JP2813242B2 - 位相弁別方法およびこれを用いたデータ再生方法とデータ再生装置 - Google Patents

位相弁別方法およびこれを用いたデータ再生方法とデータ再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録再生系における位相弁別方式に係
り、特に、符号間干渉の影響を低減し、再生信号のS/N
を改善することを図った位相弁別方法およびこれを用い
たデータ再生方法とデータ再生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の磁気記録再生系の位相弁別方式を第10図を用い
て説明する。記録時には、記録ビット30のビット“1"と
“0"を媒体面31上の磁化反転の有無に対応させて記録す
る。この磁化反転は、磁気ヘッド32からの再生信号33の
波形ピーク33aとして読み出されるが、この波形ピーク3
3aの位相を決定するため、波形等化処理回路34で再生信
号33bに等化処理を施したのち、この等化波形33bを微分
回路35で微分する。そして、この微分波形33cの零クロ
スポイントをパルス化回路36でピークパルス37へと変換
することにより、波形ピーク33aの位相を検出する。位
相弁別回路38では、この検出されたピークパルス37の位
相を、ビット幅相等の弁別窓信号37aと比較し、窓内に
パルスが有るか無いかで再生符号39のビット“1"と“0"
とを判定する。
上述した従来の位相弁別方式の位相弁別回路38に対し
て、最尤復号の原理を適用することによって、雑音性能
を向上させる手法がアイ・イー・イー・イートランザク
ションオンエム・エー・ジー17,第6巻、1981年,第333
7〜3339頁;“磁気記録におけるランレングスリミテッ
ドコードの最尤復号によるピーク位相検出”(IEEE Tr
ans.on MAG−17,No.6(1981),pp.3337〜3339;“AnEven
t−driven Maximum−likelyhood Peak Position Detect
or for Run−length−limited Codes in Magnetic Reco
rding"において論じられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
第10図に示した従来の位相弁別方式で起こる弁別エラ
ーについて、第11図を用いて述べる。隣接する磁化反転
40からのそれぞれの孤立再生波形41は、互いに干渉しあ
うため、それぞれの波形ピーク42の位相は、本来の位置
からパターンピークシフト47だけずれる。この波形に雑
音が重畳すると、波形ピーク42は、さらにシフトして本
来の正規窓幅43を外れる場合が起こりうる。この場合
に、ピーク42の位相に対応するピークパルス37(第10
図)も、隣接窓幅44の方向にずれ、正規窓幅43とこの隣
接窓幅44との間で2ビットの判定エラー46がビット反転
45により発生する。
本発明の目的は、パターンピークシフト47により、弁
別窓に対して位相弁別の動作余裕が減るという従来の位
相弁別での問題を軽減することができ、また、雑音の影
響を等価的に抑えて、低いS/N信号での再生を可能とす
る位相弁別方式を提供することにある。
また、パルス波形の振幅情報または位相情報を活用し
て、干渉による再生波形パターンの違いをより的確に識
別することで、弁別系のS/N向上を可能とする方式を提
供する。前記文献に記載されている最尤復号適用の位相
検出は、位相情報のみの判定であり、その具体的方法と
効果については明らかにされておらず、干渉によるピー
クシフトの違いを弁別に活用するには、磁気記録の現状
を見た場合、必ずしも十分とは言えない。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明では、振幅情報ま
たは位相情報を活用した最尤復号法に原理に基づく位相
弁別方式とする。
第1図により本発明における位相検出方式の原理を説
明する。前述のように、位相弁別では、記録媒体から読
み出された再生信号のパルス波形のピークの位相を捉
え、このピークの位相をビット“1"に、それ以外の位相
をビット“0"へと復号する。最尤復号の原理を適用する
本発明では、再生信号波形1が読み出されると、所定の
信号処理手段により再生信号波形1の波形ピーク1a〜1h
が検出される。位相弁別の目的は、これらピークの発生
する時刻を捉え、この発生時刻にビット“1"を対応させ
るとともに、各ピークの発生間隔が何ビット間隔に相当
するかを判定し、ピーク間隔にそのビット数だけのビッ
ト“0"を対応させて復号結果をうることである。本発明
では、2つの連続する波形ピーク、例えば1a,1bが発生
した場合、そのピーク振幅レベル差2aとピーク時間間隔
2bとを検出し、これらいずれか一方、または、両方を基
にピーク時間間隔2bが何ビット分の時間長に相当するか
を判定する。ただし、この時、最尤復号の原理に基づ
き、数個の連続するピーク振幅レベル差2aとピーク時間
間隔2bを検出して並べたピークデータ列2を得た後に、
このピークデータ列2の全体に対して最も適した復号結
果を選択する。このため、検出されたピークデータ列2
のビット長の範囲で、出現の可能性のある見本波形ビッ
ト列3fの組合せをすべて考え、このビットの組合せに対
応した波形を見本波形3として、雑音のない理想状態と
仮定する。この見本波形3は、雑音は含まないが、再生
側でみた波形干渉など再生波形のパターンに依存して起
こる波形ピーク位置の変動分を情報として含むものであ
る。したがって、見本波形3aのピーク位置から求めた見
本ピークデータ列3aを全てのパターンに対してあらかじ
め用意し、これと実際の再生信号波形1のピークデータ
列2との間で比較を行って、ピークデータ列2に最も近
い見本ピークデータを選び出し、その見本波形3のビッ
ト列3fを復号結果とする。
このとき、ピークデータ列2や見本ピークデータ列3a
に用意されるピーク時間間隔2bや3e、ピーク振幅レベル
差2aは3dは、いずれも前後のピーク1aと1b、あるいは3b
と3cの相対的な時間差あるいは振幅レベル差をとったも
のである。再生信号からのピークが検出されるごとに、
直前のピークとの時間差、または振幅レベル差を検出
し、これを順番に見本ピークデータ列3a上の時間間隔、
または振幅レベル差と比較して、全体で最も比較誤差の
少ない見本ピークデータを選択する。
〔作用〕
位相弁別方式に最尤復号の原理を適用することで、再
生時の信号対雑音比S/Nを等価的に向上することができ
る。すなわち、弁別の基準として、再生波形の隣接ピー
クの相対的な時間間隔、相対的な振幅レベル差を用いる
ことで、判定基準量となる時間間隔、レベル差に対して
重畳する雑音偏差は、実際の信号に重畳する雑音偏差よ
り低減され、S/Nが等価的に改善される。さらに、この
判定を再生信号全体に繰り返すことにより、再生信号系
列すべてから見て、最も妥当と思われる復号結果が与え
られるため、与えられた条件のもとでの再生系の復号誤
り率は最小に抑えられ、再生系は最適な復号を実現でき
る。
また、本発明では、従来の弁別窓に変えて、見本ピー
クデータ列を用意し、これと実際の再生波形データとの
比較において判定を行っている。したがって、この見本
ピークデータ列にあらかじめ波形干渉情報を盛り込むこ
とによって、パターンピークシフトなどの影響を再生側
で排除して、弁別の性能低下を防ぐことができる。
第9図に、再生信号のS/Nを横軸に、位相弁別系の復
号誤り率(Bit Error Rate)を縦軸にとった特性を、従
来の位相弁別系と本発明の位相弁別方式の場合で比較し
た結果を示す。本発明における位相弁別方式により、従
来の弁別系に対し、復号誤り率10-9でS/N約3.3dBの改善
効果が確認されている。
〔実施例〕
第4図は、第1図に示した原理に基づき、本発明の位
相弁別方式を実施するのに必要となる、見本ピークデー
タ列3aを用意する上での原理を示したものである。ここ
では、再生側でのパターンピークシフトの影響を排除す
ることを目的とした見本ピークデータ決定の実施例を示
す。
第4図に示すように、媒体面の隣接磁化反転4からの
それぞれの孤立再生波形5は、互いに逆極性に重なり合
い、波形干渉を起こす。この干渉により、2つの孤立再
生波形5のそれぞれの振幅は、レベル低下7b,7dを起こ
し、また波形ピーク6a,6bの位相もピークシフト7a,7cを
起こして、互いにずれる。このようなモデルに従って考
えると、この隣接磁化反転4により作られるピーク間隔
6dは、磁化反転の起こる時間間隔5bに、2つのピークシ
フト7a,7cを加えたものとみることができ、また、ピー
ク振幅レベル差6cは、孤立再生波形5の正規の振幅の2
倍5aから、それぞれのレベル低下7b,7dを差し引いたも
のと考えることができる。
したがって、波形干渉の情報を的確に含む見本ピーク
データ列を表現するには、第5図に示すように、一つの
中心ピーク5cに対して、前後の符号間干渉範囲8であら
ゆる波形の出現パターンを仮定して、このパターンに対
して、雑音のない孤立再生波形5の重ね合わせにより、
中心ピーク5cのピークシフト7aおよびレベル低下7bを求
めておけばよい。
実際のピークの間隔は、この第5図パターンの繰り返
しで表現される。このピーク間隔表現の具体的実施例を
第6図に示す。この図に示すように、1つのピーク間隔
13は、前後のピーク11,12のピークシフトにより決ま
り、実際のパターンは、各ピーク11,12の前後干渉範囲1
1a,12aでの波形パターン11b,12bを考えると、この11bの
パターンの1つから12bのパターンの1つへの状態遷移
によって表現できる。すなわち、第6図にみるように、
遷移前後の2つのパターンの共通部分が、表現するピー
ク間隔13にあたり、この部分の一致するパターン間での
み状態遷移は存在する。いま、11b中のパターンnから1
2b中のパターンkへの遷移によって表現されるピーク時
間間隔13は、パターンnのピークシフト量による変化分
ΔTn′とパターンkのピークシフト量による変化分Δ
Tk″を正規のビット間隔ln′(またはlk″)に加えたも
ので計算される。また、2つのピーク11,12のレベル差
は、正規の振幅から、パターンn,kでそれぞれ決まるレ
ベル低下量ΔVn′,ΔVk″を差し引いて計算できる。以
上のような方法で、11bのパターンから12bのパターンへ
の全ての状態遷移で表現されるピーク間隔に対して、波
形干渉を考慮した理想的なピークの時間間隔とピーク振
幅レベル差を用意することができる。
本実施例により、見本ピークデータ列を用意するため
には、ピーク前後の波形干渉の範囲に限定してビットの
組合せを考え、理想波形パターンによるピークシフト量
やレベル低下量を求めておけばよく、実際の磁気記録再
生系で干渉範囲を4ビットとした場合、1−7コード使
用時には、64パターンのもとでこのピークシフトやレベ
ル低下を求めておけばよい。これにより、干渉範囲を考
えない場合に対して、判定のための回路規模および処理
量を1/20程度まで低減することができる。
本発明での方式を用いた位相弁別の具体的な実施例を
第7図に、そのデータ処理手順のフローチャートを第8
図に示す。ここでは、簡単のため、2ビットおよび3ビ
ット間隔のみの識別を考える。この場合、干渉の範囲を
3ビットとすれば、前実施例により、予め用意すべきパ
ターンピークシフトとレベル低下量は、18aから21a(あ
るいは18bから21b)の4とおりの場合について考えれば
よい。さらに、状態遷移を考えれば、22aから22hの8通
りの遷移が考えられ、各遷移の表現するピーク間隔に対
して、時間間隔と振幅レベル差が与えられる。これに対
し、再生波形14からピーク間隔15aとこのときのレベル
差16aが検出されると、22aから22hまでの8通りの状態
遷移のうち、どの遷移が表現するピークが最もこのピー
クに近いかを、時間間隔または振幅レベルの自乗誤差を
とることで判定する。ただし、ピーク14bから先が未知
の状態では、遷移後の状態18bから21bのいずれかを判定
することはできないので、どの状態に至る確率も等確率
であると仮定して、4通りの各状態に対して1つずつ遷
移を選択する。例えば、18bに至る状態遷移は、22aと22
bの2つであり、どちらか一方を上記方法で選択する。
次の間隔15bまたはレベル差16bが検出された時点で
も、同様の操作を繰り返し、次の8通りの遷移23aから2
3hの中から状態遷移を選択していく。この操作を次々に
繰り返すことにより、第1図に示した本発明の原理を実
現することができ、最終的に残った状態遷移をたどるこ
とにより、復号を行うことが可能である。
次に、本発明の位相弁別方式を実際の磁気記録再生系
に適用する実施例を第2図、第3図により説明する。再
生系は、第2図のように、磁気ヘッド52から読み出した
信号を波形処理回路53にて波形等化した後、これを微分
パルス化回路54において微分し、波形ピーク位置を示す
パルス信号に変換して、位相弁別回路55にて、データ符
号56へと再生する。本発明はこの位相弁別回路55に適用
されるものであり、その利点は、テンプレートの波形に
再生波形の干渉情報を取り込むことによって、波形干渉
によるレベル低下、ピークシフトなどを原因とする弁別
時の雑音余裕減少を抑えることにある。よって、本方式
を位相弁別回路55に適用することによって、波形干渉に
よるピークシフトを従来よりも許容することができる。
第3図(a)に示すように、波形処理における波形等化
スペクトラム57の帯域制限周波数58を狭めることによ
り、(b)図に示すように、時間軸61上での孤立再生等
化波形60はより広がったものとなり、ピークシフトは増
加する。上に述べたように、本方式の適用下では、この
ピークシフト増加による雑音余裕の減少を抑えることが
できるから、帯域制限周波数の狭小化により相対的に高
周波の雑音量が減少し、実質的S/Nの改善により弁別性
能を向上させることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、位相弁別時の再生信号の信号対雑音
比S/Nを等価的に向上させることができ、また、ピーク
シフトによる弁別時の位相マージンの低下の問題も、弁
別窓を用いない見本波形とのピーク間隔やレベル差の比
較による判定によって解決でき、ピークシフトに起因す
る弁別性能劣化は、大幅に解消される。また、波形干渉
範囲を考慮した見本波形パターンを考えることによっ
て、その組合せの数を抑える本発明での手法により、判
定に必要な回路規模および計算量を、弁別性能劣化を起
こすことなく、大幅に削減することができ、これによ
り、本発明方式の実現を容易なものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方式の原理を説明する図、第2図は本発
明方式を実際の記録再生系に適用する実施例構成図、第
3図(a)は周波数軸を、(b)は時間軸を横軸にとっ
て本発明方式の作用を示した図、第4図、第5図は本発
明方式に必要とされる見本波形の特徴量を決定する実施
例を示す図、第6図は、これら見本波形を用いて波形ピ
ークを表現するための状態遷移を示す図、第7図は、こ
れを用いた具体的な本発明方式の実施例を示す図、第8
図は、その際のデータ処理手順のフローチャート、第9
図は位相弁別時のS/N性能を従来方式と本発明方式とで
比較して示した図、第10図(a)は従来方式のブロック
構成図、(b)はその各部信号波形図、第11図は従来方
式におけるエラーの様子と問題点を説明する図である。 符号の説明 1……再生信号波形、2……ピークデータ列 3……見本波形 3a……見本ピークデータ列 4,40……媒体面磁化反転 5,41……孤立再生波形 6……理想再生波形、7a,7c……ピークシフト 7b,7d……振幅レベル低下 8……符号間干渉範囲 31,51……磁気記録媒体 32,52……ヘッド、53……波形処理回路 54……微分パルス化回路 38,55……位相弁別回路 56……データ符号 57……波形等価スペクトラム 58……帯域制限周波数、59……周波数軸 60……孤立再生等化波形 61……時間軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−117714(JP,A) 特開 昭64−82307(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/09

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気記録再生系の位相弁別方法において、
    磁気ヘッドから読み出された再生信号波形のピーク時間
    間隔を検出し、検出されたピーク時間間隔と、上記磁気
    記録再生系の伝達特性による波形干渉を考慮して予め用
    意された見本ピークデータ列のピーク時間間隔とを比較
    することによって、再生信号波形ピークの位相判定を行
    なうことを特徴とする位相弁別方法。
  2. 【請求項2】磁気記録再生系の位相弁別方法において、
    磁気ヘッドから読み出された再生信号波形のピーク間振
    幅レベル差を検出し、検出されたピーク間振幅レベル差
    と、上記磁気記録再生系の伝達特性による波形干渉を考
    慮して予め用意された見本ピークデータ列のピーク間振
    幅レベル差とを比較することによって、再生信号波形ピ
    ークの位相判定を行なうことを特徴とする位相弁別方
    法。
  3. 【請求項3】磁気記録再生系の位相弁別方法において、
    磁気ヘッドから読み出された再生信号波形のピーク時間
    間隔およびピーク間振幅レベル差を検出し、検出された
    ピーク時間間隔およびピーク間振幅レベル差と、上記磁
    気記録再生系の伝達特性による波形干渉を考慮して予め
    用意された見本ピークデータ列のピーク時間間隔および
    ピーク間振幅レベル差とを比較することによって、再生
    信号波形ピークの位相判定を行なうことを特徴とする位
    相弁別方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3の何れかに記載され
    た位相判定方法を、再生信号波形中に現れる複数の波形
    ピークに対し逐次繰り返し実行して、再生信号全体に対
    して最適な復号結果を判定することを特徴とする位相弁
    別方法。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項3または請求項4記
    載の見本ピークデータ列のパターンを、符号間干渉の範
    囲で用意して、パターンピークシフト量を含むピーク時
    間間隔を用いて判定を行なうことを特徴とする位相弁別
    方法。
  6. 【請求項6】請求項2乃至請求項4の何れかに記載の見
    本ピークデータ列のパターンを、符号間干渉の範囲で用
    意して、波形干渉による振幅レベルの低下量を含むピー
    ク振幅レベル差を用いて判定を行なうことを特徴とする
    位相弁別方法。
  7. 【請求項7】請求項1乃至請求項6の何れかに記載の位
    相弁別方法において、再生信号波形の周波数を等化し、
    かつ再生信号波形の周波数帯域を制限し狭小化して再生
    信号波形ピークの位相判定を行なうことを特徴とする位
    相弁別方法。
  8. 【請求項8】磁気媒体に記録された情報を磁気ヘッドで
    読み出し、該読み出された信号を波形処理し、該波形処
    理された信号を微分パルス化処理した後データの位相弁
    別処理を行なう記録再生方法において、上記位相弁別処
    理を請求項1乃至請求項7の何れかに記載の位相弁別方
    法により行なうことを特徴とするデータ再生方法。
  9. 【請求項9】磁気媒体と、該磁気媒体に記録された情報
    を読み出す磁気ヘッドと、該磁気ヘッドから読み出され
    た信号の波形処理手段と、該波形処理された信号を微分
    しパルス化する手段と、該パルス化された信号の位相弁
    別を行なうための位相弁別手段とを備え、該位相弁別手
    段は請求項1乃至請求項7の何れかに記載の方法により
    位相弁別を行なうことを特徴としたデータ再生装置。
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