JP2822310B2 - 書棚付き机ユニット - Google Patents

書棚付き机ユニット

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JP2822310B2
JP2822310B2 JP7005718A JP571895A JP2822310B2 JP 2822310 B2 JP2822310 B2 JP 2822310B2 JP 7005718 A JP7005718 A JP 7005718A JP 571895 A JP571895 A JP 571895A JP 2822310 B2 JP2822310 B2 JP 2822310B2
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和明 北村
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Okamura Corp
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天板の一端部を書棚に
より支持し、他端部を袖キャビネットにより支持した書
棚付き机ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の書棚付き机は、天板の一端部を
書棚の棚で支持しての使用状態が想定されており、これ
を、机と書棚との機能を分離して、それぞれを独立して
使用するためには、天板の一端部の書棚による支持に代
わる脚部材が必要である。従来は、この脚部材として、
書棚の棚板を流用することが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、書棚の
棚板を脚部材として流用すると、独立して使用するこの
書棚の棚数が減ってしまい、不都合である。そのため、
例えば実開昭 63-42249 号公報に記載の机書棚組合せユ
ニットのように、脚部材を別に用意しておき、書棚付き
机の時はその脚部材を背面側に回動させておくようにし
たものも提案されているが、このものでは、天板の後部
下に固着した幕板に枢着することにより、脚部材を回動
させており、脚部材は、天板の両端部に配されているの
で、一方の脚部材は必ず袖キャビネットの側板と重複
し、全体として材料が多く必要となり無駄である。その
上、書棚付き机としての使用の際には、一方の脚部材が
幕板と重合して、不体裁なものとなってしまう。
【0004】本発明の目的は、従来の書棚付き机の欠点
を解消し、無駄のない材料で書棚付き机を構成し、この
時及び机と書棚との分離使用時の双方の使用態様におい
て、ともに体裁の良好な書棚付き机ユニットを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 天板の一端部を書棚の棚板により支持するととも
に、他端部を袖キャビネットの上面により支持すること
により、前記書棚と前記袖キャビネットとの間に机の足
入れ部を形成してなる書棚付き机ユニットにおいて、前
記袖キャビネットの奥行き寸法とほぼ同寸法で前後方向
を向く第1の脚板の後端部に前記袖キャビネットの幅寸
法とほぼ同寸法で左右方向を向く第2の脚板を突設して
なる平面視L字形の脚体と、この脚体を、書棚付き机と
して使用する時には、前記袖キャビネットにおける足入
れ部側の側面から後面を覆うように添設させる固定手段
と、前記書棚と机とを分離して使用する時には、前記脚
体を前記天板の一端部に移設させる固定手段とを備える
こと。
【0006】(2) 上記(1)項において、脚体を構成す
る第2の脚板が、第1の脚板における後端部の左右いず
れにも選択的に突設する固定手段を有するとともに、袖
キャビネットを天板に前後逆方向に固定可能とする固定
手段を有する。
【0007】(3) 上記(2)項において、脚体を天板の
一端部に移設する際、この脚体の第2の脚板を、天板の
前部または後部に選択的に固定する固定手段を有する。
【0008】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、脚体の第1の脚板の前縁部を、化粧前縁部とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、独立の机として使用する際に
は、書棚の棚板を流用することなく、脚体を天板の一端
部に取り付ける。また、書棚付き机として使用する際に
は、この脚体を袖キャビネットの陰に移設し、天板の一
端部は書棚の棚板に固定する。
【0010】
【実施例】図1に展開して示す本発明の書棚付き机ユニ
ットの実施例は、書棚(1)と、袖キャビネット(2)と、
天板(3)と、脚体(4)とからなる。これらを組み合わせ
て完成したのが、図2に斜視図で示す書棚付き机(A)で
ある。また書棚(1)とは独立した机として組み立てたの
が、図3に示す机(B)である。
【0011】書棚(1)の棚板(5)には、2つの貫通孔(6
a)が穿設され、天板(3)の一方の端部下面には、これら
貫通孔(6a)に対応する位置に、2個のナット(6b)が埋設
されている。貫通孔(6a)の下方から挿入したボルト(図
示してない)をナット(6b)に螺合して、天板(3)を書棚
(1)に固定する。
【0012】この書棚(1)の棚板(5)の高さと同じ高さ
の袖キャビネット(2)の上面板(7)には、4カ所の貫通
孔(8a)が穿設され、天板(3)の他方の端部下面には、こ
れら貫通孔(8a)に対応する位置に、4つのナット(8b)が
埋設されている。貫通孔(8a)の下方から挿入したボルト
(図示してない)をナット(8b)に螺合させて、袖キャビ
ネット(2)を天板(3)に固定する。すなわち、これらの
部材が固定手段を構成している。
【0013】前記貫通孔(8a)とナット(8b)の設置位置
は、天板(3)に対して袖キャビネット(2)を、図示して
ないボルトによる取付が、前後方向を逆にしても同じ位
置にとなるように、対称位置としてある。
【0014】脚体(4)は、袖キャビネット(2)と同じ高
さの第1の脚板(9)と第2の脚板(10)とからなってい
る。
【0015】第1の脚板(9)は、袖キャビネット(2)の
奥行き寸法とほぼ同寸法の前後方向の長さを有し、前縁
部には化粧縁部(11)を設けてあり、後端部には、袖キャ
ビネット(2)の幅寸法とほぼ同寸法の長さの第2の脚板
(10)を直角方向に取り付けて、平面視L字形の脚体(4)
が形成されている。
【0016】この取付は、図4に示すように、第1の脚
板(9)の後端部に貫通孔(12a)を穿設し、これに対応す
る第2の脚板(10)の側端面にナット(12b)を埋設し、ボ
ルト(12c)により連結することによりなされる。すなわ
ち、これらの部材が固定手段を構成している。図1に示
すように、第2の脚板(10)は、第1の脚板(9)に対して
どちらの側にも突設して組み付けることができる。
【0017】第1の脚板(9)と第2の脚板(10)には、そ
れぞれ、内側面の上端付近に2カ所の円形のくぼみ(15)
(16)が形成されており、これらの円形のくぼみに連通す
るように、上端面に垂直孔(13a)(14a)が形成されてい
る。
【0018】垂直孔(13a)に対応して、天板(3)には、
前述の一方の端部に前述のふたつのナット(6b)が埋設さ
れている。また、天板(3)の他方の端部に近い、袖キャ
ビネット(2)の内側面に沿う位置にも、脚体(4)の垂直
孔(13a)に対応する2つのナット(13b)が埋設されてい
る。従って、ナット(6b)に螺合するボルト(図示してな
い)を、円形のくぼみ(15)内から垂直孔(13b)に入れた
回転締め金具(図示してない)により回転させることに
より、脚体(4)を、天板(3)の一端部に固定することが
できる。すなわち、これらの部材により固定手段が構成
されている。
【0019】この際、第2の脚板(10)の内側面の上端付
近に設けたくぼみ(16)に連通する垂直孔(14a)と、これ
に対応する天板(3)に埋設したナット(14b)とを、図示
しないボルトにより連結することにより、脚体(4)と天
板(3)との連結を一層強固なものとすることができる。
すなわち、これらの部材により、固定手段が構成されて
いる。
【0020】天板(3)のナット(14b)は、天板(3)の前
縁部及び後縁部の両方に設け、右勝手、左勝手いずれに
もできるようにしてある。このようにして、袖キャビネ
ット及び脚体を組み替えることで、図3に示す独立の机
(B)を完成するか(図5(a)参照)、袖キャビネット
(2)が左で、脚体(4)が右の逆勝手の独立の机が出来上
るか(図5(b)参照)、自由に選択できる。
【0021】書棚付き机(A)とする時には、棚板(5)の
貫通孔(6a)を天板(3)の一方の端部のナット(6b)に整合
させ、図示しないボルトを貫通孔(6a)の下方から挿入し
てナット(6b)に螺着させる。脚体(4)は、その脚板(9)
の上端の垂直孔(13a)を、天板(3)の、袖キャビネット
内側面に沿うナット(13b)に整合させ、円形のくぼみ(1
6)からナットに螺着させる。このようにすれば、図3に
示すように脚体(4)の化粧縁部(11)が前面に露出するだ
けとなる。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述の構成であるので、書棚と
机とを合体した書棚付き机としての使用の際には、平面
視L字形の脚体が、袖キャビネットの内側の側面から後
面にかけて、ぴったりと違和感なく収まる。書棚と机と
を分離して使用する際には、脚体をそのまま天板の他端
部側に移設することにより、この脚体と袖キャビネット
とによって、天板の両端を支持する独立の机とすること
ができる。
【0023】また、机の背面においても、同幅に設定さ
れた脚体の第2の脚板と袖キャビネットの後面板が左右
対称に配されることになるから、机の背面部の体裁も良
好であり、さらに脚体の第2の脚板は、天板の脚体側に
おける撓みも防止できる。その上、脚体を回転移設して
第1の脚板の第2の脚板との配置関係を逆にする必要も
なく、従って、脚体の上下に天板との連結部を設けた
り、第1の脚板と第2の脚板の双方を同一形態としなく
てもよい。
【0024】請求項2記載の発明のように、脚体を構成
する第2の脚板が、第1の脚板における後端部の左右い
ずれにも選択的に突設する固定手段を有するとともに、
袖キャビネットを天板に前後逆方向に固定可能とする固
定手段とを有していると、机を右勝手左勝手いずれにも
設定することができる。
【0025】請求項3記載の発明のように、脚体を天板
の一端部に移設する際、この脚体の第2の脚板を天板の
前部または後部に選択的に固定する固定手段を有してい
ると、独立の机とする場合いずれの勝手においても、脚
体を一層強固に天板に連結し堅牢な机を形成することが
できる。
【0026】請求項4記載の発明のように、脚体の第1
の脚板の前縁部を化粧前縁部とすると、独立の机として
の使用時はもちろん、書棚付き机としての使用時にもこ
の化粧前縁部が正面部に並ぶので、体裁が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の書棚付き机ユニットの一実施例の展開
斜視図である。
【図2】書棚付き机として組み付けた状態の斜視図であ
る。
【図3】書棚と分離した独立の机の斜視図である。
【図4】脚体の展開斜視図である。
【図5】天板を除いた状態で独立の机を示す平面図であ
り、(a)は右袖勝手、(b)は左袖勝手の場合を示す。
【符号の説明】
(1)書棚 (2)袖キャビネット (3)天板 (4)脚体 (5)棚板 (6a)貫通孔 (6b)ナット (7)上面板 (8a)貫通孔 (8b)ナット (9)第1の脚板 (10)第2の脚板 (11)化粧縁部 (12a)貫通孔 (12b)ナット (12c)ボルト (13a)垂直孔 (13b)ナット (14a)垂直孔 (14b)ナット (15)くぼみ (16)くぼみ (17)足入れ部 (A)書棚付き机 (B)独立の机

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の一端部を書棚の棚板により支持す
    るとともに、他端部を袖キャビネットの上面により支持
    することにより、前記書棚と前記袖キャビネットとの間
    に机の足入れ部を形成してなる書棚付き机ユニットにお
    いて、 前記袖キャビネットの奥行き寸法とほぼ同寸法で前後方
    向を向く第1の脚板の後端部に、前記袖キャビネットの
    幅寸法とほぼ同寸法で左右方向を向く第2の脚板を突設
    してなる平面視L字形の脚体と、この脚体を、書棚付き
    机として使用する時には、前記袖キャビネットにおける
    足入れ部側の側面から後面を覆うように添設させる固定
    手段と、前記書棚と机とを分離して使用する時には、前
    記脚体を前記天板の一端部に移設させる固定手段とを備
    えることを特徴とする書棚付き机ユニット。
  2. 【請求項2】 脚体を構成する第2の脚板が、第1の脚
    板における後端部の左右いずれにも選択的に突設する固
    定手段を有するとともに、袖キャビネットを天板に前後
    逆方向に固定可能とする固定手段を有することを特徴と
    する請求項1記載の書棚付き机ユニット。
  3. 【請求項3】 脚体を天板の一端部に移設する際、この
    脚体の第2の脚板を、天板の前部または後部に選択的に
    固定する固定手段を有することを特徴とする請求項2記
    載の書棚付き机ユニット。
  4. 【請求項4】 脚体の第1の脚板の前縁部を、化粧前縁
    部としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載の書棚付き机ユニット。
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