JP2809472B2 - ホームバス接続光空間伝送ネットワーク - Google Patents

ホームバス接続光空間伝送ネットワーク

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JP2809472B2
JP2809472B2 JP7450990A JP7450990A JP2809472B2 JP 2809472 B2 JP2809472 B2 JP 2809472B2 JP 7450990 A JP7450990 A JP 7450990A JP 7450990 A JP7450990 A JP 7450990A JP 2809472 B2 JP2809472 B2 JP 2809472B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はインターフェースユニットを介してホーム
ハスに接続される光空間伝送ネットワークに関する。
〔従来の技術〕
光空間伝送により情報の伝達を行う場合、特に、1対
N通信では、送信側と受信側の空間見通し上の制約から
ネットワークエリアを広げることが難しい。勿論、中継
器を設ければ、この問題は解消されるが、専用の中継器
を置くことは、コスト上昇につながる上、中継器が複数
台になると、混信対策を立て難く、送信回路から受信回
路への回り込みによる誤動作が発生するので、これを防
ぐための設置場所の制約を受けたり、構造に工夫を必要
とする等の別の問題が発生する。
第10図は、専用の中継器を用いず、光空間伝送装置
に、中継機能を持たせてなる、例えば、特開昭59−1221
43号公報に記載された光空間伝送ネットワークを示した
ものである。
第10図において、1は送信機Tと受信機Rを有する光
空間伝送装置であって、ホストコンピュータHCやネット
ワークノード等とつながっている。光空間伝送装置1a〜
1cは、第11図に示す如く、送信機Tと受信機Rおよびパ
ーソナルコンピュータ等のデータ端末2を有し、その受
信機Rは光/電変換器3および復調器4を有し、また送
信機Tは変調器5および電/光変換器6を有しており、
データ端末2は折り返し回路を構成するスイッチ7、そ
の制御用アドレス判別器8、復調データの記憶用メモリ
9を有している。光空間伝送装置1dは送信機Tと受信機
Rからなる。
各光空間伝送装置1a〜1cは、光信号を受けると、これ
を光/電変換して復調器4に入力する。復調器4では、
クロックの抽出および復調が行われ、復調データは抽出
したクロックによりメモリ9に書込まれる。送信時に
は、伝送すべきデータに送信先のアドレスおよび送信元
のアドレスを加えた送信データが上記スイッチ7を通し
て変調器5に入り、ここで変調され、変調出力が電/光
変換され、これが光信号として放射される。アドレス判
別器8は復調器4の出力が含む送信先アドレスを調べ、
該アドレスが自己宛のものでなければ、上記折り返し回
路を構成するスイッチ7を変調器5に接続し、復調器4
の出力を変調器5に導き、この変調器5は電/光変換器
6を通して空間に送出される。
この構成において、光空間伝送装置1、1a〜1c、1dに
は固有のアドレスが割当てられる。光空間伝送装置1aが
光空間伝送装置1へ送信するときは、自己および宛先ア
ドレス(この場合、光空間伝送装置1のアドレス)を付
してデータを送信機Tから送信する。光空間伝送装置1b
はこの光信号を受信するが、宛先が自己宛ではないので
折り返し機能により受信データをそのまま(データおよ
び送信先アドレス、送信元アドレススを変更することな
く)、送信機Tにより光空間伝送装置1へ転送する。光
空間伝送装置1は受信信号が自己宛のものであるので、
折り返しモードを解除して受信データをホストコンピュ
ータHCへ送出する。
〔発明が解決しようとする課題〕
このネットワークにおける光空間伝送装置1a〜1cは送
信先アドレスが自己に割当られたアドレスでない場合
に、受信信号を中継する機能を有しているので、前記し
た問題は解決されているが、受信した信号が送信元から
直接受信したものであるか、他の光空間伝送装置で中継
されたものであるかの区別がつかないために、第12図に
示すように、光空間伝送装置1が光空間伝送装置1cを指
定して光信号しか送出した場合、送信先でない光空間伝
送装置1aと1b間で、繰り返し中継が発生し(、、
・・・は中継動作回数を示す)、中継動作が継続される
恐れがある。
更に、この種の光空間伝送装置1a〜cをホームバス
(図示しない)に接続して、照明灯などの住宅内機器の
制御や監視を行おうとすると、光空間伝送装置1a〜cか
らの信号がホームバスに影響を与えるという問題が生じ
る。
本発明は上記問題を解消するためになされたもので、
光空間伝送ネットワーク内での通信をホームバスに影響
を与えることなく行うことができ、信号の到達ルートを
気にすることなくホームバスに接続する実用的に優れた
ホームバス接続光空間伝送ネットワークを提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、光信号を送受する
複数の制御端末および光信号を送信するリモートコント
ローラおよび光信号を送受するインターフェースユニッ
トからなり、該インターフェースユニットがホームバス
に接続された光空間伝送ネットワークであって、上記光
信号はバケット種別と送信元アドレス、受信先アドレス
および制御データを有し、上記インターフェースユニッ
トは上記ホームバスと上記光空間伝送ネットワーク相互
間の中継に際しては受信信号が指定する上記バケット種
別に従い信号形式の変換を行って中継するとともに上記
リモートコントローラからの信号に対して中継情報を載
せて中継する機能を有し、上記制御端末は受信信号が自
端末宛である場合は上記制御データを解読して支配機器
に制御信号を送出し、他端末宛である場合は、上記受信
信号を、中継情報を載せて送出する中継動作を行い、該
中継情報を有する信号を受信した制御端末のうち、受信
信号が自己宛でないものは出力動作を行わない構成とし
たものである。
請求項2では、インターフェースユニットはパケット
種別がホームバスを指定する受信信号のうち非中継の信
号を受信した場合には受信後に不感帯を設定し、制御端
末は受信信号が自端末宛である受信信号のうちの非中継
信号である場合には受信後に不感帯を設定するように
し、請求項3では、中継情報が、信号のデータフォーマ
ットに立てられるフラグである構成とした。
〔作用〕
本発明では、インターフェースユニットは光空間伝送
ネットワーク内で発生した信号のフォーマットのパケッ
ト種別が「ホームバス」を指定しているである場合に
は、ホームバス上に中継するが、パケット種別が上記
「ネットワーク」を指定している場合には、ローカルネ
ットワーク内の制御端末へ中継するので、リモートコン
トローラから制御端末への信号等がホームバスBUSに接
続されている他のネットワークに対して影響を与えるこ
とは無い。
また、インターフェースユニット、制御端末が信号を
中継する機能を有し、この中継に際しては、中継情報を
載せて送信し、受信信号にフラグが立っている場合には
自端末は非中継段であると判別し、該受信信号が自端末
宛でない場合には受信データを捨てるので、中継の反復
動作は生じない。
また、各制御端末は受信信号が自端末宛で非中継信号
である場合には、受信後、不感帯を設定して受信動作を
中継するので、最初に到来した信号でのみ動作し支配機
器を誤動作させる危険は無い。
〔実施例〕
以下、本発明の1実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、HCTはホームコントローラであっ
て、後述する光空間伝送ネットワークを構成する制御端
末の支配機器に対する制御信号をホームバスBUS上に送
出したり、光空間伝送ネットワークからホームバスBUS
を通して送信されてきた信号を解読して対応する表示ラ
ンプや警報器等を作動させたりする。
10はホームバスBUSに接続されたインターフェースユ
ニットであって、送信部Tと受信部Rおよび制御部Cを
備え、第2図に示すブロック構成を有している。20A、2
0B、20Cは多段配置された制御端末であって、第3図に
示す如きブロック構成を有している。30はリモートコン
トローラであり、そのブロック構成を第4図に示す。
第2図において、受信部Rは、光信号を電気信号に変
換する光/電変換器11、該光/電変換器11で電気信号に
変換された受信信号を復調する復調器12を有し、復調し
たデータを制御部Cに送る。制御部Cは、上記復調され
たデータを、一旦、格納する受信データメモリ13、アド
レスデコーダ14、制御器145、送信回路16、バス制御回
路BUSCONTを有している。送信部Tは、変調器17、電/
光変換器18を有し、送信回路16はアドレスデコーダ14か
らの指令により起動されて、受信データメモリ13から格
納されているデータを読み出し、フラグを立て送信デー
タフォーマット40を組立てる。変調器18はこの送信デー
タフォーマット40を有する信号を変調して電/光変換器
18に入力する。19は入力回路であって、制御器15が支配
する機器の状態を監視し、送信回路16を起動して状態信
号をバス制御回路BUSCONTへ送出させる。
制御器15はアドレスデコーダ14からの指令(通知)に
より、受信データメモリ13に格納されたデータのうちの
制御コードを読出し、これを解読して支配機器へ制御信
号を送出する。
第3図において、光信号を受信する受信部Rは、光信
号を電気信号に変換する光/電変換器21、該光/電変換
器21で電気信号に変換された受信信号を復調する復調器
22を有し、復調したデータを制御部Cに送る。制御部C
は、上記復調されたデータを、一旦、格納する受信デー
タメモリ23、アドレスデコーダ24、制御器25A、送信回
路26および入力回路29を有し、前記したバス制御回路BU
SCONTを有しない点においてインターフェースユニット1
0の制御部Cと相違する。送信部Tは、変調器27、電/
光変換器28を有し、送信回路26はアドレスデコーダ24か
らの指令により起動されて、受信データメモリ23から格
納された全データを読み出し、フラグを立て送信データ
フォーマット40を組立てる。変調器27はこの送信データ
フォーマット40を有する信号を変調して電/光変換器28
に入力する。
制御器25はアドレスデコーダ24からの指令(通知)に
より、受信データメモリ23に格納されたデータのうちの
制御コードを読出し、これを解読して支配機器へ制御信
号を送出する。
なお、制御端末20A〜20Cは、アドレスデコーダ24が受
信データを自端末宛で、かつ非中継信号であると判別し
た場合には、受信後、時間T2の不感帯を設定する。この
不感帯T2は、リモコン10、制御端末20A〜20Cが信号送出
および受信に要する時間をT1とし、処理時間遅れをTL
とした場合、 T2(T1+TL) ……(1) で与えられる。
第4図において、31はキースイッチ、32は入力回路、
33は送信回路、35は変調器、36は電/光変換器である。
第5図は光空間伝送ネットワーク(ローカルネットワ
ーク)における信号のデータフォーマット40を例示した
もので、信号の始まりを識別するためのリーダ部41、シ
ステムを識別するための固定値であるカスタムコード4
2、ホームバスBUSへの送信か、上記ローカルネットワー
ク内における通信かを識別するためのパケット種別43、
受信先端末を指定する受信アドレスコード45、送信先端
末を指定する送信アドレスコード44、中継フラグ46、制
御端末に動作を指示する制御コード(ホームバスデータ
コードでEIAJ規格を用いる)47、データの符号誤りを検
出するための冗長符号48、パケットの終わりを示すトレ
ーラ49からなる。
以下に、この装置の動作を第6図の信号タイムチャー
トを参照して説明する。
説明の便宜上、制御端末20A、20B、20Cの制御部Cが
制御する制御対象が、それぞれ第1の照明灯、第2の照
明灯、第3照明灯であるとし、 (A)第7図に示すように、ホームコントローラHTCか
らホームバスBUS上に第1の照明灯を点灯(ON)するた
めの制御信号が送出されたものとする。
バス制御回路BUSCONTはこの制御信号のホームバス用
データフォーマットを第5図に示したローカルネットワ
ーク用のフォーマットに変換する。即ち、パケット種別
43を「ローカル」、受信アドレスコード45を制御端末20
Aのコード、送信アドレスコード44を自己のアドレスコ
ードとし、中継フラグ46は「0」にして、このデータフ
ォーマットを有する信号を送信回路16に送出する。送信
部Tはこの信号を変調して光信号L1として部屋空間に放
射する。
部屋空間に放射された信号L1は、まず、制御端末20B
で受信され、該制御端末20Bでは、受信した光信号L1
光/電変換器21で電気信号に変換し、復調器22で復調し
たのち受信データを受信データメモリ23に格納する。受
信データが受信データメモリ23に格納されると、アドレ
スデコーダ24は受信データメモリ23に格納された受信デ
ータから送信先アドレスとフラグを読出し、送信先アド
レスから受信データが自端末宛であるか他端末宛である
かを判別し、そしてフラグが立てられているか否か(中
継情報を有するか否か)を判別する。受信データが自端
末宛である場合には、制御器25にその旨を通知するが、
今の場合、他端末(制御端末20A)宛で、中継情報を持
たないので、送信回路26に、受信したデータを中継すべ
き旨を指令する。この指令を受けた送信回路26は受信デ
ータメモリ23に格納されているデータ(送信先アドレ
ス、制御コード)を読み出し、フラグを立てた(値
「1」)送信データフォーマットで変調器27へ送出す
る。変調器27で変調された送信信号は電/光変換器28で
光信号L2に変換されて空間に放射される。
上記光信号L1は制御端末20Aでも受信される。この光
信号L1は受信アドレスとして制御端末20Aを指定してい
るので、制御端末20Aのアドレスデコーダ24は、受信デ
ータが自端末宛であると判別し、制御器27が受信データ
メモリ23に格納された受信データのうちの制御コードを
読出し、これを解読して、前記第1の照明灯にON指令を
与える。
制御端末20Aは上記光信号L1とL2とを受信し、同じ制
御データを2度受信することになるが、インターフェー
スユニット10から受信した場合は、フラグが立っていな
いので上記動作を行って不感帯T2を選定する。制御端末
20Bからの光信号L2はこの不感帯T2の間に受信するの
で、この信号を無視し、誤動作を避ける。
(B)次に、リモートコントローラ30から制御端末20A
を制御する場合について、第8図を参照して説明する。
制御端末20Aとその支配機器の動作を指定するキーを
押すと、リモートコントローラ30からは、第5図のデー
タフォーマット40において、パケット種別43を「ローカ
ル」、受信アドレスコード45を制御端末20Aのコード、
送信アドレスコード44を自己のアドレスコードとし、中
継フラグ46は「0」にしたデータフォーマットを有する
信号を変調器54で変調し、電/光変換器55で光信号L3
変換してを送信する。
インターフェースユニット10、この光信号L3を受信す
ると、受信した光信号L3を光/電変換器11で電気信号に
変換し、復調器12で復調したのち受信データを受信デー
タメモリ13に格納する。受信データが受信データメモリ
13に格納されると、アドレスデコーダ14は受信データメ
モリ13に格納された受信データから送信先アドレスとフ
ラグを読出し、送信先アドレスから受信データが自端末
宛であるか他端末宛であるかを判別し、そしてフラグが
立てられているか否か(中継情報を有するか否か)を判
別する。受信データが自端末宛である場合には、制御器
15にその旨を通知するが、今の場合、他端末(制御端末
10A)宛で、中継情報を持たないので、送信回路16に、
受信したデータを中継すべき旨を指令する。この指令を
受けた送信回路16は受信データメモリ13に格納されてい
るデータ(送信先アドレス、制御コード)を読み出し、
フラグを立てた(値「1」)送信データフォーマットで
変調器17へ送出する。変調器17で変調された送信信号は
電/光変換器18で光信号L4に変換されて空間に放射され
る。
制御端末20Bも受信した光信号L3が自己宛ではないの
で、フラグを立てて再度送信(この光信号はL5とする)
する。
制御端末20Aはこの光信号L3が受信アドレスとして制
御端末20Aを指定しているので、そのアドレスデコーダ2
4は、受信データが自端末宛であると判別し、制御器27
が受信データメモリ23に格納された受信データのうちの
制御コードを読出し、これを解読して、前記第1の照明
灯にON指令を与える。
この場合も、制御端末20Aはリモートコントローラ30
から光信号L3を直接受信する他、インターフェースユニ
ット10、制御端末20Bでそれぞれ中継された光信号L4、L
5を受信するが、この中継された信号は制御端末20Aが設
定する不感帯T2の間に受信することになるので、誤動作
は生じない。
上記(A)および(B)において、制御端末20Cで
は、受信した信号の送信先アドレスが自端末宛ではな
く、かつフラグが立てられていることにより、自端末は
中継動作を行わない非中継段であると判定し、アドレス
デコーダ24は制御器25および送信回路26のいずれにも指
令は出さず、受信アドレスメモリ23の内容を消去する。
(C)次に、制御端末20AからホームバスBUS上に送信す
る場合を、第9図を参照して説明する。
制御端末20Aが支配機器である第1照明灯の状態をホ
ームバスBUSを通してホームコントローラHCに送信する
場合、送信回路26は、支配機器の状態を、例えば定期的
に取り込んだ入力回路29により起動されて、第5図に示
すデータフォーマット40において、パケット種別を「HB
S」、送信アドレスを自己のコード、受信アドレスをホ
ームコントローラHCTのコードとし、制御コード45を
「状態コード」としたフォーマットの信号を光信号L6
変換して送信する。この信号L6を受信したインターフェ
ースユニット10はバケット種別が「HBS」であるので、
バス制御回路BUSCONTに送り、バス制御回路BUSCONTは上
記フォーマットをホームバス用のフォーマットに変換し
てホームバスBUS上に送出する。ホームバスBUS上に送出
された該信号はホームコントローラHCTで受信され、ホ
ームコントローラHCTは該信号が自局宛であるので、こ
れを解読して、制御端末20Aの支配機器の状態を、対応
する表示部に表示する。
信号L6は制御端末20Bでも受信されるが、自端末宛で
はないので、フラグを立てて再度送信(この光信号はL7
とする)する。
このため、インターフェースユニット20は制御端末20
Aから信号L6を、制御端末20Bから信号L7を受信するが、
中継された信号L7は信号L6の受信により設定される不感
帯T2の間に受信するので、これは無視される。
このように、本実施例では、インターフェースユニッ
ト10はローカルネットワーク内で発生した信号のフォー
マットのパケット種別が「HBS」である場合には、ホー
ムバスBUS上に中継するが、パケット種別が「ローカ
ル」である場合には、ローカルネットワーク内の制御端
末へ中継するので、リモートコントローラ30から制御端
末20A〜20Cへの信号等がホームバスBUSに接続されてい
る他のローカルネットワークに対して影響を与えること
は無い。
また、インターフェースユニット10、制御端末20A〜2
0Cが信号を中継する機能を有し、この中継に際しては、
中継情報を載せて送信し、受信信号にフラグが立ってい
る場合には自端末は非中継段であると判別し、該受信信
号が自端末宛でない場合には受信データを捨てるので、
中継の反復動作は生じない。
また、各制御端末20A〜20Dは受信信号が自端末宛であ
り、かつフラグが立っていない場合には、受信後、不感
帯T2を設定して受信動作を中断するので、最初に到来し
た信号でのみ動作し、支配機器を誤動作させる危険は無
い。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明した通り、ホームバスに接続される
インターフェースユニットがゲートウエイ機能を有し、
ホームバスからローカルネットワークへ、ローカルネッ
トワークからホームバス上への信号を、フォーマットを
変換して中継するので、ローカルネットワーク間での通
信を、ホームバスに影響を与えることなく行うことがで
き、またローカルネットワークにおいては、上記インタ
ーフェースユニットおよび上記制御端末は、中継に際し
て中継情報を付加して送出し、受信信号がこの中継情報
を有し、かつ自端末宛でない場合には出力動作を行わな
い構成としたことにより、中継が繰り返されることは無
く、また、前記した光信号の回り込みによる誤動作も無
いから、価格や空間見通しによる制約が少なく、光空間
伝送ネットワークを信号の到達ルートを気にすることな
くホームバスに接続することができ、制御端末の増減も
簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すネットワーク、第2図は
上記実施例におけるインターフェースユニットの具体的
構成を示すブロック図、第3図は上記実施例における制
御端末の具体的構成を示すブロック図、第4図は上記実
施例におけるリモートコントローラのブロック構成図、
第5図は上記実施例における送信データフォーマット、
第6図は上記実施例にけおる中継動作を説明するための
信号タイムチャート、第7図〜第9図は上記実施例の動
作を説明するための信号経路図、第10図はは従来の光空
間伝送ネットワークを示す図、第11図は上記従来例にお
ける光伝送装置の内部構成を示すブロック図、第12図は
上記従来例の問題点を説明するためのネットワーク図で
ある。 10……インターフェースユニット、 20A〜20C……制御端末、 11、21……光/電変換器、12、22……復調器、13、23…
…受信データメモリ、14、24……アドレスデコーダ、1
5、25……制御器、16、26……送信回路、17、27……変
調器、18、28……電/光変換器、19、29……入力回路、
BUS……ホームバス、BUSCONT……バス制御回路、HC……
ホームコントローラ、 C……制御部、R……受信部、T……送信部、
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 9/00 301 (56)参考文献 特開 平3−136429(JP,A) 特開 平2−60252(JP,A) 特開 平2−828(JP,A) 特開 平1−174134(JP,A) 特開 昭63−153935(JP,A) 特開 昭62−254544(JP,A) 特開 昭62−172834(JP,A) 特開 昭60−177754(JP,A) 特開 昭58−17736(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28,12/40 H04L 12/46 H04B 7/26,10/10 JICSTファイル(JOIS) WPI(DIALOG) INSPEC(DIALOG)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光信号を送受する複数の制御端末および光
    信号を送信するリモートコントローラおよび光信号を送
    受するインターフェースユニットからなり、該インター
    フェースユニットがホームバスに接続された光空間伝送
    ネットワークであって、上記光信号はパケット種別と送
    信先アトレス、受信先アドレスおよび制御データ含むフ
    ォーマットをを有し、上記インターフェースユニットは
    上記ホームバスと上記光空間伝送ネットワーク相互間の
    中継に際しては受信信号が指定する上記パケット種別に
    従い信号形式の変換を行って中継するとともに上記リモ
    ートコントローラからの上記制御端末宛信号に対して中
    継情報を載せて中継する機能を有し、上記制御端末は受
    信信号が自端末宛である場合は上記制御データを解読し
    て支配機器に制御信号を送出し、他端末宛である場合
    は、上記受信信号を、中継情報を載せて送出する中継動
    作を行い、該中継情報を有する信号を受信した制御端末
    のうち、受信信号が自己宛でないものは出力動作を行わ
    ないことを特徴とするホームバス接続光空間伝送ネット
    ワーク。
  2. 【請求項2】インターフェースユニットはパケット種別
    がホームバスを指定する受信信号のうち非中継の信号を
    受信した場合には受信後に不感帯を設定し、制御端末は
    受信信号が自端末宛である受信信号のうち非中継信号で
    ある場合には受信後に不感帯を設定することを特徴とす
    る請求項1または2記載のホームバス接続光空間伝送ネ
    ットワーク。
  3. 【請求項3】中継情報は、信号のデータフォーマットに
    立てられたフラグであることを特徴とする請求項1記載
    のホームバス接続光空間伝送ネットワーク。
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