JP2815368B2 - 回転式孔あけ工具の面取り刃 - Google Patents

回転式孔あけ工具の面取り刃

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はドリルやリーマあるいはバニシングドリル等
の回転式孔あけ工具によって形成された孔の開口縁に、
その内径よりも大きな内径を有する凹所を形成するため
に使用される回転式孔あけ工具の面取り刃に関するもの
である。
[従来の技術] 従来、この種の切削工具としては、例えば皿小ねじ沈
め用の凹所を孔の開口縁に形成するための皿小ねじ沈め
フライスカッタがあった。このフライスカッタは基端側
にシャンクを備え、そのシャンクをドリルのシャンク同
様にボール盤などのチャックに咬着させて使用してい
た。
そして、例えば一台のボール盤によりワーク等の被加
工物の孔あけと皿小ねじの沈め凹所を形成する場合に
は、まずボール盤にドリルを取り付けて、そのドリルに
より孔をあける。続いて、このドリルを取り外して前記
フライスカッタを取り付ける。そして、このフライスカ
ッタを回転させながらドリルであけられた孔の開口縁に
当接させることにより、皿小ねじの沈め凹所を形成し
た。
[発明が解決しようとする課題] 従って、一台のボール盤を使用してドリル等により孔
をあけるとともに、前記フライスカッタにより孔の開口
縁に凹所を形成するには、ボール盤に対してドリルとフ
ライスカッタを付け替えなければならず、その付け替え
作業のために切削作業が中断され、作業能率が低下する
という問題があった。このため、ドリル等により孔あけ
作業と同時にその孔の開口縁に凹所を形成しうる切削工
具の提供が望まれていた。
本発明の目的は、従来のドリル、リーマ、あるいはバ
ニシングドリル等の回転式孔あけ工具に取り付けて使用
し得ると共に、これら孔あけ工具による孔あけ等の作業
と同時にその孔の開口縁に凹所を形成し得る回転式孔あ
け工具の面取り刃であって、かかる面取り刃の回転式孔
あけ工具への取り付け作業がしやすい回転式孔あけ工具
の面取り刃を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の回転式孔あけ
工具の面取り刃は、複数条の溝が形成された回転式孔あ
け工具(5)に取り付けて、該孔あけ工具によりワーク
(W)にあけられた孔(H)の開口縁に同孔の内径より
も大きな内径の凹所(Ha)を形成するための面取り刃で
あって、 前記孔あけ工具の一つの溝(53)の壁面(53a)と係
合させるための係合面(18)が形成された本体(1)
と、 前記孔あけ工具の別の溝(51)の壁面(51b)と係合
させるための係合面(24)と連なる前側面(22)が形成
されると共に、前記本体と接触させるべく該前側面側へ
突出形成された側壁(25)を有する固定プレート(2)
と、 前記本体及び前記固定プレートのうちの少なくとも一
方の先端部に形成された切刃(11a)と、 前記本体と前記固定プレートとを連結するための連結
具(3)とを備え、 前記連結具を前記孔あけ工具のほぼ中心に向かう方向
に挿通できるように、前記固定プレートの側壁には挿通
孔(42)を、又、前記本体には取付凹部(41)をそれぞ
れ形成し、これら挿通孔及び取付凹部に前記連結具を挿
通して前記本体と前記固定プレートとを連結したとき
に、前記本体の係合面と前記固定プレートの係合面とで
前記孔あけ工具の各溝の壁面(51b,53a)を挟圧して該
孔あけ工具の外周部に対し固定可能としたことを特徴と
する。
更に、本発明の面取り刃において、前記連結具をねじ
(3)とすると共に、前記本体に形成された取付凹部を
ねじ孔(41)とし、前記ねじを前記ねじ孔に螺入するこ
とで該ねじの頭部と前記本体との間に、前記固定プレー
トの側壁を挟み込むようにすることは好ましい。
[作用] 本発明の面取り刃の孔あけ工具への取り付けにあたっ
ては、本体の係合面を孔あけ工具の一つの溝の壁面に係
合させると共に、固定プレートの前側面と連なる係合面
を孔あけ工具の別の溝の壁面と係合させながら、固定プ
レートの側壁を本体と接触させ、この状態で、本体に形
成された取付凹部と、固定プレートの側壁に形成された
挿通孔とを一致させた上で、これら挿通孔及び取付凹部
に連結具を挿通し、本体と固定プレートとを相互に連結
している。この連結の際に、本体の係合面と固定プレー
トの係合面とが孔あけ工具の各溝の壁面を挟圧する。こ
の挟圧作用により、本発明の面取り刃は孔あけ工具の外
周部に確実に固定される。
本発明では、固定プレート側壁の挿通孔及び本体の取
付凹部は、固定プレートの側壁と本体とを接触させて挿
通孔及び取付凹部を一致させたときに、連結具を孔あけ
工具のほぼ中心に向かう方向に挿通できるように形成さ
れている。即ち、前記挿通孔及び取付凹部に対する連結
具の挿通方向は、孔あけ工具のほぼ中心を指向する。こ
のため、ボール盤等に予め取り付けられた孔あけ工具に
対して、本発明の面取り刃を取り付けるときに、連結具
を挿通孔及び取付凹部に押し入れるときの力に基づいて
孔あけ工具を回動させようとするモーメントが生じにく
くなっている。従って、ボール盤等に取り付けられた孔
あけ工具に対して事後的に面取り刃を取り付けるとき
に、孔あけ工具の不用意な回動を禁止するための特別な
固定具を用いて孔あけ工具を固定しておく必要がなく、
面取り刃の取り付け作業が極めてしやすい。
尚、連結具をねじで構成すると共に、本体の取付凹部
をねじ孔とすることにより、ねじをねじ孔に螺入するこ
とで該ねじの頭部と本体との間に固定プレートの側壁を
強く挟み込むことができ、本体と固定プレートとの相互
連結を強固なものとすることができると共に、本体及び
固定プレートの各係合面の、孔あけ工具の各溝の壁面に
対する挟圧力を高めることができる。
孔あけ工具とそれに取り付けられた面取り刃は、ボー
ル盤等によって一体回転される。このため、孔あけ工具
によるワークへの孔あけに引き続いて、面取り刃の切刃
をワークに接触させることで、孔あけ工具であけた孔の
開口縁にその孔の内径よりも大きな内径の凹所を連続的
に形成することが可能となる。
[実施例] 以下に、回転式孔あけ工具の面取り刃の一実施例を第
1図〜第2図に基づいて説明する。
第1図に示すように、一対の面取り刃はそれぞれ本体
1,固定プレート2及び両者の連結具としてのねじ3から
構成され、これらの協働によって孔あけ工具(本実施例
ではバニシングドリル5)への取り付けを可能とするも
のである。
第1,2図からわかるように、各本体1はこれが取り付
けられるバニシングドリル5の中心軸線L方向を長手方
向とする部材からなる。本体1の外側にはバニシングド
リル5の切削回転方向Xにおける前側面11に順次隣接し
て第1側面12、第2側面13、第3側面14、この第3側面
14に隣接する後側面15が形成され、さらにこの後側面15
に順次隣接して本体1内側に第4側面16、第5側面17、
第6側面18、第7側面19が形成され、この第7側面19は
前記前側面11に繋がって、本体1の側面は計9面からな
っている。
前記第4〜6側面16〜18はバニシングドリル5の外周
部分との係合面であり、全体として平面凹状に形成され
ている。そして第4側面16と第5側面17のなす角が鈍角
となるように形成され、さらに第5側面17と第6側面18
のなす角が鋭角となるように形成されるとともに、第6
側面18、第7側面19及び前側面11で囲まれた部分が本体
1の長手方向全体にのびる係合突条となるように形成さ
れている。
さらに、第2図からわかるように、各本体1の先端部
1aには、本体1をバニシングドリル5に取り付けた際、
下方へ収束する円錐斜面状の斜状曲面10が形成されてい
る。この斜状曲面10は前側面11、第1側面12、第2側面
13、第3側面14及び後側面15の先端縁に繋がっており、
しかも斜状曲面10と繋がる前側面11の先端縁には切刃11
aが形成されている。尚、一対の面取り刃は双方の切刃1
1aの高さが等しくなるようにバニシングドリル5に取り
付けられる。
第1図に示すように、固定プレート2は後側面21及び
前側面22を有している。固定プレート2の前側面22に
は、固定プレート2をバニシングドリル5に係合させる
ための係合面24が固定プレート2の長手方向全体にわた
って形成されている。尚、前側面22はこれを本体1に係
合させるとともに、係合面24をバニシングドリル5に係
合させた時でも、前側面22と本体1との間に一部隙間が
できるように形成されている。
第1図の面取り刃では、固定プレート2の外側端部か
ら、前側面22側へ延びるように固定プレート2の長手方
向全体にわたって側壁25を突出形成し、固定プレート2
を全体として断面略L字状とした。そして、この側壁25
にねじ3を通す挿通孔42を固定プレート2の長手方向に
二つ並べて透設している。一方、本体1のねじ孔41は第
3側面14上において長手方向に二つ並ぶように形成され
ている。
ところで、上述の面取り刃が取り付けられるバニシン
グドリル5は第1図でわかるように、シャンク(図示せ
ず)に連なる円柱状の軸本体の外周に、切屑案内溝とし
て対向する二条のドリル溝51及び二条一組で対向する計
四条のリーマ溝53,55を設けるとともに、ドリル溝51と
第1リーマ溝53の間には第1ランド52を設け、第1リー
マ溝53と第2リーマ溝55の間には第2ランド54を設け、
第2リーマ溝55ともう一つのドリル溝51との間には第3
ランド56を設けたものである。さらに、上記バニシング
ドリル5の先端には円錐状の頭頂部を設け、その頭頂部
から上記ドリル溝51の切削回転方向Xの前側面51aの先
端には切刃(図示略)が形成されている。尚、前記ドリ
ル溝51,第1リーマ溝53及び第2リーマ溝55は直線状の
溝である。
上述の各本体1、固定プレート2及びねじ3は次の要
領でバニシングドリル5に取り付けられる。
本体1及び固定プレート2をバニシングドリル5に取
り付ける場合、まず、バニシングドリル5の第1リーマ
溝53の前側面53aに前記本体1の第6側面18を係合さ
せ、第2ランド54の外周面に第5側面17を係合させ、第
3ランド56の外周面に第4側面16を係合させる。
この状態において、前記固定プレート2の側壁25の内
側面を、本体1の第3側面14に設けられた二つの取付凹
部としてのねじ孔41と、固定プレート2の側壁25に設け
られた二つの透設孔である挿通孔42が対応するように本
体1の第3側面14に係合させるとともに、固定プレート
2の係合面24をバニシングドリル5のドリル溝51の後側
面51bに係合させる。尚、上記側壁25の内側面及び本体
1の第3側面14間、並びに固定プレート2の係合面24及
びバニシングドリル5の後側面51b間には係合させた後
でも一部隙間ができる。
こうしておいて、ねじ3を固定プレート2の側壁25の
外側面側から本体1のねじ孔41に螺入していくと、本体
1の第3側面14及び固定プレート2の側壁25の内側面、
並びに本体1の後側面15と固定プレート2の前側面22が
互いに密接しようとする。
これに伴い、本体1の係合面としての第6側面18は第
1リーマ溝53の前側面53aを次第に強く押圧するととも
に、固定プレート2の係合面24もドリル溝51の後側面51
bを次第に強く押圧するため、面取り刃を構成する本体
1、固定プレート2及びねじ3は一体となってバニシン
グドリル5に咬着される。また、バニシングドリル5の
ドリル溝51の開口部分は前記面取り刃を取り付けても、
取り付け前と同様、十分に開放された状態にある。
このように面取り刃を構成したことで、ねじ3を螺入
していく時にねじ3が押される力は、本体1の第4側面
16がバニシングドリル5の第3ランド56を押圧する力と
してバニシングドリル5に伝達される。しかもその力の
向きはバニシングドリル5の中心軸線Lをほぼ通過する
向きであるため、ボール盤等に取り付けられたバニシン
グドリル5を回動させる程のモーメントを生じ難い。従
って、本構成においては、バニシングドリル5がボール
盤等に取り付けられたまま面取り刃の取り付け作業を行
う場合でも、バニシングドリル5を特に固定しなくとも
回動することがなく、取り付け作業がしやすいという利
点がある。
さて、前記面取り刃を取り付けたバニシングドリル5
をボール盤などのチャック(図示せず)に咬着し、バニ
シングドリル5を切削回転方向Xへ回転させながら、そ
の先端をワーク等の被加工物に当接させる。すると、第
2図に示すようにバニシングドリル5によりワークWに
孔Hがあけられる。この時、バニシングドリル5のドリ
ル溝51から切削屑が排出されるが、面取り刃はバニシン
グドリル5に上述したように取り付けられているため、
面取り刃が切削屑の排出の邪魔になることはなく、バニ
シングドリル5による孔あけ作業を円滑に行うことがで
きる。
更にバニシングドリル5を前進させると、両面取り刃
の本体1の切刃11aがバニシングドリル5によりあけら
れた孔Hの開口縁に当接する。そして、この切刃11aに
よって孔Hの開口縁に孔Hの内径よりも大きな内径を有
する逆円錐台状の凹所Haを形成することができる。この
時、両面取り刃はバニシングドリル5に対して確実に位
置決めされており、バニシングドリル5と確実に一体回
転されるされるので、本体1の切刃11aにより確実にワ
ークWを加工することができる。
孔あけ作業終了後、バニシングドリル5から各面取り
刃を取り外すには、面取り刃のねじ3を緩めたのちバニ
シングドリル5の先端側へ引き抜けばよい。又、バニシ
ングドリル5で形成する孔の深さがその都度違う場合で
も、この深さに応じて面取り刃の取り付け位置を上下
(中央軸線L方向)に移動させることができる。
このように、本実施例の面取り刃はバニシングドリル
5に簡単に取り付けて使用できるとともに、バニシング
ドリル5による孔あけあるいは孔の内面仕上げ作業に引
き続いて、孔Hの開口縁に凹所Haを形成することがで
き、工具の付け替えを必要としないため、一連の加工作
業を能率的に行うことができる。
上記実施例では、バニシングドリル5に対し、一対の
面取り刃を取り付けたが、片方のみの取り付けも可能で
ある。
上記実施例においては、孔あけ工具としては直線状の
ドリル溝51及びリーマ溝53,55を有するバニシングドリ
ル5を挙げたが、螺旋状のドリル溝を有するドリル等に
対しても、その螺旋形状に対応して面取り刃の係合部を
形成すればドリル溝を利用して面取り刃を取り付けるこ
とができる。
[発明の効果] 本発明の回転式孔あけ工具の面取り刃は、次のような
優れた効果を奏する。
本体及び固定プレートにそれぞれ形成した係合面に
よって、孔あけ工具の各溝の壁面を挟圧するようにした
ため、孔あけ工具に対しその溝を利用して面取り刃を確
実に取り付けることができる。
孔あけ工具によるワークへの孔あけ加工に引き続い
て、面取り刃の切刃をワークに接触させることで、孔あ
け工具であけた孔の開口縁にその孔の内径よりも大きな
内径の凹所を連続的に形成することができる。この場
合、孔あけ工具によってあけられる孔の深さに応じて、
孔あけ工具の長手方向における面取り刃の取り付け位置
を自由に設定することができ、孔あけ加工と凹所形成と
を一連の作業とすることができる。
固定プレート側壁の挿通孔及び本体の取付凹部は、
これらに対する連結具の挿通方向が孔あけ工具のほぼ中
心を指向するように形成されているため、ボール盤等に
予め取り付けられた孔あけ工具に対して後で面取り刃を
取り付けるときに、連結具を挿通孔及び取付凹部に押し
入れるときの力に基づいて孔あけ工具を回動させようと
するモーメントが生じにくくなっている。このため、孔
あけ工具の不用意な回動を気にする必要がなくなり、孔
あけ工具に対する面取り刃の取り付けが極めて容易とな
る。
連結具をねじで構成すると共に本体の取付凹部をね
じ孔で構成した場合、ねじをねじ孔に螺入することで該
ねじの頭部と本体との間に固定プレートの側壁を強く挟
み込むことができる。故に、本体と固定プレートとの相
互連結を強固なものとすることができると共に、本体及
び固定プレートの各係合面の、孔あけ工具の各溝の壁面
に対する挟圧力を高めることができ、孔あけ工具に対す
る面取り刃の取り付けを一層確実なものとすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した一実施例に従う面取り刃を
バニシングドリルに取り付けた状態で示す断面図、第2
図は作業状態の概略を説明する正面図。 1……本体、2……固定プレート、3……連結具として
のねじ、5……回転式孔あけ工具としてのバニシングド
リル、11a……切刃、18……本体の係合面としての第6
側面、22……固定プレートの前側面、24……固定プレー
トの係合面、25……固定プレートの側壁、41……本体に
形成された取付凹部としてのねじ孔、42……側壁に形成
された挿通孔、51……孔あけ工具の切屑案内溝、51b…
…切屑案内溝の壁面、53……孔あけ工具のリーマ溝、53
a……リーマ溝の壁面、H……孔、Ha……凹所、L……
…孔あけ工具の中心軸線、W……ワーク、X……切削回
転方向。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数条の溝(51,53)が形成された回転式
    孔あけ工具(5)に取り付けて、該孔あけ工具(5)に
    よりワーク(W)にあけられた孔(H)の開口緑に同孔
    (H)の内径よりも大きな内径の凹所(Ha)を形成する
    ための面取り刃であって、 前記孔あけ工具(5)の一つの溝(53)の壁面(53a)
    と係合させるための係合面(18)が形成された本体
    (1)と、 前記孔あけ工具(5)の別の溝(51)の壁面(51b)と
    係合させるための係合面(24)と連なる前側面(22)が
    形成されると共に、前記本体(1)と接触させるべく該
    前側面(22)側へ突出形成された側壁(25)を有する固
    定プレート(2)と、 前記本体(1)及び前記固定プレート(2)のうちの少
    なくとも一方の先端部に形成された切刃(11a)と、 前記本体(1)と前記固定プレート(2)とを連結する
    ための連結具(3)とを備え、 前記連結具(3)を前記孔あけ工具(5)のほぼ中心に
    向かう方向に挿通できるように、前記固定プレート
    (2)の側壁(25)には挿通孔(42)を、又、前記本体
    (1)には取付凹部(41)をそれぞれ形成し、これら挿
    通孔(42)及び取付凹部(41)に前記連結具(3)を挿
    通して前記本体(1)と前記固定プレート(2)とを連
    結したときに、前記本体(1)の係合面(18)と前記固
    定プレート(2)の係合面(24)とで前記孔あけ工具
    (5)の各溝(51,53)の壁面(51b,53a)を挟圧して該
    孔あけ工具(5)の外周部に対し固定可能としたことを
    特徴とする回転式孔あけ工具の面取り刃。
  2. 【請求項2】前記連結具をねじ(3)とすると共に、前
    記本体(1)に形成された取付凹部をねじ孔(41)と
    し、前記ねじ(3)を前記ねじ孔(41)に螺入すること
    で該ねじ(3)の頭部と前記本体(1)との間に、前記
    固定プレート(2)の側壁(25)を挟み込むようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転式孔あけ工具の
    面取り刃。
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