JP2820899B2 - 電力増幅装置及びこれを具えるマルチウェイスピーカ装置 - Google Patents
電力増幅装置及びこれを具えるマルチウェイスピーカ装置Info
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- JP2820899B2 JP2820899B2 JP6306431A JP30643194A JP2820899B2 JP 2820899 B2 JP2820899 B2 JP 2820899B2 JP 6306431 A JP6306431 A JP 6306431A JP 30643194 A JP30643194 A JP 30643194A JP 2820899 B2 JP2820899 B2 JP 2820899B2
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- Japan
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- amplifier
- output terminal
- current
- voltage
- voltage amplifier
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-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/68—Combinations of amplifiers, e.g. multi-channel amplifiers for stereophonics
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、改良型電力増幅
器、特に多出力電力増幅器及びこのような電力増幅器を
具えているマルチウェイスピーカ装置に関するものであ
る。
器、特に多出力電力増幅器及びこのような電力増幅器を
具えているマルチウェイスピーカ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】代表的な電力増幅器を図1に示してあ
る。この増幅器は二つの増幅段からなり、電圧増幅器5
0に電流増幅器53が後続され、電流増幅器53の入力
端子が、電圧増幅器50の出力端子に接続されている。
通常は帰還抵抗52を、電圧増幅器50の入力端子と電
流増幅器53の出力端子との間に接続して増幅器の周波
数応答の非線形性及び/又は変動によって生ずる歪みを
低減させている。
る。この増幅器は二つの増幅段からなり、電圧増幅器5
0に電流増幅器53が後続され、電流増幅器53の入力
端子が、電圧増幅器50の出力端子に接続されている。
通常は帰還抵抗52を、電圧増幅器50の入力端子と電
流増幅器53の出力端子との間に接続して増幅器の周波
数応答の非線形性及び/又は変動によって生ずる歪みを
低減させている。
【0003】このタイプの電力増幅器は、マルチウェイ
オーディオスピーカ装置を駆動するのにしばしば用いら
れている。上述したタイプの電力増幅器を用いる二つの
代表的な2ウェイスピーカの構成を図2及び3に示す。
図2及び3の2ウェイスピーカは、(1個又は2個の増
幅器を具えている)増幅部と、増幅信号の高周波成分を
濾波するとともに低周波成分を出力するウーハ25と、
増幅信号の低周波成分を濾波するとともに高周波成分を
出力するツィータ30とから構成されている。「高」周
波及び「低」周波は、ウーハ及びツィータフィルタの構
成部分の値を適切に選定することにより選択することが
できる。
オーディオスピーカ装置を駆動するのにしばしば用いら
れている。上述したタイプの電力増幅器を用いる二つの
代表的な2ウェイスピーカの構成を図2及び3に示す。
図2及び3の2ウェイスピーカは、(1個又は2個の増
幅器を具えている)増幅部と、増幅信号の高周波成分を
濾波するとともに低周波成分を出力するウーハ25と、
増幅信号の低周波成分を濾波するとともに高周波成分を
出力するツィータ30とから構成されている。「高」周
波及び「低」周波は、ウーハ及びツィータフィルタの構
成部分の値を適切に選定することにより選択することが
できる。
【0004】図2は「バイケーブル(bi-cable)」増幅回
路を示し、この回路では、信号が単一の電力増幅器15
の入力端子に供給され、増幅信号が増幅出力端子28に
て二つのケーブル35,36へと分割される。その後、
増幅信号はウーハ25及びツィータ30へと供給され
る。図3は「バイアンプ(bi-amp)」増幅回路を示し、こ
の回路では、信号が二つの増幅器17,20の入力端子
に供給される。一方の増幅器17の出力端子は、ケーブ
ル35を介してウーハ25に接続され、他方の増幅器2
0の出力端子をケーブル36を介してツィータ30に接
続されている。図2及び3に示した二つの従来回路の各
々には重大な欠点がある。
路を示し、この回路では、信号が単一の電力増幅器15
の入力端子に供給され、増幅信号が増幅出力端子28に
て二つのケーブル35,36へと分割される。その後、
増幅信号はウーハ25及びツィータ30へと供給され
る。図3は「バイアンプ(bi-amp)」増幅回路を示し、こ
の回路では、信号が二つの増幅器17,20の入力端子
に供給される。一方の増幅器17の出力端子は、ケーブ
ル35を介してウーハ25に接続され、他方の増幅器2
0の出力端子をケーブル36を介してツィータ30に接
続されている。図2及び3に示した二つの従来回路の各
々には重大な欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2では、単一の増幅
器15に1個以上のスピーカ構成部品(すなわちウーハ
25及びツィータ30)が接続されているため、出力負
荷(この場合にはスピーカ構成部品)の種々のリアクタ
ンスの相互作用によって生ずる不所望で予期しない歪み
が生ずることがしばしばある。このような問題は図3に
示す構成によりなくすことができる。この回路では、複
数の電力増幅器を用いてスピーカ構成部品間を分離する
ようにしている。しかしながら、各スピーカ構成部品に
対して個別の電力増幅器を用いて上述したようなスピー
カ構成部品を高度に分離させることができるも、「同様
な」電気構成部品における固有の相違により、別個の信
号が各スピーカ構成部品に供給されることがしばしばあ
る。このようなことは、高性能のオーディオ装置には特
に不所望なことである。また、各スピーカ構成部品に対
して別個の増幅器を設けることによってスピーカ装置そ
のものが高価なものとなる。
器15に1個以上のスピーカ構成部品(すなわちウーハ
25及びツィータ30)が接続されているため、出力負
荷(この場合にはスピーカ構成部品)の種々のリアクタ
ンスの相互作用によって生ずる不所望で予期しない歪み
が生ずることがしばしばある。このような問題は図3に
示す構成によりなくすことができる。この回路では、複
数の電力増幅器を用いてスピーカ構成部品間を分離する
ようにしている。しかしながら、各スピーカ構成部品に
対して個別の電力増幅器を用いて上述したようなスピー
カ構成部品を高度に分離させることができるも、「同様
な」電気構成部品における固有の相違により、別個の信
号が各スピーカ構成部品に供給されることがしばしばあ
る。このようなことは、高性能のオーディオ装置には特
に不所望なことである。また、各スピーカ構成部品に対
して別個の増幅器を設けることによってスピーカ装置そ
のものが高価なものとなる。
【0006】したがって、出力同士を十分に分離して出
力信号を相対的に均一に維持する多出力増幅器が要求さ
れている。
力信号を相対的に均一に維持する多出力増幅器が要求さ
れている。
【0007】
【課題を解決するための手段】多出力増幅装置を2段に
分ける。単一の電圧増幅器を入力増幅段として使用し、
かつ、複数の電流増幅器を第2増幅段として使用する。
電流増幅器の入力端子は電圧増幅器の出力端子との共通
接続部を共有する。帰還回路を、電流増幅器の出力端子
と電圧増幅器の入力端子との間に接続する。この増幅装
置はマルチウェイオーディオスピーカを駆動させるのに
特に好適である。その理由は、この増幅装置によれば、
通常予期されるもの以上の信号間の均一性を維持して複
数の電力増幅器を有利に分離させることができるからで
ある。
分ける。単一の電圧増幅器を入力増幅段として使用し、
かつ、複数の電流増幅器を第2増幅段として使用する。
電流増幅器の入力端子は電圧増幅器の出力端子との共通
接続部を共有する。帰還回路を、電流増幅器の出力端子
と電圧増幅器の入力端子との間に接続する。この増幅装
置はマルチウェイオーディオスピーカを駆動させるのに
特に好適である。その理由は、この増幅装置によれば、
通常予期されるもの以上の信号間の均一性を維持して複
数の電力増幅器を有利に分離させることができるからで
ある。
【0008】本発明の好適例における帰還回路は、1個
以上の電流増幅器の出力端子と電圧増幅器の入力端子と
の間に接続されるトランジスタを具えており、これによ
り電流増幅器の出力端子間の分離を強めることができ
る。
以上の電流増幅器の出力端子と電圧増幅器の入力端子と
の間に接続されるトランジスタを具えており、これによ
り電流増幅器の出力端子間の分離を強めることができ
る。
【0009】本発明の他の好適例では、電圧増幅器が、
差動電圧増幅段と、この差動電圧増幅段の出力端子に接
続された能動負荷増幅段とを具えており、電流増幅器を
駆動する必要がある場合には、能動負荷増幅段に後続す
るバッファ段も具えるようにする。
差動電圧増幅段と、この差動電圧増幅段の出力端子に接
続された能動負荷増幅段とを具えており、電流増幅器を
駆動する必要がある場合には、能動負荷増幅段に後続す
るバッファ段も具えるようにする。
【0010】
【実施例】図4は、本発明による基本増幅回路の概略図
を示す。動作に当たり、増幅しようとする信号は、電圧
増幅器60の入力端子55,57間に供給される。電圧
増幅器60の出力端子を三つの電流増幅器64,66,
68の入力端子に順次接続する。電流増幅器64,6
6,68の各出力端子は対応する帰還抵抗70,72,
74をそれぞれ有し、これらの帰還抵抗70,72,7
4を介して出力信号は電圧増幅器60の入力端子57に
帰還される。こうすることにより、互いに分離され、か
つ、互いにディスパリティが最小な三つの出力信号が出
力端子75,77,79に得られる。これらの特性は、
マルチウェイスピーカを駆動するときに各スピーカが理
想的には同一の増幅信号を受信する必要があるから特に
望ましい。
を示す。動作に当たり、増幅しようとする信号は、電圧
増幅器60の入力端子55,57間に供給される。電圧
増幅器60の出力端子を三つの電流増幅器64,66,
68の入力端子に順次接続する。電流増幅器64,6
6,68の各出力端子は対応する帰還抵抗70,72,
74をそれぞれ有し、これらの帰還抵抗70,72,7
4を介して出力信号は電圧増幅器60の入力端子57に
帰還される。こうすることにより、互いに分離され、か
つ、互いにディスパリティが最小な三つの出力信号が出
力端子75,77,79に得られる。これらの特性は、
マルチウェイスピーカを駆動するときに各スピーカが理
想的には同一の増幅信号を受信する必要があるから特に
望ましい。
【0011】図5は、図4の分離多出力電力増幅器の一
実施例の詳細な回路図である。本例の電圧増幅器60
は、二つの増幅段108,111と、バッファ段115
とを有している。第1増幅段108は、入力端子55及
び57を有する差動増幅構成のものである。第1増幅段
108の出力端子を、第2増幅段111すなわち能動負
荷増幅段に接続し、この第2増幅段に、バッファ段11
5すなわちプッシュプルエミッタホロワを後続させる。
バッファ段115はここでは、電圧増幅器に後続する複
数の電流増幅器を適切に駆動させるために設けられてい
る。しかしながら、二つの電流増幅段のみを用いる場合
又は電流増幅器を低電流増幅器とする場合には、バッフ
ァ段115を必要としなくてもよい。
実施例の詳細な回路図である。本例の電圧増幅器60
は、二つの増幅段108,111と、バッファ段115
とを有している。第1増幅段108は、入力端子55及
び57を有する差動増幅構成のものである。第1増幅段
108の出力端子を、第2増幅段111すなわち能動負
荷増幅段に接続し、この第2増幅段に、バッファ段11
5すなわちプッシュプルエミッタホロワを後続させる。
バッファ段115はここでは、電圧増幅器に後続する複
数の電流増幅器を適切に駆動させるために設けられてい
る。しかしながら、二つの電流増幅段のみを用いる場合
又は電流増幅器を低電流増幅器とする場合には、バッフ
ァ段115を必要としなくてもよい。
【0012】電圧増幅器60の出力端子を複数の電流増
幅器に接続する。本例では、三つの電流増幅器64,6
6,68があり、これらの増幅器は各々2段のプッシュ
プル電流増幅器である。帰還抵抗70,72,74を、
電流増幅器の出力端子75,77,79から電圧増幅器
の入力端子57にそれぞれ接続する。
幅器に接続する。本例では、三つの電流増幅器64,6
6,68があり、これらの増幅器は各々2段のプッシュ
プル電流増幅器である。帰還抵抗70,72,74を、
電流増幅器の出力端子75,77,79から電圧増幅器
の入力端子57にそれぞれ接続する。
【0013】本発明の第2実施例を図6に示す。本例
は、図5に示す電圧増幅器60と、この電圧増幅器60
の出力端子に接続された三つの電流増幅器64,66,
68とを具えている。さらに帰還回路118は、帰還抵
抗、並びに電流増幅器66及び64の出力端子と電圧増
幅器60の入力端子との間の帰還トランジスタ122,
125を具えている。トランジスタ112,125は各
電流増幅器の出力を高度に分離させる。このように各電
流増幅器の出力を高度に分離することは、多出力増幅器
がローディングによりその出力利得を下げたり、直流ト
ラッキングを高めたりするのに必要とされる場合に望ま
れることである。増幅器を用いる状況に応じて、帰還回
路118には、図6に示す帰還トランジスタの個数より
も多くしたり少なくすることは、当業者には明らかであ
る。
は、図5に示す電圧増幅器60と、この電圧増幅器60
の出力端子に接続された三つの電流増幅器64,66,
68とを具えている。さらに帰還回路118は、帰還抵
抗、並びに電流増幅器66及び64の出力端子と電圧増
幅器60の入力端子との間の帰還トランジスタ122,
125を具えている。トランジスタ112,125は各
電流増幅器の出力を高度に分離させる。このように各電
流増幅器の出力を高度に分離することは、多出力増幅器
がローディングによりその出力利得を下げたり、直流ト
ラッキングを高めたりするのに必要とされる場合に望ま
れることである。増幅器を用いる状況に応じて、帰還回
路118には、図6に示す帰還トランジスタの個数より
も多くしたり少なくすることは、当業者には明らかであ
る。
【0014】図7は、3ウェイスピーカ101を駆動す
るのに用いられる図4の多出力増幅器を示す。3ウェイ
スピーカ101は、高周波スピーカ構成部品90、中間
周波スピーカ構成部品94及び低周波スピーカ構成部品
98とを具えている。各スピーカ構成部品に信号を入力
する前に、信号を濾波して所望の周波数範囲の信号のみ
をスピーカ構成部品に通過させる。図7において、出力
端子75の信号は高域フィルタ84を介して高周波スピ
ーカ90に供給される。出力端子77の信号は中間帯域
フィルタ86を介して中間周波スピーカ94に供給され
る。出力端子79の信号は低域フィルタ88を介して低
周波スピーカ98に供給される。本発明による多出力増
幅装置を用いることにより、三つのスピーカ構成部品の
それぞれに対する入力信号は、図1及び2に示す二つの
従来構成のものを用いる場合よりも入力信号を一層高度
に均一にすることができる。これにより、音声再生がよ
り一層忠実なものとなる。
るのに用いられる図4の多出力増幅器を示す。3ウェイ
スピーカ101は、高周波スピーカ構成部品90、中間
周波スピーカ構成部品94及び低周波スピーカ構成部品
98とを具えている。各スピーカ構成部品に信号を入力
する前に、信号を濾波して所望の周波数範囲の信号のみ
をスピーカ構成部品に通過させる。図7において、出力
端子75の信号は高域フィルタ84を介して高周波スピ
ーカ90に供給される。出力端子77の信号は中間帯域
フィルタ86を介して中間周波スピーカ94に供給され
る。出力端子79の信号は低域フィルタ88を介して低
周波スピーカ98に供給される。本発明による多出力増
幅装置を用いることにより、三つのスピーカ構成部品の
それぞれに対する入力信号は、図1及び2に示す二つの
従来構成のものを用いる場合よりも入力信号を一層高度
に均一にすることができる。これにより、音声再生がよ
り一層忠実なものとなる。
【0015】以上、好適実施例を用いて本発明を説明し
たが、種々の変形及び変更を上記請求項に記載した本発
明の範囲内で用いることができる。例えば、任意の個数
の従来の電圧増幅器又は電流増幅器を用いて本発明を実
施することができる。また、多数の帰還回路を用いるこ
ともできる。
たが、種々の変形及び変更を上記請求項に記載した本発
明の範囲内で用いることができる。例えば、任意の個数
の従来の電圧増幅器又は電流増幅器を用いて本発明を実
施することができる。また、多数の帰還回路を用いるこ
ともできる。
【図1】一般的な従来の電力増幅器を線図的に示した図
である。
である。
【図2】従来のマルチウェイ音響スピーカ増幅装置の第
1のタイプを線図的に示した図である。
1のタイプを線図的に示した図である。
【図3】従来のマルチウェイ音響スピーカ増幅装置の第
2のタイプを線図的に示した図である。
2のタイプを線図的に示した図である。
【図4】本発明による電力増幅器の基本回路を線図的に
示した図である。
示した図である。
【図5】本発明による電力増幅器の第1実施例を回路ダ
イヤグラムである。
イヤグラムである。
【図6】本発明による電力増幅器の第2実施例を回路ダ
イヤグラムである。
イヤグラムである。
【図7】3ウェイスピーカに接続された基本増幅回路を
線図的に示した図である。
線図的に示した図である。
15,17,20 電力増幅器 25 ウーハ 28 増幅出力端子 30 ツィータ 35,36 ケーブル 50,60 電圧増幅器 52,70,72,74 帰還抵抗 53,64,66,68 電流増幅器 55,57 入力端子 75,77,79 出力端子 84 高域フィルタ 86 中間帯域フィルタ 88 低域フィルタ 90 高周波スピーカ 94 中間周波スピーカ 98 低周波スピーカ 101 3ウェイスピーカ 108 第1増幅段 111 第2増幅段 115 バッファ段 118 帰還回路 122,125 帰還トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03F 1/00 - 3/00 H04R 3/00 - 5/00
Claims (8)
- 【請求項1】 入力端子及び出力端子を有する電圧増幅
器を具える第1増幅段と、 入力端子及び出力端子をそれぞれ有する複数の電流増幅
器を具え、これらの入力端子が前記電圧増幅器の出力端
子との共通接続部を共有する第2増幅段と、 前記電流増幅器の出力端子と前記電圧増幅器の入力端子
との間に接続した帰還回路とを具えることを特徴とする
電力増幅装置。 - 【請求項2】 前記帰還回路が複数の抵抗を具え、これ
らのうちの一つの抵抗を、前記各電流増幅器の各出力端
子から前記電圧増幅器の入力端子に接続したことを特徴
とする請求項1記載の電力増幅装置。 - 【請求項3】 前記帰還回路がさらに、前記電流増幅器
のうちの少なくとも一つの出力端子と前記電圧増幅器の
入力端子との間に接続したトランジスタを具えることを
特徴とする請求項2記載の電力増幅装置。 - 【請求項4】 前記電圧増幅器が、差動電圧増幅段と、
この差動電圧増幅段の出力端子に接続した能動負荷増幅
段とを具えることを特徴とする請求項1記載の電力増幅
装置。 - 【請求項5】 前記各電流増幅器を2段プッシュプル電
流増幅器とすることを特徴とする請求項1記載の電力増
幅装置。 - 【請求項6】 入力端子及び出力端子を有する電圧増幅
器を具える第1増幅段と、 入力端子及び出力端子をそれぞれ有する複数の電流増幅
器を具え、これらの入力端子が前記電圧増幅器の出力端
子との共通接続部を共有する第2増幅段と、 前記電流増幅器の出力端子と前記電圧増幅器の入力端子
との間に接続した帰還回路と、 前記各電流増幅器の出力端子に接続され、各々が予定し
た周波数通過帯域のフィルタを有しているスピーカ構成
部品とを具えることを特徴とするマルチウェイスピーカ
装置。 - 【請求項7】 前記帰還回路が複数の抵抗を具え、これ
らのうちの一つの抵抗を、前記各電流増幅器の各出力端
子から前記電圧増幅器の入力端子に接続したことを特徴
とする請求項6記載のマルチウェイスピーカ装置。 - 【請求項8】 前記帰還回路がさらに、前記電流増幅器
のうちの少なくとも一つの出力端子と前記電圧増幅器の
入力端子との間に接続したトランジスタを具えることを
特徴とする請求項7記載のマルチウェイスピーカ装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/170426 | 1993-12-20 | ||
US08/170,426 US5399986A (en) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | Isolated multi-output power amplifier |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07202589A JPH07202589A (ja) | 1995-08-04 |
JP2820899B2 true JP2820899B2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=22619807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6306431A Expired - Lifetime JP2820899B2 (ja) | 1993-12-20 | 1994-12-09 | 電力増幅装置及びこれを具えるマルチウェイスピーカ装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5399986A (ja) |
EP (1) | EP0660510A1 (ja) |
JP (1) | JP2820899B2 (ja) |
CN (1) | CN1127442A (ja) |
DE (1) | DE660510T1 (ja) |
TW (1) | TW289881B (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69431796D1 (de) * | 1994-07-29 | 2003-01-09 | St Microelectronics Srl | Schaltung und Verfahren für wahlweises Steuern von elektrischer Lasten mit niedriger Impedanz |
US5543751A (en) * | 1995-07-21 | 1996-08-06 | Motorola, Inc. | Power combiner for use in a radio frequency system and a method of constructing a power combiner |
EP0866638B1 (en) * | 1997-03-10 | 2011-06-15 | Panasonic Corporation | Audiovisual amplifier |
US6300828B1 (en) | 2000-01-20 | 2001-10-09 | Next Level Communications | Switchless high efficiency amplifier |
KR100519927B1 (ko) * | 2002-07-08 | 2005-10-11 | 켕-퀘이 수 | 음성 재생장치 |
DE10259393A1 (de) * | 2002-12-19 | 2004-07-01 | Avantgarde Acoustic Lautsprechersysteme Gmbh | Verstärkerschaltung mit Gegenkopplung |
TWI268657B (en) * | 2003-03-27 | 2006-12-11 | Realtek Semiconductor Corp | Variable gain amplifier |
CN101595638B (zh) * | 2007-06-04 | 2012-07-18 | 松下电器产业株式会社 | 偏压电路和具有该偏压电路的半导体集成电路 |
US20110176694A1 (en) * | 2010-01-13 | 2011-07-21 | Schurr Thomas H | Multi-port combiner for an audio amplifier |
WO2016086258A1 (en) * | 2014-12-01 | 2016-06-09 | Blueprint Acoustics Pty Ltd | Amplifier circuit for improved sound |
US10608600B2 (en) | 2015-12-23 | 2020-03-31 | Analog Devices, Inc | Adaptable receiver amplifier |
Family Cites Families (12)
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