JP2819015B2 - 壜のキャップ - Google Patents

壜のキャップ

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JP2819015B2 JP8130721A JP13072196A JP2819015B2 JP 2819015 B2 JP2819015 B2 JP 2819015B2 JP 8130721 A JP8130721 A JP 8130721A JP 13072196 A JP13072196 A JP 13072196A JP 2819015 B2 JP2819015 B2 JP 2819015B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャップ本体とリ
ング状の密封シールからなる壜のキャップに関し、特
に、比較的大きい開口部を備えた壜口を有する壜に使用
して好適な、天壁部を切り裂いて開口するタイプの壜の
キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種タイプのキャップとして
は、第1に、リング状の密封シールが2本の切り裂き線
とは非接着状態にあり、場合によっては引き裂きタブ部
分のみで接着し、引き裂きタブを引き上げてキャップ本
体を持ち上げながら切り裂く時、密封シールはスカート
部とともに壜口に残る構成(特公昭59−20553号
公報参照)、第2に、リング状の密封シールが2本の切
り裂き線の内側で接着状態にあり、引き裂きタブを引き
上げてキャップ本体を持ち上げながら切り裂く時、密封
シールも一緒に持ち上げられてスカート部の下から滑脱
して前記スカート部を緩め、密封シールはスカート部と
ともに壜口から外れる構成(特公平4−36944号公
報参照)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の第1
の構成によると、密封シールは開封後もスカート部とと
もに壜口に残り、これを取り外すことは困難であり、加
えて、密封シールをキャップ本体に引き裂きタブ部分の
みで接着した場合には、引き裂き動作の初期における荷
重が大きく開封動作に困難が伴うという欠点がある。ま
た、従来の第2の構成によると、開封後には密封シール
はスカート部とともに壜口から外れるが、キャップ本体
を持ち上げながら切り裂くという一連の開封動作におい
て、密封シールも一緒に持ち上げられてスカート部の下
から滑脱して前記スカート部を緩めるので、この開封動
作のアップ時の荷重が大きいという欠点がある。本発明
はこれらの欠点を解消したキャップ本体とリング状の密
封シールからなる壜のキャップを提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1の壜のキャップは、キャップ本体2
とリング状の密封シール9〜12からなるキャップ1で
あって、前記キャップ本体2は、壜口5の開口部分5a
を覆う天壁部3と、この天壁部3と一体的に形成し壜口
5に係合してキャップ1を壜に対して固定するスカート
部4と、このスカート部4から半径方向に突出するよう
伸びる引き裂きタブ6と、この引き裂きタブ6の各側縁
に連続し前記スカート部4と前記天壁部3との境界にほ
ぼ沿って伸びて前記引き裂きタブ6とは反対側において
互いの終端が間隔をおいて終わる2本の切り裂き線7,
8とを有する一方、前記天壁部3及び前記スカート部4
と壜口5との間に前記リング状の密封シール9〜12が
介在して前記各切り裂き線7,8を被覆し、前記密封シ
ール9〜12は、前記各切り裂き線対応部分及びその内
側ではキャップ1と非接着状態にあり、前記引き裂きタ
ブ6とは反対側では所定部分で接着状態にあり、この接
着部分9b,10b,11b,12bが前記各切り裂き
線7,8のいずれか一方の終端部7a,8aには及んで
いないことを特徴とする。
【0005】すなわち、この請求項1の密封シール9〜
12は、キャップ本体2に引き裂きタブ6とは反対側の
所定部分9b,10b,11b,12bで接着し、各切
り裂き線7,8に対しては、いずれか一方の終端部7
a,8aを除いて非接着状態にあることを特徴とする。
また、前記各切り裂き線7,8の内側とは、各切り裂き
線7,8の終端がキャップ本体2の周縁まで至っている
場合には、引き裂きタブ6の各側縁から連続して伸びる
2本の切り裂き線7,8に囲まれて各切り裂き線7,8
とは接触しない部分をいい、各切り裂き線7,8の終端
がキャップ本体2の周縁まで至っていない場合には、前
記各終端からの仮想延長線を含めて、引き裂きタブ6の
各側縁から連続して伸びる2本の切り裂き線7,8に囲
まれて各切り裂き線7,8とは接触しない部分をいう。
なお、前記各切り裂き線7,8の外側とは、上述した内
側とは反対の概念であるが、この外側部分も各切り裂き
線7,8とは接触しない部分をいう。
【0006】また、本発明の請求項2の壜のキャップ
は、キャップ本体2とリング状の密封シール9,10か
らなるキャップ1であって、前記キャップ本体2は、壜
口5の開口部分5aを覆う天壁部3と、この天壁部3と
一体的に形成し壜口5に係合してキャップ1を壜に対し
て固定するスカート部4と、このスカート部4から半径
方向に突出するよう伸びる引き裂きタブ6と、この引き
裂きタブ6の各側縁に連続し前記スカート部4と前記天
壁部3との境界にほぼ沿って伸びて前記引き裂きタブ6
とは反対側において互いの終端が間隔をおいて終わる2
本の切り裂き線7,8とを有する一方、前記天壁部3及
び前記スカート部4と壜口5との間に前記リング状の密
封シール9,10が介在して前記各切り裂き線7,8を
被覆し、前記密封シール9,10は、前記各切り裂き線
対応部分及びその内側ではキャップ1と非接着状態にあ
り、前記引き裂きタブ6とは反対側では所定部分で接着
状態にあり、この接着部分9b,10bが前記各切り裂
き線7,8のいずれの終端部7a,8aにも及んでいな
いことを特徴とする。
【0007】すなわち、請求項2の密封シール9,10
は、キャップ本体2に引き裂きタブ6とは反対側の所定
部分9b,10bで接着し、各切り裂き線7,8に対し
ては、全体的に非接着部分9a,10aで接着状態にあ
ることを特徴とする。
【0008】さらに、本発明の請求項3の壜のキャップ
は、キャップ本体2とリング状の密封シール9からなる
キャップ1であって、前記キャップ本体2は、壜口5の
開口部分5aを覆う天壁部3と、この天壁部3と一体的
に形成し壜口5に係合してキャップ1を壜に対して固定
するスカート部4と、このスカート部4から半径方向に
突出するよう伸びる引き裂きタブ6と、この引き裂きタ
ブ6の各側縁に連続し前記スカート部4と前記天壁部3
との境界にほぼ沿って伸びて前記引き裂きタブ6とは反
対側において互いの終端が間隔をおいて終わる2本の切
り裂き線7,8とを有する一方、前記天壁部3及び前記
スカート部4と壜口5との間に前記リング状の密封シー
ル9が介在して前記各切り裂き線7,8を被覆し、前記
密封シール9は、前記各切り裂き線対応部分及びその内
側ではキャップ1と非接着状態にあり、前記引き裂きタ
ブ6と反対側では所定部分で接着状態にあり、この接着
部分9bが前記各切り裂き線7,8のいずれの終端部7
a,8aにも及んでおらず、さらに前記各切り裂き線
7,8の外側では所定部分9c,9dで接着状態にある
ことを特徴とする。
【0009】すなわち、請求項3の密封シール9は、キ
ャップ本体2に引き裂きタブ6とは反対側の所定部分9
bで接着し、各切り裂き線7,8に対しては、全体的に
非接着部分9aで非接着状態にあり、また、開栓時のよ
り確実な安定性を確保するために各切り裂き線7,8の
外側部分では所定部分9c,9dで接着されていること
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施形態】以下、本発明の好適な実施形態を添
付図面に基づいて説明する。ここにおいて、図1は本発
明に係るキャップの展開状態の平面図、図2は壜に装着
したキャップの開封動作状態を示す斜視図、図3〜図6
はそれぞれ密封シールのキャップ本体に対する接着状態
を示す概略図である。
【0011】図1は壜に装着する前の展開状態にあるキ
ャップ1を示し、このキャップ1は、金属材料、好適に
はアルミニウムからなるキャップ本体2を備え、このキ
ャップ本体2は、天壁部3と、その周囲に一体形成した
スカート部4とからなる。前記キャップ本体2は壜に装
着される際に、壜口5の外側縁にほぼ沿って折り曲げら
れ、前記天壁部3が壜口5の開口部分5aを覆う一方、
折り曲げ部分が前記スカート部4に対応し、このスカー
ト部4が壜口5に係合してキャップ1を壜に対して固定
するものである(図2参照)。
【0012】また、キャップ本体2には、スカート部4
から半径方向に突出するよう伸びる引き裂きタブ6が設
けられている。そして、この引き裂きタブ6の各側縁か
ら始まり、前記スカート部4と天壁部3との境界、換言
すると、壜口5の上縁外側に対応する部分、にほぼ沿っ
て伸び、前記引き裂きタブ6とは反対側において、互い
の終端部7a,8aが半径方向に曲がったうえ、間隔を
おいて終わる2本の切り裂き線7,8が設けられてい
る。前記各終端部7a,8aは、キャップ本体2の外周
を形成する円において、引き裂きタブ6の幅方向中央を
通る直径を基準として、前記円の中心から左右に29度
ずつ開いた各半径に対応する位置に設定している。
【0013】キャップ本体2が壜に装着される前に、そ
の内側(裏面側)に、図3〜図6に示すリング状の密封
シール9,10,11,12が配置される。この密封シ
ール9,10,11,12は、天壁部3及びスカート部
4と壜口5との間に介在して各切り裂き線7,8を被覆
するよう位置している。
【0014】続いて、密封シール9,10,11,12
とキャップ本体2との接着状態に関する好適な実施形態
を説明する。まず、図3に示す密封シール9は、各切り
裂き線7,8対応部分及びその内側が、キャップ本体2
と非接着状態にある非接着部分9aであり、引き裂きタ
ブ6とは反対側の所定部分が接着状態にある接着部分9
bであり、この接着部分9bは前記各切り裂き線の7,
8いずれの終端部7a,8aにも及んでいない。また、
引き裂きタブ6側から前記接着部分9bまで延びる非接
着部分9aにおける前記各切り裂き線7,8の外側には
接着部分9c,9dが設けられている。
【0015】なお、接着部分9bは、密封シール9の内
周及び外周を形成する同心円において、引き裂きタブ6
の幅方向中央を通る直径を基準として、前記同心円の中
心から左右に13度ずつ開いた各半径で切り取られる範
囲に設定している。また、各接着部分9c,9dの接着
部分9b側開始端は、同じく45度ずつ開いた各半径に
対応位置している。
【0016】次に、図4に示す密封シール10は、引き
裂きタブ6とは反対側の所定部分が接着状態にある接着
部分10bであり、他の部分はすべて非接着部分10a
となっている。すなわち、非接着部分10aは、各切り
裂き線7,8対応部分及びその内側と外側のすべての部
分である。また、前記接着部分10bは前記各切り裂き
線の7,8いずれの終端部7a,8aにも及んでおら
ず、上述した密封シール9の接着部分9bと同一範囲に
設定している。すなわち、この密封シール10は、密封
シール9の各接着部分9c,9dを非接着状態に換えた
ものである。
【0017】また、図5に示す密封シール11は、各切
り裂き線7,8対応部分及びその内側、さらには切り裂
き線7の外側が、キャップ本体2と非接着状態にある非
接着部分11aであり、引き裂きタブ6とは反対側の所
定部分が接着状態にある接着部分11bである。そし
て、この接着部分11bは前記切り裂き線8の終端部8
aには及ばないが、切り裂き線7には終端部7aから引
き裂きタブ6側にやや入った部分にまで及ぶよう設定さ
れている。また、前記引き裂きタブ6側から前記切り裂
き線8側を前記接着部分11bまで延びる非接着部分1
1aにおける前記切り裂き線8の外側には接着部分11
cが設けられている。
【0018】なお、接着部分11bは、密封シール11
の内周及び外周を形成する同心円において、引き裂きタ
ブ6の幅方向中央を通る直径を基準として、前記同心円
の中心から右に13度、左に45度開いた各半径で切り
取られる範囲に設定している。また、接着部分11cの
接着部分11b側開始端は、同じく右に45度開いた半
径に対応位置している。
【0019】さらに、図6に示す密封シール12は、引
き裂きタブ6とは反対側の所定部分が接着状態にある接
着部分12bであり、他の部分はすべて非接着部分12
aとなっている。すなわち、非接着部分12aは、各切
り裂き線7,8対応部分及びその内側と外側のすべての
部分である。そして、前記接着部分12bは前記切り裂
き線8の終端部8aには及ばないが、切り裂き線7の終
端部7aには及ぶよう設定し、上述した密封シール11
の接着部分11bと同一範囲に設定されている。すなわ
ち、この密封シール12は、密封シール11の接着部分
11cを非接着状態に換えたものである。
【0020】続いて、上述した各実施形態の密封シール
9,10,11,12と、開栓力を比較するための比較
例におけるキャップ本体2との接着状態を図7〜図9に
基づいて説明する。図7に示す密封シール13は、非接
着部分13aと接着部分13bとを有するが、図4の密
封シール10の接着部分10bの範囲を拡大したもので
ある。この接着部分13bは、密封シール13の内周及
び外周を形成する同心円において、引き裂きタブ6の幅
方向中央を通る直径を基準として、前記同心円の中心か
ら左右に30度ずつ開いた各半径で切り取られる範囲に
設定し、各切り裂き線7,8の終端部7a,8aにまで
及ぶよう設定したものである。
【0021】また、図8に示す密封シール14は、非接
着部分14aと接着部分14bとを有するが、図4の密
封シール10の接着部分10bの範囲をさらに拡大した
ものである。この接着部分14bは、密封シール14の
内周及び外周を形成する同心円において、引き裂きタブ
6の幅方向中央を通る直径を基準として、前記同心円の
中心から左右に45度ずつ開いた各半径で切り取られる
範囲に設定し、各切り裂き線7,8の終端部7a,8a
からそれぞれ引き裂きタブ6側にやや入った部分にまで
にまで及ぶよう設定されている。
【0022】さらに、図9に示す密封シール15は、非
接着部分15aと接着部分15bとを有するが、接着部
分15bは、密封シール9の接着部分9bと同一範囲に
加えて、各切り裂き線7,8の内側も全週にわたって接
着したものである。したがって、この接着部分15bは
前記各切り裂き線7,8の終端部7a,8aには及んで
いないものである。
【0023】上述した各接着状態の本発明の密封シール
9,10,11,12と比較例の密封シール13,1
4,15との開栓力、開栓時の手の感触、開栓時の液飛
びについての試験結果を図10に示す。なお、試験対象
のキャップ1は各接着状態の密封シール9〜15毎に1
5個ずつ用意し、各10個は引張試験機による開栓力試
験に使用し、各5個はパネラー5人による開栓時の手感
触試験及びその時の液飛び試験に使用した。また、使用
した壜は56mm用の180g壜で、これに70℃の温
水を充填し、各密封シール9〜15を90Kgf の打栓圧
で打栓したものである。引張試験機は株式会社東洋ボー
ルドウィン社製のTENSILON/UTM−4−10
0を使用した。手感触試験及び液飛び試験は、極めて良
好、良好、普通、やや劣る、劣るの5段階で評価し、極
めて良好を5、劣るを1とし、中間段階を+0.5とし
て数値化したものである。
【0024】開栓動作において本発明の密封シール9,
10,11,12と比較例の密封シール13,14は、
開栓初期にはキャップ本体2の天壁部3と一緒に持ち上
がらず、開栓の最終段階で接着部分9b,10b,11
b,12b,13b,14bの作用により、スカート部
4をともなって壜口から外れる点は同一であるが、本発
明の密封シール9,10,11,12は各切り裂き線
7,8の少なくとも一方の終端部7a,8aには接着部
分9b,10b,11b,12bが存在しないのに対し
て、比較例の密封シール13,14では、両方の切り裂
き線7,8の終端部7a,8aにも接着部分13b,1
4bが存在するという相違点がある。一方、密封シール
15は、各切り裂き線7,8の内側の接着部分15bの
作用で、開栓初期からキャップ本体2の天壁部3と一緒
に持ち上がってスカート部4から滑脱し、開栓の最終段
階で切り裂きタブ6と反対側の接着部分15bの作用
で、スカート部4をともなって壜口5から外れるもので
ある。
【0025】試験結果で明らかなように、開栓力に関し
ては、アップ時及びリリース時のいずれの荷重について
も、本発明の各密封シール9,10,11,12は、比
較例の各密封シール13,14,15よりは小さい荷重
で開栓が可能なことを示している。また、本発明の各密
封シール9,10,11,12は、手感触も良好であ
り、液飛びについても何等問題なく良好である。なかで
も密封シール9が最も安定していることが理解できる。
【0026】これに対して、比較例では、密封シール1
3,14は、接着部分13b,14bが各切り裂き線
7,8の終端部7a,8aにも及ぶので、本発明の各密
封シール9,10,11,12よりもリリース荷重が大
きく、また、リリース時の手感触が劣り、液飛びも多い
ことが理解できる。また、比較例の密封シール15は、
接着部分15bが各切り裂き線7,8の内側にも存在す
るので、本発明の各密封シール9,10,11,12よ
りもアップ荷重が大きく、また、アップ時の手感触も若
干劣ることが理解できる。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したところで明らかなよ
うに、本発明によれば、小さな開栓力で、円滑かつ安定
した開栓動作を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャップの展開状態の平面図。
【図2】壜に装着したキャップの開封動作状態を示す斜
視図。
【図3】本発明に係る密封シールのキャップ本体に対す
る接着状態を示す概略図。
【図4】同じく接着状態の他の実施形態を示す概略図。
【図5】同じく接着状態の他の実施形態を示す概略図。
【図6】同じく接着状態の他の実施形態を示す概略図。
【図7】比較例における密封シールのキャップ本体に対
する接着状態を示す概略図。
【図8】同じく接着状態の他の形態を示す概略図。
【図9】同じく接着状態の他の形態を示す概略図。
【図10】本発明に係る密封シールと比較例の密封シー
ルとの開栓力、開栓時の手の感触、開栓時の液飛びにつ
いての試験結果を示す図。
【符号の説明】
1 キャップ 2 キャップ本体 3 天壁部 4 スカート部 5 壜口 5a 開口部分 6 引き裂きタブ 7,8 引き裂き線 7a,8a 終端部 9,10,11,12,13.14,15 密封シー
ル 9a,10a,11a,12a,13a,14a,15
a 非接着部分 9b,9c,9d,10b,11b,11c,12b,
13b,14b,15b 着部分

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャップ本体とリング状の密封シールか
    らなるキャップであって、前記キャップ本体は、壜口の
    開口部分を覆う天壁部と、この天壁部と一体的に形成し
    壜口に係合してキャップを壜に対して固定するスカート
    部と、このスカート部から半径方向に突出するよう伸び
    る引き裂きタブと、この引き裂きタブの各側縁に連続し
    前記スカート部と前記天壁部との境界にほぼ沿って伸び
    て前記引き裂きタブとは反対側において互いの終端が間
    隔をおいて終わる2本の切り裂き線とを有する一方、前
    記天壁部及び前記スカート部と壜口との間に前記リング
    状の密封シールが介在して前記各切り裂き線を被覆し、
    前記密封シールは、前記各切り裂き線対応部分及びその
    内側ではキャップと非接着状態にあり、前記引き裂きタ
    ブとは反対側では所定部分で接着状態にあり、この接着
    部分が前記各切り裂き線のいずれか一方の終端部には及
    んでいないことを特徴とする壜のキャップ。
  2. 【請求項2】 キャップ本体とリング状の密封シールか
    らなるキャップであって、前記キャップ本体は、壜口の
    開口部分を覆う天壁部と、この天壁部と一体的に形成し
    壜口に係合してキャップを壜に対して固定するスカート
    部と、このスカート部から半径方向に突出するよう伸び
    る引き裂きタブと、この引き裂きタブの各側縁に連続し
    前記スカート部と前記天壁部との境界にほぼ沿って伸び
    て前記引き裂きタブとは反対側において互いの終端が間
    隔をおいて終わる2本の切り裂き線とを有する一方、前
    記天壁部及び前記スカート部と壜口との間に前記リング
    状の密封シールが介在して前記各切り裂き線を被覆し、
    前記密封シールは、前記各切り裂き線対応部分及びその
    内側ではキャップと非接着状態にあり、前記引き裂きタ
    ブとは反対側では所定部分で接着状態にあり、この接着
    部分が前記各切り裂き線のいずれの終端部にも及んでい
    ないことを特徴とする壜のキャップ。
  3. 【請求項3】 キャップ本体とリング状の密封シールか
    らなるキャップであって、前記キャップ本体は、壜口の
    開口部分を覆う天壁部と、この天壁部と一体的に形成し
    壜口に係合してキャップを壜に対して固定するスカート
    部と、このスカート部から半径方向に突出するよう伸び
    る引き裂きタブと、この引き裂きタブの各側縁に連続し
    前記スカート部と前記天壁部との境界にほぼ沿って伸び
    て前記引き裂きタブとは反対側において互いの終端が間
    隔をおいて終わる2本の切り裂き線とを有する一方、前
    記天壁部及び前記スカート部と壜口との間に前記リング
    状の密封シールが介在して前記各切り裂き線を被覆し、
    前記密封シールは、前記各切り裂き線対応部分及びその
    内側ではキャップと非接着状態にあり、前記引き裂きタ
    ブとは反対側では所定部分で接着状態にあり、この接着
    部分が前記各切り裂き線のいずれの終端部にも及んでお
    らず、さらに前記各切り裂き線の外側では所定部分で接
    着状態にあることを特徴とする壜のキャップ。
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