JP2809731B2 - 画像形成装置の後処理装置 - Google Patents

画像形成装置の後処理装置

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JP2809731B2
JP2809731B2 JP1205043A JP20504389A JP2809731B2 JP 2809731 B2 JP2809731 B2 JP 2809731B2 JP 1205043 A JP1205043 A JP 1205043A JP 20504389 A JP20504389 A JP 20504389A JP 2809731 B2 JP2809731 B2 JP 2809731B2
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秀夫 山崎
和憲 久保田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像形成装置に連結して設けられ、該装置
から順次排出される記録紙を所定枚数毎に仕分けたり、
あるいは記録紙を綴じて製本したりする画像形成装置の
後処理装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の後処理装置としては、例えば第17図に
示す特開昭63−180674号公報に記載のものがある。第17
図において、符号1は画像形成装置としての複写機2に
連結された後処理装置であり、後処理装置1は折畳み装
置3およびフイニッシャ装置4からなっている。そし
て、後処理装置1の折畳み装置3は複写機2から排出さ
れる記録紙5を第1搬送経路6の入口6aが受入れ、その
まま対ローラ7、8により第1搬送経路6に沿って搬送
し、出口6bを通してフイニッシャ装置4に送り込むか、
あるいは切換爪9により切換えられて、第1搬送経路6
の入口6a側から下方に分岐する第2搬送経路10に記録紙
5を送り込み、折畳み機構11によって記録紙5を折畳ん
だ後に、再び第2搬送経路10に沿って1搬送経路6の出
口6b側に搬送し、出口6bを通してフイニッシャ装置4に
送り込むようになっている。なお、符号12、13および14
はそれぞれ第2搬送経路10に沿って順次に設けられた対
ローラであり、また符号15は1搬送経路6の出口6b側の
対ローラ8のうち一方のローラと対を組むローラであ
り、これら対ローラ12、13、14およびローラ15と対ロー
ラ8の一方のローラに駆動されて記録紙5が第2搬送経
路10に沿って搬送される。
一方、フイニッシャ装置4は上部のスタッカ部16、中
間部のステープル部17、下部の収納トレイ18および後述
する反転機能を有する搬送ユニット19からなり、折畳み
装置3の第1搬送経路6から送り出される記録紙5、あ
るいは折畳まれた記録紙5が搬送ユニット19の第3搬送
経路20を通してスタッカ部16に搬送され、またディフレ
クタ21に切換られて第3搬送経路20の入口側から下方に
分岐する搬送ユニット19の第4搬送経路22を通してステ
ープル部17に搬送される。なお、符号23、24および25は
それぞれ第3搬送経路20に沿って設けられた搬送用ロー
ラ群、搬送用対ローラおよび排出用ローラ群であり、こ
れらに駆動されて折畳み装置3からフイニッシャ装置4
の搬送ユニット19に送り込まれた記録紙5がスタッカ部
16に搬送される。同様に、符号26、27はそれぞれ第4搬
送経路22に沿って設けられた搬送用対ローラであり、こ
れらに駆動されて記録紙5がステープル部17に搬送され
る。そして、ステープル部17に搬送された記録紙5は処
理トレイ28上に積載され、さらに搬送用対ローラ27とと
もに駆動されるベルト29によって引き寄せられて処理ト
レイ28の後端部に設けられたストッパ30により前後方向
に位置決めされる。このように、処理トレイ28上に順次
重ね合わされ、集積された記録紙5は、記録紙5の幅方
向に設けられた一対の幅寄せプレート31によりさらに幅
方向に揃えられ、所定枚数に達するとステープラ32によ
り綴じられて製本され、さらに収納トレイ18に落下、収
納される。
第18図は、複写機2における自動原稿送り機構上の原
稿の置き方(A)、ステープル部17の処理トレイ28上に
集積された記録紙5のステープルの位置(B)および製
本後の記録紙5(C)をそれぞれ横書き原稿(D)の場
合と縦書き原稿(E)の場合について示す図である。第
18図において、原稿が横書き原稿(D)である場合に
は、記録紙5は画像を上向きとして重ね合わされ、さら
に図中(B)欄に示すようにステープル部17において綴
じられるステープルの位置は記録紙5の右下部であり、
このため製本後のステープル位置は(C)欄に示すよう
に左肩部になって製本された記録紙5をめくる場合に特
に支障を与えない。ところが、同様な手順で縦書き原稿
(E)を複写して記録紙5の表裏を反転させずに製本し
た場合には、(C)欄に示すようにステープル位置が右
肩部となり、右手に筆記具を持ちながら記録紙5をめく
るときに、記録紙5をめくりにくいという欠点を生じ
る。このため、第17図中後処理装置1内でステープル部
17に送り出される以前に記録紙5を表裏を反転させる必
要があり、このような記録紙5の反転操作はフイニッシ
ャ装置4の搬送ユニット19で実行されるようになってい
る。すなわち、第17図において、折畳み装置3の第1搬
送経路6から出口6bを通して搬送ユニット19に送り込ま
れた記録紙5はディフレクタ21の切換えおよび搬送用ロ
ーラ群23の駆動により搬送ユニット19に沿って搬送用対
ローラ24側に搬送され、さらに搬送用ローラ群23の停
止、逆転によってディフレクタ21の背面に沿って第4搬
送経路22に送り込まれる。そして、搬送用対ローラ26お
よび27に駆動されて記録紙5がそのまま第4搬送経路22
に沿って処理トレイ28に搬送され、画像が下向きの状態
で処理トレイ28に積載される。したがって、第18図中縦
書き原稿(E)の反転した場合の(B)欄に示すように
記録紙5のステープル位置は裏面の右下部となり、
(C)欄に示すように製本後のステープル位置は左肩部
となって前述の欠点を解消することができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の画像形成装置の後処
理装置にあっては、ステープル部17のステープラ32の位
置が固定され、記録紙5の表裏を反転させて製本後のス
テープルの位置を記録紙5の左肩部に合わせるようにし
ていたため、場合によっては製本された記録紙5の頁の
順序が逆になってその都度複写機側でコピーする記録紙
の頁順を取揃えなければならなかった。このため、複写
機の機種によっては対応不能となってその適用範囲が狭
められるという不具合があった。
すなわち、第17図において、第18図に示す縦書き原稿
(E)をコピーして複写機2から排出された記録紙5が
1〜Nの頁の順序に従って後処理装置1に送り込まれる
場合には、フイニッシャ装置4の搬送ユニット19により
反転され、第19図(a)に示すように画像を下向きとし
て頁数1〜Nの順次に重ね合わされて製本されるため、
製本された記録紙5については、ステープル位置が左肩
部となり、かつ頁順となって不具合は生じない。しか
し、上述の記録紙5が頁の逆の順序、すなわちNから1
の順序に従って後処理装置1に送り込まれる場合には、
製本された記録紙5のステープルの位置は問題ないにも
拘らず、第19図(b)に示すように記録紙5が反転さ
れ、画像が下向きとなって重ね合わされるため、製本さ
れた記録紙5の頁順序がNから1へと逆の順序になる。
このため、第18図に示す縦書き原稿(E)をコピーして
製本する場合には、その都度記録紙5が後処理装置1に
1からNの順序で送り込まれるように取揃えなければな
らず、前述のように複写機2の機種によっては使用不能
となってその適用範囲が狭められるという不具合を招い
ていた。また、ステープル部17の引き出し方法が特定さ
れていないため、針の交換作業やステープル部17内では
記録紙のジャムが発生したときに、面倒な作業が発生し
てしまうことが考えられる。
(発明の目的) 本発明は、上述したような従来技術の課題の1つを背
景としてなされたものであり、ステープル手段の針の交
換作業およびステープルユニット内で記録紙のジャムが
発生したときの処理作業を容易に行なうことができ、操
作性を向上させることができる画像形成装置の後処理装
置を提供することを目的としている。
(発明の構成) 本発明は、上記目的達成のため、画像形成装置から排
出される記録紙を製本処理する後処理装置において、前
記画像形成装置から排出される記録紙を重ね合わせて載
置するステープルトレイ、該ステープルトレイに載置さ
れた記録紙を綴じるステープル手段および該ステープル
手段によって綴じられた記録紙を前記ステープルトレイ
から移動させる移動手段を一体的に具備するステープル
ユニットを有し、前記ステープルユニットは、前記ステ
ープルトレイに排出される記録紙の排出方向と垂直な方
向に引き出し可能であることを特徴としており、さら
に、前記ステープルユニットは、前記ステープルトレイ
に載置された記録紙を揃える揃え手段を有することを特
徴としている。
以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図から第16図までは本発明による画像形成装置の後
処理装置の一実施例を示す図である。
まず、その構成を説明する。
第1図において、符号41は複写機42に連結された後処
理装置であり、後処理装置41は上部に設けられたシフト
トレイ部43、下部に設けられたステープラ部44および複
写機42から所定の順序に従って排出される記録紙45をシ
フトトレイ部43あるいはステープラ部44に搬送する搬送
ユニット46を備えている。なお、上述の複写機42は本発
明における画像形成装置を構成し、複写機42から排出さ
れる記録紙45の所定の順序は、例えばN頁の原稿を複写
して記録紙45に付せられた頁が1からNへの順序、およ
び記録紙45に付せられた最終頁Nから1への逆の順序の
うちいずれか一方である。
上述の後処理装置41が備える各パートのうち搬送ユニ
ット46は、複写機42から排出された記録紙45を上方のシ
フトトレイ部43に搬送するダクト状の第1搬送経路47お
よび該記録紙45を下方のステープラ部44に搬送する、同
様にダクト状の第2搬送経路48を備え、第1搬送経路47
は、後処理装置41の高さ方向ほぼ中央部に設けられ、一
端に複写機42から排出された記録紙45を受け入れる水平
な入口部47a、下端が入口部47aの他端に連結された垂直
部47bおよび垂直部47bの上端に連結され、図中左方向に
傾斜して立上る排出部47cからなっている。また、第2
搬送経路48は、上端が第1搬送経路47の入口部47aの他
端から分岐して下方に向かう傾斜部48aおよび傾斜部48a
の下端に連結されたU字状の排出部48bからなってい
る。なお、第1搬送経路47の入口部47a、垂直部47b、排
出部47cが互いに連結される各連結部および第2搬送経
路48の傾斜部48aが第1搬送経路47の入口部47aから分岐
する分岐部はいずれも滑らかなカーブ状に形成され、記
録紙45の搬送に支障のないように配慮されていることは
勿論である。さらに、第1搬送経路47の入口部47aには
記録紙45を入口部47aに沿って駆動する駆動ローラ49aお
よび記録紙45を駆動ローラ49aとともに挟持して従動す
る従動ローラ49bが設けられ、これら駆動ローラ49a、従
動ローラ49bによって第1搬送ローラ49が構成される。
同様に、垂直部47bには第2搬送ローラ50、第3搬送ロ
ーラ51および第4搬送ローラ52が等間隔に配設され、排
出部47cの出口には第1排出ローラ53が設けられてお
り、これら第2〜4搬送ローラ50、51、52および第1排
出ローラ53は第1搬送ローラ49と同様に、それぞれ添字
(a)を付した駆動ローラおよび添字(b)を付した従
動ローラから構成されている。一方、符号54は第1駆動
用モータであり、第1駆動用モータ54の出力軸54aはタ
イミングベルト55を介して第1搬送ローラ49の駆動ロー
ラ49aの回転軸に連結されており、駆動ローラ49aは第1
駆動用モータ54に駆動されて回転し、従動ローラ49bと
ともに記録紙45を入口部47aに沿って駆動する。また、
第1搬送ローラ49の駆動ローラ49aの回転軸は、図示は
省略してあるが、複数のタイミングベルトを介して第2
搬送ローラ50の駆動ローラ50a、第3搬送ローラ51の駆
動ローラ51a、第4搬送ローラ52の駆動ローラ52aおよび
第1排出ローラ53の駆動ローラ53aそれぞれの回転軸に
連結されており、これら駆動ローラ50a、51a、52aおよ
び53aが第1搬送ローラ49の駆動ローラ49aと同期して第
1駆動用モータ54により駆動されて回転し、それぞれ従
動ローラ50b、51b、52bおよび53bとともに記録紙45を垂
直部47bおよび排出部47cに沿って駆動し、シフトトレイ
部43に搬送する。
第1搬送経路47から分岐する第2搬送経路48にも同様
に、傾斜部48aに第5搬送ローラ56、第6搬送ローラ57
および第7搬送ローラ58が等間隔に配設され、さらに排
出部48bの先端部に第2排出ローラ59が設けられてお
り、これら第5〜7搬送ローラ56、57、58および第2排
出ローラ59は前述の第1搬送ローラ49と同様に、それぞ
れ添字(a)を付した駆動ローラおよび添字(b)を付
した従動ローラから構成されている。そして、第1搬送
経路47の入口部47aを挟み、第1駆動用モータ54に対向
して設けられた第2駆動用モータ60の出力軸60aはタイ
ミングベルト61を介して第5搬送ローラ56の駆動ローラ
56aの回転軸に連結され、さらに図示は省略してある
が、第5搬送ローラ56の駆動ローラ56aの回転軸は複数
のタイミングベルトを介して第6搬送ローラ57の駆動ロ
ーラ57a、第7搬送ローラ58の駆動ローラ58aおよび第2
排出ローラ59の駆動ローラ59aそれぞれの回転軸に連結
されており、これら駆動ローラ57a、58aおよび59aが第
5搬送ローラ56の駆動ローラ56aとともに同期して第2
駆動用モータ60により駆動されて回転し、それぞれ従動
ローラ56b、57b、58bおよび59bとともに記録紙45を傾斜
部48aおよび排出部48bに沿って駆動し、ステープラ部44
に搬送する。なお、符号62は複写機42の排出部に設けら
れた本体排紙センサ、符号63は第1搬送経路47の入口部
47aで第1搬送ローラ49よりも上流側に設けられた給紙
センサ、符号64および65はそれぞれ第1搬送経路47の排
出部47cの第1排出ローラ53よりも上流側に設けられた
第1排紙センサおよび第2搬送経路48の第2排出ローラ
59よりも上流側に設けられた第2排紙センサである。そ
して、給紙センサ63および第1排紙セン64はそれぞれ第
1搬送経路47に沿って搬送される記録紙45の搬送方向の
後端45bおよび先端45aを検出し、第2排紙センサ65は第
2搬送経路48に沿って搬送される記録紙45の先端45aを
検出する。
第1図において、符号71は第1搬送経路47の入口部47
aと第2搬送経路48の傾斜部48aの分岐部に設けられた切
換爪であり、切換爪71はスプリング72に付勢されて常時
は分岐部における記録紙45の搬送方向を第1搬送経路47
の入口部47aから垂直部47bとし、切換ソレノイド73に駆
動されて記録紙45の搬送方向を第1搬送経路47の入口部
47aから第2搬送経路48の傾斜部48aに切り換えるように
構成されている。このため、切換爪71の切換えにより、
前述のように搬送ユニット46が複写機42から排出される
記録紙45をシフトトレイ部43あるいはステープラ部44に
搬送することができる。さらに、第1搬送経路47に沿っ
て配設された第1搬送ローラ49、第2搬送ローラ50、第
3搬送ローラ51、第4搬送ローラ52および第1排出ロー
ラ53は切換爪71が第1搬送経路47側に切換えられて記録
紙45を第1搬送経路47に沿いシフトトレイ部43に搬送す
る第1ローラ群74を構成し、第1ローラ群74は独立して
第1駆動用モータ54により駆動される。同様に、第2搬
送経路48に沿って配設された第5搬送ローラ56、第6搬
送ローラ57、第7搬送ローラ58および第2排出ローラ59
は切換爪71が第2搬送経路48側に切換えられて記録紙45
を第2搬送経路48に沿いステープラ部44に搬送する第2
ローラ群75を構成し、第2ローラ群75は独立して第2駆
動用モータ60により駆動される。そして、搬送ユニット
46においては、第1駆動用モータ54の出力軸54aが正回
転し、記録紙45が第1ローラ群74に駆動されて第1搬送
経路47の入口部47aから垂直部47bを経て排出部47cに搬
送され、記録紙45の先端45aが第1排紙センサ64を通過
して第1排紙センサ64により検出された場合に、第1駆
動用モータ54を停止し、逆転し、同時に第2駆動用モー
タ60を駆動することが可能である。このため、第1搬送
経路47内の記録紙45は後端45bを先頭に切換爪71の背面
を通過して第2搬送経路48の傾斜部48aに搬送され、同
時に記録紙45の表裏が反転された状態で第2駆動用モー
タ60により駆動される第2ローラ群75によってステープ
ラ部44に搬送される。また、搬送ユニット46において
は、切換爪71が切換ソレノイド73により駆動されて記録
紙45の搬送方向を第1搬送経路47の入口部47aから第2
搬送経路48の傾斜部48aへと切換えられ、記録紙45が入
口部47aから第2搬送経路48の傾斜部48aに搬送され、記
録紙45の先端45aが第2排紙センサ65に検出された場合
に、第2駆動用モータ60を停止後、逆転することも可能
である。このため、第2搬送経路48内の記録紙45は後端
45bを先頭に切換爪71の背面を通過して第1搬送経路47
の垂直部47bに搬送され、同時に記録紙45の表裏が反転
された状態で第1駆動用モータ54により駆動される第1
ローラ群74によってシフトトレイ部43に搬送される。す
なわち、第1搬送経路47、第2搬送経路48、第1ローラ
群74、第2ローラ群75、第1駆動用モータ54および第2
駆動用モータ60は後処理装置41の搬送ユニット46を構成
するとともに搬送ユニット46に設けられ、記録紙45の表
裏を反転させて記録紙45をシフトトレイ部43あるいはス
テープラ部44に搬送する反転機構76を構成する。したが
って、本実施例における反転機構76が第1搬送経路47お
よび第1搬送経路47から分岐された第2搬送経路48と、
第1搬送経路47および第2搬送経路48にそれぞれ設けら
れ、記録紙45を第1搬送経路47および第2搬送経路48に
沿ってそれぞれ搬送する第1ローラ群74および第2ロー
ラ群75と、第1ローラ群74および第2ローラ群75をそれ
ぞれ独立して駆動する第1駆動用モータ54および第2駆
動用モータ60と、を備えていることは言うまでもない。
搬送ユニット46により記録紙45が搬送されるステープ
ラ部44は、ステープルユニット81および排出トレイユニ
ット82からなり、これらユニットのうちステープルユニ
ット81はステープラ83、ステープラ移動機構84、左右一
対のジョガーフェンス85、86、ジョガーフェンス移動機
構87、放出ベルト機構88およびファーブラシ機構89によ
り構成され、さらに排出トレイユニット82は排出トレイ
90および排出トレイ移動機構91により構成されている。
ここで、第2図は第1図のF部、すなわちステープラ
83およびステープラ移動機構84の拡大図、第3図は第1
図のIII−III矢視図、すなわちジョガーフェンス85、8
6、ジョガーフェンス移動機構87および放出ベルト機構8
8の平面図、第4図は第3図のIV−IV要部矢視図、第5
図はジョガーフェンス85、86および放出ベルト機構88の
斜視図、第6図は第3図のVI−VI矢視断面図、第7図は
第1図のG部の拡大図であり、以下第2図〜第7図に基
づいてステープルユニット81の構成を説明する。
第2図および第3図において、符号92は前述のステー
プラ83を支持、固定するステープラ台であり、また符号
93はステープラ83をステープラ台92とともに水平に移動
するステープラスライダである。ステープラ台92はステ
ープラ83が固着されるプレート部92aおよびプレート部9
2aの両側に直角に折曲げられ、上下方向に細長く形成さ
れた一対のフランジ部92b、92cからなり、またステープ
ラスライダ93はステープラ台92のフランジ部92b、92cの
外側にそれぞれ平行に延設された一対の支持プレート部
93a、93bおよびこれら支持プレート部93a、93bを互いに
連結する連結プレート93cからなり、連結プレート93cが
ステープラ台92のプレート部92aに対向して平行に設け
られている。ステープラ台92の一対のフランジ部92b、9
2cにはそれぞれ外方に突出する一対のピン94a、94bおよ
び同じく一対のピン95a、95bが設けられ、これらフラン
ジ部92bの一対のピン94a、94bおよびフランジ部92cの一
対のピン95a、95bはステープラスライダ93の一対の支持
プレート部93a、93bにそれぞれ突設された上下方向に細
長い一対の長孔96a、96bおよび同じく一対の長孔97a、9
7bにそれぞれ移動自在に嵌挿されている。このため、ス
テープラ台92はステープラ83とともにステープラスライ
ダ93に支持され、同時に第2図中仮想線で示すように各
長孔96a、96b、97a、97bに沿って上下方向に移動するこ
とが可能である。さらに、ステープラ台92のプレート部
92aの上部にはステープラスライダ93の連結プレート93c
を貫通して連結プレート93cの背面に突出する固定軸98
の基端部が固着され、固定軸98の先端部にはガイドロー
ラ99が回転自在に支持されている。なお、第3図中符号
100は固定軸98がステープラスライダ93の連結プレート
部93cを貫通する貫通部に形成された上下方向の長孔で
あり、前述のステープラ83およびステープラ台92の上下
方向の移動に支障を与えないように設けられている。
第2図および第3図において、符号101は後処理装置4
1のフレーム41a、41bに両端を支持、固定されたガイド
ロッドであり、ガイドロッド101はステープラスライダ9
3の一対の支持プレート部93a、93bの上部に設けられた
支持部材93f、93gを貫通してステープラスライダ93を水
平方向に移動自在に支持している。符号102はステープ
ラ台92の移動用ベルトであり、移動用ベルト102は第3
図に示す駆動側プーリ103に巻掛けられ、ステープラ移
動用モータ104に駆動されて水平方向に移動する。そし
て、移動用ベルト102は第2図に示すように、固定部材1
05を介してステープラスライダ93の連結プレート93cに
固定されており、このためステープラ83ステープラスラ
イダ93とともにステープラ移動用モータ104に駆動され
てガイドロッド101に沿って水平に移動することができ
る。なお、第3図において、符号106はギヤブロックで
あり、ステープラ移動用モータ104と駆動側プーリ103の
間に介装されてステープラ移動用モータ104の回転を駆
動側プーリ103に伝達するとともにその回転速度を減速
するように設けられており、また図示は省略してある
が、駆動側プーリ103に対向してフレーム41a側には従動
側プーリが設けられていることは勿論である。さらに、
ステープラ移動用モータ104はステープラ83を水平方向
に移動して確実に所定のステープル位置で停止できるよ
うにステップモータであることが好ましい。符号107は
ステープラスライダ93の背面側で両端がフレーム41a、4
1bに固定され、水平に設けられたチャンネル状のステー
であり、ステー107のウエブ107aにはステープラスライ
ダ93の連結プレート93cの下部を折曲げて形成されたブ
ラケット93dにピン108を介して回転自在に支持されたガ
イドローラ109が当接しており、ガイドローラ109はステ
ープラ83、ステープラ台92およびステープラスライダ93
のガイドロッド101を軸とした自重に基づく回動を規制
し、さらに水平方向の移動をスムーズとするために設け
られている。また、ステー107の上部にはステー107に沿
って水平方向にガイドカム110が固定され、ガイドカム1
10のカム面110aは前述のガイドローラ99が当接し、ステ
ープラスライダ93がステープラ移動用モータ104により
移動用ベルト102を介して移動したときにステープラ台9
2およびステープラ83をガイドするように設けられてい
る。そして、ガイドカム110のカム面110aは第3図に示
すように、両端部が水平で、中央部が滑らかな凹状に形
成されており、ステープラ83がステープラ台92、ステー
プラスライダ93とともに水平方向に移動したときにステ
ープラ台92がカム面110aの凹状部に沿って、ピン94a、9
4b、95a、95bおよびステープラスライダ93の長孔96a、9
6b、97a、97bの作用により下降し、ステープラ83が後述
する放出ベルト機構88従動側プーリ129およびガイドプ
レート144、145の下部フェンス144b、145bの突出端を避
けて移動するようになっている。さらに、符号111はス
テープラ83のホームポジションセンサであり、ホームポ
ジションセンサ111は互いに対向する発光素子111aおよ
び受光素子111bを備え、ステープラ83がステープラ移動
用モータ104に駆動されて第3図中左方向に移動したと
きに、ステープラスライダ93の連結プレート93cの上端
に設けられた遮蔽プレート93eが発光素子111aおよび受
光素子111bの間に挿入され、これらの間の光線の授受を
遮断してステープラ83が第3図中最左端のホームポジシ
ョンにあることをホームポジションセンサ111が検出で
きるようになっている。なお、上述のステープラ台92、
ステープラスライダ93、ガイドローラ99、ガイドロッド
101、移動用ベルト102、駆動側プーリ103、ステープラ
移動用モータ104、ガイドローラ109およびガイドカム11
0の各部材および機器は前述のステープラ移動機構(移
動手段)84を構成している。
第3図において、第5図に示す前述の左右一対のジョ
ガーフェンス85、86はそれぞれ左スライダ112および右
スライダ113に固定され、左スライダ112および右スライ
ダ113には両端がフレーム41a、41bに支持された水平な
ジョガーフェンスガイドロッド114が貫通し、左スライ
ダ112がジョガーフェンス85とともに、また右スライダ1
13がジョガーフェンス86とともにジョガーフェンスガイ
ドロッド114に案内されて水平方向に移動可能となって
いる。また、符号115は、第3図中右側のフレーム41bに
設けられたジョガーフェンス駆動用モータであり、ジョ
ガーフェンス駆動用モータ115の出力軸115aには駆動側
プーリ116が取付けられており、駆動側プーリ116と左側
のフレーム41aに取付けられた従動側プーリ117にはタイ
ミングベルト118が巻掛けられている。そして、タイミ
ングベルト118の下側水平部118aには左スライダ112が、
タイミングベルト118の上側水平部118bには右スライダ1
13がそれぞれ固定部材119および120によって固定され、
ジョガーフェンス駆動用モータ115に駆動されて駆動側
プーリ116が第3図中反時計回転方向に回転すると、ジ
ョガーフェンス85、86が左スライダ112および右スライ
ダ113とともに中央部に向って近接するように移動し、
駆動側プーリ116が図中時計回転方向に回転すると、ジ
ョガーフェンス85、86が左スライダ112および右スライ
ダ113とともに中央部から互いに隔離するように移動す
る。さらに、ジョガーフェンスガイドロッド114がジョ
ガーフェンス85、86の下部に位置してるため、ジョガー
フェンス85、86の上部で背面側にはそれぞれガイドロー
ラ121および122が回転自在に設けられており、これらガ
イドローラ121および122がジョガーフェンス85、86の背
面でフレーム41a、41bを連結するプレート123の上端に
設けられたガイドステー124および125に当接して回転し
ながらジョガーフェンス85、86とともに移動し、ジョガ
ーフェンス85、86の上部の倒れを防止している。さら
に、符号126はジョガーフェンス用のホームポジション
センサであり、ホームポジションセンサ126はステープ
ラ83のホームポジションセンサ111と同様な発光素子126
aおよび受光素子126bを有し、ジョガーフェンス駆動用
モータ115に駆動されてジョガーフェンス85および86が
互いに隔離し、第3図中それぞれ左右方向に移動したと
きに、左スライダ112に設けられた遮蔽プレート112aが
発光素子126aおよび受光素子126bの間に挿入され、ジョ
ガーフェンス85および86がそれぞれ第3図中最左端およ
び最右端のホームポジションにあることをホームポジシ
ョンセンサ126が検出できるようになっている。なお、
上述の左スライダ112、右スライダ113、ジョガーフェン
スガイドロッド114、ジョガーフェンス駆動用モータ11
5、駆動側プーリ116、従動側プーリ117およびタイミン
グベルト118の各部材および機器は前述のジョガーフェ
ンス移動機構87を構成しており、ジョガーフェンス移動
機構87およびジョガーフェンス85、86は揃え手段を構成
している。
一方、前述のステープルユニット81の放出ベルト機構
88は第3図および第5図に示すように、ジョガーフェン
ス85および86の間の中央部に上下方向に設けられたエン
ドレスな放出ベルト127、巻掛けられた放出ベルト127を
駆動するように上部に設けられた駆動側プーリ128、放
出ベルト127が巻掛けられた下部の従動側プーリ129、放
出ベルト127の背面部127bに当接して押圧し、放出ベル
ト127にテンションを与えるテンションプーリ130、両端
がフレーム41a、41bの上部に支持され、中央部に駆動側
プーリ128が固定されて駆動側プーリ128とともに回転自
在に設けられた駆動軸131、第3図中駆動軸131の右端に
設けられた中央プーリ132、伝動用ベルト133を介して中
間プーリ132に連結される駆動プーリ134、フレーム41b
側に固定され、ギヤブロック135を介して駆動プーリ134
を駆動回転する放出ベルト駆動用モータ136および第5
図に示すように放出ベルト127の前面部127aに固定さ
れ、前面部127aの外方に突起状に形成されたフック137
からなっている。そして、放出ベルト駆動用モータ136
が駆動され、ギヤブロック135、駆動プーリ134、伝動用
ベルト133、中間プーリ132および駆動軸131を介して駆
動側プーリ128が回転し、これに伴ってフック137が放出
ベルト127の前面部127aとともに上下動するようになっ
ている。なお、第3図中符号138はフック137の位置が最
下端のホームポジションにあることを検出するホームポ
ジションセンサである。また、第3図および第6図にお
いて、符号139は放出ベルト127の前面部127aを背面側か
ら覆うように設けられたガイドプレートであり、長尺な
放出ベルト127のたわみを防止し、さらに記録紙45が後
述するように、ジョガーフェンス85、86の間に差し込ま
れた場合に、記録紙45を支持、案内するペーパーガイド
としての機能を有する。
第3図〜第5図において、前述の一対のジョガーフェ
ンス85および86のうち図中右側のジョガーフェンス86
は、上下方向に細長く形成された底板86a、底板86aの下
部に折曲げられて形成され、上方に向って開口するフッ
ク状の下部フェンス86b、底板86aの右側外側部が2段に
直角に折曲げられて内方に開口し、底板86aの上下方向
ほぼ全域に形成された側部フェンス86cおよび側部フェ
ンス86cの上面板86dの下端部が折曲げられて形成され、
上面板86dが緩やかに傾斜して立ち上がるガイド板86eか
らなる。なお、図中左側のジョガーフェンス85は放出ベ
ルト127の上下方向の中心線に関してジョガーフェンス8
6と対称に形成されており、このため、対応する各部材
に添字a〜eを付して詳細な説明は省略する。また、前
述の左スライダ112および右スライダ113はそれぞれジョ
ガーフェンス85の底板85aおよびジョガーフェンス86の
底板86aの背面に固着されている。
第3図および第4図において、符号141、142は放出ベ
ルト機構88の放出ベルト127を挟んで対称に設けられた
一対のファーブラシであり、ファーブラシ141、142は、
前述した搬送ユニット46の第2ローラ群75のうち第2排
出ローラ59の駆動ローラ59aを駆動する駆動軸143に同軸
に固定され、第2排出ローラ59の駆動ローラ59aと同期
して回転する。なお、第3図に示すように、第2排出ロ
ーラ59の駆動ローラ59aは放出ベルト127に対向する中央
部、ジョガーフェンス85および86に対向する左右部にそ
れぞれ分割して配設されており、ファーブラシ141、142
は放出ベルト127と中央部の駆動ローラ59aを挟むように
配置されている。さらに、ファーブラシ141、142は第7
図(a)に示すように、それぞれ駆動軸143に同軸に固
着されたボス部141a、142aおよびボス部141a、142aにそ
れぞれ放射方向に植設され、外周が円筒状に形成された
多数の毛状体141b、142bからなるブラシ部141c、142cか
らなっている。そして、第3図および第4図に示すよう
にジョガーフェンス85、86の下部の背面側には放出ベル
ト機構88の放出ベルト127を挟んで左右一対のガイドプ
レート144、145が設けられており、回転するファーブラ
シ141および142の毛状体141bおよび142bの毛先がそれぞ
れガイドプレート144および145に接触するようになって
いる。さらに、ガイドプレート144および145には、放出
ベルト127に隣接して駆動ローラ59aに向って突起し、上
下方向に細長いリブ144aおよび145aがそれぞれ形成さ
れ、また第4図に示すように、ジョガーフェンス85およ
び86の底板85aおよび86aがそれぞれガイドプレート144
およびガイドプレート145よりも上方に離隔して位置し
ていたため、記録紙45がジョガーフェンス85、86の間に
送り込まれたときに、記録紙45の左右両側が底板85aお
よび86aによって、また中央部がリブ144aおよび145aに
よってガイドプレート144および145から浮き上げられ
る。さらに、記録紙45の左右中間部がファーブラシ141
および142によってガイドプレート144および145に押し
付けられるため、記録紙45が左右方向に波打って上下方
向の剛性が大きくなり、このためガイドプレート139、
プレート123およびガイドプレート144、145に立て掛け
られた記録紙45の座屈が防止される、本実施例では、ガ
イドプレート139、プレート123およびガイドプレート14
4、145が複写機42から排出される記録紙を重ね合わせて
載置するステープルトレイを構成している。なお、上述
のファーブラシ141、142およびガイドプレート144、145
は駆動軸143を含めて前述のファーブラシ機構89を構成
する。また、ガイドプレート144および145の下部には、
放出ベルト機構88の駆動側プーリ129の両側に沿って下
方に突出し、ジョガーフェンス85、86の下部フェンス85
b、86bと同様な構成で、下部フェンス85b、86bと同じ高
さに設けられた下部フェンス144b、145bが形成されてい
る。
第1図において、前述のように排出トレイユニット82
を構成する排出トレイ90および排出トレイ移動機構91の
うち排出トレイ駆動機構91は、排出トレイ90の基端部を
固定するトレイ台146、トレイ台146に回転自在に設けら
れ、図示は省略してあるが、後処理装置41の前面フレー
ム41cに設けられたガイドレールに係合してトレイ台146
を排出トレイ90とともに上下方向に案内する複数のガイ
ドローラ147、前面フレーム41cとトレイ台146の間に介
装され、トレイ台146を上方向に付勢し、排出トレイ90
の長手方向に対して左右に設けられた一対のリフトスプ
リング148からなっている。なお、符号149はトレイ台14
6の両端に設けられたリフトスプリング148用の連結ピ
ン、符号150は連結ピン149を案内する前面フレーム41c
のガイドスリットである。そして、後述するように、ス
テープルユニット81において重ね合わされて製本された
記録紙45が順次に放出ベルト機構88により搬送され、排
出トレイ90に送り込まれて集積すると、その自重により
排出トレイ90がトレイ台146とともにリフトスプリング1
48の付勢力に抗して自動的に下降するようになってい
る。なお、前述のステープラ部44を構成するステープル
ユニット81は後処理装置41に収納されており、しかも複
雑な構造を有しているので、ステープルユニット81の故
障あるいは後処理装置41のメンテナンス時に外部に取り
出す必要がある。このため、ステープルユニット81はフ
ァーブラシ141、142を除いて一体掛されており、第1図
中左右の下部が後処理装置41のフレーム41a、41bに設け
られた一対のころ付きガイドレール151、152に支持され
ており、必要に応じて図中手前側、すなわち、記録紙の
排出方向と垂直な方向に容易に引き出すことが可能であ
る。
ここで、第7図(a)、(b)は前述のファーブラシ
機構89の機能を示す図である。第7図(a)において、
第1図に示す第2ローラ群75により第2搬送経路48に沿
って搬送された記録紙45が第2ローラ群75の第2排出ロ
ーラ59により、ジョガーフェンス85および86の間でガイ
ドプレート144、145、139およびプレート12に沿って上
方に送り出され、記録紙45の後端45bが駆動ローラ59aお
よび従動ローラ59bから飛び出すと、第7図(a)中反
時計回転方向に回転するファーブラシ141、142の毛状体
141b、142bの毛先が記録紙45の後端45b近傍に接触して
ガイドプレート144、145とファーブラシ141、142のブラ
シ部141c、142cの間に引き込まれる。さらに、ファーブ
ラシ141、142の回転に伴って、記録紙45がガイドプレー
ト144、145に沿って掻き落とされ、第7図(b)に示す
ように、記録紙45の後端45bが第3図に示すジョガーフ
ェンス85、86の下部フェンス85b、86bおよびガイドプレ
ート144、145の下部フェンス144b、145bに当接して記録
紙45が上下方向に位置決めされる。なお、第7図(a)
にはファーブラシ141、142の回転により順次に引っ込ま
れる記録紙45の後端45b近傍を仮想線により示してあ
る。この際、第2搬送経路48の排出部48bの従動ローラ5
9b側に位置するガイド板48cは、その端末から従動ロー
ラ59bの中心までの長さが駆動ローラ59a、従動ローラ59
bから飛び出した記録紙45の後端45bと従動ローラ59bの
中心までの距離よりも長くなるように構成されており、
万一記録紙45の後端45bがガイド板48cとファーブラシ14
1、142の間に挿入されてもファーブラシ141、142が記録
紙45の後端45bをガイドプレート144、145側に押し戻す
ことができるようになっている。また、第7図(a)中
符号153はそれぞれジョガーフェンス85、ジョガーフェ
ンス86のガイド板85e、86eの下端に設けられたカール押
さえであり、同様に符号154は、駆動軸143を覆うように
半円形に形成された排出部48bの駆動ローラ59a側のガイ
ド板48dの端末とガイドプレート144、145の間に設けら
れたカール押えであり、いずれもフィルム状の弾性体、
例えばポリエステルフィルムからなっている。そして、
カール押え153はその弾性力によって送り込まれた記録
紙45をガイドプレート144、145側に押圧してファーブラ
シ141、142の機能の助勢を行うとともに移載された記録
紙45の座屈を防止し、またカール押え154は第7図
(b)に示すように、下部フェンス85b、86b、144bおよ
び145bに記録紙45の後端45bが当接して支持された記録
紙45がファーブラシ141、142によりさらに掻き落とされ
て図中仮想線で示すように座屈しないように、その弾性
力によって記録紙45をガイドプレート144、145側に常に
押圧するようになっている。なお、第7図(a)中符号
155は排出部48bのガイド板48cの端末に設けられた除電
ブラシであり、第2搬送経路48内を搬送されて帯電され
た記録紙45の静電気を除去して以降の操作をスムーズに
させるために設けられている。
一方、第3図および第5図中太い破線で示すように、
記録紙45がジョガーフェンス85、86の間で背面がガイド
プレート139、プレート123およびガイドプレート144、1
45に支持された状態で、さらに記録紙45の後端45bがジ
ョガーフェンス85、86の下部フェンス85b、86bおよびガ
イドプレート144、145の下部フェンス144b、145bに支持
されて上下方向に位置決めされると、第3図において、
ジョガーフェンス移動機構87のジョガーフェンス駆動用
モータ115が駆動され、1回〜数回繰り返し正逆転す
る。これに伴い、ジョガーフェンス85および86が駆動側
プーリ116、タイミングベルト118、左スライダ112およ
び右スライダ113を介してジョガーフェンスガイドロッ
ド114に沿い互いに同回数だけ近接、離隔し、順次に第
2搬送経路48を通して第2ローラ群75により送り込ま
れ、重ね合わされた記録紙45が搬送方向に向い左右方向
の両耳が取揃えられる。そして、所定の枚数の記録紙45
が重ね合わされ、上下、左右両方に取揃えられると、第
2図に示すステープルユニット81のステープラ83が記録
紙45の搬送方向の端部を綴じる。すなわち、ステープル
ユニット81には、搬送ユニット46により搬送されて順次
に重ね合わされた、記録紙45の搬送方向の端部を綴じる
ステープラ83が設けられている。また、第3図におい
て、ステープルユニット81のステープラ83はステープラ
移動機構84によって図中左右方向、すなわち記録紙45の
搬送方向に向かい左右方向に移動し、さらに、ジョガー
フェンス85、86の間に重ね合わされた記録紙45の端部、
本実施例においては記録紙45の搬送方向の後端部で、か
つ搬送方向に向かい左右の両端部のうち少なくともいず
れか一方を、必要によっては左右両端部を綴じることが
可能であり、ステープル手段を構成している。そして、
第3図において放出ベルト機構88の放出ベルト駆動用モ
ータ136が回転して放出ベルト127が駆動プーリ134、伝
動用ベルト133、中間プーリ132および駆動軸131および
駆動側プーリ128を介して図中上方に駆動され、これに
伴って綴じられた所定の枚数の記録紙45が第5図に示す
フック137に後端45bを支持された状態で上方に移動し、
第1図に示す排出ユニット82の排出トレイ90に排出され
る。なお、この際、ジョガーフェンス85、86は第2ロー
ラ群75の第2排出ローラ59の近傍から排出トレイ90の近
傍まで設けられており、このため放出ベルト機構88によ
り排出される、綴じられた記録紙45が左右方向にガイド
されてスムーズに排出トレイ90に排出される。
ここで、第1図および第8図〜第14図に基づいて後処
理装置41のシフトトレイ部43の構成を説明する。第1図
において、シフトトレイ部43はトレイ161、ファーブラ
シ機構162、トレイシフト機構163およびトレイ上下動機
構164からなる。トレイ161は第8図に示すように、先端
部の幅が縮少する台形状に形成され、基端部に形成され
た複数の凸部161aが突き当て板165に上下方向に形成さ
れた複数の凹部165aに噛合している。そして、トレイ16
1は、凸部161aがそれぞれ突き当て板165の凹部165aによ
り案内されて上下方向に移動自在であり、またトレイシ
フト機構163により駆動される突き当て板165とともに記
録紙45の搬送方向に向かい左右方向に移動するようにな
っている。一方、第9図は、第1図中矢印H方向から見
たトレイ161の基端部および第1搬送経路47の排出部47c
の出口近傍の斜視図であり、搬出部47cには前述の第1
排出ローラ53の駆動ローラ53aが回転軸166に同軸に固定
され、回転軸166が第1図に示す第1駆動用モータ54に
駆動されて第1排出ローラ53とともに回転し、駆動ロー
ラ53aに対向して設けられた従動ローラ53bが従動回転す
る。さらに、第1排出ローラ53の駆動ローラ53aの直下
には一対のファーブラシ167、168が配設され、図示しな
いタイミングベルトによって第1図に示す第1駆動用モ
ータ54の出力軸54aに連結された回転軸169にこれらファ
ーブラシ167、168が同軸で固定されている。そして、フ
ァーブラシ167、168は第7図(a)に示す、ステープル
ユニット81におけるファーブラシ機構89のファーブラシ
141、142と同様な機構を有し、回転軸169とともに第1
駆動用モータ54に回転駆動されて排出部47cからトレイ1
61に移載された記録紙45を突き当て板165側に掻き寄
せ、記録紙45の後端45bを突き当て板165の凸部165bに当
接して順次に移載される記録紙45の後端45bを揃えるよ
うになっている。なお、ファーブラシ167、168、回転軸
169、図示しないタイミングベルトおよび第1駆動用モ
ータ54は前述のファーブラシ機構162を構成する。
第10図は第1図におけるX−X要部矢視図、すなわ
ち、トレイ161、第1搬送経路47の排出部47c、第1排出
ローラ53およびファーブラシ167、168を省略したトレイ
シフト機構163の上面図であり、また第11図は第10図中
矢印I方向から見たトレイシフト機構163の要部斜視図
である。第10図および第11図において、トレイシフト機
構163は、突き当て板165を一対の軸受170a、170bを介し
て左右方向摺動自在に支持し、後処理装置41の左右のフ
レーム41a、41bに両端が固定された水平なスピンドル状
のシフトガイド171、突き当て板165の凹部165aの背面に
固定された支持金具172にピン173を介して一端部が回動
自在に支持されたロッド174、ロッド174の他端部に連結
され、突き当て板165をシフトガイド171に沿って往復動
させるクランク175、クランク175を駆動するトレイシフ
ト用モータ176、トレイシフト用モータ176の回転を減速
してクランク175に伝達する一連のギヤ列177および一端
がギヤ列177に連結され、他端がギヤ178を介してトレイ
シフト用モータ176の出力軸176aに固着されたピニオン1
79に連結される駆動軸180からなる。そして、トレイシ
フト用モータ176は後処理装置41のフレーム41bに支持さ
れ、駆動軸180はブラケット181を介して、またギヤ列17
7はブラケット182を介してそれぞれフレーム41bに支持
されている。なお、第10図において、符号183、184はそ
れぞれギヤ列177の各ギヤを軸支するシャフトであり、
これらのうちシャフト183はクランク175を回転自在に支
持している。また、第11図において、符号185はギヤ列1
77の入力側のギヤがフレーム41bから突出してトレイシ
フト用モータ176に連結されるように設けられた開口で
ある。そして、トレイシフト用モータ176が駆動される
と、出力軸176aのピニオン179、ギヤ178、駆動域180お
よびギヤ列177を介してクランク175がシャフト183を軸
として回転し、これに伴ってロッド174、ピン173および
支持金具172を介して突き当て板165が第9図に示すトレ
イ161とともにシフトガイド171に沿って往復動し、第1
搬送経路47の排出部47cから排出される記録紙45に対し
てトレイ161が左右方向にシフトするように構成されて
いる。また、第10図において、符号186、187は突き当て
板165の背面に設けられた一対のシフト検出用プレート
であり、一対のシフト検出用プレート186、187の突き当
て板165のシフト方向に沿って間隔はトレイシフト機構1
63のクランク175が突き当て板165を往復動させる移動量
とほぼ等しく、さらにシフト検出用プレート186、187が
突き当て板165とともに移動する移動経路上にはシフト
検出センサ188が設けられており、シフト検出センサ188
がシフト検出用プレート186および187を検出することに
より突き当て板165が1回シフトしたことを判断できる
ようになっている。
第10図および第12図において、符号189はトレイ161の
シフト時に、トレイ161に重ね合わされた記録紙45の後
端45b近傍を押圧して記録紙45の左右方向のずれを防止
する紙面押圧機構であり、紙面押圧機構189は、突き当
て板165の上部背面からトレイシフト機構163のシフトガ
イド171側に突出して設けられた一対のブラケット190、
191、190、191に平行な一対のアーム部材192a、192bお
よび192a、192bの基端部を連結するプレート部材192cか
らなり、ピン193を介して190、191に回動自在に支持さ
れた支持ブラケット192、両端が支持ブラケット192のア
ーム部材192a、192bに固定されたローラ用ピン194、ロ
ーラ用ピン194に回転自在に支持され、突き当て板165の
トレイ161側に突出して設けられた一対の押えローラ19
5、196および支持ブラケット192のアーム部材192bから
突き当て板165の背面側に突設されたセンサ用アーム部
材197によって構成されている。そして、第9図におい
て、ファーブラシ機構162のファーブラシ167、168が回
転して第1搬送経路47の排出部47cからトレイ161に移載
された記録紙45の後端45bが突き当て板165に当接する
と、押えローラ195、196はトレイ161とともに記録紙45
を挾持し、さらにその自重によって記録紙45をトレイ16
1に押圧して上述のように重ね合わされた記録紙45のず
れを防止する。したがって、紙面押圧機構189はトレイ
シフト機構163の補助的機能を有し、さらにトレイ161に
移載されて重ね合わされた記録紙45の高さが高くなった
場合、あるいは後述するトレイ上下動機構164によって
トレイ161が上昇した場合に、センサ用アーム部材197が
ピン193を軸として第12図中矢印J方向に回動し、ブラ
ケット198を介して突き当て板165に固定された紙面検出
センサ199によって検出され、記録紙45あるいはトレイ1
61の上面が規定の高さに達したことが判断される。
一方、シフトトレイ部43のトレイ上下動機構164の構
成を第13図および第14図に基づいて説明する。なお、第
13図は第1図におけるK部の拡大図、第14図は第13図に
おけるL部を紙背側から見た斜視図である。第13図にお
いて、符号201はトレイ161の基端部を固定、支持するト
レイ支持台であり、トレイ支持台201は、図中左右複列
のローラベアリング202a、202bを介してトレイ上下動台
203に支持されており、このため前述のように、突き当
て板165がトレイシフト機構163に駆動されると、トレイ
161が突き当て板165とともに自由にシフト可能となって
いる。また、符号204aおよび204bは後処理装置41の前面
フレーム41cに向って左右のフレーム41a、41bにそれぞ
れ上下方向に設けられた一対のガイドレールであり、符
号205aおよび205bはそれぞれトレイ上下動台203のフレ
ーム41a側に設けられた側板203aおよびフレーム41b側に
設けられた側板203bに回転自在に支持されたローラであ
る。そして、ガイドレール204aおよび204bにそれぞれロ
ーラ205aおよび205bが嵌挿されて摺接回転し、トレイ上
下動台203がトレイ支持台201およびトレイ161とともに
ガイドレール204a、204bに沿って上下動可能であり、同
時にトレイ161の自重およびトレイ161上に移載されて重
ね合わされた記録紙45の重量をガイドレール204a、204b
が受けてトレイ161が転倒しないようになっている。
第13図および第14図において、符号206aおよび206bは
それぞれトレイ上下動台203の左右の側板203aおよび203
bに固定された一対のタイミングベルトであり、タイミ
ングベルト206aと206bはそれぞれ上方左右に設けられた
一対の駆動側プーリ207a、207bおよび第1図に示すよう
に、下方左右に設けられた一対の従動側プーリ208aと20
8bに巻掛けられている。そして、駆動側プーリ207a、20
7bは、両端がフレーム41a、41b、にそれぞれ回転自在に
支持された水平な駆動軸209に同軸に固着され、さらに
駆動軸209のフレーム41a側にはワンウェイクラッチ210a
が装着されたギヤ210が設けられている。また、ギヤ210
は第13図に示すように、ギヤ列211、ウオームホイール2
12、ウオーム213、大プーリ214、ベルト215および小プ
レート216を介してトレイ上下用モータ217に連結され、
トレイ上下用モータ217が駆動されると、上述の各部材
を介してギヤ210が回転する。この際、ギヤ210のワンウ
ェイクラッチ210aは、駆動軸209、駆動側プーリ207a、2
07bおよびタイミングベルト206a、206bを介してトレイ
上下動台203、すなわちトレイ161を上昇させる方向にギ
ヤ210が回転すると、ロックされてトレイ上下用モータ2
17の回転力を駆動軸209に伝達し、ギヤ210が逆回転する
とフリーとなって駆動軸209を解放する。また、ワンウ
ェイクラッチ210aはトレイ上下用モータ217が停止して
いる場合には、ロックされてウォームホイール212およ
びウオーム213の自己保持力により駆動軸209を固定し、
このためトレイ161が下降することはない。すなわち、
トレイ161はトレイ上下用モータ217の停止時には停止位
置に固定され、トレイ上下用モータ217がトレイ161を上
昇させる方向に回転すると、ワンウェイクラッチ210aロ
ックされてトレイ161がガイドレール204a、204bに沿っ
て上昇し、さらにトレイ上下用モータ217がトレイ161を
下降させる方向に回転するとワンウェイクラッチ210aが
フリーとなって、トレイ161はトレイ支持台201、トレイ
上下動台203とともにその自重によりガイドレール204
a、204bに沿って下降する。そして、トレイ161の下降時
には、ワンウェイクラッチ210aがフリーとなっているの
で、トレイ161が人手等の外力によって停止されてもト
レイ上下用モータ217が空回転するのみであり、トレイ
上下用モータ217の過負荷あるいは下降するトレイ161と
前面フレーム41c等の間に指をはさむ等のトラブルを未
然に防止することができる。また、トレイ上下動台203
の側板203bがタイミングベルト206bを固定する固定部に
は上下検出用プレート218が設けられており、上下検出
用プレート218がトレイ161とともに上下すると、上下検
出用プレート218に対向して上方に設けられた上限セン
サ219および第1図に示す下方の下限センサ220がそれぞ
れ上下検出用プレート218を検出してトレイ161が上限に
位置するか、下限に位置するかを判断できるようになっ
ている。
第15図は後処理装置41を構成する前述のシフトトレイ
部43、ステープラ部44および搬送ユニット46はそれぞれ
設けられたセンサ、駆動用モータおよび主要作動部材、
機構を示す全体構成図であり、図中符号221、222、223
および224によって示すトレイ紙有無センサ、1回転セ
ンサ、針有無センサおよびステープルモータ以外のもの
はシフトトレイ部43、ステープラ部44および搬送ユニッ
ト46の構成の説明に際して説明したものであり、このた
め同一符号を付して詳細な説明を省略する。なお、上述
のトレイ紙有無センサ221は放出ベルト機構88の放出ベ
ルト127上の記録紙45の有無を検出し、1回転センサ222
はステープラ83によってジョガーフェンス85、86の間に
重ね合わされた記録紙45が綴じられたかどうかを検出
し、また針有無センサ223はステープラ83の綴じ用の針
の有無を検出し、さらにステープルモータ224はステー
プラ83を駆動して重ね合わされた記録紙45を針によって
綴じる駆動源である。
一方、第16図はシフトトレイ部43、ステープラ部44お
よび搬送ユニット46の作動を制御する後処理装置41の制
御部231のブロック図であり、制御部231は第16図に示す
ように、第1制御部232および第2制御部233からなり、
図示は省略してあるが制御盤に収納されて後処理装置41
の上部に設けられている。第1制御部232はシフトトレ
イ部43のトレイシフト用モータ176、トレイ上下用モー
タ217および搬送ユニット46の第1駆動用モータ54の作
動を制御するものであり、上述の各機器はそれぞれサー
ボ制御回路236、235、234を介して第1CPU237に接続さ
れ、またシフトトレイ部43のシフト検出センサ188、紙
面検出センサ199、上限センサ219、下限センサ220はイ
ンターフェース238を介して第1CPU237に接続され、搬送
ユニット46の給紙センサ63、第1排紙センサ64はインタ
ーフェース239を介して第1CPU237に接続されている。一
方、第2制御部233はステープラ部44のステープラ移動
用モータ104、ジョガーフェンス駆動用モータ115、放出
ベルト駆動用モータ136、ステープルモータ224および搬
送ユニット46の第2駆動用モータ60、切換ソレノイド73
の作動を制御するものであり、上述の各機器はステープ
ル駆動用モータ104を除いて第1制御部232と同様に、そ
れぞれサーボ制御回路240〜244を介して第2CPU245に接
続され、またステープル移動用モータ104がステップモ
ータ制御回路246を介して第2CPU245に接続されている。
さらに、ステープラ部44のホームポジションセンサ11
1、126、138、トレイ紙有無センサ221、1回転センサ22
2、針有無センサ223がインターフェース248を介して、
搬送ユニット46の第2排紙センサ65がインターフェース
247を介してそれぞれ第2CPU245に接続されている。符号
249は第1CPU237および第2CPU245を接続するデータバス
であり、第1CPU237および第2CPU245にそれぞれ入力する
各センサの信号、あるいは各機器の作動状況に基づいて
データを相互に交換する機能を有する。また、符号250
はインターフェース251を介して第1CPU237に接続される
第1モード切換スイッチであり、第1モード切換スイッ
チ250の切換によって後処理装置41がシフトトレイモー
ドに切換られると、第1図において、複写機42から送り
込まれた記録紙45が搬送ユニット46の第1搬送経路47を
通してシフトトレイ部43に搬送され、また第1モード切
換スイッチ250の切換えによって後処理装置41がステー
プルモードに切換えられると、記録紙45が第2搬送経路
48を通してステープラ部44に搬送されるようになってい
る。さらに、後処理装置41の制御部231は、図示は省略
してあるが複写機42の制御部に接続され、相互に各機構
の作動を連携して制御、整合し、特に第1図に示す複写
機42の本体排紙センサ62の信号が第1CPU237に入力され
るようになっている。
第16図において、符号252はインターフェース253を介
して第2CPU245に接続される第2モード切換スイッチで
あり、第2モード切換スイッチ252は、第1モード切換
スイッチ250の切換による後処理装置41のシフトトレイ
モードあるいはステープルモードに従って記録紙45を後
処理装置41の搬送ユニット46に沿って搬送する搬送モー
ドおよび後処理装置41のシフトトレイモードあるいはス
テープルモードに従って記録紙45を後処理装置41の反転
機構76を通して反転させる反転モードのうちいずれか一
方のモードに切換える切換手段としての機能を有する。
そして、第1図において、複写機42から排出されて後処
理装置41に送り込まれる記録紙45の所定の順序が前述の
ように、記録紙45に付せられた頁の順序であるときに
は、第2モード切換スイッチ252により後処理装置41を
反転モードに切換え、また複写機42から排出される記録
紙45の所定の順序が記録紙45の最終頁から逆の順序であ
るときには、第2モード切換スイッチ252により後処理
装置41を搬送モードに切換えるようになっている。
次に、作用を説明する。
第16図に示す、第1モード切換スイッチ250が切換え
られて後処理装置41がシフトトレイモードに切換えられ
た状態で、第1図において、複写機42のコピー動作が開
始されると、トレイシフト機構163のトレイシフト用モ
ータ176が駆動され、第10図および第11図に示すピニオ
ン179、ギヤ178、ギヤ列177を介してクランク175が回転
し、同時にロッド174を介してクランク175に連結された
突き当て板165が第8図に示すトレイ161とともに第8図
中左右方向に移動する。そして、上記のようなトレイ16
1のシフト動作が開始されると、第10図において、シフ
ト検出センサ188がトレイ161のシフト動作の開始前に検
出していたシフト検出用プレート186および187のうち一
方と異なる他方を検出して第16図の第1CPU237に信号を
出力し、これに基づいてトレイシフト用モータ176が停
止してトレイ161のシフト動作が終了する。シフト動作
の終了後、第13図に示すトレイ上下用モータ217がトレ
イ161の上昇方向に駆動され、小プーリ216、ベルト21
5、大プーリ214、ウオーム213、ウオームホイール212、
ギヤ列211、ギヤ210、駆動側プーリ207a、207bおよびタ
イミングベルト206a、206bを介してトレイ161が上昇
し、第12図に示す紙面押圧機構189の押えローラ196、19
5がトレイ161に当接して紙面押圧機構189のセンサ用ア
ーム部材197が紙面検出センサ199により検出されて紙面
検出センサ199が第16図の第1CPU237に信号を出力する。
これに基づいて、トレイ上下用モータ217が停止、トレ
イ161の上昇が終了し、シフトトレイ部43の受入れ準備
が完了する。
以下、複写機42から排出された記録紙45の搬送ユニッ
ト46による搬送およびシフトトレイ部43の記録紙45の受
入について説明するが、搬送ユニット46、シフトトレイ
部43の各センサの出力信号の入力およびこれに基づく搬
送ユニット46、シフトトレイ部43の各駆動用モータの制
御については、すべて第16図に示す第1制御部232によ
り実行されるため、第16図に示す第1制御部232につい
ては特に必要のない限り言及しない。第1図において、
複写機42から排出された記録紙45が第1搬送経路47の入
口部47aに送り込まれ、同時に第1駆動用モータ54が駆
動されて記録紙45は第1ローラ群74により複写機42の排
出速度と等しい搬送速度で第1搬送経路47に沿って搬送
される。記録紙45の後端45bが給紙センサ63によって検
出されると第1駆動用モータ54が増速されて記録紙45は
複写機42の排出速度よりも大きな搬送速度で搬送され
る。さらに、記録紙45の先端45aが第1排紙センサ64に
よって検出されると、所定時間後に第1駆動用モータ54
が減速されて記録紙45の搬送速度が複写機42の排出速度
と等しくなり、次いで、記録紙45が排出部47cを通して
シフトトレイ部43のトレイ161へ排出され、移載され
る。この際、第9図に示すように、ファーブラシ機構16
2のファーブラシ167、168が回転してトレイ161に移載さ
れた記録紙45が突き当て板165に掻き寄せられ、後端45b
が突き当て板165に当接して記録紙45の後端45bが揃えら
れ、同時に記録紙45の後端45b近傍が紙面押圧機構189の
押えローラ195、196とトレイ161の間に挟まれる。
このようにして、記録紙45が順次にトレイ161上に重
ね合わされ、集積された記録紙45の高さが高くなると、
紙面押圧機構189の押えローラ195、196が押上げられて
紙面押圧機構189のセンサ用アーム部材197が第12図中矢
印J方向に回動し、紙面検出センサ199によって検出さ
れる。紙面検出センサ199の検出信号に基づいて第13図
に示すトレイ上下用モータ217がトレイ161の下降方向に
駆動され、ウオームホイール212、ウオーム213の自己保
持力およびギヤ210のワンウェイクラッチ210aのロック
が解除されてトレイ161はトレイ161の自重およびトレイ
161上に重ね合わされた記録紙45の自重によりガイドレ
ール204a、204bに沿って下降する。トレイ161の下降に
伴って、押えローラ195、196に当接する記録紙45が下降
し、センサ用アーム部材197が矢印Jとは逆方向に回動
して紙面検出センサ199の検出信号の出力がなくなり、
同時にトレイ上下用モータ217が停止してウオームホイ
ール212、ウオーム213の自己保持力およびギヤ210のワ
ンウェイクラッチ210aのロックによりトレイ161が停止
する。そして、上述の操作が順次に繰返されて、トレイ
161が次第に下降し、第1図に示す下限センサ220がトレ
イ上下動台203に設けられた上下検出用プレート218を検
出すると、トレイ上下用モータ217が停止してそれ以上
にトレイ161が下降することはない。
一方、記録紙45が複写機42から所定の枚数だけ排出さ
れると、複写機42の制御部から信号が第16図に示す制御
部231の第1CPU237に出力され、第10図においてトレイシ
フト用モータ176が駆動され、前述のようなトレイ161の
シフト動作が行われ、シフト動作の一行程が完了する
と、トレイシフト用モータ176が再び停止する。トレイ1
61のシフト動作により、トレイ161に移載される記録紙4
5の所定の枚数毎に記録紙45の集積位置が搬送方向に向
って左右に振り分けられ、順次に仕分けが行われる。そ
して、複写機42におけるコピー動作が終了した最終の記
録紙45が排出されると、トレイ上下動機構164のトレイ
上下用モータ217がトレイ161の下降方向に駆動され、上
下検出用プレート218が下限センサ220まで下降した位置
でトレイ161が停止し、後処理装置41のシフトトレイモ
ードの作業が終了する。
第16図に示す第1モード切換スイッチ250が切換えら
れて後処理装置41がステープルモードに切換えられ、さ
らに複写機42から排出される記録紙45の頁数がNで、そ
の排出される所定の順序が記録紙45の頁の順序である場
合には、第16図に示す第2モード切換スイッチ252によ
り後処理装置41が反転モードに切換えられる。そして、
第1図において、複写機42のコピー動作が開始される
と、第3図において、ステープラ移動機構84のホームポ
ジションセンサ111がステープラスライダ93の遮蔽プレ
ート93eを検出してステープルユニット81のステープラ8
3がホームポジションセンサにあれば、ステープラ移動
用モータ104が駆動され、ギヤブロック106、駆動側プレ
ート103および移動用ベルト102を介してステープラ83が
ステープラスライダ93とともに記録紙45の左右幅に対応
した所定のステープラ位置まで移動する。また、ステー
プラ83がホームポジションになければ、ステープラ移動
用モータ104によってステープラ83は一度ホームポジシ
ョンに戻り、さらに上述の所定のステープル位置まで移
動する。次いで、ジョガーフェンス移動機構87のホーム
ポジションセンサ126が左スライダ112の遮蔽プレート11
2aを検出してジョガーフェンス85、86がホームポジショ
ンにあれば、ジョガーフェンス駆動用モータ115が駆動
され、駆動側プーリ116、タイミングベルト118、左スラ
イダ112および右スライダ113を介してジョガーフェンス
85、86が移動し、複写機42から排出される記録紙45の左
右幅に対応した所定の位置で停止する。また、ジョガー
フェンス85、86がホームポジションになければ、ジョガ
ーフェンス駆動用モータ115によってジョガーフェンス8
5、86が一度ホームポジションに戻り、さらに上述の所
定の位置まで移動し、ステープラ部44の受入準備が完了
する。
第1図において、複写機42から排出された記録紙45が
第1搬送経路47の入口部47aに送り込まれ記録紙45の先
端45aが給紙センサ63を通過して給紙センサ63により検
出されると、搬送ユニット46が共有する反転機構76の切
換爪71が図中実線で示す位置に切換えられて記録紙45の
搬送方向が第1搬送経路47の入口部47aから垂直部47bへ
と切換えられる。複写機42から入口部47aに送り込まれ
た記録紙45が第1駆動用モータ54に駆動される第1ロー
ラ群74によって第1搬送経路47の入口部47aから垂直部4
7bを経て排出部47cに搬送され、記録紙45の先端45aが第
1排紙センサ64を通過して第1排紙センサ64により検出
されると、第1駆動用モータ54は停止後、逆転し、同時
に第2駆動用モータ60が駆動される。そして、第1搬送
経路47内の記録紙45は後端45bを先端に切換爪71の背面
を通過して第2搬送経路48の傾斜部48aに搬送され、同
時に記録紙45の表裏が反転された状態で第2ローラ群75
によって排出部48bに沿って搬送される。次いで第7図
(a)において、記録紙45が第2ローラ群75の第2排出
ローラ59によりジョガーフェンス85および86の間でガイ
ドプレート144、145、139およびプレート123に沿って上
方に送り出され同時に除電ブラシ155によって搬送中に
帯電された記録紙45の電荷が除去される。記録紙45の後
端45bが駆動ローラ59aおよび従動ローラ59bから飛び出
すと、ファーブラシ機構89のファーブラシ141、142の回
転によって引き込まれ、第7図(b)に示すように記録
紙45の後端45bが第3図に示すジョガーフェンス85、86
の下部フェンス85b、86bおよびガイドプレート144、145
の下部フェンス144b、145bに当接して上下方向に位置決
めされる。一方、記録紙45の先端45aが第2排紙センサ6
5を通過してから所定時間経過して記録紙45が上述のよ
うに上下方向に位置決めされると、第3図において、ジ
ョガーフェンス移動機構87のジョガーフェンス駆動用モ
ータ115が駆動されてジョガーフェンス85、86が駆動側
プーリ116、タイミングベルト118、左スライダ112およ
び右スライダ113を介してジョガーフェンスガイドロッ
ド114に沿い互いに1回〜数回繰り返して近接、離隔
し、記録紙45の搬送方向に向かい左右の両耳が位置決め
され、その後ジョガーフェンス85、86はジョガーフェン
ス駆動用モータ115の駆動によりホームポジションへ復
帰する。そして、複写機42から排出されたN頁の記録紙
45が順次に上述と同様な手順で搬送ユニット46により搬
送され、反転機構76により反転されてステープラ部44に
送り込まれる。さらに、順次に送り込まれた記録紙45に
それぞれステープラ部44における上述と同様な操作が繰
り返されて記録紙45が重ね合わされ、同時に上下方向、
左右方向に取揃えられる。このとき、N頁の記録紙45は
反転機構76により表裏が反転されているので、第19図
(a)に示すように、表を下向きとして頁の順序に従っ
て重ね合わされている。そして、前述のように所定のス
テープル位置に移動して待機しているステープラ83が第
15図に示すステープルモータ224に駆動されて重ね合わ
された記録紙45を綴じる。なお、ステープラ83の所定の
ステープラ位置は、製本された記録紙45が読み易いよう
に記録紙45の左肩部となるように予め設定されており、
必要によっては右肩部に設定することも可能であり、ま
た左肩部を綴じた後にステープラ83を移動させて右肩部
を綴じるようにすることも可能である。なお、第15図に
示すトレイ紙有無センサ221によって放出ベルト機構88
の放出ベルト127上の記録紙45の有無が検出され、1回
転センサ222によって記録紙45の綴じ込みが判断され、
また針有無センサ223によりステープラ83の綴じ用針の
有無が検出されて、それぞれに対応してステープラ83の
作動が的確にコントロールされる。
次いで、第3図において放出ベルト駆動用モータ136
が駆動されギヤブロック135、駆動プーリ134、伝動用ベ
ルト133、中間プーリ132および駆動側プーリ128を介し
て放出ベルト127が上方に移動し、これに伴って予めホ
ームポジションに位置していたフック137が記録紙45の
後端45bを喰えて上昇し、綴じられN頁の記録紙45が第
1図に示す排出ユニット82の排出トレイ90に排出されて
後処理装置41のステープラ部44における一連の作業が終
了する。なお、ステープルユニット81から順次に綴じら
れた記録紙45が排出トレイ90に移載されると、その自重
により排出トレイ90が排出トレイ移動機構91を介して下
降することは勿論である。
一方、第16図に示す第1モード切換スイッチ250によ
り後処理装置41がステープルモードにあり、さらに複写
機42から排出されるN頁の記録紙45の所定の順序が記録
紙45の最終頁Nから逆の順の順序である場合には、第16
図に示す第2モード切換スイッチ252により後処理装置4
1が搬送モードに切換えられる。そして、第1図におい
て反転機構76の切換爪71が図中仮想線で示す位置で切換
えられて記録紙45が第1搬送経路47の入口部47aから第
2搬送経路48に沿って反転されずにステープラ部44に搬
送される。順次に搬送されたN頁の記録紙45は放出ベル
ト機構88上、ジョガーフェンス85、86の間で表を上向き
として重ね合わされるため、重ね合わされた記録紙45は
上方から頁の順序となる。そして、反転モード時と同様
な操作によって頁の順序に従って綴じられた記録紙45が
排出トレイ90に排出される。
このように本実施例においては、ステープルユニット
81を、ガイドプレート139、プレート123およびガイドプ
レート144、145に排出される記録紙の排出方向と垂直な
方向に引き出し可能にしたため、ステープラ83の針の交
換作業およびステープルユニット81内で記録紙のジャム
が発生したときの処理作業を容易に行なうことができ、
操作性を向上させることができる。また、ジョガーフェ
ンス85、86によって記録紙を揃えるようにしたため、記
録紙を確実に揃えて綴じることができる。また、本実施
例では、ステープルユニット81のステープラ83を記録紙
45の左右の幅方向に移動可能とし、さらに第2モード切
換スイチ252によって複写機42から後処理装置41に送り
込まれる記録紙45の頁の順序に対応して容易に後処理装
置41を搬送モードあるいは反転モードに切換可能として
いる。このため、複写機42で複写される原稿の横書き、
縦書きに拘らず、常にステープラ83が綴じるステープル
の位置を所望の位置とし、さらに送り込まれる記録紙45
の頁の順序にかかわらずす、常に正しい頁の順序で記録
紙45を綴じることができる。その結果、後処理装置41は
複写機42のあらゆる機能にも対応可能となり、このため
後処理装置41の適用範囲を広くすることができる。
なお、後処理装置41のステープルモードの場合に限ら
ずなお、後処理装置41がシフトトレイモードに切換えら
れた場合にも、第16図の第2モード切換スイッチ252を
反転モード側に切換えて記録紙45を反転することが可能
である。すなわち、第1図において、記録紙45を第1搬
送系路47の入口部47aから第2搬送経路48に送り、さら
に第2駆動用モータ60の逆転により記録紙45を切換爪71
の背面に通して垂直部47bに搬送することによってシフ
トトレイ部43に搬送される記録紙45の表裏を反転させる
ことが可能である。
(効果) 請求項1記載の発明によれば、ステープル手段の針の
交換作業およびステープルユニット内で記録紙のジャム
が発生したときの処理作業を容易に行なうことができ、
操作性を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、記録紙を確実に揃えて
綴じることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第16図は本発明に係る画像形成装置の後処理装
置の一実施例を示す図であり、第1図はその正面断面構
成図、第2図は第1図のF部の拡大図、第3図は第1図
のIII−III矢視図、第4図は第3図のIV−IV矢視図、第
5図はそのジョガーフェンスおよび放出ベルト機構の矢
視図、第6図は第3図のVI−VI矢視断面図、第7図は第
1図のG部の拡大図、第8図はそのシフトトレイ部のト
レイおよび突き当て板の平面図、第9図は第1図におい
て矢印H方向から見たトレイ基端部近傍の部分斜視図、
第10図は第1図X−X要部矢視図、第11図は第10図にお
いて矢印I方向から見たシフトトレイ機構の要部斜視
図、第12図はその紙面押圧機構の斜視図、第13図は第1
図のK部の拡大図、第14図は第13図のL部の斜視図、第
15図はそのセンサ、駆動モータおよび主要作動部材、機
構の全体構成図、第16図はその制御部のブロック図であ
る。第17図および第18図は従来の後処理装置の一例を示
す図であり、第17図はその正面断面構成図、第18図はそ
の原稿の置き方に対応する記録紙のステープルの位置お
よび製本後の記録紙の状態を示す図、第19図は従来例の
課題を説明するための図である。 41……後処理装置、 42……複写機(画像形成装置)、 45……記録紙、 81……ステープルユニット、 83……ステープラ(ステープル手段)、 84……ステープラ移動機構(移動手段)、 85、86……ジョガーフェンス(揃え手段)、 87……ジョガーフェンス移動機構(揃え手段)、 123……プレート(ステープルトレイ)、 139……ガイドプレート(ステープルトレイ)、 144、145……ガイドプレート(ステープルトレイ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−101267(JP,A) 特開 昭63−109448(JP,A) 特開 昭62−290668(JP,A) 特開 平2−276692(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 37/04 G03G 15/00 534 B42C 1/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置から排出される記録紙を製本
    処理する後処理装置において、 前記画像形成装置から排出される記録紙を重ね合わせて
    載置するステープルトレイ、該ステープルトレイに載置
    された記録紙を綴じるステープル手段および該ステープ
    ル手段によって綴じられた記録紙を前記ステープルトレ
    イから移動させる移動手段を一体的に具備するステープ
    ルユニットを有し、 前記ステープルユニットは、前記ステープルトレイに排
    出される記録紙の排出方向と垂直な方向に引き出し可能
    であることを特徴とする画像形成装置の後処理装置。
  2. 【請求項2】前記ステープルユニットは、前記ステープ
    ルトレイに載置された記録紙を揃える揃え手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置の後処理
    装置。
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