JP2815321B2 - 流体等の物質のアプリケータユニット - Google Patents
流体等の物質のアプリケータユニットInfo
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
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- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D34/00—Containers or accessories specially adapted for handling liquid toiletry or cosmetic substances, e.g. perfumes
- A45D34/04—Appliances specially adapted for applying liquid, e.g. using roller or ball
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
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- B65D83/285—Nozzles, nozzle fittings or accessories specially adapted therefor for applying the contents, e.g. brushes, rollers, pads, spoons, razors, scrapers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、処理すべき表面に液体
または固体ないしペースト状の物質を塗布するためのア
プリケータユニットに関する。
または固体ないしペースト状の物質を塗布するためのア
プリケータユニットに関する。
【０００２】このようなユニットを使用して塗布可能な
物質としては、例えば、脱臭剤、ほお紅、昆虫忌避剤の
ような化粧品または皮膚用医薬品を挙げることができ
る。さらに、このアプリケータユニットは、特に、ボデ
ィ脱臭剤用である。
物質としては、例えば、脱臭剤、ほお紅、昆虫忌避剤の
ような化粧品または皮膚用医薬品を挙げることができ
る。さらに、このアプリケータユニットは、特に、ボデ
ィ脱臭剤用である。
【０００３】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】化粧品の
分野において、脱臭剤用アプリケータは、既に提案され
ており、固形の多孔質材料から形成されたアプリケータ
半球状部（ドーム部）を具備する分配頭が固定された貯
蔵部に、液体状の組成物を収容したものが使用されてい
る。この種のアプリケータは、例えば、仏国特許公開第
２６４７０３４号に記載されている。しかしながら、こ
の装置には、次に示す欠点があった。
分野において、脱臭剤用アプリケータは、既に提案され
ており、固形の多孔質材料から形成されたアプリケータ
半球状部（ドーム部）を具備する分配頭が固定された貯
蔵部に、液体状の組成物を収容したものが使用されてい
る。この種のアプリケータは、例えば、仏国特許公開第
２６４７０３４号に記載されている。しかしながら、こ
の装置には、次に示す欠点があった。
【０００４】それは、塗布中に、使用者が皮膚上にある
種の突張感を感じることである。
種の突張感を感じることである。
【０００５】さらに、物質を使用しないときに貯蔵部を
確実に閉じるため、比較的複雑な分配頭にする必要があ
り、コストに影響していた。
確実に閉じるため、比較的複雑な分配頭にする必要があ
り、コストに影響していた。
【０００６】またさらに、液状の物質を使用するために
は、アプリケータ部材となる多孔質半球状部に液体を流
し込むという、前操作が必要とされる。
は、アプリケータ部材となる多孔質半球状部に液体を流
し込むという、前操作が必要とされる。
【０００７】一般に、このアプリケータは、数種の部品
から形成され、結果として、製造における組立工程が複
雑になり、必然的に価格が高くなる。
から形成され、結果として、製造における組立工程が複
雑になり、必然的に価格が高くなる。
【０００８】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、単一のブロ
ックからなる分配システムを使用することによって、上
述した欠点を回避する新規のアプリケータユニット（分
配ユニット）を提供するものであり、アプリケータ部材
は、可撓性の連結片（舌片）により固定部に接続されて
おり、ユニット全体は一つの部品として成形されたもの
である。特に、このユニットは、安価に製作することが
できる。さらに使用者は、このユニットの容易な操作
性、柔軟な操作性、特に、滑らかな適用性を高く評価し
ている。実際、本発明のアプリケータユニットは、液状
の脱臭剤または脱毛剤のような物質を、特に皮膚の敏感
な場所、例えば腋窩に優しく塗布することを可能にす
る。
ックからなる分配システムを使用することによって、上
述した欠点を回避する新規のアプリケータユニット（分
配ユニット）を提供するものであり、アプリケータ部材
は、可撓性の連結片（舌片）により固定部に接続されて
おり、ユニット全体は一つの部品として成形されたもの
である。特に、このユニットは、安価に製作することが
できる。さらに使用者は、このユニットの容易な操作
性、柔軟な操作性、特に、滑らかな適用性を高く評価し
ている。実際、本発明のアプリケータユニットは、液状
の脱臭剤または脱毛剤のような物質を、特に皮膚の敏感
な場所、例えば腋窩に優しく塗布することを可能にす
る。
【０００９】しかして、本発明の第１の観点では、対称
軸と；物質のアプリケータ部材を具備した可動部と；中
空の固定部と；可動部と固定部とを連結する可撓性の連
結手段とを具備し、可動部は前記軸に沿って移動可能
で、連結手段は前記軸にほぼ直交する平面に配された、
少なくとも１つの連結片によって構成され、該連結片の
第１端部は可動部に接合され、該連結片の第２端部は前
記固定部に接合されてなり、物質の塗布が可動部を経由
して為され、可動部がアプリケータ部材を支持するよう
に構成された、流体等の物質のアプリケータユニットを
提供する。
軸と；物質のアプリケータ部材を具備した可動部と；中
空の固定部と；可動部と固定部とを連結する可撓性の連
結手段とを具備し、可動部は前記軸に沿って移動可能
で、連結手段は前記軸にほぼ直交する平面に配された、
少なくとも１つの連結片によって構成され、該連結片の
第１端部は可動部に接合され、該連結片の第２端部は前
記固定部に接合されてなり、物質の塗布が可動部を経由
して為され、可動部がアプリケータ部材を支持するよう
に構成された、流体等の物質のアプリケータユニットを
提供する。
【００１０】アプリケータユニットは、物質を収容する
パッケージを意味すると理解されるべきであり、この物
質は処理される表面、例えば皮膚に直接塗布されるもの
である。
パッケージを意味すると理解されるべきであり、この物
質は処理される表面、例えば皮膚に直接塗布されるもの
である。
【００１１】本発明の好ましい実施態様では、アプリケ
ータユニットは、可動部と固定部という２つの部材の間
に規則正しく配置された複数の連結片を具備してなる。
連結片の数は、好ましくは２から１２の間である。
ータユニットは、可動部と固定部という２つの部材の間
に規則正しく配置された複数の連結片を具備してなる。
連結片の数は、好ましくは２から１２の間である。
【００１２】複数の連結片を使用することにより、固定
部に対して可動部の良好な方向付けが可能となる。
部に対して可動部の良好な方向付けが可能となる。
【００１３】好ましくは、第１の連結片の第１端部は、
第２の連結片の第２端部の反対側にある。言い替えれ
ば、連結片は、一つの面内で千鳥状に配設されている。
第２の連結片の第２端部の反対側にある。言い替えれ
ば、連結片は、一つの面内で千鳥状に配設されている。
【００１４】これらの連結片の使用により、アプリケー
タユニットの使用開始時に、アプリケータユニットの操
作がかなり柔軟にまたは優しくなる。
タユニットの使用開始時に、アプリケータユニットの操
作がかなり柔軟にまたは優しくなる。
【００１５】塗布される物質は、揮発性物質、液体、ペ
ーストまたは固体であってもよい。この物質は、例え
ば、芳香性のボディローション、液状の脱臭剤、液状の
脱毛組成物、またはペーストあるいは固体で砕けやすい
メーキャップ製品であってもよい。
ーストまたは固体であってもよい。この物質は、例え
ば、芳香性のボディローション、液状の脱臭剤、液状の
脱毛組成物、またはペーストあるいは固体で砕けやすい
メーキャップ製品であってもよい。
【００１６】変形例においては、第１の連結片の第１端
部は、第２の連結片の第１端部に近接した位置にある。
部は、第２の連結片の第１端部に近接した位置にある。
【００１７】このように、可動部、固定部および連結片
によって構成された単一のブロックからなるサブアセン
ブリが得られ、可動部は固定部に対し、軸方向に移動可
能であり、移動は比較的長い移動距離に渡って滑らか
で、移動距離は連結片の長さに依存する。
によって構成された単一のブロックからなるサブアセン
ブリが得られ、可動部は固定部に対し、軸方向に移動可
能であり、移動は比較的長い移動距離に渡って滑らか
で、移動距離は連結片の長さに依存する。
【００１８】一般に移動距離は、およそ、連結片の長さ
の１／３倍である。それゆえ、この移動距離は、特別な
使用が考慮される場合は、調節することができる。
の１／３倍である。それゆえ、この移動距離は、特別な
使用が考慮される場合は、調節することができる。
【００１９】このサブアセンブリは、熱可塑性材料を、
成形もしくは射出成形することによって得ることができ
る。好ましくは、熱可塑性材料は、ポリプロピレンまた
はポリエチレンである。しかしながら、このサブアセン
ブリは、代わりに、金属または軟質合金類によって製作
されてもよい。
成形もしくは射出成形することによって得ることができ
る。好ましくは、熱可塑性材料は、ポリプロピレンまた
はポリエチレンである。しかしながら、このサブアセン
ブリは、代わりに、金属または軟質合金類によって製作
されてもよい。
【００２０】本発明の他の変形例としては、連結片が、
少なくとも一つの、連結片が存在する面から突出した部
分を有していてもよい。この連結片は、１箇所が屈曲し
た形状をなすか、または正弦波形状を有するものであっ
てもよい。
少なくとも一つの、連結片が存在する面から突出した部
分を有していてもよい。この連結片は、１箇所が屈曲し
た形状をなすか、または正弦波形状を有するものであっ
てもよい。
【００２１】塗布中、上記の形状により、連結片のかな
りの伸長が可能となり、可動部の移動距離が最大にでき
る。
りの伸長が可能となり、可動部の移動距離が最大にでき
る。
【００２２】第１の実施態様にあっては、アプリケータ
ユニットは、塗布される物質を収容する容器をさらに具
備しており、固定部はこの容器上に設けられている。こ
の場合、容器は、推進ガスによって加圧された容器で、
可動部が容器に向かって軸方向に移動したときに、容器
をアプリケータ部材に連通させる分配バルブを備えてい
る。
ユニットは、塗布される物質を収容する容器をさらに具
備しており、固定部はこの容器上に設けられている。こ
の場合、容器は、推進ガスによって加圧された容器で、
可動部が容器に向かって軸方向に移動したときに、容器
をアプリケータ部材に連通させる分配バルブを備えてい
る。
【００２３】この実施態様においては、アプリケータ部
材は、可動部に接続された多孔質の塗布半球状部に連結
されたフィーダ管によって構成されており、該フィーダ
管は半球状部の支持体となっている。処理される表面に
半球状部を適用した場合、半球状部にかかる圧力が分配
バルブを動かし、半球状部を経由して物質を塗布分配す
るものである。この構造により、仏国特許公開第２６４
７０３４号に記載の脱臭剤の構造よりも簡単に使用でき
ることが可能となる。
材は、可動部に接続された多孔質の塗布半球状部に連結
されたフィーダ管によって構成されており、該フィーダ
管は半球状部の支持体となっている。処理される表面に
半球状部を適用した場合、半球状部にかかる圧力が分配
バルブを動かし、半球状部を経由して物質を塗布分配す
るものである。この構造により、仏国特許公開第２６４
７０３４号に記載の脱臭剤の構造よりも簡単に使用でき
ることが可能となる。
【００２４】この実施例において、物質が加圧下で収容
された液状の物質である場合、この物質は好ましくは、
化粧および／または皮膚科学的作用を持つ組成物であ
る。
された液状の物質である場合、この物質は好ましくは、
化粧および／または皮膚科学的作用を持つ組成物であ
る。
【００２５】第２の実施態様においては、可動部はペー
スト状もしくは固体の砕けやすい物質に対する支持体と
なっており、固定部は把持部となっている。このような
砕けやすい物質としては、メーキャップ用圧密パウダー
の固体ブロック、固体のメーキャップファンデーション
等がある。
スト状もしくは固体の砕けやすい物質に対する支持体と
なっており、固定部は把持部となっている。このような
砕けやすい物質としては、メーキャップ用圧密パウダー
の固体ブロック、固体のメーキャップファンデーション
等がある。
【００２６】このようにメーキャップ製品を非常にソフ
トに顔の皮膚に適用することができる。
トに顔の皮膚に適用することができる。
【００２７】さらに、本発明の他の観点は、特に第１実
施態様と同様な上述したような脱臭剤を適用するための
ユニットによって構成されたボディ用脱臭剤を提供する
ものである。
施態様と同様な上述したような脱臭剤を適用するための
ユニットによって構成されたボディ用脱臭剤を提供する
ものである。
【００２８】
【実施例】本発明の理解を容易にするために、添付図に
示す３つの実施態様を以下に説明するが、これらは本発
明を限定するものではなく、例証のためのものにすぎな
い。
示す３つの実施態様を以下に説明するが、これらは本発
明を限定するものではなく、例証のためのものにすぎな
い。
【００２９】図１には、ボディ用脱臭剤の第１実施態様
の、軸Ａに対して軸対称な塗布ユニット（アプリケータ
ユニット）を示している。
の、軸Ａに対して軸対称な塗布ユニット（アプリケータ
ユニット）を示している。
【００３０】図１において、液状の脱臭剤製品用の容器
１０１となる円筒状の缶は、例えばPorex（登録商標）
によって形成された多孔質のアプリケータ半球状部１０
９を具備しており、該アプリケータ半球状部１０９は、
環状締結スカート部材１１２によって、凸円盤状の支持
体１０８に固定されている。上記支持体１０８は、スカ
ート部材１１２の反対側に位置するその周縁部が円筒状
のスカート部材１１０ａに接続されている。上記支持体
１０８、環状スカート部材１１２および円筒状のスカー
ト部材１１０ａからなるアセンブリが、軸Ａの方向に沿
って移動できる中央部（可動部）を構成している。
１０１となる円筒状の缶は、例えばPorex（登録商標）
によって形成された多孔質のアプリケータ半球状部１０
９を具備しており、該アプリケータ半球状部１０９は、
環状締結スカート部材１１２によって、凸円盤状の支持
体１０８に固定されている。上記支持体１０８は、スカ
ート部材１１２の反対側に位置するその周縁部が円筒状
のスカート部材１１０ａに接続されている。上記支持体
１０８、環状スカート部材１１２および円筒状のスカー
ト部材１１０ａからなるアセンブリが、軸Ａの方向に沿
って移動できる中央部（可動部）を構成している。
【００３１】容器１０１の頂部は、オジーブ形の湾曲部
１０２と、円筒状の部分と湾曲部１０２との間の部位に
形成された周溝１０６を有している。周溝１０６には、
円筒状のリング（固定部）１０７の、容器方向端部に形
成された周方向に延びる係合ビート１０７ａが嵌合して
いる。該リング１０７は、スカート部材１１０ａの一部
を同心状に囲ぎょうしている。１組の可撓連結片１１１
が、リング１０７とスカート部材１１０ａとの間に形成
された自由空間に配置されている。
１０２と、円筒状の部分と湾曲部１０２との間の部位に
形成された周溝１０６を有している。周溝１０６には、
円筒状のリング（固定部）１０７の、容器方向端部に形
成された周方向に延びる係合ビート１０７ａが嵌合して
いる。該リング１０７は、スカート部材１１０ａの一部
を同心状に囲ぎょうしている。１組の可撓連結片１１１
が、リング１０７とスカート部材１１０ａとの間に形成
された自由空間に配置されている。
【００３２】円筒状のスカート部材１１０ａの容器に面
している部分は、連結片１１１の第１端部１１１ａ（図
２（ａ）および図２（ｂ）参照）に接続されている。連
結片１１１の第２端部１１１ｂはリング１０７に連結さ
れている。連結片１１１は、軸Ａに直交する、ＩＩ−Ｉ
Ｉ線に沿った平面Ｐ上に配置されている。リング１０
７、連結片１１１、スカート部材１１０ａおよび支持体
１０８は、ポリプロピレンを成形または射出成形した単
一のブロックからなるサブアセンブリを構成している。
支持体１０８は、中央導管１０３を有しており、この中
央導管１０３には、分配バルブ１０４のステム部１０５
が液密に嵌合され、該バルブ１０４は容器１０１の頂部
１０２に配設されている。容器１０１の反対側には、ス
テム部１０５を多孔質の半球状部１０９に連結するよう
に、導管１１３にがフィーダ管１１４まで延在せしめら
れている。
している部分は、連結片１１１の第１端部１１１ａ（図
２（ａ）および図２（ｂ）参照）に接続されている。連
結片１１１の第２端部１１１ｂはリング１０７に連結さ
れている。連結片１１１は、軸Ａに直交する、ＩＩ−Ｉ
Ｉ線に沿った平面Ｐ上に配置されている。リング１０
７、連結片１１１、スカート部材１１０ａおよび支持体
１０８は、ポリプロピレンを成形または射出成形した単
一のブロックからなるサブアセンブリを構成している。
支持体１０８は、中央導管１０３を有しており、この中
央導管１０３には、分配バルブ１０４のステム部１０５
が液密に嵌合され、該バルブ１０４は容器１０１の頂部
１０２に配設されている。容器１０１の反対側には、ス
テム部１０５を多孔質の半球状部１０９に連結するよう
に、導管１１３にがフィーダ管１１４まで延在せしめら
れている。
【００３３】液状の組成物、例えば、約０．００３Pa.s
の粘度を有するボディ用脱臭剤が、容器１０１に収容さ
れている。この液体は通常の推進ガスにより加圧されて
いる。
の粘度を有するボディ用脱臭剤が、容器１０１に収容さ
れている。この液体は通常の推進ガスにより加圧されて
いる。
【００３４】この装置の操作を次に示す。使用者はわず
かに圧をかけることにより、多孔質の半球状部１０９を
処理される表面に直接適用する。連結片１１１が可撓的
に変形し、バルブ１０４のステム部１０５が押込まれ、
ステム部１０５およびフィーダ管１０４を経由して液状
の脱臭剤製品が半球状部１０９に染み込む。このように
して、使用者は、ボディの非常に敏感な部分、例えば腋
窩とか、あるいは接触が困難な部分を簡単に処理するこ
とができる。
かに圧をかけることにより、多孔質の半球状部１０９を
処理される表面に直接適用する。連結片１１１が可撓的
に変形し、バルブ１０４のステム部１０５が押込まれ、
ステム部１０５およびフィーダ管１０４を経由して液状
の脱臭剤製品が半球状部１０９に染み込む。このように
して、使用者は、ボディの非常に敏感な部分、例えば腋
窩とか、あるいは接触が困難な部分を簡単に処理するこ
とができる。
【００３５】使用後、分配半球状部１０９は、図示しな
い保護キャップによって保護される。
い保護キャップによって保護される。
【００３６】図２は、図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った（平
面Ｐにおける）断面図であり、可動部１１０および固定
部１０７を接続する連結片１１１の構造を変更した第１
変形例を示すものである。連結片１１１は、可動部１１
０に連結されている第１の連結片の一方の端部１１１ａ
が周縁部１０７（リング）に連結されて連続している連
結片の端部１１１ｂの反対側にくるように同じ方向に向
けられていることが分かる。
面Ｐにおける）断面図であり、可動部１１０および固定
部１０７を接続する連結片１１１の構造を変更した第１
変形例を示すものである。連結片１１１は、可動部１１
０に連結されている第１の連結片の一方の端部１１１ａ
が周縁部１０７（リング）に連結されて連続している連
結片の端部１１１ｂの反対側にくるように同じ方向に向
けられていることが分かる。
【００３７】図２（ｂ）は、同一平面Ｐに位置する連結
片１１１の配置の変形例を示すものであり、２つの連続
している連結片の２つの端部１１１ａ、１１１ａは並列
して配置されて、中央部１１０に連結されており、もう
一方の端部１１１ｂ、１１１ｂは互いに隣接して配設さ
れて、周縁部（リング）１０７に取り付けられている。
片１１１の配置の変形例を示すものであり、２つの連続
している連結片の２つの端部１１１ａ、１１１ａは並列
して配置されて、中央部１１０に連結されており、もう
一方の端部１１１ｂ、１１１ｂは互いに隣接して配設さ
れて、周縁部（リング）１０７に取り付けられている。
【００３８】図２（ａ）および図２（ｂ）の連結片によ
り、この装置の操作性が非常にソフトで柔軟になる。
り、この装置の操作性が非常にソフトで柔軟になる。
【００３９】スカート部材１１０の操作性の柔軟さは、
連結片の長さと厚さを調節することによって、調節する
ことができる。
連結片の長さと厚さを調節することによって、調節する
ことができる。
【００４０】円筒状の塗布ユニットの場合、連結片１１
１は、大きさが２０゜から１８０゜の範囲の角度の円弧
とすることができる。連結片の数は、好ましくは２から
１２の間から選ばれる。
１は、大きさが２０゜から１８０゜の範囲の角度の円弧
とすることができる。連結片の数は、好ましくは２から
１２の間から選ばれる。
【００４１】図３（ａ）と図３（ｂ）に示された第２実
施態様において、固定部２０７は丸い角部を持つ略長方
形断面を有するものであり、皮膚に直接適用する固体の
メーキャップ製品Ｓ（例えば、メーキャップファンデー
ション）の塊用の把持部となる。製品Ｓは、底部２０８
を有する中央のカップ状部２１０に収容されている。カ
ップ状部と固定部とは同心である。カップ状部の基部
は、連結片２１１の端部２１１ａに連結しており、この
連結片２１１…は、また、それらの端部２１１ｂが周縁
部２０７に連結されている。
施態様において、固定部２０７は丸い角部を持つ略長方
形断面を有するものであり、皮膚に直接適用する固体の
メーキャップ製品Ｓ（例えば、メーキャップファンデー
ション）の塊用の把持部となる。製品Ｓは、底部２０８
を有する中央のカップ状部２１０に収容されている。カ
ップ状部と固定部とは同心である。カップ状部の基部
は、連結片２１１の端部２１１ａに連結しており、この
連結片２１１…は、また、それらの端部２１１ｂが周縁
部２０７に連結されている。
【００４２】このユニットの周縁部２０７を握ることに
よって、使用者は、製品Ｓを皮膚に適用するが、連結片
２１１の柔軟性により、正確にかつ全体的にソフトにメ
ーキャップをすることができる。
よって、使用者は、製品Ｓを皮膚に適用するが、連結片
２１１の柔軟性により、正確にかつ全体的にソフトにメ
ーキャップをすることができる。
【００４３】図４（ａ）と図４（ｂ）は、図３（ａ）お
よび図３（ｂ）に表された装置の変形例である。さらに
適用の柔らかさを増すため、中央部３１０と周縁部３０
７を接続する連結片３１１に、平面Ｐの外側に位置する
波形状の部分Ｚが設けられている（図５参照）。この部
分Ｚは、好ましくは、端部３１１ａ、３１１ｂのほぼ中
間に位置している。
よび図３（ｂ）に表された装置の変形例である。さらに
適用の柔らかさを増すため、中央部３１０と周縁部３０
７を接続する連結片３１１に、平面Ｐの外側に位置する
波形状の部分Ｚが設けられている（図５参照）。この部
分Ｚは、好ましくは、端部３１１ａ、３１１ｂのほぼ中
間に位置している。
【００４４】これらの波形状の連結片３１１は、加えた
力の反対方向に延びて、（図４（ｂ）の矢印Ｆで示され
る）かなりソフトな適用を可能にする。もちろん、これ
らは、図１に表された実施態様においても使用すること
ができる。
力の反対方向に延びて、（図４（ｂ）の矢印Ｆで示され
る）かなりソフトな適用を可能にする。もちろん、これ
らは、図１に表された実施態様においても使用すること
ができる。
【図１】 本発明の実施態様に係る、液体のアプリケー
タユニットの軸方向の部分断面図である。
タユニットの軸方向の部分断面図である。
【図２】 （ａ）は図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った断面に
相当する平面Ｐにおける図であり、（ｂ）は（ａ）に示
すものに似た変形例を示す図である。
相当する平面Ｐにおける図であり、（ｂ）は（ａ）に示
すものに似た変形例を示す図である。
【図３】 （ａ）は固体またはペースト状の物質を含有
する本発明の第２実施態様の平面図であり、（ｂ）は
（ａ）のＩＩＩｂ−ＩＩＩｂ線に沿った断面図である。
する本発明の第２実施態様の平面図であり、（ｂ）は
（ａ）のＩＩＩｂ−ＩＩＩｂ線に沿った断面図である。
【図４】 （ａ）は図３（ａ）に示す実施態様の変形例
を示す断面図で、装置の未使用状態を示すものであり、
（ｂ）は図３（ａ）の実施態様の変形例を示す断面図
で、適用状態を示すものである。
を示す断面図で、装置の未使用状態を示すものであり、
（ｂ）は図３（ａ）の実施態様の変形例を示す断面図
で、適用状態を示すものである。
【図５】 図４（ａ）および図４（ｂ）に示す実施態様
における連結片の拡大図である。
における連結片の拡大図である。
１０１…容器、１０２…湾曲部、１０３…中央導管、１
０４…バルブ、１０５…ステム部、１０６…周溝、１０
７、２０７、３０７…リング、周縁部（固定部）、１０
８…支持体、１０９…半球状部、１１０、２１０、３１
０……可動部、１１１、２１１、３１１…連結片、１１
３…導管、１１４…フィーダ管
０４…バルブ、１０５…ステム部、１０６…周溝、１０
７、２０７、３０７…リング、周縁部（固定部）、１０
８…支持体、１０９…半球状部、１１０、２１０、３１
０……可動部、１１１、２１１、３１１…連結片、１１
３…導管、１１４…フィーダ管
Claims (14)
- 【請求項１】 対称軸（Ａ）と；流体などの物質のアプ
リケータ部材を具備した可動部（１１０、２１０、３１
０）と；中空の固定部（１０７、２０７、３０７）と；
可動部と固定部とを連結する可撓性の連結手段とを具備
し、 可動部は前記軸（Ａ）に沿って移動可能で、連結手段は
前記軸（Ａ）にほぼ直交する平面（Ｐ）に配された、少
なくとも１つの連結片（１１１、２１１、３１１）によ
って構成され、該連結片の第１端部（１１１ａ、２１１
ａ、３１１ａ）は可動部に接合され、該連結片の第２端
部（１１１ｂ、２１１ｂ、３１１ｂ）は前記固定部に接
合されてなり、 前記物質の塗布が可動部を経由して為され、可動部がア
プリケータ部材を支持する構成とされたことを特徴とす
る流体等の物質のアプリケータユニット。 - 【請求項２】 アプリケータ部材が、可動部に接合され
た多孔質の半球状部であって、液状物の染み込みが可能
な半球状部であることを特徴とする請求項１に記載のユ
ニット。 - 【請求項３】 前記物質が収容された加圧容器（１０
１）をさらに具備し、 該容器は、容器をアプリケータ部材（Ｄ）に連通させる
分配バルブ（１０４）を備え、前記固定部（１０７）
は、前記容器に設けられ、容器の方向への可動部（１１
０）の軸方向の移動により上記の連通が生じる構成とさ
れたことを特徴とする請求項１または２に記載のユニッ
ト。 - 【請求項４】 容器（１０１）に収容された前記物質
が、化粧および／または皮膚学的作用を持つ液状の組成
物であることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか
１項に記載のユニット。 - 【請求項５】 可動部が砕けやすい固体状の物質（Ｓ）
を支持することを特徴とする請求項１に記載のユニッ
ト。 - 【請求項６】 可動部（１１０、２１０、３１０）、固
定部（１０７、２０７、３０７）および連結片（１１
１、２１１、３１１）が単一のブロックからなるサブア
センブリを形成してなることを特徴とする請求項１ない
し５のいずれか１項に記載のユニット。 - 【請求項７】 可動部（１１０、２１０、３１０）と固
定部（１０７、２０７、３０７）との間に規則的に配置
された複数の連結片（１１１、２１１、３１１）を具備
してなることを特徴とする請求項１ないし６のいずれか
１項に記載のユニット。 - 【請求項８】 連結片（１１１、２１１、３１１）の数
が、２から１２の間であることを特徴とする請求項１な
いし７のいずれか１項に記載のユニット。 - 【請求項９】 一の連結片（１１１、２１１、３１１）
の第１端部（１１１ａ、２１１ａ、３１１ａ）が、他の
連結片の第２端部（１１１ｂ、２１１ｂ、３１１ｂ）の
反対側に位置することを特徴とする請求項１ないし８の
いずれか１項に記載のユニット。 - 【請求項１０】 一の連結片（１１１）の第１端部（１
１１ａ、２１１ａ、３１１ａ）が、他の連結片の第１端
部に近接した位置にあることを特徴とする請求項１ない
し９のいずれか１項に記載のユニット。 - 【請求項１１】 サブアセンブリは、熱可塑性物質を成
形して形成されたものであることを特徴とする請求項６
に記載のユニット。 - 【請求項１２】 熱可塑性物質がポリプロピレンである
ことを特徴とする請求項１１に記載のユニット。 - 【請求項１３】 連結片（１１１、２１１、３１１）
が、平面（Ｐ）から突出した少なくとも１つの部分
（Ｚ）を有してなることを特徴とする請求項１ないし１
２のいずれか１項に記載のユニット。 - 【請求項１４】 請求項１ないし１３のいずれか１項に
記載の分配ユニットからなることを特徴とするボディ用
脱臭剤のアプリケータ。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR944601 | 1994-04-18 | ||
| FR9404601A FR2718720B1 (fr) | 1994-04-18 | 1994-04-18 | Ensemble de distribution pour un produit fluide ou solide. |
| FR9404601 | 1994-04-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08740A JPH08740A (ja) | 1996-01-09 |
| JP2815321B2 true JP2815321B2 (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=9462213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7091176A Expired - Lifetime JP2815321B2 (ja) | 1994-04-18 | 1995-04-17 | 流体等の物質のアプリケータユニット |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0678458B1 (ja) |
| JP (1) | JP2815321B2 (ja) |
| DE (1) | DE69500328T2 (ja) |
| ES (1) | ES2105847T3 (ja) |
| FR (1) | FR2718720B1 (ja) |
Families Citing this family (10)
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|---|---|---|---|---|
| FR2737707B1 (fr) * | 1995-08-08 | 1997-09-12 | Oreal | Ensemble d'application d'un produit fluide ou solide |
| WO1998038744A1 (fr) | 1997-02-27 | 1998-09-03 | Seiko Epson Corporation | Oscillateur et procede pour regler la frequence d'oscillation de cet oscillateur |
| DE19853253A1 (de) * | 1998-11-18 | 2000-05-25 | Beiersdorf Ag | Vorrichtung zum Auftragen flüssiger Medien auf die Haut |
| FR2804845B1 (fr) * | 2000-02-16 | 2002-04-26 | Oreal | Dispositif de conditionnement et d'application comportant un element formant reservoir intermediaire |
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| JP2011219118A (ja) * | 2010-04-07 | 2011-11-04 | Kao Corp | 液体容器用キャップ |
| JP5826504B2 (ja) * | 2011-03-18 | 2015-12-02 | 小池化学株式会社 | 塗布用エアゾール製品 |
| KR101435326B1 (ko) * | 2013-04-12 | 2014-08-27 | 임성구 | 수소발생부를 가진 미용기구 |
| US9227044B2 (en) * | 2013-12-09 | 2016-01-05 | Amneal Pharmaceuticals Llc | Applicator for applying a fluid to a surface |
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| DE3010352A1 (de) * | 1980-03-18 | 1981-09-24 | Lechner + Bek GmbH, 7700 Singen | Vorrichtung zum auftragen eines cremeartigen mittels auf eine flaeche |
| JPS56172558U (ja) * | 1980-05-21 | 1981-12-19 | ||
| JPS62139972U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-03 | ||
| FR2647034B1 (fr) * | 1989-05-18 | 1991-09-06 | Oreal | Dispositif applicateur pour liquide, comportant un dome en matiere poreuse |
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| JP3067659U (ja) * | 1999-09-24 | 2000-04-07 | ▲らい▼徳科技股▲ふん▼有限公司 | Ｃｄケ―ス |
-
1994
- 1994-04-18 FR FR9404601A patent/FR2718720B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-04-03 DE DE69500328T patent/DE69500328T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-04-03 ES ES95400736T patent/ES2105847T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1995-04-03 EP EP95400736A patent/EP0678458B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1995-04-17 JP JP7091176A patent/JP2815321B2/ja not_active Expired - Lifetime
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|---|---|
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| ES2105847T3 (es) | 1997-10-16 |
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| DE69500328D1 (de) | 1997-07-10 |
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