JP2820159B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents

半導体メモリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 半導体メモリ装置、特に、出力回路に1対の相補出力
データをそれぞれラッチする1対のラッチ回路を備え、
さらに最終段に該1対のラッチ回路の出力によりそれぞ
れ駆動される1対の直列接続された出力トランジスタを
有する半導体メモリ装置に関し、 アクセス時間を犠牲にすることなく、電源投入時に1
対の出力トランジスタが共にオン状態となる不具合を確
実に解消することを目的とし、 前記1対のラッチ回路の各出力に応答して1対の相補
出力信号をそれぞれ対応するラッチ回路にフィードバッ
クするフリップフロップを具備し、該フィードバックさ
れた1対の相補出力信号により前記1対のラッチ回路の
内容を互いに異ならせるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体メモリ装置に関し、特に、出力回路
に1対の相補出力データをそれぞれラッチする1対のラ
ッチ回路を備え、さらに最終段に該1対のラッチ回路の
出力によりそれぞれ駆動される1対の直列接続された出
力トランジスタを有する半導体メモリ装置に関する。
〔従来の技術〕
例えばスタティック・ランダム・アクセス・メモリ
(SRAM)を例にとると(第2図、第3図参照)、MOSト
ランジスタを用いた出力回路には、メモリセルアレイ1
から読み出されてセンスアンプ(S/A)2を介し出力さ
れた1対の相補出力データSO,SOXをそれぞれラッチする
1対のラッチ回路LT1,LT2が具備されており、さらに最
終段には、相補信号の一方(SO)に応答するプルアップ
用出力トランジスタ19と相補信号の他方(SOX)に応答
するプルダウン用出力トランジスタ29が電源ラインVcc
(5V)とVss(OX)の間に直列に接続されている。
ところがラッチ回路は、電源投入時に“H"レベル出力
の状態になるか、あるいは“L"レベル出力の状態になる
かは不確定であるため、1対のラッチ回路LT1,LT2が共
に同じ論理レベルを呈する場合もあり得る。第2図およ
び第3図の例示では出力トランジスタ19,29は共にnチ
ャネルであるため、1対のラッチ回路LT1,LT2が共に
“H"レベルを出力した場合、出力イネーブル信号OEが
“H"レベルの時に該出力トランジスタ19,29は共にオン
状態となる。これによって、電源ラインVccからVssに大
電流が流れ、場合によっては出力回路が破壊される可能
性がある。そこで、このような不具合を解消するための
工夫が必要となる。
従来の1つのアプローチ(第2図参照)では、パワー
オン・リセット回路30を搭載し、電源投入時に該回路よ
りリセット信号を発生させ、該リセット信号をナンドゲ
ート31,32を介してそれぞれラッチ回路LT1,LT2に供給す
ることにより、該ラッチ回路の内容をいったんリセット
状態にしている。
また、別のアプローチ(第3図参照)では、1対のラ
ッチ回路LT1,LT2の出力が仮に両方共“H"レベルになっ
たとしても、最終段の出力トランジスタ19,29の各ゲー
トには両方同時に“H"レベルの信号が印加されないよう
に防止する回路(ナンドゲート43,44およびインバータ4
5,46)を挿入する方法が採られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した第2図の形態によれば、電源電圧が通常の態
様で徐々に上昇した場合にはパワーオン・リセット回路
30が正常に機能するので問題は生じないが、例えば電源
電圧がいったん所定レベルに立ち上がった直後にゼロレ
ベルに戻り、その後再び上昇するような変化をたどった
場合、パワーオン・リセット回路30が正常に機能しない
可能性がある。つまり、電源電圧がどのような態様で上
昇しても、常に、確実にリセットをかけることが極めて
難しいという課題が残されている。
また、第3図の形態によれば、最終段に設けられてい
る1対の出力トランジスタ19,29が共にオン状態となる
のを防止するたけの論理回路(ナンドゲート43,44およ
びインバータ45,46)がデータ読み出しパスに挿入され
ているため、その分だけ読み出しアクセス時間が遅延さ
れることになる。これは、データ読み出し速度を低下さ
せる要因となるので、好ましくない。
本発明は、かかる従来技術における課題に鑑み創作さ
れたもので、アクセス時間を犠牲にすることなく、電源
投入時に1対の出力トランジスタが共にオン状態となる
不具合を確実に解消することができる半導体メモリ装置
を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本発明によれば、出力回
路に1対の相補出力データをそれぞれラッチする1対の
ラッチ回路を備え、さらに最終段に該1対のラッチ回路
の出力によりそれぞれ駆動される1対の直列接続された
出力トランジスタを有する半導体メモリ装置であって、
前記1対のラッチ回路の各出力に応答して1対の相補出
力信号をそれぞれ対応するラッチ回路にフィードバック
するフリップフロップを具備し、該フィードバックされ
た1対の相補出力信号により前記1対のラッチ回路の内
容を互いに異ならせるようにしたことを特徴とする半導
体メモリ装置が提供される。
〔作用〕
上述した構成によれば、電源投入時でも、フィードバ
ックされたフリップフロップの相補出力信号により1対
のラッチ回路の内容は同一になることはなく、一方のラ
ッチ回路が“H"レベルを出力していれば、他方のラッチ
回路は必ず“L"レベルを出力している。これによって、
該1対のラッチ回路の出力により駆動される1対の出力
トランジスタが共にオン状態となる不具合を確実に解消
することができる。
また、データ読み出しパス上には何ら挿入される回路
が無いため、アクセス時間を犠牲にすることもない。
なお、本発明の他の構成上の特徴および作用の詳細に
ついては、添付図面を参照しつつ以下に記述される実施
例を用いて説明する。
〔実施例〕
第1図には本発明の一実施例としてのSRAM装置におけ
る出力回路の構成が示される。
この出力回路は、メモリセルアレイ1から読み出され
た1ビット分のデータを出力端子DOUTに出力する場合の
構成を示している。すなわち、メモリセルアレイ1から
読み出された1ビットのデータは、1対の相補データバ
ス線DB,DBXを介してセンスアンプ(S/A)2に入力さ
れ、そこでレベル増幅が行われて正論理および負論理の
S/A出力信号(相補出力データ)SO,SOXとなり、本実施
例の出力回路に入力される。
出力回路は、アクティブ・ローのラッチ出力信号OLに
応答するインバータ3と、S/A2からの相補出力データSO
(SOX)に応答するインバータ11(21)と、インバータ
3の出力に応答してインバータ11(21)の出力を通過さ
せるnチャネルMOSトランジスタ12(22)と、ラッチ出
力信号OLに応答してインバータ11(21)の出力を通過さ
せるpチャネルMOSトランジスタ13(23)と、ラッチ出
力信号OLに応答してフリップフロップFFの正論理の出力
Q(負論理の出力QX)を通過させるnチャネルMOSトラ
ンジスタ14(24)と、インバータ3の出力に応答してフ
リップフロップFFの正論理の出力Q(負論理の出力QX)
を通過させるpチャネルMOSトランジスタ15(25)と、
トランジスタ12,13(22,23)またはトランジスタ14,15
(24,25)を通過してくる信号に応答するインバータ16
(26)と、該インバータの出力LO1(LO2)および出力イ
ネーブル信号OEに応答するナンドゲート17(27)と、該
ナンドゲートの出力に応答するインバータ18(28)と、
該インバータの出力に応答するプルアップ用(プルダウ
ン用)nチャネルMOSトランジスタ19(29)と、インバ
ータ16,26の各出力LO1,LO2に応答して上述の相補出力Q,
QXを生成するフリップフロップFFとから構成されてい
る。
フリップフロップFFは、本実施例では2個のナンドゲ
ート10および20から構成されている。また、出力トラン
ジスタ19および29は高電位の電源ラインVcc(5V)と低
電位の電源ラッチVss(OV)の間に直列に接続され、そ
の接続点は出力端子DOUTに接続されている。トランジス
タ12,13(22,23)および14,15(24,25)はそれぞれトラ
ンスファゲートを構成する。また、インバータ11,16(2
1,26)およびトランスファゲート12〜15(22〜25)によ
りラッチ回路LT1(LT2)が構成される。
上記構成において、データ出力時には出力イネーブル
信号OEを“H"レベルにし、ナンドゲート17,27をオープ
ン状態とする。この状態でラッチ出力信号OLを“L"レベ
ルとすると、トランスファゲート12,13および22,23は共
に開くので、S/A2からの1対の相補出力データSO,SOXは
それぞれラッチ回路LT1,LT2を通過し、さらにナンドゲ
ート17,27およびインバータ18,28を通過してそれぞれ対
応する出力トランジスタ19,29のゲートに印加される。
一方、ラッチ出力信号OLが“H"レベルの時、トランス
ファゲート12,13と22,23は共に閉じるので、S/A出力信
号SO,SOXは出力段に伝達されない。その代わりに、トラ
ンスファゲート14,15と24,25が開くので、インバータ16
および26の各入力端にはそれぞれフリップフロップFFの
正論理の出力Q、負論理の出力QXが印加される。これに
よって、ラッチ回路LT1,LT2の各出力LO1,LO2は、それぞ
れ互いに逆の論理レベルを呈する。
従って、電源投入時にラッチ出力信号OLを“H"レベル
とすることにより、最終段の出力トランジスタ19,29の
各ゲートに両方同時に“H"レベルの信号が印加されるの
を防止することができる。つまり、電源投入時に出力ト
ランジスタ19,29が共にオン状態となる不具合を確実に
解消することができる。
また、第3図に示される従来形の構成と比較すれば明
らかなように、データ読み出しパス上には何ら挿入され
る回路が無いため、アクセス時間の無駄を無くすことが
できる。
なお、上述した実施例ではフリップフロップFFは2個
のナンドゲート10および20から構成されているが、これ
は、2個のノアゲートに置き換えてもよい。ただしこの
場合には、各ラッチ回路の入出力側にインバータを追加
する必要がある。また、ナンドゲートやノアゲートにか
限らず、種々のゲートを組み合わせてフリップフロップ
を構成してもよい。要は、1対のラッチ回路LT1,LT2に
対してそれぞれ逆論理の信号をフィードバックできるよ
うな構成であれば十分である。
また、上述した実施例ではSRAMにおける出力回路を例
にとって説明したが、本発明の要旨からも明らかなよう
に、1対の相補出力データをラッチして出力するような
形態のメモリであれば、例えばダイナミック・ランダム
・アクセス・メモリ(DRAM)にも適用可能であることは
もちろんである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の半導体メモリ装置によれ
ば、電源投入時に1対の出力トランジスタが共にオン状
態となる不具合を確実に解消することができると共に、
アクセス時間の無駄を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのSRAM装置における出
力回路の構成を示す回路図、 第2図は従来形の一例としてのSRAM装置における出力回
路の構成を示す回路図、 第3図は従来形の他の例としてのSRAM装置における出力
回路の構成を示す回路図、 である。 (符号の説明) 19,29……出力トランジスタ、 LT1,LT2……ラッチ回路、 FF……フリップフロップ、 SO,SOX……相補出力データ(S/A出力信号)、 LO1,LO2……ラッチ回路の出力、 Q,QX……フリップフロップの相補出力信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力回路に1対の相補出力データ(SO,SO
    X)をそれぞれラッチする1対のラッチ回路(LT1,LT2)
    を備え、さらに最終段に該1対のラッチ回路の出力(LO
    1,LO2)によりそれぞれ駆動される1対の直列接続され
    た出力トランジスタ(19,29)を有する半導体メモリ装
    置であって、 前記1対のラッチ回路の各出力に応答して1対の相補出
    力信号(Q,QX)をそれぞれ対応するラッチ回路にフィー
    ドバックするフリップフロップ(FF)を具備し、 該フィードバックされた1対の相補出力信号により前記
    1対のラッチ回路の内容を互いに異ならせるようにした
    ことを特徴とする半導体メモリ装置。
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