JP2810719B2 - シンジオタクチック1,2―ポリブタジエンを含有する空気入りタイヤ - Google Patents

シンジオタクチック1,2―ポリブタジエンを含有する空気入りタイヤ

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JP2810719B2
JP2810719B2 JP1239739A JP23973989A JP2810719B2 JP 2810719 B2 JP2810719 B2 JP 2810719B2 JP 1239739 A JP1239739 A JP 1239739A JP 23973989 A JP23973989 A JP 23973989A JP 2810719 B2 JP2810719 B2 JP 2810719B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高速性能を改善した自動車タイヤに関するも
のである。
(従来の技術) 空気入りタイヤには、そのトレッドとカーカスとの間
のクラウン部に円周方向ベルト強化材を配して構成され
るものがある。このような構成はラジアルプライカーカ
スタイヤに使用されることが多く、バイヤスプライタイ
ヤに使用されることもある。このベルトは、代表的に
は、ゴムを布帛に封入した形の布帛強化ゴム又はスチー
ル、ガラス、ナイロン、アラミド若しくはポリエステル
などのマルチプルフィラメントである。
このベルト強化材は、例えば、使役中のタイヤが外部
に向って膨張乃至変形するのを抑制又は制限するため、
全タイヤ構成に幾分か安定性を与えるため、及びカーカ
スプライとトレッドゴムとの間の界面を補強するために
使用される。
別の重要な目的は、タイヤが基面(例えば地面や舗
装)を横切って回転し、そのトレッドが踏み面(foot p
rint)を経て基面を通過する際にトレッド要素の変形又
はくねりを制限することである。この接触点では、踏み
面域に可成りの程度の曲げ及び変形が断続して観察され
る。ベルト強化材は、このような踏み面の変形に抵抗
し、普通、より良好なトレッド摩耗特性をもたらすので
ある。
代表的高性能タイヤは、ベルト強化材とトレッドとの
間に一以上のオーバーレイ層(overlay layer)をも有
する。このようなオーバーレイ層は広範な材料を用いて
製造することができるが、その中でもナイロンが最も一
般的である。斯かるオーバーレイ層は、タイヤの性能特
性を改善するものの、高価であってタイヤコストを著る
しく増大させる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明技術の使用により、タイヤの高速性能が大幅に
改善できる。実際、本発明の技術を使用すると、性能諸
特性を犠牲にすることなくオーバーレイ層をタイヤから
取り除くことが可能である。更に詳しく述べると、本発
明はシンジオタクチック1,2−ポリブタジエン(SPBD)
をガムストリップとして、アンダートレッド層(トレッ
ドクッション)としてベルトプライの縁部内及びその円
周方向に使用すること及び布帛強化ベルト内で用いるゴ
ム組成物に使用することに関する。
(課題を解決するための手段) 更に詳しく述べると、本発明は、トロイド形状の布帛
強化ゴムカーカスと外側の円周方向ゴムトレッド、二個
の相隔った実質上非伸長性のビード及び前記トレッドか
ら前記ビードに向けて放射状に伸長してそれらを連結す
る二個のサイドウオールから構成される空気入りゴムタ
イヤであって、前記タイヤが、前記トレッドと支持カー
カスとの間に配置される円周方向の布帛強化ゴムベルト
を有し、前記ベルトのゴムが(A)合成ポリイソプレン
中にシンジオタクチック1,2−ポリブタジエンが高度に
分散されたブレンドを約25乃至約75重量パーセント、
(B)天然ゴムを約25乃至75重量パーセント、及び
(C)天然ゴム以外のポリジエンゴムを0乃至約40重量
パーセント含有することを特徴とするタイヤを開示する
ものである。
本発明はまた、トロイド形状の布帛強化ゴムカーカス
と外側の円周方向ゴムトレッド、二個の相隔った実質上
非伸長性のビード及び前記トレッドから前記ビードに放
射状に伸長してそれらを連結する二個のサイドウオール
から構成される空気入りタイヤであって、前記タイヤ
が、前記トレッドと支持カーカスとの間に配置される円
周方向の布帛強化ゴムベルト及び、前記トレッドと前記
ベルトとの間に配置されるアンダートレッドガム層を有
し、該アンダートレッドガム層(A)ポリイソプレン中
にシンジオタクチック1,2−ポリブタジエンが高度に分
散されたブレンドを約25乃至約75重量パーセント、
(B)天然ゴムを約25乃至75重量パーセント及び、
(C)天然ゴム以外のポリジエンゴムを0乃至約40重量
パーセント含有することを特徴とするタイヤを開示する
ものである。
本発明は更に、トロイド形状の布帛強化ゴムカーカス
と外側の円周方向ゴムトレッド、二個の相隔った実質上
非伸長性のビード及び前記トレッドから前記ビードに放
射状に伸長してそれらを連結する二個のサイドウオール
から構成される空気入りタイヤであって、前記タイヤ
が、前記トレッドと支持カーカスとの間にベルト縁部周
囲のガムストリップと共に配置される円周方向の布帛強
化ゴムベルトを有し、該ガムストリップが(A)合成ポ
リイソプレン中にシンジオタクチック1,2−ポリブタジ
エンが高度に分散されたブレンドを約25乃至約75重量パ
ーセント、(B)天然ゴムを約25乃至約75重量パーセン
ト、及び(C)天然ゴム以外のポリジエンゴムを0乃至
約40重量パーセント含有することを特徴とするタイヤを
開示する。
本発明の実施に際して作用されるジンシオタクチック
1,2−ポリブタジエン(SPBD)は、通常、シンジオタク
チック1,2−配置のモノマー単位を70%以上有する。大
抵の場合、本発明の実施に使用されるSPBDは、シンジオ
タクチック1,2−配置のモノマー単位を約90%以上有す
るであろう。このSPBDは一般に約160℃以上の融点を有
する。大抵の場合、SPBDの融点は約180℃以上であるこ
とが好ましく、約200℃以上の融点を有するものが更に
好ましい。SPBDが配合ゴム中に隅無く高度に分散されて
いることが極めて重要である。ゴム状弾性体にSPBDが高
度に分散されたブレンドは、逆相重合法を用いて調製す
ることができる。次にこのSPBDとゴム状弾性体とのブレ
ンドを更に配合して、本発明の実施に有用なゴムブレン
ドを得ることができる。米国特許出願セリアル番号第16
6,087号は、(1)有機溶剤中でシンジオタクチック1,2
−ポリブタジエンのポリマーセメントを形成する条件及
び触媒の存在下、該有機溶剤中で1,3−ブタジエンモノ
マーを重合させること、(2)ゴム状弾性体を形成する
条件及び触媒の存在下に該ポリマーセメント中で一種以
上のジエンモノマー(イソプレン)を重合させて、シン
ジオタクチック1,2−ポリブタジエンが分散されたゴム
セメントを製造すること、及び(3)ゴム状弾性体にシ
ンジオタクチック1,2−ポリブタジエンが高度に分散さ
れたブレンドを、ゴムセメント中の溶剤から回収するこ
とからなるシンジオタクチック1,2−ポリブタジエンが
ゴム状弾性体(合成ポリイソプレン)に高度に分散され
たブレンドの調製方法を開示している。米国特許出願セ
リアル番号第166,087号(1988年3月9日出願)に開示
された逆相重合技術の全体を引用する。逆相重合にて製
造されるSPBDが合成ポリイソプレンに高度分散されたブ
レンドは、実際はコンポジット又はグラフトコポリマー
である。
SPBDがゴム高度分散されたブレンドは、エマルシヨン
ゴム製造の重合媒体のようなSPBDラテックスを用いて調
製することもできる。斯かる高度分散ブレンドは、SPBD
ラテックスをゴムのラテックスと混合したあと凝固させ
ることにより調製することができる。斯かる混合ラテッ
クスを凝固させると、SPBDがゴム中に隈無く高度分散さ
れたブレンドが得られる。このような技術は米国特許出
願セリアル番号第235,397号(1988年8月24日出願)に
開示されており、その全体を引用する。
逆相重合又はその他の適当な技術によるSPBDと合成ポ
リイソプレンとの高度分散ブレンドは、代表的には、ゴ
ム/SPBDブレンドの合計重量基準で約5乃至40重量パー
セントのSPBDを含有する。斯かるブレンドは、約12乃至
約25重量パーセントのSPBDを含有するものが好ましく、
約16乃至約20重量パーセントのSPBDを含有するものが更
に好ましい。引続きこのブレンドに追加ゴムを混合し
て、本発明に従って使用されるゴム配合物含有SPBDを製
造することができる。
本発明に従って使用されるゴム配合物含有SPBDは、代
表的には、約25乃至約75重量パーセントの天然ゴムを含
有する。斯かるゴム配合物は、約30乃至約70重量パーセ
ントの天然ゴムを含むことが好ましく、約40乃至約60重
量パーセントの天然ゴムを含むものが最も好ましい。こ
のようなゴム配合物は、天然ゴム以外のポリジエンゴム
のような汎用ゴムを、約40重量パーセントまで追加的に
含有することができる。斯かるポリジエンゴムは共役ジ
エンモノマー及び/又は非共役のジエンモノマーから誘
導される。こういった共役及び非共役のジエンモノマー
は、代表的には、4乃至約12炭素原子を含有しており、
4乃至約8炭素原子を含有するものが好ましい。好適ジ
エンモノマーの代表例は、1,3−ブタジエン、イソプレ
ン、2,3−ジメチル1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3
−ペンタジエン、3,4−ジメチル−1,3−ヘキサジエンな
どである。斯かるポリジエンゴムは、スチレン、1−ビ
ニルナフタレン、2−ビニルナフタレン、2−メチルス
チレンなどのような各種ビニル芳香族モノマーを含有す
ることもできる。好適なポリジエンゴムの代表例には、
シス−1,4−ポリブタジエン、中ビニルポリブタジエ
ン、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、合成ポリイソ
プレン、イソプレン−ブタジエンゴム、イソプレン−ブ
タジエン−スチレンゴム及びニトリルゴムが包含され
る。
本発明に従ってタイヤの組立に使用されるSPBD含有ゴ
ム配合物は、代表的には、逆相重合により調製されるSP
BDがゴム内に隈無く高度に分散されたブレンドを、天然
ゴムを含む所望の追加ゴムと混合することにより調製さ
れる。斯かる混合操作は、バンバリーミキサー又はミル
ミキサー内での混合のような標準的混合技術を用いて遂
行可能である。代表的には、ゴム中にSPBDが高度分散さ
れたブランド約25乃至約75重量パーセントを、天然ゴム
約25乃至約75重量パーセントに隈無く混合する。例え
ば、18重量パーセントのSPBDと82重量パーセントの合成
ポリイソプレンとを含有するブレンドを天然ゴムと1:1
の比で混合し、合成ポリイソプレン及び天然ゴム中にSP
BDを9重量パーセント含有するブレンドを製造すること
ができる。
本発明実施の際には、タイヤの組立に使用されるSPBD
含有ゴム配合物は、カーボンブラック、硫黄、促進剤、
分解防止剤、酸化亜鉛、加工油及び脂肪酸及び/又はそ
の金属塩例えば、ステアリン酸又はステアリン酸亜鉛の
ような通常の配合諸成分も含有するであろう。例えば、
斯かるSPBD含有ゴム組成物は、加工油約0乃至約10ph
r、カーボンブラック約20乃至約70phr、酸化亜鉛約2乃
至約10phr、脂肪酸約1乃至約5phr、硬化促進剤約0.5乃
至約2phr及び硫黄約0.5乃至約5phrを含有する。「phr」
なる用語は、ゴム100重量部当りの特定の材料又は成分
の重量部数を示す。SPBDは、実際には熱可塑性ポリマー
であるが、本特許明細書の目的に関してはゴムと見倣さ
れる。
本発明に従って製造されるタイヤは、標準的組立技術
を用いて組立てられる。更にSPBD含有ゴム配合物を使用
して製造されるタイヤは、常法にて硬化される。本発明
のタイヤは、トロイド形状の布帛強化ゴムカーカス及び
外側の円周方向ゴムトレッド、二個の相隔った実質上非
伸長性のビード及び前記トレッドから前記ビードに向け
て放射状に伸長してそれらを連結する二個のサイドウオ
ールからなり、前記トレッドと支持カーカスとの間に配
置された円周方向の布帛強化ゴムベルトを有することを
特徴とする。しかしながら、これらのタイヤは一以上の
SPBD含有ゴム配合物を含有する。本発明に従ってSPBD含
有ゴム配合物を使用できるタイヤ構成物には、ベルト縁
部周囲のガムストリップ、アンダートレッドガム層及び
布帛強化ベルトの調製に使用されるゴムがある。SPBD含
有ゴムストリップは、代表的には、最内部に位置するベ
ルトプライ(カーカスに最も近く、トレッドから最も遠
くに位置する)である第一ベルトプライ縁の頂部上に貼
りつけられる。このようなガムストリップは、ベルトプ
ライ縁部の内及び周囲にガム層として配置することがで
きる。SPBD含有配合物を使用して製造されるベルトは、
他の点では全て従来と同じものである。SPBD含有配合物
を用いて製造されるアンダートレッドガム層も、常法を
用いて調製されてタイヤに組み立てられる。斯かるアン
ダートレッドガム層の厚みは、かなり変えることができ
る。しかしながら、このアンダートレッドガム層の代表
的な厚みは、約0.127乃至5.08mm(0.005乃至0.2イン
チ)の範囲内である。アンダーガム層の好適厚みは0.25
4乃至約1.25mm(0.01乃至0.05インチ)であり、約0.381
乃至約0.762mm(0.015乃至0.03インチ)範囲内の厚みが
更に好ましい。
このタイヤは、当業者に容易に明らかな各種方法によ
り組立、賦形、成形及び硬化することができる。
代表的なトレッドゴムは、高不飽和ジエンゴム又はそ
のブレンドを加硫したものである。この高不飽和ゴムの
代表例は、天然ゴム及びシス1,4−ポリイソプレン、シ
ス1,4−ポリブタジエン、ビニル1,2−ポリブタジエン、
スチレン/1,3−ブタジエンコポリマー及び中ビニルスチ
レン/1,3−ブタジエンコポリマーゴム等合成ゴム質ポリ
マーである。
スチレン/1,3−ブタジエンゴムは、水性乳化重合由来
又は炭化水素溶剤の溶液重合由来型のいずれのものでも
よく、通常約5乃至約15パーセント特に約8乃至12パー
セントのビニル1,2物を含有する。中ビニルのスチレン/
1,3−ブタジエンゴムの1,2−含量は、極性変性剤の存在
下にモノマーを溶液重合して普通に調製されるタイプの
ものでは約15乃至約50パーセントであり、約20乃至約45
パーセントのビニル1,2含量のものが好ましい。
支持カーカスゴムは、代表的には、一種以上の高不飽
和ジエンゴム又はそのブレンドの加硫物である。斯かる
ゴムの代表例は、天然ゴム(シス−1,4−ポリイソプレ
ン)、シス1,4−ポリブタジエン及びスチレン/ブタジ
エンゴムである。
ベルトは、代表的には、トレッド部材の前に未硬化ベ
ルトを組立てるグリーンタイヤ組立時に貼り付けられ、
そのあとグリーンタイヤを賦形して硬化する。
トレッドを支持するタイヤカーカスゴムは、フィラメ
ント強化剤及びゴムとフィラメントとの接着性を高める
添加剤を含有することができる。このようなフィラメン
トは、金属、有機及び無機のフィラメントの一種以上か
ら選択することができ、通常は多数のフィラメントを捩
ったケーブル又はコードの形態をなしている。
「空気入りタイヤ」なる用語は、本願では空気入りと
半空気入りの両タイプのタイヤを示す。通常、空気入り
タイヤは内部の空気圧によってリム上に搭載された際及
び荷重下に置かれた際にその形状を維持するが、これに
対し半空気入りタイヤは、加圧空気などのガスをタイヤ
内に含有してはいるが、タイヤ自身を支えるためこのガ
スに完全に依存しているわけではない。
以下に実施例を引用して本発明を更に詳しく説明する
が、これらの実施例はその代表例であって本発明を限定
するものではない。特記無い限り、部数及び百分率は全
て重量基準である。
実施例1及び2 本実験では、標準コート/ベルト材を調製し(実施例
1)、SPBDを含有するゴム配合物を用いて製造した同様
なコート/ベルト材と比較した。実施例1で製造したコ
ート/ベルト配合物は、天然ゴム100部、充填剤約65
部、促進剤約1部、硫黄約5部及び酸化防止剤約1部を
含有した。この配合ゴムを常法で硬化して機械的諸性質
を試験した。硬化ゴムの機械的諸性質を第I表に示す。
実施例2では、逆相重合法を用いて、SPBD18重量パー
セントと合成ポリイソプレン82重量パーセントを含有す
る高度に分散されたブレンドを調製した。このSPBD/ポ
リイソプレンのブレンド50部を天然ゴム50部と混合し
た。従ってこのブレンドは9重量パーセントのSPBDを含
有し、SPBDは天然ゴム及び合成ポリイソプレン内に隈無
く分散されていた。実施例1で行なったものと同じ方法
を用いて、これを配合−硬化した。硬化されたSPBD含有
ブレンドの物理的諸性質を第I表に示す。
第I表 実施例 1 2 弾性率MPa 3.0 6.4 引張り強さMPa 23 19 伸び % 475 320 反発率(平均)% 62 56 曲げ剛性(5%伸び) 23 58 切り傷成長(デマッチア)mm 17 3 レオメータ、最大トルク 70 95 第I表からわかるように、コート/ベルト配合物の弾
性率は、中にSPBDを添入することにより大幅に改善され
た。切り傷成長も驚くほど改善された。この切り傷成長
は、ASTMD813を用いて試験時間240分での測定値の平均
切り傷成長である。ゴム配合物中にSPBDを添入すること
により、曲げ剛性もすばらしく向上した。引張り強さ、
伸び及び平均反発率は若干低下した。しかしながら、こ
の引張り強さ、伸び及び反発率の低下は、全て十分に許
限界内に含まれていた。
本実験は、SPBD含有配合物が、ベルトプライ縁の内部
及び周囲並びにベルト内用のアンダートレッドガム層、
ガムストリップとして秀かれた物理的諸性質の組合せを
有することを明らかに示している。
実施例3 本実験では、使用SPBDを懸濁重合で製造して小粒径に
粉砕したことを除き、実施例2で用いた方法を繰り返し
た。次にこの小粒径SPBDを機械的混合によりゴム中に混
合した。硬化後に4.5Maの弾性率が達成された。本実験
は、逆相重合法を用いてSPBDを調製すると秀れた結果が
得られることを明らかに示している。
実施例4 本実験では、標準ナイロンオーバーレイの代りに厚み
0.38mm(0.015インチ)のアンダートレッドガム層を使
用したことを除き、標準法を用いてヴェクター(Vector
)設計のP195/75R14タイヤを組立てた。アンダーガム
層は、実施例2に記載の方法を用いて調製した。ナイロ
ンオーバーレイの代りにアンダートレッドガム層を用い
て組立てたタイヤは、全ての点で満足なことが証明され
た。実際、SPBD含有アンダーガム層を用いて組立てたタ
イヤは、高速試験で従来のナイロンオーバーレイを含む
標準タイヤによく匹敵した。
この組立てタイヤの破損試験をダイナモメータ上で行
なった。用いた試験法では、タイヤを約160km/時(99マ
イル/時)の等価速度で10分間回転させた。タイヤの回
転速度を10分毎に10km/時(6.2マイル/時)ずつ増大さ
せた。このタイヤは約220km/時(137マイル/時)の速
度で破損した。この値は、標準ナイロンオーバーレイを
含有する同一設計の標準タイヤによく匹敵する。代表的
ナイロンオーバーレイ標準のタイヤは、220km/時以下の
速度で破損し、例えば3本の標準タイヤを試験すると、
そのうちの2本が209km/時(130マイル/時)の速度で
破損した。
本実施例は、SPBD含有ゴム配合物からなるアンダーガ
ム層が、高性能タイヤ組立の際、オーバーレイに代えて
使用可能なことを示している。オーバーレイを使用しな
くて済むと、非常にコストの節約となる。この節約は労
務費及び材料費の低下による。
実施例5 本実験は、ガムストリップ、アンダートレッドガム層
内及びベルトゴム内にSPBD含有ゴム配合物を使用すると
性能が改善されることを示すために実施した。使用され
た処方で、イーグル(Eagle)GT+4設計のP225/60VR
16タイヤを組み立てた。しかしながら、タイヤにはオー
バーレイを含ませず、実施例2に詳記の方法で製造した
SPBDゴム組成物をガムストリップの調製に使用し、それ
を第一ベルトプライ縁の頂部に貼り付けた。本処法を用
いて組み立てたタイヤは、実施例4に記載の高速試験に
おいて、約208km/時(130マイル/時)の速度で破損し
た。
SPBDでゴム組成物を含有するガムストリップ及び同様
にSPBDを含有するゴム組成物を含んだアンダートレッド
ゴム層を用いて、追加タイヤを組み立てた。更には、SP
BD含有ゴム組成物からなる両縁部のベルト下でショルダ
ーウェッジライング(shoulder wedge lying)を用いて
タイヤを組み立てた。本処法を用いて組み立てた三本の
タイヤのうち、一本は208km/時(130マイル/時)で、
2本は219km/時(136マイル/時)で破損した。従っ
て、アンダートレッドガム層内及びガムストリップ内共
にSPBDを使用すると良好な性能を実現することができ
る。
ベルト用ゴム並びにアンダートレッド及びガムストリ
ップ用のゴムとしてSPBDゴム組成物を用い、更に三本の
タイヤを組み立てた。本処法を用いて組み立てたタイヤ
は、全て219km/時(136マイル/時)で破損した。本実
験は、SPBD含有ゴム組成物をベルト構成ゴムとして使用
すると種々の利点が実現されることを明らかに示してい
る。更に本実験は、斯かる配合物をガムストリップ、ア
ンダーガム層及びベルトに使用することの利点も示して
いる。
本発明を説明する目的で、幾つかの代表的実施態様及
び詳細を示してきたが、当業者には、本発明の範囲から
逸脱することなく各種変法及び変更が可能なることは明
らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アデル・ファーハン・ハラサ アメリカ合衆国オハイオ州44210,バス, イヴレット・ロード 5040 (56)参考文献 特開 昭54−132646(JP,A) 特開 昭56−166240(JP,A) 特開 昭52−72743(JP,A) 特公 平6−99599(JP,B2) 特公 昭58−469(JP,B2) 特公 昭61−38212(JP,B2) 特公 昭57−30662(JP,B2) 特公 昭57−31746(JP,B2) 特公 平5−64163(JP,B2) 特公 平5−86411(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60C 1/00 C08L 1/00 - 101/14 C08F 251/00 - 297/08 C08F 36/00 - 38/04

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トロイド形状の布帛強化ゴムカーカスと外
    側の円周方向ゴムトレッド、二個の相隔った実質上非伸
    張性のビード及び前記トレッドから前記ビードに向かっ
    て半径方向に延在し、それらを連結する二個のサイドウ
    オールからなる空気入りタイヤであって、前記タイヤが
    前記のトレッドと支持カーカスとの間に配置される円周
    方向の布帛強化ゴムベルトを有し、前記ベルトのゴムが
    (A)合成ポリイソプレン中にシンジオタクチック1,2
    −ポリブタジエンが高度に分散されたブレンドを約25乃
    至約75重量パーセント、(B)天然ゴムを約25乃至約75
    重量パーセント及び(C)天然ゴム以外のポリジエンゴ
    ムを0乃至約40重量パーセント含有することを特徴とす
    る空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】トロイド形状の布帛強化ゴムカーカスと外
    側の円周方向ゴムトレッド、二個の相隔った実質上非伸
    長性のビード及び前記トレッドから前記ビードに向かっ
    て半径方向に延在し、それらを連結する二個のサイドウ
    オールからなる空気入りタイヤであって、前記タイヤ
    が、前記のトレッドと支持カーカスとの間に配置される
    円周方向の布帛強化ゴムベルト及び前記トレッドと前記
    ベルトとの間に配置されるアンダートレッドガム層を有
    し、該アンダートレッドガム層が(A)合成ポリイソプ
    レン中にシンジオタクチック1,2−ポリブタジエンが高
    度に分散されたブレンドを約25乃至約75重量パーセン
    ト、(B)天然ゴムを約25乃至約75重量パーセント、及
    び(C)天然ゴム以外のポリジエンゴムを0乃至約40重
    量パーセント含有することを特徴とする空気入りタイ
    ヤ。
  3. 【請求項3】トロイド形状の布帛強化ゴムカーカスと外
    側の円周方向ゴムトレッド、二個の相隔った実質上非伸
    長性のビード及び前記トレッドから前記ビードに向かっ
    て半径方向に延在し、それらを連結する二個のサイドウ
    オールからなる空気入りタイヤであって、前記タイヤが
    前記のトレッドと支持カーカスとの間に配置される円周
    方向の布帛強化ゴムベルトを有し、該ベルト縁部の周囲
    にガムストリップがあり、該ガムストリップが(A)合
    成ポリイソプレン中にシンジオタクチック1,2−ポリブ
    タジエンが高度に分散されたブレンドを約25乃至約75重
    量パーセント、(B)天然ゴムを約25乃至約75重量パー
    セント、及び(C)天然ゴム以外のポリジエンゴムを0
    乃至約40重量パーセント含有することを特徴とする空気
    入りタイヤ。
  4. 【請求項4】前記のアンダートレッドガム層が、合成ポ
    リイソプレン中にシンジオタクチック1,2−ポリブタジ
    エンが高度に分散された前記ブレンドを約30乃至約70重
    量パーセント含有する請求項2記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】前記のアンダートレッドガム層が、合成ポ
    リイソプレン中にシンジオタクチック1,2−ポリブタジ
    エンが高度に分散された前記ブレンドを約40乃至約60重
    量パーセント含有する請求項2記載の空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】前記のシンジオタクチック1,2−ポリブタ
    ジエンが逆相重合により製造されたものである請求項1
    記載の空気入りタイヤ。
  7. 【請求項7】該シンジオタクチック1,2−ポリブタジエ
    ンが逆相重合により製造されたものである請求項2記載
    の空気入りタイヤ。
  8. 【請求項8】該シンジオタクチック1,2−ポリブタジエ
    ンが逆相重合により製造されたものである請求項3記載
    の空気入りタイヤ。
  9. 【請求項9】該アンダートレッドガム層が天然ゴムを約
    30乃至約70重量パーセント含有する請求項4記載の空気
    入りタイヤ。
  10. 【請求項10】該アンダートレッドガム層が天然ゴムを
    約40乃至約60重量パーセント含有する請求項5記載の空
    気入りタイヤ。
  11. 【請求項11】該シンジオタクチック1,2−ポリブタジ
    エンが約180℃以上の融点を有する請求項9記載の空気
    入りタイヤ。
  12. 【請求項12】該シンジオタクチック1,2−ポリブタジ
    エンが約200℃以上の融点を有する請求項9記載の空気
    入りタイヤ。
  13. 【請求項13】該ポリジエンゴムが中ビニルポリブタジ
    エンである請求項9記載の空気入りタイヤ。
  14. 【請求項14】該アンダートレッドガム層の厚みが、約
    0.25乃至約1.27mm(0.01乃至0.05インチ)である請求項
    4記載の空気入りタイヤ。
  15. 【請求項15】該アンダートレッドガム層の厚みが、約
    0.38乃至約0.76mm(0.015乃至0.03インチ)である請求
    項4記載の空気入りタイヤ。
  16. 【請求項16】合成ポリイソプレン中にシンジオタクチ
    ック1,2−ポリブタジエンが高度に分散されたブレンド
    が、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンを約12乃
    至約25重量パーセント含有する請求項1記載の空気入り
    タイヤ。
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