JP2822399B2 - 対数関数演算装置 - Google Patents

対数関数演算装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は計算機における対数関数演算装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
対数関数は,科学技術計算を取り扱う計算機にとっ
て,是非とも備えなければならない機能の一つである。
この関数を演算する方式としてはテイラー級数展開 loge(1+y)=y−y2/2+y3/3−…+yn/n …(1) や,連分数展開や,チェビシェフ級数展開などによる有
理関数近似によって求める方式がある。しかし,いずれ
の方式も,多くの乗算あるいは除算を必要とするため,
演算時間が長くなり,しかも演算精度も満足すべきもの
が得られないという欠点があった。
また,マイクロプログラム制御の計算機に適した対数
関数演算方式としてSTL(Sequential Table Look up)
がある(一松信著:初等関数の数値計算,教育出版)。
STLは,加算,減算及び右シフトによって演算できるた
め,高速な乗算器を持たない計算機では有効である。
ここでSTLの演算の原理及び算法について一般的な説
明をする。
はじめに2進法でn桁の精度で対数関数loge(1+
y)を求めるためのSTLの演算原理を以下に示す。入力
数yは定数γと数列{ak}を用いると,以下のように
表わせる。
これより, loge(1+y)=a0×γ+a1×γ+…an-1×γ
n−1+ε (4) ただし, γ=loge(1+2-k) (5) となる。
このとき,yから{ak}を求めることを疑似除算,
{ak}からloge(1+y)を求めることを疑似乗算とい
う。
次にSTL法によりloge(1+y/x)を求める場合につい
て説明する。
〔1〕y0=y(1/2≦y<1),x0=1,z0=0を初期値
とする。
〔2〕k=0,1,2,…,n−1に対して,〔3〕のループを
反復する。
〔3〕w=yk−xk (6) w≧0ならば ak=+1 (7) yk+1=W (8) xk+1=xk+xk×2-k (9) zk+1=zk+γ (10) W<0ならば ak=0 (11) yk+1=yk (12) xk+1=xk (13) zk+1=zk (14) ただし,γは(5)式を満たす定数である。
〔4〕loge(1+y)=zkが得られる。
従来例 第2図は従来のSTLの算法による対数関数演算装置
で,第3図のフローチャートに示す手順で行われる。
第2図において,207,208,209は3種の2進数の変数
xk,yk,zkを格納するレジスタ,203は値を任意桁だけ右
シフトできるバレル・シフタ,202は(5)式の定数γ
を発生するn語のROM,204は入力Aの内容と入力Bの内
容を加算または減算する加減算器である。206はSTLのル
ープ回数を制御するカウンタで,201はバレル・シフタ20
3のシフト桁数の指定と,ROM202の定数番号kの指定を行
なうカウンタである。
次に,第2図の動作を第3図のSTLの算法に基づいて
説明する。
〔1〕レジスタ207,208,209にx0,y0,z0(301,302,30
3)を,カウンタ201,206に0,n(305,304)を初期値とし
て与える。
〔2〕カウンタ206の値がnから1までのnステップの
間,次のステップ〔3〕を繰り返す。
〔3〕レジスタ208には(8),(12)式の変数ykが,
レジスタ207には(9),(13)式の変数xkが,レジス
タ209には(10),(14)式のzkが,レジスタ205には
(6)式の変数wが,カウンタ201には変数kが,カウ
ンタ206には変数nが格納されている。
バレル・シフタ203はバスから出力される値を,カウ
ンタ201が示す数だけ右シフトすることにより,2-k倍す
る。
レジスタ208からyを入力Aに転送し,レジスタ207か
らxを入力Bに転送し,加減算器204で減算し,演算結
果をレジスタ205に転送する(306)。
もし,レジスタ205の符号桁の値が正のときは(30
7),以下の演算を行う。まず,前記演算結果であるレ
ジスタ205の内容をレジスタ208に転送する(309)。次
に,レジスタ207からxを入力Aに転送し,xをバレル・
シフタ203でカウンタ201が示す値だけ右シフトしたもの
を入力Bに転送し,加減算器204で加算し,演算結果を
レジスタ207に転送する(308)。次に,レジスタ209か
らzを入力Aに転送し,カウンタ201が示すROM202の値
を入力Bに転送し,加減算器204で加算し,演算結果を
レジスタ209に転送する(310)。
もし,レジスタ205の符号桁の値が負のときは(30
7),何もしない(311,312,313)。
〔4〕上記ステップをn回実行した後(316),レジス
タ209の内容はxn=loge(1+y/x)となる(317)。
従来は,以上の手順をマイクロプログラムで行ってい
た。このとき,上記ステップ〔3〕の1回の処理にαク
ロックかかるとすると,全体の演算処理にはn×αクロ
ック要し,膨大な時間がかかっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の対数関数演算装置には以下の問題点が
ある。
問題点1:演算結果の精度が良くない。
(5)式のγはkが増大するに従って小さくなるた
め,γの有効数字が減少し,LSB付近に丸め誤差が蓄積
される。
また,式(8),(9),(10),(12),(13),
(14)は固定小数点数での算法であるため,x,loge(1
+x)が浮動小数点数の場合,xを固定小数点数に変換し
てからloge(1+x)を求め,浮動小数点数に変換しな
ければならない。このとき,xが小さい数である場合,固
定小数点数への変換過程で有効数字が大幅に減少してし
まう。
問題点2:実行時間が長い。
STLの処理(式(6),(8),(9),(10),(1
2),(13),(14))をすべてマイクロプログラムで
行っていたため,STL1回の処理にαクロックかかるとす
ると,全体ではn×αクロック要し,膨大な時間がかか
ってしまう。
本発明は従来のもののこのような課題を解決しようと
するもので,精度の良い演算を短時間で行うことのでき
る対数関数演算装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、2つの2進浮動小数点数xとyを入力し
て、x=2−i×X(1≦X<2,iは整数)、y=2−
j×Y(1≦Y<2,jは整数)となる指数部の補数i=
j−1を演算する対数部演算器(103)と、 (A)xとyの仮数部を各々記憶する第1と第2のレ
ジスタ(110,115)と、前記第2のレジスタに記憶する
仮数から前記第1のレジスタに記憶する仮数を減算する
第2の加減算器(113)と、前記減算結果を前記第2の
レジスタに書き込み、前記第2のレジスタの符号桁の反
転値を入力するFILO記憶手段(116)と、前記第1のレ
ジスタに記憶する仮数を前記対数演算器を示す値だけシ
フトするシフト手段(105)と、前記第2のレジスタの
符号桁が正ならば第1のレジスタの内容と前記シフト結
果の内容を加算する第1の加減算器(108)と、前記第
1の加減算器の演算結果を第1のレジスタに書き込み、
前記第2の符号桁が負ならば第2のレジスタに記憶する
Ykの値を2倍して第2のレジスタに書き込み、(B) 前記対数部演算器から出力値kをiから1ずつm−1
までインクリメントしながら、前記(A)から(B)ま
でを反復し、前記第2のレジスタに記憶した値Ymを第1
のレジスタに記憶した値Xmで除算する除算器(117)
と、前記除算結果を疑似乗算の初期値Ymとして第1のレ
ジスタに書き込み、 (C)第1のレジスタに記憶した値Ykの値をaとし、
前記対数部演算器が示す定数発生器(104)の値をbと
し、FILO記憶手段からポップされた値が正ならば、aと
bとを第1の加減算器で加算し、該加算結果を1/2倍し
て第1のレジスタに書き込み、前記ポップされた値が負
ならば、aを1/2倍して第1のレジスタに書き込み、
(D) 前記対数部演算器103の出力値kをk=mからj+1
まで1ずつデクリメントしながら前記(C)から(D)
までを反復し、第1のレジスタにlog(1+y/x)を得る
ことを特徴とする対数関数演算装置が得られる。
すなわち従来の対数関数演算装置は,1個のバレル・シ
フタと1個の加減算器を用いて,STLのループの処理をマ
イクロプログラムで求めるのに対し,本発明は1個のバ
レル・シフタと2個の加減算器とFILO方式のスタックと
除算器を用いて,疑似除算と疑似乗算を区別して行うこ
とにより,従来例より高速で,かつ従来例より高い精度
で,loge(1+y/x)を求めるものである。
〔本発明の演算の原理と算法〕
はじめに数式を用いて,本発明の対数関数の演算原理
を説明する。
本発明の演算原理はSTLと同様であり,本発明の算法
はSTL算法の変形と言える。
STLでは疑似除算と疑似乗算を同時に実行している
が,本発明ではまず疑似除算を行い,その後,疑似乗算
を行う。
STLでは(2)式のεを無視し,Y0=1を初期値とし
て疑似乗算を行っていたため,2進n桁の精度を得るには
nステップの演算が必要である。ここで,(2)式でε
<22であるため,2進数で2n桁の精度で求めるならば
(1)式よりloge(1+ε)≒εと近似できることを利
用し,これを初期値として疑似乗算を行う。
そのため,疑似除算,疑似乗算合わせてのステップ数
はSTL同様で約nステップ必要である。
本発明では,精度良く使用するために,疑似除算で1
ステップごとにXkを1桁下位の桁にずらしながら演算す
る。また,疑似乗算は疑似除算とは逆の順序で,Ykを1
桁上位の桁にずらしながら行う。
また,疑似乗算では,疑似除算の剰余Ymと, を利用し,初期値をYm=Ym/Xmとし,k=mからk=i+
1まで反復される。
Yk-1=Yk+ak (15) このように,xとyが浮動小数点数でありy/x≪1のと
きは,loge(1+y/x)≒y/xであるため,疑似除算のス
テップを途中から始め,疑似乗算のステップを途中で終
わらせる。その結果,桁合わせによる有効数字の大幅減
少を防ぎ,また性能も向上できる。
算法 次に演算の算法について説明する演算結果の精度を2
進数でn(=2m)桁とする。
〔1〕loge(1+y/x)を求めるに当り,xとy(0≦y
<x+∞)を入力する。
〔2〕x=2-i×X(1≦X<2,iは整),Y=2-j×Y
(1≦Y<2,jは整数)としてi,j,X,Yを決定し,xi=X,
yj=Y,i=j−iを初期値とする。
〔3〕k=i,i+1,i+2,…,m−1に対して,〔4〕を反
復する(疑似除算を行う)。
〔4〕W=2Yk−Xk (16) w≧0ならばak=+1 (17) Yk+1=Xk+2-k×Xk (18) 2Yk+1=2W (19) W<0ならばak=0 (20) Xk+1=Xk (21) 2Yk+1=4×Yk (22) 〔5〕Ym=Ym/Xmを疑似乗算の初期値とする。 (23) 〔6〕k=m,m−1,m−2,…,i+1に対して,〔7〕を反
復する(疑似乗算を行う)。
〔7〕ak=+1ならば,Yk+1=(Yk+Γ)/2 (24) ak=0ならば,Yk+1=Yk/2 (25) 〔8〕loge(1+y/x)=Yiが得られる。
〔実施例〕
次に,本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に従って対数関数loge(1+y/x)を
演算する演算装置の第1の実施例の構成図である。
第1図において,110,115は2種の変数x,yを格納する
レジスタ,108は式(16),(18),(21),(23)で加
算または転送を行う加減算器,105はレジスタ110の内容
を任意の桁数だけ右シフトできるパレル・シフタ,109は
加減算器108の出力を1/2倍してレジスタ110に出力する
シフタ,114は加減算器113の出力を2倍してレジスタ115
に出力するシフタである。104は(33)式の定数Γ
格納するm語の定数発生器,103はバレル・シフタ105の
シフト数およびROM104のアドレスを制御し,対数部の演
算を行う対数部演算器,116は数例{ak}を蓄積でき,か
つ加減算器108で行う演算が加算か転送かを制御する
か,または,加減算器113で行う演算が加算か転送か減
算かを制御するためのFILO方式のスタックである。101
は入出力データおよび演算の中間結果を転送するための
バス,102はレジスタ110の値を転送するためのバスであ
る。
次に,第1図の動作を説明する。
〔1〕2進浮動小数点数で表現されたx,y(0≦y<x
<+∞)の値をバス101から入力し、x=2-i×X(1≦
X<2,iは整数),y=2-j×Y(1≦Y<2,jは整数)と
なるような指数部の補数i=j−iを対数部演算器103
で求める。
〔2〕xの仮数部Xをレジスタ110に,yの仮数部Yをレ
ジスタ115に入力する。
〔3〕対数部演算器103からの出力値kをi,i+1,i+2,
…,m−1とインクリメントしながら,〔4〕を反復す
る。
〔4〕まず,レジスタ110のXkの値をバス102を介してレ
ジスタ111の入力XCに転送し,レジスタ115のYkの値をバ
ス101を介してレジスタ112の入力Dに転送する。加減算
器113は入力Dから入力Cを減算し,レジスタ115に書き
込む。
次に,レジスタ115の符号桁の反転値をスタック116に
入力(プッシュ)する。
次に,レジスタ110の内容をバス102を介してレジスタ
106に転送する。また,レジスタ110の内容をバス101を
介してバレル・シフタ105に転送し,対数部演算器103の
示す値だけシフトしたものをレジスタ107に転送する。
もし,レジスタ115の符号桁が正ならば,レジスタ106
の内容とレジスタ107の内容を加算し,レジスタ110に転
送する。
もし,レジスタ115の符号桁が負ならば,レジスタ112
の内容と0を加算したものをシフタ114で2倍にしてレ
ジスタ115に転送する。
〔5〕レジスタ115のYmをレジスタ110のXmで,除算器11
7を使って除算した値(Ym=Ym/Xm)を疑似乗算の初期
値Ymとして,レジスタ110に転送する。そして,対数部
演算器103の出力値kをk=m,m−1,m−2,…,i+1とデ
クリメントしながら,〔6〕を反復する。
〔6〕レジスタ110のYkの値をバス101を介してレジスタ
106の入力Aに転送し,同時に,対数部演算器103が示す
定数発生器104の内容をレジスタ107の入力Bに転送す
る。
スタック116からポップされた値が正ならば,加減算
器108は入力Aと入力Bを加算し,シフタ109で1/2倍し
てからレジスタ110に書き込む。
スタック116からポップされた値が負ならば,加減算
器108は入力Aと0を加算し,シフタ109で1/2倍してか
らレジスタ110に書き込む。
〔7〕レジスタ110にloge(1+y/x)の仮数部が得られ
る。
このように,ステップ〔4〕と〔6〕の演算は1クロ
ックで処理でき,全体の処理時間は2(m−i)≦nク
ロック要する。
以上述べたように本実施例では,バレル・シフタ1個
と加減算器2個とスタックと除算器を用いて,高速かつ
高精度にloge(1+y/x)を演算できる。
上述した第1の実施例では浮動小数点を扱うが,同一
のハードウェアで固定小数点数も扱える。変数iをi=
0に固定すればよい。
算法は,次のように変形できる。
〔1〕Xi=x,Yi=y(0≦y<x<+∞)を初期値とす
る。(Xi,Yiを固定小数点数にする) 〔2〕変数iをi=0とする。
〔3〜6〕(浮動小数点の算法と同様) 〔7〕loge(1+y/x)が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように,本発明による対数関数演算装置
は1個のパラレル・シフタと,2個の加減算器と,FILO方
式のスタックと,除算器を用いて,疑似除算と疑似乗算
を区別して行うことにより,次の2つの効果を有する。
〔効果1〕演算結果の精度が良い。すなわち,本発明の
算法は,常に有効数字が最大になるように桁合わせを行
いながら演算するために,演算精度が良く,また,x,y,l
oge(1+y/x)が浮動小数点数の場合,y/xが小さい数で
あっても,有効数字が減少しない。
〔効果2〕演算時間を短縮できる。すなわち,本発明の
演算装置はSTLの処理をハードウェアで実現している。
このため,マイクロプログラムで制御するのに比べ,1/
(STLの1回のループにかかった時間)の時間で演算が
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図,第2図は従来のも
のの一例の構成図,第3図は第2図に示すもののフロー
チャートである。 記号の説明:103……対数部演算器,104……定数発生器,1
05……バレル・シフタ,106,107,110,111,112,115……レ
ジスタ,109,114……シフタ,116……スタック,117……除
算器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの2進浮動小数点数xとyを入力し
    て、x=2−i×X(1≦X<2,iは整数)、y=2−
    j×Y(1≦Y<2,jは整数)となる指数部の補数i=
    j−1を演算する対数部演算器と、 (A)xとyの仮数部を各々記憶する第1と第2のレジ
    スタと、前記第2のレジスタに記憶する仮数から前記第
    1のレジスタに記憶する仮数を減算する第2の加減算器
    と、前記減算結果を前記第2のレジスタに書き込み、前
    記第2のレジスタの符号桁の反転値を入力するFILO記憶
    手段と、前記第1のレジスタに記憶する仮数を前記対数
    演算器の示す値だけシフトするシフト手段と、前記第2
    のレジスタの符号桁が正ならば第1のレジスタの内容と
    前記シフト結果の内容を加算する第1の加減算器と、前
    記第1の加減算器の演算結果を第1のレジスタに書き込
    み、前記第2の符号桁が負ならば第2のレジスタに記憶
    するYkの値を2倍して第2のレジスタに書き込み、
    (B) 前記対数部演算器から出力値kをiから1ずつm−1ま
    でインクリメントしながら、前記(A)から(B)まで
    を反復し、前記第2のレジスタに記憶した値Ymを第1の
    レジスタに記憶した値Xmで除算する除算器と、前記除算
    結果を疑似乗算の初期値Ymとして第1のレジスタに書き
    込み、 (C)第1のレジスタに記憶した値Ykの値をaとし、前
    記対数部演算器が示す定数発生器の値をbとし、FILO記
    憶手段からポップされた値が正ならば、aとbとを第1
    の加減算器で加算し、該加算結果を1/2倍して第1のレ
    ジスタに書き込み、前記ポップされた値が負ならば、a
    を1/2倍して第1のレジスタに書き込み、(D) 前記対数部演算器103の出力値kをk=mからj+1ま
    で1ずつでデクリメントしながら前記(C)から(D)
    までを反復し、第1のレジスタにlog(1+y/x)を得る
    ことを特徴とする対数関数演算装置。
JP63271013A 1988-10-28 1988-10-28 対数関数演算装置 Expired - Fee Related JP2822399B2 (ja)

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