位特性
の平均値を測定する動作について説明する。この場合、
中央処理装置15は、第2図のフローチャートに示すよう
なサンプリング動作と第3図のフローチャートに示すよ
うなデータ処理を行なう。
すなわち、中央処理装置15は第4図のタイムチャート
の(a)で示すような所定時間間隔t1,t2,t3…で負荷荷
重および変位のデータをサンプリングする。そして第2
図のフローチャートに示すように、例えば初期状態にお
けるノイズ等の不要成分を取込まないように設定された
スタート荷重を超えたか否かを手順P1で判定し、否定さ
れると手順P1を繰り返し実行し、肯定されるとその直後
に現れるサンプリング時刻の負荷荷重R0および変位のデ
ータS0(第4図参照)をメモリ16に格納する(手順P
2)。その後、手順P3で外部から指定した変位間隔xを
越えたか否かを判断し、「S1=S0+x」の変位を越えた
と判断したサンプリング時刻の負荷荷重および変位のデ
ータをメモリ16に格納する(手順P4)。以後、手順P5で
データ採取が終了と判定されるまで、同様にして、「S2
=S0+2x」,「S3=S0+3x」,…「Sn=S0+nx」で表わ
される変位を越えたと判断したサンプリング時刻の負荷
荷重および変位のデータをメモリ16に格納する。すなわ
ち、中央処理装置15は各サンプリング時刻の負荷荷重お
よび変位のデータをその都度メモリ16に格納するのでな
く、外部から指定した変位を越えたと判断したサンプリ
ング時刻の負荷荷重および変位のデータを選択的に収集
してメモリ16に格納する。例えば、第4図のタイムチャ
ートにおいては、サンプリング時刻t0,t1,t2,…tnのう
ちt1,t4,t7,t10の負荷荷重R0〜R3おび変位S0,S1′,
S2′,S3′のデータが選択されてメモリ16に格納され
る。
このようにしてある生産単位における複数の供試体の
それぞれについて指定変位間隔のデータがメモリ16に格
納されたならば、中央処理装置15は次に、各供試体毎に
各指定変位における負荷荷重の平均値を求め(手順P1
1)、同一生産単位の供試体の荷重−変位特性の平均的
な曲線をCRTディスプレイ装置17に表示する(手順P1
2)。
したがって、以上の手順により、あるロット内の各供
試体の荷重−変位特性は、ほぼ等しい変位に対応する荷
重データの複数組により求められるから、そのロット内
の荷重−変位特性の平均値が歪速度などの影響を受けず
に誤差なく正確に測定できる。また、荷重を取り込む変
位の間隔を適宜選ぶことができるので、任意の測定分解
能で測定が可能となる。このことは、メモリ16の容量に
応じた分解能を選べることを意味する。
以上の実施例の構成において、材料試験機本体が負荷
機構を、ロードセル11が荷重検出手段を、伸び計12が変
位検出手段を、中央処理装置15が第1および第2の判定
手段を構成するとともに、メモリ16が記憶手段を構成す
る。なお、スタート荷重がデータサンプル開始基準値に
対応する。
なお、第3図のフローチャートの平均荷重−変位特性
の演算は個々の供試体の荷重−変位特性を測定している
最中にリアルタイムで実施してもよいし、全ての供試体
の荷重−変位特性を測定し終わった段階で実施してもよ
い。また以上では、リアルタイムで所定の変位値を越え
たと判断したサンプリングデータを記憶する方式につい
て説明したが、予め全データを所定サンプリング間隔ご
とに読み込んで記憶し、試験終了後に所定の変位を越え
るサンプリングデートを選択抽出して荷重−変位の平均
値を求める方式でもよい。さらに、変位が予定の値を越
えた直後のサンプリング時刻にサンプリングされた変位
と荷重データを記憶するようにしたが、誤差のでない限
りにおいては直後でなくてもよい。さらにまた、所定の
変位を措定してそれに対応する荷重を求める場合につい
て説明したが、逆の場合でも良い。さらに以上では、基
準となるスタート変位S0から所定変位量xごとに所定変
位値を設定する方式を示したが、順次の変位値を予め指
定しておき、その変位を越えるごとに変位と荷重のデー
タを取り込むようにしても良い。
G.発明の効果 本発明は以上のように構成したから、同一生産単位に
おける供試体の変位や荷重の増加速度にばらつきがある
場合であっても、同一変位あるいは荷重における負荷荷
重あるいは変位の値を収集してその平均値を算出するこ
とができる。このため、正確な荷重−変位特性の平均値
を求めることができる。また、サンプリングしたデータ
が、データサンプリング開始基準値を越えた後にデータ
をサンプルするようにしたので、試験開始時のノイズが
平均値演算結果に含まれることがなく、これによっても
平均値が正確となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
荷重一変位特性のサンプリング動作を示すフローチャー
ト、第3図は荷重−変位特性の平均値を求める動作のフ
ローチャート、第4図は荷重−変位特性の平均値の算出
動作を説明するためのタイムチャート、第5図は本発明
に係る材料試験機の負荷機構を説明する正面図である。 11:ロードセル、12:伸び計 13,14:AD変換器、15:中央処理装置 16:メモリ、17:CRTディスプレイ装置 18:プリンタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供試体を負荷する負荷機構と、供試体に働
    く負荷荷重を検出する荷重検出手段と、負荷時の供試体
    の変位を検出する変位検出手段とを備え、所定の時間間
    隔でサンプリングされる両検出手段の検出データに基づ
    いて荷重−変位特性を求めるようにした材料試験機にお
    いて、荷重または変位の検出データが予め定めたデータ
    サンプル開始基準値を越えているか判定する第1の判定
    手段と、荷重または変位の検出データが予め定めた基準
    値に基づいて決定される複数の値を越えているか否かを
    判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段により
    検出データが前記データサンプリング開始基準値を越え
    ていると判定された後、検出データが前記それぞれの値
    を越えていると判定されると荷重および変位の検出デー
    タを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されてい
    る複数の供試体の検出データに基づいて、前記複数の供
    試体の同一荷重に対する変位または同一変位に対する荷
    重の平均値を演算する平均値演算手段とを備えたことを
    特徴とする材料試験機。
JP28410989A 1989-10-31 1989-10-31 材料試験機 Expired - Lifetime JP2822502B2 (ja)

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